fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  大河ドラマ >  『平清盛』DVD第五巻を観て

『平清盛』DVD第五巻を観て

『平清盛』第五巻です。いよいよ藤原摂関家の父子の対立が起こり、源氏や朝廷をも巻き込む形になって、保元の乱前夜の不穏な空気が漂い始めます。若くして崩御した近衛天皇の次の帝は、雅仁親王と決まります。のちに後白河と謚されるこの若い帝は、その後清盛、ひいては平家の運命に、大きな影響を及ぼすようになります。そして、ついに崇徳上皇側と後白河天皇側で争いが勃発し、それによって武士の力が高まる結果になります。

第十六回 さらば父上
第十七回 平氏の棟梁
第十八回 誕生、後白河帝
第十九回 鳥羽院の遺言 
(2016年8月25日サブタイトル追加)

*************************

摂関家で忠実・頼長父子と忠通の対立が表面化する。それは源氏をも巻き込む形になって、棟梁である為義が忠通の屋敷を襲撃するに至る。忠通の側についた美福門院得子は、鳥羽院の臣である藤原家成を頼長に襲撃させ、その報復として、平家を使って頼長を潰す策略を練っていた。その平家では、忠盛が刑部卿に任ぜられ、清盛は安芸守となる。

しかし忠盛は病に倒れ、清盛は平家の棟梁となった。その忠盛は、自分の目的は武士の世を作るであることを、初めて明らかにする。清盛は仁平三年(1153)棟梁の座につくが、しかし偉大な父忠盛と自分との差に、不安を覚えるようになる。また義母宗子の出家、子供たちをはじめ家族の様々な成長や変貌にも戸惑いを感じていた。家成はそんな清盛を、まず朝廷へのお披露目として歌会に出席させることにする。

翌年、病がちであった近衛天皇の容態が悪化し、鳥羽院は崇徳上皇を冷遇したことを悔やむようになる。崇徳上皇は自分への平家の支援を望んでいたが、清盛は、鳥羽院への忠誠からそれは難しいと答えるも、清盛の本当の気持ちは、鳥羽院と崇徳上皇の仲を修復させることにあった。そして鳥羽院も、そちらの方へ心を寄せるようになっていた。しかし近衛天皇が十七歳で崩御、次の帝に鳥羽院は重仁親王を推すが、崇徳上皇の皇子であることに信西が反発する。

次の帝は、結局鳥羽院とも意を通じ合う雅仁親王(後白河天皇)と決まった。信西は崇徳上皇に謀反の気配ありと、武士たちを後白河方につかせる。源氏では源義朝は後白河方、父為義は崇徳方とそれぞれ敵味方に分かれることになった。清盛は様子見の姿勢だったが、後白河天皇から即刻決断を命じられる。結局清盛は後白河方についたが、弟頼盛はただ一人、崇徳方につこうとしていた。

*************************

美福門院の策略もかなりのものですが、信西の政治家としての能力もかなりのものです。清盛の右腕となるのも道理です。清盛が試行錯誤しつつも平家をまとめようとする中で、源氏は二分されてしまいます。父と激しく対立する義朝。しかし平家でも、時子がまだ一家の主婦としては未熟であり、また子供たちも、明子の息子と時子の息子の間に、隙間が感じられるようになります。そして、清盛の異母弟の頼盛は、一人寝返ることを考えていました。

スポンサーサイト



[ 2016/08/24 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud