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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2023年05月

代表候補発表と日本協会の戦略計画そしてリーグワン

ラグビー関連情報です。
ワールドカップに向けての合宿に参加する代表候補が発表されました。

日本代表及び日本代表候補 合宿参加メンバーのお知らせ
(日本ラグビーフットボール協会公式サイト)

その次にこういう話題を持ってくるのも何ですが、同じサイトに
「JAPAN RUGBY 中期戦略計画 2021-2024」
というページがあります。


このページの下の方に、前中期計画レビューとあります。一応サムネイル画像(クリックで拡大可能)を置いておきます。

前中期計画レビュー

ここで気になるのが、

日本代表のブランディングや運営面のスタンダード向上による代表戦の集客向上、スーパーラグビーを活用した代表強化、RWC2019開催地と連携したレガシーの創出、小学校でのタグラグビー授業やカジュアルラグビーを活用した参画者の拡大などは、戦略に基づき各担当部門が推進することにより、成果を残すことができた。

とあることです。
集客向上や参画者の拡大で「成果を残す」と言うのであれば、それを裏付けるデータが必要になるかと思われます。一応数字はその下のPDFにあるようですが、わざわざPDFファイルをクリックさせずとも、このページで当初の予定は何名、そして実際にはどれだけの人数が集まった、ゆえに目的は達成されたくらい書けるのではないでしょうか。

また代表強化でスーパーラグビーを活用した(と言うか、スーパーラグビーに参加することで代表強化を図ろうとした)とかレガシーの創出などは、何をもって「成果を残す」と言い切れるのかこれも不明。そもそもスーパーラグビーと代表強化の因果関係が明記されていません。

またレガシーの創出などという書き方より、開催地にワールドカップ開催の実績を残すことができ、これは今後のラグビー拠点拡大に大きく貢献するとか、そういう書き方ではいけなかったのでしょうか。それ以外の部分に関しても、何か具体性を欠いているように見えます。

あとこのPDFファイルが、言っては何ですがどうにも素人臭いのですね。リーグワンの公式サイトにいくらか通じるものがあります。フォントなども、もうちょっと考えられていいかと思います。

それと先日の投稿で、珍しく中尾氏をほめた件について。実は私はなぜかここの箇所を記憶しており、確か中尾氏は協会の支出をチェックしていて、コピー機とかPCなど頻繁にモデルチェンジが行われる物を、リースでなく購入していると書いています-2000年前後の自著または狂会本で、これもちょっと探してみる必要があるでしょう。

しかしこれが事実なら、ちょっと協会の金銭感覚に疑問符を付けざるを得ません。無論20年以上前のことであり、今は違うと思いたいです。一方でリーグワンで公共のスタジアムを交渉して使うのではなく、自前で建てる計画なのはこれも先日書きましたが、よほどそれによる収益が見込めるということなのでしょうか。

イベントや試合、そしてスタジアムのためにお金を使うのはいいのですが、何だかあれもこれもやりたがっているようにも見えます。何年か経ってやはり背伸びし過ぎていたとか、あるいはあの時のツケが今に回って来ているとか、そのようなことを言われずに済むようにしてほしいものです。何よりもそれと並行して、リーグワンの在り方そのものを再検討する、場合によっては、再編するという手段が取られてもいいかとは思うのですが。


飲み物-マグとビール
[ 2023/05/25 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

リーグワンが今後考えるべきこと

リーグワンのサイトのトップが、やっと先日の決勝の画像、正しくは初Vを喜ぶスピアーズの画像になりました。土曜日に試合があったのだから、せめて月曜日にはアップしてほしかったとは思いますが…。

一方で、リーグワン2022-23アワード受賞者の発表も行われています。

(リーグワン公式サイト)

ところでリーグワンの東海林専務理事ですが、

クロスボーダーマッチ(リーグワン上位クラブと海外の強豪の対戦)は来シーズン実施
24-25シーズンから試合数増加、カップ戦創設
新スタジアムの建設
複数のチームが新規参入

と語っているようです。

個人的にリーグワンの運営で疑問に思うのが、リーグ側の発信が少ないという点です。今回もこのような構想があるのなら、折に触れて(話せる範囲だけでいいので)、話してほしいと思います。あとその前に、今のリーグで改善するべき点もまだあるかと思うのですが。

実際華やかな話題を持ち出すのは、話題性という点でもプラスではありますし、広告代理店やスポンサーもうまく動いてくれているのだなとは思います。しかし改善すべき点を明確にして今後どうして行くか、それを報道陣の前で話すのも運営側の役割ではあるでしょう。

