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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2021年08月

朝ドラの今後-2

2022年度後期の朝ドラの制作発表です。

2022年度後期 連続テレビ小説 制作決定!
連続テレビ小説 舞いあがれ!

舞台は東大阪と五島列島で、ヒロインはパイロットを目指すという設定のようです。しかし正直な話、私はあまり朝ドラを観ないので(例外として『あまちゃん』、『マッサン』、『まんぷく』)、制作発表と言っても、そこまで期待するわけでもなければ、わくわくするわけでもありません。

無論朝ドラをいつも楽しみにしている方もいるでしょう。ただ私としては、朝ドラは大河以上にワンパターンになっている印象があります。なまじ歴史上の人物をモデルにしない、つまりオリキャラOKである分、このままでは半永久的、恐らくNHKが続く限り制作されそうで、それもちょっと如何なものかと思います。

それとやはり引っ掛かるのが
「さまざまな困難に翻弄される今、空を見上げて飛ぶことをあきらめないヒロインの物語を通して、明るい未来への希望を届けます!」
「コロナ禍やさまざまな災害に見舞われている今、どんな物語を作っていくのかを、脚本の桑原さんと話し合いました」
といったコメントです。これは『青天を衝け』の、制作側のコメントでも似たようなのがありました。確かに事実ではありますが、一々ドラマと絡める必要があるのか、ちょっと疑問に感じます。と言うか、番組のPRにコロナを利用していると言えなくもありません。
コロナを前面に出していない『鎌倉殿の13人』は、その意味では評価できます。

しかし大河同様、朝ドラもそろそろ見直した方がいいでしょう。前出の朝ドラ3作品は、当たり前の朝ドラ、ヒロインが健気に、ポジティブに生きて行くの路線とは、いくらか一線を画していたから面白かったのです。他局でやらないからうちでやるとNHKとしては言いたいのでしょう。しかしこれも大河同様、なぜ他局でやらなくなったのか、それは、時代のニーズに合わないからではないのかという発想はなされないのでしょうか。

飲み物-アイスコーヒーとストロー




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[ 2021/08/31 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

パラリンピックあれやこれや-2

パラリンピックも後半突入です。競泳、陸上などで好成績を挙げる選手も出ており、今後のメダル獲得が期待されています。競泳の鈴木選手は4個目のメダルに挑戦です。

ところで同じ競泳の山口選手ですが、みかんジュース必携というのを、先日のデイリーハイライトで初めて知りました。みかんジュースと言えば、かつて某県で、蛇口をひねるとみかんジュースが出て来るという、都市伝説があったのを思い出します。

しかし私としては、やはり車いすラグビーに止めを刺します。銅メダルおめでとうございます。イギリスに負けた時はかなり悔しかったかと思われますが、それをバネにして得たメダルです。目標とした色とは違っていたかも知れませんが、2大会続けての銅獲得は立派です。ちなみに30日のワイドショー、ニュース番組関連で、結構このメダル獲得に関して取り上げられていた由。

その車いすラグビーと近縁と言っていい車いすバスケ。そのせいか、車いすラグビーの公式アカウントが、バスケの方のツイをRTしていました。そもそも両方ともフットボール系スポーツですからね。無論バスケの場合は、タックルは不可能ですが。

ちなみにパラについては、障害の度合いに応じてクラス分けされるのは知っていましたが、これがまた様々です。運動機能や視覚、知覚障害によって分けられることが多いのですが、陸上などはこれらに加えて脳性まひや運動機能・義足、あるいは切断・運動機能などさらに細分化されています。テニスには電動車いすOKのクアードもありますね。

飲み物-海とビール
[ 2021/08/31 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

2022ワールドカップの日程とTVがスポーツに活路を見出すべき理由

つい先日、2022年のFIFAワールドカップが11月開幕なのを初めて知りました。カタールという砂漠の国で行われることもあり、このような日程になっているらしいのですが、ワールドカップで日程変更ができるのであれば、オリンピックでも交渉次第では可能ではないかと思われます。日本で夏季大会を行うのであれば、せめて9月以降にした方が、選手のコンディション維持にはいいでしょう。

