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ベイカー寮221B/Baker House 221B

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徳川家康とカルバリン砲と英蘭関係

さて『真田丸』では、大坂方はあれこれもめたりしている一方で、駿府の家康が、秀忠より先に出陣してしまいます。詳しいことはあらすじで書きますが、この時家康はカルバリン砲4門、セイカー砲1門を備えていたといわれています。一方で豊臣方は、ポルトガル製のフランキ砲を使っていたのですが、このフランキ砲よりもカルバリン砲の方が射程が長く、また命中精度も勝っていました。この砲弾が、冬の陣で大坂城の天守閣を狙ったのは有名な話です。またセイカー砲も、長射程を狙うのに適していました。

このカルバリン砲は当時のイングランド王国(スチュアート王朝時代のため、実質スコットランドと同君連合)から買い付けたもののようですが、その他にもオランダからも兵器を買っていたと考えられます。またカルバリン砲は、アルマダの海戦(*)でイングランド艦に備え付けられていたものです。またカルバリン砲には、かつては手持ちサイズのものもあり、その他デミ・カルバリンと呼ばれる、口径を小さくして、より長い射程を狙った砲もあります。

当時、イングランドとオランダ(ネーデルラント)はプロテスタント(**)であり、カトリックのスペインやポルトガルに対抗して、協力関係にありました。少なくとも兵器の購入においては
徳川方-イングランド&オランダ
豊臣方-ポルトガル
という色分けもできそうです。明治維新において、イギリスが薩長、フランスが幕府をそれぞれ後押ししたのを連想させます。現に薩長、幕府もそれぞれから武器の購入を行っています。しかしイングランドとオランダは、1623年のアンボイナ事件を機に協力関係が崩れ、その後英蘭戦争を引き起こすことになります。

(*)実際にアルマダの海戦の雌雄を決したのは、戦術や兵の士気から、軍艦の性能にいたるまで、すべてにおいてイングランドが優っていたこと、そして、最終戦のグレーブラインの海戦で、イングランドが火船を使ったことが主な理由とされています。この火船は、19世紀頃までは結構使われており、『ホーンブロワー』シリーズにも登場します。やり方としては、火をつけた小型艦を相手の艦隊に近づけ、艦を焼き打ちさせるのが目的です。

(**)イングランドは聖公会及びカルヴィニズム(ピューリタン)、オランダはカルヴィニズム(改革派教会)。
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[ 2016/10/24 01:15 ] 日本史 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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