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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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西郷どん第40回「波乱の新政府」

まず『西郷どん』クランクアップのニュースからです。

鈴木亮平「西郷を生ききった」 「西郷どん」クランクアップ翌日から「現代人に戻った」

瑛太「西郷どん」クランクアップ、大久保利通役「過酷だったが達成感」
(いずれもスポニチアネックスより)

クランクアップはしましたが、ドラマはこれからがクライマックスですので、最終回まで「おやっとさあ」は言わずにおきましょう。

そして公式サイト内に「国父チャンネル」なるものがありますので、リンクを貼っておきます。
(NHK ONLINE)

さて故郷鹿児島に戻り、奄美大島から菊次郎を引き取った隆盛(吉之助)ですが、中央政府は意見がまとまらない有様でした。その中でやるべきことはやると言う大久保利通(一蔵)。そんな中、岩倉具視と利通が勅書を携えて鹿児島を訪れます。

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岩倉が読み上げた勅書には、島津久光を新政府に参加させる旨が認められていた。しかし久光は激しく咳き込み、このような体ではとても役に立たないと断る。一同は久光が病身であることに驚くが、久光の様子はどこかわざとらしさが感じられた。勅書であるぞと岩倉は立腹するが、久光は海江田の肩を借りてその場を去る。なぜ勅書を得てまで久光を担ごうとしたのか、隆盛は不審に思う。岩倉も言葉を濁すが、利通は、日本全国の藩を取り潰すためだと明言する。資金不足を補うべく、藩に代わって政府が税の徴収権を得るのが狙いだった。しかしこれに不平を持つ元藩士たちが、久光を担ぎ出して反乱に出ることも予想され、なまじな覚悟では出来そうにもなかった。

隆盛は反乱に対抗する存在として、天子様の御親兵を作ろうと持ちかける。諸藩から精兵を集めて、政府の味方に引き入れようということであり、これについては利通から一任された。一方西郷家では中村半次郎、別府晋介、川路利良や小兵衛らが剣術の稽古をしていたが、小兵衛は侍の世はもうすぐ終わると半次郎に言い、半次郎はそれを不快に思う。その時隆盛と従道が戻って来て、御親兵のことを話して聞かせ、新しか世の侍じゃという隆盛の言葉に、皆は目を輝かせる。御親兵あるいはポリスを目指して、彼らは再び稽古に打ち込むが、同じ頃厨房では利通の妻満寿が、夫から上京を勧められているものの行くつもりはない、他に世話をする者がいると言って糸や琴を驚かせる。また満寿は、夫は薩摩に戻らない覚悟を決めていると薄々感じていた。

久光は病床に臥せており、利通の説得にも耳を貸そうとしなかった。利通がなおも東京行きを促し、悪いようには致しもはんと言った途端、病のはずの久光は跳ね起きてこう叫んだ。
「何様じゃ、お前は。いつからそげな口を利けるようになった、一蔵」
久光はさらにこうも言った。
「わしを東京に押さえつけて、こん薩摩を押さえ込むつもりじゃろ」
しかし利通は冷静だった。自分に向かって上げられた久光の手を押さえ込み、いつまでそのようなことを仰せられますか、自分は最早天子様にお仕えしている身、時世に取り残されますぞと、かつての主君を諫める。さらに新政府に久光の席を設けてあるとも言い、「島津久光様」と言ってその場を去った。久光は自分が見捨てられたように思えた。

隆盛は雪が降りしきる中縁側に出て、雪を珍しそうに眺める菊次郎と話をしていた。今は自分を磨き、何をしたいかと考えろと説く隆盛。明治4(1871)年、隆盛は熊吉を連れて東京へ出た。しばらくいないうちに、東京では人力車や馬車が走るようになっていた。そして大久保邸に招かれるが、そこに集った政府高官たちの間では、新時代の造船所や鉄道、貨幣、法律関係の話でにぎわっていた。利通が築地の料理人に作らせた洋食がテーブルに並べられ、一同は食事を始めるが、その会話にはそれぞれの強い思惑が感じられ、必ずしも政府は一枚岩ではなさそうだった。会食後、利通は妾のおゆうが持って来た薬を飲み、これが政府の実情だと隆盛に言う。

利通は廃藩置県が遅れると、かつての藩士たちの反乱が高まることになるのを懸念していた。隆盛は、それまで仕えていた藩がなくなることへの抵抗があると言うが、それでは近代化は出来ないと利通は反論する。さらに隆盛は時間をかけて皆を説得しろというが、もう時間がないこと、そして隆盛に託された国造りの真っ最中であるから、ここは自分が主導権を握ると言い、隆盛も承知する。そして利通は小皿に盛られた沢庵をかじり、紅茶を飲んだ。この取り合わせがうまいのだと言う。するとそこに利通とおゆうの子、達熊が現れた。洋食が食べたかったという達熊をおゆうがたしなめる。その達熊は、利通にそっくりだった。

