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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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軍師官兵衛徒然-41

第45回「秀吉の死」。熊之助と吉太夫は糸にだけ事実を伝えて朝鮮に渡るものの、船が玄界灘で難破します。その後糸は、このことを光に伝えて詫びますが、光は努めて前向きに振舞っていました。その慶長3(1598)年、年老いた秀吉は秀頼の行く末が気になっていました。桜を見ているところへ徳川家康が訪れ、我ら家臣がお守りすると述べるものの、秀吉は家康をよく思っておらず、朝鮮の如水を呼び戻すように命じます。その頃朝鮮では小早川秀秋率いる日本軍は膠着状態でした。その時熊之助と吉太夫の遭難が知らされ、如水は吉太夫の父太兵衛にもそれを知らせます。2人は同時に涙し、互いに相手に詫びます。同じ頃糸が女児を出産するものの、男の子でなかったことを気に病むようになって行きます。

帰国した如水は病床の秀吉に面会します。秀吉は中国攻めの際に、如水が「ご武運が開けましたぞ」と言ったことを懐かしみ、秀頼の今後を頼みますが、如水はそれを拒否します。秀頼はこの時まだ6歳で、天下人には幼過ぎました。自分が天下人になりたいのかと問う秀吉に、如水は殿下と共に乱世を収められて満足であり、軍師として仕えることができて幸せだったと礼を述べ、そのまま去って行きます。この両名が2度と会うことはありませんでした。さらに如水は天満の屋敷で糸が産んだ女児、お菊に会います。光はなお熊之助が生きていると信じたがっていましたが、如水は最早戻らぬと言い、初めて涙を流します。一方糸は体調が悪く、床に臥せたままでした。そして同年8月18日、秀吉はおねに看取られて62歳の生涯を閉じます。

秀吉が亡くなったことで、石田三成が朝鮮へ行って諸将を帰国させることになります。茶々は三成が不在の間に、何が起こるかわからないと案じます。実際徳川家康は、天下取りを虎視眈々と狙っていました。その家康の許に、秀吉の訃報が届きます。「死んだか」と声を上げる家臣に対して、家康は手を合わせてこのように述べます。
「太閤は英雄であった」
しかし、自分の死後のことをもう少し考えるべきだったと言い、天下取りに意欲を燃やします。その一方で、如水は領地の豊前中津に戻っていました。栗山善助から、朝鮮からの諸将帰国の件を聞かされた如水は、新たな乱世が始まるのを予感します。

いよいよ秀吉が亡くなり、再び情勢が混沌として来ます。この大河では大坂城内のことより、黒田如水(官兵衛)のことを主に描いているせいもあり、五大老五奉行についてさほど詳しくは紹介されていません。ただ今後、家康が大老であることの制約を破り、自分を利するための動きに出るのは確かです。ちなみに秀吉の最晩年という時期に、中国攻め、ひいては本能寺の変というのを出して来るのは何とも暗示的です。あれによって秀吉は天下人となりえたわけですが、今度は別の人物が新たな天下人となる可能性が高いわけで、秀吉が必死になってそれを阻止したがっている様子に、何やら憐憫の情を覚えます。そしてこれでは、最後まで側についているのは、やはり苦楽を共にした正室のおねでした。

一方で年若くして亡くなった熊之助です。鎧櫃を背負って吉太夫と出かけた所を、実は義姉の糸が目撃していました。自分を責める糸をなだめる光ですが、糸は男児を産まなかったことで、またしても自分を責めることになります。また光も、熊之助が死んだということを受け入れられず、長政も生きていたのだから生きているに違いないと、懸命に自分に言い聞かせます。何か痛々しさが漂います。むしろ如水がはっきり「もういない」と言ったことで、彼女はこの自縄自縛状態から解放されたともいえます。しかし糸はどうなるのでしょうか。そして朝鮮で熊之助と吉太夫の遭難を知った如水は、その手紙を太兵衛にも見せます。互いに詫びを言う2人は主従というよりは、それぞれの子を失った2人の父親に他なりませんでした。

そして徳川家康が、秀吉の死を知った時の描かれ方も大河により様々です。『功名が辻』の西田敏行さん演じる秀吉の喜びようは、今もよく覚えています。実際秀吉の「ご武運」云々以上に、この人物に取っては待ちに待った時が来たということでしょう。この大河での、寺尾聡さん演じる家康は右目が半分ふさがったようになっていますが、秀吉の訃報を聞いて初めてその目が元に戻ります。これはこういうことだったのかと、ちょっと意外に思ったものです。一方で茶々は、三成の不在にひどく怯えます。尤も三成がいるから必ずしも安全というわけでもなく、急に徳川が攻めてくるわけでもないのですが、この人物しか頼るべき相手がいないというのも、華やかな生活とは裏腹にわびしいものを感じさせます。

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[ 2019/02/17 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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