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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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フランス戦結果そして今秋の総括

ラグビー関連情報ですが、その前に。
サッカーのワールドカップで、日本がドイツに歴史的勝利です。これを聞いて一瞬脳裏をよぎったのが、かの「ブライトンの奇跡」、2015年のワールドカップで、日本が南アを倒したあの試合です。ラグビーワールドカップのアカウントの中の人も、同じことを考えていたのでしょう。

ラグビーワールドカップ202211


ではまず20日(日本時間21日未明)に行われたフランスとのテストマッチから。

日本、フランスに食らいつくも勝利ならず。タフな経験重ね坂手主将はW杯までさらに成長誓う。
(ラグビーリパブリック)

この試合、記事中にもありますが、途中まで日本はかなり粘っていました。それが崩れたのが後半20分(60分)で、この後点差を広げられるも、シオサイア・フィフィタ選手がトライを返しましたが、さらにフランスに得点されて試合終了となっています。

この前のイングランド戦でも感じたのですが、相手がかなり本気になっている印象があります。今までのように、日本相手にはリザーブクラスの選手を多めにいれると言った手加減を、あまりしなくなっているようですね。

さて今週末はイングランドと南アの試合が行われます。南アのファフ・デクラーク選手はこの試合後来日し、リーグワンの横浜キヤノンイーグルスに合流予定です。

そしてこの秋の試合の総括について。

日本代表の藤井ディレクターは選手の吸収力を評価 ドイツ撃破のサッカー代表からも刺激受ける
リーチ・マイケルの今秋総括は的確…W杯まで10か月代表の現在地を担当記者が「見た」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

リーグワンは今シーズンは12月開幕です。そして来年のワールドカップを見越して、代表選手の出場に制限がかかるようです。代表を多く抱える強豪クラブは、選手の使い方を考えておく必要があるでしょう。

そして前出フランス戦でトライを決めたシオサイア・フィフィタ選手は、先日結婚とのこと。おめでとうございます。


飲み物-グラスに入った黒ビール
[ 2022/11/26 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第5話

第8週第6話(第40回)です。


都築は特別テストの件を会議にかけてみると約束する。しかし吉田がまとめたものを、Aチームのレポートとすることは認められなかった。もちろんですと舞、その傍らでラッキーだったのになと小声でつぶやき、倫子に一発見舞われる水島。都築はバラバラだった君たちがここまでまとまるとは、そっちの方が驚きだと笑う。そして特別テスト、レポート共々合格となり、都築は例のノートにひときわ大きく書き記す。
「岩倉学生はチームをまとめるのがうまい」

その後宮崎座学過程での最終テストが行われるため、皆は最後の追い込みに入っていた。テストの結果は18名皆合格で、帯広のフライト過程に進むことになった。宮崎本校で記念撮影を行うAチームだが、柏木は相変わらず不愛想だった。学校上空を飛ぶ飛行機を見て、みんなで空飛びましょと舞は言うが、皆三々五々荷物を持って出て行き、舞は遅れそうになる。

舞は東大阪に一旦帰省する。浩太は落ち着かない様子で舞の帰りを待つ。その時玄関のチャイムが鳴るが、舞ではなく、悠人からの荷物が届いたのである。その時舞も戻って来る。ちらし寿司や刺身をはじめ、めぐみの心づくしのご馳走が食卓に並び、舞は嬉しそうにそれを味わう。

飛行機に乗れたのかと浩太は尋ねるが、まだいっぺんもと舞は答える。ただし帯広のフライト過程ではいっぱい乗れると言い、いよいよ空かと浩太。舞にゆっくり食べさしたげてとめぐみが口を挟む。その後浩太は舞の操縦練習許可証を見て満足げであり、舞は浩太の工場について尋ねる。まだ建て始めたばかりだが、年内にはできると浩太。

めぐみは最早これについて怒ってはいなかったが、工場ができて行くのを見てもう引き返されへんなあと思い、ホンマに借金返せんねやろかてドキドキして来たと言う。大丈夫やて、新しい工場で自動車部品バンバン作って、借金なんかあっちゅう間やと浩太は楽観的だった。舞は悠人にそのことを言ったのか訊いてみるが、相変わらず電話に出ないらしい。

浩太はそれでさっきの荷物を思い出し、中身の黒い箱をテーブルの上に乗せる。中には金の人形が入っていた。ビリケンさんかと舞は言うが、顔が違っていた。舞は悠人に電話をし、この金の宇宙人みたいなのは何かと尋ねる。うちに飾ろう思うてんけど、ミスって2個買うてもうてん、2個は要らんな思て送ったと悠人。うちも要らんわと舞。質屋に売ったら高ぅ売れるかも知れんでと言い、今から人と会うと電話を切る。

悠人は仕事で新規の客に会い、売り込みに余念がなかった。一方ノーサイドでは、久留美が写真を見ながら楽しそうやんかと言い、道子も舞ちゃんモテモテやったんとちゃうんと言う。皆勉強で必死だったと答える舞に、久留美は気になる人がいなかったのかと言い、道子はこの人だと柏木を指さす。舞はこの人は感じが悪いと言い、例の面接の時一緒だった人物だと説明すると、久留美は納得した顔をする。

しかし道子は、面接の時から一緒とは運命だとはしゃいでみせる。そこへ佳晴が現れる。舞にひさしぶりと挨拶をした佳晴は驚く久留美に、娘の顔見に来ただけやと言い、久留美はどうせお金やろと言う。実際佳晴は久留美からお金を借りるつもりで、すぐ返すと言うが、道子はあんたもうええ加減にしいや、ドーベルマン望月どこに行ってしもたんやと注意する。佳晴はいつの話しとんねんと、久留美から数千円を受け取って仕事に行く。久留美は舞に、結婚相手は選んだ方がいいと言う。しかし道子は柏木にご執心だった。

そして帯広分校では、教官の大河内が都築からの電話を受けていた。例のノート、通称「黒いノート」が届いたかと訊かれて、大河内は受け取ったと答える。今回もなかなか面白い子たちですよと都築。しかし大河内はパイロットに面白さは不要であると言い、みっちり指導してやってくださいと言われてこう返す。
「分かりました。ただし、指導に値する人間なら…ですが」

舞にはまだ試練が待ち受けていた。


吉田の特別テスト受験が決まり、それとは別にAチームの他の5人もレポートを提出するのですが、もちろん吉田のをそのまま使うことはできず、水島は何やら残念そうです。その後、座学の総仕上げとも言うべき試験が行われ、舞たち18名はすべて合格して、帯広のフライト課程に進むことになります。この帯広は、航空大学校サイトによると、単発機操縦の演習が行われるようです。しかも鬼教官とも言うべき大河内が、舞たちを待っています。

その宮崎での座学の総仕上げ。談話室で受験勉強にいそしむ学生たちですが、コーラがペットボトルになっているのがこの時代らしいと言えます。水島君が頭を下げた時、コーラのボトルを引っくり返すのではないかと瞬間思いましたが、流石にそれはありませんでしたね。

一方で、座学課程が終わって東大阪に帰省した舞は、操縦練習許可証を浩太に見せ、工場のことについて尋ねます。年内にはできると言う浩太ですが、めぐみは不安なようです。そして舞の帰省とほぼ同時に、奇妙な人形が悠人から送られて来ます。金色の、宇宙人がUFOの上に座っているようなその人形は、悠人が間違えて2個買い、1個を実家に送り付けたらしいのですが、実際のところどうなのでしょう。

ノーサイド。宮崎での記念撮影を久留美に見せる舞は、面接で一緒の感じ悪かった人はこの人と、柏木を指します。しかし道子は、柏木こそ舞のお相手としてにぴったりと思っているようです。そこへ佳晴がやって来ます。今は仕事をしているようですが、既に看護師になっているであろう久留美から当座のお金を借りる辺り、やはり定職についてはいないのでしょうか。

久留美と言えば、第7週の5日目(第35回)で、福岡で会った母の久子に佳晴のことを打ち明けています。このままでは幸せになれそうもないとも言っていましたが、やはり経済的に安定しているようには見えません。道子もその点が気になっているようです。

ところで、嶋田うれ葉さんの脚本の最初の週(いつまでの担当なのかはわかりませんが)が終わりました。色々言われているようで、都築教官のノートのシーンでヒロインが目立ちすぎるとか、道子がやけに恋愛話をしたがるとか、佳晴は娘にお金を借りるような人でなかったという指摘も目にしました。

私としては、嶋田さんをよく知らない(『エール』で脚本を書いていたことを知っている程度)こともあって特に先入観はなく、また今週のストーリーで、かなり違和感を覚えたということもありません。

確かに航空学校編になって、いくらか変わったなと思うことはあっても、今までとはドラマの舞台が違う以上、ある意味当然とも言えそうです。寧ろ水島が実家からの手紙を見てうんざりするようなシーン、柏木のちょっと当惑したような表情などはなかなかいいなと思いますし。

都築教官も、舞が吉田の特別テストを後押しした以上、あのように書いても無理はないかと思うし、道子もかつてバイトをしていた子で、しかも頑張って航空学校に入学し、しばらく離れていた以上何かと気になるでしょう。

