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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『鎌倉殿の13人』に関しての武将ジャパンの記事について思うこと 70その1

『武将ジャパン』大河コラム、第33回前半部分への疑問点です。

鎌倉殿の13人感想あらすじレビュー第33回「修善寺」 - BUSHOO!JAPAN
(武将ジャパン)


1.(注・時政の)大柄な体、抜群の発声、権威がそこにある。それでいて茶目っ気も持ち合わせているのですが、この体制は、権力奪取の過程が後漢の曹操に似てもいます。
かつて後漢は、「三公」という司徒・太尉・司空3名の補佐役が皇帝のもとにいたのですが、これを曹操が廃止し「丞相(じょうしょう)」を復活させ就任。独裁的な政治権力を握りました。

これ『鎌倉殿の13人』のコラムのはずなのですが、なぜここで後漢をわざわざ引っ張り出してくるのでしょうか。

2.鎌倉時代に置き換えるなら、一人の御家人に権力が集中してはいけない――ということで、源頼朝はこのことを警戒していました。
北条は、それをまんまと出しぬいたことになります。

1つ前にも書いていますが、まずこれを最初に持って来て、その後で曹操を持ってくるのなら、まだわからなくもないのですが。それとこの場合、1人の御家人に力を持たせないと、御家人同士がぶつかり合って共倒れともなりかねないので、難しいところではあります。

3.おまえら、避けられているんだってよ。
「調子に乗っているとしっぺ返しを喰らうぞ。親父殿にそう伝えておけ」
そう釘を刺す義村。こいつと飲む酒は苦いですねぇ。美味い酒も不味くなる。

ここの部分ですが、義村のセリフの前に義時が
「そんなことははなから分かっている」
と言っています。時房と違い、俺はわかっていると言いたいわけで、このセリフがあってしかる後に「調子に乗っていると云々」となるわけですが、どうも武者さんは義村との会話になると、義時のセリフを無視してしまうようですね。

4.「執権殿」
そう甘ったるく呼びかけ、これで名実ともに御家人の頂に立ったと甘えるりくです。
執権は代々北条が跡を継ぐのか?と確認しながら、次は政範と見据えるりく。
父ほどの年齢差がある相手に、京都から嫁いできて、念願の男児が授かるまでに何人も女児を産んできた。私だって苦労はしている。
りくにしてみりゃ、その見返りを求めて何が悪い?と言いたいかもしれません。

りくは「名実ともに御家人の頂に立ったと甘える」と言うよりは、時政を持ち上げているのだと思われます。そして「父ほどの年齢差のある相手」以下ですが、ドラマ本編では、それを表すような描写はありませんね。

5.北条は今や仇持ちなのだから、身を守るためには兵が多いに越したことはない――。
典型的な言い訳ですね。自分の身を守るため、より強い力を得ようとして、さらに敵が増えかねない悪循環。

これは1つ前の「頂に立った」と合わせて考えると納得できます。最強の御家人で政所別当であるのに、領地が少なかった以上、比企が支配していた地を受け継いで、地盤固めをしようとするのも無理からぬ話でもあります。北条は、三浦や畠山に比べると小勢力でした。

6.仲章が「いっそ北条を潰しますか?」と尋ねると、実朝は大事にしたいようです。
その上で奴らに取り込まれぬよう教え導く――つまり実朝を自分に都合よく洗脳しようってわけで仲章にもこう命じます。
「鎌倉へくだれ!」
「かしこまりました」

「洗脳する」はないでしょう。このコラム(朝ドラのnoteもですが)、こういう言葉遣いのセンスがどうかと思います。せめて教育係を送り込み、都側に取り込もうとしたと書くべきでしょうね。

7.なんでも八幡宮の別当が面倒を見ているとのことで、一幡とせつを弔いながらも、生き延びた妻子を気遣う頼家です。

一幡とせつを弔うと書くのであれば、2人の厨子についても触れてほしいです。つまりそれぞれの妻子が、今なお頼家には大事な存在であるものの、しかし実際は弟の実朝が将軍の座についてしまったわけです。

8.しかし、会話を続けるうちに気が高ぶってしまったのでしょうか。
父のことを話し始めます。
頼朝は石橋山での大敗から一ヶ月半で、軍勢を率いて鎌倉入りを果たした。
自分もいずれ鎌倉に戻る。
そして鎌倉を火の海にして、北条の者どもの首を刎ねる。
覚悟して待っておれ。
このままここで朽ち果てるわけにはいかない!
声を荒げる頼家に対し、『はいはい、わかりましたよ』とでも言いたげの義村は、「その通り伝える」とそっけない。
こういう時にメンタルケアをしない。それでこそ義村でしょう。

と言うか、あまりにも状況が違いすぎるでしょう。第一今の頼家に、どれだけの兵力があるかもわからないわけですし、とても鎌倉を火の海にするなど不可能です。義村はメンタルケアと言うよりは、はなからそれはあり得ないと思っているのだから当然ですね。

9.「んなことわかってるんだ! わしの孫だ!」
そう言い出す時政。
生まれたときのことが目ん玉に残っている。わしだって辛いってよ……って、だからなんだ?とも思ってしまう、それまでの時政の行動よ。

「それまでの時政の行動よ」
て、具体的に何でしょうか。比企を討ったことでしょうか。しかしあの場合は、あくまでも横やりを入れて来る比企を滅ぼしたわけであり、頼家の暴走も目に余るから、本当はあのまま静かに世を去ってほしかったところを、番狂わせが起きたため、修善寺に行かせたわけでしょう。実際比企をあのままにしておいたら、もっと悪い事態を呼び起こしていた可能性もあります。

10.頼家は父・頼朝から学ぶべきことが間違っています。
頼朝は伊豆の地で、じっと無害なふりをしていた。平家が忘れてしまう程ひっそりと生き、ここぞという時にあの髑髏に誓って兵をあげた。
そうできないのが頼家です。

2つ前にも書いていますが、頼家は兵を持ちません(と言っていい)。頼朝が北条に助けられて挙兵し、坂東武者を集めたのとは、時代背景も異なります。同じ条件で語る方が無理でしょう。

11.さらには、まだ(注・頼家を)殺すことが決まったワケじゃないとも言いますが……義時は自分に嘘をついてますね。(中略)頼家の処遇についても「まだ決まらない」とは言っていますが、それは「殺す」という選択肢が根強くあることの裏返しでしょう。
源氏のいない鎌倉なんて、中身のない器のようで虚しい。空っぽだ。それをこうも言い募る。
義時は自分でも答えがわからず、無茶苦茶になっているのかもしれません。
こんな大河主人公はありなのか?
自分が何をしたいのかすら見失っている……もうドラマも後半だというのに。

何もここまで書かなくても、義時は決めあぐねており、しかしいずれは殺すという選択肢を取らざるを得ないことは分かっているはずです。そして厳密には「源氏のいない鎌倉」ではなく、「将軍であった頼家を追放し、世代交代をさせた鎌倉」です。頼家を殺せば、朝廷にも口実を与えることになりかねないからこそ、機会を窺わざるを得ないわけでしょう。

