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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2021年05月

久々に『麒麟がくる』を観ました

久々に『麒麟がくる』の、足利義昭が信長を敵視するようになる辺りの回(「義昭、まよいの中で」「訣別」)を観てみました。それで感じたことですが

衣装関係
  • 「やはり」衣装の色彩がおかしい、天然の染料であそこまではならないでしょう
  • 信長の服装も相変わらず派手派手しいのですが、所謂「かぶき者」のイメージとはちょっと違いますね
  • 公方様は側に駒しかいないのに、立烏帽子に直垂なのでしょうか
  • 光秀が三条西実澄の従者となるシーンで、公家風の装束を身に着けていますが、こちらの方が似合うように思います
  • それにしても光秀はかなり衣装を変えているのに、三淵様は最初から同じ直垂を着ているのはなぜでしょうか

ストーリー及び演出
  • こちらも「やはり」オリキャラが出過ぎ。駒と東庵と伊呂波太夫を出すために、脚本に手を加えた感もあり
  • 秀吉の母なかが、かなり派手な「ちゃんちゃんこ」様の物を着て、明智家を訪ねて来たりしていますが、流石にあれはないでしょう
  • 光秀と他の武将が話すシーン、あんなオープンな状況下で話すでしょうか。あれでは話の内容が外に筒抜けではないのでしょうか。
  • 光秀と熙子が、建築中の坂本城から琵琶湖を見るシーン、『功名が辻』の一豊と千代を意識しているように見えます。そういえば制作スタッフに、この時のディレクターが入っていましたね
  • それから玉三郎さんはやはり女形の方がいいと思います

この時期、足利義昭が段々と信長を疑うようになり、光秀もまた矢面に立たされるわけで、題材としてはいいのですが、如何せん描写がオリキャラ中心に進んでいる感があって、それで興を削がれます。
あと衣装の色も、最初から見ると少し抑えたようにも見えますが、黒澤和子さんの「戦国時代だから思い切り派手に」の方針は、今後も変わらないかも知れません。『どうする家康』の衣装が今から心配になります。

以上様々な点をひっくるめた結果、やはり『青天を衝け』の方が大河らしく見えます。無論、こちらも疑問がないとは言いませんが。こちらの方の衣装に関して言えば、黒澤さんが公式サイトで、幕末は服装がとても地味な時代だと、何やら地味であることが不満であるようなコメントをしていますが、彼女に取って地味なくらいが、視聴者にはちょうどいいのではないでしょうか。


飲み物-サングリア

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[ 2021/05/31 23:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞』&『はたらく細胞BLACK』OP/OP Themes of ”Cells at Work!” and "Cells at Work Code Black"

そして『はたらく細胞』本編第1期と、『はたらく細胞BLACK』のそれぞれOPです。本編のもいいのですが、BLACKのOPの『走れ!』結構好きです-今回はPOLYSICS with ヤマサキセイヤのライヴバージョンで。尚本編の方ですが、ドイツでのTV放送の物と思われます。

The OP themes of "Cells at Work" and "Cells at Work! Code Black" (live version).

Cells at Work!(Season 1)




はたらく細胞BLACK(Cells at Work! Code Black)X POLYSICS Collaboration Movie






[ 2021/05/31 01:15 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞』本編第2巻の内容について

第2巻です。今回より書き方を少し改めています。

<食中毒>
赤血球は白血球と初めて胃に来ていた。その時白血球のレセプターが反応し、細菌が侵入しているのがわかる。戦っているのはピンクの服、ツインテールの好酸球だったが、なかなか相手を撃退できず、白血球の手助けが必要だった。互いに挨拶を交わす2人を見て、彼女も白血球の仲間なのだと、赤血球は気づく。

しかし他の細胞たちは、弱いやつだと期待もしていないようだった。しかもまた細菌が侵入し、その時現れた好塩基球が謎めいたことを言う。どうやら腸炎ビブリオによる食中毒が起こったようだった。好酸球も戦うが、食われそうになった白血球が結局は死力をふりしぼる。しかし細菌性胃腸炎にしては症状がひどかった。

どうやらこの症状は、生魚に寄生していたアニサキスの侵入によるものだった。しかも好酸球は、この敵に一人で立ち向かうつもりでいた。一見無謀とも思えるこの行動だが、白血球は、あいつでなければ無理だと言う。そしてアニサキスを一発で仕留めた好酸球は、周囲からの賞賛を浴びる。そこへ好塩基球が、何やら予言めいたことをまたつぶやきつつ去って行った。

<熱中症>
体内は温度が上がり、ひどく乾燥していた。赤血球たちは歩きながら放熱しようとしていた。そんな中でも白血球は抗原駆除に追われていたが、彼の服装は見るからに暑そうだった。これで発汗すれば多少は温度が下がるのだが、体外の湿度が高すぎるせいもあり、汗が霧状にならず冷却できない。

