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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ >  『篤姫』の功罪と『江』との共通点

『篤姫』の功罪と『江』との共通点

先日『篤姫』とその中での第一次長州征伐、そして薩長同盟(盟約)について投稿しています。今回はこの大河の最初の方の、篤姫こと於一の幼少期から少女期についてです。この於一と肝付尚五郎、後の小松帯刀とがそれぞれ初恋相手のように描かれているこの作品ですが、それはともかく、彼女が子供ながらに色々なこと、特に百姓に興味を惹かれたりしているような描写は、『西郷どん』の最初の方にちょっと似ています。無論西郷吉之助はそういう役についていたから、フィクションを入れても一応はうなずけますが、子供の頃の篤姫がそこまで考えていたのでしょうか。

その於一は結構おてんばでもあり、後に兄忠敬や小松帯刀と共に、小松清猷(帯刀の養父)の講義を受けています。その時は男装していますが、すぐにばれてしまいます。ある程度成長してからの男装は『翔ぶが如く』の岩山糸も同じですが、それはさておき。とかく大河の女性主人公の設定は
子供の頃におてんばである
というのが、第一条件として挙げられます。過去五作のうち四作は、多かれ少なかれそう設定されています。要は女性を主人公にする以上、溌溂として男勝り、時に型破りでなければならないというのが暗黙の諒解としてあるのかもしれません。しかしちょっとステレオタイプではないかと思います。意外なことに、如何にも女性大河的な『花燃ゆ』の文は他とは異なり、元々は本好きな少女という設定でした。個人的に、OPも女性主人公作品の中でこれが一番好きでした。

この作品は後の隔年女性大河の先駆けになったともいえます。一応篤姫という著名な女性が主人公で、大奥の内部事情的なものは描かれていたと思います。また、天璋院となってからは割と好きな部分もありましたが、最初の方は何やら学園ドラマ的な乗りがありました。この作品のヒットに気をよくしたのか、NHKが、その後隔年で女性主人公を持って来ましたが、それはやはり同意しかねました。女性主人公を持って来るというのは、恐らくは、朝ドラの視聴層を大河にも向けるという狙いもあったのでしょう。そのため、乗りが朝ドラ的になったとも考えられます。

無論この作品も、やはり女性大河だなと思われる描写は所々に窺えました。先日の薩長同盟の描かれ方もその一つでしょう。またこの『篤姫』の脚本が田渕久美子さん、プロデューサーが屋敷陽太郎さんだったのですが、『江~姫たちの戦国~』も同じ顔触れになっています。(ただし屋敷さんは『江』では制作統括)。そのせいか、『篤姫』にもいくらか『江』と似たところがあります。於一が大久保家に行くなどというのもその一例でしょう。そしてこういった描写が、作品によって異なるとはいえ、その後の女性大河に踏襲されたふしもあります。屋敷さんは『新選組!』と『真田丸』の制作にも関与しています。この2つの脚本はもちろん三谷幸喜氏ですが、所謂三谷大河的なカラーは、この方の影響もあるのではないかと思います。

話が戻りますが、この『篤姫』は幕末の大奥を描くためのものと割り切り、その後で別な形の女性主人公を模索していたら、『江』以降はまた違ったかと思われますー無論これは私の推測で、あるいはスタッフの方で模索されたのかもしれませんが。その意味では、『篤姫』の描かれ方の反省がなされていたのかと考えずにはいられないのです。それとやはり隔年である必要はありませんでした。仮に朝ドラ視聴層を取り込む狙いがあったとしても、そこまで頻繁にやるべきではなかったでしょう。

それとこの次になりますが、史実と創作のバランスについて投稿できればと思っています。

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[ 2018/09/08 01:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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aK

Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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