また何をしたいのかではなく、どう出るかで迷っているのですが。そして終盤まで迷いぬいた主人公は他にもいるかと思いますが。

続きはまた次回にて。
飲み物-レッドビール2
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[ 2022/08/31 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第21週感想-2

第102回の気になった(または矢作のセリフで同意できる)部分です。

  • アバンのペンダントのシーン、あそこまで必要でしょうか
  • オープンまで1週間なのに食材が決まらないちむどんどん
  • 保健所と消防の許可も遅れている模様
  • 計量カップと秤も買ってない暢子
  • 智「少しは手伝ってくれてもいい」いやそれおかしいから
  • すぐ相手の胸倉をつかむ智の態度もよくない
  • 矢作「バイト雇えばこんな揉め事にならない」
  • なぜか急に現れ、働かせてくれと言う歌子
  • 優子「先に言ったら、気を使って断るかもしれないって良子が言うから」
  • 「疲れたらちゃんと休むように言ってあるから」
  • 歌子「ウソつき」
  • 子供たちに不評の「うまんちゅ給食」
  • そもそも給食は完食させるものでは?
  • 暢子が何かやりかけて手伝い始める和彦
  • 月刊誌のコラムで徹夜するてどんな記事書いてるの?

まずアバンのペンダントのシーン、あれだけ尺を取るからには、かなり意味があるのかと思っていたら、智は暢子には贈っていなかった(意中の歌子にだけ贈っていた)ということでしたか。他に描き方があるような気もします。それと、優子と良子が歌子を東京へやること、2人の話し合いは登場しないのですね。大事なところだと思うのですが。

そして歌子が急にやってくるのも妙な感じです。オープンまで気ぜわしい(しかも暢子がやるべきことをやっていない)上に、新婚なのに和彦の同意も得ていないというのは、ある意味迷惑な話ではないでしょうか。

この歌子の東京行きで、優子が
「先に言ったら、気を使って断るかもしれないって良子が言うから」
などと電話で話していますが、こういうのは先に言って相手の了解を取っておくべきでしょう。そして
「疲れたらちゃんと休むように言ってあるから」
飲食店の手伝いでそれは難しいかと思います。

そして歌子の「ウソつき」ですが、歌子も嘘をついて智を東京まで連れて行っているのですが。しかしあのペンダント、どのくらいの値段だったかはさておき、デザインがどうかなとは思います。ところで彼女の三つ編み、かなり手が込んでいますが、普通に後ろで束ねるくらいでもいいのでは。

その智、山原ではいい青年だと思うのですが、「ちむどんどん」に食材を卸す際に、矢作につかみかかるのは如何なものでしょうか。仕事で来ているわけですよね。確かに矢作も「八百鶴君」などと言ったり、3か月後に店がつぶれてなければいいのにななどと言ったりしますが、ビジネスである以上そこは受け流すべきでしょう。胸倉をつかんで殴りたいのであれば、今後「ちむどんどん」に食材を卸せないと覚悟するべきでしょうね。

そして「(暢子を)手伝ってくれてもいい」それは違うでしょう。この店の経営者は暢子であり、妊娠中なのに、しかも房子が延期するよう注意してくれたのに、自分がやりたいからと店を開くわけですから。暢子が本当は自分でコントロールするべきだし、難しいなら矢作が言うようにバイトを雇って、負担を軽くするべきでしょう。

しかし矢作がここで働くようになって以来、どう考えても矢作の言い分の方が、筋が通っているように思えて仕方ありません。と言うより今日のシーンを観る限りでは、矢作の店で暢子が働かせて貰っている感じです。フォンターナにいた時はわからなかった(周囲が気を配っていてくれた)のでしょうが、期限までにやるべきことをすると言うのが、彼女は苦手な性分なのでしょうか。かと言って、料理に打ち込むタイプでもなさそうです。

あと良子の「うまんちゅ給食」、野菜にこだわり過ぎているように見えます。子供たちが好きな料理も入れながら、あのうちの一品だけに地元野菜を使うとか、そういう方法もあるでしょう。そして子供たちがやたらに残しているようですが、給食とは完食させるものではなかったのでしょうか。もったいない話ですし、良子が「自分の考えた最強の給食」を主張した挙句の、当然の帰結のようにも思えます。

それから暢子が洗濯物を畳んだり、掃除をしたりすると、和彦が手伝おうなと言いますが、これなら役割分担を決めて、どれとどれを和彦が担当するとした方がいいのではないでしょうか。男女の役割分担にノーを突き付けていたのですから。しかし月刊誌のコラムで徹夜とは、どのような記事を書いているのでしょうか。何か長編小説を書いているかのようです。

小説と言えば『芋たこなんきん』の町子は、何本もの原稿を締め切りに追われつつ書いて、しかも家事をこなしていましたね。立場が違うと言えばそうですが、和彦も今は主夫の仕事を原稿書きと両立するべきかと思います。


飲み物-アイスココア2

[ 2022/08/31 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第21週感想-1

第101回の気になる点(または同意できた点)です。

  • 暢子の説明が大雑把すぎないか?
  • なぜか什器を持ってやってくる鶴見の人たち
  • 良子の「野菜を食べること自体少ない」て調べたの?
  • なぜか人前で歌えるようになる歌子
  • 試食会「正直、俺はまだ沖縄料理のよさが分かりません」
  • 暢子「メニューの数も宮廷料理から沖縄そばまで」←欲張り過ぎでは
  • 順次「沖縄のものは本土ではなかなか手に入れにくい」あまゆではどうしてるの?
  • 智「沖縄から持って来られないものもあるんですけど」
  • 暢子「材料が全部そろわなくても、フォンターナで学んだ知識と技術でカバー」
  • 矢作「俺はそこまで責任持てねえぞ」
  • 4人体制でやるのが妥当と言われるのに2人でやると言う暢子
  • 和彦「僕もできる限り手伝いますから」暢子「和彦君は自分の仕事でいっぱいいっぱいでしょ、家事も手伝ってくれてるし」
  • 暢子「人件費の負担が多くなるのも不安なんで」
  • 矢作「ホールも洗い場もやらない、料理人として雇われた」
  • 智「暢子は妊娠中なんですよ」矢作「関係ねえだろ」
  • まだビッグになると言っている賢秀

まず暢子の説明ですが、調味料などは具体的に言わなくていいのでしょうか。それとももう矢作は知っているのでしょうか。そして鶴見の人たちが什器を持って来るのはいいのですが(廃業した店の物というのが気になりますが)、暢子はこういうのすらまだ購入していなかったのでしょうか。

そして良子。ナーベラーというのはへちまのことですね。しかしどうも彼女のこの給食改革、本来の給食の業者の決め方ではないでしょう。ちょっと独善的だし。あと子供は野菜を食べなくなっていると言うのも、具体的な数字があるのでしょうか。それから歌子、歌えたり歌えなかったりのギャップが大きすぎでは。

