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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2023年09月

『風花帖』-19

驚く方円斎に新六はこう言った。
「それがしも旧犬甘派に身を置いているのであれば、小笠原出雲につながる渋田見主膳を斬ったところで不思議ではござるまい」

方円斎は、6月に出雲を斬ろうとした時には巧みに逃げた印南殿が、なぜ考えを改められたのか、実は主膳を助けようという魂胆かもしれぬなと疑わし気に言うが、新六は、それがしにはお守りせねばならぬひとがおり、そのひとの願いによってかくは参ったと答える。

方円斎は一声、笑止とかけて間合いを詰め、居合を放った。新六は後方へ跳び下がって刃を避け、片手で方円斎を制して言った。待たれよ、それがしはまことのことを申しておるだけ、早水(順太)殿と菅様だけではしくじるやも知れませんぞ、それがしが参れば万に一つも主膳を逃したりいたさぬ、直(方円斎)殿ならおわかりのはずと。

方円斎は刀を鞘に納め、ならば行くがよい、菅殿らは馬場の北の端にて主膳を待ち伏せいたしておると言い、新六はならば参ると走り出した。そして方円斎のそばを駆け抜けようとした時、方円斎は腰を静め、新六に斬りつけた。

新六は宙に飛んで白刃をかわした。方円斎はさらに間合いを詰めて斬りつけてくるが、新六は揺れるように動き、方円斎が冗談から振り下ろした刀の峰に飛び乗った。
「おのれ、足鐔(そくたん)か」

方円斎は叫び、大胆にも刀を捨てて、空中で回転して跳ぶ新六に向かって、脇差で斬りつけた。地面に降り立った新六は刀に手を添え、鍔で方円斎の脇橋を受け止めた。次の瞬間、2人はそれぞれ後ろへ跳び下がり、方円斎は笑って言った。
「勝負なしじゃな」

新六は頭を下げ、方円斎に背を向けてまたも走り出した。その頃源太郎は提灯の灯が近づくのを待ち受け、刀の柄に手をかけて、今にも立ち上がろうとした時、背後に誰かの足音を聞いた。振り向いた源太郎に、菅様かと声をかける頭巾姿の男がいた。その声は新六の声だった。なぜ来られたと驚く源太郎のそばに、新六は身を寄せた。

「奥方様に頼まれたのでござる。刺客など菅様のなさることではない。それがしが代わりましょう」
さようなことはできぬと低い声音で断る源太郎。それと同時に順太が飛び出して
「来たぞ」と言うなり駆け出した。

源太郎は後を追いかけようとしたが、新六はご免と言って源太郎の腕をつかみ、腰を入れて投げ飛ばした。地面に叩きつけられて、うめき声をあげる源太郎に、新六はすぐに立ち去られよと言い、順太を追って走って行った。そして新六は順太に追いつき、たちまちのうちに抜き去ると順太の手槍を奪って行く。

そして新六は、提灯を持った供を連れた主膳に駆け寄った。主膳は新六に気づき、
「何者だ」
と怒鳴るが、その時新六は宙に舞っていた。

新六は主膳の頭上を飛び越える時、順太から奪った手槍を投げつけた。そしてそのまま地面に降り立つと、振り向かずに走り去って行った。
主膳の供の者は、主に駆け寄った。主膳の肩先から首筋にかけて手槍が刺さっており、体が揺れてそのままあおむけに倒れた。

この供の者が主膳を屋敷まで運び、その時はまだ息があったが、4日後に主膳は絶命した。この主膳暗殺に対し、藩主忠固はすぐには怒りを表さず、出雲派の重職たちを遠ざけ、小笠原蔵人、伊藤六郎兵衛、小西四郎左衛門や二木勘右衛門らを重用する姿勢を見せた。


刺客として馬場に赴いた新六ですが、いきなり方円斎の挑戦を受けることになります。出雲の刺客とならなかったことが、旧犬甘派の不信を招いているようです。しかしそこは夢想願流の使い手の新六、方円斎の襲撃をものともせず、源太郎が身を潜めている方向へと走り出します。

当然ですが、源太郎は新六の出現に驚きます。奥方様、つまり吉乃に頼まれたのでござると言う新六は、自分が代わりを買って出ます。そのようなことはできないと答える源太郎ですが、ここで新六は少々荒っぽい手を使います。つまり源太郎を投げ飛ばし、即座に動けないようにした後、今度は順太に追いついて、手槍を奪うと主膳に近づきます。しかも相手に有無を言わさず宙を舞い、手槍を相手に投げつけます。

実に素早く、的確に仕事をやってのける新六。しかも彼の得意技である夢想願流、相手の刀の峰に飛び乗る技を披露したのは、やはり武術の腕にすぐれた方円斎に対してのみであり、主膳に対しては、相手に刀を抜く隙すら与えませんでした。主膳は4日後に亡くなり、藩主忠固は表向き平静にことを進めて出雲派を遠ざけますが、しかしこれだけでことが収まるようには思えません。

飲み物-アイスコーヒーとストロー
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[ 2023/09/30 23:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ラグビーあれこれ-ワールドカップ絡みで少し

日本時間で29日の早朝に行われた日本-サモア戦は、日本が28-22で勝ちました。ボーナスポイントを取れなかったのが不満と言う声もあるようですが、まず勝ち点4をゲットしたことを喜びたいと思います。そして今後の修正点が、アルゼンチン戦で功を奏しますように。

試合についてはまた別に書く予定です。ところでNHKの録画中継で、超ラグトークに元稀勢の里の二所ノ関親方が出演していましたね。ご本人は、アメフトがお好きなようです。

さてそのラグビー日本代表、2019年大会からジャージーの地模様に吉祥文様をあしらっています。そして今回はフランス開催ということもあり、さらに新たな文様があしらわれています。それは何か、久々にTHE ANSWERから。

「日本人を嫌いになる事は絶対ない」 ラグビー日本代表ユニに隠された開催国への粋な敬意に海外称賛
(THE ANSWER)

実際記事を読まれるとおわかりでしょうが、今回はジャージーの胸の部分に、フランスのシンボルともいえる
「フルール・ド・リス」
を入れているのですね。直訳するとユリの花ですが、実際はアヤメの仲間とされています。このジャージー、今までのジャージーをリサイクルして作ったものですが、このような仕掛けもあったわけです。

フルールドリス

フルール・ド・リス(Wikimediaより)

ところでこのワールドカップ、観ているとおわかりでしょうが、週末に試合が集中し、一方で試合のない日もあります。これにはラグビー特有の事情が絡んでいます。

ラグビーはコンタクトの激しいスポーツであり、1週間に2回程度しか試合ができません。そのためまだ決勝トーナメントではないにもかかわらず、試合のない日が存在します。このため15人制ラグビーは、オリンピックの種目に加えられておらず(半月で全日程をこなせないので)、ワールドカップが唯一の世界一を決める大会となっています。

ただし7人制はそれほど激しいスポーツでないこと、試合時間が短いことから、オリンピックの種目に加えられています。

またかつてはワールドカップの期間は一月ないしは一月半ほどでした。それと言うのも、1995年大会までは16チーム参加であり、それだけ日程も短くて済んだのです。しかし1999年大会から20チームとなり、また強豪国以外のチームは過密日程を強いられ、不公平感が強まったことから、次の試合までのインターバルを長めに設定することにしました。このため試合数の割に、日程が長めとなっています。

練習のないオフの日には、選手は観光に出かけたりもしています。これについてはまた機会を改めて書くことにしましょう。

ところで今回代表メンバーに入っている下川甲嗣選手は、高校が修猷館です。修猷館は元々福岡藩の藩校ですが、福岡や北部九州自体、ラグビーマッドと言えるところがあります。ラグビーマッドの定義は人それぞれかと思いますが、他のプロスポーツに交じってラグビーが当たり前に存在し、子供たちのラグビークラブが多いのが1つの目安となるでしょうか。これは関西も同じでしょう。

