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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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大河関連のガイドブックに思うこと

『青天を衝け』も残すところあと6回(今年は年末ぎりぎりまで放送されますので)となりました。その一方で『鎌倉殿の13人』関連本をamazonでチェックしたところ、これがかなりヒットします-無論、その多くは現時点では「発売予定」となっていますが。三谷大河ということもあってか、何とか盛り上げようとしているようにも見えます。『真田丸』の時と似ているような気がします。

しかしというか、事前にあまり騒がれ過ぎるのも正直どうかとは思います。下馬評を覆すことにならなければいいのですが。それにしても、大河ドラマの前編というのはわかりますが、今回はそれとは別に、ドラマの完全ガイドブックとして「THE BOOK」なる物も出るらしいです。あと歴史ハンドブックなどもありますが、この3冊はすべてNHK出版です。

一方で、ニッコームックや東京ニュース通信社のガイドブックの情報はありません。この2社は大河から手を引いたのでしょうか。その代わり、宝島社(TJMOOK)から関連ムックが出るようです。無論関連本(ソフトカバー、ハードカバー)もあります。鎌倉時代についてよく知らないという人は、この手の本から入るのもいいでしょう。私も義時関連本というか鎌倉関連本はあまり持っていないので、新学説などで面白いのがあれば読んでみたいです。

しかし先日も書きましたが、大河は1年経てば次の主人公、次の時代へ移って行くし、公式サイトや大河ドラマ館も早々と閉鎖されるわけで、やはりこの辺りをどうにかできないかと思います。来年が義時なら次は泰時、そして『北条時宗』以来の元寇という手もあるにはあるのですけどね。言っては何ですが、来年の今頃は『どうする家康』関連本がかなり出て来て盛り上がるのでしょう。

そういえば松本潤さん、いまは風邪薬のCMに出ていますね。やはりこの人は元・嵐的な雰囲気が売りなのだなと思います。片や来年の小栗旬さん、プレモルに加え、味の素の餃子でご飯を食べているCMに出演中です。

飲み物-パブのビール2
[ 2021/11/20 00:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

2021テストマッチ3-ポルトガル戦

ラグビー関連情報です。
先週末のポルトガル戦では、38-25で日本が勝利しましたが、この試合も相手にペナルティを与えることが多く、そのため快勝とはなりませんでした。(記事はいずれもラグビーリパブリックより)

日本代表、格下のポルトガル代表に辛勝。規律悪く苦戦。

コインブラで行われたこの試合、日本はVIP並みの歓迎を受け、スタジアムにはポルトガルラグビー史上最大の14,000人の観客を集めたとのこと。ちなみにポルトガル代表の愛称はオス・ロボス(狼たち)です。

日本は20日、エディンバラでスコットランド代表との試合を行います。試合中継は
WOWOWライブ 20日21時45分~/22日8時30分~
日本テレビ(関東ローカル、録画)21日27時31分~(12日午前3時31分~)
となります。

ところでやはりヨーロッパを転戦中の南半球の強豪勢ですが、NZ(オールブラックス)はアイルランドに、豪州はイングランドにそれぞれ敗れています。

それと、かつて日本代表監督を務めた日比野弘氏が、11月14日に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。解説者としても活躍された方でした。

【訃報】日比野弘 氏/元ジャパン戦士は、監督で解説者で、歴史家。楕円球の伝道師、逝く。

飲み物-ウィルトシャービール


[ 2021/11/18 23:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

視聴率に見る再放送のデメリット

視聴率について少し。

ビデオリサーチの調査によると、ドラマ部門の視聴率では、目下ダントツで1位なのが『日本沈没-希望のひと-』で、2位が『ドクターⅩ・外科医大門未知子』となっています。元々この部門の場合、朝ドラが1位を占めることが多いのですが、ここのところ大河同様というべきなのか、朝ドラもちょっと勢いが感じられないようです。