佳晴も何の仕事をしているかはよくわかりませんが、何かでお金が必要であり、娘も働いている以上ちょっと貸してくれと言ったところでしょう。しかし、あのお父さんは色々な意味であまり変わっていませんね。

そして今回も、小檜山氏のnote記事から一部。

飛行機事故は命に関わるものですが、それをあの過保護な親すら「実地まだなの?」と把握していない始末。航空学校は座学だけということすら把握できてない

航空学校は座学だけでなく、これから帯広でフライトの演習が始まります。「宮崎の学科過程」が座学のみと言うだけの話で、宮崎は帯広の次にフライトの演習が行われ、さらに仙台でもフライトの演習が行われた後、2年間の教育期間が修了となります。これ航空大学校のサイトにちゃんとあるのですが。

飲み物-白いカップの紅茶
[ 2022/11/25 23:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 82その2

『武将ジャパン』大河コラム、第44回後半部分関連記述への疑問点です。


鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第44回「審判の日」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)
https://bushoojapan.com/taiga/kamakura13/2022/11/21/172147

1.空々しく公暁が反論しても、八幡宮の別棟として、鎌倉殿を支えることが天から与えられた道だと諭します。

些細なことではありますが、「別棟」ではなく「別当」ですね。昨日の「馬を用意している」(実際は「蓑を用意している」)もそうですが、この手のミスが今回もいくつかありますね。

2.圧倒的な北香那さんの演技。感動が押し寄せてきてたまりません。
彼女は、権力などどうでもいい。我が子を愛したい。そんな母親です。実衣やりくとは違う。

出演者の評価ならここでやるのではなく、後の総評の方でやってもいいかと思います。それとつつじの場合、権力を持とうにも持たせてもらえなかったのも事実で、だからこそ息子への愛を貫くことができたのでしょう。

3.当初の薄緑色の衣装を着て、ニッコリ笑っていた義時はもう遠い。
誰が見ても悪くなったからこそ、こんなやりとりに説得力があります。脚本を書く側と、演じる側。その双方に信頼関係がなければこうはいかないと思います。
義時は悪いけど、三谷さんと小栗さんの関係はとても善いと思います。

「脚本を書く側と、演じる側。その双方に信頼関係がなければこうはいかないと思います。義時は悪いけど、三谷さんと小栗さんの関係はとても善いと思います」
どの大河でも脚本と主演とは、大体こういう関係ではないのでしょうか。それと、こういうのもあらすじの途中で書くべきなのか、どうか。

4.雪の朝。
義時が政子と対峙しています。

この1月27日、朝はまだ雪は降っていないはずです。警備担当の時房が空を仰いで、降らなければいいのだがと心配しているシーンがあり、午後、政子と実衣が出かけようと言う時になって雪が降り始めていますね。しかもこの後で、
「夕方に降り始めた雪が積もり始めています」
ともあり、何か矛盾しているように見えます。

5.「正しいと思った道を選んでここまでやって来た。そうではないのですか。今さら誰に何を言われようとひるんではなりません。私たちは正しかった。いつだって」
闇そのものがうずくまっているような義時の顔。存在感。
言葉とは裏腹にまっすぐな気持ちがまるで感じられないのは、先ほどの実朝と比べてみるとよりわかるでしょう。

「まっすぐな気持ちがまるで感じられない」
だから何なのだ、と思うのですが…。この時代まっすぐに生きていたら生き残れないからこそ、幼なじみの御家人をも騙し討ちにし、北条の地位をゆるぎないものにしたわけであり、そして政子も本意か不本意かは別として、そのやり方を認めざるを得なかったからこそ、今の尼御台としての彼女があるわけでしょう。公式がそう言うのならまだしも、あまり闇闇言うのもどうかと思いますし、実朝はそれができず、なのに鎌倉殿という高い位置にいたからこそ、狙われるもととなったのですが。

6.なんせトウは、頼家暗殺の当事者です。仲章に口を割られたら一巻の終わりとなるかもしれない――そうした状況を踏まえ、必ず吐かせてみせると勝ち誇る仲章。

これ「口を割る」のは仲章でなく、トウではないかと思うのですが。それと仲章は、義時が頼家暗殺の黒幕と気づいてはいたでしょうが、トウが関わっていたことを知っていたでしょうか、恐らく刺客が自分を狙いにくることはわかってはいたでしょう。

7.これまで目立ってきた母親像が、損得ありきのりく、実衣、のえだったせいか、あまりに真っ直ぐな彼女たちには胸が痛くなるばかり。

別に損得ありきの母親でもそれはそれでいいのです。彼女たちもまた、のえ以外は夫とはそこそこ円満な関係であったはずです。逆に真っすぐでないからこそできたこともあるのですが、なぜか彼女たちのそういった部分を評価しませんね。それと実衣は、本当に権力好きなのか迷うところです、言ってはなんですがその割に才覚というものをあまり感じず、身内に守られて生きて来た感がありますので。

8.一方、北条義時は空っぽだ。
前半は散々「全部大泉のせい=頼朝が悪い」と言われていましたが、後半になると「主役は泰時ではない」と言われてしまう。

この後に新聞記事のリンクがありますが、その見出しには
「NHK大河「鎌倉殿の13人」いつの間にか主人公交代…小栗旬「義時」→坂口健太郎「泰時」へ」
とあり、「主役は義時ではない」が正しいようです。これもケアレスミスなのかも知れませんが。

9.便宜上、大河には主役がいますが、実際には群像劇であることも往々にしてある。

群像劇だから主役がいないわけではなく、それぞれのパートの核になる人物がちゃんといます。
群像劇大河の典型と言うべき『国盗り物語』(多分武者さんは観ていないでしょうが)には、
斎藤道三→織田信長
葛籠重蔵
雑賀孫市
といった感じで、異なったいくつかのパートで、メインとなる登場人物がいました。

10.そしてもうひとつ。義時には思想がない。
空っぽゆえに歴史上、果たすべき役割が入り込んでくる。ゆえに本人は空洞。

思想がないからこそ、ここまであれこれと策を弄することができたのでしょう。無論まだ思想も学問も不在ではありましたが、義時が体を張って世の中を安定させた後に、嫡子泰時がその部分を埋めることになったとも言えます。

11.それに反して泰時は、思想がある光秀と同系統の人物といえる。

それとこれとはちょっと違いますね。光秀は結局は主君を殺して墓穴を掘ったとも言えますし。『麒麟がくる』を出したいのだなとは思いますが。

そしてバーナード・コーンウェルの『神の敵アーサー: アーサー王物語』の説明、これが承久の乱につながるものがあるとして、やけに長々と書かれています。正直に言って、比較するにはちょっと…と思われるのですが、ここでは省きます。そしてここで気になったのが

12.アーサー王はイギリス人の国民的英雄なのに、神の敵とは何ごとか?
要するにキリスト教の上陸前、ケルト民族の神を信じているから「神の敵」なのです。

アーサー王は、元々はアングロサクソンではありません。ケルト民族の一派であるブリトン人とされています。ただアーサー王物語には、キリスト教の王として描かれていたりもします。

13.ゆえに、こういう心を掘り下げる作品は、今後、増えると思います。
役者さんは演じるにあたり、脚本を受け取って、この役はどういう心なのか考えて、水の中に飛び込むように入り込んで演じるのだと思います。
(中略)
そうして脚本の中に描かれた心と、演じる役者の心と、見る者の心が触れ合って、ハーモニーとなってずっと響いている。
そういう次元に、このドラマは到達していると思えます。だから面白くないわけがない。

私としては面白い部分もあればそうでない部分もあるし、殆どの大河、ひいては映像作品とは、観る人によって評価が別れると思います。武者さんがこう書くのは、三谷さんの作品だからと言うのも多分にあるでしょうね。

14.でも、そもそも戌の神様って?
今週でてきた十二神将像を調べていたら、困惑したので書きますね。
十二支とは?
中国の戦国時代以来のもの。
十二神将とは?
仏教由来で、干支と組み合わせた。
ちなみに中国と日本では異なります。
つまり、インド生まれの仏教と、中国生まれの十二支と、組み合わせたもの。それを日本人が独自解釈して敬っている。

十二神将は中国大陸伝来で、かの地では十二支と結び付けて信仰されており、日本でもそれにちなんで、十二支を採り入れた姿で表現されています。この十二神は、元々はインドの神話に登場する魔物で、中国大陸に仏教が入った際に十二支と結びついたという説もあります。いわでもですが薬師如来の守護神です。

で、その後
「もうこれだけ神がいるなら、義時もなんとかなりますって!」
前回の分では、酷い最期を期待と書かれていたのですが…。

飲み物-レッドビール
[ 2022/11/25 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(2)

『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第4話

先日の『舞いあがれ!』ナンバリングが違っていたので訂正しています。尚それ以外の投稿も一部手を加えています。


航空学校の座学過程も半分が終わり、残り2か月となっていた。ある日空中航法の小テストが行われ、舞は75点と前よりも点数を上げたが、Aチームの学生は高得点が多く、柏木は
「その点でよく喜べるな。この回期の平均点を一人で下げてることに変わりはない」
とあけすけな物言いをする。倫子は舞を風呂に誘うが、あの人に負けてられないからもう少し勉強すると舞。