確かに夏場はアメリカで数字が取れますし、アメリカ企業も多くスポンサーに名を連ねているものの、何もアメリカの都合ばかりを窺うこともないと思われます。オリンピック雑考続きそして大相撲でも書いていますが、すべてアメリカでやるという方法もあります。東部、西部、中西部あるいは南部に分けて、各地域で持ち回りにすればいいのです。無論カナダでもいいでしょう。限られた国で大会を開催しているラグビーのワールドカップを観ていると、特にそう思われます。

しかしこのワールドカップの日程で思うことがあります。試合の中継時間が何時になるかは知りませんが、この時期は大河の終盤に差し掛かり、クリスマスや冬休み関連の特番の時期でもあります。特に大河の場合、この頃からクライマックスとなるわけで、NHKはどう出るでしょうか。放送時間がかち合った場合、他局の中継に数字を持って行かれる可能性は十分あります。

逆の見方をすれば、TVでのスポーツ中継はそれだけうま味があるわけで、テレビ業界が生き残りたいのであれば、リアルタイム放送の強みを活かすべきでしょう。報道、気象、災害の中継はその三本柱と言っていいのですが、これに加わるのがスポーツ中継です。逆に言えばTVはこの条件さえ満たしていればいいわけで、それ以外のバラエティだドラマだというのは、見逃し配信さえあれば、TV以外のデバイスでも、リアルタイム放送でなくても別にいいわけです。

一方で、動画配信サイトでも試合映像が観られることもあるため、その点では盤石とは言い難いものもあります。今後TVがどうなるかによって、状況は変わるかも知れませんが、取りあえず現時点ではこれが最良の策ではないかと思います。

飲み物-ウィルトシャービール

[ 2021/08/30 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

NHKの試行錯誤と行き詰まり

数日前に「NHKが死守したい一方で改革できない大河と朝ドラ」という投稿をしています。この中で、大河の数字が厳しいのであれば打ち切るなり、あるいはシリーズそのものを止めるなりする方法もあったのではと書いています。

数字が厳しかったかどうかはともかく、1980年代半ばに近代路線に舵を切ったものの、結局4年で元の時代劇に戻ってしまったのは、経営陣の読みの甘さが災いしたのではないかとも考えられます。

恐らく新大型時代劇との二本立てで行こうと思ったのかも知れませんが、何も、数字が取りにくそうな近代路線を日曜夜に持って来るより、時代劇路線をそのまま続けるべきでした-無論その当時としては、近代大河でも十分行けると思っていたのかも知れませんが。

無論それまでの20年間で、主だった歴史上の人物をすべて描き切れていたのであれば、それもありでした。しかし現実には、60年たってもすべて描き切れていないわけです。目先を変えようとして、結局うまく行かない、その見本のようでもあります。

同じ事が、2010年代の隔年の女性主人公に関しても言えます。こういうのは、受信料を払っている視聴者に何か一言あったのでしょうか。

視聴者は他ならぬスポンサーでもあるのですが、恐らくNHKは、民放がスポンサーを見る目で視聴者を見ていないのは事実でしょう。支払って当然とも言うべき傲慢さが、NHKへの反感になっているのに気づいている職員は、果たしてどの位いるのでしょうか(全くいないとは言えないでしょうが)。

受信料に関しては今までも随分書いていますが、NHKが大河を作れるのは、受信料があればこその話です。しかもNHKはBBCとは違い、視聴を望まない人から強制的に受信料を徴収しています。そういういささか強引な路線の上に、NHKの試行錯誤は成り立っているのです。

話がそれましたが、今まで描いていない、しかし大河の主人公にはなり得るはずの人物を無視して、なのに違う路線に行きたがるというのはよくわかりません。言っては何ですが、子供が今までのおもちゃに飽きて、新しいのを欲しがるのと、根っこのところでは同じであるように見えます。

地元の名士を主人公にと言う、いわば陳情があったのかも知れませんが、大河を看板としながら、その路線はぶれまくりな感があり、そういう点から見る限り、やはり行き詰まっているなと考えざるを得ないのです。

やはりお役所的組織にありがちな、オペレーションのまずさもあるのでしょう。この辺り、渋谷でのワクチン接種と同じものを感じます。当初先着順にしたら、希望者が殺到してしまったため、抽選に変えたと言うあれです。こうなることを事前に予測できなかったのでしょうか。