再び暢子、試食会はいいのですが、沖縄そばから宮廷料理は欲張り過ぎでしょう。宮廷料理の1つが、試食会に出ていたからこう言ったとも取れますが、今までの彼女の経歴の中で、そういうのを作る機会があったのでしょうか。それと矢作の「沖縄料理のよさが分かりません」、確かに今まで西洋料理一筋で来て、レシピも暢子に教わっている以上、そして沖縄料理に地元の人々が、どのくらい馴染みがあるかもわからない以上、こう言うのも無理からぬ話です。

またあまゆの店主順次が、沖縄のものは手に入りにくいなどと言い出します。智も「持って来られない」などと言っており、この辺り、やっと例の植物防疫法を意識し出したのかなとも思われます。暢子も豚肉が手に入りにくいなどと言っていますが、その割にはあまゆで豚肉を使ってラフテーを、しかも青柳家への弁当のためなどに作っていたようですが、そんな貴重な豚肉を使ってよかったのでしょうか。

しかも暢子
「材料が全部そろわなくても、フォンターナで学んだ知識と技術でカバー」
4人でやるのかと訊かれて、矢作と2人でやると言い出す
和彦が手伝うと言うのに「和彦君は自分の仕事でいっぱいいっぱい」
「人件費の負担が多くなるのも不安なんで」
何だか無計画だなと思います。

人件費の負担などは、お金のかけ方を間違えているとしか思えません。それなのによく矢作に、給料(の額)は自分で決めていいなどと言えたものです。そして暢子が言っているのは「こうしたい」「こうなるだろう」という願望であり、「この場合にはこうする」と言った明確な回答ではありません。

さらに和彦が手伝うと言い出します。どこまで手伝えるのか定かではありませんが、暢子は仕事を理由にそれを拒否します。しかし和彦も月刊誌のコラムであり、そう稼げるような仕事でないのなら、ここは割り切って、暢子の手伝いに回った方がよかったような気もします。

そして矢作
「(2人で回す)そんな話聞いてねえよ」
「ホールも洗い場もやらない、料理人として雇われた」
暢子は妊娠中との智の言葉に「そんなの関係ねえだろ」
正直言って、矢作の言葉の方がまともです。暢子の計画性のなさが、矢作の言葉で裏付けされたようにも見えてしまいます。

無論矢作も罪を犯したりしてるし、雇用主の暢子をこいつ呼ばわりしてため口を叩いたりしているものの、少なくとも雇用関係、仕事のシビアさは暢子よりもはるかに理解しているし、だからこそ、暢子の曖昧な態度が今一つ腑に落ちないのでしょう。

それから智が暢子は妊娠中などと言っていますが、矢作に言わせれば自分のあずかり知らぬことであり、肉体的にしんどいのであれば、房子が言うように事務の仕事を続けた方がよかったでしょう。そもそも店を出すときに、このようなことにならないよう、暢子も和彦も注意しなかったのでしょうか。

その智は山原(急に沖縄へ戻るのですね)で、暢子が働きすぎだと優子に言いますが、どう考えても暢子のやり方がまずいため、結局のところ自業自得になっている感もあります。しかるべき人物に相談するべきでしたね。

さて久々に登場の賢秀ニーニー、相変わらずビッグになるのだと言い、清恵にピッグでビッグになどと言われてしまいますが、養豚場の主人、寛大が彼のために名刺を作ってあげます。営業部と書かれたその名刺に、根が単純なニーニーは大喜びですが、彼は果たしてきちんとした営業ができるのでしょうか。

それと試食会、鶴見の人たちもいるせいか、どこかメンバーが暢子応援団といった雰囲気です。そして皆で暢子を庇う傾向があり、矢作を感じが悪いなどと言っていますが、矢作さんの言うことも最もだと言う人が、1人くらいいないものでしょうか。矢作の言葉もちょっと棘があるかも知れませんが、しかし核心を突いているとは思います。

飲み物-アイスカフェラテ
[ 2022/08/30 01:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第33回「修善寺」あらすじと感想-2

第33回「修善寺」後半部分です。それと先日投稿分を、少し直しています。

そこへ実衣が現れて仲章を呼ぶ。気まずくなった康信は慌ててその場を去ろうとしながら、韻律に乗せて、花鳥風月を感じるままにお詠みになるのがよろしいかと実朝に言うが、仲章はそれを否定する。和歌とは気の向くままに詠むのではなく、帝が代々詠み続けてきたものであり、帝のお望みの世の姿とありがたい考えがそこにある、それを知らねば学んだことにはならぬと言い、実衣も、和歌は政に欠かせぬものと口添えする。

さらに仲章は、和歌に長ずる者が国を動かすと言い、実衣もしっかり学ぶようにと実朝に教えるかたわら、康信にはお役御免と言った口調でねぎらいの言葉をかける。面目を失った康信は書物を携え、大急ぎで部屋を出たため転んでしまう。

再び修善寺。政子は妹で畠山重忠の妻ちえと共に、頼家の好物の干しあわびを持参して訪れていた。そこへ遠元がやって来て、頼家が息災であり、重忠と話をしていると伝える。しかし北条家の人々とはやはり会いたがらなかった。政子もそれを受け入れ、後でその様子を話してくれと遠元に頼む。ちえは不服そうだったが、政子は頼家の気持ちを汲んでやり、元気であることがわかればそれで十分だと言った。

猿楽の面を手に取る頼家に、尼御台に会ってほしいと重忠は言う。いたく心配しているからというのがその理由だが、頼家は、あの女子を最早母とは思わぬとまで言う始末だった。そして重忠と遠元の本領が武蔵であることを確認し、時政が武蔵守の座を狙っており、朝廷にそれを願い出ていることを打ち明ける。好きにさせていいのかと言う頼家に、どこからそのようなことをと重忠は尋ねるが、頼家は、味方になれば話すと言うのみだった。

鎌倉に戻った重忠は、時政にこのことを伝えるが、重忠は、頼家が都と通じているのではと疑っていた。あるいは後鳥羽上皇とかと疑うが、義時に軽はずみなことは言うなと注意される。重忠はさらに、頼家から聞いたとして、時政に武蔵のことはどのようにお考えかと尋ねる。時政は、武蔵を独り占めしようなどとは考えておらんと言い、重忠はご無礼しましたと頭を下げる。

そこへ八田知家が現れる。知家は手にした猿楽の面を投げつける。京へ向かう猿楽衆の一人を捕らえたのだった。しかも扇を持参しており、扇面には上皇へ、北条追討の院宣を願い出る旨が書かれていた。決まりのようだなと時政。義時も、頼家討伐を決意せざる得なかった。政子には、すべてが終わってから話すつもりでいた。