『青天を衝け』も、『ポツンと一軒家』が再開されたら数字を落としましたね。『ポツンと一軒家』、確実に大河の数字を食う番組となっています。

無論その他の理由として
血洗島のシーンがなくなった
明治以降はやはり数字が今一つ
徳川家康が以前ほど出なくなった
などの理由が挙げられそうです。またNHKの場合、どうしても再放送とか、大河の場合事前のBSでの放送に数字を取られるケースもあるでしょう。『ポツンと…』を観るためにBSを観ている人もいるでしょうし。

数字が気になるのなら、本放送前の放送、あるいは再放送などを止めればもう少し上がるはずですが、NHKはそれはしたくないようです。無論NHKがBS放送や再放送を止めたくないのであれば、それはそれでいいのですが。ただよくよく考えてみれば、ちょっと変な話ではあります。


飲み物-ホットココア

[ 2021/11/18 23:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『逃げ上手の若君』と北条時行

8月の下旬になりますが、辻さんの訃報と『逃げ上手の若君』という投稿をしています。その中で、この『逃げ上手の若君』の漫画を読んでいるとも書いており、実際現時点では第2巻までを読んでいます。この先、南北朝の動乱の中で、主人公の今後の生き様がどう描かれるか楽しみです。

ところでこの投稿では、『英雄たちの選択』で主人公の北条時行(相模次郎)が紹介されることにも触れていますが、この番組を観たところ、作者の松井優征氏のインタビューがあり、これほど少年漫画向けの人物もいないとのこと。確かに「流浪の王子」と呼ぶにふさわしい人物ですからね。

その時行は鎌倉幕府滅亡後、諏訪氏の許に身を寄せ、諏訪頼重が中先代(時行のこと)の乱を起こすに至るわけです。実際今も長野県には、北条のつく地名が残されています。

またこの番組中では、様々な分野の第一人者が、彼の行動について話を進めて行きますが、彼は北条氏を糾合するのと、後醍醐天皇につくのとどちらを選ぶかの問いに関しては、すべての人が北条氏を糾合すると答えていました。

滅亡したりとはいえども、北条の名は依然として大きなものでもありましたし、100年余りにわたって幕府を仕切って来た力は侮れなかったようです。さらに後醍醐天皇の南朝に与した時行は、京と鎌倉を抑えるまでに至ります。元々が平氏である北条氏のこと、六波羅探題の場に幕府を開くという選択肢もあったでしょう。しかし、こちらは源氏である足利尊氏は、かつて源頼朝がそうであったように、征夷大将軍のみならず惣追捕使にも就任し、治安を乱す者たちの鎮圧に乗り出そうとします。

時行は後に3度目の鎌倉入りを果たしますが、その直後に尊氏が攻め入り、かつての北条の家臣たちと共に捕らえられ、辰口で処刑されます。日本史上、若くして散った武将というのは多いのですが、この人はかなりその後の可能性を秘めた、その意味で非常に「惜しい」人物であったともいえそうです。

しかし漫画の影響もありますが、今後この人物の研究、あるいはこの人物への関心が高まれば、再び南北朝大河が作られる可能性もあるでしょう。これは先日書いたように、1年物でなくていいので、2クールで個々の武将にスポットライトを当てるようにすれば、面白いのではないかと思います。皇室絡みでもあるためなかなか描きにくい南北朝ですが、見方を変えればまだ手付かずの主人公の宝庫ともいえますので、あとは描き方次第でしょう。

ところで番組中の再現映像、『太平記』のいくつかのシーンを思わせるものがありました。


飲み物-ブロンドのエール
[ 2021/11/18 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞』本編を振り返って

先日で投稿が完了した『はたらく細胞』本編について。人体に侵入してくる、あるいは常在している病原体を、擬人化された細胞がやっつけるという発想はよかったと思います。無論赤血球が道に迷うとか、白血球に何でもかんでも教えて貰うとか、免疫細胞を自分で呼んでくるというのはいささか疑問でしたが、免疫細胞にどのような種類があり、それぞれがどのような働きをするのか、少年向けメディアのシリウスらしい描写ではあったでしょう。