飲み物-ブラッディサム
[ 2021/08/29 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

ネット利用時間がTV視聴時間を上回る時

少し前の投稿で、『ラジオ・スターの悲劇』(Video Killed The Radio Star)と、”Internet killed TV star"の動画を上げています。実はそれに関することなのですが、10代から60代までのネット利用時間が、TVの視聴時間を上回るようになりました。

10~60代のネット利用時間、初のテレビ超え 総務省調査
(ITmedia NEWS)

2012(平成24)年に調査が始まって以来、初めて両者の位置が逆転したことになります。色々理由はあると思われますが、調査開始当時50代だった人々が60代となり、ネットを見る習慣をそのまま持ち込んだことも一因かも知れません。

記事中には「情報源としてのネットの信頼度は前年の調査から減少した」とありますが、元々ネット記事は配信元によってかなりの差があり、複数の記事を比較して見ることこそが、ネットの最大の強みと言えます。またメディアに頼るのではなく、当該企業や役所の情報を見た方がいいというケースもあるでしょう。

そしてテレビの平均視聴時間ですが、やはり若くなるほど少なくなっています。無論コンテンツそのものは、動画配信サイトなどで視聴している可能性は高いのですが、TVというシステムそのものを利用しなくなっているわけです。また「動画投稿・共有サービスを見る」は若い世代のみならず、40代以降でもそれなりの数字となっており、さらにメール機能の利用も、世代によっての差があまりないことがわかります。

しかし全体的に見て、ネット利用者は非利用者に比べて、他のメディアの利用が少なめに出ています。TVはそうでもないのですが、雑誌や新聞は大幅にパーセンテージを減らしています。TVがなぜここまで利用されるのかはよくわからないのですが、自然災害時は、リアルタイムで情報を得たいという心理が働くせいでしょうか。

飲み物-チューリップグラスのビール

[ 2021/08/29 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

山寺宏一さんとホームズ

実は28日と29日の2日間限定なのですが、山寺宏一さんが音楽朗読劇『シャーロック・ホームズ』で、ホームズを演じています。ワトソンを演じているのは、水島裕さんです。

ノサカラボ|音楽朗読劇 シャーロック・ホームズ#01at サントリーホール

しかし山寺さんのホームズと言えば、やはりパペットホームズを思い出します。この朗読劇の演目

ボヘミアの醜聞
消えた花婿
緑柱石の宝冠

のうち、『ボヘミアの醜聞』は「困った校長先生の冒険」、『消えた花婿』は「消えたボーイフレンドの冒険」として、それぞれ人形劇になっていますね。また下記記事によると、三石琴乃さんがアイリーン・アドラー、島崎信長さんがジェイムズ・ウィンディバンク、山路和弘さんがアレクサンダー・ホールダーを、それぞれの作品で演じています。

音楽朗読劇「シャーロック・ホームズ」#1 声優・三石琴乃さん、島﨑信長さん、山路和弘さんが出演決定!
(animate Times)

山寺さんと言えば、七色の声を持つ声優さんとしても有名です。上記パペットホームズでも、主人公のホームズを始め、ホームズの兄のマイクロフトや、動物たちの声も担当しています。

多くの俳優さんや声優さんが朗読やナレーションを手がけていますが、私としては、やはり舞台活動が中心の俳優さん(含歌舞伎俳優)とか、声優さんの声は安心して聞けると思います。特にナレーションの場合、キャラに応じて声を使い分けられる声優さんは、その時々に応じて声を使い分けられるわけで、かなり適していると言えるかも知れません。


飲み物-ロックグラスカクテル


[ 2021/08/29 00:15 ] シャーロック・ホームズ | TB(-) | CM(0)

パラリンピックあれやこれや-1

パラリンピックが開幕して、3日が経ちました。現時点で日本は、陸上と競泳で金メダルを獲得、メダル総数は9個となっていますが、27日行われた女子卓球の、伊藤選手のメダルが確定しています。ところで石浦選手が出場の、競泳の女子50メートル自由形S11(視覚障害)は、延期というかやり直しになったようですね。

パラというのは、何らかのハンディを抱えた人たちによるスポーツなので、そのハンディを如何に逆手に取るかもまた求められてくるわけですが、両腕がなく、脚を巧みに使って泳ぐ山田選手の泳法にはうならされます。他に卓球で口にラケットを咥えてのスマッシュも。