謀反だと言う義時と、それはなりませぬと止める泰時。時房は頼家の後ろに上皇がいる、このままでは大きな戦になるので、今のうちに火種を消すべきと泰時を諭す。院宣をお出しになるのかと問う泰時に、義時は、分からぬが、北条をお認めにはならぬだろうと口にする。上皇から見れば北条は一介の御家人であり、源氏を差し置いて他の武士に指図するのを許すはずもなかった。

上皇に文を出そう、言葉を尽くせばきっとと言う泰時を、義時は甘いと一喝する。頼家に死んでほしくないと泰時は言うが、それは義時も同じ思いだった。義時は言う。
「しかしこうなってしまった以上、他に道はない」
泰時は時房に窘められつつも、父上は間違っている、私は承服できないとその場を去る。修善寺に向かって、頼家に逃げるように言うと時房、しかし義時はそのまま放っておいた。

頼家に逃げてほしかったのかと尋ねる時房に、義時は違うと言う。息子にかつての自分を見出していたのである。その後義時は時房と善児の家へ行くが、善児もトウも不在だった。兄上に取って泰時は望みかと問う時房に、義時は、あいつの一途な思いが羨ましいと答える。ならば自分は兄上に取って何なのかと時房は尋ねるが、義時はそれについて考えたことはなかった。自分は泰時とは正反対の存在でありたいと言う時房。泰時が反対することは、何でも引き受けるつもりだった。

しかし義時は時房の言葉を聞く風でもなく、部屋の片隅にあった、宗時の遺品に目を泊める。善児も意を決したようだった。善児は自分が斬ると言う時房を、あれは必要な男だと義時は止め、私に善児が責められようかと自問自答する。そこへトウが戻って来る。

善児は薪割をしており、その側には小さな土饅頭があった。一幡の墓だった。そこへトウが義時を連れてやって来て、義時は善児に仕事だと言う。善児は無表情で返事をする。

泰時は修善寺へ行き、頼家にお逃げくださいと言う。逃げはせぬと答える頼家に、命を大事にするようにと懇願する泰時。生きてさえいれば道も開けると泰時は言うが、頼家は道などないと言い、最早覚悟を決めているようだった。最後の最後まで盾突くと言う頼家に、尚も逃げるよう勧める泰時だが、頼家はこれより京からやって来た猿楽が始まる、上皇様の肝いりだと言い、泰時にも観るように促す。

その頃義時は義盛を訪れていた。誰かと一緒に飲みたかったと言う義時に、なぜ自分なのかと尋ねる義盛。難しいことは考えずに、うまい酒が飲めそうだからと義時。義盛も難しいことは苦手だと言い、2人で笑うが、義盛の館には運慶が尋ねて来ていて、運慶はえにしであると言う。実は義盛も父親の勧めで、運慶に何体か仏像を作らせていた。都へ戻る前に、義盛は運慶にも酒を勧めていたのである。

運慶は、巴が峠道で拾った木像の修理をしていた。無論運慶は、普通はこういうことはしなかった。その仏像は、あるいは由緒があるのではと義盛は言うが、否定されてしまう。巴と義盛は客をもてなすための料理に取りかかる。運慶はその木像は、なかなか可愛い顔をされていると言う。

前に運慶に会ってから15年が経っていた。その義時に運慶は、悪い顔になったなと言う、色々あったからと答える義時に運慶は、まだ救いはある、お前の顔は悩んでいる顔だと言い、迷いがあるがその迷いは救いだ、悪い顔だがいい顔だとも言う。お前のためにいつか仏を彫ってやりたい、いい仏ができそうだと運慶は言い、義時は礼を述べる。

修善寺では猿楽が始まっていた。奏者はすべて顔を紙の面で隠していたが、1人指も口も動かさない笛吹きの男を泰時は見つける。また外へ出た鶴丸は、外に死体を見つけて中へ戻っていた。そして泰時は舞台へ上がって行って、その笛吹きに襲い掛かろうとする。面を取ったその男は善児で、泰時の襲撃をかわし、こう言った。
「あんたは殺すなと言われている」

トウもそこに現れる。そこへ鶴丸が走って来て、トウを阻もうとする。トウ、そして善児は抗う者たちをかわし、頼家は奥へと入る。善児が目ざす頼家は、屏風の陰に隠れていた。頼家と善児の攻防が繰り広げられるが、厨子の前に置かれていたはずの、「一幡」の名を記した紙が落ちているのが目に留まり、善児は隙を突かれる。

しかし頼家も手負いの状態だった。
「わしはまだ死なん」
そう言って善児にとどめを刺そうとする頼家を、背後から誰かが襲う。それはトウだった。トウがは今度は真正面からとどめの一撃を浴びせ、頼家は絶命する。

雨が降り出していた。動けずにいた泰時は何とか身を起こし、舞台の上の頼家の死体を見て号泣する。そこへ鶴丸も現れる。一方頼家から腹を刺された善児は、雨の中トウに最後の一撃を浴びせられる。トウに取って、善児は両親の仇だったのである。


正直言って、後半はやや疲れる展開でした。修善寺の頼家暗殺に加えて、運慶の話、義時の苦悩と泰時の反発、猿楽、そしてトウと善児の関係などなどを、20分余りの尺に盛り込んで来ているため、すんなりと頼家暗殺にたどり着けないもどかしさも感じられました。三谷さんも色々と入れたかったとは思いますが、1つか2つほど減らしてよかったかと思います。

では順番を追って見て行きます。三善康信が、源仲章の出現、そしてその仲章の和歌(この頃こういう呼び方はあったのでしょうか)の定義づけにたじたじとなり、転んでしまうシーンですが、これもまた三谷大河にありがちなコントシーンです。そして実衣は、仲章の意見をフォローするかのようです。彼らによって、後の実朝が作り上げられた感もあります。そう言えば実朝の「実」は、実衣の「実」でもありますね。

修善寺の頼家を政子とちえ、そして畠山重忠と足立遠元が訪れますが、頼家は政子とちえには会おうとしませんでした。政子は、今日は干しあわびを届けに来ただけと言いますが、結局会えぬまま今生の別れとなってしまったようです。その時頼家が、時政が武蔵守の座を狙っていると発言したことに加え、そしてその後、猿楽衆の1人が扇に書かれた密書を持って京へ向かっていたのが発覚したこともあり、ついに義時も頼家討伐を決断せざるを得なくなります。

泰時はこれに反対しますが、義時はその息子に甘いと言います。しかし泰時の姿は、かつての自分の姿でもありました。そんな義時に時房は、自分は泰時とは反対のやり方で兄を支えると言います。この後のことを考えるうえで、意味ありげなセリフです。そして義時は、善児に頼家暗殺を命じます。善児は猿楽衆の1人に変装し、修善寺を訪れます。この変装が泰時にばれてしまい、ひと騒動となるのですが、善児は泰時だけは助けるように言われていました。しかしこの猿楽衆に刺客が紛れ込むのは、『太平記』をイメージしてのことでしょうか。

