まず、ご存知の方もおられると思いますが、『真田丸』の台湾での放送が決定しました。
「真田丸」台湾で放送が決定 SNS中心に海外でもブームなるか (Yahoo!ニュース/スポニチアネックス)
ところでこの記事のタイトルに「SNS中心に」とあります。個人的に『真田丸』は三谷さんが脚本ということもあり、くすぐり、小ネタが多く、それがSNSと馴染みがよかった、つまりネタの部分で盛り上がった側面はあるかと思います。
ただしくすぐりや小ネタが多いということは、最初の内はいいのですが、段々パターン化してくるように見えますし、またこれは何度か書いていますが、最後の方の信之の登場シーンの落ちというのは、ちょっと馴染めないものもありました。SNSで受けるというのは、その辺がある意味短所といえるかもしれません。
それとネット上の書き込みなどで、『真田丸』に比べると、『おんな城主 直虎』は男性陣が頼りないというのを見かけます。無論これは、始めからそういう設定のようです。ガイドブックの出演者の方のインタビューにも、井伊家はどちらかというと女性が強くて、男性がちょっと頼りないというコメントがありますし、それはそれで構わないと思います。『真田丸』と全く同じ必要はないわけですし、実際今川の支配下の小領主であれば、事なかれ主義に走ったとしてもおかしくはないでしょう。ただご隠居様は武闘派ですが。
それと今年のは子役が長すぎる、わからない部分が多いというのもありますが、子役で伏線を張っておくという方法もあるかとは思います。またあまりよく知られていない部分があるのは、『真田丸』でも『軍師官兵衛』でも同じでした。
そのエピだけでは語り尽くせないもの、敢えて後でその解を出すという方法もあるので、その辺りは気長に観て行こうと思います。ただし、これはネタバレになりますが、今出ている人々の大半、特に男性は、4月頃には退場してしまいます。
その後所謂井伊谷三人衆とか、武田信玄、織田信長、山県昌景(飯富源四郎)、そしてもちろん井伊直政といった人物が出て来て、かなりキャストが変わると思われます。第二部の幕開けの時点で、かなり変化がありそうです。
この辺りも、同じ人物が長く出続けた前作と違う点ですし、その違いも楽しめたらと思っています。また誰が信長や信玄を演じるのか、そろそろ発表してほしいです。
スポンサーサイト