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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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西郷どん第28回「勝と龍馬」

禁門の変の後、薩摩藩は焼け出された人々に炊き出しを行い、評価を高めます。一方で長州征伐が行われますが、吉之助は単身岩国に乗り込み、戦わずして征伐を終わらせます。しかし一橋慶喜はこれをよく思わず、2人の仲は決裂します。

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禁門の変の火災は3日3晩続き、薩摩藩は長州が残した兵糧米で炊き出しを行って、焼け出された人々にふるまった。これにより京の人々の薩摩への見方は一変する。また長州の負傷兵の手当ても行った。焼け跡を見つめる吉之助は、ふきがそこにいるのを見る。ふきはこれは誰のせいなのかと吉之助に問うが、吉之助は、この戦乱に関わった人々すべての責任だと答えた。しかし長州の軍勢が京を発ったその2日後、早くも長州征伐の勅命が下され、負傷が癒えない吉之助は杖をつきながら若州屋敷へ向かうが、部屋の中で誰かが声を荒げているのを耳にする。

それは海軍操練所を任されていた勝海舟だった。勝は憮然としてその場を去るが、廊下で吉之助と出会い、あの西郷どんかと嬉しそうに去って行く。その後慶喜は吉之助に、長州藩に英米仏蘭の4か国の艦隊が砲撃したと話し、孝明天皇の御心を踏みにじったことへの天罰だと言う。その時ふきが、これ以上の戦をするのかと部屋に入ろうとするが、慶喜は家臣に彼女を連れ出させ、また吉之助も、ここは女子の入る所ではないと言い放つ。さらに慶喜は、勝に海軍を出動させるように命じ、吉之助はその後大坂へ向かった。

お虎は大坂行きを懸念するが、吉之助は駕籠で勝のいる旅籠を目指す。しかし旅籠の者は見知らぬ客を警戒しており、さらに坂本龍馬をはじめとする、操練所の者も警護役として滞在していた。そこへ勝が戻って来て、吉之助の話を聞く。勝は長州征伐には反対で、慶喜からの書状も焼き捨ててしまう。さらに吉之助が、斉彬の民を見捨てるなという言葉を信奉しており、本来はその斉彬が信用していた人物こそ慶喜であったのだが、勝は幕府はもう見限れと吉之助を諭す。吉之助が帰った後勝は、龍馬にあの男をどう思うかと訊き、龍馬はこう答える。
「小そう打ったら小そう響き、大きゅう打ったら大きゅう響くゆう事ですろうか」

その後吉之助は若州屋敷へ戻ってことの一部始終を告げ、慶喜は勝の態度に腹を立てる。とはいえ長州討伐の総大将さえ決まっていなかったが、慶喜は所詮は総大将は飾り物であると言い、吉之助にすべてを任せた。そして元治元(1864)年10月、討伐軍は西へ向かい、広島に本陣を敷いた。総督は前尾張藩主の徳川慶勝だが、戦略がまとまらず、吉之助は中村半次郎と川路利良に密偵を命じて、長州へ潜り込ませる。果たして長州内では、幕府への恭順派が主流を占めるようになっていた。吉之助は慶勝に戦わずして戦を終わらせると明言し、岩国領の領主吉川監物の陣へ単身乗り込んだ。

単身で乗り込んだのは、その方が斬られる可能性が低いからだった。平服で乗り込んだ吉之助は、監物に幕府の申し条を差し出す。それには三家老の切腹と、毛利敬親父子の謹慎がしたためられていた。これに憤る家臣たちを監物は一喝し、さらに吉之助は、手当てをして回復した長州藩士たちを長州に戻す。これには小松帯刀が同行していた。これで戦をせずにすべてが収まったものの、城攻めを行わなかったことに対し、慶喜はひどく腹を立てる。さらに、お前のしたことは裏切りであると吉之助をなじる。

吉之助は自分にすべてを任されたからそうした、生きたいと願う者のために働くのが真の政と答える。さらに慶喜が望むのは、幕府を守るためだけの腐った政とまで言い、慶喜は激怒して切腹を命じる。吉之助はその場で例の脇差を取り出した。それはかつて慶喜を守るために、初めて人を殺めた物であった。しかし吉之助は腹を切る代わりに、それを慶喜の前の畳に突き刺す。吉之助は、こいでもう昔の縁は断ち切りもしたと言い、慶喜と決別する。慶喜がそれに憤る一方で、廊下を歩いて行く吉之助をふきが見つめていた。

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いよいよ第一次長州征伐です。この時は長州藩の家老の切腹、そして藩主父子の謹慎により、実際は戦わずして終わります。しかし慶喜はそのことが面白くないようです。恐らくはこの人物が、将軍後見職にあることとも関係しているでしょうし、慶喜なりの様々なしがらみもあってのことでしょう。しかし当の西郷は、勝海舟に諭されて、既に幕府を倒す方向に気持ちが傾きかけていました。建前上は幕府は守らねばならぬと主張する慶喜と、幕府はもはやどうなってもいいという吉之助それぞれの立場が、この城攻めを行わなかった長州討伐により、はっきりしてくることになります。

それからふきが慶喜と吉之助の会話に口を挟もうとして、咎められるシーンがあります。近年の大河に散見される、男性が物事を決定するのに、女性が口を挟むというシーン、ああいうシーンがないのは評価できます。そういえば『真田丸』でも、江が秀忠の部屋に勝手に入ろうとして、やはり叱られていましたね。しかし彼女が焼け跡にたたずんでいるのは、あれはなぜだったのでしょう。子供の頃の暮らしと、焼け出された子供たちがだぶって、いたたまれなかったのでしょうか。

そして勝海舟です。元々この人は自分の構想が幕府に覆されたため、幕府に対してはいい印象を持たなくなっていました。軍艦奉行の役目も罷免され、蟄居を命じられたりもしましたが、一方で、海軍のトップとしても、やや適性に欠けた部分もあったようです。それにしても龍馬が出て来る時のBGM、あれがまた独特です。彼のテーマなのでしょうか。ちなみにこの人物は、海軍操練所設立と共に、勝が私塾を作った際に資金が足りず、福井藩主の松平春嶽に依頼して、借金をしています。この意味でもこの人物の存在は大きかったようです。

ところで吉之助が大坂に発つ際、お虎がひどくケガのことを心配します。それに対して吉之助は、お虎に「おおきに」と言うのですが、これは前々回で、大久保一蔵がおゆうに「おおきに」と言うのを思わせます。吉之助としても、お虎を憎からず思っていたのでしょう。

それと吉川監物、岩国領主という肩書になっています。実は岩国は正式な長州藩の支藩ではなく、江戸時代を通じて岩国領と呼ばれています。皮肉な話ですが、藩となったのは大政奉還後のことです。この吉川監物は、無論あの吉川元春の子孫です。今年アンコール放送で『軍師官兵衛』を放送しているのは、どちらも毛利が絡むことにより、共通点があるからなのでしょうか。ちなみに紀行の、ベンチの上の2匹の猫が印象的でした。

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[ 2018/07/30 23:45 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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