そして突然と言うか、運慶がここに現れます。運慶は15年の歳月の中で、義時の顔つきが変わったと言いつつ、まだ迷いがある、悪いけれどいい顔だと言って、いつか仏を彫ってやりたいと言います。実際運慶は義時のために、薬師如来像と十二神将を作っています。

さて頼家暗殺。頼家も殺され、善児も殺されます。しかし善児が「一幡」の文字を見て、心が揺らいだかのように見える描き方は、ちょっと疑問です。実際一幡に対しては、愛情に近いものを持っていたとは思いますし、事前に一幡の墓が登場したのも、その心境を表すための伏線と言えます。ただここは難なく頼家を仕留め、その後で一幡の文字を見て気が緩み、待ち構えていたトウに殺されたという描写でもよかったかと思います。トウはやはりあの井戸端の少女であったようです。そして何回か前の投稿に、善児はトウに殺されるのではないかと書いたのが、図らずも当たってしまいました。


飲み物-グラスに注がれたエール
[ 2022/08/30 00:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』第33回「修善寺」あらすじと感想-1

第33回『修善寺』前半部分です。それから先日投稿分をいくらか手直ししています。何よりも、アイルランド戦のファイナルスコアを間違えておりました、お恥ずかしいことです。


義時は新しく鎌倉殿となった実朝に、義朝のドクロを見せる。政子は実朝に、頼朝が挙兵の際にこのドクロに命を賭けると誓ったことを教え、全てはこのドクロから始まった、これからは貴方がこれを持つようにと言う。義時も諭すように言う。
「上に立つ者の証しでございます」
実朝は、手にしたドクロを眺める。一方修善寺の頼家は酒におぼれ、自分こそ鎌倉殿であると喚き散らす。

建仁3(1203)年10月9日。実朝の政所始(政務開始)が行われる。これを取り仕切ったのは、行政筆頭である執権別当に就任した時政だった。時政は目の届きにくい西国の御家人たちに、起請文を書かせ、鎌倉殿への忠義を形で示させようとしており、それを、上洛した娘婿の平賀朝雅に命じるつもりでいた。

また時政は比企がいなくなった今、武蔵国の国務を自分がやるつもりでいた。朝廷への取次を二階堂行政に頼む時政を、義時は冷ややかに見ていた。三浦義村は義時、時房と一杯やりながら、お前たちの親父殿が派手にやってくれていると言い、時房はやる気の表れだと言うが、誰のやる気だ、りくのかと義村は皮肉めかした言い方をする。

比企の件から、北条に不満を持つ者が増えている、やり方が汚いと義村。道で誰かとすれ違ったかと義村は思わぬことを尋ね、時房がそれを否定すると、みんながお前らを避けていると義村は言う。そんなことははなから分かっていたことだと義時。義村は酒を注ぎつつ、調子に乗り過ぎるとしっぺ返しを食らうぞ、親父殿にそう言っておけと2人に伝える。その親父殿である時政は、りくと酒を酌み交わしていた。

りくの思い通りにことは運んでおり、彼女も上機嫌だった。そして夫を「執権殿」と呼び、名実ともに御家人の頂に立ったと喜ぶ。執権を北条が継ぐことを確認したうえで、次は政範であるとりくは嬉しそうだったが、すこしはわしにやらせてくれと時政。次は武蔵ですねと言うりくに、お前は欲が深い、流石に自分が武蔵守を所望した時は、皆ひきつっておったと時政は答える。

しかしりくは、北条は今や敵を持つ身であり、武蔵の国守となって武士を従え、兵を増やすべきと主張する。さらにりくは、いよいよ都から実朝の御台所を迎えるほぞを固めていた。その都では朝雅が後鳥羽上皇に拝謁し、上皇の近辺に飾られた工芸品に感心していた。御所や桜、橘で都を、琵琶で近江の海(琵琶湖)を表し、さらに吉野の桜があり、富士山のふもとのボロ家は、鎌倉を表現していた。

上皇は実朝の嫁取りの話を聞いた、都から正室を差し出せと言ってきおったと言う。滅相もないと朝雅。では誰がそう言ったのかと問われ、舅であると朝雅は答える。上皇は時政を田舎者呼ばわりするが、自らが実朝の名付け親でもあり、一肌脱いでやってもよいと朝雅に言い、自分の血筋に近い者を選ぼう、誰がよいかと慈円に尋ねる。

慈円は権大納言坊門信清の息女は如何かと進言し、上皇は、鎌倉に心して待つように伝えろと朝雅に命じる。朝雅が退出した後、今度は源仲章が入室し、比企を滅ぼしたのは北条の謀略で、何としても代替わりさせたかったようであると話す。忠臣である源氏の棟梁の座を、坂東の田舎侍によいようにされるとはと上皇は不満げだった。北条を潰されますかと問う仲章に、実朝は大事な駒であり、坂東の者たちに取り込まれぬよう導くのじゃと言い、仲章に鎌倉へ下れと命じる。

鎌倉へ頼家から文が届く。その文には、まず退屈でたまらないので近習をよこせとあり、そして、安達景盛の身柄を引き渡してほしいとあった。近習の件は謀反の恐れもあるため捨て置かれ、景盛のことも、妻を渡さなかったことを頼家が恨んでいると受け取れた。時政は、頼家が景盛を討ち取るつもりであると言う。義時は頼家がまだ、自分が鎌倉殿であることを示したがっていると気づく。無論これも受け入れるわけには行かなかった。

修善寺。部屋には、せつと一幡の厨子が置かれていた。頼家はここを訪れていた義村に、はなから文を受け入れられるとは思っていなかったが、自分を忘れないように、たまに喧嘩を売るのだと言う。庭では猿楽が行われていた。執権殿にそう伝えると言って去ろうとする義村に、頼家は善哉とつつじについて尋ねる。

義村は、鶴岡八幡宮の別当が2人の面倒を見ていると答える。その義村に頼家は、父頼朝が石橋山の敗戦から、一月半で大軍を率いて鎌倉へ乗り込んだと言い、自分も必ず鎌倉へ戻ると言い、さらには鎌倉を火の海にして北条の者たちの首を刎ねる、覚悟して待っていろと伝えるように命じる。義村はその命令に従ったうえで、なおも鎌倉殿に固執する頼家に言う。
「この先何十年か、猿楽くらいしか慰めもないまま暮らすことを考えれば、華々しく散るのも悪くはないかも知れません。おやりなさい」

頼家は力を貸すよう義村に頼むが、義村はそれを断る。そして鎌倉にこのことを伝え、義時は挙兵されるのかと尋ねるが、義村は言っているだけだろう、兵が集まらないと答える。大江広元は早く手を打つようにと時政に言うが、三善康信は、先の鎌倉殿であるからと尻込みする。しかし広元にそれは通用しなかった。そして、一同から離れて座っていた八田知家は言う。

