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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『応天の門』都にて、魂鎮めの祭の開かれる事三

少々間が開いてしまいました。都で魂鎮めの祭が催され、一般人も会場である神泉苑に立ち入りが許可されて、大変な賑わいとなります。しかし帝の側にいた、藤原北家の長である良房が何者かに狙われ、祭りは中止となり、会場は騒然となりました。また、酒肴のもてなしを受けた伴善男は、帰宅早々嘔吐して倒れてしまいます。

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倒れた善男は他言を禁じるものの、容態は悪化し、息子の中庸(なかつね)は菅原邸に車を走らせる。当主の是善も祭から戻ったばかりだったが、中庸のうろたえた姿に驚く。中庸は道真の学識にすがろうとしていた。当の道真は、大納言である善男の息子で、しかも礼装である束帯を、着替えもせずに駆け込んで来たことから、緊急の事態に置かれているであろうことを察するが、その中庸と関わりを持つことに、何か危険な物を感じていた。

しかし是善が承諾したことにより、道真も伴邸に向かうことになる。道真は中庸に指示を出した。まず、祭りの後の混雑のため、二人で行くことによる遅れを避け、先に中庸が一人で戻ること。特に、家紋のない網代車を中庸が使っている以上、人目につかない方がいい事態であるから、よけいそうした方がいいこと。白梅は道真を案じるが、別々に行くことを中庸が承諾した以上、心配はないと答える。

道真は徒歩で伴善男の屋敷へ向かった。中では香が焚かれ、祈祷が行われていた。善男が血反吐を吐いて倒れたこと、神泉苑で毒を盛られた疑いがあることを話す中庸。道真は、ここで善男を助ければ、大納言方に与したことになり、見捨てれば藤原方に与したことになるため、なおも決心が鈍っていたが、結局引き受ける。しかし何の毒を飲まされたのが、それを特定できず、ともかく塩水を飲ませて吐かせることにした。

善男の喉が動かないのを見て、無理やり吐かせる道真。更に湯を沸かさせ、火鉢を用意させて、治療のためにその辺りの祈祷の道具をなぎ倒してしまう。周囲は驚くが、道真に取っては、善男の冷えた体を温めるのが先決だった。その頃神泉苑では、警備の物の遺体が発見され、犯人の物と思われる衣と、凶器と思われる弓矢が見つかっていた。弓は折れており、かなりの剛力の者のしわざのようだったが、目撃情報はなく、しかし単なるいたずらとも思えず、業平は悩む。

道真の方は、善男の体内の毒を出すのに懸命だった。粥を食べても戻してしまう善男だったが、とにかく体内の毒を外に出すには、それもやむなしと道真は考える。善男の体はほてり、汗まみれの衣には、毒が付着している可能性もあるので、焼くように指示する道真。しかし体は冷たく爪は紫で、しかも何の毒であるかはまだ特定できず、この治療でいいのかと悩む道真。当の善男は道真に、お前は是善の息子の吉祥丸かと、とぎれとぎれに尋ねる。

そして藤原基房は、島田忠臣と密談していた。やはり善男暗殺の張本人は基房であり、善男が急病で死んだように見せかけるように、念を入れて二の膳にも毒を仕込んでいたが、例の矢が射込まれた件で、二の膳の方には手をつけていなかった。実はその毒こそ、例の百鬼夜行騒ぎに紛れて、こっそり忠臣が運ばせた毒だった。基房の無謀な行動を忠臣は懸念するものの、自分たちもいつ疫病で死ぬかわからぬではないかと答える基房。

基房は、中庸が菅原家に赴いたものの、単身帰宅したこと、その後文章生らしき人物が、伴善男の屋敷を訪れたことを知る。基房は、中庸が是善に追い返されたことを喜ぶが、忠臣は、かつての師である是善の許へ、なぜ中庸が行ったのか、その文章生は誰かと考えているうちに、あることに気づく。基房は、是善が逃げたことに対して忠臣をからかい、毒を傍らの魚の桶に入れて殺してしまう。一方道真は、まだ善男の治療に追われていた。

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伴善男毒殺計画は、やはり藤原基房の差し金であり、例の百鬼夜行騒ぎは、毒薬を持ち込むためのものでした。今後善男はどうなるのでしょうか。そして何よりも、当の弓を引いた下手人である善男の甥の豊城は、裁かれることになるのでしょうか。

しかし、中庸が駆け込んで来た時の道真の分析が如何にも彼らしい。『まだらの紐』で、依頼人のヘレン・ストーナーがどのような状況で、どのような馬車で来たかを言い当てていたホームズを連想します。

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[ 2017/02/24 00:45 ] 応天の門 | TB(-) | CM(0)
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まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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