パラ卓球選手、口と足で生み出す強烈スマッシュに海外称賛「凄さを超える」「驚き」
(THE ANSWER)

あと日本男子のゴールボールがアメリカに11-1で快勝です。一方で女子車いすバスケ、男子も女子も2連勝です。女子バスケはオリンピックでも銀メダルなので、それ以上を狙ってほしいものです。

しかし私の一番の目当ては、何と言っても車いすラグビーです。初戦のフランス戦、第2戦目のデンマーク戦を手堅くものにし、27日の豪州戦はいささか不安ではありましたが、4点差で勝利をものにしました。これで日本はベスト4入りし、次の相手はイギリスとなります。

【東京パラリンピック】 車いすラグビー4強決定。準決勝は日本×イギリス、アメリカ×豪州
(ラグビーリパブリック)

もう1つの準決勝がアメリカと豪州なので、結果によっては決勝が再び日本と豪州となる可能性もあります。

飲み物-グラスに入ったビール
[ 2021/08/28 00:30 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その12

またもや訂正です、すみません。先日のあらすじと感想で、「加賀屋」と書いていましたが、もちろん「加島屋」の間違いです。『あさが来た』の加野屋のモデルとなった豪商ですね。

さてこの大河、歴史上の出来事の描写については、色々と書いて来ました。こういうのはやはりドラマに盛り込んで然るべきであり、それができないのであれば、脚本家を変えるべきでしょう。ただ今までの放送分を観た限りでは、どうもわざと曖昧にして、後でツイッターで説明するという方法を今回は採っているように見えます。

史実を史実として伝えたいのかも知れません。しかしそれは、ドラマの中の描写から読み取るべきではないかと思うのですが…。NHKのツイッター好きはわかりますが、どうも二度手間に感じられます。

あと天璋院、静寛院宮、そして美賀君と言った高位の女性のキャスティング。これは放送が始まって間もない頃から指摘して来ましたが、そしてその役を演じている俳優さんたちには失礼かと思いますが、どうも地位にふさわしい威厳や気品があまり感じられないのです。彼女たちもそう出番があるわけではないのですが、その数少ない登場シーンを盛り上げるために、それなりのオーラがある人でよかったでしょう。しかし最近、美賀君は出て来なくなりましたね。

そしてやはり思うのが、
「武士が不在の時代を生きる、武士でなかった人物の物語」
を、大河化するべきか否かということです。これなら他のジャンルのドラマでも十分だと思います。確かに栄一が篤太夫となり、幕府の直参となって欧州にまで赴く、それくらいまでは見ごたえがあったのです。

無論今までも『八重の桜』や『花燃ゆ』などは、似たような時代背景でしたが、この2つは女性が主人公でした。しかし今度の主人公は男性で、近代の実業家としての道を歩むため、この2つとは異なった視点、描写が必要とされるのですが、具体的にどのように描くのでしょう。それがつかみにくいのが、この大河の今後にもやっとしたものを感じる一因となっています。『いだてん』の時とちょっと似ています。

あとキャスティング関連ですが、やはり草彅さんは慶喜といったイメージではなさそうです。そして町田啓太さんも、やはり『西郷どん』の小松帯刀のイメージが強いせいか、土方歳三の雰囲気を感じ取りにくいのです。前にも書きましたが、寧ろ高良健吾さんが土方でよかったと思います。町田さんには、多少気の早い話ではありますが、『どうする家康』で井伊直政を演じてほしいです。

それとやはり、ガイドブックの後編を出版しているのはNHK出版だけのようです。後編の予告をしていた産経新聞出版も、東京ニュース通信社も見送った格好になります。完結編が10月発売予定ですが、最早それを待たずして、『鎌倉殿の13人』の関連本が店頭に並ぼうとしていますし。

飲み物-ジョッキのビール
[ 2021/08/28 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第25回に関して

第25回関連です。久々に家康公登場。
「幕府はまだ終わらない、新政府の問題は山積」
と言うか、そもそもそうすぐ終わるわけもなく…廃藩置県も版籍奉還もまだですから。それでも明治政府は、列強と並ぶ必要もあってか、比較的早く政府(かつての幕府を含む)の体裁を整えた方だとは思いますが。