ちなみに日本の今回のキャンプ地で、2試合を行ったトゥールーズも、フランスの中のラグビーマッド地域と言えそうです。NZ、南アそしてウェールズなどは国レベルでラグビーマッドと言えるかも知れません。フィジーやサモア、トンガなどアイランダーズと呼ばれる南太平洋の国々もラグビーマッドと言えそうです。国レベルでの場合は、ラグビーが国技であることが多いです。

ちなみに代表キャプテンの姫野選手、ラグビーを国技にしたいと語っていましたね。


飲み物-ジョッキに入ったビール
[ 2023/09/30 05:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第36回に関しての武将ジャパンの記事について-4

第36回の『武将ジャパン』大河コラム関連です。


本作は、テコ入れに必死です。
しかしストーリー展開にメスを入れるとか、脚本家を入れ替えるといった根本的治療ではなく、目先の宣伝番組に頼るばかり。
そしてその結果、残酷なことが起きていました。
『英雄たちの選択』で「家康が師とした王 〜漢・初代皇帝 劉邦〜」が放映され、この番組で2012年『項羽と劉邦 King's War』の映像が用いられました。
それを見て『どうする家康』との落差に愕然とする人がでたとか。
それはそうでしょう。同じ大河ドラマをとってみても、10年前の『八重の桜』の方がVFXでもはるかに上ですもんね。

まず
「目先の宣伝番組」
大河の場合番宣は正直言って多いです。
そして『どうする家康』との落差に愕然とする人がいたとあるのも、その裏付けがありません。ここまで書くのであれば、ちゃんと裏付けを取って書くべきでしょう。
そして『八重の桜』の方が上。こういうのは映像があるのですから、尚更比較対象を持ってくるべきですね。ないと客観性を大幅に欠いた、単なる希望的観測でしかありません。

そして清洲城関連記述。
「私も中国ドラマを見ていて思いました。『どうする家康』の清洲城のどこが紫禁城なのかと。
せいぜいが紫禁城敷地内にある鶏小屋程度でしょう」

その清州城のシーン(『どうする家康』)録画より。
武者さんには、これが鶏小屋に見えるのでしょうか。
随分豪勢な鶏小屋ですね。

どうする家康清須城


本格的な時代劇ならば海外ドラマで事足りる時代なのに、なぜ今年のような駄作大河を見なければならないのか、と感じる人は少なくないでしょう。

一言いいます。
だったら観なければいいではありませんか。
私も途中で打ち切った大河、リアルタイムで観なかった大河はあります。ただその代わりその大河に関しては、放送期間中は何も言わなかったし、後でDVDで観て、意外な面白さを発見したこともあります。
武者さんも、毎回毎回駄作だ何だと書き続けるより、視聴をやめた方がずっとすっきりしますよ。その代わり大河レビュー(個人的に、やはりこのコラムがレビューであるとは思えませんが)の仕事もなくなるとは思いますが。

そして打ち切りか完走かとあり、今年の大河は何かがおかしいだの何だの。
さらに
「『どうする家康』はペース配分がヤバい?1983年の家康大河と徹底比較」という記事のリンクがありますが、武者さんがひところ何かのように言っていた「10年ルール」はどうなってしまったのでしょう。

「於愛日記」なんてやっていて、こんなペースで関ヶ原の戦いや大坂の陣を見どころあるように描けるのか。
ヘタすりゃ、放送されないんでは?
なんて懸念も生じてしまうかもしれませんが、大坂の陣で重要な役割を果たすであろう大野治長の扮装写真がすでに発表されています。スチル用ではなくドラマ収録中に撮影されたと思われます。
となると、ものすごい早回しでもうそのあたりまで撮影している可能性はある。

大野治長(修理)のみならず、他の人物も恐らくドラマ本編からカットしたと思われるものが殆どです。そしてこういう画像は『真田丸』のような過去の大河でも目にしたことがあります。

全体相関図|登場人物|大河ドラマ「どうする家康」
(公式サイトより)

別に大坂の陣関連の人物のシーンを、発表時点で収録していても問題ないのではありませんか。
まさか武者さん、大河に限らずドラマは、放送順に収録しているなんて思っていませんよね?ロケとか同じセットのシーンの描写などは、まとめて収録したりもしているでしょうし。

なのに

時間を節約しているだけでなく、無茶苦茶な撮影スケジュールになっているのでは?と思える状況が多々あります。
箇条書きにしてみましょう。
・「ロケがまったくない」ことを出演者が明かしている
・基礎的なミスを放置したままの脚本。きちんとした直しを入れられていない可能性がある
・所作指導がついていないとしか思えない場面が多い
・脚本家のインタビューを読むと、自分が書いたはずの脚本理解が浅い
・短時間で追加撮影したような時間稼ぎの場面が多い

「ロケがない」点、これもそれを裏付けるものがほしいですね。
そしてそれ以外は、ほぼ武者さんの主観によるものではないでしょうか。また脚本家の理解が浅い、これも裏付けとなる記事はないものかと思います。

日本のドラマ、ことブランド性を重視する場合、脚本家が複数いても一人の名義にすることはあります。
このドラマも噛み合っていない箇所が多すぎて、そうではないかと思えることが多い。脚本のチェックが甘い。

何度も言いますが、ならば複数の脚本家を裏付けるものを見せてください。私が観る限り、古沢氏のみの名義にしかなっていません。また噛み合っていない箇所とはどこですか?

たとえば『鎌倉殿の13人』では、北条時政が差し入れする野菜の場面で時代考証をふまえたセリフ直しが入った。
そういうチェックがあるならば、35回で石田三成が西洋だけ星座があるような発言をしたことには、訂正が入ると考えられる。

以前ちょっと触れたかと思いますが、三成が、北斗七星は南蛮では熊になぞらえるというのは、おおぐま座のことですし、また家康が厠が兎かと尋ねているのはうさぎ座のことですね。そしておおぐま座は、古代にプトレマイオスが作った星表の星座(トレミーの48星座)に含まれています。所謂12星座もこの星表にすべてあります。またうさぎ座もしかりです。

西洋だけ星座があると言うよりは、南蛮にはこのような見方があると三成は言いたかったのではないでしょうか。またこれも前に書いてはいますが、うさぎ座の一部が厠に見えることから、参宿では厠とみなされていますね。
しかし武者さんが参宿についてなぜ触れないのか不思議です。

でその後も脚本段階で考証チェックをしていないと番宣で語られたとか、事前に構想していたと思えない時間稼ぎがあるとか何とか。ならばその具体例を出して貰えますか?

さらに

『青天を衝け』でも事前のガイドにあった場面が消え、時間稼ぎが加えられていたことがありました。
あまりに歴史に反することを描くと、そうなるのではないかと私は推察しますが。

『青天を衝け』は前作『麒麟がくる』の放送が、コロナ禍による収録休止のため、翌年2月までにずれ込んだことに加え、前年に予定されていたオリンピックが、この年行われたため、かなり脚本に修正を加えざるをえなかった部分はあるかと思います。
それとこの「時間稼ぎ」て具体的に何ですか?『青天を衝け』の場合もそうですが、武者さんの文章は、時間稼ぎだのミスだのと指摘されているわりに、具体性に乏しいので今ひとつ信用できないのです。

そしてこのジャニーズ主演ドラマに打ち切りの可能性が一切なければ、あまりにも甘い判断などとあります。さらにジャニーズ関連の記述がだらだらと続くので、ここでは省略します。これに関してはこのような記事もあるので、一応リンクを貼っておきます。

日本テレビ、ジャニーズ主演枠は継続 所属タレントの起用に「変更の予定はございません」
(ENCOUNT)

今年の大河は提灯記事や番宣もしつこい。まだ続けようとする力はあるらしい。ただし、それもいつまで持つのか。

毎年似たようなものだと思いますよ。好きか嫌いかで見え方が違うだけではないでしょうか。

打ち切りになってもおかしくない理由としては、数字の低迷もあります。
以下のような指摘もありますが、
◆NHK「どうする家康」…ジャニーズ4人出演の“メルヘン大河”でも視聴率10%キープのナゾ(→link)
今回の放送で、ついに三度目の二桁割れを記録しています。