白血球は血小板たちに麦茶を注いでやっていたが、体温冷却がうまく行かないなどの理由から、熱中症ではないかと疑っていた。その時地面が傾き、何やら奇妙な細菌が現れた。セレウス菌だった。セレウス菌は白血球にちょっかいを出すが、はなから戦うつもりはなく、体内で雲隠れを決め込むつもりだった。血流が速いのも幸いしており、白血球は赤血球たちの混雑の中で相手を追うことができない。しかも体内は暗くなっていた。

ついに白血球もばててしまい、セレウス菌はおまえまで熱中症かと嘲笑する、汗腺細胞の隊長は雨乞いを始め、白血球の追撃も効果なく、セレウス菌が体を乗っ取ったかに見えたが、体外から水分が補給されたため、セレウス菌はあえなく御用となった。その後太い血管の周囲の冷気が強いとの情報から、皆首やわき下などに集まるが、白血球は仲間から、おまえは熱中症になったのかとからかわれていた。

<赤芽球と骨髄球>
赤血球はまた道に迷っていた。そこでたまたま目にしたのが、幼少期を過ごした赤色骨髄だった。ここで生まれた前駆細胞は、様々な種類の造血幹細胞に育って行くのだが、彼女は赤毛ということもあり、赤血球としてマクロファージに育てられる。やがて赤芽球となり、酸素の運搬を学ぶことになったが、方向音痴は先天的なもののようで、あれこれ迷った挙句目を回してしまう。

また血管の中の敵から逃れるため、好中球の先生が呼ばれ、着ぐるみの緑膿菌で脅かして逃げる訓練をするが、あまり遠くに逃げたため迷子になってしまった。そこで彼女は初めて、赤血球が働く姿を目にする。そこへさっきの着ぐるみと思しき細菌がやって来て、彼女は先生と呼びかけるも、それは本物の緑膿菌だった。何とか抵抗を試みて逃げるが追いつめられ、赤血球になる夢もついえたかとおもったその時、一人の少年が緑膿菌にたちむかう。

その子は将来白血球になる骨髄球だった。しかし子供でまだ非力であり、いよいよ危なくなったところへ、先ほどの先生とマクロファージが来て2人は難を逃れる。赤芽球は骨髄球にまた会えるかと尋ね、同じ場所で働いているからと彼は答える。その後赤血球は白血球とぶつかってしまい、お詫びをして表通りまで連れて行って貰う。その途中赤血球はふと、この白血球はあの子なのだろうかと思うものの、しかしそれを打ち消す。

それから「がん細胞」ですが、これは長くなるので、必要と思われる部分のみピックアップしています。

<がん細胞>前編・後編
一般細胞が奇妙な細胞に追われていた。白血球がそれを仕留めるが、キラーT細胞がウイルス感染細胞だから渡すように言い、そこへやって来たNK細胞は、これは猛スピードで増殖するタイプだと言う。そしてそこにいた一般細胞に道案内を頼み、キラーT細胞や白血球を無視して行こうとしたため、キラーT細胞とひと悶着起きる。何だかんだあったものの、結局3人は、ひとけのない団地に到着する。その頃赤血球は、なぜか靴紐が切れたり、梯子の下を通ったり、食器を持った人物とぶつかって皿が割れたり、果ては髪がざわついたりと不吉な経験をしていた。

団地に着いたキラーT細胞は、白血球と2人別の道を行き、NK細胞と一般細胞だけにさせる。そしてNK細胞は、一般細胞に正体を現しなと迫る。実は一般細胞を装っていたものの、彼は進行がかなり進んだがん細胞だった。だから2人を逃がしたのかと訊くがん細胞に、あんたの正体すら見抜けないあの2人は邪魔だったとNK細胞は答える。そしてがん細胞は攻撃の態勢に入り、NK細胞は冷静に立ち向かう。一方白血球とキラーT細胞は、プログラムを無視して増殖しまくる細胞、そして(転移の為の)引っ越し荷物を目にする。ここはがん細胞の巣窟だったのである。

2人に加えてNK細胞も、がん細胞の勢いにもみくちゃにされるが、当のがん細胞は、多勢に無勢で殺される気持ちを、免疫細胞に味あわせたかったと平然と言う。一方外の世界は平常通りだったが、この団地に向かって仲間たちがやけに栄養分を運んでいるのを見て、赤血球たちも手伝うことになる。中にはがん細胞たちがいて、彼女は少なからぬ恐怖心を抱く。団地の中では、キラーT細胞ががん細胞にバグリ野郎と怒声を浴びせるが、彼は以前コピーミスで生まれ、もう一人の細胞を殺された時に、同じことを言われた経験があったため、人を不良品扱いするなと言い返す。

