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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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おんな城主 直虎-48 信長、浜松来たいってよあらすじ&あれこれ

このサブタイだけで萎えてしまいます(苦笑)。「氏真の陰謀」くらいにしておけば、氏真が出ることもわかってよかったのではないのかと思うのですが。しかしおとわ無双というか、完全に江、または『花燃ゆ』の美和と化していますね。

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徳川家康に火急の知らせが届く。信長が甲斐から戻る途中に立ち寄るので、もてなしをせよということだった。家康は道を作ったり、人堰で水を食い止めたり、また信長の好きな相撲を見せたりする。この饗応には金がかかったが、今度はその返礼として、家康を家臣共々安土に呼びたいと、信長より知らせが届いた。しかし家臣もろともいなくなる状況を、守りが手薄になる状況を家康は懸念する。またこの場に今川氏真も、武田滅亡の礼を述べに来るが、氏真にはもう一つの目的があった。

信長が発った後、竜宮小僧の井戸の所に男児が座り込んでいたのがわかり、龍潭寺で一旦引き取る。その子はどうやら武家の子のようで、信長の家臣が置き去りにしたと思われた。しかし翌日その子は姿をくらます。おとわと傑山は井戸の側に張り込み、そこにやって来た男をつけて、氏真が糸を引いていたことがわかる。その子は自然(じねん)と言い、明智光秀の子だった。氏真と光秀は京で知り合い、共に信長を倒す盟約を交わす。信長の駿河行きも、実は領内視察だった。

氏真から井伊家の者や瀬名の仇を討ちたくないかと言われたおとわは、このことを家康に告げることにした。おとわは、徳川は天下を取る方と言い、ゆえに信長を殺して家中にもめ事を起こさせ、天下布武をやめさせようとする。家康も戦は嫌いだ、戦を起こせぬような仕組みを作りたいとおとわに話す。また自然は、結局のところ寺で預かることになった。直親も虎松もよその寺で世話になった、今度は自分たちの番だと、おとわは南渓と昊天に話す。

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今回の疑問点です。

  • 人堰わざわざ出す必要もないのでは?要はもてなしで、六左と直之の裸を見せたかったのでしょう
  • 自然を出す意味がない。そもそもあんなゆするようなことしなくても、普通に氏真とどこかで会う設定でもいいのに。ああしないと、尺を稼げないという事情もあるのでしょうが
  • 信長の意図がどこにあるのかはともかく、あそこで家康を討ってしまうと、東の方の抑えが効かなくなると思います
  • しかもおとわがあちこちに一人で行っているようですが、農閑期なのでしょうか
  • そのおとわが、氏真から仇がどうこうといわれ、仇は誰かと思わぬことにしたと言っていますが、今まで一度でも、仇は誰かなどと考えたことはあったのでしょうか
  • 加えて、あんな機密事項をぺらぺらしゃべると言う、全く不可解な行動に出るおとわ
  • おまけに今度は家康が戦は嫌じゃと言い出す。しかも合戦シーンがきちんと描かれていて、それで苦労しているからと言うのであればわかるのですが、今回はそれもなし。しかも家康は、その後敵を粛正するために戦何度も起こしていますよね
  • 日の本一日の本一うるさい。『真田丸』を意識しているようにしか見えない
  • 龍潭寺関係者があまりにも年取らなくて不気味
  • おとわの徳川への盲信がすさまじい、これもまるで数十年後を知っているが如き物言い。あの井戸はタイムマシンなのでしょうか


以前から、昼に放送されている『風林火山』と何かしらダブる部分について書いていますが、今回は

氏真の「武田を滅ぼしてくれて感謝」

「さだめじゃ」

この2つです。『風林火山』では、武田と今川の新しい盟約について描かれていました。その時氏真に嫁をというのを勘助が退け、今川の姫を太郎様にと言ったことで、これは四郎のためを思っているのではと、今川義元と小山田信有に勘繰られてしまいます。それと「さだめ」、これは大河によく登場する言葉で、昔の人、特に動乱期に生きる人々の人生観を感じさせますが、実は昨日観た『炎立つ』でもこれが使われていました。


ところで先週、この大河は『江~戦国の姫たち~』や『花燃ゆ』のよくない部分をこじらせていると書きましたが、今回はまさにそれですね。それも『花燃ゆ』の、美和の奥女中編のような感じです。無理やり著名人と絡ませないと出番がないという、女性大河の悪しき部分がまたも繰り返されています。いい加減NHKは学習するべきでしょう。しかも結構前から、『直虎』で何か変わった描写がなされるたびに新史実といった声も出ているようですが、多くは制作者が考えたフィクションでしょう。ただこの自然なる子は光秀の子で、坂本城落城で死亡したといわれています。無論昨年のように、新説発表会さながらというのもちょっと引きますが。


しかし「史実に縛られない大河を」と言いつつ、結局なんだかんだで史実を絡めてしまい、それとフィクションとの乖離が、結構大きかったように思えます。都合のいいところで、無理にはめ込むからだと思うのですが…。来週の伊賀越えにおとわが出て来たら、正に『江』ワールドの再来です。ところで伊賀越えといえば、昨年の『真田丸』の伊賀越えを思い出します。あの時は、如何にも何か企んでいそうな家康が、いざ逃げる際に小心さをあらわにするのが面白かったのですが、今回の家康ははじめから善人キャラだから、その辺りの意表をつく面白さはなさそうですね。


なお、公式サイトに森下佳子さんのインタビューがまたアップされています。個人的にあまり関心がないのでリンクは貼りません、興味のある方は公式サイトにアクセスしてみてください。またNHKのサイトに、恒例のバトンタッチの記事があります。


柴咲コウさんから鈴木亮平さんへ!大河ドラマ バトンタッチセレモニー!

(NHK ONLINE)


しかしこの記事に限らず、柴咲さんが大河の撮影でやけにいい雰囲気を強調するのに、言っては何ですがちょっと馴染めないものがあります。それと彼女の服装は、何かの衣装なのでしょうか。


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[ 2017/12/05 00:00 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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