三度目の二桁割れについてですが、いずれも裏番組に数字を持って行かれた可能性があります。

3月12日 7.2パーセント(裏にWBCの中継)
8月6日   9.4パーセント(裏に特番、恐らく『ウルトラマンDASH2023夏SP』が来たことが考えられる)
9月24日   9.9パーセント(裏にバレーボールW杯の中継)

そしていつも思うのですが、昨年あれだけ「NHKプラスの再生も多いに違いない」と言っていたのに、今年はそれがまるで聞かれず、『青天を衝け』の時同様、世帯視聴率のみを持ち出していますね。

それでも提灯を灯し続けるメディアは消えず、例えばこちらの記事がそうでしょう。
◆『どうする家康』“石田三成”中村七之助、“家康”松本潤の最高の笑顔を引き出す(→link)
『どうする家康』のノベライズを担当した著者による、このドラマを楽しむ作法指南です。

木俣冬氏でしょうか。少なくとも武者さんよりはいいかと思います。

要するに、歴史なんてどうでもいいんですよ。
(中略)
上の記事にある通り、このドラマの鑑賞に求められる知識とは、歴史ではありません。
芸能界の裏話、芸能人同士の関係性ですね。
俳優同士がお友達だから出演しただの。俳優同士がなかよしだから楽しそうだの。そういうゴシップ雑誌や芸能ニュースを楽しむ気持ちで鑑賞すればいいのです。

『どうする家康』をきちんと観ていれば、どう考えても
「歴史なんてどうでもいいんですよ」
「芸能界の裏話、芸能人同士の関係性ですね」
などという文章は出て来ないかと思われます。
こういう文章しか「レビュー」に書けないということは何を意味しているのか。つまるところこのドラマを少しも理解できていないし、またそうしようともしていない、それに尽きるかと思うのですが。

さらにマウンティングがどうのこうの。

日本史好きである人が、こんなことを言っていたりします。
「こういうことをするのは日本人だけで、だからこそおもしろいんです」
「いや、それは中国に先例がありますね」
こう返したりすると、空気が一気に冷え冷えとしてしまうことが往々にしてある。
相手はマウントされたと思ってしまうのではないかと、私は推察します。それにどうしたって差別意識も感じる。
これが、
「いや、それは同じことがイギリスにもありますね」
であれば、相手はそれほどムッとしない気がするんですよね。
歴史知識は「日本スゴイ!」に使う道具ではないと思うのですが、どうしてそうなってしまうのでしょうか。

日本にしかない、あるいは外国渡来のものを日本式にアレンジしたという例は多いものですが、そういう意味で
「日本凄い」
を指摘するのは、特に間違ってはいないでしょう。
武者さんは中国好き(多分)だから、そういわれることに抵抗感を覚え、また差別意識だと思うのかも知れませんし、時にこの日本凄いが行き過ぎと思われるケースもなきにしもあらずですが、もっともだと思われることも往々にしてあるものですが。

逆に武者さんは漢籍とか華流時代劇を引き合いに出して、素晴らしいとか中国凄いといった論調になることがしばしばありますが、これも同じようなものではないでしょうか。

飲み物-ウイスキーロック
[ 2023/09/30 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第36回に関しての武将ジャパンの記事について-3

第36回の『武将ジャパン』大河コラム関連その3です。

薄いペールカラーだらけの女性の衣装が本当にひどい。
ここまで魅力を感じない和装をよく作れるなと思います。
稲世代はビビッドな色合いにしたようですが、安っぽい色でセンスがない。
加齢と共に彩度や明度を落とすとか、そういう気遣いもありません。

武者さんペールカラーと言ったりパステルカラーと言ってみたりしていますが、淡色という言葉使いませんか?そして衣装が淡色というのは、何も今回に限ったことではありません。
こちら『真田丸』の画像ですが

真田丸三人

向かって右のきり以外は、女性は淡色の小袖を着ています。
『おんな城主 直虎』の瀬名(向かって右)しかりです。

おんな城主直虎幽閉の瀬名と次郎
(いずれも各作品公式サイトより)

それと
「加齢と共に彩度や明度を落とすとか、そういう気遣いもありません」
とありますが、この回で「加齢」を強調しなければならないほどの、年配の女性が出て来たでしょうか。

今回のサブタイトルにもなっている愛の日記の“質感”に違和感があります。
厚い紙を束ね、現代人が想像しそうな日記の和紙バージョンと言いましょうか。
ああいう紙は、当時はまだかなり高級だし、綴じ方にも疑念が募ります。

紙は中世は紙座がありましたが、その後特権が失われて行きました。この時代だと徳川家御用達の商人もいたかも知れません。紙は恐らく、美濃和紙か越前和紙ではないかと思われます。
そして綴じ方に武者さんは疑念が募るようですが、あれは四つ目綴じで、和綴じの中でも最もポピュラーなものではないでしょうか。

そして
「本の持ち方も、現代人なんですよね」
本でなくて日記でしょうね。そしてああいう持ち方が現代人と言うのであれば、どのような持ち方があの時代的なのか、明記して貰えないでしょうか。他の戦国大河でも、ああいう持ち方は出て来るのですが。

日記を読み返しながら「ハァハァ」……って、こんなわざとらしい「ハァハァ」はホラーギャグ漫画『彼岸島』を彷彿とさせます。
思えば、わざとらしい胸の押さえ方も酷かったなぁ。

実際胸痛がある時は、息切れがあるとか心拍数が速いといった症状を伴うようです。特に循環器系疾患によくみられる症状ですが、それ以外にも、様々な疾患の自覚症状という例が多いです。
済生会のサイトにあるので、URLだけ置いておきます。

胸痛|済生会
https://www.saiseikai.or.jp/medical/symptom/chestpain/

どうでもいいカルト巫女とレーシックお愛で話を引っ張り、言いたいことは「愛があれば幸せだ」ってか?
ほんと、くだらない。
結局、本作は恋バナとか好き嫌いの話ばかりですよね。
そういうのはマクドナルドで夕食を食べる家族のコマーシャルならば、美談でしょう。

「愛があれば幸せだ」などとは言っていませんけどね。
千代も於愛も、ここに至るまでの道のりは平坦なものではなかったわけですし、於愛はまた千代の処遇について苦慮しているわけですが、それがなぜ恋バナとか好き嫌いになるのでしょうね。ましてやマクドナルドと何か関係がありますか?

さらにこれは大河ドラマなのに勘違いしているとか、現実逃避とか、スタッフは歴史にも社会にも倫理にも興味がなく、恋バナぐらいしかアイデアが湧いてこないから、そのあたりをネチネチと描くとか。
別に勘違いも現実逃避もしていません(側室やかつての忍びの女の生き様が描かれている)ね。またスタッフが歴史にも社会にも倫理にも興味がないなどとありますが、先日も書いたように、馬場信春まで出しておきながら教来石に言及しない武者さんの方が、歴史に興味がないと思われても仕方ないでしょう。

と言うか武者さん、このシーンきちんと観ていないのではないか、どうもそう考えてしまいたくなりますね。それぞれの筋、きちんと追えていないようですし、これは大雑把に見れば恋バナだからそうしておこうと、そのように考えたようにも見えます。

そしてどうも苦笑したくなるのですが、「なんなんだよ真田の忍」なる小見出しで以下のようなパラグラフがあります。

急に「真田の忍」が連呼されています。
そんなに「真田の忍です!」とわかる誰かがウロウロしているもんですか?
コンピュータウイルスか何かと勘違いしていません?
このドラマはもう手遅れですが、隠密ってそこにいるかどうかもわからないから隠密なんでしょうよ。
なぜ、こんな低レベルすぎるセキュリティ意識なのでしょう。

やはりここ、ちゃんと観ていないのでしょうね。
ここで真田の忍び呼ばわりされているのは千代のことですよ。それを強調しているのが本多忠勝で、だから真田に娘はやれないと息巻いているわけですよね、本当は別に理由があるようですが、ともかくそのように主張しているわけです。