また赤色骨髄回(赤血球と白血球1146の子供時代)とか、胸腺細胞回(T細胞たちの少年少女時代)などもよかったとは思います。ただしがん細胞の描写にはこれまた疑問ありです。特に2度目(第5巻)のがん細胞回では、あれだけ増殖したがん細胞を、免疫細胞だけでどうにかできたのでしょうか。

それと、これはある程度やむを得ないかと思いますが、細菌のキャラデザインなどが、他の作品のキャラとの類似性を感じさせることもありました。さらにウイルス感染細胞のキャラデザイン、あれはどうにかならなかったのかと思います。元々が一般細胞だから仕方ないとは思いますが、かぶっている帽子と皮膚の色が多少違うだけで、その他が皆同じに見えてしまいます。加えて、白血球が獲物を狙う時の目玉をひん剥いた表情、あれもちょっと苦手です。

帽子といえば、「白血球」とか「血小板」の文字はやはり必要だったのでしょうか。彼らが何をしているかで、大体想像がつくのではないかと思うのですが。ただキラーT細胞の「NAIVE」や「MEMORY」は例外です。こちらは同じ制服を着ている集団の中で、役割をはっきりさせるのが目的なので。

その他にこのシリーズの特徴として、ウイルスも元は同じ細胞だから…といったセリフが目につきますが、彼らは同じ細胞でありながら、既に人体の安全を脅かす存在になっている以上、殊更にこういう台詞を繰り返すのも如何なものかとは思われます。がん細胞しかりです。

それとやはり乳酸菌中心の第5巻、本来の路線からはいくらか離れた感のある第6巻は、それまでの第4巻とは別にするべきだったかも知れません。

赤血球と白血球の関係がきちんと描かれているのは、この本編よりもBLACKの方だと思います。こちらは赤血球がチームで働いていること、免疫細胞が主に白血球(がん細胞関連ではキラーT細胞、NK細胞も)であることをはっきりさせており、また中年の不健康な体という設定のため、薬や外部からの治療も描かれていることから、本編とは異なった世界観になっています。私としては、これはスピンオフというよりは「もう一つの本編」、それも大人向きにシビアで、赤血球それぞれの個性が描かれた作品であると思っています。

それから『はたらく細胞フレンド』のキャラが、本編のそれと似通っていると書いてもいます。確かに登場人物の多くはほぼ本編と同じ、あるいは本編を多少アレンジした形になっていますが、NK細胞はいくらか雰囲気が違うし、マスト細胞に至ってはオタク的な男性キャラとなっています。また樹状細胞は本編と似てはいるものの、ハンドメイド大好きで乳酸菌のぬいぐるみばかり作っているキャラだし(抗原提示の仕事は?)、ヘルパーT細胞も買い物依存症でスイーツ大好きだし、全体的に緩めかつコミカルな設定が特徴といえるでしょう。


飲み物-ミルクティーとビスコッティ


[ 2021/11/18 00:30 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

はたらく細胞第6巻の内容について その2

 第6巻の続きです。一応これを持って本編の紹介は終わりですが、色々と思うことがあるため、これとは別にシリーズ全体を振り返っての投稿をしたいと思います。あと先日投稿分、一部修正しています。

<特別編 乾癬>
赤血球は表皮に来ていた。表皮付近は道が複雑であるため、またしても白血球1146が案内をしてくれることになる。ここはトラブルも多く、樹状細胞とヘルパーT細胞も常駐していた。そんな赤血球の顔に、表皮細胞増殖計画書なる紙が貼りつく。これが何のことやらわからないまま、ビキニ姿で関西弁を使う表皮細胞に酸素を届ける赤血球だが、彼女たち彼らは上へ行く計画を立てていた。

表皮細胞は古いものほど上へ行く決まりがあり、ヘルパーT細胞などからの指示で順に上がって行っていくのである。しかしその日は空が荒れそうで、こんな日は危ないから早く帰った方がいいと2人は言われてしまう。見た目ちょっと軽めなのとは裏腹に悲しそうな目つきは、そういうトラブルに晒される彼らの日常を物語っていた。

