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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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風林火山徒然-11

武田家に仕官が決まったものの、あまりの待遇のよさに、重臣たちから実力を試される勘助ですが、突拍子もない方法を思いつきます。帰りしなに、春日家に舟があるのを見た勘助は、この辺りでは洪水に備えて、どこの家にも舟があることを源五郎から聞き、池に舟を浮かべて、そこで対決する方法を提案します。ならば足元がおぼつかない自分でも、互角に戦えるとその気にさせる勘助。また戦場変更かと苦々しい表情の、鬼美濃こと原虎胤ですが、結局源五郎の漕ぐ舟に乗り込んで、沖合にあるもう一艘の舟を目指します。

しかしここで原は、「なぜ」沖合に舟があるのかを疑うべきでした。恐らくどのような場であれ、自分なら負けることはないと多寡をくくっていたのでしょう。しかし、それこそが勘助の思うつぼでした。舟に乗り込んだとたん、原の一撃をかわし、太刀で船底に穴を開けてしまいます。しかも自分は源五郎に舟を回させ、そちらに飛び移ってしまいます。しかも置いてきぼりの原に縄を投げてよこすと見せかけて、縄に太刀を当てるという、原に取っては何とも嫌らしい作戦を取ります。

成り行きを見守っている晴信、信繁、そして家臣たち。板垣信方はしてやったりという表情を浮かべ、甘利虎泰は尋常に勝負せよと声を荒げ、そして飯富虎昌は、これは戦であると感想を洩らします。正に三者三様といったところです。しかも勘助は、紙に「兵者詭道也」としたためた物まで用意し、堂々と晴信や信繁、家臣団の前でそれを広げます。裁判の時のハタ出し(勝訴などと書いた紙を掲げる行為)を連想させます。

しかし晴信は感心ばかりしてもいられませんでした。二男の次郎が疱瘡で視力を失います。種痘も抗ウイルス剤もない時代、疱瘡で後遺障害が残る人も少なくありませんでした。かの伊達政宗もそうです。そして勘助も、教来石景政と共に歩いていたところへ、三条夫人と太郎、侍女たちが通ります。勘助のことを耳にしていて、そなたが山本勘助かと声をかけますが、疱瘡で片目の視力を失ったことを知り、表情を硬くします。恐らく次郎の失明は、勘助にあるのではと思ったことでしょう。

この回では勘助の策略がクローズアップされていますが、家族の情景も同時に描かれています。たとえばこの、次郎を思う晴信と三条夫人、晴信を思う大井夫人、そして、勘助の家に奉公することになった太吉の一家です。この太吉の女房おくまも、子供たちが勘助が食べ終わるのを待つ間、末っ子にこっそり食べさせているのを見つかります。結局勘助が皆も食べろと言い、子供たちが我先に飛びつきます。この太吉の息子たちは、成人後川中島の戦いに従軍することになります。

しかしこの食事風景、一人よりみんなで食べる方がおいしいといった雰囲気ですが、昨シーズンの『相棒』で、そういうセリフがありました。笹野高史さんがゲスト出演した回だったと思います。この太吉の奉公は、板垣の口利きによるもので、二百貫に増額されたのも、あるいはそのためだったのかもしれません。一方で上野に身を寄せている真田家、こちらは『国盗り物語』の明智光秀の不遇時代を思わせます。「山が動いた」と言うシーンには、前年の『功名が辻』の、山内一豊の「城を貰った」にだぶるものもあります。

飲み物-ビール2種類
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[ 2017/06/30 00:45 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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