この家康はいつまでたっても薬研の使い方がおかしい。なぜなのか。

おかしいおかしいと言いながら、どこがおかしいのかを指摘していませんね。
第31回でもそうでした。ここで武者さんは

「思い出したように家康の薬作りが出てきました。
趣味というわりに薬研の使い方も雑。説得力がまるでありません」
と書いており、私はそれに対して

「尚この薬研を使った動画をいくつか見ましたが、特にあの使い方は間違っていないと思います」
と書いています。youtubeで「薬研 使い方」とか「薬研 漢方薬」などで検索すればヒットするはずです。
 
あと『軍師官兵衛』の家康も、ああいう薬研の使い方をしています。

そして於愛が亡くなったとナレで説明されていることに対し
「フラグを立てまくって、最期を飛ばすんですか」
別に病死と断定されたわけじゃないから、フラグとは言えないでしょう。実際の彼女の死には複数の説があり、何かトラブルに巻き込まれた、あるいは殺されたとなっています。

そして小田原攻め。

「なぜ秀吉が北条へプレッシャーをかけているのか?」
そう問うたら
「まったくわからん!」
と『真田丸』の真田昌幸に即レスされそうです。
とにかく北条に関する説明が不足していて、口ポカーンとなっている視聴者も多そうです。

一言で言えば、臣従しないからですね。
OP後のシーンを観ていたら、家康が関東を攻めよと言われていたり、おふうが榊原康政と共に夫北条氏直を説得したり、しかし北条氏政は渋っていたりしているわけで、これは秀吉の上洛要請に応じようとしていないなというのが、見て取れるのではないかと思うのですが。

そして「どうするビッグモーター秀長の説明セリフ」なる小見出しで、

豊臣秀長は、なぜ兄のことを家康にペラペラしゃべるのか。
そんなに悪い兄とわかっていていろいろ勧めているのか。あの中古車販売業社員が街路樹に除草剤を撒いていたような気分なんですかね。

これも3行で1パラグラフ。しかもまた「ビッグモーター」呼ばわりで、佐藤さんは解約しているのに、秀長の態度をあの会社の不祥事になぞらえるというのは、正直言ってちょっとたちが悪くないですか。
無論秀吉のことを話すのは、今は家康と寧々くらいしか、秀吉に直言できないからですね。

秀吉がこれみよがしに弓の練習をするのがちょっと理解できません。
「弓馬の道」という言葉通り、武士にとって弓は確かに特別です。
しかし戦術革命もあり『鎌倉殿の13人』の頃と比べてその重要性は下がっています。
秀吉の年代と身分で、こうも強い弓を射るのも、しっくりこないんですよね。
そもそも、あんまりちゃんと弓術を指導していないように思える。『鎌倉殿の13人』ほどハッキリと手元を見せていない。

これに関しては、このサイトを置いておきます。

公益財団法人 全日本弓道連盟
https://www.kyudo.jp/howto/history.html

このサイトにはこのように書かれています。

「織田と豊臣の16世紀、鉄砲の伝来により戦闘具としての弓の時代は終焉。弓術の目的は心身鍛練となることで、技法が次第に精妙になっていきます。
その一つが通し矢。起源は12世紀平安時代末期の保元の乱の頃で、16世紀末安土桃山時代に盛んになりました」

この通し矢は、三十三間堂が特に有名ですね。
そして秀吉はこの中では、弓や槍などの武術があまりうまくないという設定になっているようです。だからわざと「下手に行う」指導がなされているのでしょう。

そしてムロツヨシさんが民放ドラマに出演するという記事で、
「大河ドラマで三英傑級を演じるとなれば、さまざまな鍛錬のため他のスケジュールは空けることが慣習でした。
それが今年はそうでもないようですね」
「今年の秀吉は時代劇の所作一つとっても、いちいちおかしいように感じます。役に入り込めないうえに、鍛錬の時間も作っていないのでしょうか」
などと書かれていますが、1つ前にも書いているように、秀吉は武術はあまりうまくなく、その代わり謀略に長け、しかも際限ない野望を抱いているという設定である以上、鍛錬とか所作よりは寧ろ、ムロさん自身の欲にまみれた演技の方が求められているのではないでしょうか。
寧ろ武術は岡田准一さん、松本潤さんの方が時間を割いていると言えるかもしれません。

そして茶々が醜いとか、史上最低の浅井三姉妹などと、登場人物どころか出演者を貶めるようなことがまた書かれています。

遊び半分で火縄銃を使う茶々。
だから火災対策はどうしたんですか?
銃の構え方もおかしい……って、秀吉の側室がそんな真面目に構えてもおかしいですかね。

火災対策と言われても、弾を弓矢の的に当てただけです。建物を燃やしたりするのではありませんが。
そしてあのシーンは、伯父信長が文字通り、矢継ぎ早に的に矢を当てていたのと何やらダブるものがありますね。

お市との差異を出すため、べっとりとした厚化粧もとにかく悪趣味に見えます。

秀吉のセリフ、
「おなごがきれ~いなべべ着ておしろい塗って、あめえもん食って笑っとる」
を踏まえていますね。ここでは「あめえもん食って」ではなく「鉄砲撃って」でしょうか。

この茶々も「私が総大将じゃ!」とか大坂城でカッコつけるのでしょうか。もしかしたら母と同じく、信長譲りの南蛮甲冑でも着るかもしれません。燃え盛る北ノ庄から甲冑をなんとか持ち出したんでしょうね。

まだ放送されてもいないシーンをあれこれ詮索しなくていいのでは?
第一武者さん、大坂の陣はナレで終わるなどとも以前書いていたようですが、ここに来て急に具体的なことを考え始めるということは、何だかんだ言って、北川さんの茶々に期待しているということでしょうか。


飲み物-ウィルトシャービール

[ 2023/09/29 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

ワールドカップその13-出だしは好調なれど…トンガとナミビアの苦い敗戦

ワールドカップ関連です。今回はまずスコットランドとトンガの試合(第3節)です。

先制はスコットランドでした。しかし前半1分のトライはノックオンと判定され、4分にモールから押し込んで今度は本物のトライ。しかしトンガも相手ペナルティにより、9分にPGで3点を加えます。その後しばらくはそれぞれの攻防が続くものの、後半19分にトンガのソロモネ・カタ選手のトライ。コンバージョンも決まってスコットランドをリード。しかし24分に危険なプレイ(カードはなし)でトンガに反則となります。マイボールとなったスコットランドは大きく左に振って、ファンデルメルバ選手のトライ。これでスコットランドは12点。

前半30分近く、またもトンガ陣深く攻め込んだスコットランドは、ワールドカップ初出場のステイン選手がトライです。しかしコンバージョンは決まらず17点のまま。展開しようとするスコットランドはトンガに阻まれるも、ここでトンガのタウモエペアウ選手がバンカー判定(最終的にイエローカード)で、トンガは1人少ない状態です。さらに38分、トンガ陣でスコットランドが展開し、最終的にロリー・ダージ選手が飛び込んでトライ。22-10となって前半終了となります。後半、スコットランドに反則でトンガは相手陣に攻め込み、タメイフナ選手のトライ。これで24-15。

トンガはなおもトライを狙うもののスコットランドもよく守ります。そしてスコットランドに5本目のトライ。トンガもトライを狙うもののどこか決め手を欠きます。そして後半26分、トンガに反則でトライを取りにくるスコットランド。トンガゴール前の攻防でトンガにオフサイドがあり、スコットランドは6トライ目、38-17。防ぐトンガと攻めるスコットランドですが、36分、トンガのフィフィタ選手にバンカー判定。そしてスコットランドは41分にダーシー・グラハム選手がトライで、最終スコアは43-17となりました。

トンガはフィジカル面では流石と思わされるものの、ディフェンスにはやや難があるようです。一方スコットランドは、大型ウィングのファンデルメルバ選手をはじめ、ステップに定評のあるグラハム選手、スタンドオフでパスとスキルの精度が高いフィン・ラッセル選手などを揃えたのも、プレイのレベルを上げたと言えるでしょう。