自分は今後リンパ管や血管を巡って、お前の仲間を殺すとがん細胞は宣言する。それは自らの死をも意味するのだが、どっちにしても自分は死ぬ身だと言うがん細胞に、鉈が飛んで来た。がん細胞のことを聞きつけたマクロファージが、狙って投げたものだった。さらにNK細胞は、キラーT細胞を騙して抗体を浴びせかけ、それを見て大いに笑って活性化し、がん細胞に致命傷を与える。がん細胞はいまわの際に、自分を一般細胞として扱った白血球に対し、助けて貰って嬉しかったと言うが、白血球はお前は助けられないととどめを刺す。


先日、第2巻に入って、多少疑問点も出てくるようになったと書いていますが、それについては次回の投稿にまとめたいと思います。実際、熱中症の回では細胞たちのはたらきと言うよりは、外部からの医療という部分が大きいし、またがん細胞回では、正直言って内容の割にページ数が多く、それ以外にももやっとしたものを感じました。

あとこれはアニメの方ですが、『はたらく細胞BLACK』の方に乗り換える人もいるようです。実際本編のアニメの場合、尺稼ぎと思われる部分もあり、それがちょっとネックになっている印象を受けます。

それとBLACK、何度か書いていますが、最早スピンオフより主流作品の一つで、ウィキも本編とは別々になっています。アニメ放送の影響もあるのでしょう。なおこの本編、WHITEと言っている人もいますが、『はたらく細胞WHITE』だと、白血球、正確には桿状核球を主人公にしたスピンオフシリーズになります。

飲み物-パブのビール3杯
[ 2021/05/31 00:45 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞フレンド』番外編その4

第3巻後半部分だけで、2回も咽頭に出張したキラーT細胞の班長ですが、この体の持ち主はよほど風邪を引きやすいのか、あるいはうがいをさぼる傾向があるのか。無論コロナ禍であるか否かにかかわらず、うがいはちゃんとするに越したことはなさそうです。

ところでこの時、待ちくたびれた一部のメンバーが、宴会を始めるか否かで意見が割れ、何かと互いをライバル視する傾向のある白血球と、ひと悶着起こしてしまいます。班長の許可が下りているのだから、先に宴会を始めていてよかったのではないかとも思いますが。しかもこの時、幹事をやっていたナイーブ細胞は制御性T細胞となり、彼もまた咽頭方面に異動します。

ちなみにナイーブT細胞は、インフルエンザ回の影響もあってか、樹状細胞による活性化→エフェクター細胞と考えがちです。しかし要は新人研修段階のようなものなので、その後制御性T細胞、ヘルパーT細胞になる可能性も十分あります。

一方、キラーT細胞の強力さと、白血球の自由さを兼ね備えたNK細胞ですが、RS細胞の退治のために来たはずが、ガスの元栓を締めたかどうかが気になって、その場を離れてしまい、初売り回でも、餅つきをやっていたところでこの癖が出てしまい、そのため班長が餅つきをするはめになっています。尚このRS細胞の感染症、感染力はきわめて強く、咳がひどくなるとか呼吸が苦しくなると要注意と言われています。

また班長が詰所の改装のために、いわば「出稼ぎ」をする話ですが、どう見てもキラーT細胞の詰所は待遇が悪すぎです。以前も白血球には甘い物が差し入れられており、キラーT細胞の方は塩むすびなどということがありました-しかしあの塩むすび、結構おいしそうではありました。

ヘルパーT細胞は問題視してなさそうですが、この人の場合、買い物三昧でオフィスは要らない物だらけとなり、しかもスイーツばかり食べているわけで、キラーT細胞に対して、親身になっているとは到底言い難いようです。

次回は前にもちょっと書いていますが、麻疹ウイルスや赤痢菌が登場します。そしてガチャに夢中で仕事を省みない、きわめてワガママなマスト細胞も出て来ます。この辺が、本編の「一応は」仕事熱心なマスト細胞とは違ううえに、上から目線で他人を低能呼ばわりもしたがる、何とも困った人物ではあります。

それから本編の方の第2巻、そろそろアップします。何せBLACKの方が先行している状態ですので。ところでこれはアニメの方ですが、このBLACKが既に本家越えをしていると言われていますし、私も細胞本来の役目については、後者の方が描かれているかなと思います。本編も2巻目に入り、いくらか疑問に感じる点も出て来てはいるので、それについても書きたいと思います。無論これはBLACKのように、常に危険と隣り合わせでないからこそ生じる「ユルさ」とも取れますし、また月刊少年シリウスと、モーニングの違いであるとも言えるでしょう。


