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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2021年07月

大相撲そしてオリンピック関連

先日オリンピック関連投稿で、大相撲についてもちょっと触れましたが、その大相撲関係で今日、十両の貴源治が大麻を使用していたこと、正確には大麻煙草を吸っていたことが判明しています。大麻問題は2008年にも起こっており、その時は露鵬や白露山、若ノ鵬など多くの力士が解雇されましたが、今回はやはり同じ処分が下されるでしょうか。あと、この人の双子の兄弟の貴ノ富士も、暴行問題で引退しており、現在は総合格闘家になっています。

それから、日本で仕事がしたいという書置きを残して、宿舎から姿を消したウガンダのオリンピック代表選手ですが、四日市市で保護されました。名古屋に向かっているという情報があったようですが、三重にいたのですね。ちなみにウガンダ選手団は、20日に東京の選手村に入っています。

飲み物-アイスコーヒー2
[ 2021/07/21 00:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

オリンピック雑考続きそして大相撲

先日も書いたオリンピックに関してのあれこれ、その続きです。と言うか、これはラグビー好きからの視点から見たよしなしごとではありますが、オリンピックにしてもサッカーのワールドカップにしても、うちが開催をと望む声は多いようです。スポーツ大会はビジネスであり、様々な事情はあると思いますが、逆に特定の国だけで回すと言うわけにも行かないものでしょうか。

これも先日、夏季五輪はアメリカだけにとしては書いていますが、冬季オリンピックにしてもサッカーのワールドカップにしても、特定の国や地域を定めて、そこでやってはどうかとさえ思ってしまいます。それで思うのが、ラグビーのワールドカップです。基本的にラグビーのワールドカップは、ヨーロッパ(英4か国あるいはフランス)と、豪州またはNZで行われ、その間に南ア(1995)と日本(2019)でも行われています。

つまり、ある程度ラグビー人気が見込める国または地域でないと、行われないと言った方が正しいでしょう。無論将来的にどうなるかはわかりませんが、現時点ではその路線を踏まえており、2023年もフランスで行われる予定です。無論これには、ラグビーよりサッカー、あるいはその他のフットボールが盛んな国が多いという事情も絡んではいるでしょうが、これもまた1つの在り方かとは思います-しかし、やはり難しいでしょうか。

それから相撲に関して。先日の名古屋場所千秋楽では、白鵬が照ノ富士に対して勝利を決めた際にガッツポーズをしたこと、張り手を使ったことなどを問題視する向きもありました。確かに、横綱としてはあまり見かけないことであり、これを容認するべきかとは思いましたが、同時に、今までのプレッシャーから解放されたかのようにも見えました。

相撲の場合、国際競技でない(と言っていいでしょう)こともあり、ルールはかなり独自色が強くなっています。前出の白鵬の態度が云々されるのも、横綱がかくかくしかじかのことをしてはいけないという不文律があるためです。また、日本人横綱をと望む声も依然として根強いですが、もしこれが相撲以外の場合だと、逆に外国人差別だと言われかねないでしょう。その意味で、相撲と言うのは技も運営のされ方も、極めて特殊な競技であると言えるのかも知れません。

一方で相撲は競技でもスポーツでもないという見方もあります。無論突き詰めれば最終的には神事ですが、新聞のスポーツ欄で扱われ、また十両からの取組をNHKがすべて放送している以上、せめて柔道や剣道と同様に、武道と見るべきでしょう。何よりも、取組をNHKで放送して貰うというのは、最早プロスポーツとしての待遇と言っていいわけです。国技だからとも言えますが、国技と言うのは本来その国を代表するスポーツである以上、相撲とは結局どのような概念のものなのか、相撲協会もはっきりさせていいのではないでしょうか。


飲み物-スノーアンドテル
[ 2021/07/20 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』キャストの交代

来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、伊東祐親を演じる予定だった辻萬長さんが、腎盂がんの治療に専念するため降板となりました。祐親の役は、浅野和之さんが演じることになります。