あと新スタジアムというのは、チーム本拠地となるスタジアムのことらしいのですが、どこのクラブがどこに建設したいのかは、無論まだはっきりしていません。以前、サンゴリアスが作るということだけは聞いていましたが、しかしこれ、自治体の物を利用するという方法もあるかとは思います。

それに関して思い出すのが、以前中尾氏が著書で、協会はリースできる物をわざわざ購入していると書いていたことです。確かこれは資料を基にしていましたが、あれはGJだったと思うし、今回も、何となくそのことが脳裏をかすめました。それとカップ戦は、確か昨シーズン、来シーズン(つまり22-23シーズン)かその次から実施するという話を目にしたように思いますが、あれは勘違いだったのでしょうか。

それからこれは以前も書いていますが、新規参入チームはいいでしょう。しかしそれだとリーグワンのクラブ数が、場合によっては特定の地域にのみ増えるかと思われます。そのことをリーグ側はどう考えているのでしょう。

またラグビーの場合、所謂ライト層のファンがいないという意見を目にしたこともがあります。つまりファンになったら、ラグビー界の価値観で染め上げられてしまいがちで、それで引いてしまう人もいたようだし、あまりラグビーの凄さのみを語るのは、かえってよくないということですね。それでなくてもコアのファンが多数を占めるスポーツである以上、集客に関しては、この点も考える必要がありそうです。

飲み物-ブロンドのエール
[ 2023/05/24 01:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

家康と側室

先日の『どうする家康』第19回ですが、その前の側室、お葉絡みの回とは異なり、瀬名がかなり腹を立てています。同じ側室(と言うか、お万は厳密には側室と認められていませんが)であっても、自分が承認した人物とそうでない人物とは、こうまで違うものかと思うと同時に、何だかんだ言いつつも、正室の権限は強かったと改めて思う次第です。

そしてお葉とお万、この2人もかなりタイプが異なります。お葉の方は猪を仕留めたり、家康に対してもあまり色気のある振舞いをせず、最後にお美代との仲をカミングアウトしたりするなど、どちらかと言えば飾らない素直さがありました。しかしお万の場合は逆に色気を感じさせ、それ故に戦疲れしていた家康が、つい気を許したとも言えます。

恐らくこの次は於愛が登場するのでしょう。言うまでもなく、二代将軍秀忠の生母です。その他にも多くの女性が彼を取り巻くわけですが、この大河の場合は家康自身が女性に手を出すと言うより、家康が女性から言い寄られてとか、あるいは何らかのプレッシャーがあって、やむなく関係を持ってしまうように見えます。

ところで次回は第20回です。
今後を予想してみると
6月 本能寺の変、伊賀越え
7月 小牧・長久手の戦い
8月 小田原征伐、江戸入り
9月 秀吉死去
10月  関ヶ原
11月  征夷大将軍就任
12月  大坂の陣
このようになるのではないでしょうか。

あと先日変換ミスが数か所あったので直しています。それと例の白骨死体、あれは信玄の遺体を荼毘に付したものと考えられます。実際死の直後に、そうされたと伝わっています。

それから先日とあるnote記事にこの大河について書かれており、何か既視感があると思ったら、武将ジャパンの大河コラムそっくりでした。実際、あのコラムのリンクもありました。しかし最近はもうあそこへも行かなくなりましたね。


飲み物-アイスラテとエスプレッソキューブ
[ 2023/05/24 01:00 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第19回「お手付きしてどうする!」あらすじと感想-2

第19回後半部分です。


家康の入浴にお万は不可欠な存在となり、積極的に髪をすくようになって行った。そしてある日、家康の許に服部半蔵が呼ばれる。半蔵はお万の懐妊を知らせに来たのである。祝福されながらも、家康はどこか浮かない顔だった。瀬名はお万を認めていなかったのである。ひと悶着起きる可能性もあった。しかもお万は、かつては瀬名の侍女であり、このことも今後をややこしくしかねなかった。

半蔵は含み笑いをし、家康に咎められる。家康は半蔵に口止めをして下がらせるが、廊下に出た半蔵は笑いをこらえきれずにいたようで、家康を苛立たせる。そしてお万は段々とお腹が目立つようになって来た。しかもそんな折、瀬名が浜松にやって来ると数正が知らせる。信康の意を汲んで、浜松に移ると聞き、家康は平静を装うがどうも落ち着かなかった。その時数正、そしてやはり側に控えていた忠次の2人は、何かを見通したかのように、家康に向かってこう言う。