その後表皮付近で雷が発生し、のんびりしていた樹状細胞とヘルパーTも仕事に戻るが、この雷のせいで、樹状細胞はプロスタグランジン4の数値が上がって活性化し、サイトカイン=ヘルパーT細胞の昔の写真をばらまいてしまった。これによってヘルパーTも活性化してしまい、その結果増殖計画書が大量に届いて、表皮細胞が過剰に分裂増殖してしまう。増殖し過ぎた表皮細胞たちが上がって行く順番は大いに混乱し、家(皮膚)がぼろぼろに崩れて行った。

<新型コロナウイルス>
赤血球が酸素を届けた先の細胞が、やけに神経質になっていた。この細胞は分裂したてで、コピー元の細胞から、まだ色々なことを教えて貰っている最中だったのである。その時細菌が侵入し、白血球1146がやって来て撃退したが、ウイルスについて白血球から教えて貰った新人細胞は、ウイルス感染細胞は細胞もろとも殺すと知り、彼らを追い出してしまう。その頃記憶細胞やB細胞は、今まで見たことのないウイルスを相手にしていた。

このウイルスたちは、スパイク状の突起がついた帽子をかぶっていた。すぐにはダメージが出ない場合でも、他者に感染させるリスクをはらんでいた。その後味覚神経と聴覚神経がダメージを受けてしまう。そのためサイトカインIL-6が放出され、免疫細胞が活性化されて、キラーT細胞や白血球たちがウイルス撃退に乗り出す。しかしサイトカインの放出量が多すぎてサイトカインストームが起こり、キラーT細胞が正常な細胞をも攻撃し始める。

また血管が傷ついて血栓ができてしまう。さらにサイトカインストームがもとで、肺胞組織が破壊され始め、赤血球は急いで酸素を運び、多臓器不全を防ぐべく努力する。惨憺たる状況のもと、免疫細胞も普通の細胞もひどく荒れていたが、その後抑制性サイトカインが放出され、免疫細胞たちは我に返った。そして細胞たちと、この未知のウイルスとの戦いは終わりを告げたのである。


まず乾癬の方ですが、特別編とあり、恐らくは当初計画になかったものが追加されたと考えられます。また、皮膚の構造を紹介するという狙いもあったのでしょう。乾癬そのものは、外用薬を使って治すことになりますが、それ以外にも内服薬を使ったり、紫外線によって治療をすることもあります。尚この特別編は、製薬企業であるセルジーン株式会社の提供です。

ところで表皮のヘルパーT細胞といえば、『はたらく細胞フレンド』で、困りものの免疫細胞たちを表皮の保養所に連れて来てのんびりしようとしたものの、彼らがその表皮でまたひと騒動やらかすなどというのがありました。結局この時は、免疫細胞たちが花火を上げ、一般細胞たちを楽しませた後、ヘルパーT細胞に感謝のケーキを渡してめでたしめでたし…となるはずだったのですが、ケーキを渡す役の好酸球が緊張して自爆してしまい、新たなトラブルを引き起こしてしまいます。

樹状細胞も、フレンドでは相当な乳酸菌オタクです。そのため乳酸菌グッズと一緒にいない本編の樹状細胞は、何やら不思議な存在に見えます。両方ともキャラデザインはかなり似通っていますので。

それから新型コロナウイルス。正直言って、これは時期尚早な感じもしました。この作品が発表されたのが、2021年の1月下旬ですが、その頃は医療関係者のワクチン接種が行われる一方で、デルタ株が問題になっていて、何となく新たな不安が形成されつつある時期でもあり、単行本化された時期もなお、この描かれ方にあまり共感できなかったせいもあります。

話題性ということもあったのでしょう。しかしまだ治療方法が確立されていない、特効薬も一般に出回っていない病気である以上、予防策も改めて取り入れ(既に他の関連本で紹介されているため)、これだけ別冊にして出すといった方法もあったかとは思います。

そしてサイトカイン、このシリーズでは「過去の恥ずかしい写真」をばらまくのが通例となっていますが、この回でも何やら励ましの言葉とか、お茶しましょうなどといったビラが降って来る設定です。しかしこの乗りの軽さと、その後のサイトカインストームが与える深刻さが、どうも噛み合わないような気がするのですが…。