辻さんといえば、最近は『ノーサイド・ゲーム』にも出演しており、いぶし銀のイメージがある俳優さんで、楽しみにしていたのでちょっと残念です。

辻萬長 来年大河「鎌倉殿の13人」降板 腎盂がん治療専念のため 小栗旬の祖父役 代役は浅野和之
(スポニチアネックス)

一方浅野さんも、三谷幸喜氏の作品には多く出演している人です。大河ドラマには2度出演(太平記、八代将軍吉宗)していますが、三谷さんのは今回が初めてということで、ちょっと意外でもあります。

恐らく浅野さんが演じる祐親は、辻さんのとはまた違ったイメージになると思われます。あるいは脚本の直しもあるのではないでしょうか。簡単に言えば、娘に頼朝の子ができたことから、その子を殺した上に頼朝も殺そうとし、結局は富士川の戦いの後捕らえられて自害する人物です。また家督相続の件で工藤祐経と対立し、息子を殺されたことで、所謂曾我兄弟の仇討ちが起こります。

この浅野さんの出演作品もいくつか観てはいますが、私としては、『古畑中学生』の森脇教頭と、パペットホームズのロイロット先生のイメージが強いです。ロイロット先生、化学の教師であると同時に、生徒にかなり厳しくい先生でもありましたが、生徒であるシャーマンを愛してしまい、教師としてあってはならないと潔く辞職してしまいました。


飲み物-アイスココア

[ 2021/07/19 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

オリンピック雑感

オリンピックがそろそろという時期に、このようなことを書くのも何ですが、今のオリンピックはやはり再検討の価値ありのようです。今回の東京での大会には反対しませんし、すると決めたからにはきちんと運営して終わらせてほしいとは思います。

ただどうも、1つの都市で開催するには、既にキャパオーバーになっています。参加国も増えていますし、もう国単位で開催して、競技もいくつかに分け、別々の地域で行った方がよさそうです。かつてのスポーツの祭典の範疇をとうに越え、多額のお金が絡む巨大イベントになってしまった以上、昔のやり方をそのまま踏襲するのでは無理があるでしょう。このワールドカップ方式については、以前知人と話したことがあります。

ワールドカップと言えば、すべての競技をオリンピックに取り込むのではなく、メジャー競技はワールドカップなり世界選手権なりを頂点としてそちらに移し、それ以外の競技で行うという方法もあります-ただしこれだと、注目度が低くなるのがデメリットになりそうです。

さらに競技によっては、オリンピックもあればワールドカップや世界選手権もあり、その他にも国際大会があるというケースもあるため、どの大会が一番価値があるのかとなりそうです。場合によっては今の世界選手権を廃止して、オリンピックのみに特化するという方法もあるにはあるでしょう。

また日程も問題ありです。本来これだけの競技をやるのであれば、もう少し余裕を持たせてもいいかとは思います。それを分刻みで、同時進行的にTVに向けて行うわけですから、とかく慌ただしい印象がつきまといがちです。また、日本の7月の猛暑の時期に競技をやるのも奇妙な話です。この7月開催はアメリカの意向などと言われていますが、ならば夏季五輪は、基本的にアメリカでやることにしてしまえば済む話です。これだと時差もそう生じませんし(アメリカは国内でも時差はありますが)。

日程と言えば、15人制ラグビーは、選手の消耗が激しい上にリカバリーにも時間がかかるので、半月程度の日程のオリンピックには、もちろん参加できません。しかし逆の見方をすれば、ワールドカップを唯一の頂点とできるため、却ってよかったかとも思っています。

それにしてもオリンピックと言えば、甲子園(高校野球)とか、ジャンルは違うものの紅白歌合戦、ひいては大河ドラマや朝ドラなどがダブってしまうのですが、これは私だけでしょうか。

あとオリンピック絡みで先日都内に現れた不思議な気球、伊藤潤二氏の『首吊り気球』だといった意見が、ツイッターでトレンド入りしていました。そもそもアートとか、あるいはサブカルなどは個人の主観が入るため、評価は人それぞれではありますが、私としてはあれは不気味だと思います。もう少し盛り上げるための工夫はできなかったものでしょうか。


