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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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風林火山第41回「姫の死」

由布姫退場回であると同時に、雪斎の退場回でもありました。この雪斎がいなくなったことにより、今川家が勢いを失い、そして人質であった元信が台頭することになって行きます。一方武田は木曽攻めを行います。

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勘助は晴信から、由布姫が吐血したことを知らされる。諏訪の小坂観音院へ向かった勘助に由布姫は会い、諏訪湖を久々に見たいと言う。戸外で由布姫は勘助に、四郎のことを頼むと言い、勘助を戸惑わせる。また生まれ変われるのなら、男に生まれてお屋形様や勘助と戦をしたい、政を行いたいと言い、さらに男でもなく、水鳥となって自由に空を羽ばたきたいとも口にした。姫様には生きて頂かなければ困りますると言う勘助に、そなたを困らすのが私の癖と由布姫は答え、そして、庭に咲いている桃を折って来てくれと頼む。

高島城に入っていた晴信がやって来て、桃を活けた部屋で三人が語らう。例のことで由布姫に意見を聞きたいと言う晴信に、勘助は嫁取りのことかと表情を変える。しかしそれは、木曽への出兵のことだった。不穏な動きを見せる木曽一族に対して、越後とどちらを先に討つべきかを晴信は由布姫に尋ね、由布姫は木曽をまず討って、その後晴信の姫を木曽と縁組みさせることによる、両家の間は盤石になると言う。晴信はこの意見を入れ、勝てば真っ先にそなたに知らせると言い、真田と相木の調略が行われる。

その頃晴信が陣を敷いた朝日城で、伝兵衛は鉄砲を点検していた。そこへ葉月が来て、なぜ伝兵衛は独り身なのだと尋ねる。葉月とのやり取りの中で伝兵衛は、自分がどうやら彼女を愛していることに気づく。また勘助は木曽へと発つが、由布姫にしばし引き止められ、戦が終われば嫁をもらって、山本家の血筋を絶やさぬように約束させる。また、己が家のことをおろそかにする者に、四郎は託せぬとも言う。しかしこれは由布姫にもつらいことであり、これが二人の今生の別れとなった。そして勘助が木曽福島で策を練っているところで、狼煙が上がる。

それは、長尾景虎が攻めて来たということだった、木曽攻めは中断され、両軍は犀川を挟んで200日の間にらみ合う。長尾方の宇佐美定満は、旭山城を挟んだ葛山に陣を置くことを提案する。これで武田とも五分になると宇佐美。この付城の策に相木と真田は感心するが、それは兵糧が尽きれば武田は終わるということでもあった。秋山虎繁は、敵を褒めている場合ではないと言い、勘助は、今川方に間に立ってもらうことにした。そこで太原雪斎が長尾陣を訪れ、荘子の言葉を持って和睦を申し入れる。

武田は当てにならぬと言う景虎に、ならば自分を信用してほしいと言う雪斎、宇佐美は、雪斎の経歴を景虎に教え、景虎も結局和睦を受け入れる。晴信は雪斎に酒を振舞うが、雪斎はわずかしか飲まず、早々に駿河に戻り、松平元信に酒を用意させた。元信が六歳の時から手塩にかけた雪斎は、彼が元服したことに喜ぶ。また武田北条は大したことはない、ゆくゆくはそなたが今川の力となり、天下の平安をと言ったところで雪斎は昏倒し、帰らぬ人となる、この松平元信、ひいては元康と名乗ることになる青年は、後の徳川家康である。

雪斎の死は今川家に大きな衝撃をもたらした。そして諏訪では、由布姫の最期が迫っていた。勘助は後ほど来ると聞いた由布姫は、木曽との戦のことを訊き、勝ったと答える晴信。また四郎の元服後の名を勝頼と決めたと聞かされ、その名に恥じぬように生きよと四郎に伝える。志摩の嗚咽を聞き、自分はもう死んだのか、まだ自分は空を飛んでおらぬと言いつつ、由布姫は亡くなった。その頃武田方の藪原砦では、木曽は恭順の姿勢を見せているが、家中が二つに割れているため、守りを緩めない秋山を勘助がねぎらう。

その時彼方の方で鬨の声が上がり、木曽の兵たちが攻めて来た。声の方へ向かおうとする勘助に、伝兵衛が急ぎ足でやって来た。そして勘助に、諏訪の姫様が亡くなられたと伝える。驚きのあまり声も出ず、辺りの声も聞こえない勘助。やがて、取り落とした兜を拾うこともなく刀を抜き、鬼神の如く木曽の兵を倒して行った。あの、自分を困らせる姫がもうこの世にいないということが、信じられない勘助は叫んだ。
「さようなことがあるわけがなかろう!」

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この木曽攻めの際の当主は木曽義康、そしてその子が木曽義昌です。木曽義昌といえば、『真田丸』で滝川一益から人質を受け取り、その人質の一人だった真田幸隆の妻、とりから「信玄公の前で小便を洩らしおった」といわれた、あの小物臭漂う人物です。

そして由布姫が亡くなったことで、勘助は何やら八つ当たりの如く、木曽軍の兵に襲い掛かります。由布姫から山本家を絶やさぬようにいわれ、その後ある方法を考え出す勘助。一方このことを勘助に知らせた伝兵衛は、葉月が色仕掛けで諜報をするということに抵抗を覚え、自分の葉月への思いに気づくことになります。

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[ 2018/01/15 00:15 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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