その後例によってというべきなのか、赤血球無双の展開になり、その後また白血球と一緒にハッピーエンドとなるのですが、これもどうもワンパターンだなと思います。確かに、サイトカインストームの中で仕事を続けた勇気は買いますが、私としては、やはり『はたらく細胞BLACK』の、抗がん剤で体中が爆撃される中、自らもダメージを受けながら酸素を運ぶ赤血球たちの姿の方に、より真摯なものを感じます。

飲み物-温かいカフェオレ
[ 2021/11/17 01:30 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

紅白歌合戦は変われるのか

2週間ほど前に紅白はいつまで続くのかという投稿をしていますが、今年から司会に限っては、紅組と白組のそれを廃止して、総合司会共々、すべて「司会」という肩書に変更されたようです。

NHK“紅白”が消える日 司会者肩書から「白組」「紅組」消滅…ジェンダー意識の高まりが影響 今回テーマ「カラフル」も含め、多様性を重視する演出 

この投稿の中で、私はこう書いています。

また今現在メディアは、盛んにジェンダーフリーを謳っています。NHKもその例に洩れません。であるにも関わらず、出場者を男女に分けて戦わせるのもどこか矛盾していないでしょうか。

個人的に、何でもかんでもジェンダーフリーというのはやや違和感を覚えますが、NHKはジェンダーを考えようといったテーマの番組を色々制作、放送しておきながら、お膝元の紅白が未だに男女別というのはやはりどこかずれています。(実際NHK公式サイトで『ジェンダー』で検索すると、この手の番組が多数ヒットします)少し前までは、男女別は考えていなかったようですが、ここに来てそれを改めざるをえなくなったというところでしょうか。

それにしても紅白も大河も、今後続けるべきなのかどうかもっと議論されてしかるべきでしょう。大河も結局は1年物である以上、ある作品が終われば翌年はまた別の人物、別の舞台に視聴者の関心が移って行くことが多く、またPR方法も如何にもありきたりです。1年でなく毎年2クールでいいので、たとえば5年ほどかけて戦国時代の大名数人を描くとか、あるいは太平記の何人かの武将に、個別に毎年スポットライトを当てるとか、そういう方法も採れるはずなのですが。

飲み物-アイリッシュコーヒー

[ 2021/11/17 01:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

源実朝という人物

再度北条氏と源実朝に関して。この実朝を暗殺した首謀者は、三浦義村であると考えられており、実際『草燃える』などではその説が採用されています。しかしそれ以外にも北条義時をはじめ、複数の御家人たちが示し合わせたという説や、公暁の単独犯行説もあります。

『鎌倉殿の13人』がどの説を採用するか、あるいはそのいずれも採用しないのかは、もちろん現時点では不明です。ちなみに公暁は、実朝が父の仇であると吹き込まれたと言われる一方で、自身が将軍職を狙っており、実朝をあやめたという見解も存在します。

ともあれ、まだ鎌倉幕府は東国のローカルな政権としての性格が強く、北条氏と御家人の対立などもあったことから、この時期の将軍というのは、生易しいものではなかったようです。一方で宋へ渡る夢を抱き、船を作らせたりもしましたが、結局この船は使い物にならず、この夢は断念せざるを得ませんでした。

また義時が、北条の家人を侍に準じた身分にするよう実朝に要請しますが、これは許可が下りませんでした。実はこの当時、御家人は侍であったものの、彼らの家来は正確には侍ではなかったのです。しかしその後北条氏の家人は御内人(みうちびと)となり、最終的にはその中の筆頭が内管領となり、鎌倉幕府末期の幕府内の腐敗の一因ともなって行きました。

またこの人物は、和歌や蹴鞠なども嗜んでいました。これは父頼朝や兄頼家も同じでした。特に実朝は後鳥羽上皇の政を手本としていた以上、こういうことに関心を持ち、かつ行うのは当然ともいえました。そしてこの蹴鞠は、その後武士の嗜みとなります。

