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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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鳴門秘帖第9回「姉妹の契り」

いよいよ阿波へと渡った弦之丞とお綱は、勘助と言う船大工に案内されて、剣山を目指します。しかしやはり阿波に入った天堂一角や旅川周馬、そしてお十夜孫兵衛に付け狙わることになります。弦之丞は一角以下数人の阿波の原士を斬るものの、世阿弥を周馬に殺され、孫兵衛からお綱を盾に取られたうえに、世阿弥がお綱に託した鳴門秘帖を奪われてしまい、果ては徳島城の牢に入れられてしまいます。

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千絵と万吉は阿波へ向かっていた。その頃阿波では弦之丞が捕らえられ、徳島城内の牢に入れられていた。そこへ筆頭家老の高木龍耳軒がやって来る。龍耳軒は牢を通じて世阿弥の話を聞いており、弦之丞のこともすべて知っていて、このような馬鹿騒ぎに加担するなと言い放つ。佐竹から蜂須賀家に養子に来た重喜が功を焦ろうとし、藩の借財12万両をどうにかすべく、大阪の藍玉問屋を押しのけようとしたが、商人たちはそこで幕府に泣きついたのだった。このため幕府は普請工事、裏では幕府転覆の血判状、鳴門秘帖探索と徳島藩を締め上げた。

また有村も重喜に入れ知恵をしたが、この鳴門秘帖を見た者はいなかった。弦之丞は、ある御仁も同じことを言っていたと答える。しかし龍耳軒は、この鳴門秘帖は表に出してはならぬもの、あればそだけで蜂須賀家の命綱となる代物と言って、弦之丞を牢から出す。鳴門秘帖を取り戻させ、後は好きにさせる魂胆だった。弦之丞は龍耳軒から受け取った刀で相手の眉間を斬り、あたかも脱獄したように見せかけた。龍耳軒は弦之丞が逃げたこと、あいつは一筋縄ではいかぬ男であると大げさに言いふらす。

同じ頃孫兵衛は実家にお綱を連れて行き、そば米雑炊をふるまっていた。お綱はためらうが、毒など入っていないと孫兵衛はいい、生まれた土地の食い物はいいとうまそうに啜った。また鳴門秘帖を手に入れたこと、お綱を盾に取ったら、弦之丞は何もできなかったとも話した。その鳴門秘帖は仏壇の前にあり、その仏壇には一角の位牌があった。弦之丞も一角を斬ったのだと孫兵衛。なぜ自分を追って下諏訪、賭場、そして阿波まで追ってきたかというお綱に、伝法な口調の鉄火な女に惚れたからだという。

孫兵衛はその鳴門秘帖で一儲けを企み、お綱と夫婦になって阿波で田畑を耕し、子供に手習いを教え、子供を作ってその成長を見届けるつもりでいた。江戸で辻斬りをやっていたのに似合わないというお綱に、生まれたときから辻斬りをやるやつはいないと孫兵衛は声を荒げる。孫兵衛は子供の頃、父が愛人を作り、母がその反動で隠れキリシタンとなり、額にかんざしで十字の傷をつけてしまったため、頭巾をかぶるようになっていた。しかしお綱は、孫兵衛の言うことになにかしら違和感を覚えていた。一方女武者姿の千絵と万吉は阿波に入り、杖をつく旅川周馬を追跡する。

周馬は孫兵衛の家へ向かっていた。後をつける2人を弦之丞が見ていた。孫兵衛は覚悟を決めたと言うお綱に酒を注ごうとするも、周馬が入って来て、一角の位牌を拝みたい、お前のことだから位牌くらい作っているだろうといい、仏壇の前へ行く。仏壇の前の、鳴門秘帖が入った箱をお綱はそっと隠す。一角は位牌を拝んだ後、鳴門秘帖はないのかと尋ねる。あの箱には特殊な膠で封がされていること、甲賀の者らしい仕掛けがあることから、俺が箱を開けてやろう、中のは偽物かもしれんと言う。お綱はうろたえた表情をするが、周馬はそこに隠しているなと見抜き、それを渡せと迫る。

