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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『応天の門』藤原多美子、入内の事一

こちらも久々です。清和天皇の狩りに同行していた藤原常行は、急な雨で父良相の別荘に立ち寄りますが、すべてがお膳立てされたような雰囲気、そして妹の多美子がいることを不審に思います。案の定、良相は多美子を入内させるつもりでした。

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藤原常行に多美子をさらってくれと頼まれ、在原業平は驚く。常行によれば、父良相は兄の良房を出し抜き、多美子を帝の后にしようとしていた。娘の高子を入内させようとしている良房にしてみれば面白い話でなく、そのため多美子がどのような危ない目に遭うかもわからなかった。異母妹とはいえ可愛い妹である多美子を、常行はどうにかして守ろうとする。今は多美子は実母の別宅にいるということで、業平はその屋敷の警備を厳重にしようとする。

しかし業平はかつて高子と駆け落ちまがいのことをやり、藤原氏にいい感情を持っていなかった。自分が多美子に妙なことをしないとも限らないと言い、常行は、お前にも都合がいいだろうと言い返すが、業平はこう言う。
「そこまで楽天的には考えておりませぬよ」
一方伴善男はこのことを聞き、藤原氏の内紛をひどく喜び、良相に祝いの品を届けさせるように命じる。しかしこの入内のことを、陰で聞いていた者がいた。

良房は基経を連れて姪の高子の許を訪れた。高子もこのことは既に知っており、自分に取って妹のようなものだから、祝福したいと言う。良房は今後は警備を厳重にし、あたかも高子が心を痛めているような体を装うつもりでいた。また男の子が生まれなければ意味がないと言って去って行く。しかし2人が去った後、几帳の陰から多美子が現れる。入内の前に、姉と慕う高子に会っておきたかったのだった。今は作法や支度を習っている多美子だが、高子がこのことで怒っているのではと無邪気に話してしまう。

さらに多美子は、今の屋敷では寝ている下で引っかくような物音がするので、早く入内したいとも言う。その音は多美子の寝所の下でのみ聞こえ、しかも特に大きな獣がいるわけでもなかった。高子はよく神仏に祈っておくからと多美子を慰める。その多美子は、高子も後から入内するのだと信じて疑っていなかった。彼女が帰った後、高子は多美子なら帝のお気に召すであろうこと、しかしそれは自分が必要でなくなることに加え、そして叔父良房から言われた
「その希望がそなたを苦しめる」
という言葉を思い出し苦悩する。

高子は多美子の引っかくようなという言葉を思い出し、それが何の物音であるかを考えた末に、業平に文を書こうとしたが、かえってことを荒立てるように思えた。その時侍女が何気なく口にした「玉虫姫」に、高子はあることを感じ取り、文をしたためて侍女の一人山路を呼ぶ。山路は業平に文を届けるのが知れ渡るのを懸念するが、高子は、この文は業平様ではなく、菅原家に届けるように命じる。

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多美子の入内を巡って、藤原氏の中で対立が起き、良房が嫌いな伴善男はこれを喜びます。常行がさらってくれと言ったのには、こういういきさつがあったのですが、当の多美子は年齢もあってまだ無邪気です。しかし高子は彼女の入内、そして玉虫姫の名を聞いてあることを思いついたようです。玉虫姫に関しては、こちらにあらすじをアップしています。これが縁になり、白梅は菅原家に仕えるようになります。

しかしこの回、多美子の入内がメインテーマであるにもかかわらず、業平と高子の過去のいきさつがかなり暗示されています。しかも菅原家にこの文を送れと高子が言う辺り、単に業平を避けるだけの目的ではなさそうです。

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[ 2018/08/11 23:30 ] 応天の門 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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