さて先日書き忘れていた『いだてん』関連です。
OPが何となく朝ドラ的、ジオラマとVFXが『三丁目の夕日』を思わせる 若い頃の志ん生がまんま「平清盛」。というより、スタッフがあの清盛を意識しているとしか思えない エピソードと感想にも書いたが、ニュース映画を結構多用している。確かに当時の物があるのだからそれはうなずけるが、一部はドラマで描いてもよかったかと思う こういうところでしょうか。
それから武将ジャパン関連です。まず『まんぷく』ですが、段々ひどくなっている印象を受けます。以前から武者氏は、ドラマをきちんと観ていると言うよりは、自分で想像したシーンやセリフを書き連ね、それを批判材料にしている感があります。そのため私が観た分だけでも、こんなシーンがあったか、あるいはこんなセリフがあったかと疑問に思うことが度々です。そもそも安藤百福氏をモデルにした、主人公の立花萬平を日本人にしたというだけで、ダメ出しをしているわけですが、主人公がどのように改変されようとも、まずドラマそのものを観て、それがどのような展開になっているのかを書いて頂きたいものです。
これは大河ドラマでも同じです。『西郷どん』でも、実在しないセリフやシーンがありましたし、俳優さんに対しても、総評で主演(の鈴木さん)が断れなかったんだな、可哀相などと書いています。しかし鈴木さんは、この大河で西郷を生き抜いたとコメントしているのですが、そういうことは一切書かないのですね。そして例によって『真田丸』『おんな城主 直虎』のみクローズアップで今年はダメのワンパターン、しかも引き合いに出して来るのが会津藩士。『八重の桜』であれば会津藩士でも構いません、しかしこちらは薩摩がメインです。こういうところが如何にも子供じみています。このコラムが大人の視点を持てない一因と言っていいでしょう。フランスの暴動を賞賛したがるように見えるのも、恐らくは同じような理由からではないかと思われます。
ところでフランスといえばカルロス・ゴーン。「不当に拘留されている」ということですが、ここまで不正を働いていれば無理からぬ話でしょう。そもそも日本の法制度への見方が甘すぎたのではないでしょうか。この人物は治外法権の対象ではありませんし、言っちゃ何ですが、日本はフランスの植民地ではありません。日本で不正を働いたのであれば、日本の法で裁かれて当然でしょう。
それから1月8日はエルヴィス・プレスリーとデヴィッド・ボウイ、それぞれの誕生日だったとのことです。両者ともかなりの有名人ですが、雰囲気はかなり違っています。ちなみにボウイの方は、京都にお忍びで来ていたとの話もありますね。家を持っていたともいわれていますし、さらに歌舞伎の影響も受けていたようです。この時坂東玉三郎さんから教えてもらった歌舞伎の化粧方法を採り入れたのが、かの『ジギー・スターダスト』のメイクということです。
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