***********************

1868年9月8日、明治と改元された日本。その年の11月3日に篤太夫たちは日本に戻った。昭武は用心のため小舟に乗り換えて品川へ向かった。そして一行は、慶喜が大坂から江戸へ密かに戻ったこと、そして城内の者が初めて敗戦を知ったことを伝えられる。徹底抗戦を唱えた小栗らは罷免され、その後官軍総督府によって上野で斬首され、川地聖謨も自害する。また新政府軍は錦の御旗を掲げており、慶喜が抗戦をためらった一因となった。

その慶喜は天璋院から、切腹を勧められ、さらに天璋院はこの件で、西郷吉之助に文を送っていた。成一郎は江戸へ戻り、その後彰義隊に加わる。平九郎や惇忠もそれに加わった。そして慶喜が蟄居している寛永寺のある上野に本拠地を移すが、慶喜は恭順を貫き、その後水戸で謹慎生活を送ることになる。彰義隊も分裂し、成一郎、平九郎、惇忠そして虎之助(伝蔵)らは振武軍を結成し、飯能へ行くが、新政府軍との戦いで逃走し、平九郎の行方が知れなくなる。

平九郎は足を負傷し、民家で手当てを受ける。この家の当主である山口常左衛門は、この地が一橋の領地でもあることから、幕府に恩義を感じており、平九郎に秩父へ逃げるように勧める。しかし平九郎は血洗島を目指し、越生で新政府軍の兵と出くわして負傷し、自害する。平九郎の首は梟首され、さらにその首を犬が持ち去ったということで、これは篤太夫に少なからぬ衝撃を与えた。

成一郎と惇忠は新政府軍から逃れ、成一郎は箱館にいた。榎本武揚や土方歳三もこの地に上陸し、蝦夷地を徳川の新天地とすべく奮戦した。このため箱館に向かう者も多かった。虎之助も篤太夫に箱館行きを勧めるが、篤太夫は行こうとしなかった。篤太夫は、成一郎との再会を楽しみにしていたもののそれもかなわず、烏合の衆が騒いだところで勝てない、さらに最早生きて会うことはかなわぬと彼に手紙を書き送る。一方慶喜は、家達の統治下の駿河にいた。

篤太夫は今回の欧州訪問の残務を済ませ、血洗島に戻る予定だった。共にいた杉浦愛蔵は駿府に戻るというが、徳川家は六を減らされ、多くの旗本や御家人が禄を失っていた。篤太夫は慶喜の恩に報えなかったことを悔やむ。その後小石川の水戸藩邸に昭武を訪ねた篤太夫だが、新政府から出兵の要請を受けていた昭武はそのことで悩んでいた。これに対し篤太夫は、まず慶喜に会うべく、昭武の書状を携えて、駿府を訪れることにする。

同じ頃血洗島には帰国を知らせる篤太夫の手紙が届き、家族を喜ばせる。しかし尾高家の長七郎は、妹のお千代から励まされるも、何のために自分は生まれて来たのかと自問自答していた。

***********************

久々の日本、しかしその母国の様相は一変していました。無論その前から不穏な動きはあったのですが、それが目に見える形で現れたと言うべきでしょう。一行は正に浦島太郎の如き心境であり、今後は何をするにも、まだ政府としては成り立っていないものの、取りあえず権力は握った薩長主体の新政府の目を、気にしなければならなくなったのです。

ところで血洗島、さらに惇忠や成一郎中心の振武軍、この2つが絡むシーンはまあいいでしょう。しかしそれ以外のシーンが、どうも疑問に感じられてしまいます。取りあえずリストアップすると

  • 慶喜のフランスの軍服姿がやけに多い、まるで普段着である
  • さらにやつれた印象を出すためか、安政の大獄後の蟄居時同様、髪がほつれて髭を伸ばしっぱなしの状態。これが如何にも薄汚く見える
  • 天璋院が久々に登場するが、正直言ってというかやはりと言うべきか、あまり威厳が感じられない
  • また天璋院の文が西郷吉之助に渡っているが、当然ながら無血開城のシーンは描かれていない
  • さらに東北諸藩の決起のシーンも出てこない
  • 上野戦争のシーンもない