ほどほどにしないとお肌に悪いわよと倫子は部屋を出ようとする。すると廊下で声が聞こえ、中澤が吉田を追いかけているのが2人の目に入る。吉田の母がパート先で倒れて入院したらしく、吉田は故郷の金沢へ帰ると言う。こんな時間に飛行機はないと中澤。しかし倫子は最終の羽田便があるから、明日羽田から小松まで行くのが一番早いと言い、3人は吉田を見送る。

中澤曰く、吉田の家は母子家庭で頼れる親戚もいないらしい。教官には俺から話しとくと言い、舞は部屋に戻る。その時携帯が鳴った。それは浩太の工場の番号だった。新しいこと山ほど覚えなあかんねんと言う舞に、新しいことっちゅうんは大変やなと浩太もうなずく。しかし舞は、いつもの浩太とどこか違うことに気づく。浩太は自動車向けの新しい仕事を引き受けようとしていたが、これにはかなりの投資が必要だった。

しかし舞は、どんだけ大変やってもうやりたいことやるお父ちゃん、私はええと思うよと言う。浩太は満足そうに電話を切るが、めぐみにその話を聞かれており、一部始終を打ち明けることになる。浩太は名神プレスティックという大手メーカーに勤める友達から、自動車の部品を勧められたのである。今のうちでは無理だとめぐみ。

浩太も、設備投資と従業員増員のため新しい工場を建てようとし、それにはざっと3億円が必要だった。浩太はできるめどがついてから話をしようとしていたと言うが、もう決めてんでしょとめぐみに言われてしまう。今のIWAKURAやったら、自動車部品かてやれると浩太は自信ありげだった。

1か月後。各チームはグループ課題をやることになるが、Aチームのは難易度が高かった。その頃吉田が戻ってくる。は親がやっと退院でき、学校に戻ったが、1か月のブランクは大きく、次の期からやり直した方がいいと都築に言われる。しかし吉田の家は経済的余裕がなく、最早退学するしかなかった。

残念だなと皆は言うが、舞は吉田がやめずに済む方法を考えようと仲間を促す。しかし1か月授業に出られず、最近習ったことを元にした課題について来るのは難しそうだった。

吉田はやめる決意をしていた。パイロットになり、飛行機に乗ったことのない母親を、海外旅行に連れて行くのが夢だったと言う。舞は吉田のために何もできなかったことを詫びるが、気にすることはないと言い、寧ろ自分が迷惑をかけたことを詫びる。そして3冊のノートを手渡す。それには、先輩から過去の課題を聞いて、母親の看病の合間にまとめたものだった。

舞はそのノートをAチームのみんなに見せ、吉田君やったら、今からでも遅れた分取り戻せると思うと言い、授業に遅れていないことの証明として、ノートを都築に見せる。無論それで1か月の穴が埋まるわけではないものの、舞は吉田のパイロットへの情熱を都築に話してフォローしようとする。しかし都築は必要な知識を身に着けている必要があると言う。

そこへ倫子が、遅れていないということを証明できればいいわけですねと言い、柏木は特別テストを受けさせて貰えないかと頼む。1か月の空白分のテストと中澤。同室の中澤は吉田がずっと予習をしていたことを打ち明け、吉田自身も直訴し、一同は都築に頭を下げる。


座学が後半に入ったところで、吉田が1か月休んでしまいます。母親の急病で故郷へ戻ったためでした。一方舞の父浩太は、自動車部品の仕事を手がけようとします。しかしそのためには工場の建設と従業員の雇用が不可欠で、3億ほどはかかるものでした。めぐみは驚きますが、浩太が既に心を決めているのがわかります。ただこの年からほどなくして、例のリーマンショックとなるのですが…ここで悠人が出て来るのでしょうか。

吉田はその後学校に戻って来ますが、1か月休んだ穴を埋めるには、次の期から出直す必要がありました。しかし吉田の実家はそこまでの経済的余裕がなく、退学を決意します。しかし舞は、吉田が渡してくれた3冊のノートに、課題がすべてまとめられているのに気づき、これだけやってみれば、ブランクを取り戻せると都築に皆で掛け合うことにします。彼が教官の質問に見事に答えたのも納得です。しかし、無論都築はあまり乗り気ではありませんでした。

この吉田は地味な学生で、他の学生たちとは違い、母一人子一人の家庭で育ったのが明らかになります。パイロットになって母親を海外旅行に行かせたいと言うのも、母親に苦労をさせたという思いがあってのものでしょう。一方で柏木は、相変わらず口が悪いと言うか、思ったことをすぐ口に出すタイプのようですが、吉田の退学と、課題をノートにまとめていたことを知り、自分も吉田の力になろうとします。

この吉田が帰る時、どうやって帰るべきかを倫子が説明します。まず宮崎から羽田まで行き、翌日羽田から小松まで飛ぶというもので、飛行機がテーマと言うこともあるのでしょうが、こういうことがきちんと描かれているのはいいですね。

それと、先日のお好み焼きに関して、ある方のツイートをご紹介しておきます。個人のアカウントなので名前は出しませんが、ざっと以下のような意味です。

「食べ物をダメにするシーンが登場すると荒れがちになるが、ちょっとダメ出しをし過ぎではないか。あまり出すのもよくないが、ダメにしてしまうというのは失敗というのを意味する表現方法で、絶対使ってはいけないものではない」

まして舞の場合、プロの料理人でもありません。またこのドラマは過程をきちんと描いていますが、この場合も焦げて行く過程、なぜそのようになってしまったのが描かれていて、これなら特に問題はない、寧ろやむを得ないと思われます。あまりこのことを引きずるのもどうかと思いますが、たまたま見つけたツイをご紹介しがてら、書かせていただきました。

そしてこのお好み焼きに関して、小檜山氏のnote記事より。

舞がお好み焼きを焼く時点で、こいつはパイロット適性もないし、正真正銘愚かでどうしようもないとわかりました。竪子ともに謀るに足らずってやつ。

お好み焼きを焼くと、パイロットの適性がないのでしょうか。随分と失礼な言い方ですね。お好み焼きが好きとか、自分で作りたいと言うパイロットの方も、世の中にはいるのではないでしょうか。それと
「竪子ともに謀るに足らず」
小檜山氏=武者さんはとにかく漢籍がお好きなようですが、これは「小僧と共にはかりごとなどはできない」と、『鴻門之会』で、亜父(范増)が嘆く言葉です。それとこのシーンとどういう関係があるのでしょうか。舞は何か陰謀でも企てているのでしょうか。


飲み物-コーヒーと砂糖とミルク

[ 2022/11/25 01:00 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第2話&第3話

第8週第2話(第37回)と第8週第3話(第38回)です。


第37回
航空学校に入学した舞は女子寮の部屋に行き、同室の矢野倫子(りんこ)に挨拶をする。てきぱきと荷物の整理をする自分を見ている舞に、矢野は怪訝そうな顔をする。男子ばかりと思っていたので安心したと舞は言うが、倫子は意に介してなさそうだった。その矢野の服や私物、本なども、舞が恐らくは初めて目にするものであり、舞はいささか気おくれしながらも自分の荷物の整理をする。そしてベッドと棚の間に持って来たばらもん凧を取り付ける。

授業が始まった。舞と共に学ぶのは18名の学生で、宮崎で510時間の基礎知識の講義を受けることになる。その後は帯広のフライト過程が待っていた。クラスの担当は面接官を務めていた都築英二だった。都築は6人ずつの3つのチームを作る。そして食事もその6人で摂ることになる。6人の中で、真っ先に自己紹介をしたのは舞だった。大阪出身と訊いて、チームの1人水島祐樹が何か面白いこと言ってよとからかい、矢野がそれを窘める。

ついで矢野、眼鏡をかけた中澤真一、吉田大誠と自己紹介を終える。この吉田は声が小さかった。最後は例の柏木弘明が、不愛想に自己紹介をして終わる。舞は皆がどこから来たのかと尋ねるが、それは意味あるのかと柏木。一緒に勉強するから知っていた方がいいと舞は言うが、慣れ合う必要はないと柏木は素っ気ない。

授業中舞はうまく答えられず、柏木がフォローする。舞以外の学生は専門用語や質問の意味をきちんと理解しており、的確な回答をしていた。舞は柏木に礼を述べるも、柏木は例によってポーカーフェースだった。後れを取り戻そうと勉強する舞を尻目に、矢野はどこかへ出かけて行った。しかし矢野は座席位置の調整の手順について、よどみなく回答して舞を驚かせる。

舞は1人部屋で勉強に励むものの、矢野はその後も出て行き、気になった舞は後をつけてみる。倫子は男子寮のある部屋に入る。その後も倫子は、コックピットのやり取りで完璧とも言える英語での会話をこなし、都築はノートに何やらメモっていた。その後も倫子の男子寮行きは続き、舞はドアに耳を付けて何が行われているか知ろうとする。そこへ吉田が現れて不思議そうな顔をし、舞がドアに体をぶつけたため倫子が中から現れ、つけてきたのと問いただす。