そしてこの試合から第4節となります。ナミビアと、今回もセカンドジャージーのウルグアイ。

前回フランスに完封負けした悔しさを、晴らすかのような独走トライで先制のナミビア。さらに相手陣からの展開で2トライ目。これで14-0と好調な出だしです。ウルグアイもトライを狙うもの、相手ゴール前で苦戦が続き、19分に初トライです。しかしナミビアは24分、今度はPGで3点を加えて点差を広げます。負けじとウルグアイも、ナミビアのペナルティにより2トライ目、これで12-17。34分。今度は相手陣に入ったナミビアがペナルティを得てPG。前半はかなり互角と言える戦いの中、12-20でハーフタイムです。

後半2分、ナミビアのPGで12-23。しかし後半7分、ナミビアのクッツェー選手にイエローカード。その直後にウルグアイが右隅にトライで、コンバージョンも決まって、これで23-19と点差を縮めます。さらにウルグアイは、自陣にナミビアが攻め込むもパスを回して再びトライ。これで26点となり、ナミビアをリードします。ナミビアは、キャプテンのウアニヴィ選手がバンカー判定。クッツェー選手が戻ってくるも、1人少ないナミビアは、そのすぐ後にフロンローのセティ選手までバンカー判定となり、人数的に苦しくなります。

後半25分、ウルグアイの攻撃を防ぐナミビアですが、インゴールに飛び込まれてまたも失点してしまいます。しかもセティ選手はレッドカード。逆風の中、ナミビアも何とかPGで3点を返し、これで7点差となりますが、ウルグアイも後半32分にPGを決めて10点差。そのウルグアイも終盤に入って、ドサントス選手がバンカーシステムで結局イエローカード。ナミビアは終盤にも何とか相手陣に攻め込むも、結局勝利はならずでした。一方ウルグアイはこれが今大会初勝利です。

ナミビアは途中までウルグアイといい勝負だと思ったのですが…カードを連続して出されたのも響きましたね。一方ウルグアイ、これまでの善戦がやっと勝利に結びついた感はあります。ただしウルグアイは、この後オールブラックスとの試合が控えています。

飲み物-スミスウィックのスタウト
[ 2023/09/29 00:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第36回に関しての武将ジャパンの記事について-2

まずおわびです。このコラムの原文をコピペして下書き保存したつもりが、手違いのせいか公開されていました。その間アクセスされた方は驚かれたかと思います、失礼いたしました。

それと視聴率関連でこのリンクを貼っておきます。やはり、スポーツ中継は数字を持って行きますね。

【W杯バレー】女子日本代表の対ブラジル戦、世帯視聴率は14・1% 「ポツンと一軒家」「どうする家康」を大幅に上回る
(サンスポ)

では『武将ジャパン』大河コラムその2です。
稲も武者さんはお気に召さないようです。

じゃじゃ馬を通り越して、ただ単に不愉快で幼稚に見える稲。
腹ではなく、頭のてっぺんからキンキン声を出すような発声で、演技も硬いし、表情の作り方もヤンキードラマじみている。和装らしい所作もできていない。
(中略)
もう、慣れぬ衣装を着こなすだけで精一杯のように見えます。
しかも、稲の衣装は緑と赤という補色の組み合わせであり、非常に難しい。相当うまいことやらないとマヌケになってしまう。

稲は武芸を父親の忠勝から教わったという設定であり、そのため同年齢の女性と比較しても、どこか男性的で物柔らかさに乏しいキャラとなっているため、必然的に立居振舞もそうなるでしょう。打掛姿がしっくり来ないように見えるのも、そのキャラ設定だからこそと言えます。
あと稲は打掛の裏打ちは赤ですが、基本的に緑の打掛に紺の小袖ですね。

そして『大奥』は衣装がキャラに合うが稲は違うとか’(稲もあのさばさばキャラに合っていると思います)、忠勝の龍紋が安っぽい土産品だとか、例によって例の如くだなと思います。

そして「どうするキャンドルサービス」なる小見出しで。

部屋の中にキャンドルを置きまくるセンスは一体どういうことでしょう。
豊臣の成金アピール?
煙が出ますし、なにより地震で酷い目に遭ったばかりなのをお忘れでしょうか。
大火災を招きかねないキャンドルサービスとは、思い切ったことをやるものです。

まずキャンドルサービス、披露宴の演出で行われたりもしますが、元々は、キリスト教の教会や学校などで、信徒や生徒が各自ロウソクを手にして行うサービス(礼拝)のことです。従って、あのようにロウソクを並べ立てるのとは多少意味するものが違います。

そして大火災を招きかねない云々とありますが、そういつもいつも地震があるわけでもなく(余震はあったかも知れませんが)、それとよく見るとロウソクを並べている場所には金属が貼られているようで、あれなら即座に燃え移る可能性は低いかと思われます。

恐らく南蛮趣味(これは石川和正出奔の際の廊下のロウソクもそうでしょう)でもあり、またこの当時ロウソクは量産体制ではなかったことから、あれだけを揃えるのはかなり値の張るものであり、ゆえに富と権力の象徴であるとも言えそうです。

そのわけのわからない部屋で、寧々は不倫をテーマにしたWeb漫画広告セリフみたいなことを言う。
ビッグモーター秀長がフォローしても、嘘臭いとしか思えない。
「夫にするなら藤吉郎!」とか笑顔で語っていそうなんですよね。
しかし、秀吉の狂気すら、寧々の暗い顔と説明セリフだけで処理するって、何から何まで怪しいWeb広告みたいですね

また「ビッグモーター秀長」。
「レーシックお愛」と同じで、意地でもこの表現を、相手に失礼になるにも関わらず使い続けていたいのでしょうね。

そして
「不倫をテーマにしたWeb漫画広告セリフ」
などとありますが、この時は家康が訪ねて来ているわけです。政の意味合いが大きいにもかかわらず、新しい側室にご執心と言うのは、そういうのをないがしろにする夫への非難もあるでしょう。
どこか「不倫をテーマにしたWeb漫画広告セリフ」なのでしょうね。嫌いな大河なら何でも言っていい、その姿勢が秀吉の欲望並みにエスカレートしまくっていませんか。

あと「寧々の暗い顔」
なぜ暗いというか険しい表情になっているのか、少しでも考えているのでしょうか。
まあ怪しいWeb広告にしか見えないのなら、あまり考えていないのでしょう。

そして本多正信が腕組みするのはイキリバカとかなんとか。

腕組みをしているという状態は、危険です。
転んだ時に咄嗟に手をつけない。ましてや彼は腐っても武士ですからね。敵襲を受けることを踏まえ、両手は空けておくべき。
そんなことよりもカッコつけを踏まえて時腕組みしているなら、相当恥ずかしい。
武士というのは何気ない場面でも、そういう気構えができてこそでしょうよ。

正信が腕組みをしているのは、於愛に何か頼みごとをしている時とか、何らかの問題にぶつかって考え込む時であり、あのような状況で「敵襲」を受けるというのは考えにくいのですが。

それと
「カッコつけを踏まえて時腕組みしている」
て具体的にどういう意味ですか?
あと
「武士というのは何気ない場面でも、そういう気構えができてこそでしょうよ」
も甚だ曖昧模糊とした言い方ですね。武者さんの文章は特に

主語がはっきりせず、誰がどうしているのかがわかりにくい
具体的にどのようなシーン、どのような状況を指しているのか不明(説明不足)
自己満足的表現が多い、「レーシック」とか「ビッグモーター」など相手を揶揄する表現を含む

こういった点が目立つなと思います。

でこの後また
「私が見たいのはそんな武士であって、こんなイキリ倒した「ワタシってサバサバ軍師だからぁ〜」とか言いそうな人物ではありません」
この表現よく出て来ますね。もう3度目くらいではないでしょうか。
武者さんはセットの使い回しに言及していたことがありますが、自身の表現の使い回しの方をもう少し考えてほしいものです。

屋根が全くなく、木造の廊下がある場面はなんなのでしょうか。
このドラマのセットって、日本の降雨や湿気を踏まえていませんよね。
こんな状態では、速攻で腐ってしまうのでは?