飲み物-パブのビール2

[ 2021/05/30 00:45 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『国盗り物語』に見る明智光秀 62

森蘭丸から光秀の謀反を聞かされた信長は、癖でちょっと首をかしげますが、すぐに
「是非に及ばず」
と言い、弓を取って高欄に出ます。そして矢をつがえて放ちますが、すぐに弦が切れ、槍を取って応戦します。
この応戦は最後まで働き続けようとする気持ちのゆえか、あるいはその人生の最終局面を、最も勇敢な形で飾ろうとする美意識の表れなのか、恐らくはその両方が入り混じったものと取れます。とにかく信長はよく戦いました。

そして長谷川宋仁を呼び、
「汝(うぬ)は武士ではないゆえ、死ぬな」
と言い、女どもを連れて落ち延びろと命じます。その後殿舎に火をかけさせ、濡れ縁に再び出たところ、庭は明智の兵で満ち溢れていました。信長の側近たち、あるいは別の宿舎から駆け付けた者たちも、次々と戦いの中で命を落として行きます。その時、
「右大臣家、御免候え」
と駆け寄って来た者があります。明智家の槍の名手、安田作兵衛国次でした。信長はこの者に一喝し、首を取るため近寄って来たこの人物は、不覚にも信長を拝跪します。

信長は振り向きもせず奥へ向かい、何度を立てきって障子を閉じ、燭台を引き寄せます。彼にとって他人に討たれることなどは許しがたいものであり、自分を殺すのは自分の他にはありませんでした。腹を搔き切り、介錯を誰がしたのかは不明ですが、首が落ち、ほどなくその体は灰となります。
その少し前、夫人の濃姫も絶命します。辻が花の小袖に襷をかけ、薙刀で応戦している内に、明智方の山本三右衛門の槍に掛かって果てています。彼女には実子がいなかったため、道三の血は彼女の代で途絶えました。

そして信長の嫡子信忠です。妙覚寺に宿を取っていた信忠は、包囲軍を崩しながら隣接する二条新御所に移り、この御所に住まわれる誠仁親王に危害が及ばぬよう、移座されるまで戦いをやめるように光秀に通告します。親王は、この時御所にいた里村紹巴が駆け回って手に入れた板輿で出られ、その後戦闘が開始されます。
なお信忠の家臣には、猪子兵助がいました。この人物は、例の正徳寺の会見の際、道三の家来として従っており、道三亡き後は織田家に仕え、そしてこの時は二条新御所から逃げ落ちて、秀吉に仕えて生涯を全うしています。

やがて信忠は二条新御所に火を放ち、自害します。首を打ったのは鎌田新介という者でした。信忠も、死体は縁の下に入れよと命じており、本能寺共々二条新御所も焼け落ちます。
その頃、別の人物が居城を発ち、出陣しようとしていました。細川藤孝です。信長によって、天子や公卿といった伝統が回復され、十二万石余りの大名となり、今は丹後宮津にいました。しかしこの城主は、名義上は息子の忠興となっていました。かつての足利家の臣らしく、二君には仕えぬという教養人らしさを見せたのですが、藤孝はそういう、処世術に長けた面を持ち合わせていました。

そして天正10(1582)年6月3日。予定通りに出陣するつもりでいた藤孝は、城を出るまでのしばしの時間を、大津から来た十四屋という町人との会話に当てていました。藤孝は名門出身でありながら、経済的に苦しい時代を過ごしたせいか、かなりの倹約家であり、衣服も具足も黒のみを用いました。黒は高雅であると思っているせいもありますが、汚れが目立たないのもその理由の一つでした。
また絵ぶすまなども用いておらず、如何にすれば金がたまるか、それを教えてくれたら銀百枚を与えると藤孝は言い、十四屋は、それがお金がたまらない一因ですと返します。この辺りが藤孝のいわば愛嬌でしたが、その時先に城を出た忠興が、慌ただしく戻って来ます。

本能寺の変、信長の「是非に及ばず」が出て来ます。この原作では、すべてを能動的にあきらめ去ったという解釈になっていますが、昨年の『麒麟がくる』関係では、あの光秀から攻められたのであればどうしようもない、そういった解釈も登場していました。ともかく、信長は明智軍を相手に戦い、また商人である長谷川宗仁や女性たちを逃がします。
ただ濃姫はこの場に残り、明智軍相手に奮戦した後に命を落とします。そして信長も、最早これまでと奥に入って腹を切ります。数えで49歳の生涯でした。その後嫡子信忠も、二条新御所から誠仁親王を逃がし、その後応戦した後に自害します。