数正「言うなら今ですぞ」
忠次「楽になりなされ」

家康は大したことはないと2人を手招きし、このことを小声で打ち明ける。数正と忠次が笑ったのも束の間、数正は鬼のような形相になり、声を荒げる。
「何を考えておられるんじゃあ~」
また忠次も
「信長が敵を蹴散らしている時に、殿は風呂で何をしておられたのか!」
こう言って、瀬名に伝えるべく部屋を出て行こうとし、数正も子細漏れなく申し上げると怖い顔で睨む。

家康は慌てるがこのことは岡崎に知らされ、信康は父上を見損なったと書状を破る。また五徳は、だから早くお移りになられた方がよいと申し上げたのですと言う。しかしお万をよく知る瀬名は、にわかには信じ難かった。お万はおっとりした、慎ましい娘だったのである。そこへ亀姫がやって来て何を話しているのかを尋ねると、お義父上に虫がついたと五徳は平然として答える。

何の虫なのかを尋ねる亀姫に、信康はあっちへ行くように命じる。そして瀬名は浜松へ行き、家康に直に話すことにする。このことは浜松城内に知れ渡り、家臣たちは厨房で話し込んでいた。そこへ家康がやって来たため彼らは急に話題を変える。家康も彼らの仲間に入るが、瀬名が来たことを知り、その場から逃げ出そうとする。しかし忠勝に取り押さえられてしまい、瀬名にばつが悪そうに挨拶をする。

瀬名はあほたわけと言い、その場にあった物を家康めがけて投げつける。その後側室を持つなとは言わない、殿のお子が増えるのは喜ばしいが、自分のあずかり知らぬこととあっては、正室の立場がないと家康を責める。さらに相手構わず子を作れば、信康や亀の立場も危うくなりかねない、自分だけでなく信康や亀もないがしろにされたと言う瀬名に、家康は謝るしかなかった。瀬名は家康の頬をぶつ。

そして瀬名はお万に会いに行く。そのお万は城から出ようとしていたが、侍女仲間にあることを頼む。そして瀬名は、後ろ手に縛られたお万を目にする。お万は大変なことをしてしまった、申しわけないと言って懲らしめてくれと瀬名に哀願し、瀬名は棒を渡される。折檻してくれ、殺されても構わないと訴えるお万に瀬名は、腹の子に罪はないと瀬名。

しかしお万はこの子を産めばお家が乱れる、しかも家康の落胤とあらば恥ずかしくない躾をしなければならないと言う。悪いことに実家の神社は焼けて父は亡くなり、母は動けない状態だった。瀬名はもうよいとお万の縄をほどき、おっとりした慎ましい女子と見くびっていたが、何の才ある子じゃ、うちの殿はひとたまりもないと口にする。

見事じゃと瀬名はお万の肩に手をやり、殿から金子をふんだんに頂いて子を育て、社を建て直すように言う。それも女子の生きるすべ、私は嫌いではないと言う瀬名に、多くの家臣を失って疲れ切っていた殿をお慰めしたまで、恥じてはいないとお万。

さらにお万は、男は欲しい物を手に入れるために戦をし、人を殺して奪うが、女子は人に尽くし、癒しと安らぎを与えて欲しい物を手に入れると言い、女子の戦い方の方がよい、そして男に戦のない世など作れるはずがない、政も女子がやればいいとも言う。

お方様のようなお方ならきっととお万は言った後、お腹の子を殿のお役に立つ立派な子に育てると誓い、城を出て行く。瀬名は家康の居室へ向かう。すまなかったと詫びる家康に、それだけつらく苦しい時をお過ごしだったのでしょう、そばにいられず申し訳ないと頭を下げる瀬名。家康はそなたは悪くないと言いつつ、自分のそばにいてくれるように頼む。しかし瀬名は、信康や五徳のことがまだ気になっており、浜松への転居を先延ばしにする。

そこへ忠次と数正が現れ、家康を挟むようにして座る。忠次は気を緩める暇などない、遠江の民は殿をバカにして楽しんでいると伝える。実際例の団子屋の老婆が、家康が三方ヶ原から帰る時に団子をただ食いしたので、追いかけて銭を払わせただの、ある者は信玄が恐ろしくて馬上で糞を漏らしただの、好き勝手なことを話していた。それを虎松が耳にする。