飲み物-ジョッキのビール

[ 2021/07/18 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

ラグビー新リーグについて言いたいこと 1

7月16日、ラグビーの新リーグに関する発表がありました。現時点では新リーグの名称と、ディビジョン1~3のチームが公表されています。これに関しては、以下のリンクに詳しく説明されています。

ラグビー 新リーグ 名称 ・ロゴ 決定のお知らせ

ラグビー 新リーグ ディビジョン分け 決定のお知らせ

(いずれも日本ラグビーフットボール協会公式サイトより)

但し、このリーグに関してはこのような意見もあります。

“顔”が見えない新リーグ 日本ラグビーはどこに向かうのか?
(スポーツライター 大島和人)

このリーグに関しては、以前も東京新聞の記事リンクを貼った投稿をしていますし、今後もいくつかの記事を基に、新リーグが抱える課題について書いて行こうと考えています。従って、しばらくはリーグ関連またはオリンピックの七人制ラグビー、パラリンピックのホイールチェアラグビー関連が中心になるかと思います。

ラグビー関係者というのは、ラグビーが好きで情熱を注ぎ込むタイプの人が多く、それはそれで長所と言うべきなのですが、一方でビジネス経験があまりない、あるいは思い切った改革をできる人がいないという短所もあり、それが長らく日本のラグビーが抱える、宿痾のようにもなっています。上記の記事は、Jリーグ、Bリーグとの違い、今後どういう道を辿るべきかが書かれていますので、興味のある方はご一読ください。

しかしやはりスポーツはビジネスだなと思います。オリンピックにも同じことは言えるでしょう(オリンピックについてはまた改めて)。しかしリーグの準備が進むにつれて、どこか以前の協会らしい曖昧さが出て来てしまい、それが思い切った決断を鈍らせたとも取ることができます。かつてワールドカップで代表チーム首脳陣が明言を避け、努力はしていますとお茶を濁す一方で選手たちは頑張っていたと言われていますが、どうもそれがダブりますね。

この状況が繰り返される限り、曖昧な協会の態度、選手頼みの姿勢は改善されるようには見えません。これも同じ記事にありますが、結局協会よりも強豪チームが、このリーグを率いることになりそうな予感もしています。今のままでは、これもかつての協会のように、ファンの方を向いているのか否かも定かならずですし、本当にリーグが選手やチームのプライドをきちんと守れているのか、その点も気になります。

それから、2023年のワールドカップで日本代表が対戦するオセアニア代表は、サモアに決定しました。

飲み物-ビールと夜景
[ 2021/07/18 01:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その8続き

徒然8の続きです。前の分の投稿からの続きということで、一応このようにしています。この『青天を衝け』の中で、かなり幕末史が端折られているのは、ある意味前代未聞といえます。かの『花燃ゆ』でさえ、制作サイドが盛り込もうとしている史実はドラマの中で描かれていました。

先日も書いたことですが、脚本に盛り込めないのであれば、最初から描かない方がいいかと思います。四侯会議の描かれ方にしても、どうもおざなりな感じがする上に、議題として出て来る長州に関しての描写はわずかで、しかもいくら対抗する側とは言え、島津久光の描かれ方も如何なものかとは思いました。

それと率直に言って、草彅剛さんの徳川(一橋)慶喜に関しては、やはりどこか華がなく、本来この人物が持っていたであろうカリスマ性に乏しい印象があります。主人公に対しての善良な殿様のイメージだけでなく、どこか策士的な一面を持たせてほしかったです。

平岡円四郎をあれだけ個性豊かな人物として描いた割には、他の多くの幕府や徳川関係者の描写が、今一つといった感が少なからずあります。大森氏自身、家族の描写が得意と思われるところもあり、やはり血洗島メインの朝ドラに持って行った方がよかったのではないでしょうか。

どう考えても栄一(篤太夫)と慶喜、それぞれの物語を並行して進めようとすると、慶喜の方に尺を割かざるを得なくなりますが、主人公は栄一なのでそれは不可能です。結果、短い尺に多くの出来事を押し込むことになります。また篤太夫が慶喜に仕えるようになってからも、この両者の主従としての部分が必然的に多くなり、こういった事情から幕末史の描写にしわ寄せがきてしまった、そのように受け止めざるを得ないのです。ただこの端折り方は、如何にもまずいなとも思います。