前からそうですがこれも3行で1パラグラフ。
非常に適当な印象を免れません。もう少し文章をまとめてからパラグラフを作りましょう。

そして「このドラマのセット」のみならず、昔の家は濡れ縁と言って、屋外に張り出した縁がありました。無論戸の内部にある縁もあり、こちらをくれ縁と呼んでいます。
当然天気が悪い時は雨ざらしになっていました。
そのため水はけがよい造りになっています。少し古い家なら、今でもあるかと思います。
武者さん、本当にご存知ないのでしょうか。

また廊下でも、屋根や壁がない造りのものもありました。

千代がまた出てきた!
こんなカルト臭い女を出さないで欲しい。
穴山梅雪と一緒に討たれた設定で良かったでしょうに、一体どんな需要でしょうか。

「どんな需要でしょうか」て何か変な表現だなと思いますが、それはともかく。カルト臭いのは、武者さんの場合瀬名ではないのですか。元々巫女なのですから、一般人女性とは色々違っていますね。

それにしても今さら「千代は馬場信春の娘でした!」とか言われたところで何なのでしょう。
武田家重臣の娘を忍びからカルト巫女にするなんて、何がなんやら脱力するばかり。
鳥居元忠の最期に付き添いさせて、感動させたいんですかね。

馬場信春の娘にまで触れながら、「教来石」には触れないのですか?馬場信春のかつての姓であり、ひいては領地を意味していますが。その教来石の外れに彼女がいたというのは、自分にも縁のあったこの地に戻っていたということなのですが。
あとまた「脱力するばかり」
そんなに脱力するのならいっそ観ないか、あるいは脱力覚悟で観るかのどちらかですね。

女大鼠もこんな風に再登場したらイヤだなぁ……。さっさと半蔵の妻にでもなって、背景にちらっと映る程度で十分です。

これはまた異なことを。武者さんは大河の女性に
「誰かの妻にでもなって、背景にちらっと映る程度」
をお望みなのですか。大鼠(女大鼠ではありません)は基本忍びであり、再登場の可能性はあるかと思いますよ。
何よりも
「誰かの妻になって目立たない存在」
を駒に対して言われたら、武者さんどう思うのでしょうね。
嫌いな大河だと平気で妻になれ、目立たないでいろのダブスタですね(無論、妻になることが悪いとは一概に言えません)。

そして「どうする山賊忠勝」なる小見出しで、

本多忠勝からまるで強さが感じられません。
武人としての強さは無く、髭をたくわえて粗暴になっただけのように見えます。
下劣な山賊と化しました。
しかも、その暴れる理由が、あのカルト巫女だもんなぁ……もういい加減にしてくれ。
戦場で輝いてこそ本多忠勝でしょ!
こんなヤンキー漫画のようなしょうもない喧嘩に時間を使ってどうするのか。

「山賊」、秀長に対しても同じことを言っていましたね。
髭を蓄えて粗暴な雰囲気なら、昨年の和田義盛も外見は似ていませんか?
そして千代(武者さんに言わせれば『カルト巫女』なのでしょうが、巫女さんに対して失礼かと思うので)を巡って暴れているのではなく、彦が千代を探し出していながら、家康に黙っていた、その態度がけしからんという理由で、忠勝が乗り込んだわけです。その辺りを理解できているのかどうか不明です。しかし武者さんにしてみれば、嫌いな大河の争いは何でもヤンキー漫画らしいですね。

そして
「戦場で輝いてこそ本多忠勝でしょ!」
あの、小牧・長久手の戦いで、秀吉軍の前に立ちはだかった忠勝を見ていないのですか?

しかしこの前も「「叩き棒」と「逆張り」の心理」で書きましたが、
「あと、これもよくあることなんですけど、「自分の好きなもののライバルへのアンチ活動」って、人間すごくハマりやすいんですよ。マイナスの意見の方がモチベーションが生まれやすいというか、ファン活動より実があったりしますからね。その実が美しいかどうかは別として。」
という言葉には大いにうなずけるものがあります。武者さんも叩いている時の方が元気だし(苦笑)。


飲み物-琥珀のエール

[ 2023/09/28 05:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『風花帖』-18

新六が闇の中を黒い影となって走り出した頃、馬場ではやはり頭巾をかぶった源太郎と順太が、松の幹に身を潜めていた、順太は手槍を持っていた。そして方円斎は、2人の邪魔にならないよう少し離れた場所から見張っていた。既に月が昇っていた。主膳が下城してくるのも間もなくと思われた。

源太郎は主膳を襲うことを心に決めていた。何度か話をするうちに、主膳はどこか冷淡であることがわかり、源太郎との関係は、政に利用するためのものと思われた。ゆえに藩の改革のために斬るしかないと考えたものの、斬ることですべてが終わるのかと不安に感じてもいた。

ひとたび人を殺めれば、その争いは際限なく長引き、新たな血が流れることになるのではないか。与市は君側の奸を除けば、藩政を改めることができると考えている。しかし家老の小笠原出雲は、藩主忠固の意を受けており、出雲を藩政から追放することは、忠固をもないがしろにすることになり、そうなれば改革の行く末は困難なものとなる。

とどのつまり、主君との争いになることを思えば、源太郎の心は重かった。屋敷で自分を待つ吉乃の顔が脳裏に浮かんだ。何ら不自由もないのに、藩政を思うあまり、修羅の道に足を踏み入れてしまったのである。

しかしここまで来てしまった以上、最早引き返すわけにも行かなかった。源太郎は吉乃の面影を消そうとした。主膳を斬れば、最早屋敷に戻ることもないかも知れない。源太郎は我が心を鎮めようとしたが、その時大手門の方角で小さな灯が動くのが見えた。

順太がささやくように、主膳の供が持つ提灯かも知れないと言う。そうだなと答える源太郎は、声が落ち着いていることに安心した。最早迷ってはいない、後は主膳が近づくのを待って斬るだけである。源太郎は胸の内でつぶやく。
「渋田見様、どうやらわれらが出会ったのは悪縁だったようでござる」

すると闇の中から
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
と低いつぶやきが聞こえてきた。

順太が、これから斬る主膳のために、阿弥陀仏に帰依し奉ると唱えているように聞こえた。源太郎もいつの間にか、小声で南無阿弥陀仏と唱えていた。今から自分が振るうのは破邪顕正の剣であると、自らに何度も言い聞かせた。

一方新六は闇の中を走り、やがて松並木が続く馬場が見えて来た。馬場に入ろうとした新六は足を止めた。月が出ており、松の影が伸びていたが、その影に隠れるような形で人が立っていた。その影が動き、月明かりの下に出て来た、頭巾をかぶっているものの、腰の構えそして体つきで、方円斎であることが新六にはわかった。

また方円斎も、新六であると見破っていた。いずこへ行かれると声をかけた方円斎に新六はこう尋ねた。
「直殿がここにおられるからには、渋田見様を襲うのは、やはり馬場ということですな」

方円斎は含み笑いをし、そうだとしたらどうするつもりだと問う。新六は、刺客の中に菅様がおられようと尋ねるも、方円斎は言えぬと素っ気なかった。しかし新六はこう言った。
「その返事だけで十分でござる。それがしが参ったのは菅様を連れ戻すためにございますゆえ」

それを聞いた方円斎は、我らの企てを邪魔するつもりかと言い、わずかに腰を落として身構える。しかし新六は頭を振り、こう答える。
「さにあらず。菅様は刺客にふさわしくないゆえ、お戻りいただき、それがしが代わって主膳を斬り申す」


夜のとばりが下りる中、新六は馬場へと急ぎます。源太郎の代わりに主膳を殺めるためでした。そしてその馬場では案の定、源太郎と順太、そして方円斎が主膳の下城を待って、松の陰に身を潜めていました。

