今週末はトップリーグはお休みです。ということで、前節の結果ですが、東芝がヤマハ発動機に6-40で大敗には驚きでした。今シーズンの有望株の1つであるNTTコミュニケーションズとキャノンは、それぞれ近鉄とホンダに勝利です。
ラグビーワールドカップイングランド大会で、日本が南アフリカを倒す大金星を挙げてから、もう1年になります。リオ五輪の七人制でも準決勝まで進出と、ここのところ代表コーチング体制が、比較的うまく行っていると思われる日本ラグビーです。ただし、女子代表はもう少しレベルアップが必要かと思われますが。日本の場合、というか他の国でもそうでしょうが、ワールドカップでは優勝するつもりで行かないと、やはり勝ちは望めないだろうなと思います。勝ちに行っても負けることがあるわけですから、必勝は最低の条件でしょう。
ところで『真田丸』の石田三成は、徳川家康との決戦に対して、勝負に対して煮え切らない態度を見せ、大谷刑部を苛立たせます。これはもっともな話で、相手と雌雄を決するのにああいう態度、かつての某日本代表監督のような態度では、それは刑部さんキレますね。これは事実で、せっかくの大舞台なのに勝つと明言しない監督もいましたし、何の裏付けもなく、3トライ取った方が勝ちという監督もいましたから。私もあの回の放送時「勝ちに行かんかい!」と突っ込みを入れたことを、ここで告白しておきます。
そのラグビーと『真田丸』関連でもう一つ。ご存知の方もいると思いますが、かつて明治大学ラグビー部に、北島忠治氏という名監督がいました。元々は明治の相撲部で、たまたまラグビー部から助っ人を頼まれてその魅力に取りつかれ、95歳の天寿を全うするまで、監督を務めたことで有名です。おまけに、結構ヘビースモーカーでもありました。明治ラグビー部の基本である、重戦車フォワードを活かした「前へ」の戦法を築いた人物でもあります。OBの方から聞いた話では、とにかく特別な人物らしい。
実はこの北島氏は、新潟県上越市の出身です。上越といえば春日山城で有名で、かつての上杉家の本拠地でした。無論その他にも有名人を輩出している土地ですが、この方は、あるいは謙信公や景勝公と並ぶ著名な存在なのかもしれません。ちなみに今年の3月、北島氏の遺品が市の施設に展示され、ありし日を偲ぶことができるようになっています。長男の治彦氏も、かつて日本代表の強化にかかわっています。
日本ラグビーに功績、故・北島忠治さんたたえる リージョンプラザ上越に記念コーナー開設 (上越タイムズ)
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