蹴鞠といえば、『太平記』で足利高氏もこれをやっていましたし、『真田丸』でも、籠城中の北条氏政がこれに興じるシーンがあったのを思い出します。また歌に関して言えば、百人一首に「鎌倉右大臣」の歌が収められていますし、自身の歌集として金槐和歌集があります。


飲み物-ウイスキーストレート
[ 2021/11/16 01:00 ] 大河ドラマ | TB(0) | CM(-)

『はたらく細胞』本編第6巻の内容について

『はたらく細胞』本編第6巻です。

<たんこぶ>
栄養分と酸素を届けに来た赤血球(AE5803)は、白血球1146の同僚である4989に出会う。4989は、ここのところ1146はトラブル続きだから落ち込んでいないかと尋ねるが、赤血球は、1146のことだからマッタリしているはずだと答える。その時体内に抗原が侵入してくる。その抗原の一見可愛らし気な雰囲気も何のその、1146は飛び掛かって行った。その時、1146の活躍を見ていた血小板がいた。帽子を後ろ前にかぶったこの血小板は、うしろまえちゃんと呼ばれていた。

うしろまえちゃんは重い物を持ってのトレーニング中で、自分が非力なばかりに皆の足を引っ張っていると嘆くが、そこに血小板たちの先生である巨芽球が現れ、次の出血までに鍛えておくようにと告げて去っていく。この血小板に、失敗続きだった頃の赤血球が重なる1146は、うしろまえちゃんのやる気は、他の皆にもいい影響を与えると励ます。その時頭部で大きな音と激しい揺れが起きた。傷口がないため、これはたんこぶであることがわかる。

ここは血小板の独壇場だった。うしろまえちゃんは一次凝集が苦手だったが、穴が大きく開いており、他の細胞が落ち込まないためにも、彼らは一丸となる必要があった。巨核球は彼らのモチベーションを上げるために、一番頑張った子にはよい子ちゃん金メダルをあげると約束する。うしろまえちゃんも凝固因子を落としつつも必死に頑張り、巨核球は数の少なさを技術でカバーした血小板たち全員に、メダルを贈ることにした。

<左方移動>
好酸球と1146は、細菌との戦いでかなりの傷を負い、救急部隊を待っていた。好酸球は、例によって無茶した1146をかばおうとしたのである。彼のこの癖は、骨髄球の時から変わらなかった。元々同じ骨髄芽球である彼らは、白血球(好中球)と好酸球に分化するが、まだ一人前の免疫細胞でない以上、自分たちがなすべきことを理解するのは難しく、先輩である桿状核球に会うことにする。

この先輩は不思議な人物で、ボートに寝そべって詩を読んでおり、後輩たちが訪れて話を聞きたいと言い出した際に、いきなり立ち上がって、ひっくり返ったりしていた。彼は繊細そうな人物で生死について考えたりしていたが、ある時、生きることは死ぬことと見つけたりなどと言い出し、その時の先輩は、幼い骨髄球たちにはとても強そうに見えた。しかしその後左方移動で、桿状核球たちが前線にやられることになった。戦死者も多く、その後好中性、好酸性いずれの桿状核球の中にもその先輩の姿はなかった。

1146も好酸球も、その先輩の影響を受け、生死について考えたり、詩を書いたりとあまり免疫細胞らしからぬことをやっていた。しかし彼らは互いに勘違いしていた。1146はその人を好酸性の桿状各球、好酸球は好中性の桿状各球だと思っていたのだが、実はその先輩こそ、時々現れては謎めいた言葉をつぶやく、あの好塩基球だったのである。好酸球が口にした「子どもの頃の弱さとあの人の弱さが似ていた」はお気に入りのようで、彼らの会話を今後の詩作のためにメモさせて貰ったと言い、2人をうろたえさせる。