この時親王のそばには里村紹巴がいました。紹巴は、あの連歌の際の発句が現実のものになったことを、どのように思ったでしょうか。
またこの親王は、本来であれば正親町天皇の跡を継いで即位するべき人物でしたが、この4年後に薨去し、遺児である和仁親王(後の後陽成天皇)が即位しています。
そして丹後宮津では、細川藤孝が出陣の準備をしていました。備中へ向かうつもりで、出陣までの間、大津の商人十四屋との会話を楽しんでいたのですが、前隊の指揮のために先に城を出た子の忠興が、城に戻って来てしまいます。その理由は何なのでしょうか。


飲み物-ショートカクテル
[ 2021/05/29 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

教派と聖日と海外ドラマ

少し前に『マスター・アンド・コマンダー』で、カトリックと聖公会に関する違いについて書いていますが、この両者には共通点もあります。まず儀式が多い、さらに聖日を重んじる辺りは似ていると言っていいでしょう。プロテスタント諸派になると、聖日を祝うことはそうありません。ただしクリスマス、復活祭そしてペンテコステはどの教派でも大抵祝います。

ところで、キリスト教の聖日は、日本でいう二十四節気とだぶることがよくあります。実はイエス・キリストも元々は夏の生まれであったのに、冬至の頃に聖日が設定されてしまったと言われており、古くからの土着の行事と、聖日が近い例はこれだけにとどまりません。

まず、二十四節気で言う「立〇」の場合ですが、

立春-聖燭祭(2月2日)
立夏-メーデー(五月祭そして労働者聖ヨセフの日、5月1日)
立秋-収穫記念日(聖ペトロの鎖記念日、8月1日)
立冬-諸聖人の日(11月1日)またはハロウィン(10月31日)
(ただしハロウィンはキリスト教の記念日ではありません)

そして春分または秋分、夏至または冬至に該当するのが
春分-マリアの受胎告知の日
夏至-洗礼者聖ヨハネの日
秋分-大天使ミカエルの日
冬至-クリスマス

尚元旦は「主の命名日」または「神の母聖マリアの日」となっています。

それから少し前に、『アンという名の少女』について書いた時、今時の風潮として、宗教色があまり感じられなくなっているとの指摘があったことに触れています。しかし欧米の文学やドラマは、少なからずキリスト教の影響を受けており、元々の『赤毛のアン』も、長老派教会の影響を強く受けているため、あまり否定するのもどうかと思われます。

ちなみに長老派協会は、質素を旨としており、牧師さんも普通のスーツ姿であったりします。文学ついでに、アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズの教会は聖公会ですが、ブラウン神父シリーズはカトリックです。

飲み物-赤ワイン

[ 2021/05/29 00:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』第15回に関して

今回の徳川家康公、元治改元、参与会議崩壊に加えて、一橋慶喜と平岡円四郎の名声の高まり、そして、篤太夫が「我がファミリーに入って来た」との説明です。

*********************

一橋家に仕えるようになった栄一と喜作は、初めての俸禄を受け取る。酒でも飲むかと言う喜作に、まず25両の借金を返すほうが先だと栄一。また2人は、一橋家の家来になったことを受けて、岡部藩の領民ではなくなった。さらに平岡円四郎は、栄一には篤(とく)太夫、喜作には成一郎という名前をつけてやる。この頃文久4年は元治と改元されており、朝議参与が勢いを失うと同時に、慶喜に対する期待が高まるようになって行った。

この一橋家では様々な身分の者を抱えており、猪飼勝三郎を除けば、原市之進は水戸藩出身、川村恵十郎は小仏関所の関守、そして黒川嘉兵衛は旗本といった具合だった。猪飼は元は小姓の出で、二度にわたる自分の過失を慶喜が責めなかったことで、生涯この主君について行く覚悟でいた。また一橋家に新しく抱えられた者たちは、攘夷にはまず日本国を強くすると決意していた。しかし篤太夫と成一郎は、薩摩は攘夷を捨てたが、自分たちは攘夷の志を捨てるまいと誓い、慶喜や平四郎を立てて攘夷を決行する機会を窺う。また長屋暮らしにもなれ、飯もうまく炊けるようになっていた。

そして篤太夫は、薩摩藩の折田要蔵の調査を任される。一種の隠密で、この折田は摂海防禦砲台築造御用掛で、天子の膝元である摂海(大坂湾)を守る役目だった。家茂が19歳になったこともあって、慶喜は近々将軍後見職を下り、禁裏や京の守りに専念しようとしていた。円四郎は、もし折田が有能な人間であれば、引き抜こうと決めていたのである。篤太夫はまず折田の塾へ入るが、真っ先に言いつけられたのは部屋の掃除であり、さらに絵図と本の写しを作ることだった。