やはり慶喜を描くのであれば、薩長土とも関係を持たせることになりますし、その場合どうすれば効果的であるのか、それが制作統括の腕の見せ所でもあるはずです。しかし今まで観た限りでは、これら西国雄藩との絡みの描き方が、どうにも不完全燃焼といった感があります。

飲み物-ブロンドのエール
[ 2021/07/17 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』徒然その8

前回の放送(11日)に関する投稿で、篤太夫たちが洋食や洋食器など、当時まだ珍しかったにも関わらず、既に食べ慣れている、あるいは扱いなれているが如き点に触れています。こういうのは、もうちょっと考えてほしかったなとやはり思います。たとえばカップを持つ時、最初湯呑のように両手で持とうとするとか、そういう演出があってもよかったでしょう。

それから四侯会議。どういうわけか島津久光が長州の件だけ切り出し、それを慶喜がいなす形で終わり、あとは写真撮影に時間を割いていますが、無論これもかなり端折られています。しかし長州の件を持ち出すにしても、この大河自体長州をあまり描いていないせいもあり、ちょっと説得力を欠くのではないでしょうか。これは長州寛典論と呼ばれていて、家茂薨去で停戦となった第二次長州征伐(長州再討)の戦後処理として、藩主毛利敬親が世子に家督を譲り、石高と官位を元通りにするというものでした。

またもう一つ、この会議の重要な議題である兵庫開港について、何も出て来ていません。『西郷どん』では、長州とこの兵庫開港について久光が切り出そうとしたところ、慶喜が既に他の3名を懐柔していたという設定でした。『青天を衝け』で気になるのは、やはりこういう幕末史の描写が端折られる件です。

ツイッターでフォローしているのかも知れませんが、たとえば薩長同盟などのツイは、その内容そのものが正しいとは言えませんでした。そもそも脚本に盛り込めないのであれば、最初から描かない方がいいのではないでしょうか。慶喜を中途半端に出すより栄一=篤太夫をメインに描き、慶喜を時々出す程度であれば、多少端折るのもやむなしとは思えますが。

元々この四侯会議は何日かかけて行われており、諸侯の写真を撮ったのは最初の方です。その後議題のどちらかを優先するかでもめ、結局慶喜主導で幕を閉じます。この結果、兵庫開港を決断したのは幕府となり、各国公使に向けて、今なお主導権は幕府にあることをアピールしたことになります。薩摩が武力による倒幕を考えるのもむべなるかなです。

尚この時薩摩は、中岡慎太郎を介して薩土討幕の密約を締結しますが、土佐藩主である山内容堂は、寧ろ親幕府の方向へと動き出していました。後に坂本龍馬が考案した船中八策に大政奉還があることを知り、容堂は慶喜に、これを勧めます。容堂に取っては、幕府が生き残る好機であると考えたわけです。

それから五代と大久保の密談、大久保は渋沢とは不仲であり、このシーンは明治維新後の伏線となりそうです。

あとパリのシーンでメルメ・カションが出て来ます。元々駐日フランス公使であるロッシュの通訳であり、その後帰国していました。この徳川昭武の訪仏で白羽の矢が立ったものの、幕臣向山一履の猛反対で、しばらくは通訳の仕事ができない状態でした。尚日本は連邦国家という寄稿をしたのは、この人だったと言われています。


飲み物-ショートカクテル
[ 2021/07/17 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第22回に関して

今回は、パリを中心とした展開ということで、家康公の解説はお休みです。

***********************

篤太夫は船酔いに苦しみながらも、2か月の船旅を終えてパリに到着する。船は異人たちも多かったが、外国奉行支配組頭田辺太一は、一括りに異人と言うものではないと諫めた。またアレクサンダー・シーボルトが、戦中での通詞を買って出てくれた。幸い洋食は篤太夫の口には合うようだった。また中でも篤太夫は、スエズの掘割(運河)に感銘を受けていた。やがてパリに着いた一行は、街を見下ろし唖然とする。

