好きなタイプの芸能人(お笑いタレントを含む)について書きたいと思います。ここでお断りしておきたいのは、ブログというのは不特定多数の人が見るものである以上、特定の人物をあからさまに好き、あるいは嫌いと書くのは少々ためらわれるため、どのようなタイプかをまず書くことにします。
まず男性の俳優さんですが、時代劇を多くやっている人は好きな人が多いです。とは言っても、最近は時代劇が少ないから、ある程度限定されることにはなりますし、また年齢が高めの人が多いです。好きな点としては
姿勢がいい
声に張りがある
ガタイがいい
こういうところかと思います。これは大河を以前から観ていたのと関係しているかも知れません。ただし作品、あるいは役どころによっては、これはあまり似合ってないなとか、たまたま同じ役を演じていた場合、二番煎じ臭いなと思ったこともあります。
時代劇の俳優さんを観ていて思うのは、和服は言うに及ばずですが、スーツを着ても様になるということです。そもそも洋服というのは、特に男性の場合、ある程度筋肉があった方が似合うと思います。ここでちょっと実例を挙げることになりますが、キムタク、木村拓哉さんが痩せて老けた感じになったと、少し前に書いています。その彼があるCMでスーツを着ていますが、この人はスーツを着るには、ちょっと線が細いような気がします。
大体において、細身のイケメン的な俳優さんは、特別に嫌いというわけではなくても、あまり好きなタイプではないと言えるでしょう-ただ、大河で観た若い頃の篠田三郎さんと近藤正臣さんは好きです。とはいえスーツにしても和服にしても、ある程度肉がついていれば、必ずしも似合うというものでもありません。やはり姿勢のよさや緊張感なども、雰囲気作りには欠かせないものであるかと思われますので。
話が変わりますが、エンタメ系メディアの記事などで、殊更にある俳優さんor芸人さんはイケメンですとか、これこれこういうこともやっているなどというのを目にしたことがあります。正直な話イケメンと言っても、整形をしている人もいるだろうなとは思いますし、実際、ある俳優さんのデビュー当時とその後とで、明らかに顔が違うなと思ったこともあります。この世界はそういう世界ではありますが、本人がカミングアウトしない限り、整形が仮に周知の事実であっても、このように書かざるを得ないのでしょうね。
それから「これこれこういうことをやっている」、例えば絵やイラストを描いていますとか、映画も撮っています、料理をインスタにアップしていますなどといった、いわば付加価値的なものをやたらに強調するのもどうかと思います。その人の代表作とか、仮にまだ代表作がなくても、どのような作品で活躍しているなどといったことは書けないのでしょうか。そもそも本人の趣味でこういうのをやっているのであれば、それはそれで理解できますが、あまり表に出されてしまうと、この人の本業は何だったっけと思いたくもなるものです。
とどのつまり絵やイラスト、映画やインスタなどにしても、その人の芸能人としての知名度があってこそのものでしょう。加えて人によってはクイズに強いです、頭がいいですなどという点がしばしば強調されることがありますが、いずれにしても本業があまりぱっとしないから、別のジャンルにシフトしているのかと邪推したくもなります。ただ例外的にお笑いの人で、色々なことをやりながら、一方でそういう自分にボケをかましてみたり、ちょっとお馬鹿なことをやってみたりするのは割と好きです。
特定の芸能人を決まり文句でしか形容できないのは、メディアの質の低下ではありますし、賞賛しかしないのであれば、先日も書いたように、何かカルト的なものすら感じます。もうちょっと批判を入れた記事、それも週刊誌的な乗りではなくて、褒めるべき点とそうでない点をきちんとさせていれば、それはそれでまだわかるのですが…事務所からクレームが来るのでしょうか。