こうなるでしょうか。まず軍服姿の慶喜が、あまり威厳が感じられない天璋院と対面するところ、率直に言わせてもらいますが、お笑い番組のコントのように見えてしまいます。あとこの大河のディレクターの好みなのか、慶喜の鬢がほつれて髭が伸びるシーン、多いですね。

そして薩摩が江戸を焼き打ちにしようとしていて、西郷と勝の会談が行われ、無血開城に至ったシーンもありません。主人公に直接関係ないのは事実ですが、幕末史として、仮にセリフでの説明であっても入れてしかるべきでしょう。

それから彰義隊が出て来る割に上野戦争がないのですが、実際はこれで新政府軍に敗れたことが、隊の分裂のきっかけになっています。さらに振武隊を結成した成一郎や惇忠が、永井尚志らと共に突然蝦夷地=北海道に現れますが、これはやはり東北諸藩の決起を描くべきですね。そもそも榎本武揚が幕臣を連れて、仙台まで行ったのが発端なのですから。

それにしても、幕末史のいわば一番注目すべき出来事が、殆どと言って登場していません。歴史の描写に関して、ここまで手抜きの大河というのもちょっと例がないと思います。やはりツイッターでの説明なのでしょうが、だとしたら、何とも横着な印象を受けてしまいます。その一方で加島屋だけはしっかりと出て来ますね(苦笑)。大森さんが一番描きたかったのは、あの太政官札のシーンだったのかも知れませんね。

既に『花燃ゆ』の時から書いていますが、大河とは史実と創作をどうコラボさせるかのものであり、史実関連がここまで端折られるとうま味はなくなります。あと明治編に関しては、前から視聴をどうするかとは書いていますし、結論をそろそろ出そうかと思います-家康公登場のシーンだけは観るかも知れませんが。

しかし『西郷どん』が懐かしいです。

飲み物-クラフトビール
[ 2021/08/27 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

免疫続きとドラマ漫画の病気の嘘

まず先日の免疫関連投稿、意味が分かりづらいと思われるので少し直しています。そして無駄話が好きだと思われるでしょうが、免疫関係でもう少し。この免疫細胞の研究は、比較的最近、ここ何十年かでかなり進んだようです。何せ樹状細胞の発見が、1973年のことです。あとリンパ球関連もしかりです。

また一口に免疫細胞と言ってもなかなか複雑ですし、『はたらく細胞』シリーズなどは、擬人化の物語をわかりやすくするために、かなりシンプルにしていると言えるでしょう。実際ヘルパーT細胞も実は複数種類があり、たとえばキラーT細胞に指示を出すヘルパーTと、B細胞に抗体を作らせるヘルパーTは別であるとも言われています。

ところでドラマや漫画の病気のシーンと言うのは、事実とは異なるものもかなりあるようです。以前『プライド』について書いた時、キムタク演じる主人公のハルが、試合を観に来た村瀬亜樹と「ゲーム感覚」で付き合うようになり、風邪で熱を出して彼女の部屋を訪れるシーンがあります。と言うか、薬を飲んでいるので恐らく風邪なのでしょうが、咳もくしゃみもせず、鼻もかまず、熱だけが出るという不思議な設定になっています。

あと他にもドラマや漫画などで、難病の主人公、たとえば白血病などを患ったりしているのに、全く普段通りの生活をしているということも過去にあったようです。これもありえないでしょう。難病のヒロインと周囲の人々との関わりをテーマにしたいのでしょうが、ちょっと医学面での監修が無視され過ぎていないでしょうか。それともその当時は、そのようなものだったのでしょうか。

風邪に話が戻りますが、元々これは上気道の炎症だから、普通熱は出なくても、くしゃみや鼻水は出て当然なわけです。物語の進行を妨げないためとは言え、翌日にはかなり治っているというのも不思議なものです。尤も夏風邪などは咳くしゃみがあまり出ないものの、プール熱などのように、熱が何日か続くことがあるようです。

医療関連でもない作品の、それもごく一部ためだけに、一々監修を入れていられないという事情もあるでしょう。しかし観ている(あるいは、読んでいる)方に取っては、やはり不自然に感じられるものです。

飲み物-アイスコーヒー5

[ 2021/08/27 01:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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