宿舎のグランドホテルでは通訳のカションが出迎えていたが、引き続きシーボルトが担当することになった。しかし彼は、裏でイギリス外務省と通じていた。2週間後には皇帝ナポレオン3世の謁見があるため、外国方は準備に追われており、篤太夫は出納帳の記入に追われることになった。一方で水戸藩士たちが、昭武に直に口を利いたと言ってウェイターともめており、篤太夫がとりなす。またその頃、薩摩もフランスを訪れていると言われていた。パリ万博の会場を訪れた篤太夫たちは、蒸気機関や数々の物品、そしてエレベーターにも驚いていた。

一行はJAPONと書かれた日本の展示場に赴く物の、その近くにLIOU-KIOU、つまり琉球と書かれた展示場を見つける。中には薩摩切子をはじめ、薩摩関連の品物や島津家の甲冑が展示されていた。何やら日本と薩摩が別の国であるが如きだった。しかもその場にモンブランという人物が現れる。篤太夫は、出発前の福地源一郎の、モンブランは要注意という言葉を思い出していた。モンブランは幕府に申し出を何度もしたが断られ、その結果五代友厚が引き受けてくれたと言う。幕府はこれでは困る、日本と一緒にするようにというが、薩摩側は首を縦に振らなかった。

結局琉球王国ではなく薩摩太守とし、すべてを日本の展示場に置くことで合意するが、この表示にgouvernement(政府)という言葉を入れたため、日本は連邦国家であると新聞に書かれてしまう。しかも田辺がシャンパンを飲み過ぎたなどとも書かれていたが、田辺はこの日は酒は飲んでいなかった。どこかで誰かが邪魔だてをしているようで、さらに新聞には、大君(将軍)は日本の正式な皇帝ではないとも書かれていた。しかし執り行われた謁見式で衣冠姿の昭武は、慶喜の国書を読み上げる。

日本ではロッシュが、フランスの支援の交換条件として生糸を最優して売ってくれと頼み、また、ナポレオン3世のようにやれと付け加える。その後慶喜は各国の公使を招いて夕食会を催し、パークスはサトウに、シーボルトのことについて尋ねる。サトウはうまくやっていると言うが、パークスは慶喜のもと、幕府が持ち直すのではないかと懸念していた。島津久光は四侯会議を開き、主導権を奪い返そうとするが、慶喜は国内の一小事より日本国の大事と言い、カメラを持って来ているので撮影しようと言い出す。

そして血洗島では、平九郎の養子の件が切り出される。平九郎は尾高の家を心配するが、尾高家も侍になりたいのを我慢し、家業に励んでいた平九郎の気持ちを汲んでやりたかった。しかもこれで直参になれるのである。お千代は夫から貰った短剣を見せる。この先何があるかわからないから、形見だと思っていると千代は言い、うたにもそのことを聞かせていると言う。しかしうたでは跡取りになれない。お千代のその言葉もあり、平九郎は渋沢家を継ぐことにした。平九郎が渋沢を継ぐことを知ったていは、同じ苗字でまるで夫婦だにいと言う。

同じ頃、パリでは滞在費用がかさみ始めたため、随行員たちはホテルを出てアパルトマン暮らしを始め、篤太夫は昭武の住まい探しもしていた。これで篤太夫は、通史の山内文次郎に家賃を値切るよう談判を頼むが、それはできぬの一点張りであったため、侍は金に頓着がなさすぎるとこぼす。その時六三郎という男が、ここの住人からポトフを貰ったと言って部屋に持ち込む。篤太夫はこの六三郎を連れて再び出かけ、やっと家賃の交渉に成功する。実はこれも水戸藩士が難癖をつけるが、昭武は気に入ったようだった。

やがてその後一行はパリ見物に出かけ、ナポレオンの墓所や廃兵院、舞踏会などに刺激を受ける。しかしそろそろ滞在の金が尽きようとしていた。幕府でも、パリでのよからぬ噂は知れ渡っていた。またパリの滞在先で一行は、例の借款の件が白紙撤回されたことを知らされる。この頃五代はフランスと幕府の引き離しに成功し、幕府のコンパニ―の夢もついえると目論んでいた。大久保は、慶喜は切れる男だから気を付けるように言うが、五代は、頭はあっても金がないとどうにもならない、後は頼むと言って長崎へ戻る。