2人が対立した時、千絵と万吉が入って来た。千絵は孫兵衛を相手にし、万吉は一角に縄を投げて捕らえようとする。すると酒が囲炉裏にこぼれて火柱が立った。孫兵衛は、家を燃やすわけにはいかぬとあたふたし、千絵はその隙に弦之丞と共に、世阿弥が死んだ洞窟へ行って、世阿弥の墓である土饅頭に手を合わせ、お綱と姉妹であることを名乗る。千絵は世阿弥から、この空の下につながりのある者がいることを聞かされていた。その頃徳島城では龍耳軒が有村に、主君と家臣の話であると口をはさませないようにし、秘帖をなかったことにするよう重喜に提案する。

会いたいと思いつつ会えずにいた弦之丞と千絵は、再会をことのほか喜んだ。積もる話をする2人を、お綱は見つめていた。辛いだろうが、姉妹の契りを交わした以上辛抱しろと万吉。しかし箱を手にしたお綱と万吉に、甲賀衆が襲い掛かる。忍者たちは、かつての主の娘の千絵のことなど気にも留めず、周馬の命令通りに動いていた。彼らは甲賀衆を相手に奮戦するし、何とか鳴門秘帖を守ろうとするが、そこへ孫兵衛と周馬が現れる。お綱の短筒の弾丸がもう切れているのを、短筒から弾を抜いた孫兵衛は知っていた。

弦之丞たちは奮戦するものの、秘帖の入った箱を奪われてしまう。孫兵衛と周馬はその足で徳島城へ向かい、重喜に目通りをする。重喜は大いに喜び、褒美を取らせることを約束する。また有村も喜ぶが、龍耳軒は内心密かに、弦之丞が間に合わなかったことを嘆いていた。その箱は鍵付きの蔵に厳重にしまわれたが、その夜ある忍びの者が天井裏から入り込み、蔵を破ってその箱を盗み出そうとする。

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ここまで観て思ったことですが、弦之丞の役、本当はもう少し陰のある人の方でもよかったかと思います。アーカイブでしか観ていませんが、前回が田村正和さんだったので、そのイメージがあるのかもしれません。山本耕史さんだと、何か明るい印象になってしまうのですね。しかし再び虚無僧姿に戻っていますが、そしてはなはだ無粋なことではありますが、いつどうやって着物を着替えているのでしょう。

それと弦之丞と千絵が出会うシーンですが。花が咲いている中で、離れ離れになっていた男女が会うというのは、何かラブコメ的な雰囲気があります。そもそもああいうところで2人でいたら、すぐさま嗅ぎつけられるでしょうし、せっかく奪った鳴門秘帖が孫兵衛たちに奪われたら、せっかくの龍耳軒の言葉も無駄になってしまうと思うのですが…。それと早見あかりさん、女武者姿はなかなかですが殺陣が今一つな感あり。というか、むしろ弦之丞たちより、敵方のほうがまだ殺陣は様になっています。孫兵衛と周馬はなかなかいいです。周馬の雰囲気が、ちょっと作り込みすぎな気もしますが。

ところで龍耳軒が治水工事に言及していますが、やはり外様藩は普請をやらされています。これは薩摩も同じで、宝暦治水事件が起きたりしています。ちなみにこれは、かの『風雲児たち』の番外編にも登場しています。しかし徳島藩は幕末は幕府方に与していました。ここが同じ四国の土佐との違いといえます。また宇和島も藩主伊達宗城が、島津斉彬などと同じ四賢侯とされていましたが、幕末は勤王倒幕の藩とはなりませんでした。

しかし思うのですが、お綱の連発銃、あれは火縄銃でもなさそうですが、ああいうタイプの銃はあの当時(18世紀半ば)にはなかったと思います。所謂連発式のピストルが登場したのは、確か19世紀に入ってからです。尤もこの場合、彼女が単なる女掏摸では物語にならないから、あのような飛び道具を持たせたのでしょう。

前にもちょっと触れたかもしれませんが、主人公無双といった感じがやはり強いなと思います。もう少しドジを踏むところがあるといったアレンジがあってもよかったかもしれません。今回、ロードムービー風アレンジというのが売りなのですが、主人公がとにかく強くて、しかも牢に入れられてもすぐ出て来てしまうという設定はワンパターンな印象もあります。あとロードムービー的にするなら、もう少し回数があってもよかったかもしれません。さて次回は最終回です。

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[ 2018/06/22 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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