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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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西郷どん第14回「慶喜の本気」

老中阿部正弘の死後、慶喜を将軍にと目論む一橋派と、慶福を推す南紀派の対立が激しさを増します。斉彬の命を受けて慶喜を推そうとする吉之助は、当の慶喜や左内と共に井伊の刺客に狙われ、3人で、井伊屋敷に押し掛けることになります。

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アメリカ総領事ハリスと通弁官ヒュースケンが、将軍家定への謁見のため江戸城を訪れる。正装の家定は落ち着かない表情で右足を踏み鳴らし、平坦な口調でこのように述べた。
「遠国よりの書簡を嬉しく思う。幾久しく友好を保ちたいと大統領に申し述べるべし」
下座に控えていた一橋慶喜や老中たちは安堵するが、家定は何度も同じことを繰り返して一同をうろたえさせる。この口上は、その前に何度も篤姫と練習をしていたのだった。家定が篤姫を訪ね、このことを伝えると篤姫は笑顔を見せる。家定はこの笑顔をとても気に入っていた。

一方吉之助と正助は熊本を訪ねた後、互いに斉彬のために努力することを誓って別れる。その年の暮れ、吉之助は江戸に到着し、松平慶永に目通りする。慶永への斉彬の文には、吉之助を存分に使ってくれとしたためられていた。阿部正弘死後慶喜の擁立は難しくなり、しかも老中首座を継いだ堀田正睦は、異国との通商に反対する斉昭を抑えられずにいた。そのため吉之助と橋本左内は磯田屋に、慶喜の優れた点を書き連ねた『橋公行状記』を幾島や藩士たちに広めることにする。しかし同じ磯田屋にいたヒー様こと慶喜は、彼らの話を耳にし、行状記はすべて作り事だとして破り捨ててしまう。

慶喜は頑なに将軍となるのを拒み。自分を一橋様と本名で呼ばず、ヒー様で通すように命じて去って行く。しかし左内は、部屋の花瓶の底に行状記の写しを隠していた。しかも2人は写しを沢山作り、準備万端整って磯田屋を出るが、吉之助は以前見かけた翁の仮面の男が、自分のそばを通るのを見た。その男に追いついた吉之助に、井伊直弼の懐刀である長野主膳が声をかけ、吉之助はそのまま井伊の屋敷へ連れて行かれる。茶室に通された吉之助は茶をふるまわれ、毒などは盛っておらぬという井伊の言葉に従って茶を飲み干す。

しかし2人の意見は真っ向から食い違った。しかも直弼は、薩摩の内密の事情を教えれば、家臣に取り立ててやると脅しをかける。さらに世間の泥水をたっぷり飲めば、ここの茶のうまさがわかるはずとも言う。しかしその後斉彬から建白書が届けられ、慶喜を将軍に擁立する旨が書かれていた。これにより、慶喜を推す一橋派と慶福を推す南紀派の対立は深まっていた。しかし大奥では、慶喜の父斉昭の評判が悪く、さらに本寿院は、家定と篤姫の婚礼には、慶喜推しの目的があったことを知り激怒する。

そんな折、家定がまた篤姫のもとに姿を見せた。篤姫は慶喜を推し、慶喜を嫌っていた家定もついにその気になる。しかし慶喜はなおも拒み続けた。その後磯田屋で、寝入ってしまった慶喜を例の井伊の刺客が遅い、吉之助と左内が協力して慶喜を逃がし、吉之助はその男を脇差で殺してしまう。自分が人を殺したことにたじろく吉之助をよそ目に、慶喜は遺体を川に流して始末する。しかし吉之助は、あの男にも主君や家族がいたであろうと思い、慶喜が将軍になってくれなければ、あの男も浮かばれないと将軍就任を懇願する。

その翌朝、3人は井伊屋敷へ向かう。直弼に対し、自分が生きていることに驚いたであろうと慶喜は言う。直弼は慶福を将軍とし、代わりに慶喜に紀州藩を与えるつもりでいたが、慶喜にしてみれば、直弼からこのような指図を受けるいわれはなく、逆に直弼を怒鳴りつける。
「お前の言葉には、命がこもっていない!」
さらに慶喜は今のままで泰平は守られない、大馬鹿者と言い残し、その後吉之助と左内を連れて、悠然と井伊屋敷を後にした。

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今回は『真田丸』を彷彿とさせるシーンがいくつかありました。
まず家定が同じ言葉を繰り返すシーンは、衰えを見せ始めた秀吉が、五大老五奉行の件で同じことを何度も(しかも一部間違えて)繰り返すところを連想させ、写しを沢山作るのは、治部と刑部が関ヶ原の少し前に書状を書くのを思い起こさせます。さらに
「お前の言葉には命がこもっていない」
これはまさに
「お前には情ってもんがねえんだよ!」
あの清正の治部への決め台詞と酷似しています。尤も井伊直弼は、慶福を操って自分が権力を握ろうとしていたわけですから、その点では治部よりも、秀頼を利用した家康と共通するものがあります。

それとヒー様が行状記を破り捨てるシーン、父の斉昭も斉彬の書状を破り捨てていましたから、正に似た物親子と言うべきでしょう。それから家定が右足をばたつかせていたのは、事実であったといわれています。しかしハリスとヒュースケン、家定が正装で、慶喜や老中たちも烏帽子直垂で居並ぶ中、土足で江戸城に入ってくるわけですね。まあこの当時の西洋列強とはこのようなものでしょう。

そして吉之助が大物に目通りするシーンですが、松平慶永に会うシーンは、斉彬の口添えがあったと思われるものの、流石に廊下に座っていましたし、井伊直弼と会う時は茶室という特殊な空間であったことを考えれば、まだ納得できなくはありません。むしろ昨年、既に農婦になったはずのヒロインが、家康と同じ部屋で差しで会う方が不自然ではありました。のみならず打掛を持ち歩いていたりしたわけで、やはりあれはないのではと思います。

あとネット上で、安政の大獄はまだかというのもありましたが、この時の井伊直弼は、まだ大老でもなく、安政の大獄はまだ始まってもいません。そもそもあれも当初は大名レベルの処分だったのですが、後でかなり末端の方にまで捜査の手が伸びることになります。

それと吉之助が刺客を返り討ちにするシーンですが、流石に太刀でなく脇差で、恐らくは偶然に殺めてしまったようです。この当時、こういう刺客でない限り、武士といえども人を斬ることなどそうなかったでしょうし、この吉之助のキャラからすれば、戸惑うのも当然ではあるでしょう。

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[ 2018/04/16 23:30 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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