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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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90年以降の大河のベストとワースト 続き

先日アップしたベストとワーストの続きといいますか、5位以内に入らなかった、あるいは故意に入れなかった作品は次の通りです。

<ベスト>
真田丸
八重の桜
八代将軍吉宗

<ワースト>
利家とまつ
平清盛

まずベスト5落ちで『真田丸』。真田昌幸が出ていたエピは概して楽しめました。ただ大坂の陣関連でややトーンダウンしましたし、言っては何ですが学園ドラマ風になった部分もあります。本来この大坂の陣で盛り上げるべきなのですが、それがあまりうまく行かなかった感はあります。しかしこの大河も『真田太平記』とあれこれ比較されたようですが、これはもう三谷ドラマとして楽しむべきでしょうね。『翔ぶが如く』と『西郷どん』が違うように。

そして『八重の桜』、これは八重が鉄砲に興味を持ち、会津戦争に突入するまでは楽しめました。このインパクトが大きかっただけに、その後の京都編がやや物足りなかったところがあります。ただしこの大河は、誰が主人公だかわからないといわれつつも、八重のみを前面に押し出さなかったため、女性主人公にありがちな朝ドラ風味がなかったのは評価すべきでしょう。

さらに『八代将軍吉宗』、これも放送形態を変更した挙句視聴率が伸びず、現代版三部作後の『独眼竜政宗』同様、ジェームズ三木氏が脚本を担当しました。大河としては珍しい江戸時代中期を持って来た割に当たったこと、出演している俳優さんたちもそこそこで、特に江守徹さん演じる近松門左衛門のナレは楽しめました。またOPも面白かったし、中村梅雀さん演じる家重もなかなかのものでしたが、時代設定のなせるわざか、どこか時代劇風であったのも一因でしょう。

それからワーストの方で『利家とまつ』。まつが何かにつけて出てくること、やけに味噌汁を作ることはちょっといただけませんでした。ただここ10年ほどの大河にもっと奇妙な作品が出てきたため、ワースト5入りは見送りました。またこれも『信長 KING OF ZIPANGU』同様、斬新なキャスティングではあったのですが、斬新過ぎて大河というよりは、民放のスペシャル時代劇のようにも見えました。これは近年の大河にも見られる傾向ですが、やはり俳優さんの事務所との関連もあるのでしょう。

そして『平清盛』、これは故意にワーストから外したといえます。確かに視聴率は史上最低でしたが、これより視聴率が高いはずの『天地人』よりはるかに楽しめた大河でした。やはり人物関係がわかりにくい(ちょっと調べてみると大体わかるのですが)、「王家」の連発などで最初の方で観なくなった視聴者が相当数いると思われます。それを考えれば、もったいないことをしたなと思います。

無論このベスト、ワーストは私自身の判断によるものですから、『真田丸』が嫌いだという人もいれば、『直虎』や『天地人』が好きという人もいるでしょう。視聴者に100パーセント受ける大河もないし、100パーセント嫌われる大河も恐らくはありません。ただあまり無理やりな展開をすると、離れて行く人はいると思います。

それと女性大河にありがちな、メインの人物同士でやけに恋愛関係に持ち込む設定。要は背景になる物語がないから、そうせざるを得ないのでしょうが、どうかと思います。『風林火山』で、勘助が由布姫によせる思いとか、あるいはリツを妻にするか養女にするかで、散々悩むシーンなどを見ていると、簡単に主人公と周囲が恋愛関係にというのは、それに伴う迷いが見られない分、嘘臭くなりがちです。実は今日の『西郷どん』も、ガイドブックを見る限りどうなることかと思っていたのですが、ああいう展開ならば一応許容範囲です。あらすじはまた明日以降アップします。

飲み物-バーのラテフロート
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[ 2018/03/26 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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