信玄が身罷って半年。彼が息絶え、琵琶法師が生者必滅を語ったあの桜の下には、白骨死体があった。そしてその傍らには、武田の紋の刀が置かれていた。

数正は未だ武田は強大、失われた所領を取り戻すのは難しいと家康に言い、そして実際勝頼は千代に、信康と母の築山殿を狙うと明言する。無論2人ともそのことをまだ知る由はなかった。


さて、お万がかなり積極的になって行きます。こうなると家康との関係を持つのも、時間の問題でした。そして懐妊したことがわかりますが、それを伝えた服部半蔵は、嬉しそうにしつつも落ち着きがない家康を見て、何やらおかしそうにしています。そしてどうやら、忠次と数正もそのことを知っていたようです。そしてこの2人は、信長が戦をしている時に何をしていたのかと、家康を叱りつけます。

結局このことは瀬名にも知らされ、信康は呆れ、五徳は自分の預言が的中したのに満更でもないようです。ただもちろん、亀姫はその意味を理解していませんでした。瀬名は自分が知っているお万は、そのような女子ではないと浜松に乗り込みます。既にこのことは、城中の人々の知るところとなっていました。

お万も当初は家康をいたわりたいという気持ちではあったようです。しかしその内に、この殿の子をと思ってもそう不自然ではなかったはずで、さらに瀬名が認めていない子であると悟ったうえで、最後に大芝居を打ったものと考えられます。そして瀬名も、なかなか隙のない女であることを知り、見事じゃと声をかけます。

その瀬名、岡崎に一旦戻りますが、自分が武田の標的にされていることにはまだ気づいていません。どうやらこれが後々災いをもたらすことになるようです。

しかし柴田理恵さん演じる団子屋の老婆、結構何度も出て来ますね。遠江の民の代弁者的存在だからでしょう。そしてここにまた虎松が来ていますが、どうも彼にも思うところがあるようです。あと忠勝が、叔父の瓢箪を身に着けているのが何とも言えません。

飲み物-グラスに入ったビール
[ 2023/05/23 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

『どうする家康』第19回「お手付きしてどうする!」あらすじと感想-1

第19回前半部分です。


元亀3(1573)年4月12日、信州駒場。武田信玄は桜の下で、自分が回復して織田との戦に備えている、そう言い続けよと勝頼に遺言する。そして3年の間自分の死を秘するように命じる。父の遺志を自分が成し遂げると言う勝頼だが、信玄は自分を真似ず、そなたの世を作れ、そなたの器量はわしをはるかにしのぐ、このわしが言うんじゃ、信じろと言い聞かせる。

信玄に取って勝頼は、己の全てを注ぎ込んだ逸材だった。黄泉にて見守ると信玄は言い、それがいまわの言葉となった。その後この場所で、1人の琵琶法師が琵琶をかき鳴らし、
「生者必滅、会者定離」
と語っていた。その後ろには仏像があった。

浜松城。家康の家臣たちは、恐らく信玄は亡くなったのだと噂していた。鳥居元忠は
「殿、助かりましたなあ!天は我らに味方したんじゃあ!」
とはしゃいでみせ、家康から敵とは言え、人の死を喜ぶとは何事かと注意される。また本多忠勝は信玄に奪われた所領を取り戻すように提案し、家康は彼らに内情を探らせる。

石川数正は、家康がいつも懐に入れている摩利支天が、守ってくださったのかも知れませんなと言って部屋を出て行く。木彫りのその摩利支天像に、家康はさらに小刀で手を加えようとして、三方ヶ原での信玄の言葉を思い出す。
「弱き主君は害悪なり、滅ぶが民のためなり」
その頃岡崎城では、瀬名が娘の亀姫と花を活けていた。

信玄の死は秘密にされるどころか、噂となって各地に広がり、これによって信長は敵対勢力を駆逐し始める。まず足利義昭を都から追放し、頼みの綱であった明智光秀は完全に織田方に付き、義昭を奸賊呼ばわりする。自分は将軍だとわめく義昭に信長は言う。
「ああ。俺のそばにいればな」

次いで信長は、羽柴秀吉と名を改めた木下藤吉郎を小谷城に派遣する。浅井長政亡き後、正室お市と3人の姫が残された。自害も考えたが、姫たちを立派に育てるように我が殿から託されたとお市。そのお市に秀吉はなれなれしく迫り、挙句の果ては長女茶々を抱いて連れて行く。その姿に咎めるような視線を送るお市。そして浜松では家康が執務に疲れ、刀を抜いて素振りを繰り返すうちに、あの三方ヶ原のことがまたも頭をかすめる。