源太郎は、主膳を討つことを決意していました。何度か会ううちに、この人物は自分を利用していることに気づいたためですが、ただし与市が言うように、斬ることのみですべてが解決するとは思えず、それが新たな流血を呼び起こしかねないとも考えていました。まして出雲を追放することは、藩主忠固との対立をも意味していました。何ら生活に不自由することもなく、家庭もありながら、藩政に深入りしたことが思わぬ方向へと進んでいたのです。

これは正義のためであると源太郎は自分に言い聞かせ、順太に合わせるように念仏を唱えます。するとそこに彼らと同じく、頭巾をかぶった者が現れます。方円斎はその者が新六であると見破りますが、新六は刺客の中に源太郎がいるのではないかと尋ねます。言えぬと方円斎は答えますが、その返事だけで新六はすべてを察し、自分が源太郎に代わって主膳を斬ると言い出します。自分に取って大事な女性である吉乃の願いのためでした。


飲み物-ティーカップと紅茶
[ 2023/09/28 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ワールドカップその12-完敗と引き分け

ワールドカップ情報です。
まずフランスとナミビアから。

先制したのはフランスでした。前半5分に、味方のキックを拾ったプノー選手が飛び込みます。コンバージョンは入らなかったものの、その後はフランスが勢いに乗って攻め、ナミビアは相手陣に入っても戻されてしまいます。前半17分、フランスは3本目のトライ。チャンスを作りたいナミビアですが、反則で自陣に下げられてしまい、またもフランスのチャンスでこれで4トライ目。フランスの速いパス回しに翻弄されるナミビア。防戦一方となるも隙を突かれて得点されてしまいます。

何とか得点したいナミビアですが、フランスは絶えずナミビアゴールをおびやかし続け、ナミビアは攻め込もうとするもいつの間にかフランスボール。前半終了時点で54-0。ハーフタイムのスタッツでは、ナミビアのタックルミスがフランスの3倍で、マイボールラインアウトもあまり取れていません。この点差はこういうところにも原因ありでしょう。そして後半。5分にナミビアのデイセル選手が、フランスのデュポン選手への危険なプレイでバンカー判定。そしてフランスの勢いは衰えず、6分にまたもトライ。

その直後、デイセル選手にレッドカード。1人少ないナミビア相手をフランスは尚も攻め、ナミビアも反撃を試みるも、ディフェンスが組織立っておらずうまく行きません。しかも反則が多いナミビア。後半23分、やっとナミビアがフランスの隙を突いてボールを取るも相手に追いつかれ、逆にフランスにボールが渡ってトライされてしまいます。後半23分で73ー0。そしてその6分後にはフランスは82点。終盤間際になってもフランスは手を緩めず、しかも終了間際には認定トライを得てこれで96ー0。今大会の最多得点更新となりました。

しかしナミビアも、90年代ごろはもう少し失点が少なく、しかも得点できていたチームでした。強化体制のせいなのか、他にも要因があるのか、ナミビアに取っては何とも苦い敗北でした。ところでこの試合、ケガで大会を棒に振ったフランスのヌタマック選手が来ていたようです。

一方ジョージアとポルトガル。実はこの両チームは過去何度も対戦していて、勝ち星ではジョージアが上回っています。

今回も、トライでジョージアが先制。また15分にジョージアはペナルティゴール(PG)を決め、これで10点リード。ジョージアは18分にもトライするものの、これは反則で認められません。攻め込まれるポルトガル、尚も攻め込もうとするジョージア。そして31分、ポルトガルに反則でPG。これを決めて13-0とポルトガルを突き放しにかかります。しかしその直後の34分、自陣からボールを回して攻めたポルトガルのストルティ選手がトライ。この試合初めての得点。ただしコンバージョンは決まらず。

そして36分、ポルトガルのフェルナンデス選手にバンカー判定。1人少ないポルトガルにジョージアがアタック、しかしトライはならず。スコアはそのままでハーフタイムです。さて後半6分。バンカー判定→イエローカードからフェルナンデス選手が復帰。そしてジョージアのペナルティでポルトガルのPG。これは決まって13-8。ジョージアはその後もポルトガル陣に攻め入ろうとするのですが、ポルトガルはボールを回しつつ相手陣に入り込み、インゴール近くへ。ジョージアがしのぐものの、ポルトガルは再び攻勢。その後ジョージアゴール前でPG、これで13-11と点差を詰めて行きます。

後半15分、ジョージアのダイレクトタッチからポルトガルのラインアウト、そしてまたもストルティ選手がトライ。コンバージョンが決まって、これでポルトガルが5点リードします。ジョージアは、攻勢となるポルトガルを何とか止め、相手陣に入るものの決め手を欠く展開です。そのジョージアにチャンスが訪れたのは後半38分、相手ゴール前のマイボールラインアウトからモールで押し込み、最終的にザムタラゼ選手のトライ。しかしその後のコンバージョン、そしてポルトガルが終盤に得たPGはいずれも決まらずに、18ー18の引き分けとなりました。

何が何でも1勝をと意気込んでいたであろうポルトガル。残念ながら引き分けでしたが、勝ち星で上回る相手との引き分けは自信となったでしょう。尚引き分けの場合、勝ち点は2点ずつです。それと自陣からボールを回すのは、元フランス代表のラジスケHCの影響があるのでしょう。

飲み物-テーブルの上のスタウト
[ 2023/09/27 23:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』最新情報関連

最近ラグビーワールドカップの投稿が多く、大河についてあまり書けていないのですが、ここで最新の情報をいくつか。まず『どうする家康』は、昨年同様第48回まで放送されることが発表されました。

前回で4分の3の放送が終わり、残り4分の1は江戸の町の建設と、関ケ原、大坂の陣メインとなるのでしょう。最終回は12月17日放送となります。

そして前編、後編そして完結編のタイトルバックの比較が、公式サイトに上がっています。

大河ドラマ「どうする家康」タイトルバック比較
(NHK)

それから石田三成を演じる中村七之助さんが、唐津市でトークイベントを行っています。

「どうする家康」石田三成役の中村七之助さん 往時の名護屋に思いはせ 唐津市でトークイベント
撮影秘話、陣跡への感想熱く
(佐賀新聞)

また第36回、色男殿こと忠世さんの善人ぶりがなかなかいいですね。
それと稲の腕っぷしの強さにやはり驚きます。

次回は、「さらば三河家臣団」です。
徳川家臣団の別れの時となるわけで、『海老すくい』の踊りおさめ、歌いおさめが行われるのでしょうか。

飲み物-グラスに入ったビール
[ 2023/09/27 05:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第36回に関しての武将ジャパンの記事について-1

『武将ジャパン』大河コラムその1です。今回も既視感のある文章が目につきますね。

レーシックお愛が何かを手にしています。
元亀3年10月(1572年)、レーシックお愛の前夫が戦に行くようです。
説明セリフでわかりやすい死亡フラグを立てているのに、現代人が出張に行く程度の気軽さにしか見えない。
あまりにも緩々としていて、緊迫感が欠如している。

「説明セリフ」しつこいのですけど。
そしてまた「レーシックお愛」。それも「於愛」でなく「お愛」。登場人物の名前をきちんと書いてはいけないと言われているのでしょうか。しかも
「説明セリフでわかりやすい死亡フラグを立てている」
て何ですか? 
夫の義勝は、「子供らのためにもここらで一手柄立ててみせる」と言っており、この当時それは出世を意味していたわけで、緊迫感の欠如どころか、かなり覚悟を決めたものであったとは思いますが。

「お慕いする人が逝ってしまった……私の心もまた死んだ」
いかにも現代的な回想ですね。
『麒麟がくる』であれば、閨怨(けいえん・寝室で夫の不在を嘆く妻という意味・出征兵士の妻が嘆くテーマは定番)の漢詩でも引いてきたでしょう。
このドラマにそんなことを期待する方が悪いんですかね。

これは『麒麟がくる』ではなく、『どうする家康』です。
そんなに麒麟がよかったら、こんなスタッフにも出演者にも失礼なコラムはやめて、麒麟の思い出だけにふけっていてはどうかと言いたくなりますが。
武者さんにそれは期待できないでしょうか。

