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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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軍師官兵衛徒然-38

いつもより遅くなりましたが、『軍師官兵衛』第42回「太閤の野望」です。鶴松が夭折した後、秀吉は最早自分の目的はこれであると、唐入りを実行に移します。そのため黒田長政をはじめ、九州の肥前名古屋に城を築かせ、文禄元(1593)年に兵たちを朝鮮半島へ派遣することになりました。しかし官兵衛は、この大義の感じられない戦に反対しており、徳川家康もそれに同意します。日本軍は最初は快進撃を続けました、首都漢城(今のソウル)を陥落させ、さらに平壌にまで軍を進めるに至ります。しかし漢城陥落の際に王を逃がしたことを聞いた官兵衛は、不安なものを感じます。さらに日本軍の先手は、互いに仲がいいとはいえない、加藤清正と小西行長が務めており、2人の関係は出発前からぎくしゃくしていました。

さらに戦略もあるとは言い難く、一旦朝鮮に渡って長政に会った官兵衛に、家臣たちは、大まかな地図しか渡されておらず、手探りで進むような状態であったことを打ち明けます。また豊臣家の方では、その前年に秀吉が、関白を甥の秀次に譲っており、自らは太閤となっていました。鶴松を失って元気のない茶々を、肥前まで連れて行くことにした秀吉ですが、その茶々は世継を再び生むことを密かに石田三成に話し、これは私の戦と口にします。その後名護屋城で茶々は、2人目の子を授かったことを秀吉に伝えます。しかし秀吉がそうしている間にも、朝鮮では巻き返しが始まっており、明の軍が押し寄せて来て、日本軍は劣勢となっていました。このため明と和睦を行うことになりますが、秀吉が出した条件は、到底相手には受け入れられないものでした。

このため官兵衛は秀吉の意向を無視し、釜山まで兵を退くことを決めます。秀吉の名代として来ている三成は異を唱え、漢城を守るように言いますが、事態は急転していました。その後三成と共に、状況を報告するため戻った官兵衛ですが、秀吉は自分の命に背いた官兵衛を苦々しく思っていました。しかしこれは、三成が讒言したせいでもありました。三成はこの戦の失敗で、自分たち奉行にも咎めがあることを懸念し、偽りの報告をして保身を図り、さらに秀吉の怒りの矛先が官兵衛に向くように謀ったわけです。光はおねに、茶々の懐妊の祝いを述べていましたが、彼女たちのそれぞれの夫の間には亀裂が生じており、官兵衛は謹慎を命じられます。これは長政にも伝えられました。謹慎中の官兵衛は外に目をやり、藤の花が濡れそぼっているのを目にします。

まず秀吉が関白の座を秀次に譲ります。これで太閤となった秀吉は、茶々が再び懐妊したのを大いに喜びます。この時の秀吉は既に近江勢、つまり茶々と三成に篭絡されたが如き感があります。一方で茶々は三成に、もう一人世継を産むと宣言します。これがどのような意味であるかは、大体察しがつきます。同じ織豊政権を描いた『功名が辻』ほど、茶々が三成につきまとうシーンはありませんが、それでも秀吉の子即ち三成の子を窺わせるシーンです。しかし秀吉がそのようなことをしている間にも、朝鮮では戦が続いていました。はなから無謀な戦であることがわかっていた官兵衛ですが、日本に取って形勢不利になってからは、漢城を捨てて釜山に兵を退くよう、総大将の宇喜多秀家に伺いを立てます。これが三成に取っては面白くありません。

結局三成は秀吉に嘘の報告をして、官兵衛を陥れようとします。しかしそれから10年も経たずして、今度は自分が不利な状況に立たされることになるのですが…。官兵衛が窓から見た藤の花が、あの有岡城での幽閉を思わせます。それにしても秀吉のこの唐入り、確かに大義なき戦ではあります。そもそも明の北にはロシア、南には東南アジアがあります。さらにインドも視野に入っていたと言います。これらの国々との関係の構築がまた大変だろうとは思うのですが。しかし秀吉も無謀ではありましたが、当時の朝鮮も弾圧や派閥争いが続いていて、一枚岩ではありませんでした。さらに宗主国である明は、この戦役に加担したことで弱体化し、それが清王朝の台頭を許す一因になったともいわれています。

なおこの中で、小西行長と加藤清正の不仲について、清正が行長を薬屋呼ばわりするところがあります。行長の父小西隆佐はキリシタンで、洗礼名をジョーチンといい、堺の薬商人でした。しかしルイス・フロイスとの交流があったことで、信長や秀吉に目通りもし、さらに豊臣氏の蔵入地の代官も務めています。またこの人物の妻もマグダレナという洗礼名を持ち、おねに仕えています。行長自身の洗礼名はアウグスティヌスです。閑話休題。この時官兵衛がすかさず、黒田家も目薬屋であったと切り返し、清正を黙らせます。それはともかく、こういう関係の両者に先手を任せたことは、秀吉のミスといえなくもありません。また三成も秀吉の名代として朝鮮に渡るも、兵のことなどさらさら考えている風でもなく、これでは嫌われるのもやむを得ないでしょう。

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[ 2019/01/27 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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