家康は風呂に入り、誰かに髪をすかせようとする。入って来たのは侍女のお万だった。最近気力が出ないとこぼす家康に、あのような、大変な戦を生き延びられたのですからと答えるお万。何だかんだで生き延びていると家康は口にし、お万はそれは殿のお力、天は日頃の殿の行い、お優しいお心を天は見ており、だからお守りになるのだとお万は返す。さらにお万はこうも言う。
「万の目には、殿は天人様のように輝いて見えます」

それからは家康が風呂に入る度に、風呂焚きの下男ではなくお万が準備をすることになった。そしてやはり湯殿で家康の髪をすくが、手慣れたそのしぐさに、家康は慣れて来たようじゃのと話しかける。慣れるなんてとんでもないとお万は言い、殿の御髪に触れていると、胸が高鳴りめまいがと言いかけて、熱湯を張った湯船に手を触れてしまう。見せてみよとお万の腕に触れる家康。

家康は何かお万に心惹かれるものがあった。自分でもそれに気づき、慌てて彼女を下がらせる。その後家康は湯船のふちに、折りたたまれた紙があるのを見つける。お万が植物に紙の着物を着せて、人形に見立てていたのをその場に於き忘れたのである。それを渡すべく立ち上がろうとした家康だが、今後は自分が湯船のふちに手をやってしまう。

岡崎城では信康が瀬名と話をしたがっており、五徳と亀姫も同席する。話を切り出したのは五徳で、家康のいる浜松に移ってはどうかということだった。最早自分たちは子供ではないと信康。また亀姫に対しては、残るもよし、行くもよしと言う。亀姫は瀬名と一緒にいたがっているようだった。そして瀬名は五徳に、自分の存在は邪魔かと尋ねる。

五徳は瀬名が優しすぎ、信康から甘さが抜けないこと、しかし彼女は夫を、父信長に負けない強い大将にしたいということをまず打ち明ける。その一方で、瀬名が寂しいだろうというのも本心だった。瀬名は家康と相談することにする。五徳は速い方がいい、義父上を1人にしていては、よからぬ虫がつくかも知れぬとずばりと言う。意味を理解していない亀姫はこう訊く。
「浜松は虫が多いのですか?」


信玄が亡くなります。自分の真似をするなと言い残したということは、既に自分のやり方が通じなくなっていたこと、さらに勝頼は自分とは違うタイプの人物であることを見抜いていたようにも取れます。そして琵琶法師を演じているのは、大河の芸能考証と指導担当の友吉鶴心さんですね。あの法師の背後にあるのは摩利支天像でしょうか。

そして「いくさがみ」と言えども病には勝てなかったかと、家康の家臣たちは噂します。鳥居元忠に至っては、いい時に死んでくれたと言わんばかりのはしゃぎようで、家康に叱られます。これは家康の懐の「いくさがみ」、つまり摩利支天像が守ってくれたのかもと石川数正は言いますが、家康に取ってはあの三方ヶ原がどうもトラウマになっているようで、風呂で髪をすいてくれるお万に癒しを求めるようになります。

その浴室ですが、まず蒸し風呂としての風呂屋形というものがあり、そこで熱い蒸気を浴びた後に、外で髪をすかせているわけですが、そのそばに小さな湯船のようなものがあります。恐らく金属製で湯が張ってあるため、かなり熱いのでしょう。お万も家康もその縁の部分に触れて悲鳴を上げています。かかり湯のためのものでしょうか。この時家康は「うかつなお万じゃ」と言っていますが、お万はその前にも薪を落としてうかつだなどと言われています。

そして紙を畳んだようなものを、お万は浴室に忘れて行きます。それは彼女が植物に紙の着物を着せ、人形に見立てたものでした。その一方で岡崎城では、瀬名が亀姫と花を活けています。亀姫が活けているのは菖蒲でしょうか。端午の節句の花です。

その瀬名に信康と五徳、特に五徳が浜松に移ってはどうかと言い出します。その理由として、瀬名が優しいから信康に甘さが出てしまい、自分の父信長をしのぐような強い大将にするのは難しいこと、そしてもうひとつは、瀬名自身が寂しいのではないかと説明する五徳ですが、こういうことを平気で話すところは流石に信長の娘です。そして「よからぬ虫」、まるで浜松を見て来たかのようです。但し亀姫にはそれがまだ理解できませんでした。