傍ら塾で学ぶ篤太夫だが、折田は大風呂敷を広げたがるため、あまり信用されていなかった。また薩摩弁が他の藩士たちにわからず、ある程度薩摩藩士との接触があった篤太夫が、彼らに通訳をするはめになっていた。そのような折、篤太夫は西郷吉之助と席を共にする機会に恵まれる。西郷は折田が、大坂で旗本気取りでいることを見抜いていた。しかし西郷への接近は、三島通庸や川村純義、中原猶介らの薩摩藩士の警戒を強めることになった。

その一方で、なおも板橋宿に囚われになっている長七郎は、兄惇忠との再会を果たす。長七郎は自分が無実の者を殺めたことを後悔していたが、簡単に赦免される可能性は低かった。また市郎右衛門は、一橋家からの掛け合いで、栄一と喜作が岡部領から外れたことを話し、代官が二度と2人を領内に入れるなと言っていたと伝える。そんな頃、惇忠の弟平九郎は、兄長七郎のようになりたいと思いつつ、油売りに精を出していた。その平九郎は渋沢家のていに心を寄せていた。

その後京へ戻った篤太夫は、折田が評判ほどの人物ではないと円四郎に打ち明ける。また折田は山階宮家にも出入りしているが、あまり信用を得られていないようだった。また篤太夫は、折田に命じられた図や書の写しを持参していた。これに円四郎は満足し、それを目にした篤太夫は、関東から人材を連れてくることを提案する。この時期薩摩の勢いを恐れ、将軍後見職を退いた慶喜は禁裏御守衛総督となって、会津藩主の松平容保、桑名藩主で容保の弟の松平定敬共々、所謂一会桑政権を始めようとしていた。そして武田耕雲斎宛に、薩摩に対抗するべく300人ほどの兵を要請する。しかし水戸は藤田小四郎率いる天狗党が筑波山で兵を挙げ、混沌としていた。

やがて折田の塾を辞し、大坂を去ることになった篤太夫は、薩摩言葉の覚書を置き土産に残す。そして西郷から豚鍋を振舞われ、今後の政権について語り合うが、篤太夫は最早幕府ではなく、強い豪族が支配すると口にする。西郷は、薩摩ではいけないのかと問うが、篤太夫はこう言った。
「今の薩摩の殿様に徳がおありですか。ありならばそれもいいと思います。某は徳のあるお方に才ある者を用いて、国をひとつにまとめていただきたい」
西郷は篤太夫に感心しつつ、また彼を取り立てた円四郎にも感服する。しかし西郷は言う。
「あまりに先んこつが見えすぎる人間は、往々にして非業ん最期を遂げてしまう」

京に戻って来た篤太夫と成一郎は、一橋の屋敷の近くを、怪しげな者たちがうろついているのを見かける。そんな中、彼らは関東へ向かおうとしていた。

***********************

栄一が武士らしく篤太夫と名乗るようになり、一方で喜作は成一郎となります。無論2人のこういう待遇を血洗島の家族は知らず、ただ岡部の領民でなくなったことのみを聞かされます。その頃長七郎はまだ板橋宿の牢から出られず(その割に髪があまり伸びていませんが)、惇忠がやっと面会できたのみでした。その惇忠のもう1人の弟、平九郎は家業の油売りをしていました。

そして薩摩との関係ができてきます。篤太夫は大坂で、折田要蔵の塾に入りますが、何かと言えば「摂海防禦砲台築造御用掛」の肩書を口にする折田は、噂ほどではないことを見抜き、円四郎から命じられていた、この人物の調査を無事務めあげます。しかしこの篤太夫が、西郷吉之助と親しくしていたため、他の薩摩藩士たちの反発を買うことになります。ところでこの大河、小松帯刀の存在もそうですが(そもそも豚肉を差し入れたのはこの人ではないでしょうか)、島津久光の描き方もちょっと気になります。

そもそも横浜鎖港というのに久光は危機感を覚えており、これでは列強との戦争になると主張するのですが、この辺の彼の考え方がきちんと描かれず、ただ慶喜に反対する人物といった感じになっています。慶喜も前回でしたか、半年前まではあなたは攘夷と言っていたと反論しますが、列強の恐ろしさを実感している以上、考えを改めるのも当然ではあるでしょう。

制作サイドがよく知らないのか、あるいは敢えてそう描こうとしているのかはともかく、どうにも物足りなさが感じられます。あと西郷は軍賦役兼諸藩応接係となっているのに、この大河ではこの役職名が出て来ませんね。

何となく、『西郷どん』の吉之助とヒー様が懐かしく思えます。あと草彅さん、役作りのためかとは思いますが、セリフ回しが少し硬いようです。それから天狗党の蜂起ですが、水戸藩が幕末に於ける雄藩になれなかった、その一因とも言えます。