<ips細胞>
赤血球は網膜の桿体細胞に酸素を届けるが、そこに現れたのは好気性細菌だった。1146のお蔭で難を逃れるが、その1146はこの身体が最近ケガが多く、視覚に異常をきたしているのではないかと考えていた。眼底で2人は桿体細胞に出会うが、眼底は荒れ、桿体細胞は酒に溺れて自暴自棄になっていた。桿体細胞を含めた視細胞全体に、不具合が生じていたのである。

本体桿体細胞は光刺激を受け取って信号に変え、それを脳に送ることでものが見える仕組みになっていた。しかし他の桿体細胞たちは働けなくなり、しかも脳では彼らの言い分を聞いてくれなかった。彼は最後の桿体細胞であり、その自分がいなくなればこの体は失明する運命にあった。その時、まだ未熟な細胞が飛び込んでくる。この若い細胞は自暴自棄な先輩をたしなめ、脳に伝えたいことを手紙にして、赤血球に届けて貰うようにように促す。

この未熟な細胞は、本来の自分の居場所はわからなかった。しばらくそこに留まることにしたが、先輩の桿体細胞は最期の時を迎えていた。脳細胞は手紙を受け取るが、網膜細胞は再生能力が低くなすすべがなかった。体の中は真っ暗になって行く。しかしその時、桿体細胞から脳細胞に連絡が入る。例の未熟な細胞が、仕事を代わりにこなしていたのである。この細胞は実はips細胞で、他にも彼の仲間が続々と網膜にやって来ていた。

桿体細胞は脳細胞に、この身体の細胞たちに希望を失わせたくなかったと話し、脳細胞もそれに同意した後、桿体細胞は死を迎えた。彼の仕事は、ips細胞たちに受け継がれたのである。


まず言いたいこととして。そもそも本編があり、そしてスピンオフがあるのが本来の姿ですが、この第6巻を見る限り、『はたらく細胞BLACK』の後追いをしているように見えてしまいます。元々本来の『はたらく細胞』本編は第4巻までは本来の路線でしたが、第5巻は乳酸菌関連になり、この第6巻ではかなり様変わりしてしまった印象があります。

免疫細胞の働きという本来の姿勢から、最新の医学のPRといった形に変貌したと見るべきでしょうか。恐らく従来の路線を継承しているのは「左方移動」までで、「ips細胞」になると、味の素のips細胞培養装置の名が登場しているため、味の素が提供する形になっています。

また「たんこぶ」はともかくとして、「左方移動」になると、これは白血球1146と好酸球の思い出話になってしまっていて、具体的な左方移動の様子が描かれていません。これはちょっとまずいのではないかと思います。

確かに左方移動(左方推移)は、感染症などで大人の白血球(分葉核球)が足りない時に、一時的に若い桿状核球が動員されて、血液中にその数が増えることを指しますが、これはどちらかといえば、正にその桿状核球が主人公の『はたらく細胞WHITE』第1巻の方が詳しく、わかりやすいです。恐らくこの2つは大体同じ時期に発表されたのではないでしょうか。

「たんこぶ」には血小板たちの先生である巨核球が登場しますが、『はたらく細胞BLACK』第8巻にもやはり巨核球が登場することから、あるいはこちらもほぼ同じ時期に発表されたのではないかと思われます。

そして「ips細胞」。
実は、これこそ『はたらく細胞BLACK』でやってほしかったと思います。
細胞たちが働けなくなる、体の中が真っ暗になる、脳細胞がなかなか訴えを聞いてくれない。これらはすべて、BLACKのランゲルハンス島のβ細胞、血栓、薬の大量投与による赤血球の直訴を彷彿とさせるものであり、それゆえ何か後追いのようにも見えてしまうのです。事態のシリアスさからしても、この体(*)の持ち主と直接関係がある点を考えても、寧ろあちらの方がふさわしかったのではないでしょうか。

*本編では「体」となっていますが、BLACKでは「身体」ですね。

飲み物-クリームとココア

[ 2021/11/16 00:15 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『ゲゲゲの鬼太郎』木の子の森と隠れ里