倫子は舞を連れて部屋へ戻る。実は倫子は勉強しに男子寮に行っていたと答える。ここでやったらええやないですかと舞は言うが、勉強できない人とやっても成績上がんないでしょと倫子は言い、すぐにその言葉を詫びる。着替えてメークしているのはなぜかと舞は尋ねるが、この方が気合が入る、すっぴんで部屋着だと緊張感でないと倫子。

自分の言葉に素直にうなずく舞に、倫子はこう言う。
「あなた、もっと要領よくやらないとやっていけないわよ」
倫子は舞の素直さに呆れつつも、一緒に行くかと誘う。先輩に聞いたほうが早いとの言葉にうなずく舞。その後食事のカレーを美味しそうに頬張る舞に、分かりやすい顔しているねと矢野は言い、そして自分を呼ぶときは倫子でいいと言う。

そこへ水島と中澤も合流するが、同じ頃都築が食事を済ませて立ち上がる。都築は例のノートをまたも手にしていた。中澤はそれに目をやりつつ、食事中も気が抜けないと言う。都築は学生たちの日常生活をもこまめにチェックし、それを都築ポイントと呼ぶらしかった。

第38回
中澤も実際、この都築ポイントの詳しいことは知らなかった。しかしそのメモが、帯広でのフライト過程に引き継がれるらしいから、要注意だと言う。舞は急に不安になる。その後授業で、日本からアメリカへの飛行経路を巡って、倫子と柏木は意見をぶつけ合うが、その間も都築はメモを取っていた。そして、次回までにグループの意見をまとめておくことになる。

クリスマスも間近で、舞と吉田は談話室でクリスマスツリーを飾っていた。舞は倫子が、柏木の意見は通したくないと言っていたことを話す。吉田は最短距離を取る柏木、遠回りでも安全安心な飛行をしたい倫子、形は違えどどちらも志の高いパイロットを目指していると言い、舞はその言葉に感心する。

しかしどうにかうして意見をまとめなければならず、舞はクリスマスパーティーを提案し、舞は土曜日にパーティーをやろうと決め、まず倫子に話すが、柏木がいると嫌だと倫子はにべもない。中澤は、土曜日は妻子が来ることになっていた。この時舞は中澤が既婚であることを知る。そして水島は合コンを理由に断り、柏木はやはりこの話に乗ろうとしなかった。

柏木が来ないなら行ってもいいと倫子。しかしそれではこのパーティーの意味がないと舞は迷う。食べ物を用意しなければと言う倫子に、自分が作ると舞は言い、お好み焼きを準備する。クリスマスらしく帽子やトナカイの角をつけたAチームのメンバー3人が談話室に集まる。何でお好み焼きと尋ねる吉田に、実家の隣がお好み焼き屋さんだと答える舞。

クリスマスはチキンでしょと言いつつ倫子はお好み焼きを口にし、一言美味しいと言う。吉田も嬉しそうに頬張るが、その時合コンをキャンセルした水島が実家からの差し入れだと言って、ダンボールを持って来る。水島の実家は、北関東のスーパーマーケットチェーンで、中にはスナック菓子やラーメンが入っていた。大阪育ちの舞はミズシマストアについて吉田に尋ね、水島は食料と一緒に入っていた母からの手紙を見る。それにはこう書かれていた。
「気が済んだら帰ってこいとお父さんが言っています」

そこへ都築もやって来てあとの2人はと尋ねる。その頃中澤は妻に電話をし、何やら言い争う。部屋を出た中澤は偶然会った舞からパーティーのことを知り、飲みたい気分だと談話室に向かう。その舞は柏木を呼びに行き、都築が来ていること、協調性があるところを見せないと、何を書かれるかわからないと談話室に彼を連れて行く。また舞は倫子に、柏木が謝っていたと嘘を言い、柏木もばつを合わせる。

お好み焼きを平らげた柏木は、もう一枚焼いてくれと言う。舞が作るお好み焼きを、興味深そうに見つめる柏木は、これがお好み焼き初体験だった。まさか御曹司か、そう言えば特技が乗馬だったという声が飛び交い、水島は彼の父が元パイロット、母が元CAの航空エリートであることを明かす。

道理でいつも自信満々なわけねと倫子は言い、自覚のないところが如何にもエリートと言う。彼女はかつて商社にいて、そういう男たちを見てきた、ここにいる男たちだって、大した苦労もしていないのに自信だけは一人前と言い、場の空気が悪くなりかける。舞はそちらの方に気を取られ、柏木のために焼いていたお好み焼きを焦がしてしまう。


舞が初めて家族や身内から離れ、寮生活を始めます。同室の矢野倫子は5歳年上で、さばけた感じの人物でした。舞にはかつての吉良冬子同様、何か憧れを感じさせる人物でもあるようです。その倫子は毎晩のように出かけて行き、気になった舞は後をつけて、先輩の部屋で勉強していることを知り、倫子ももう少し要領よくしなきゃと舞を誘います。自分でこつこつ努力することに慣れていた舞には、新たな体験でした。

一方で都築教官は、学生たちの日常の行動をメモしているようです。しかも授業中にも、学生の態度をチェックしているようで、都築のいる場所では気を抜けなくなっていました。一方舞が所属するAチームでは、柏木と倫子がそれぞれの主張を巡って対立するようになり、舞は親睦の意味でパーティーを開こうとします。しかし案の定柏木は来ようとせず、倫子は柏木が来ないなら行こうと言い出します。

舞が準備したのはお好み焼きで、あのうめづのメニューも入っていました。倫子も吉田も美味しそうにお好み焼きを食べ、そして都築もやって来ます。舞は都築が来ていることを理由に、柏木を談話室に連れて来ます。その柏木は初めてお好み焼きを食べ、舞におかわりを注文します。彼は元パイロットの父と元CAの母を持つ、いわば航空エリートでした。しかし倫子はかつて商社に勤めており、そういうエリートたちを嫌っていました。

一方水島も、大手スーパーチェーンの経営者の息子で、母は本当は父の跡を継いでほしいようです。中澤も本当は妻と折り合いがよくないようで、チームのメンバーの人となり、家庭環境が明らかになって行きます。そして舞、柏木が謝っていたと倫子に言って取り繕う辺り、彼女も成長しつつあるようです。

ところで先日のコーヒーをこぼしそうになるシーン、そしてお好み焼きを焦がすシーンが、『ちむどんどん』にそっくりだと批判する声もあるようです。見方は様々ですが、私はそうは思いません。確かに両者に共通するシーンはありますが、描かれ方やそれまでのいきさつがかなり異なるからです。

あと倫子を演じる山崎紘菜さん、かつてラグビーのアンバサダーを務めていましたね。


飲み物-冬のティータイム
[ 2022/11/24 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 82その1

『武将ジャパン』大河コラム、第44回前半に関する記述への疑問点です。


鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第44回「審判の日」 - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)


1.当人が設計図を描き、実際に造るのは弟子。早く作ったほうが喜ばれるし、次の依頼をこなせると打ち明けています。
古今東西、チームで作ったものが代表者一人の名義になっていることはよくある話ですね。

鎌倉初期、あるいは平安時代の像は、誰が作ったかがきちんとわかっている物もあるのですが。

2.政子は義時が信心深くなったと感慨深げです。
なんでも半年前、義時の夢に白い犬が出てきて、妙に心に引っかかっていたとか。夢のお告げは信じない。そう言いつつも、どこか気にはなるのでしょう。

政子は「信心深くなった」と言っているのではなく、
「変わるものね、大して信心深くなかったあなたが薬師堂を建てるなんて」
と言っていますね。

3.行事に金を費やすことは、鎌倉という幕府を作る上でも大事なこと。ゆえにそこは「気にしい」でよいのです。

「行事に金を費やす」というセリフはこのシーンで登場しないのですが。

4.官位の話は、日本史において避けられないものですね。
伝統的に日本人を縛るものであり、江戸時代の大名だって「あの家よりも高い官位が欲しい!」と贈賄をしてまで買いました。
そうかと思えば、天皇の飼い猫が昇殿のため従五位下とされたり、江戸時代には天皇に謁見するため従四位を与えられた象もいたり、妙なことが起きるものです。

官位官職と言うのはその人物が昇殿できるか、帝に拝謁できるかを決めるためのシステムでした。「日本人を縛る」は如何なものかと思います。動物への官位贈与は、帝にお目にかけるためのものとして必要だったのでしょうね。

5.こうした思考回路は、2020年『麒麟がくる』の織田信長が体現しておりました。
彼は天皇から与えられるこういった恩恵に対し、途中から無頓着になるという描写でした。

武者さんは『麒麟が来る』絶対だからこうなるのでしょうが、それ以外の戦国大河でも、信長が官位を欲しがらないシーンはあります。無論これは、彼が日本の支配者を夢見ていたからとも受け取れます。

6.八幡宮の僧侶に列の並びを聞かれた朝時があっさり教えたと教えられ、泰時が愕然とします。
平盛綱も硬直。
朝時は教えたら駄目なのか?といささか狼狽していますが、こやつに警備担当をさせたら駄目すぎますね。機密が全く守れていない。

このシーンですが、八幡宮の僧たちだからと言うことで、朝時も気を許したのではないでしょうか。無論朝時が「駄目?」と訊いているだけで、他はいいとも悪いとも言ってはいません。ただ泰時はそれでいいのかといった表情ですが。