さて次回は円四郎暗殺です。これも『西郷どん』では、確か慶喜の身代わりになって斬られ、しかも長州の仕業とされたのみならず、中村半次郎までが疑われますが、実は斬ったのは水戸浪士でした。これを知ったヒー様こと慶喜は、怒りを通り越して笑ってしまいますが、今回はどうなるのでしょう。


飲み物-ウイスキーロック
[ 2021/05/29 00:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

『はたらく細胞フレンド』第3巻その2

『はたらく細胞フレンド』第3巻その2です。ところで先日、『はたらく細胞第3巻』という投稿をしていますが、『はたらく細胞フレンド』の誤りです。失礼いたしました、訂正しています。

<忘年会>
1年を通じて忙しいキラーT細胞。四季のウイルス、ムンプス、アデノ、ノロ、インフルエンザ。戦闘で貢献できないナイーブT細胞は、上司優先で忘年会の幹事を務めるが、班長は意に介していないようだった。とはいうものの、実は彼はこれを楽しみにしており、ならば二次会もブックマークしようと、この際大して必要もない気遣いをしてしまう。

しかし当日になって、咽頭の辺りが人出不足ということで出張を命じられた班長は一人で出向き、部下を先に飲ませる予定だったが、部下たちは彼の到着を待っていた。いい加減しびれを切らせた一人が限界だと言い出し、騒いでいる所へ静かにしてくれと別のグループが入って来る。それは白血球だった。今度はこの両者の間でもめ事が起きる。

ナイーブT細胞は班長に知らせようとするが、彼の気持ちをおもんばかったその結果、ウイルスをやっつけた頃を見計らってやっと連絡を入れる。班長が店に行くと、キラーT細胞と白血球が2人ずつ入口の前に正座させられ、しかもナイーブT細胞は制御性T細胞となって、咽頭付近に異動が決まったと言う。それはともかくとして、やたらに横文字や専門語を並べたがる彼に班長は苛立ち、送別会はASAP(As Soon As Possible)でお願いしますと言われてさらに苛立つ。

<備え>
キラーT細胞の班長の右腕は、班長同様に部下に厳しく当たっていた。一方で彼は、常にケガや事故を未然に防ぐ状況を想定し、「ニトル」なる店で、ログを1枚選ぶのにもあれこれ考えていた。その時RSウイルスが侵入し、ヘルパーT細胞に連絡を取るも、携帯の電波の圏外であったため彼は困り果てる。そこへやって来たのがNK細胞だった。

しかし、ガスの元栓が気になって彼女は戻ってしまい、やっと白血球が来て難を逃れる。2人はヘルパーT細胞に詫びるが、NKは常に周囲の危険を考えており、椅子の上に立って作業をしていた制御性T細胞を、落ちそうだと言って未然に助けたりする。そこで白血球が、大ざっぱな人と一緒にいたらいいのではないかと言い出し、赤血球も加わってグランピングに行こうと言い出す。

当日、何が起こるかわからない場合に備え、重装備のNK細胞と、軽装の赤血球の対比に班長と白血球は驚く。赤血球は心配事の9割は起こらないと楽観的だったが、実はキャンプ場にはRSウイルスが来ていた。白血球はダガーを抜こうとするが、NKは秘密兵器パーフォリンを取り出し、ウイルスを撃退する。それまではよかったが、今度はカギをかけたかどうかが気になり、そのまま帰ってしまう。

<初売り>
免疫細胞に取って、冬は特に大事な季節だった。血管が収縮しやすく、血の巡りが悪くなり、免疫機能も下がる上にインフルエンザが跋扈するためである。その班長の冬の最大の楽しみは、初売りの行列に並ぶことだった。ところが腸にウイルスが侵入したため出動命令がかかり、白血球2人を代わりに立たせる。白血球たちは椅子を貰い、行列を乱さずにいた。その後班長は最後の感染細胞を倒したところで、M細胞にそれが当たってしまい、M細胞は「ハッピーアポトーシス」と口にする。

彼の代わりに班長はパイエルで仕事をし、ワインと鏡餅のチャームを貰う。その後記憶細胞からは、「NK君、トリックオアトリート」などと言われ、B細胞のいる心臓(神社)まで彼を送って行く。白血球たちは半纏まで準備して貰いつつ、彼が戻るのを待っていた。その後彼は熊手を貰い、さらに振り袖姿の赤血球とNK細胞の餅つきに誘われるが、NK細胞はこたつの電源を切ったかどうか不安で帰ってしまい、また血小板が空腹そうであったことから、今度は餅つきを担当する。

