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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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軍師官兵衛徒然-26

第30回「中国大返し」。所謂中国大返しにより、羽柴軍は一日で備中から姫路へと帰り着きます。そして殿を務めた黒田勢もまた、無事姫路へ到着しました。姫路城は兵達でごった返し、その兵たちに光や侍女たちが握り飯を配っていました。秀吉は味方を募り、書状をしたためます。また兵たちの士気を上げるために、城の金子を与え、米を振舞います。さらにとある僧侶が、明日は悪日ゆえお出にならぬようと言うのも何のその、元より戻って来る気などない、むしろ明日は吉日じゃと言ってのけますが、これは兵たちに対する自作自演の芝居でした。いざという時に出立でき、また里心がつかぬよう、兵たちは帰宅を許されず、また官兵衛も光、そして熊之助には会おうとしませんでした。

栗山善助は熊之助を受け取り、官兵衛に抱かせます。官兵衛は、この子のためにも戻りたいと決意を新たにします。その一方で亡命先の足利義昭は、光秀が信長を討ったことに気をよくし、権力の座に戻れるように、小早川隆景に文を送りますが、無論毛利方がその話に乗るわけもなく、天下取りに氏素性は関係ないとまで言ってのけます。その光秀は朝廷や寺社に惜しみなく寄進をし、都の者からは税を取り立てないとまで言う傍ら、援軍探しに懸命でした。筒井順慶に声をかけ、洞ヶ峠に陣を敷きますが、やって来たのは井上九郎右衛門で、毛利と和睦したという証に一文字三星の旗を見せます。これにより光秀は動揺しますが、九郎右衛門は秀吉の指示通りに、自分たちがどう行動するかを明言し、さらに光秀に揺さぶりをかけます。

その頃姫路城では、長政が一人の娘と出会っていました。長政が食糧をもらう列に割り込んだと勘違いしたその娘は、長政につけつけと注意します。彼女は蜂須賀小六の娘糸でした。その後、中川清秀、池田恒興、高山右近らが味方につきますが、まだ秀吉は難題を抱えていました。それは織田信孝の出陣で、官兵衛は信孝の陣に赴き、丹羽長秀を半ば脅すように説得して、秀吉はひたすら信孝に平身低頭します。さらに柴田勝家も加わる予定でしたが、この人物は間に合いませんでした。天正10(1582)年6月13日、天王山で両軍は激突し、味方を相次いで亡くした光秀は陣を退いて落ち延びる途中、土地の者の竹槍によって果てます。もはや秀吉が次の天下人であることは間違いなく、光秀軍に荒らされた長浜城に凱旋し、おねの出迎えを受けます。

秀吉軍が備中から取って返すシーン、何やらマラソンのようです。兵たちに味噌をなめるように指示しているのは、塩分補給のためでしょう。この食糧や松明の手筈といい、さらに洞ヶ峠の光秀に会いに行くシーンといい、井上九郎右衛門のそつのなさが光ります。高橋一生さんは『風林火山』『おんな城主 直虎』共々、文官的な役が似合います。さらに秀吉ですが、実に曲者です。僧を呼んで悪日云々といわせたのは、実は全軍の士気を高めるための芝居でした。しかしプリンターもコピーもない時代、あの書状を自分で書くのはさぞかし大変だったでしょう。そして城中の金子と米の在庫状況に関して、ここは流石に石田三成がすらすらと答えてみせました。

一方足利義昭も書状を書かせていましたが、こちらは何とももったいぶっています。光秀が信長を倒したことにより、自分の出自であれば権力の座に戻れると考えているようですが、義昭の小物ぶりがよく出ています。無論毛利が受け入れるわけもなく、それどころか「天下取りに氏素性は関係ない」、これは幕末になるともっと露わになって来ます。それから姫路城で、長政に割り込むなと言った糸は、後にこの長政の最初の妻となります。西郷隆盛の奥さんと同じ名前ですね。そして意図的に家族と会うのを拒んでいた官兵衛ですが、不在中に生まれた二男の熊之助と初対面を果たします。この子のためにと言うのは、『永遠の0』と同じパターンにも見えます。

光秀の方はといえば、朝廷に銀を納め、寺社に寄進をしと、自分の存在感を見せつけていましたが、この人物には誰もついて来ようとしませんでした。そして毛利と羽柴の和睦を聞き、かなり心もとなくなって行きます。そして秀吉の方は、弔い合戦という大義のもと、織田信孝を引っ張り出し、体裁を整えて光秀との合戦に臨みます。勝敗は最早明らかでした。光秀は坂本城へ落ち延びる途中で、地元民により絶命します。何かにつけて周到な人物であったといわれていますが、秀吉の行動の素早さには、逆に後手に回る格好になりました。そして秀吉、こちらも『西郷どん』の従道同様、衆目を気にせずおねとハグです。ところで再来年は、この光秀が主人公ですが、いっそ本人の最晩年期から始める方法もあります。
第一回 本能寺
第二回 中国大返し
第三回 小栗栖
この後1540年代に持って行くという展開でもいいでしょう。

飲み物-パブのビール3杯
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[ 2018/10/26 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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