7.ドラマ本編では描かれてませんでしたが、実は次の鎌倉殿の妻には、源頼家の娘である竹御所とされていました。女系では血が繋がるという意識があるわけです。
中世は、女系継承の重要性を理解しておくと、理解しやすくなるかもしれませんし、ここでの政子の指摘は重要かもしれません。

中世というか鎌倉時代の女系継承は、前の時代の名残りもあったでしょうし、女性が土地分配の対象であったのも、土地が沢山あったからと言えます。これが室町時代になると変わって来ます。

8.義時の妻・のえが、源仲章と貝合わせをしています。
つくづくいやらしい大河ですなぁ。貝合わせは夫婦和合の遊びでしょ。

貝合わせはその貝の美しさをめで、優劣を決めるのがそもそもの遊び方でした。それぞれの貝を合わせるのは、元々貝覆いと呼ばれていたようです。夫婦の和合の象徴となるのは江戸時代以降で、その頃は貝の大きさも大ぶりになりました。この大河の貝もいくらか大き目ですね。

9.貝合わせをしたいのだと彼女が答えても、魂胆あって近づいたことがなぜわからないのか!と苛立つばかり。
おおかた仲章は、京都から取り寄せた高級品でも貝合わせに使ったんでしょうね。京都の雅で釣ればホイホイ引っかかると踏んだか。

その前の回で、既に仲章はのえに近づいていて、のえも遠江の生まれだが坂東が合わないと言っていますね。こういうことを踏まえての、今回の貝合わせでしょう。

10.嗚呼、義時よ……。かわいげがない、愛嬌不足の男です。この点、源頼朝や父の北条時政とは大違いだ。
のみならず、色気もないと証明してしまったこの夫婦のやりとり。艶っぽさがまるでありません。
まだ八重や比奈と一緒にいる時は引き出されていたけれど、もうゼロを通り越してマイナス。
仲章は、自分の色香を把握していた上で、それをふんだんに使いながら彼女に迫った。
それと比べると、なんと無惨なことでしょうか。

「嗚呼、義時よ」て武者さん、この前もこの表現を使っていますね。よほど使いたいのでしょうか。
別に私は、この夫婦の会話にロマンスを感じようとは思わないし、義時もお前はあいつに利用されていると言いたいだけでしょう。八重とか比奈とのえとでは、置かれた境遇も、義時と結ばれた動機も異なっています。また義時と仲章も、両者の立場が正反対である以上比較はできないでしょう。なぜ無惨なのでしょうか。

11.八幡宮では北条時房が警備の準備を進めていました。
なんでも公暁に関して、怪しい情報が届けられているとか。馬を用意しているうえに、そばにいる駒王丸はあの三浦平六義村の息子である。

ここの部分ですが、まず公暁に関しての怪しい情報について。盛綱が泰時に話した、蓑が八幡宮に運び入れられた件でしょうね。なぜ参篭の最中で出かけるわけでもないのに、蓑を運び入れるのかと泰時が怪しむわけです。
それから「馬を用意している」ですが、このシーンを何度見ても馬など出て来ません。
あとそばにいる「駒王丸」は、「駒若丸」ですね。駒王丸は木曾義仲の幼名です。

12.そもそも実朝は、公暁が鎌倉を狙う行為を理解できません。挙句の果てには、親王がくだることを喜んでいるのではないか?とまで言い出します。
これには実朝のバイアスも感じます。西から東に来れば喜ぶという先入観がある。

公暁も京で修行をした以上、朝廷の権威と言うものは分かっているから、実朝のバイアスとは一概に言えません。ただそれ以前に、なぜ自分が冷遇されるとも思っていたはずで、この喜ぶと言うのは、あくまでも「喜ぶ素振り」であったかとも考えられます。

13.鎌倉から離れようとする源実朝に対し、激しい動揺を感じた北条義時について少し考察を。
本作はなかなか難解なところがあります。
義時は武士の世の終焉について考えているようにすら思える。
武士の政治権力が天皇のいる京都に向かうと危うい。
これは幕末の懸念でもありました。

「武士の世の終焉」とありますが、まだその武士の世ができて日が浅いこの当時、鎌倉を中心とした御家人たちの政権が終わるのを危惧していたと思います。

でその後「一会桑政権」が登場し、
「2021年『青天を衝け』の冒頭には徳川家康が出てきて、こうした武家政権の構造を表面的にはなぞりますが、どんな行為が江戸幕府にとって致命傷になるか?という情報は得られませんでした」
とありますが、『青天を衝け』の主人公は渋沢栄一であり、また家康公はナビゲーターなのだから当然です。ちなみにあの家康公は好きでした。
そして
「その家康ができなかったことを義時が説明しているようで、超絶技巧にもほどがある。勉強になります」
何やら意味不明な文章ですが、結局は青天は駄目で鎌倉殿はいいと言う、今まで通りの武者さんの論調のようです。

そしてまた、
「それと同時に、不思議なことも。
明治維新で【王政復古】だというけれども、京都が首都になるどころか、武士が作り上げた江戸を東京として、そこに天皇と御所を移した。
これは一体どういうことか。鎌倉時代草創から明治維新まですっ飛ぶような、そんな発想をしてしまうのです」
とあります。諸説あるとは思いますが、やはり帝と公家を切り離したかった、江戸のインフラを活かしたかったというのも理由としてあげられるでしょう。新政府にも、多くの幕臣が取り立てられていましたし、特に『西郷どん』では、明治天皇に東京に移っていただくことについての描写もありますが、どちらも武者さんは好きでない大河だから、ちゃんと観ていないのでしょうか。

14.文官たちは武士に対する「文士」とされましたが、子孫の代となると武士に吸収されていきます。
文士と誇りを持っていられた時代は長くありません。弓すらまともにできないとからかわれ、奮起する文士の子孫たちがいます。
一方で武士も教養を身につけていく。
両者融合して、文官武官の区別があいまいな日本の武士はできあがるのです。

鎌倉幕府というのは武家政権です。中国のように文官が優勢であるわけがないし、また文官と武官にはっきり分かれていたわけでもありません。寧ろ僧侶が、文官として政権の補佐をしていたことはあります。

15.そんな大江広元に、義時が本音を打ち明けます。
「今にして思えば、頼朝が望んだ鎌倉は、頼朝の死と共に終わった」
しんみりとするようで、嫌な開き直りにも聞こえますが、広元はどう反応するか。
頼朝の建てた鎌倉を放り出すことはできないはずだと語りながら、義時の背中を押します。
「臆することはございません。それがこの鎌倉の流儀。仲章には死んでもらいましょう」
そう言い切る広元は、すっかり精神が武士に染まっています。
京都の貴族は流血を嫌います。ゆえに呪詛が好き。仲章が「血で穢れた」と言っていたように、そんな発想があります。
一方で広元にはありませんね。

「今にして思えば、頼朝が望んだ鎌倉は、頼朝の死と共に終わった」
ではなく
「今にして思えば私の望んだ鎌倉は、頼朝様が亡くなられた時に終わったのだ」
ですね。頼朝のためであったからこそ、彼もまた骨身を惜しまず働いたのでしょう。それと広元ですが、頼朝という武人に仕えている以上、このような発想になってもおかしくはありません。
「あなたの前に立ちはだかる者は、みな同じ道をたどる」
とも言っているわけですし、義時に賛同しているのがこれでわかります。
また仲章の「血で汚れた」の表現は、頼家の殺害という意味も込められているでしょう。

16.いい歳して派手すぎかと言い訳しながら、実衣が真っ赤な衣装を着ています。
今さら、と返す政子の頭巾はかわいらしいピンク色。
実衣が尼御台も化粧をしたらと言うと、政子は顔を見せてきます。
きれいにお化粧をしています。ちょっと赤を使っているとか。

実衣は「真っ赤な」ではなく、赤地に花柄が入った袿ですね。政子の頭巾がピンクかどうかは、照明の具合にもよるかと思いますが、目元と唇に紅を使っているのは確かです。


飲み物-ホットラム
[ 2022/11/24 00:00 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

朝ドラと小檜山氏note記事 6

第37回のあらすじ関係は次回になります、今回は小檜山氏のnote記事に関してです。

と言いつつドラマ本編で少々。舞が同室になった矢野倫子は、吉良先輩をいくらかダブらせているのでしょうか。仲間たちもいくらかなにわバードマンの面影がありますし。あの倫子、25歳という年齢からしても、社会人経験があるのではと思われますし、それが私物とか、平気で男子寮に行って一緒に勉強をする姿勢に現れているように見えますね。彼女に比べると、舞は如何にもおぼこい感じです。

ではnoteの方ですが、どうも連日似たような論調ばかりが目立ちますね。それとやはりドラマ本編をちゃんと観ていないのだろうと思われます。これは第36回の分ですが、航空学校(航空大学校)の試験の様子なども書かれていませんね。

大学の単位を取得しないと説明されて、だったら中退を止めた親が正しかったのではないかと思えましたよ。バイト先でも心配されておりましたが、自分の都合だけで勤務先でも迷惑かけるってどういうことなのか。しかもこのバイトはロードバイク代を返すためのものでもあり、もっと悲壮感があってもよさそうなものですが。

