パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
『刑事コロンボ』に「断たれた音」というエピソードがあります。原題は"The Most Dangerous Match"です。チェスの名人であるクレイトンは、東欧のチャンピオンであるデューデックと対戦することになっており、本番前に偶然出会ったデューデックと食事を共にして、その店の市松模様のテーブルクロスを盤に見立てて塩や胡椒を駒に対戦し、負けてしまいます。プレッシャーに打ちのめされそうになるクレイトンは、デューデックを殺そうと考え、宿泊先のホテルのゴミ粉砕機に突き落としますが、デューデックは重傷を負うものの一命を取り留めます。そこでクレイトンは、デューデックの世話をしているリンダの薬品リストをチラ見し、入院しているデューデックに必要な薬を取りに来ることを考え、毒薬をそれに混ぜます。その結果デューデックは急死し、またデューデックの荷物やクレイトンの行動に不審な点を抱いたコロンボは、愛犬の手術の付き添いの傍ら捜査に乗り出します。そしてクレイトンに聴覚障害があって、しかも補聴器が壊れており、そのためゴミ粉砕機でデューデックを殺そうとした時に、ある音が聞こえずうまく行かなかったことを突き止めます。