「言いにくいなら俺が言ってやるよ。
鎌倉殿は2人要らねえ」

時政は頼家を討とうとする。これには周囲が反対するが、時政に取っても孫であり、辛いのは間違いなかった。しかし義時は様子を見ることにし、知家に頼んで警固を増やすことにする。不審な動きがあれば、覚悟を決めるつもりだった。

しかし泰時はこれに反対する。義時はすべては鎌倉のためであると言い、泰時はそれは北条のためではないかと言うが、義時は明言する。
「同じことだ。北条なくして鎌倉は成り立たぬ」
さらに鎌倉がなくなれば再び戦乱が起こり、頼朝が望んでいたものがこの世から亡くなると言う。そして義時は自分に言い聞かせるようにこう口にする。
「まだ決まったわけではない、まだ…」

その頃政子は康信に本音を話していた。実朝は跡を継いでほしくなかった、頼家のようにはなってほしくない、政に携わるということは争いに巻き込まれるということであり、早く鎌倉殿の座を誰かに譲って、自分の好きなことだけをして穏やかに生きてほしいと語る政子に、お察しいたしますと康信。

そして政子は、実朝が幼い頃、軒の雨だれを一晩中眺めて一睡もしなかったという話を引用し、和歌をやらせてあげたい、政よりよほどましだと言う。つまり康信に、実朝に和歌を教えてやってほしいと頼んでいるのだった。ところがこの話を聞いていた実衣が、鎌倉殿のことは自分に任せるようにと言い出す。自分にも考えはあると言う政子だが、実衣は引かなかった。

鎌倉殿には武士の手本となって貰い、人を動かし、正しい政を行うこと、大事なのはそこだと言い、実朝は私が育てたのだから、余計な口出しはしないようにと釘をさす。唖然とした表情の政子。そして翌年の正月、実朝の読書始の儀が行われ、仲章が儒学の講義を行う。そして康信は和歌を教えることになり、韻律について説明する。


実朝の時代が始まります。あのドクロの継承の儀式が行われるのですね。如何にも三谷さんらしくはあります。そして時政の力がいよいよ大きくなって行きますが、無論これをよく思わない者もいました。無論その時政のやり方と言うのは即ちりくのやり方であり、りくは時政周辺でさえよく思わない武蔵守就任も肯定し、そして何と言っても、京から御台所を迎えることに野心を燃やしていました。

そして京では、平賀朝雅が後鳥羽上皇に拝謁していました。上皇は身近な工芸品を日本の各地に見立てていましたが、富士の近くにあるボロ家が鎌倉であり、この人物、さらにこの当時の朝廷の東国観が窺えます。坂東の田舎侍を嫌いつつも、しかし実朝の名づけ親である以上、御台所を世話することには乗り気で、結局坊門信清の娘と決まりました。しかし朝雅が退出した後、源仲章が、やはり比企滅亡に北条が絡んでいたことを知らされ、実朝が坂東の者たちに取り込まれないようにと、仲章を鎌倉へ派遣します。

それと頼家、すっかり自暴自棄といった感じですが、亡くなった妻子、生きている妻子のどちらも気に留めているようです。しかし鎌倉への執念、北条への恨みはすさまじいものがあるようで、義村はこのことを鎌倉に伝え、時政は討とうとするものの、義時は様子見を決めます。

政子。我が子可愛さなのでしょうが、源氏の血を引く者は鎌倉殿とならざるをえなかったのです。サラブレッドに生まれたら、レースに出なければならないというところでしょう。そして実衣、乳母としての威厳を見せつけるのはともかく、彼女が「実朝を育てるところ」は殆ど出てこなかったと思うのですが。

あと十三経、武者さんがこれについてコラムで書きそうですね。

飲み物-グラスに入ったビール
[ 2022/08/29 01:45 ] 大河ドラマ 鎌倉殿の13人 | TB(-) | CM(0)

朝ドラに思うこと

朝ドラに関して。

今まで大河は好きなものは観て来たし、馴染めないものも何とか完走したり、あるいは途中で録画視聴に変えながらも観続けました。無論中には最初から観ていないものもありますし、途中で視聴を止めたものもあります。しかし朝ドラに関して言えば、基本好きなものしか観ていません。今回の『ちむどんどん』は、あまり馴染めない作品ということで、その意味で異例ではあるのですが、正直なところなぜ馴染めないのか、それをを確認するために観ているようなものです。

大河と朝ドラとでは、放送の在り方そのものが大きく異なります。大河は週一で45分の枠が取られています。一方朝ドラはウィークデーは毎日放送があり、15分枠が5日なので、大河よりも放送時間は実質的に長いです。そして連日放送があるため、構成に気を配らないと、同じような展開やセリフが毎日続き、それが鬱陶しく感じられることがあります。

例えば今回の場合、暢子の「まさかやー」などのセリフが毎日のように続くことがあり、それに少々うんざりもします。所謂ウチナーグチ、沖縄言葉自体は独特の雰囲気があるし、セリフの入れ方によっては非常に心に響くものがあるのですが、暢子というキャラが毎日のように同じ言葉を、しかも東京で仕事を始めて7年も経っているのに、連発しているのはやはりどうかと思います。また今まで書いて来ているように、比嘉家の子供たちが何かにつけて我を通したがり、さほど労せずしてうまく行くのにも違和感があります。

無論制作サイドはそれをいいと思ってやっているのでしょう。しかし問題はそれだけではなく、途中で後付けの事実が出て来て、そのため設定が変わってしまっていたりしますし、こういうのもやはりちょっとまずいのではないでしょうか。また登場人物の設定も、あまり必然性が感じられないこともあるし、今後1か月でどう最終回へ持ち込むのだろうと思います。

それと少し前の話になりますが、この朝ドラで、良子の夫博夫を演じている山田裕貴さんが、自身のインスタで、制作チームの社内表彰についてアップしています。

「ちむどんどん」制作チームが社内表彰「ドラマで初の試み」でネット視聴者増加に貢献…出演者も喜び
(スポーツ報知)

要はNHKプラスでの再生数の増加につながったかららしいのですが、再生数が伸びたこと即ち人気がある、話題になるというのであれば、Youtubeと同じ乗りではないかと思ってしまうのですが…。記事中の
「他番組との連携含め、多くのトライアルを行った制作チームの取り組みと熱意」
とありますが、これは他の朝ドラや大河でもやっているのではないかと思います。それから元参院議員の磯崎陽輔氏が自身のツイートで、当時沖縄から持ち込めなかった農作物に言及していましたが、これを含め、沖縄を描くという上でなされるべき様々な考証が何か無視されているようで、その点で沖縄を軽視しているようにも取れます。


飲み物-アイリッシュコーヒー
[ 2022/08/29 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