『ゲゲゲの鬼太郎』第6期の第52話「少女失踪!木の子の森」と、第66話「死神と境港の隠れ里」について。

まず「少女失踪!木の子の森」ですが、まなと買い物に行く約束をしていた桃山雅(みやび)が、コンビニのトイレを借りて出た途端、周囲の景色が違うことに気づきます。そこは木の子の森で、様々な色の花や木の葉が辺りを埋め尽くし、この世のものとも思えない美しい光景でした。そこで出会った木の子なる子供たち、実は精霊たちに勧められ、雅はこの地に留まることになります。

しかしこの森への入り口は500年に1度しか開かず、鬼太郎や猫娘が雅を連れ戻しに来ます。しかもこの森では、人間の世界に比べて時間の流れが速く、雅は瞬く間に大人になって行きます。そこに現れたのが山天狗です。雅を帰したくないという木の子たちの要望を受け入れ、ついには彼女を自分のものにしようとして、鬼太郎に成敗されます。雅も当初は馴染んでいた木の子たちの生活が段々受け入れられなくなり、結局は戻ることになります。

森での時間はかなり長く感じられましたが、彼女が人間の世界に戻ったのは、雅がまなと買い物をする約束をしていた日の夕方でした。つまり半日も経っていなかったのです。また森ではかなり大人になっていた彼女も、元の中学生に戻ります。そして雅は、木の子たちとの生活で感じたことが、彼女の母親が彼女に口やかましく言っていたのと同じであることがわかり、その後は母親の気持ちを受け入れるようになります。

それから「死神と境港の隠れ里」、こちらはまなが例によって伯父さん夫婦を鬼太郎、猫娘と訪ねたのですが、祭りの夜に不思議な声に導かれて不思議な橋を渡り、こちらも様々な花が咲き乱れる場所へたどり着きます。ここは弓ヶ浜の隠れ里で、200年に一度の割合で時の橋が掛かり、まなはそれを渡ってしまったのです。彼女を呼んだのは、この里に生えている人面樹のようでした。

そこには一之進という武家の少年と少女、そして町人と思われる2人の少年がいました。彼らはちょうど200年前の江戸時代後期、この地にやって来たのです。この地では子供たちは、永遠に歳を取らないことになっていました。一之進に身分違いだからと恋心を打ち明けられない少女を励ましたり、スマホの画像で今の時代(令和元年)を紹介したりするまなですが、そこに欲に目がくらんだねずみ男が、人間の魂を刈り取る死神と結託してやって来ます。

この死神は鬼太郎により退治されますが、一方で一之進たちはまなの話を聞いたことから、元の世界に戻ることを決めますーたとえそれが、自分たちの生命が終わることを意味していたとしても。そして令和元年の弓ヶ浜に降り立った彼等は、200年の歳月の重みに耐えきれず、肉体はあとかたもなく消え失せ、4人の魂が空へ向かって解き放たれ、それを見たまなは号泣します。

この2つの「人間世界から隔離された世界」ですが、木の子の森がややおとぎ話的で(木の子が7人というのは『白雪姫』を連想させます)あるのに比べると、隠れ里はユートピアでありながら、どこか恐ろしさ、宿命といったものを感じさせる設定になっています。木の子の森には時の流れが存在し、雅がそれに合わせて成長して行くわけですが、後者にはそれがなく、そのため外部から来た人間(この場合はまな)によって時間の経過が知らされ、しかもこの地を出た人物には、その時間的経過が容赦なくのしかかるためでしょう。

あと雅やまながスマホで写真を撮るのは、双方に共通しています。ところで木の子の森は500年に1度、時の橋は200年に1度となっていますが、この300年の違いは何なのでしょう。またこの時の橋については、古い文献に、200年前に神隠しがあったと記されていることを、鬼太郎と猫娘が調べています。一之進たちも、神隠しで行方不明になったとされて来たのでしょう。

それにしても隠れ里のねずみ男、死神からうまい話があるともちかけられるものの、結局はいいように使われて捨てられてしまいます。今までの自分から学習していませんね-それがねずみ男らしさといえばそうなのですが。

飲み物-エスプレッソ2
[ 2021/11/15 01:00 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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