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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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軍師官兵衛徒然-22

元服して長政と名乗るようになった松寿丸は、太兵衛を指南役につけられ、毛利との戦で初陣を飾ることになりますが、光は太兵衛をつけていいのか不安がります。戦慣れしない長政は何かとはやりがちになりますが、そんな折かつての友である長政が、虎之助(加藤清正)、市松(福島正則)と再会することになります。一方で官兵衛は、毛利攻めのために守りの拠点、備中高松城を蜂須賀小六と調略するものの、城主清水宗治は自分があるのは毛利のおかげと言い、2人の話に乗ろうとはしませんでした。一方信長は東進して武田氏を滅ぼし、後始末を嫡男信忠にまかせます。そこへ森蘭丸が、恵林寺に織田家の仇敵である六角次郎が匿われていることを知らせます。

旧知の明智光秀が交渉に向かうものの、国師である快川和尚に突っぱねられ、天正10(1582)年4月3日、信長は快川をはじめ僧侶を閉じ込めて火を放ちます。この時快川はこの言葉を口にします。
「心頭滅却すれば、火もまた自ずから涼し」
一方朝廷はこのことを問題視するようになっていました。また長政たちは、岡山城へ移ります。それは戦が近いということでした。官兵衛は高松城に何度も足を運び、宗治を勝ち目のない戦で死なせるのはもったいないと説くものの、宗治は、最初に受け取って二つに引き裂いた文を小早川隆景に送ってしまっていました。沼地が多い地形をどう攻めるか考えあぐねる官兵衛の背後に矢文が刺さり、それは安国寺恵瓊の仕業でした。

毛利は和睦の道も考えていました。秀吉は出陣を決め、冠山城の戦いが長政の初陣となりますが、初めての戦闘でがむしゃらに突っ込み、太兵衛に助けられます。何とか首を挙げ、秀吉から働きをほめられた長政ですが、官兵衛は、生き残る戦い方を覚えるようにと長政を叱ります。しかし陰では官兵衛は、長政をほめており、太兵衛をつけたのは、他人をとことん守る男で、そのことを知ってほしいという思いからでした。その後官兵衛は安国寺恵瓊との交渉に臨み、4か国の安堵を持ち出すものの、これは結局物別れに終わります。その頃姫路では、官兵衛の二男熊之助が誕生していました。そして官兵衛は、沼地の多い地形を逆手に取り、折から梅雨時でもあったため、堤を築くことで、高松城を水攻めにすることを思いつきます。

いよいよ毛利攻めに入ると同時に、本能寺の変が近くなって来ました。恵林寺を焼き、僧たちを殺したことで、光秀の信長への反目が強くなって行きます。また朝廷でも、信長は危険人物という印象が広まるようになります。この辺、従来の過激で、伝統を顧みない性格の信長が描かれているといえます。そして武田氏滅亡ですが、ナレーションで片付けられました。この場合、毛利とのいざこざの方が大事ですから仕方ないといえますが。そして諏訪の法華寺で、信長は信忠に後の始末を言い渡します。この法華寺は『真田丸』でも登場し、昌幸がここで織田家相手に一芝居打ちます。「武藤喜兵衛」が登場したのもこの回でした。そしてこの場には当然というべきか、かの滝川一益もちゃんといます。

そして備中高松城の水攻めですが、リアルタイムで観ていて、農家が土嚢でかなり臨時収入を得ているなと思ったものです。そのせいか、皆楽しそうに働いています。長政も米俵を担ぐ手伝いをしており、がむしゃらに槍を振り回すよりも生き生きしています。要はこれもまた戦であるわけです。その長政、竹中半兵衛の遺言の、父を助けよという言葉通りに戦ったと言うものの、意味を履き違えるな、生き残るように戦えと一喝されます。しかしまだまだあの戦いぶりでは、父を助けるまでには至らないでしょう。無論善助の言う通り、官兵衛もかつてはああだったのですが。それと秀吉にこの策を伝える時に、プレゼン用としてジオラマが登場します。しかしジオラマといえば、何と言っても小寺の殿様です。

そして「道は一つではない」という言葉が、今回は清水宗治調略時と、毛利家の評定の際に登場します。清水宗治には、生き残る道もあると説得する官兵衛ですが、しかしこのように忠義一本で寝返らない相手は、かなりやりにくいといえます。そして毛利家の評定、戦をしなければ和睦の道もあるということで使われています。毛利に取っても、織田との戦は本当は避けたいところではあったようで、その毛利から安国寺恵瓊が派遣され、羽柴と手を組みたいと言いますが、これは荒木村重調略にも使われた手であり、もとより官兵衛はそれに乗るつもりはありませんでした。その恵瓊は、自分は羽柴が好きだと別れ際に言うのですが、これが彼の後々の運命を暗示しているようにも見えます。

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[ 2018/09/29 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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