その信長は、都から足利義昭を追い払います。どうも今回の本能寺の変は、この義昭が毛利と結託して光秀を焚き付けるのではないかとさえ思います。そう言えば『功名が辻』、この時はやはり信長に威圧されたうえに追い出される、三谷幸喜氏演じる義昭が本能寺の変を喜んでいました。さらに藤吉郎改め秀吉、お市に対して何とも不敵な態度を取ります。茶々を連れて行くところ、この時既に彼女の運命は決まったようなものでした。

あとこの頃から、女性たちが片身替わり(身頃の上下や左右が違う色、または柄のこと)の小袖を着るようになっています。五徳の小袖はちょっと贅沢そうですが、尾張と三河の違いを表現しているのでしょうか。


飲み物-ウイスキーオンザロック2
[ 2023/05/22 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

大河の主人公に求められるものとは

もう6年前になりますが、『おんな城主 直虎』という大河をやっていました。この大河、4月頃までは割と面白くて観ていたのですが、その後周囲の主だった、特に男性がいなくなると同時にあまり面白いと感じなくなり、高橋一生さんが演じた小野政次が退場してからは録画視聴となりました。

無論描き方、あるいは主人公のキャラ設定など、いくつか理由は挙げられます。しかし何よりも思ったのは、どちらかと言えば無名、あるいは本人の記録が限定される人物を敢えて主人公にする場合は、それとは反対の、つまり本人に関する史料が多い人物と組ませた方がいいのではないかと言うことです。

実際この時も今川氏真とか、徳川家康などの人物は出て来ていたわけで、彼らをメインにしてそれに井伊直虎を絡ませ、ダブル主人公のようにするとか、あるいは直虎を準主役のように持って来た方が、収まりがよかったのではないかと個人的には思います。その意味で『八重の桜』で、山本覚馬の比重が大きかったのは評価できます。

特に2010年代は、大河の主人公を隔年で男女としていたこともあり、この人物が選ばれたのでしょう。その後井伊直虎は男性であるという説も出て来ましたが、この当時は女性とみなされていました。しかし男性主人公と女性主人公を比較した場合、本人の史料が多く、従って物語に史実を盛り込みやすいのはやはり男性の方でしょう。

その意味でも、1年おきに女性主人公を持って来る必要はなかったと思われます。女性主人公1に対して、男性主人公4か5くらいでよかったはずです。来年は久々に女性主人公ですが、男性の登場人物をどのくらい絡ませられるかがポイントになって来るでしょう。

逆にある程度知名度がある、史料がある人物なら(男女を問わず)、多少改変しても創作を入れても、それなりにまとまるとは思います。その意味でやはり大河の主人公は、ある程度は限られてくるのかも知れません。知名度があまりない主人公なら、それこそ2クールにするという手もあるのですが、しかし未だこれは実現されていませんね。

飲み物-アイスカフェラテ
[ 2023/05/22 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

2022-23リーグワンプレイオフ結果とリーグが反省すべき点

リーグワンD1プレイオフ、決勝と3位決定戦の結果です。
(赤文字勝利チーム)

決勝
埼玉ワイルドナイツ 15 - 17 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

3位決定戦
横浜キヤノンイーグルス 26 - 20 東京サンゴリアス

スピアーズは悲願の初Ⅴ、おめでとうございます。今シーズンの好調さが最後の最後で実を結びましたね。

ところでこのプレイオフについてですが、2つの点について、改めて書いておきたいと思います。

まず準決勝が2試合とも秩父宮で行われていますが、ワールドナイツとサンゴリアスの試合は、順位が上であるワイルドナイツのホーム、熊谷で行われてしかるべきだったでしょう。それでなくても秩父宮の使用頻度が多いとファンからの声も出ています。リーグワンはファンと共にを謳っていますが、こういう場合のファンの声はきちんと今後に活かされるのでしょうか。

それからTV中継です。こういった試合は普段ラグビーに関心があまりなく、従ってJSPORTSにも加入していない人に、ラグビーをアピールするべき好機でもあります。その意味でも地上波なり民放BSなりで放送されるべきで、一部の試合は確かにそうでした。しかしその一方で、

準決勝のワイルドナイツとイーグルスの試合は、日テレ(関東ローカル)とJSPORTSのみ
3位決定戦はJSPORTSのみ

これはないのではないでしょうか。
日テレ系列で放送するなら全国規模にする、それが不可能ならBS日テレにするかのどちらかでしょうし、まだ3位決定戦が金曜日のゴールデンタイムだからと言って、JSPORTSでしか中継されないというのもおかしな話です。せっかくのイーグルスの試合を目にできなかった人もいるわけで、リーグ側は今後これについて考えるべきでしょうね。