「大学の単位を取得しないと説明されて」
2年以上の在籍、62単位以上の取得は調べればわかることですが、それをご存知なかったのでしょうか。それと中退して行った方が、年齢的に若い時期にライセンスを取れるという点で、キャリアに有利に働くでしょうし。
「勤務先でも迷惑かける」
迷惑かけると言うより、ノーサイドの店主の道子は舞のことを心配しているのですね。
「しかもこのバイトはロードバイク代を返すためのものでもあり、もっと悲壮感があってもよさそうなものですが」
ロードバイク代と学費を自分でどうにかしたいと舞は考えていますね。そのためシフトを多くしていて、それで疲れてもいるのでしょう。それとこの場合、わざわざ悲壮感を入れる必要もないと思うのですが…それがないのが小檜山氏は気に入らないのでしょうか。

舞の無茶苦茶さは、親ガチャ当たりだからできる。こうして勉強するのだってただではできません。(中略)このあたり、『ちむどんどん』の暢子とそもそもの難易度が違うわけです。『おちょやん』や『スカーレット』ともそりゃね。ここ数作朝ドラでは最も甘ったれた環境で、まさに親ガチャあたりといったところ。

甘ったれてなどとありますが、一時は浩太の工場も倒産し兼ねない状況にありました。悠人の中学受験も危ぶまれたほどで、それぞれ事情は違っても、その時々の悩みと言うのはあるものです。そして暢子ですが、資格を持っていない(調理師免許を取ったという描写もない)割に、随分ととんとん拍子に行っていたと思うのですが。しかもオーナーの房子と対決めいたことまでやっていますし。

たかしもそうです。なぜ、俳句を詠むようになったら仕事もせず島根に何週間も旅行に行けるのか。

まず「貴司」と書きましょうよ。その貴司は仕事で行き詰まり、退職後自分の居場所を求めようとしたわけで、これは五島で舞と久留美に話していました。恐らくバイトか何かはやっているのかも知れません。

パイロットになりたいとゆるふわなことを言うわりに、理論は語らない。とってつけたようなお勉強の場面だけでなんとかなっています。

ゆるふわではなく、なぜパイロットになりたいのかを、五島で浩太とめぐみに話していますけどね。そもそもなりたいと言う動機と、パイロットとしての理論は同じものではないでしょう。具体的にどう言ってほしかったのでしょうか。

学校で出会うただの感じ悪いやつはなんなのか。一方でこいつは、いちいち「クールにしゃべるぞ!」と気合を入れて、キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない。しかも悠人とキャラがかぶっている。

柏木君のことでしょうか。感じが悪いと言うより、刈谷先輩同様に理屈っぽくて愛想がないから、ぱっと見あまり好感を持たれるイメージではないのでしょう。

「いちいち『クールにしゃべるぞ!』と気合を入れて、キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない」
「キメキメにそれっぽく作って話しているのがわかってわけがわからない」
わかってわけがわからない、てどういうことでしょうか。「それっぽく作って話しているのがわかって鬱陶しい」とか、そういう形に持って行きたいのでしょうか。私が観た限りでは、「それが俺に何の関係があるのか」と言いたげな、つまり舞から何か愛想めいたことを言われるのが苦手そうな、そういう口調だったとは思います。


飲み物-温かいカフェオレ
[ 2022/11/23 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第44回「審判の日」あらすじと感想-2

第44回後半部分です。


身内でもめただけだと義村は言うが、同じことがまたあっては困ると泰時。義村は感づかれたことを悟り、胤義に、若君に今日は取りやめだとお伝えしろと命じる。泰時は警固を増やすべき父義時に主張するが、義時は謀反の証拠は何一つなく、これ以上の詮索は無用と泰時の言葉を押し切り、めでたい日に水を差すなと去って行く。泰時は何かが腑に落ちなかった。

公暁は自分達だけで暗殺を決行することにする。その時つつじがやって来る。つつじは公暁の挙動に疑問を抱いており、なぜそのようにお思いかと尋ねる公暁に、あなたの母親だからだと答える。厳しい修行に励む隣で実朝の右大臣拝賀の式が行われていては、恨みも募るだろうとつつじは言うが、公暁はめでたいことだとはぐらかす。その息子につつじは、貴方の道を生きよ、立派な僧となって八幡宮の別当として鎌倉殿をお支えするのが、天から与えられた道と諭す。

しかし公暁は母が与えられた道、夫を無残に殺され息子を仏門に入れられ、暗君の妻としていわれなき汚名を着せられた母上の道とはと問いかける。公暁はすべてを知っていたが、つつじは悔いていない、頼家が授けてくれた公暁がいたからだと言い、まず千日の参篭を成し遂げ、命を危うくしてはならない、生きるようにと言って聞かせる。

泰時は念のためにと甲冑を実朝に渡すが、公暁が自分を狙う理由がわからない実朝はそれを拒絶する。ならばと泰時は守り刀を差し出すが、実朝は本宮にそのような物を持って上がれば罰が当たると言う。一方義時は運慶に、以前会った時顔が悪くなったと言っていたが今はどうかと尋ねすが、あまりひどい時は気の毒が先に立つから言わないと運慶は答え、好きなだけ拝んで行け、戌神はお前の守り神と言って去る。時房と2人だけになった義時はお前にだけは伝えると前置きし、ここからは修羅の道、付き合ってくれるなと言った後、源仲章には死んで貰うと口にする。

鎌倉殿にはどうご説明をと時房は尋ねるが、公暁が恐らく今夜の拝賀式の最中に、その鎌倉殿を狙っていると義時。時房は取り押さえようと言うものの、義時は余計なことをするなと言い、またこうも口にする。
「もはや愛想は尽きた」
さらにあのお方は鎌倉を捨て、武家の都を別の所に移そうと考えておられる、そんなお人に鎌倉殿を続けさせるわけには行かん、断じてと義時は決意を述べる。

実朝は三善康信(善信)に、頼家の跡を継いで鎌倉殿になった自分を公暁が恨むのもわからなくはないと言う。しかし幼くして仏門に入った公暁がなぜそこまでこだわるのか、あの頃のことを知る者は少ない、何があったのかと康信に尋ねる。一方その頃トウは、仲章に襲い掛かろうとしていた。

実朝は政子に、兄上は突然の病で亡くなったと聞かされていたが、生き返ったらしい、しかし居場所がなく伊豆へ追いやられたことを話し、なぜ黙っていたのかと尋ねる。あなたが知らなくてもよいことだからと政子。しかし実朝は、それが公暁の自分への恨みになったと言い、自分は鎌倉殿の座を返上しなければならないとまで言う。公暁は出家したとの政子の言葉に、母上が無理やりさせたと実朝。あの子を守るためとの政子は言うが、兄上が比企と近かったためだと実朝は返す。

北条が生き延びるためではあったが、すべては北条のためかと実朝は言い、私は鎌倉殿になるべきではなかったと悔やむ。無論頼仁親王は迎えるし、そうでなければ上皇に顔向けできないと言いつつ、実朝は公暁を憐れむ。そして公暁をないがしろにしたこと、自分同様腹を痛めた子なのに、兄上がそんなに憎いのかと実朝は涙を流し、母上がわからないと言って去って行く。その後実朝は公暁の許へ赴き、許しを乞うと同時に、親王を迎え入れる件を断るわけには行かないと話す。

私が許せぬだろうと言う実朝に、貴方に私の気持ちなどわかるはずがないと公暁。幼い頃から周囲から持ち上げられた実朝に、志半ばで殺された父頼家や、ひっそりと生きて来た母の悔しさなどがわかるはずもないと言う一方で、公暁はただ父の無念を晴らしたい、さらに実朝ではなく、父を殺しその実朝を担ぎ上げた北条が許せないと言う。

ならば力を合わせよう、父上が作ったこの鎌倉を源氏の手に取り戻すと実朝は誓う。ただし血を流すのではなく裁きを受けさせるべきと実朝は言い、義は我らにあると言って、拝賀式へと向かった。しかし公暁は実朝を信じてはいなかった。

義時は政子に、私たちは自分のして来たことを背負って生きるしかないと言う。政子は私たちと言う表現に違和感を覚え、決めて来たのはあなただと言うが、正しいと思った道を選んでここまでやって来たのではないのかと義時。誰に何を言われようとひるんではならない、私たちはいつだって正しかったと義時は姉を諭すように話す。その時実衣が入って来て、鎌倉殿の出発を伝える。

広元の取り計らいで、実衣と政子は式の様子を御簾の後ろで見られることになった。しかし政子はそれを拒否し、尼御台が行かないのに行けるわけないと実衣は不満げだった。そして義時は雪の八幡宮に到着し、太刀を渡される。公暁が実朝を斬ったらその場で公暁を討ち取り、それですべてが終わることを、義時は時房にだけは打ち明けていた。そして義時は仲章の姿を見つける。

仲章は罠を仕掛けてトウを捕らえていた。必ず吐かせてみせると仲章。そして仲章は義時の方に手を伸ばす。一方実朝は、千世からの見送りを受けていた。実朝は上皇に2つ感謝しなければならない、過分な官位を賜ったこととお前を引き合わせてくれたことと言い、千世の手を取る。その後実朝は八幡宮に着き、列が石段を登って行った。