***********************

やっとこさ一行はパリに着きますが、通詞として頼りにしていたシーボルト(フランツ・シーボルトの子、イネ・シーボルトの異母弟)は、実はイギリスと通じ合っていました。何せこの時代、イギリスもフランスも、日本国内でのごたごたを利用したいという気持ちはあったはずで、これを見る限り、幕府もちょっと見方が甘いように思えます。そしてこの回、フランスロケも当初予定されていたのでしょうが、何せ今のこの時期行けるわけもなく、VFXを駆使して何とかパリを作ったようですね。パリロケと言えば、『獅子の時代』で徳川昭武一行が、1979年年当時のパリに乗り込むという、斬新なロケをやっていたことがあります。

水戸藩士たちは案の定、日本流を押し通そうとし、コーヒー一杯にまで毒見をする有様です-無論、それが彼らの忠義の証であったことは否定しませんが。ただでさえ慣れない異国の生活で戸惑う篤太夫は、そんな彼らを何とか説得しますが、万博会場に行けば行ったで、日本とは別に琉球王国、実質薩摩の展示場が設けられている始末です。しかも表記のまずさから、日本には2つ政府があると思い込ませることになり、日本は連邦国家である、大君は本当の皇帝ではないと、妨害工作とも取れることが何度も起こりますが、昭武は何とかナポレオン3世に拝謁します。

慶喜によるこの国書、当然源慶喜の名が記されているのですが、この回に関するとあるコメントで、この「源」が不思議だといった意味のものがありました。将軍家は源氏ですから、正式な文書はもちろんこの署名となっています。ただ徳川家は元々藤原氏ではあったようですが、詳しいことは家康公のみぞ知るでしょうか。だから今回はお休みだったのかも知れません。

それから篤太夫、船酔いをしつつも洋食にすぐ慣れる適応能力の高さですが、一方で口にもしていないベーコンを、塩漬け肉だと見破ってしまっています。誰かから事前に教えられていたのでしょうか。またフォークやナイフもよく知らないようですが、コーヒーカップはちゃんと取っ手を持っていますね。しかもクリームを入れて、美味しそうに飲んでいます。これを見て思い出すのが、『JIN-仁-』の野風の結婚式の回です。仁先生は現代からタイムスリップしているから、普通にコーヒーもワインも口にしますが、咲は慣れていないせいもあり、コーヒーの苦さに顔をしかめます。篤太夫はともかく、あの当時の日本人の味覚からすれば、不思議な飲み物ではあったでしょう。

そのコーヒー絡みでもう一つ。篤太夫たちはパリ滞在費が底をつき始めたことから、アパルトマンに移りますが、この時のコーヒーを淹れる仕草も、結構手馴れているように見えます。何だか現代ドラマで、ルームシェアをしている仲間同士が、ダイニングでバリスタやドルチェなどを使って、コーヒーを淹れているようです。この時代の人らしい、西洋の文物に接する際のぎこちなさがあまり感じられず、その点が気になると言えば気になります。あと六三郎を連れて行った件ですが、この人物なら人に好かれると踏んでのことでしょうか。

そして四侯会議ですが、この大河の幕末史関連シーンにありがちな尺と説明の短さが気になります。一応「徒然」の方でも書こうと思いますが、この会議、確か何日間も続いていますね。またナレでは薩摩が倒幕に踏み切ったとなっています。しかしこの場合、薩摩が政治による慶喜への牽制に見切りをつけ、「武力による」倒幕に踏み切ったと取るべきでしょう。尚この時以降、山内容堂は島津久光と一線を画するようになります。あと慶喜がカメラを持ち込むシーン、これは『西郷どん』にもありました。

それから五代と大久保利通が密談めいたことをやっていますが、正直言ってこの回の中で、ここのシーンが一番大河らしいなと思いました。四侯会議をもう少し詳しく描いて、その後にこれを持って来れば、いよいよ薩摩が幕府を潰しにかかっているという実感が伴ったはずなのですが。五代の
「頭はあっても金がないとどうにもならない」
言い得て妙です。