御親兵の案が本格化し、鹿児島をはじめ諸藩の藩士たちが上京した。鹿児島から来た半次郎や小兵衛たちはすべて断髪していた。隆盛は自分の住まいである長屋に皆を連れて行き、驚かせる。隆盛は豪勢な屋敷を好まず、熊吉と二人で暮らしており、長屋の住人とも親しげにしていた。住人の一人お房は、政府高官は贅沢ばかりしているとこぼす。その政府では、またも御親兵の費用を巡って意見が対立していたが、隆盛は自分たちの給金を減らして質素倹約に努めるように言い、昼食の弁当も頼まず、持参した握り飯を頬張っていた。三条実美や岩倉は気まずさを感じ、隆盛を説き伏せるよう利通に頼む。その夜利通は隆盛の長屋を訪れ、自分の胃を心配する隆盛をよそに熊吉手製の焼酎を飲む。そうでないとやっていられなかった。

利通は、皆がやりにくいと言っていると口にするが、隆盛は、過ぎた暮らしをするわけに東京にいるわけはないと答える。隆盛の持論である、民の手本となるべきという姿勢はきれいごとじゃと利通は言い、贅沢をするのも、一等国に対等に見られるためのものだと言い張る。そして懐中時計を見て、頼んだぞと言い残して去って行った。雨の朝熊吉は、政府の仕事に出かける隆盛に、東京の雨は気が滅入ると言う。その一方で利通は密かに木戸孝允を呼び、土佐や肥前が三条様に近づいて、政府を掌握しようとしていると話し、このままではすべてに遅れが出る、主導権は我々にあるのを示すべきと、木戸を味方に引き入れようとする。木戸は隆盛のことを案じるが、それは心配無用と利通は答える。

ついに廃藩置県の詔書が下るが、肥前の江藤新平らはだまし討ちであると言い、辞職するべくその場を去ろうとする。岩倉は彼らをなだめるが、利通は冷ややかにこう言った。
「足手まといはやめて頂いて結構」
しかし木戸は、そこに隆盛がいないことを咎める。利通が窮地に陥りかけた時、隆盛が現れた。雨の中御親兵の訓練を見ていたと言う。そして出て行こうとする土佐、肥前勢を不思議そうに見る。利通は薩長だけででも政府を仕切るつもりでいたが、隆盛はそれではいかん、政府の信用をなくす、我々の方には戊辰戦争の戦死者の魂が乗っていると言い、彼らを引き止めにかかる。
「そいでも出てしまう膿は、反乱でも何でもおいが引き受けもんそ」
隆盛も実は迷っていたのだった。会議の後、一人残った利通は自分が間違っていたかと問うが、隆盛は自分の思う道を行けと言い、握り飯を利通の手に握らせる。利通はそれを一口食べて言う。
「うんまか」
その後廃藩置県の運びとなり、かつての藩主たちは解任された。

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まず国父様=久光ですが、あれでは見え見えの仮病です。岩倉が腹を立てるのも当然ではありますが、かつて自分が信頼していた大久保一蔵(利通)にああまで言われ、しかも他人行儀に「島津久光様」とまで呼ばれては立つ瀬もないでしょう。この大久保利通の、ある意味人を人とも思わないような冷たさが、敵を作る一因ともなってはいるのですが、逆にそれでなければ、新政府としての職務を断行できない部分もありました。ちょっと石田三成にも似ていますが、木戸を抱き込んだように、利通は策を使うことが出来たのが三成と異なる点といえます。しかし「心配ご無用」とは、『軍師官兵衛』を思い出しますね。

その利通、相変わらず胃弱で胃薬を飲んでいるようです。この人は紅茶以外にもコーヒー、オートミールなどを好み、一等国の西欧諸国に倣うべしと、いわば必死になっていた感もあります。その辺が自然体というか、如何にも庶民的な雰囲気の隆盛と好対照ですが、吉之助不在時の藩政で必死になっていたことを思えば、さもありなんという気もします。その人物が沢庵をかじったり、隆盛の握り飯を分けてもらったりもするわけで、その時だけ本来の自分に戻っているようにも取れます。沢庵といえば、満寿が糸や琴に夫のことを話す時、漬物を漬けている設定というのが面白い。

そして隆盛が住んでいる長屋ですが、何か『JIN-仁-』を思わせます。こういう所に住んで、しかも熊吉の握り飯を持って出かける「政府高官」というのが、人々の共感を呼んだのは事実でしょう。しかも熊吉の「東京の雨は気が滅入る」というのは、なかなか言い得て妙かもしれません。しかしこの人、いくつ位なのでしょうね。隆盛の年齢を考えると、もう還暦過ぎではないかと思うのですが。

さらに利通とおゆうの子、達熊が登場します。その子が利通そっくりだと隆盛は思うのですが、どこかで自分と菊次郎の関係を重ね合わせている部分もあります。その菊次郎と縁先で話をしている時、雪が舞っていますが、鹿児島は南国のイメージがあるにもかかわらず、意外と雪が降るようです。

何とか持ち直したかに見えた政府も、この後状況が逼迫します。岩倉視察団と留守政府とのギャップが、後の隆盛と利通のぎくしゃくした関係を生み出すわけですが、恐らく利通が視察団に加わらなくても、この二人は最終的に違う道を歩んだでしょう。隆盛は御親兵のことで、肥前や土佐の出身者を引き止め、政府が一丸となれないのなら責任を取ると主張します。この時江藤新平と目を合わせますが、この江藤こそ後に佐賀の乱で不平士族を率い、隆盛に助けを求めに来る人物でもありました。

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[ 2018/10/30 01:30 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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