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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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鳴門秘帖第8回「親子の名乗り」

阿波へ変装して乗り込んだ弦之丞とお綱を追って、竹屋三位卿藤原有村らが船のつづらに刀を刺すものの、中にあったのは宅助とお米の遺体でした。2人は船に残っていた周馬と一角に詰め寄られ、船から海へと身を投じます。

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弦之丞とお綱はとある浜へ流れ着いた。その頃千絵は不吉な夢を見たと万吉に話す。2人が鳴門の渦の中に飛び込んだというのだ。万吉は、あの2人はただでは死なないと千絵を安心させる。そして徳島城では、継裃の一角、孫兵衛(元川島郷原士)、そして旅川周馬の3人が、竹屋三位卿藤原有村の仲介により、藩主重喜にまみえていたが、森祐之助は例の件で扶持を取り上げられていた。孫兵衛は、頭巾は切り傷のためと重喜に断っていた。彼らなら幕府に立ち向かえると有村。褒美を取らせようと言う重喜だが、孫兵衛は弦之丞が斬られていないことから、生きている可能性を示唆する。

その時家老の高木龍耳軒が出て来て、男女の死体が漂着したという話を聞いていないこと、2人が飛び込んだのは阿波の海の近くであったことから、恐らく泳ぎ切る自信があったのではないかと言い、喜ぶには早いと一同を牽制する。しかし周馬はそのようなこともあろうかと、人相書きを配下に配らせ、また竹屋三位卿も代官所に人相書きを手配して働きかけていた。役人たちに調べさせたところ、日和佐宿の大工の棟梁である勘助が、ずぶ濡れの男女2人と共に行方をくらませていたことがわかり、周馬はそれを有村に報告する。

その勘助は四国屋の船以外扱わない男で、恐らくは世阿弥のいる剣山に向かったということで、有村たちはその日のうちに山探しを始める。その頃男女のお遍路が、日和佐宿を通り抜けていた。勘助はその男女、つまり弦之丞とお綱を連れて、剣山の麓まで来ていた。役人がいるため裏道を行くしかないと言うが、途中でお綱が足を痛めてしまう。その後勘助は2人と別れた。この後土佐泊まで出て抜け荷仲間と会い、しばらく島でほとぼりを覚ました後、大坂に行くと言う。大工なので仕事はあるということだった。源之丞はお綱と古い社へ忍び込んで夜を明かすことにした。

お綱は弦之丞との旅も終わるのかと寂しく思うが、弦之丞はお綱を世阿弥に会わせ、さらに千絵と姉妹の契りを交わすまでは守らねばならないと言う。そして今までも自分のせいで周囲の人間が死んだり、傷を負ったり、目を付けられたりすることになり、守らねばまことろくでなしとなると口にする。お綱は、それでは死んで行った者が浮かばれない、皆あなたのために身を捧げたとと反論し、さらに弦之丞を千絵のもとに返すまでは自分も戦うと言ったため、弦之丞はろくでなしとは二度と言わないと誓う。また弦之丞はお綱に、共に旅を続けてよかったと言い、お綱は弦之丞に寄り添う。

しかしそこへ甲賀衆が斬り込んでくる。お綱を逃がして対戦する弦之丞。その頃剣山の牢から脱獄を測った世阿弥は10年ぶりに外へ出、とある岩に水をかけることで、かつてある物を隠した場所を探し当てる。そこには風呂敷包みが隠されていた。一方有村や周馬、一角、そして孫兵衛たちは、源之丞を目撃したという情報をもとに山探しをはじめ、目にした世阿弥を矢で射る。手負いの世阿弥を餌に、源之丞をおびき寄せるのも一興だが、早く殺した方が殺生の罪は軽いと有村。公家とは卑しきものよと孫兵衛、しかし彼らは途中まで同行し、それから別れて弦之丞を探す。

弦之丞は彼らに従う浪人たちに密かに忍び寄り、声も立てさせずに仕留めるが、一角に気づかれてしまい、川の近くの岩場で弦之丞と斬り合いになって仕留められる。そこへ周馬、孫兵衛がやって来て、瀕死の一角に、必ず弦之丞を仕留めると約束する。その頃大坂では、千絵が万吉からすべてのことを聞き、またお綱が姉であったことも知り、何とか阿波へ行きたいと四国屋に願い出る。同席していた常木は、弦之丞もどうなっているかわからない、様子見をと言うが、それでは遅い、姉であるお綱と源之丞が阿波に渡っているのに、自分だけ大坂にいるわけには行かぬと言う。