飲み物-アイスコーヒーブラック
[ 2021/07/16 01:00 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞』本編第4巻の内容について

今回も第3巻同様、2回に分けて書きたいと思います。

<黄色ブドウ球菌>
酸素を運ぶ赤血球が細菌に襲われる。しかしその時、謎の防護服の細胞が出て来て細菌を退治してくれた。白血球が駆け付けた時にはもう既に事態は収拾されており、白血球はあれは単球で、一緒に仕事をすることがあると赤血球に教える。この単球は、食作用も遊走もかなりできるらしい。

しかしそこへ別の細菌が現れる。彼らは鼻腔に現れた黄色ブドウ球菌だった。白血球がやっつけたかに見えたが、彼らは個々の球体がブドウ状(名前の由来)にまとまり、しかもコアグラーゼと呼ばれる酵素を利用してフィブリンをまとい、白血球の攻撃から逃れる。しかしその時、例の防護服の細胞がまた現れ、血管の外であることから衣装チェンジを呼びかける。

その声に赤血球は聞き覚えがあった。この単球の正体はマクロファージだったのである。マクロファージたちは鈍器を使って次々とブドウ球菌をなぎ倒し、これで細菌たちは全滅する。この両者が同一人物であることを知って、赤血球は驚くが、乙女には秘密の1つや2つはあると言って、マクロファージは去って行く。彼女たちは、実にいくつのも顔を持つ細胞である。

<デング熱>
表皮付近で有害物質の反応があり、マスト細胞がヒスタミンを大量に出した結果、かゆみ神経がショートし、一般細胞たちから苦情が来る。ヒステリー細胞と呼ばれたマスト細胞は激高し、自分は今後何もしないと口走ってしまう。その時赤血球はある人物と鉢合わせしそうになるが、その人物こそランゲルハンス細胞だった。

表皮付近で抗原が多いから気を付けるようにと言って、ランゲルハンス細胞は去って行くが、その時天井に穴が空き、麻酔にかかった赤血球たちがどんどん吸い上げられて行く。赤血球もさらわれそうになるが、ランゲルハンス細胞のおかげで危機を脱出できた。しかしその場に残された天狗のお面をランゲルハンス細胞がつけたところ、様子がおかしくなり、葉団扇を持って踊り出す。

しかも同じような細胞が次から次へと増え、その様子を見たマスト細胞はヒスタミンを出すべきかどうかで迷うが、好塩基球に「自分が信じた道を勧め」といった意味のことを言われ、結局彼女はヒスタミンを放出して血管を広げ、免疫細胞の集合を助ける。これによって増殖は免れた、一般細胞たちも感謝するが、マスト細胞は自分は最初から悪くないと怒り出し、そこでまたひと悶着起きてしまう。

<出血性ショック(前編)>
赤血球も後輩をまかされるようになった。しかし彼女の態度があまりにも落ち着いているため、後輩なのに敬語を使ったり、仕事の内容については後輩の方く知っていたりで、赤血球も正直何を話せばいいのかよくわからなかった。常に冷静な彼女に対し、赤血球は白血球を紹介しようとするが、白血球は細菌を捕まえているさなかで、しかもその後輩は、「正義と暴力をごちゃ混ぜにした矛盾集団」と免疫細胞を批判する。

赤血球は万事タイミングが悪く、また彼女たちも細菌退治の巻き添えで血しぶきを浴びたため、体を洗う。赤血球は体を温めようとお茶を買ってくるが、ここは普通タオルではないかと言われてしまう。また酸素配達でも、わかりきったことを長々と言うため注意され、好酸球をあれこれほめた時は、本人にばつの悪そうな顔をされた。おまけに血小板を紹介していた時、彼女自身がフィブリンに巻き込まれそうになり、結局白血球がこっそり様子を見に行く有様だった。

しかしその瞬間轟音が響き、血球たちは体の中心に集まれと白血球から教えられるが、血圧上昇により皆が押し流されそうになる。生命にかかわるレベルの頭部外傷のため、白血球は損傷部に集まり、血小板は修復作業を行い、赤血球は酸素運搬をするように指示が出ていた。そこへ出て来た緑膿菌を白血球はかろうじて倒すが、血球たちがどんどん流出していることもあり、その付近には血球が一人もいなかった。