三浦の館では、胤義が八幡宮へ向かいたがっていたものの、義村はそれを止める。若君が見事本懐を遂げられたら我らもすぐに挙兵すると言い、それまでは様子見を決め込むつもりだった。実朝は裾を引き、本宮へ入る。無事に本宮へ入ったらしいと言う警固役の朝時に、まだこの先どうなるか分からないと泰時。そこへ盛綱がやって来て公暁が不在であること、これが残っていたと言って帰りの行列の並びが描かれた図を見せる。それを見た3人は、公暁が潜む場所と、誰が標的であるかを察する。その標的の1人は義時だった。

粉雪は戌の刻辺りから牡丹雪となった。そして拝礼する実朝を、政子は御簾の陰から見ていた。


まず、私としては様々な人々が胸に一物ある状態で、拝賀式と暗殺に至る流れが粛々と進むのかと思っていました。しかし、何だかフラグ立ちまくりですね。まあ主人公である義時の気持ちはぶれていなかったので、よしとしてはいますが。薬師堂で時房相手に心の内を話すところは、本能寺直前の明智光秀といった感もあります。

実朝。自分が鎌倉殿になったいきさつ、そしてそのために公暁が出家せざるを得なくなったことを知り、自分は鎌倉殿になるべきではなかったとまで言い出します。この辺りがこの人らしいと言うか、ある意味鎌倉を引っ張って行くにはどこか弱く、清濁併せ呑むイメージとはほど遠い印象があります。しかし公暁が参篭を行う御堂のシーン、事情が事情だけに1人で来たのでしょうが、ちょっと危険ではないかとも思います。

義時。例の御所を六波羅に移す案を聞かされ、完全に実朝には見切りをつけたようです。この人は実朝とは異なり、姉政子に、今までの私たちを否定するべきでないという意味のことを話します。考えてみれば政子も、義時の決断した道を歩いた以上、義時とは無縁でいられない存在でした。一方で義村も不穏な動きを見せており、仲章もトウを捕らえて八幡宮に赴いており、最早彼としてはこの仲章と実朝を抹殺し、そして義村が担ごうとする公暁をも討ち取るという、かなり難易度の高い「仕事」をこなす必要に迫られていました。

ところで。今までも書いていますが、千世がいつも同じ袿を着ているのはどうかと思います。実衣でさえ、この日のために新しい袿を仕立てているのですが。あと八幡宮に集まった重鎮たちは衣冠ですが、実朝は裾を引いているから束帯ですね。尚義時も、既に衣冠をまとう身分となっています。

義時の守り神の戌神、そして雪がやや収まったのが戌の刻。戌の刻は今の午後8時ですから、かなり暗くなっていたでしょう。しかも足場の悪い雪が積もった石段ですから、襲う側にしてみればいくらか有利であったと思われます。


飲み物ー暖炉とお酒
[ 2022/11/23 01:15 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『舞いあがれ!』第8週「いざ、航空学校へ!」第1話

第8週第1話(第36回)です。


4月、舞は航空学校の受験勉強の真っ最中だった。しかし制限時間中に問題が解けない。そして5月、航空学校受験には単位も取らないといけないため、舞は大学にも通い続けるが、遅刻しそうになったため朝食を抜いて出て行ったり、その一方でバッグを忘れたりもしていた。6月。ちょっとでも学費を稼ごうとして、ノーサイドでバイトをしていた舞は、疲れもあってふらつき気味になっており、コーヒーを運ぼうとしてよろけてしまう。

一次試験受験当日。出がけに舞は両親から神社のお守りを貰う。500人以上が3回の試験に臨み、合格するのは72人という難関の試験が始まる。二次試験では身体検査や心理テストなどもあり、それをクリアすると、宮崎本校での面接が待っていた。舞は面接で一緒になった男子の受験生に、緊張しますねと声をかけるものの、相手は君の緊張は俺に何の関係もない、黙っててくれと如何にも素っ気なかった。

面接で舞は得意なことを聞かれ、子供の頃工作が得意で飛行機を作ったことを話すが、好きなことではないと面接官からs注意される、一方で柏木と呼ばれた男子受験生は、馬術の話を始め、面接官たちを驚かせる。

最後のパイロットを目指した理由を聞かれて、舞は人力飛行機のパイロットをやった時の一人一人の思い、飛んだ時の喜びを話し、沢山の人の思いを載せて空を飛ぶパイロットになりたいと締めくくる。一方柏木はそつなく、多くのお客様の命を預かって、世界中の空を飛ぶパイロットに憧れて来たことを話す。

やがて面接が終わり、緊張したと独り言を言う舞に、柏木はあんな回答がよく出て来るな、人力飛行機とプロのパイロットは違うと言い、さらに
「夢だの思いだの、頭の中お花畑か」
とまで言い、もう君と会うことはないだろうと言い捨てて去って行った。

そして舞は合格通知を受け取る、うめづで祝賀会が開かれ、いつもの3人が顔を揃える。実は舞は試験には自信がなく、面接も焦って変な空気になり、ギリギリの合格ちゃうかなと話す。そして一緒に面接を受けた柏木が、難しいことを言っていたと話し、雪乃からその人イケメンかと突っ込まれる。雪乃曰く、パイロットはハイスペック男子の集まりなのである。

背は高かったけど感じが悪かったと舞。舞がそのようなことを話すのは珍しいと貴司。そして舞は、面接の後「もう君と会うことはないだろう」と言われたと話し、腹立ったと打ち明ける。そして久留美も実習先の病院で、嫌味を言われたことを話す。

そして舞は貴司に、腹が立ったことはないかと尋ねるが、既に会社を辞めている貴司はあんまりないと言い、この前3週間島根に行っていたこと、短歌を作っていることを話す。自分の中の何かが少しずつ広がっていると貴司。その後勝が、合格祝いだと「バファローの雄叫びスペシャル」をご馳走してくれた。

そして舞は1年入学待機をし、12月に宮崎に向けて発つことになった。荷造りを終えて両親に礼を言う舞。浩太はこれからやでと、やりたいことを貫くのはホンマに大変だと言い、夢をかなえるには一歩一歩諦めんと、進んで行くしかあれへんねんと娘を励ます。しんどなった時は、いつでも電話して来てええんやでとめぐみ。

空を飛ぶのを楽しみにしていると浩太から言われた舞は、翌日宮崎に降り立った。制服を身に着けて、校内へと入って行く舞はそこである人物を目にする。相手も舞を観て一瞬驚いた顔をした、それは、あの面接で一緒だった柏木だったのである。


21日放送分から、脚本が嶋田うれ葉さんになり、航空学校編に入ります。舞は学科試験と適性検査に合格し、宮崎本校での面接に臨みますが、その時一緒になったのが、あの刈谷先輩を連想させる柏木という人物でした。『ガリレオ』の湯川先生を彷彿とさせる、何となくとっつきにくく理屈っぽい雰囲気を持つ彼は、面接の舞の言葉に批判的で、もう会うこともないなどとまで言うのですが、それとは裏腹に、この面接がこの両名の出会いであったとも言えます。

しかし62単位を取得するわけですから、大学の方も頑張らなければならず、しかもバイトもと来れば、いくら若くてもかなり疲れてはいるでしょう。現にノーサイドで舞はよろめき、コーヒーをこぼしそうになります。このシーンが『ちむどんどん』を連想させると言う意見もあるようですが、

前作の場合、主人公がそこまで疲れるほど一心に料理に打ち込んだようには見えないし、それ以前にも食材をぶちまけたり焦がしたりするシーンがあった。あの料理を落とすシーンは、恋愛に心を囚われたのが原因だった
舞の場合、大学と受験勉強の両方に打ち込む様子が描かれており、あれでは足元がよろけるのも納得できる

といった違いはあげられるかと思います。

それと面接官を演じている阿南健治さん、『鎌倉殿の13人』の土肥実平、『芋たこなんきん』の白垣村の中川と、今年はNHKで3度お目にかかっています。

そして小檜山青氏のツイに、『ちむどんどん』のニーニーのまっすぐな熱さがいいと書かれたものがありました。ニーニーはどちらかと言えばお金絡みの話に弱く、そちらの方に一直線に走ってしまう。すぐ感情をぶちまけるという意味で、まっすぐで熱いというのとはまた違うと思います。鎌倉殿の和田義盛をそう言うのであれば、まだわかりますが。

あと紅白歌合戦に、横山裕さん、山下美月さん、目黒蓮さんが、いずれも所属グループのメンバーとして出場しますね。しかしback numberがサプライズで、『ラブレター』を歌わないものでしょうか。

『第73回NHK紅白歌合戦』に、横山裕さん、山下美月さん、目黒蓮さんが出場決定!
(NHK ONLINE)


飲み物-コーヒーとチョコレート
[ 2022/11/22 01:45 ] 朝ドラ | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第44回「審判の日」あらすじと感想-1

第44回「審判の日」前半部分です。


運慶の戌神像が鎌倉に届いた。今月中にはすべて揃うと運慶。政子が朝時を像の隣に立たせたのをきっかけに、北条家の人々は思い思いのポーズを、像を真似て取ってみせる。はしゃぎすぎだと言う義時に、身内から右大臣が出るから嬉しいのだ、こんな時がいつまでも続くようにと願うと政子。運慶は後ろの方で義時に、京からの人出が足りなくて遅れたと話す。四月でこれだけのものを作ってくれてと感謝する義時に、俺が絵を描いて作るのは弟子たち、早くできた方が喜ばれると運慶は答える。

