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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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西郷どん第47回「敬天愛人」その2

では第47回その2です。城山は包囲され、大久保利通は西郷の助命と引き換えに降伏を迫ります。しかし隆盛は降伏せず、利通は落ち着かない気持ちでスピーチを始めますが…。

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政府軍が包囲を始めて9日が経ち、軍の陣営では総攻撃を望む声が強くなっていた。しかし山県は言った。
「今ここにおる者(もん)で、西郷さんの厚意にあずからんかった者がおるか」
「西郷さんが賊になり下がったと、心から思うておる者がおるか」
事はそう易しくないと、山県は厳しい表情を浮かべる。川路利良は、隆盛以下隊長たちの自裁を条件に降伏を呼びかけようとする。砲撃で死なせるのではなく、名誉の死をという山県の考えだった。その時、東京から大久保利通の電信が来た。それは、大久保利通からのものだった。従道はそれに目をやり、城山に連絡させる。

利通が伝えたのは、明日午前4時に総攻撃を仕掛けること、しかし午後5時までに降伏すれば、西郷は助けるということだった。その手紙を見た隆盛は、利通の手紙に甘いと漏らし、自分に情けをかければ、自分の首を絞めることになる。こげな情は受けられんと言う。西郷先生だけでも助かって、また新たに動きを起こしてくれという桐野達に隆盛は、自分が死ななければならない、そうすれば不平士族たちも別の行き先を見つけると言う。

利通は内国勧業博覧会に出席していて、海外の来賓に各県の出品を説明していた。しかしある県だけ出品がなかった。それは鹿児島だった。戦の件を切り出された利通は、
「大丈夫、もうすぐ戦は終わります。いや、日本から戦そのものがなくなります」
こう断言した。そして時計に目をやったところ、約束の5時まで30分ほどだった。しばらくして鹿児島からは、隆盛が降伏しなかった旨の電信が届く。その直後利通は演説を行わねばならず、最初の方こそうまく取り繕ったが、「侍が作った日本を…」と言いかけて言葉に詰まり、ついに気になっていた鹿児島県の札を外してしまう。鹿児島でも山県、従道が懐中時計を見ていて、5時になったのを見定めた。

城山で隆盛は、自分は死ぬ用意ができていることを伝え、またこれ以上の戦を防ぐためにも自分は死ぬべきだと話す。村田も、隆盛だけが生き残ることはないと信じていた。その夜最後の酒宴で、若いもんにはもう少し別の死に場所を見つけたかったと言うが、桐野はじめ一同は、桜島を観ながら死ねるのだから、これほど最適の死に場所はないと叫ぶ。また村田新八のフロックコートがあまりにも臭いと言う西郷だが、これは大事な物であると新八は言う。その裏には女性の写真が縫い込まれていた。その夜隆盛は例の脇差を前に、ようやく殿の言われた時代が来もすなと一人話しかける。そして翌朝、政府軍の攻撃が始まった。

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この降伏に関しては、実際は山県有朋の手紙によるものといわれていますが、今回は大久保利通が電信で伝え、それを書状にした物を渡しています。ただし話を切り出したのは、やはり山県となっています。山県も一旦は不祥事で役職から外されたものの、その後徴兵令の制定などで、隆盛はこの人物を呼び戻しています。そして、村上新悟さんのあの独特の声が、この軍議のシーンで生かされました。

しかし自分に情をかけてはいかんと、その要求を受け入れなかったことが、逆に利通に十字架を背負わせる原因となってしまいます。折あしく、内国勧業博覧会で演説を始める直前のことで、案の定途中で言葉につまり、しかも自分の視界に入って来る「鹿児島縣」の表示が目障りで仕方なかったようです。この書状の左の方に、「兄と甲突川で鰻を取り」といった文句が見えます。これは従道関連でしょうか。ところで再来年つながりになりますが、このシーン、『国盗り物語』の小説の方で、本能寺攻撃を前にした明智光秀が放心状態で、直前の連歌の会で粽を出された際、笹をむかずに口に入れていたという描写を思わせます。

ところで利通の手袋、ドレスグローブと呼ばれる物ですが、どうやらセーム革のようです。その一方でかなり汚れまくった村田新八のフロックコート、実は内側に、フランス人女性と思しき人物の写真が縫い付けられていました。何だか服の色にふさわしからぬ赤い糸で、しかも縫い目が粗いところを見ると、自分で縫い付けたのでしょう。それから先日書いていた『ラ・マルセイエーズ』を演奏するシーン、あの辺見十郎太が歌い出すシーンの作詞は、公式ツイッターによれば田上晃吉さんだそうです。

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[ 2018/12/19 23:45 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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