女子代表アイルランド第2戦結果、新秩父宮情報と土田会長インタビュー

ラグビー関連情報です。
まず女子代表(サクラ・フィフティーン)のアイルランド戦、秩父宮で2試合目が行われ、29-10で日本が勝ちました。

勇敢な女子日本代表が強豪アイルランド相手に歴史的初勝利! W杯へ向け大きな自信をつかむ

「勇敢な」というのは、多分に男子代表の「ブレイヴ・ブロッサムズ」を意識したところもあるでしょうか。ともあれ、これで日本はアイルランド戦成績を1勝1敗の5分として、10月にNZで行われるワールドカップに臨みます。一連の女子代表テストマッチにちなみ、現在発売中の『ラグビーマガジン』の表紙には、女子代表キャプテンの南早紀選手が登場です。タイトルロゴもピンクとなっていますが、私が知る限りこれは初めてのことです。

ラグマガ2210

それから南半球4か国対抗戦、アルゼンチン(ロス・プマス)が敵地でNZオールブラックスを破り、豪州ワラビーズは、ホームで南アのスプリングボクスに勝利です。しかしオールブラックス、やはりどこかおかしいですね。

一方大学はそろそろシーズンインです。ただ私は基本的に大学ラグビーを観ないので、ここでは割愛します。大学もさることながら、アカデミーを充実させてほしいなと思いますので。

それから新秩父宮の運営事業者が決定しています。2027年運用開始とあり、予想していたよりも早そうです。但し一面がスクリーンとなるので、座席数は15,000ほどで、ビッグマッチや国際試合を行うにはちょっと少なめです。無論、後で座席数を増加する可能性もありますが。

’27年12月末運用開始の新秩父宮ラグビー場、運営事業者決定。屋根付きの全天候型、人工芝、座席は約1万5000席に
(ここまでの2記事はラグビーリパブリックより)

それから日本ラグビーフットボール協会の土田雅人会長のインタビューです。

「ラグビーには可能性がある」収入2倍ファン5倍へ 土田雅人日本協会会長インタビュー
(スポーツ報知)

このインタビューで見る限り、

ファンを今の5倍の200万人にする
リーグワンと合同で会社を作ってチケット事業などを行う
2050年までにワールドカップを再招致

が、当座の目標となっています。
協会とリーグワンの合同事業に関しては、今後チケット関連以外に、具体的に何を扱うかに期待したいところですが、財力とグラウンドへの投資への言及は、興味を惹かれます。前出秩父宮以外に、関西には花園もありますし、ここをどうするかという問題も生じて来ます。あとワールドカップの再招致は、数年前から(つまり2019年より前から)言われていますね。それまでに、代表を優勝に絡むチームにしておくことも大事ですが。それとリーグワンもやはり問題はありますし、ここも今後どう変えて行くかになるでしょう。

飲み物-ブラックベルベット
[ 2022/08/28 01:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

小檜山青氏と大河ドラマと『ちむどんどん』

『ちむどんどん』、やっとと言うべきなのか、あと5週間となりました。

私は賢秀がハンバーガー店に乱入して、暴れ回った辺りから見始めたので、比嘉家の子供たちが幼かった頃はよく知りません。ただ後の方で、賢秀がテビチを多く貰おうとしたシーンとか、和彦のお父さんに、レストランに連れて行って貰ったシーン、暢子が沖縄そばを和彦にほめて貰って、喜ぶシーンなどは観ています。子役の頃の方がよかったと言う人もいるようです。

実際子役の時は、大人の俳優さんに代わった時、どのような展開になるのだろうと期待するせいもあるでしょう。
そう言えば前出のハンバーガー店乱入で優子と暢子が謝罪に行った時、あの時も確かサーターアンダギーを持参していたような覚えがあります。暢子(良子も)が何かにつけてサーターアンダギーを持って行くのは、この辺りにその原点があるようです。

ところで第100回に関しての小檜山青氏のnote記事から、一部抜粋します。まずフォンターナで房子が、矢作に詫びるシーンですが、

ここでなんで房子が謝るのかというのは、わかってないんですよ。謝れる人間は強いし、徳があります。悪くないもん! そう意地を張ってすねるのはガキだ、ガキ。

この部分、ブーメランになっていないでしょうか。こう書くのであれば小檜山氏=武者さんも、取りあえずは『青天を衝け』と『カムカムエヴリバディ』で、登場人物やストーリーに対し、誹謗中傷と呼ぶにふさわしい評価をしたことを謝ってほしいです。でないと小檜山氏も「ガキ」と言うことになるのですが。

それともう一つ。

そして矢作が料理人として、暢子の元で働くことになります。ここで労働条件でも。
・給料は相場通りでいい
・休みは週一、残業なし
・給与は遅延なしに払う
 なかなか。朝ドラの旧弊「お給料はどうでもいいから働きます!」「いつでもやります!」という悪しきやる気アピールはもう終わりでいい。

私はあまり朝ドラを観ていないせいか、
「お給料はどうでもいいから働きます!」
というのは、あまり記憶にありません。観ている可能性もあるかとは思いますが。

で、この労働条件ですが、これは矢作がすべて出したものです。しかし雇用主は暢子なのですから、本来は暢子が条件を提示してしかるべきでしょう。しかも矢作がこれを言い出す前、給料は矢作自身が望む額でいいといったことまで口にしているのですが、こういう大雑把な点、矢作と相談して決めないという点が、暢子が本気で店を持ちたいのか、その自覚に欠けるのではと見られるかと思われます。
それからその次の箇所ですが

そして何より、矢作はこれがしたかった。パパイヤを刻むときのうれしそうな顔。

少なくとも無料部分には、青パパイヤは妊婦には危険と言う記述がありません。そういう部分もまたきちんと書いてしかるべきでしょう。

大河関連を観る限り、小檜山氏は志半ばで果てたとか、敗北を喫した人などに共感するフシがあるようです-ただその割には吉田松陰とか、あるいは小松帯刀といった人物は好きでないようですが、これは自らが掲げるイデオロギーに合わないということもあるのでしょう。

しかしそう考えると、この『ちむどんどん』の主人公の暢子や比嘉家の子供たちは、他人を巻き添えにしてまで自分の主張を強引に押し通して、結局それがうまく行き、特に挫折しているようでもないため、小檜山氏が共感する人物像とはかなり異なるように思います。

以前沖縄差別がどうこうと書いていたこともありましたが、この朝ドラを観る限り、作品中にあまりそういう差別が存在しているようには見えず、暢子などは寧ろ順風満帆過ぎるほどだと思えるのですが。逆に『カムカム』の主人公たちの方が、別の意味で苦労しているように感じられます。

話が大河に戻りますが、小檜山氏=武者さんが、北条時政とりくを嫌いなのだなということは以前書いています。特に時政ですが、武者さんから見れば、時政のように漢籍の素養もなく、妻の言いなりになる田舎のおじさんが、鎌倉幕府の重鎮となっているのが面白くないのかも知れません。

無論時政も、最初からそうなるのを予測していたわけではないはずなのですが。一方で畠山重忠などはほめていましたが、その重忠も頼家を見捨てて北条に与するようになると、その評価がかなりトーンダウンしたようです。