しかし、漢詩さえあればいいというわけでもないと思いますけどね。

本作名物、くだらない回想シーンの始まりです。
のっけから、わざとらしく自害をしようとするレーシックお愛。
本気で死ぬ気なんて感じられません。
確実な死を狙うなら、重力を活かし、喉や胸に伏せるようにするのでは?
しかし、そんなつもりはないんだな。

於愛は自害しようとするものの、娘がいたから思いとどまっているわけです。
夫の言葉の、「この子らのためにも」を思い出しているのかも知れません。
にもかかわらず
「自宅にいながら死装束に着替えるわけでもなく、しかも幼い我が子が至近距離でいる。
で、案の定、止まる」
この当時、死装束に着替えることなく自害した人もいたはずですが。

本作はマザーセナといい、家族の前で頸動脈を切る自害が流行っているの?
真面目に死ぬことを考えていませんよね。

頸動脈を切るのが、一番確実だからですね。
しかも家族のいる女性だけでなく、たとえば鵜殿長照なども頸動脈を切っていますが。
あと武者さんのいう「マザーセナ」、つまり瀬名ですが、自害しようとした時に家康が来ており、最初から家族の前で頸動脈を切ろうとしたわけではありません。

衣装のセンスもしょーもないし、筆の持ち方もおかしいし、1ミリたりとも見応えナシ。

衣装のセンスもしょうもないの基準がわからないし、筆の持ち方はtaketak39460607さんのnote記事にもありましたが、『らんまん』の筆の持ち方とほぼ同じですね。

「殿はお慕いしているわけじゃないし」とか、わざわざ日記に書く意味がわかりません。
本作は恋愛脳の人物しかでてこないの?
親や人の上に立つ者の責任なんてない。いくつになっても恋バナしか頭にない。だから幼稚きわまりない。

日記とは基本本人しか見ないものです。前回家康がそれを見ようとして、於愛が思い切り尻を叩いた(無論近眼の彼女には、家康とは当初わかっていない)のはそのためでしょう。ならばお慕いはしていないと、自分の気持ちを素直に書いても別にいいのではないでしょうか。
そしてこれを日記に書くのが「恋バナ」云々、それは側室なのだから当然でしょう。
それを恋愛脳呼ばわりする方が、失礼ながら幼稚というか、ドラマをちゃんと観ていないなと思うわけで。

恋愛ばかり考えている心理状態は「ロマンチックラブイデオロギー」と呼ばれ、人類普遍というわけでもありません。
当時、好きでもないのに嫁ぐ人なんて周囲にいくらでもいたでしょうよ。
それを自分だけが世界一不幸だと言わんばかりにぶりっ子アピールするレーシックお愛には、薄気味悪さしか感じられないのです。

「ロマンチックラブイデオロギー」云々。
人類普遍であろうがなかろうが、ドラマで描いていけないというわけではありません。
またこの於愛は「好きでもないのに嫁いだ」のではなく、
「瀬名に望まれて側室となり、殿を尊敬しているけど慕ってはいない」
ということなのですが。しかも不幸アピールなんてシーン、出て来ましたっけ。

稲と真田信幸の縁談話が進んでいます。
そこへレーシックお愛が偶然通りかかる。
力量のない制作陣が物語を作ろうとすると、とにかく偶然頼りのストーリー展開になりますが、今回もその法則をバッチリ踏襲。

正しくは
家康が旅支度をしており、彦に「探し物」について尋ねていた。そこへ於愛が脇差を持って来て家康に渡す。そして家康は、稲の縁談話について於愛に尋ねるが、あまり乗り気でない。無理強いはせぬが、戦にはしとうないと言う家康。
こういう流れになるかと思います。

「なぜ彼女が通りかかると何かが起こるのか、そしてどのようにして視力を回復させたのか、そこがむしろ知りたいです。
稲と信幸の縁談に時間を使う意味もわかりません」

彼女が通ると何かが起こるのではなく、家康が何かを話しているところへ彼女が来るという設定ですね。
あと「どのようにして視力を回復させたのか」
武者さんは今まで何度も、二つ名のようなレーシックお愛なる表現を使っていますよね。ならばレーシックで治したと思っていればいいのではありませんか。
無論実際は彼女の視力は悪いままで、それがちょっとしたしぐさに現れていますが、当該シーンを見落としているのでしょう。

それと
「稲と信幸の縁談に時間を使う意味もわかりません」
今まで何を観て来たのですか?
真田昌幸が徳川家の姫君、それが無理なら重臣の姫を養女という形にして、信幸の嫁にすると言っていますし、無論これは人質でもあるわけです。ただ北条との戦を避けるためにはやむを得ないことではありました。

どうする「いい笑顔じゃの」
突然、家康がわざとらしくレーシックお愛の笑顔を褒めだすあたりが、わざとらしい。
そんな話は今までない。辻褄合わせですね。

於愛が家康のために、作り笑顔でもいいから笑顔でいようと努力し、それがこの時になって報われたと言うべきでしょう。
ところで「辻褄合わせ」も何も、於愛の笑顔についてのいきさつはこの回で初めて出て来ていませんか。
(追記:武者さんが言う「辻褄合わせ」とは、伏線も何もないといった意味かと思われます。ただその回で初めて、登場人物の過去が描かれることもあり、この場合の於愛は正にそれでしょう。何でもかんでも、貶めるために辻褄合わせを連発するのも如何なものでしょうか)

だいたい、笑顔の作り方がわざとらしい。愛する人に対するものというよりも、ファストフード店員の笑顔なんですよね。

ホームセンターがなくなったと思ったら、今度はファーストフードですか(苦笑)。

秀吉が出てきたかと思ったら、家康と茶飲み話感覚で説明セリフのラッシュ。
北条氏直には娘が嫁いでいるとか、真田に納得させるとか、脚本家が勉強して辻褄合わせをしている感が漂っています。
そしてそこへ氏政が歩いてやってきて、今度は北条の立場を説明セリフで語る。
とにかくもう、立ったまま説明セリフの繰り返しでシンドい!
視聴率の低迷はこうした要素も影響しているんでしょうね。

また武者さんが好きな説明セリフですが、こういう場合こそ説明しないと、ことの次第がわからないでしょう。
そしてこれですが
「北条氏直には娘が嫁いでいるとか、真田に納得させるとか、脚本家が勉強して辻褄合わせをしている感が漂っています」
おふうが北条との縁談を受け入れるというのは、第30回で登場していますよ。
そして真田と沼田の件も、1つ前の第35回で出て来ていますよね。

「立ったまま説明セリフの繰り返しでシンドい」
ではどうしてほしいのですか?
秀吉、氏政いずれの場合もあの場合立ったままでもおかしくないでしょう?

そして視聴率の低迷関連。

多くの視聴者は「これ、説明セリフが長すぎない?」なんてツッコミは入れない代わりに、「なんか、このドラマ面白くないな」となって、チャンネルを変えるか、テレビを消すだけ。
だから今回の視聴率では、三度目の二桁割れを記録してしまったのではないでしょうか。

この回は、裏にバレーボールのワールドカップが来ていました。
スポーツが裏に来ると数字を持って行かれるのは、ご存知の通りです。WBCの時しかりです。
(ちなみにラグビーワールドカップは日曜の夜8時キックオフが2試合あり、いずれもNHKが放映権を取って、大河は休みで試合を流しています)
またそれ以外に、裏に特番が来た場合も数字が下がることがありますね。
確かに低いとは思いますし、これを高齢者層があまり観ていないと言われていることも関係はしているでしょう。しかしよく考えたらわかることです。

武者さん、『真田丸』の最終回の数字が伸び悩んだのは、裏にサッカーのクラブワールドカップが来たからだなどと書いていたと思いますが、嫌いな大河だと視聴率も叩き棒にし、しかもその事情すらよく考えない。
本当に大河のレビュアーなのですか。


飲み物-ブロンドのエール
[ 2023/09/27 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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