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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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西郷どん第47回「敬天愛人」その1

今回は最終回で拡大版なので、前半と後半とに分けます。市長室の菊次郎が再び登場します。父が揮毫した「敬天愛人」の額を掛けさせた後、西南戦争敗走の顛末について話し始めます。

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明治37年京都。西郷菊次郎は「敬天愛人」の額を市長室の壁に掛けさせ、話を切り出した。新しい時代が大きな波となって押し寄せた時、その波に乗り切れない者が出て来ると言い、さらに、父西郷隆盛は御一新から取り残された侍たちを抱きしめ、飲み込み、連れ去りましたと続けた。
明治10(1877)年8月17日、西郷隆盛一行は延岡を発って、糸や菊次郎、熊吉を残して終焉の地鹿児島に向かった。菊次郎の言葉がかぶる。
「1日西郷に接すれば1日の愛が生じ、3日接すれば3日の愛が生じる。親愛の情は日々募り、最早去ることができない。ただただ生死をともにしたい」
隆盛に従ったある人物の言葉だった。その後陸軍卿山県有朋が、糸や菊次郎がいる病院を訪ね、どこへ行ったのかと尋ねるが、彼らは何も答えなかった。そこへ、やっと許可を得て駆けつけた陸軍卿代理の西郷従道が駆け付けた。

従道は菊次郎の脚が片方ないのに気づき、義姉の糸に頭を下げるが、糸は、政府の偉いお方がそのようなことをするものではないと諫める。すると山県へ連絡が入り、西郷一行は可愛岳(えのだけ)を経て小林、さらに南へ向かったという情報が入る。その南は鹿児島だった。西郷一行は城山へ登って桜島を眺める。隆盛は子供の頃、この場所でCangoxinaと書いた石を見つけて懐かしむ。鹿児島を政府軍から取り戻そうと、政府軍を相手に西郷軍は戦闘を開始した。最初は功を奏したが、やがて政府軍の兵器の前に手も足も出なくなり、城山の山中に退却するしか方法はなくなった。

大久保利通は、内国勧業博覧会の準備に勤しんでいた。その頃鹿児島の家が焼けたという連絡が入り、お前たちを呼んでいてよかったと言う。満寿は、鹿児島のお仲間の許へ行かなくていいのかと夫に尋ねるが、利通は妻を諭した。
「口が過ぎる」
その頃糸と菊次郎、熊吉も西郷家へ戻っていた。しかし宗介は隆盛と一緒であることを知った琴は、いますぐこの戦をやめろ、兄さぁを殺す気かと従道に詰め寄る。その琴を、菊次郎たちが無事に帰れたのは信吾のおかげじゃと川口雪篷がたしなめる。そして寅太郎は叔父に命乞いをするが、西郷家の恥じゃと糸は厳しく叱る。そして去って行く従道は、出て来た糸に、兄は城山にいると言うが、糸は既に覚悟を決めており、あなたも覚悟のうえで政府軍に留まることを選んだのだから、役目を果たせと伝えてこう言った。
「きっと旦那さぁもそう仰せらるに違いなか」

城山では村田新八が手風琴で『我らの山へ』を弾いていた。しかし調べが悲しいため、隆盛はもっと賑やかなやつを聞きたいと言い、村田は帽子に投げ銭をと言って、『ラ・マルセイエーズ』を弾き始めた。一同はそれに合わせて踊り、隆盛までもが踊りの輪に加わる。村田の帽子には、軍票(西郷札)が次々と投げ込まれた。その頃利通は引き出しのペーパーナイフを取り出そうとして、ある袋を見つけた。それはかつて隆盛から貰った、Cangoxinaの紙が折りたたまれて入っていう袋だった。子供時代の思い出が利通の脳裏に蘇り、隆盛のこの言葉が響いた。
「世界に負けん日本国をつくってくいやい」

その頃鹿児島の政府軍陣営では、城山総攻撃について議論されていた。

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西郷軍は延岡から山越えをして、ようやく鹿児島までたどり着きます。小林市まで来ると霧島連山が見えてくるので、隆盛たちは故郷に戻った気分になったでしょう。ところでこの回では、糸の存在感もかなり大きいです。

まず延岡の病院で、従道は菊次郎が右脚を切断したことを知り、西郷家の人々に頭を下げます。それを止めるのが糸です。さらに西郷家へ戻り、父の命乞いをする我が子寅太郎を糸が止めます。糸は隆盛の立場も、従道の立場も理解していました。一方で琴は宗介が隆盛に同行したことを知り、弟の従道に戦をやめろと感情をむき出しにして、雪篷に止められます。雪篷は琴に、従道の立場も理解しろと言いたかったのでしょう。

利通の妻満寿が登場します。満寿は鹿児島に行って加勢しなくていいのかと夫に尋ねます、この点前回の従道とちょっと似ています。しかし利通は口が過ぎると満寿を叱ります。利通は如何に内国勧業博覧会を成功させるが、そちらの方に腐心していました。しかし机の引き出しから見つけたあの袋と紙に、いくらか心が揺れるものはあったでしょう。結局あの2つは最後まで登場しましたね。

そして村田新八の『ラ・マルセイエーズ』、ちょっと興味深いです。無論当時は日本では知られていなかったでしょうし、皆勝手に歌詞をつけて踊るわけですが、元々この局は革命歌です。それが反乱軍とされた自分たちにふさわしいと思ったのかも知れないし、また、この曲のちょっと残酷な歌詞(汚れた血で俺たちの畑の畝ををうるおせ)というのも、あるいはこのような場であることを意識してのことでしょうか。六四天安門の時にも歌われたらしい。しかし新八さん、すっかりヨーロッパの大道芸人風ではあります。

それから鈴木亮平さんのブログの情報ですが、糸が菊次郎の看病に行く話、地元の証言があるようです。無論桂久武と一緒であったとか、その後隆盛と差しで話したかどうかはわかりませんが、延岡までは行ったらしいです。詳しくは鈴木さんのブログ『Neutral』の「敗走(西郷どんこぼれ話46 vol.2)」に記載されていますので、そちらをご覧ください。

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[ 2018/12/18 01:30 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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