それと先日分でも書いていますが、多分に江戸時代的な「忠義」の概念を、他の時代にまで当てはめるようなこともしない方がいいと思います。実はこれに関して先日書きそびれた分、私だったらこのようにするだろうなと思ったことを、ここで書いておきます。

新選組は幕府への忠義を貫こうとしたが、慶喜は幕府軍の総指揮官ではなく、彼らの忠義も空しくなってしまった。戦国時代は主君を7回変えたという藤堂高虎のような人物もいて、江戸時代的な忠義は根付いていなかった。
真田信繁は関ヶ原後隠棲していた九度山から大坂へ行き、豊臣方に加わる。ただこの時の牢人には恩賞目当ての者も多数おり、忠義を貫いたとされる信繁の人物像にも、後世の脚色はいくらか入っている。
ともあれ、三谷さんは幕末と戦国という、異なる時代の武士の在り方をこれまでの2作で描いてきたが、今回は武家政権の黎明期であり、そこには御家人たちの対立と寝返りと言う、これまでの三谷大河とはまた違った雰囲気が見て取れる。

「忠義」メインとは言えませんが、三谷大河の変遷という観点で書くのであれば、やはりこんな感じになるでしょうか。
しかし武者さんの場合、鎌倉時代を語るのに、いきなり『麒麟がくる』という別時代を舞台にした作品を持ち出して来たりしていますし、それぞれの時代の概念を尊重するという姿勢は、やはり望めないかも知れません。
(2022年8月28日加筆修正)

飲み物-アイスコーヒーとストロー
[ 2022/08/28 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

Kamakura dono no Jūsan nin 1

Subsequentially to "seiten o Tsuke", I plan to write about "Kamakura dono no Jūsan nin", this year's Taiga Drama sries.

Though an English subtitle "The 13 Lords of the Shogun" is given to it, I use Japanese title in preference to English one.

The series is set in early Kamakura era, from late 12th century to early 13th century. At that time, samurais grow in strength and the Taira clan actually governed Japan. And Minamoto no Yoritomo, a member of the Minamoto clan and lost his father Yoshitomo and brothers in the Heiji rebellion in 1160.

After the war, Yoritomo was saved his life and was exiled to Izu Province.

Later he planned to take revenge on Taira no Kiyomori, head of the Taira clan but he had no soldiers. And at that time, many of samurais served Kiyomori and it was so hard for him to take up arms. At this moment, he becomes to know HŌJŌ no Masako, daughter of HŌJŌ no Tokimasa, one of the landholders in Izu and it influences the life of Yoshitoki, younger brother of Masako.


鎌倉殿北条義時2

Shun Oguri as HŌJŌ no Yoshitoki
(From the official website of "Kamakura dono no Jūsan nin")
[ 2022/08/27 01:45 ] Taiga Drama | TB(-) | CM(0)

『ちむどんどん』第20週感想-5

第100回の気になる点です。

  • なぜかフォンターナにいる矢作と暢子
  • なぜかフォンターナにいる矢作の妻佳代
  • なぜかその後出て来る沖縄そば
  • 矢作の包丁の持ち歩き方は銃刀法違反でしょう
  • 「条件は何でも飲む」
  • 矢作「給料は…」暢子「矢作さんが決めてください」
  • 料理を作らせたら、その日から賃金発生になりませんか
  • 「妊娠中は食べない方がいい」と言うより、食べてはいけない青パパイヤ
  • ついにセリフがなくなった和彦
  • 矢作が青パパイヤを刻むのだけが見せ場

まず暢子が矢作をフォンターナに連れて行き、房子に謝罪させるわけですが、あの神社のそばにいた矢作を恐らくは説得して、電車に乗って行ったことになります。あれが何時頃だったのかは知りませんが、フォンターナが閉店しているわけですから、かなり遅いです。
それはともかく、房子と矢作が話している間、なぜ暢子が矢作の保護者のように隣にいるのか、ちょっと解しかねます。ああいう時は場を外すのではないでしょうか。

そしてフォンターナに矢作の妻佳代が現れ、離婚まで考えていた夫に、もう一度料理人を目指すように言い、その後沖縄そばが出て来ます。こういう流れに、ちょっと馴染めません。
矢作をフォンターナに連れて来たのはいいでしょう。しかし妻に説得させるとか、暢子の料理を味見させるなどというのは、また別の機会を設けて然るべきではないでしょうか。そして矢作は、案の定出汁と麺の太さとに駄目出しをします。

その矢作の包丁ですが、二ツ橋がきちんと研がれていたと言い、暢子は矢作が鶴見で飲食店を回って、料理をしたいと頼み込んでいたと房子に話します。しかし矢作が、どこでどうやって包丁を研いでいたかは不明ですし、またなぜ鶴見に限定して職探しをしていたかもわかりません。
そしてあの包丁ですが、専用ケースなどに入れるのであればまだしも、ああいう持ち歩き方では、銃刀法違反になるでしょう。包丁と言えば、暢子の包丁はその後どうなったのでしょうか。

その後矢作が「ちむどんどん」に現れます、暢子は条件なら何でも飲むと言い、給料も矢作が決めていいなどと言い出しますが、これもどうかと思います。
そもそもちむどんどんは、就業規則は作っていないのでしょうか。この時代はどうであったかは不明ですが、今は個人の飲食店も就業規則が必要なはずです。そして試作品とは言え料理を作らせると、この日から賃金が発生するのではないでしょうか。

そしてなかなか出てこなかった青パパイア、やっと登場です。尤も第99回の比嘉家の食卓の炒め物の青味、あれもひょっとしてそうでしょうか。それはともかくとして、この青パパイアは妊娠中の女性が食べると、子宮収縮を引き起こす恐れがあり、流産の原因になるうえに羊膜にも悪影響を与えるため、「食べない方がいい」のではなく、食べてはいけないとされています。

するとこの青パパイアを炒めたパパイアイリチー、せっかく試作しても、暢子が味見できないということになります。すると和彦か矢作が味見をするのでしょうか。それもちょっと変です。
この脚本、青パパイヤに毒性があるのを知らないまま書き進められ、後で妊婦には危険であるとわかったため、若干セリフを変更したようにも見えます。どう考えても、自分が味見ができない料理を、率先して試作するというのは不自然ですから。またこの青パパイヤ、この当時は芋類同様本土への持ち込みは禁止されていました。

そして和彦。ついにセリフまでなくなりましたか。主人公の夫ですよね、一応。一方で矢作がこの青パパイヤを刻むところ、ここがこの回で一番の見せ場で、今までの中で、一番料理をテーマにしたドラマらしさを感じさせました。

しかし「給料も矢作が決めていい」随分気前がいいですね、成功して当然と思っているのでしょう。暢子のみならず、良子の給食改革?にしても、歌子の民謡にしても、成功が前提になっており、失敗した場合の対策が考えられていないなと思います。ニーニーに至っては最早何をかいわんやですが。そのニーニー、今週はお休みでしたが、来週からまた登場のようです。


飲み物-テーブル上のアイスカフェラテ





[ 2022/08/27 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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