まず黄色ブドウ球菌。厄介な相手ではあるのですが、最終的に防護服を着た単球が仕留めてくれます。でその単球なのですが、血管外だから衣装チェンジしてマクロファージになると描かれていますが、当然ながら単球は衣装を着替えるのではなく、血管外でマクロファージや樹状細胞に分化するのですね。

デング熱。日本ではあまり知られていませんが、いくつかの症例が報告されてもいます。この場合蚊に刺されることで、血球たちが麻酔をかけられたようになり、どんどん吸い込まれてしまいます。赤血球はランゲルハンス細胞に助けられますが、その時落ちていた、「デング」に引っ掛けた「天狗」のお面をランゲルハンス細胞が付けたことで、デングウイルスが増殖するという展開になっています。

それにしてもマスト細胞が散々悩んでヒスタミンを放出した割には、道が開けるのがちょっと呆気ないかと…。後の方のコマでやけに彼女が賞賛されていますが、それよりも、どのようなメカニズムで道が開けるかをもう少し描いてほしかったです。あとここでも白血球が来ていますが、この場合T細胞は関わるのかどうか、その辺りも詳しく説明されてよかったかと思いますし、デング熱とデング出血熱の違いにも、触れてほしくはありました。

この
蚊に刺されて血球が吸い込まれる
ヒスタミンが放出される
は、『はたらく細胞フレンド』第5巻の「整骨」にも出て来ます。オタク的なマスト細胞が、ストレートネックで整骨院に行ったところ若返り過ぎて赤ん坊になってしまい、蚊に刺されたからとヒスタミンを出そうとしても、何せ体が赤ん坊なのに加えて、元々の性格もあり、過剰のヒスタミンを放出してしまいます。

出血性ショック。これは前後編のうちの前編です。どう見ても自分より遥かに頭が切れる後輩に、赤血球がたじたじとなるのですが、その時頭部に外傷があり、出血がひどく血球がどんどん流れ出します。とりあえず、残った赤血球たちは酸素を細胞に配達するわけで、これは『はたらく細胞BLACK』と似ていますが、BLACKの方が体内環境が悪いだけに、本編より手際はいいようです。それはともかく、
なぜ白血球が他の血球たちの心配をするのか
は疑問ではあります。この場合白血球は、傷口付近で抗原の侵入を防ぐのが仕事であり、仮に赤血球たちが気になるにしても、生きていたらまた会おう位の一言を残して、傷口に急行する方が、かっこいいのではないかと思うのですけどね。

あとデング熱回で出て来る好塩基球、『ゲゲゲの鬼太郎』の名無しをちょっと思い出します。

飲み物-アイスカフェラテ

[ 2021/07/15 01:30 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『黄金の日日』に思うこと

『黄金の日日』のアンコール放送については、以前も明智光秀関連で書いたことがあります。商人が主人公で、その意味では今年の『青天を衝け』と似た部分があります。とはいえ時代背景も、また主人公の境遇も大きく異なりますので、同列には論じるのは難しいでしょう。

この大河が面白いと感じる人はかなりいるようです-三谷幸喜氏もそう語っています。実際キャストも豪華だなと思いますし、その当時としては珍しく海外ロケも行われており、予算もかなりの額ではなかったかと思われます。またそれまで武士の視点からだった大河を、商人の視点からにしたという斬新さもあるでしょう。ただそこまで面白い大河であるかと言われると、正直な話何とも言えません。描写やキャラ設定などはいいと思います。

ただ私としては、同じ戦国時代を舞台にした『風林火山』、あるいは『独眼竜政宗』などの方が、題材としてはオーソドックスながら、かなり面白い大河であるかと思います。確かに1978年当時は、かなり攻めた大河ではあったのでしょう。しかし2021年の今観た場合、面白くはあるけれど、ずば抜けて面白いかと言うと、残念ながらそうでもない。少なくとも私はそう感じてはいます。

飲み物-黄金色のビール
[ 2021/07/15 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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