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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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おんな城主直虎あれこれ その12

第12回のあれこれです。今回は構成上のこともあるのか、色々示唆する物が多く、これと、もう一つの投稿にまとめる予定です。

しのとなつ
現時点では、どうも本来の設定とは逆に、しのが妹でなつが姉に見えてしまいます。しのの場合、自分の夫を取られそうなのが気になって、常に次郎を敵視せざるをえなくなり、些細なことでも彼女とぶつかりそうになるわけです。今後彼女は再婚し、また自分の息子が次郎=直虎の後見となるわけですが、その時彼女は変われるのでしょうか。このしのは何か淀殿と被るところがありますし、また今川氏真にも多少似通っています。
同じように夫を失っていても、なつの方が小野家の人間という立場もあり、また本人の性格もあって、より客観的に物事を見ています。無論なつの夫の玄蕃は、年若いとはいえ戦死で、武士として華々しく死んだのに比べ、しのの夫の直親は切腹も許されなかったという、武士としては屈辱的な最期でもあったため、その違いもまたあるでしょう。しかしなつが直親と結婚していたら、だいぶ井伊家も変わったかもしれません。

今川家との付き合い方
直親一行が少人数で旅立ったのは、恐らく自らの潔白を示すため、氏真への忠誠心を示すためもあったのでしょう。しかし逆効果でした。警護を傑山あたりに頼んで厳重にするか、それとも変装した方がよかったのではと思えるほどです-白装束に十字架とまでは言いませんが。これは「同じことを繰り返す」井伊の、象徴的な行為だったようにも見えますし、しかも今川は傾きかけており、直満の頃より国衆への締め付けも厳しくなっていました。
この暗殺は、彼の十五代(実質的には十六代)後の当主、井伊直弼のそれと、規模や立場こそ違えどだぶるものもあります。そして両名とも、この最期がその後の起爆剤になって行くところも似ています。ちなみにこのドラマでは、直親は首を取らずそのまま放っておかれますが、これは今川方の見せしめと取れなくもありません。
そして新野左馬助の正攻法の命乞いも、やはり今川には通用しないもので、その引き換えにとんだ大任を押し付けられてしまいます。最後の酒宴を楽しむ古参三人の戦死で、「かつての」井伊は終わりを告げたようです。しかし、井伊家に忍びの者はいないようですが、今度出てくる盗賊団がその役目を果たすのでしょうか。

政次の行動の理由
この事件によって、小野家の存在感が増して来るようです。政次がなぜこの方法を選び、なぜ次郎にああ言ったかは別の投稿にゆずるとして、この人物は井伊家の、特に古参の面々の中では浮いた存在ではあったのは確かです。逆に今川家臣の新野左馬助の方が、直盛の正室の兄とはいえ、井伊家に馴染んでいるという逆転現象も起きています。
ぱっと見は、左馬助の方が善人、政次が悪人という印象を受けますし、また番組側としても、今はそういったPRをしているようにも見えます。しかし、実際のところはどうなのか。無論新野左馬助はそれなりの善人ではあるのでしょうが、政次のこの行動の裏をも読む必要がありそうです。史実では井伊家乗っ取りを企む悪人とされていますが、どうもこのドラマでは、単に井伊で冷遇されるから乗り換えるとか、そう単純な話ではないでしょう。しかし政次、ますます和泉守に似て来ました。

斜陽の今川家
そして今川氏、領国支配のやり方がどうにもまずいですね。確かに今まで領国を広げて来た中で、従わせてきた国衆に目を光らせておくのは大事ですが、何か虫けらでも殺すように「粛清」しまくっていては、造反する国衆もいて当然なわけです。こういう時こそ、鞭を振るだけではなく、飴をも与えてしかるべきですし、三国同盟もいつ破棄されるかわからないのです。今川家のいささか無理やりな締め付けと、それに対する国衆の造反とで、負の側面ばかりが拡大しているイメージがあります。
造反した国衆の最たる存在が、かの松平元康です。彼は幸いに粛清は受けず、西三河を勢力下に置いたものの、一向一揆で足元が定まらない状態になってはいます。ただしこの一揆勢力も一枚岩ではなかったこと、最終的に馬頭原の合戦で勝ったことから和議を勧めることができたわけです。またこの時、石川数正は浄土真宗から浄土宗に宗旨替えをしています。

槍と寺の庭
次郎が昊天の槍を持ち出し、自分は災厄を与えることしかないとぶち切れた行動に出て、南渓に、小野屋敷に行くかとまで言われてしまいます。おまけにこの槍を何度も地面に突き刺して、槍の刃を追折ってしまい、昊天を呆れさせます。恐らくこのシーン、冒頭の奥山孫一郎が斬られるシーンで、槍の刃が折れるのが伏線になっていて、それから直親の遺志を継いでというシーンに続いて行くわけです。
しかし個人的に、このシーンはちょっとどうかなとも思いました。皆が見ている前で決意を述べるというのは、『真田丸』の大坂の陣絡みでもありましたが、どこか学園ドラマぽくなるように思われます。あそこで直親に言及するのはいいのですが、その後ほぞを固めたというのを、改めて南渓と祐椿尼の前で誓うという描写の方が、よかったのではないでしょうか。

ところで、真田家もかつて辛酸をなめています。その再生の証として登場したのが、かの六文銭(六連銭)です。『風林火山』で、山本勘助と信濃に戻る真田幸隆に、親交のある僧の晃運が
「一度死んだ者は二度とは死なぬ」
と言って、六文銭を渡すシーンが登場します。このセリフ、この第12回で言ってもしっくり来たように思います。

それから『相棒』シーズン7の、第19話「特命」というエピがあります。この回で神戸尊が、二代目相棒となって出勤して来るのですが、当の杉下右京は、山奥の村に捜査に出かけてしまっています。この村に住む女性から、殺人を窺わせるような絵が送られて来たためなのですが、この村の村長を演じているのが前田吟さん、そして住職を演じているのが苅谷俊介さんです。

飲み物-ホットカフェオレ
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[ 2017/03/29 01:15 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

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Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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