結局お久良は船で商いをする身として、乗りかかった舟であると千絵の阿波行きに同意し、船を出す。その頃阿波では一角が弦之丞に斬られたことと、飛び立つ鳥の羽音に有村が怯えていた。手負いの世阿弥は洞窟に身を隠すが、そこへ周馬がやって来る。ここは危ないし、千絵も来ているからと同行を勧める周馬に、世阿弥は弦之丞のことを問うが、周馬は知らぬ存ぜぬを決め込む。その時お綱の短筒が火を吹き、周馬は脚を負傷するものの、甲賀衆と立ち去る際に世阿弥に手裏剣を投げ、それが致命傷となった。

世阿弥は短筒の女が娘のお綱であることを知り、世阿弥様ではなく父と呼んでくれと頼み、鳴門秘帖を弦之丞に渡してくれと言って絶命する。そこへ孫兵衛がやって来て、お綱を倒し、鳴門秘帖を奪って逃げる。お綱を肩に抱えた孫兵衛は、大声で弦之丞を呼び出し、世阿弥のこととお綱のことを伝え、さらに有村に世阿弥が死んだことを話す。有村たちは鳴門秘帖を探すべく洞窟に入り、取り押さえられた弦之丞は徳島城の牢へと入れられ、高木龍耳軒と対面する。その頃千絵は万吉と2人で、阿波行きの船に乗り込んでいた。

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まず天堂一角の身分がどのくらいなのか知りませんが、着ている裃が継裃、つまり肩衣と袴が共布でない裃です。元々平服扱いだったようですが、あれで殿様の前に出られたのですね。その一方弦之丞たちも、お遍路姿で登山だとかえって目立つような気がします。しかしこの2人の人相書き、何やら『西郷どん』の、吉之助と月照を思い出します。あるいは同じ人が書いたのでしょうか。

そしてまた弦之丞の口癖
「私はろくでなしになる」
が登場します。これ、聞かせられる方は結構滅入って来る言葉です。お綱がそれをもう言うなと誓わせたのも、無理からぬ話ではあります。しかし自分に関わって死んだ、あるいは不幸になった人の中に虎五郎が入っていないようですが、あれは入れるべきですね。いくら飲んだくれ親父とはいえ、この人も弦之丞といたために殺されたようなものだし、最後の最後に、自分は本当の父親でないと明かしたことからすると、結構重要な役割ではあるのですが。

それから殺陣ですが、弦之丞が浪人を2人仕留めるところがありますが、あれで返り血が全くないのはちょっと不自然です。まして動脈を斬るシーンなどは、少しばかり血をつけていた方がリアルに思えます。元々この原作は講談的なもので、そのためひところの時代劇、あるいは西部劇のように主人公がやたらに強くて正義漢的ですが、多少ドジを踏むところがあった方が、ドラマそのものにメリハリがつくかとは思います。またお綱相手に自分の思いをあれこれ述べるのは、ちょっと学園ドラマ的な演出にも見えます。これは大河でもかつて似たシーンがありました。しかしお綱、孫兵衛に対してはなぜか警戒心が緩いように見えますね。

一方でやっと脱獄した世阿弥が泥水を岩にかけて、黄緑に発光するシーンがあります。忍術といえばそれまでですが、何やらルミノール反応のようです。よく刑事ドラマで、血痕を調べるために使うあれですが、血痕の場合は青の光が出る仕組みになっていて、場合によっては赤や黄緑の光が出ます。しかもそれで鳴門秘帖の存在がわかってしまうのというのも、驚くべきことではあります。どのような仕掛けになっているのやら。

それから竹屋三位卿藤原有村が、世阿弥に手傷を負わせ、それで弦之丞をおびきよせるか、あるいは早めに殺すべきかと言って哄笑するシーンがあり、孫兵衛が卑しいものだと言いますが、戦国時代なんてそんなものでしょう。相手の身内や兵を人質に取って、相手に降伏を迫ることなどかの時代は日常茶飯事だったでしょうし、武田信玄の志賀城攻めは、相手の兵の生首で城を囲んだといわれています。しかし蜂須賀侯がどういう倒幕計画を練っていたのかはわかりませんが、幕府を倒すにはまず世論喚起と軍備がないと勝てません。結局倒幕は100年後、雄藩薩長が坂本龍馬を通じてミニェー銃とアームストロング砲を入手できたことにより、初めて実現できたのですから。それと大工の棟梁の勘助という名に、「あの」勘助を思い出します。

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[ 2018/06/13 23:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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