一方公暁は右大臣の拝賀式で実朝を討つと三浦義村に打ち明けるが、それは謀反人となることを意味した。御家人たちの心が離れないようにすることが肝心と義村。公暁はそれを見込んで、暗殺の後に御家人たちの前で、北条が父を闇討ちしたこと、実朝がひどい謀略によって鎌倉殿になったことを知らしめ、本来鎌倉殿になるべきかは誰なのかを示すと言う。胤義は同意し、義村は三浦の兵に打倒北条を叫ばせる、それで御家人はついてくると公暁に伝える。

建保7(1219)年1月27日。信心深くもない義時が薬師堂を作ったことに、政子も実衣も驚いていた。半年ほど前夢に出て来た白い犬が気になっていたのである。とはいえ、義時は夢のお告げを信じてはいなかった。元々薬師堂建設の話はあり、それを早く進めるように催促しただけだったのである。そして拝賀関連の行事もこの日で終わることになっていた。義時は翌日から頼仁親王をお迎えする手はずを整えるつもりでいた、慶事は同時に進めるとよくないと大江広元に言われたためだった。

実衣は親王様の次の鎌倉殿は時元かと尋ねるが、義時は、実朝が右大臣になったことで鎌倉殿の格が上がり、時元は無位無官だから諦めろと言う。政子は取りあえずは、実朝の右大臣昇進を喜び、見物に行こうと実衣を促す。そして泰時は朝時や盛綱たちを集め、混乱のないようにしたいとその場を取り仕切っていた。朝時は昨年の左大将の時と同じだろうと言うが、今回は都から大納言も参列するため失敗は許されなかった。その朝時は、昨日八幡宮の坊主が来て、行列の並びを聞いて行ったのを思い出す。教えたのかと盛綱。

実朝は八幡宮に向かう前に、跡継ぎができないことに触れずにいてくれたと、政子に謝意を述べる。政子は聞いたところでどうにでもなるものではないと言い、血のつながりはないが、間もなく素晴らしい跡継ぎが京からやって来られる、私はそれで満足と答える。一方でのえは仲章と貝合わせをしていた。仲章は晴れの服装ののえを褒め、北条殿もここまで来るにはかなりの苦労をされたことでしょうと意味ありげに尋ねる。

仲章はさらに頼家が亡くなった時はどうだったかと訊き、さらにのえに近づき、頼家が北条に殺されたと言う輩もいる、まさかそのようなことはと囁く。うちの人がやったわけではないとのえ。その義時は、のえが仲章に頭を下げているのを御簾越しに見る。義時はその後のえに、仲章が自分を追い落とそうと必死である、お前に近づいたのも魂胆があってのことと戒める。手も握っていませんとのえは答えるが、義時が知りたいのはそういうことではなかった。

義時はのえに何を聞かれた、余計なことは喋っていないだろうなと念を押され、のえはみくびらないでと答える。一方鶴岡八幡宮では、実朝参詣の準備が行われていた。雪になりそうな天気のため、暗殺を決行する公暁には蓑が用意されており、それを泰時が知ることになる。公暁は御堂からは出ることはできないはずだったが、盛綱は、公暁の世話役駒若丸は三浦義村の子であると言い、泰時は義時にこの件を知らせることにする。

泰時は三浦の館に武装した兵がいることも伝えるが、義時は式の警固のためだろうと素っ気ない。それにしては数が多い、今日の出席は取りやめた方がいいと泰時。公暁が実朝を襲うことを案じた義時は、義村に真偽のほどを訪ねる。一笑に付す義村。信じていいんだなと言う義時に、若君が鎌倉殿に取って代わろうなんて気持ちはこれっぽちもない、俺が誓ってやると義村は言う。しかし義時は泰時に、あいつは言葉と思いが別の時、必ずこうすると襟を直してみせる。つい先ほど義村が取った行動だった。

義時は実朝と仲章の前で、式の中止を申し出る。何かあってからでは遅いと言う義時に、既に後鳥羽上皇から遣わされた方々が既に鎌倉入りしていると仲章。ならば警固の数を増やすようにと義時は言い、仲章は、式のことを任されているため余計な口出しは無用、警固のことは考えておくと答える。実朝は、何故公暁が私をと訝しげだった。鎌倉殿の座を狙ってと言う義時に、寧ろ公暁は、実朝の目には頼仁親王の東下を喜んでいるように見えたと実朝。

人の心はわからないと言う義時だが、実朝は伝えたいことがあると言い、近い内に御所を西へ移すと言う、仲章も、右大臣は上皇様のそばにお仕えすべきものと言い、しかも実朝は候補地を六波羅と決めていた。頼朝様が作った鎌倉を捨てるということかと義時は尋ねる。ここは験が悪いと言う仲章に、鎌倉殿にお聞きしていると声を荒げる義時。しかしこれはまだ先の話だと実朝。

義時はこの式では太刀持ちを務めることになっていた。その義時に仲章が近寄り、のえから頼家が身罷った真相、一幡に何をしたかを聞いたとにやつく。しかし義時は、かまをかけても無駄だ、妻は何も知らないと返すが、まるで知られてはいけないことがあるような物言い、あとはとことん調べるのみといやらしい態度を取る仲章。さらに主殺しは最も重い罪、鎌倉殿にも知らせねばなるまいと告げて去ろうとするが、義時は何のために鎌倉にやって来たと問いただす。

仲章は京でくすぶるよりこちらで思う存分腕を試したい、そして人の上に立ちたいと言い、やがて目障りな執権は消え、鎌倉殿は大御所になって新たに親王様を迎え、私がそれを支えると豪語する。無理だと言われるも、仲章は血で汚れた義時など意にも介していなかった。義時は広元に言う。
「今にして思えば私が望んだ鎌倉は、頼朝様が亡くなられた時に終わったのだ」
しかし広元は、貴方は頼朝様より鎌倉を託された、放り出すことはできないと諭す。

さらに広元は
「貴方の前に立ちはだかる者は、みな同じ道をたどる」
と言い、臆することはない、それがこの鎌倉の流儀と義時の肩をつかみ、仲章には死んで貰おうと言う。義時はトウに仲章暗殺を命じる。その頃実衣と政子は出かける用意をしていたが、雪が降って来たため、式は公卿、殿上人と御家人のみで行うことになり、政子は御所に残った。

一方で三浦館を泰時が訪れていた。兵の数の多さを泰時は疑問に思うが、多くの兵を揃えろと言うお達しであると義村は答える。しかし泰時は、三浦勢は参加しないでほしいと伝える。昨年の直衣始の際に三浦によって出発が遅れ、実朝はそれを気にしていると泰時。


『真田丸』の終盤同様、ちょっともやっとしたものを感じるようになっていますが、それはさておき。義時の薬師堂が完成し、運慶の像も鎌倉に届けられます。元々この大倉薬師堂は建設予定であったものの、義時が白い犬の夢を見て、建設を急がせたようです。しかし白い犬と言うと、某携帯会社のCMを思い出します。

実朝の右大臣就任で北条家は喜びますが、一方で公暁はこの叔父の暗殺計画を着々と進めていました。しかも三浦がそれを後押ししており、ことが成った暁には、御家人を従わせるための声明文(と言うべきでしょうか)まで準備しているようですが、いくら頼家の子とは言え、また北条に罪を着せる算段とは言え、鎌倉殿を殺した張本人に御家人がちゃんとついて来るでしょうか。

しかも御所では仲章が調子づき、なれなれしくのえに近づいて、頼家の死の真相を聞き出そうとします。前回彼女を口説こうとしたのも、もちろんこれが目的でした。この人物に取って、鎌倉幕府と言うのは如何にも「ちょろい」存在に映っていたのかも知れません。しかし義時が何のために「血で汚れ」、それから何を学び取っていたかは理解できていたのでしょうか。その辺が如何にも浅薄さを感じさせますね。

また実朝が御所を六波羅に移したいなどと言い出します。それで東国の御家人の共感が得られるとは思えないのですが…。この人も結局は理想家肌であり、前に書いたかと思いますが、公家とか既に引退した人物であれば、このような理想を抱くことも可能だったでしょう。しかし彼は「鎌倉殿」であり、この東国に地盤を築いた人物の子である以上それは許されず、仲章から何か吹き込まれたと思われても仕方のないものでした。

仲章が実朝に入れ知恵したかどうかはともかく、この人物が義時を敵視したように、義時もまたこの人物を葬り去るべきと考え、広元の忠告もあってついに義時は決断します。そしてこの時の義時のセリフ
「私が望んだ鎌倉は、頼朝様が亡くなられた時に終わった」
このブログのあらすじと感想、あるいは武将ジャパン関連の投稿でも触れましたが、この人物に取って、頼朝がいたからこそ「鎌倉あっての北条」という発想もまた生まれたわけでしょう。しかしその子たちは、義時にしてみれば、どちらも頼朝とはあまりにも違い過ぎました。


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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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