ちなみに2022シーズンですが、この時は

準決勝は花園と秩父宮それぞれのラグビー場で行われている
花園で行われた試合(サンゴリアスーブレイブルーパス)のみが関東ローカルのみの中継
3位決定戦は決勝に先立って行われ、BS日テレで中継。決勝は日テレ全国ネットでの中継

ではありますが、寧ろこちらの方が、まだ理想に近いような印象を受けるのですが。しかしなぜせっかくのプレイオフをすべて全国ネットで中継しないのか、やはり疑問ではあります。

飲み物-ギネススタウト
[ 2023/05/21 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『ラグビー黒書 145点を忘れるな』の中尾氏コラムについて-2

『ラグビー黒書』関連その2です。
中尾氏が、の1995年ワールドカップに参加した、ラグビー関係者の一部を符牒で記す、サイテーの指導者に率いられたサイテーの男たち、あるいは人間の屑である戦犯たちを、今後は眼の汚れ、筆の汚れとして一切実名を記さないなどと書いていることは、2つ前の『黒書』関連投稿でお伝えしています。このような書き方自体どうかとは思いますが、その符牒で表す人物として

スモール・ブッシュ
宿(ふつか)酔いのウイング
ヤス

の3名を挙げています。スモール・ブッシュとは当時代表監督小藪修氏のことで、宿酔いのウイングとは、その当時神戸製鋼に在籍していた増保輝則氏のことです。そしてヤスとは、サンスポの記者を指しているようで、中尾氏曰く
「見当違いなラグビー記事と大本営発表を垂れ流して紙面を汚し続ける」
のだそうです。小藪氏に対しては、
「今日の惨敗を想像できないほどの精神遅滞にあったが、責任能力を問えないほどではない」
そして増保選手に対しては
「腹の出たウイングとも、スモーキン・ウインガーとも言う。いかに少ないトレーニングで沢山のトライをとるかというテーマをライフ・ワークとしている」

そして中尾氏の場合、例によって例の如くと言うべきなのでしょうか、小藪氏関連で
「精神遅滞にあった」、またはその前の記述にありますが
「辞任要請をうけながら監督の肩書を守り通した”我慢”の男」
「監督期間後半はスケープ・ゴートとしての役割を期待されながら、その自覚がなく薄ら笑いでごまかし、それを見た南アでの日本代表のボディガードが、「あいつを解雇(ポア)しろ」と叫んだ」
「我慢」は小藪氏の座右の銘だったようですが、何か揶揄している感は否定できません。しかしこの「ポア」、こういうのもやけに某カルト教団になぞらえたがっていますね。

そして増保選手。実際この人は当時かなり太っており、しかも私生活も節制のあるものではなく、リザーブとして代表スコッドに名を連ねていながら、試合の前夜酒を飲んでいたとも伝わっています。但しだからと言って
「サイテーの指導者に率いられたサイテーの男たち」
は如何なものでしょうか。

この大会の代表は、同じ本の大友氏のコラムを見る限りでは、あまり統率が取れていたとは言えませんでした。コーチ陣が注意を与えなかった点、他の選手もそれに言及しなかった点では、コーチ陣も選手も何らかの責任はありそうです。しかしそんな中でも、自分に厳しくあろうとし、たとえばオールブラックス戦でトライを挙げた選手もいたわけです。

チームの問題点に目を瞑っていたのは責められるべきですが、劣勢の試合で2トライ挙げたまでをも無視してサイテー呼ばわりされたのでは、当該選手は浮かばれないでしょう。しかしもしこれが海外強豪国であれば、当該選手はマスコミにチームのことをリークしたのではないかと思います。ちなみに増保選手はその後体を絞り込み、この当時のことを「慢心していた」と振り返っています。

尚中尾氏によれば、その他にもシギーとかゼンジーとか何名かいるとあります。シギーとは当時日本協会会長だった今野滋氏、ゼンジーとは専務理事だった白井善三郎氏のことです。(個人的には、ゼンジーといえば昨年の大河の『善児』を思い出すようになっています)

しかしなぜ中尾氏は、こういう符牒で呼びたがるのでしょうか。「サイテー」だから、「眼の汚れ、筆の汚れとして一切実名を記さない」というのだけが理由ではなさそうです。寧ろ、同人用語あるいは隠語に近いものがあると思われます。

この狂会本が、最終的にラグビーオヤジの同人誌的な存在になったと私は書いていますが、要はこういう符牒に隠された意味を知っている自分たちは目利きであるといった、一種の連帯感と呼ぶべきなのかも知れません。内集団バイアス(所謂身内びいき)に似たものもありますし、正直言ってどこかイキった、中二病的な印象をも与えます。

飲み物-グラスに入った黒ビール
[ 2023/05/21 00:15 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

野田城の戦い

武田信玄最後の戦いとして、野田城攻めがあります。三河東部に於ける徳川の拠点で、ここを守っていたのは菅沼定盈でした。定盈は武田の大軍を相手に、500人ほどの少人数で城に立てこもります。そしてこの時信玄は、金堀人夫を使って、井戸に向かって坑道を掘らせ、水をそちらの方に流し込んで、井戸を涸れさせる作戦に出ます。

しかしこの時家康の方も、武田方の勢力を捕らえており、捕虜交換によって定盈は野田城へ戻ります。元々信玄はこの野田城攻めをすることで、浜松城を孤立させる狙いがあったと言われています。しかし力攻めを行ったわけではなく、その理由として、信玄の病状悪化があったともされています。

実際三方ヶ原の戦いの後、信玄は浜松の刑部城に入って年を越し、その後この野田城攻めに及んだようです。実はこの野田城は、かの三河一向一揆の本證寺同様、愛知県新城市に存在していました。

またこの城攻めの時信玄が狙撃され、それがもとで亡くなったという説もあります。この後ほどなくして他界していることもあり、こういう説が唱えられたとも考えられます。しかし一般には、信玄は病死とみなされています。そしてこの信玄の病気に、徳川方はいわば助けられたと言ってもいいでしょう。

ところで先日、信玄が輿に乗せられていると書いていますが、どうもあれは方形の棺のようにも見えます。但しこの場合、影武者の信玄はいるわけですから、信玄以外の誰かが亡くなったという体を装って、甲斐まで戻っているように見えます。

そういえば井戸を涸れさせる作戦、『風林火山』の「奇襲!海ノ口」で、武田軍が水脈を断とうとしていたのに勘助が気づくシーンがありました。あと火矢を防ぐために、城に泥を塗ったりもしていましたね。


飲み物-注がれるワイン
[ 2023/05/20 01:45 ] 大河ドラマ どうする家康 | TB(-) | CM(0)

カボチャ大王とサンタクロース

先日ピーナツ関連で投稿したのでもう1度。

ライナスと言えば毛布が有名ではありますが、もう1つ彼について語るのに不可欠なキーワードがあります。それは「カボチャ大王」です。このカボチャ大王に関しては、今までハロウィン関連で何度か書いていますが、いわばハロウィン版サンタクロースのような存在です。

とあるカボチャ畑(ライナスの家の近く)に降り立ち、子供たちにプレゼントを配るとライナスは信じ込んでいるようです。そしてハロウィンの夜、チャーリー・ブラウンやその妹サリーを連れてカボチャ畑に行ったりもしています。

チャーリー・ブラウンを連れて行った時には、カボチャ大王らしき影が見えたこともあり、興奮したライナスは気を失ってしまいます。実はその正体はスヌーピーでしたが、ライナスはカボチャ大王だと信じてしまったようです。

しかしサリーを連れて行った時は、結局カボチャ大王らしき存在は現れず、ライナスに付き合ったため「トリック・オア・トリート」が出来なかったサリーは激高します。また生徒会の会長候補としてかなり健闘しながら、最後の演説でこのカボチャ大王のことを話したために、落選してしまいます。

一方でチャーリー・ブラウンは、サンタクロースの存在を信じているようで、サンタに手紙を書いたりもしています-尤もライナスも、サンタには関心があるようです。

またジョー・シュラボニクなる野球選手のファンで、自分でファンクラブの会報を作ろうとしたり、彼と同じテーブルに座れる食事会にも行ったりします。しかしこの時は、そのシュラボニクが日にちを間違えてしまい、結局このヒーローと食事をすることはできませんでした。

あとチャーリー・ブラウンと言えば、彼が片思いしている赤毛の女の子をご存知の方も多いでしょう。かつては、チャーリー・ブラウンのセリフでのみ存在が知られていた彼女ですが、2015年公開の3DCGアニメでキャラとして初お目見えしています。


飲み物-コーヒーとケーキと生クリーム
[ 2023/05/20 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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