白血球たちは遅くないかと不審に思うものの、人助けでもしているのだろうと言う。そこへ赤血球が、彼を乗せた人力車を引っ張って帰る。班長は白血球たちに、お礼として酒、チャーム、熊手と餅を渡し、何だか福袋みたいなとりとめのなさだなと言いながら、彼らはそれを受け取る。やっと行列に戻ったと思った班長だが、そこへ来たヘルパーTが初売りは3ヶ日明けだよと言い、彼はその3日後にまた並ぶことになった。

<シェア上司>
免疫細胞たちは互いに補完し合いながら仕事をしている。しかしキラーT細胞の詰め所はあまりに待遇が悪く、冬は窓にエアパッキンを貼り、床には新聞を敷いて寒さをしのぐ有様だった。その後好中球課に行った班長は、床暖房とこたつが完備しているのに驚き、待遇が悪すぎるとヘルパーT細胞に直訴するが、ヘルパーT細胞は、君たちは精鋭集団だからいいだろうとかわされる。

改装費用を稼ぐため咽頭地区に行った班長は、この地区の制御性T細胞(元ナイーブT細胞)に会う。彼は設備拡張の予算確保をしていて、班長を胃や脳、表皮にまで送りこみ、部下たちは喪失感を味わう。しかしヘルパーT細胞は、彼は戦いの中でしか生きられないから退屈だったなどと平然としていた。

その後皮下にいる班長に彼らは会いに行き、自分たちも現場に連れて行ってくれと頼む。班長も長期間持ち場を離れていたことに気づき、リンパ管に戻ることにした。詰所はSASUKEのセットのように魔改造されていたが、部下たちは大いに喜んでいた。


冬の時期ということもあり、何かと班長にお呼びがかかります。しかも咽頭地区ということは、風邪関係でしょうか。で、部下が忘年会の幹事を務めるのですが、班長がなかなか来ず、待っている部下たちもしびれを切らし、先に始めるかどうかでもめていて、今度はやはりその店に来ていた白血球ともめることになります。この両者は協力関係にもありますが、それだからこそと言うべきなのか、ちょっとした口論になったりもします。

ところでこの時班長のスマホに、「いこうよ乳酸菌の森」なるアプリがダウンロードされていますが、かの「あつ森」のようなゲームなのでしょう。しかし乳酸菌のゲームなら、何となくやってみたくもあります。

グランピング、NK細胞は敵軍に突っ込むような重装備ですが、パーフォリンを持参していたため、キャンプ場で出くわしたウイルスを退治できました。この人がパーフォリンを手にするところは、文句なくかっこいいと言えます。しかし今度は、家のカギをかけたかどうかが心配で、家に戻ってしまいます。NKさん、意外に細かいことが気になるタイプのようです。ところでこのRSウイルスですが、気管支炎などの呼吸器感染症を引き起こすウイルスです。

初売り回。
M細胞「ハッピーアポトーシス」
記憶細胞「トリックオアトリート」
お正月なのですが…記憶さんはまた名前を間違えていますし。
しかし赤血球ちゃん、振り袖姿で班長を人力車に乗せて、行列まで連れてくる辺り、なかなか逞しそうです。日ごとの酸素運搬で鍛えているせいでしょうか。あと白血球が人助けでもやっているのだろうと言うのは、当を得ています。この辺相手の人となりをわかっているのでしょう。

またキラーT細胞の詰所ですが、エアパッキンと床の新聞紙で寒さをしのぎながら、ウイルス退治に駆り出されるというのも何とも気の毒な話です。こちらの条件もそこそこブラックと言えそうです。結局詰所は原型をとどめないほどの魔改造で、SASUKEに出てくるアスレチック施設のようになっていましたが、部下は暖かいと満足そうです。ただ例の、ちょっと嫌味な元ナイーブが関わっているせいで、班長は複雑な思いです。

それから他作品ですが、『はたらく細胞BLACK』のOPテーマ、POLYSICS 『走れ! with ヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)』の動画はyoutubeに上がっているのですね。しかしこの「キュウソネコカミ」、正にこのシリーズの、困難な状況に立ち向かおうとする赤血球たちのようにも取れます。

以前何かのサイトで、『はたらく細胞』にガンダムが入っているといった内容の記述がありました。生憎ガンダムには疎い私ですが(エヴァンゲリオンよりは知識があります)、『ルパン三世』と『ゲゲゲの鬼太郎』は入っているのではないかと考えています。

飲み物-チューリップグラスのビール
[ 2021/05/28 01:15 ] 漫画・アニメ | TB(-) | CM(0)

『青天を衝け』明治維新編キャスト発表

『青天を衝け』の新キャストが発表されました。いよいよ明治維新編のキャストとなります。

渋沢栄一がさらなる転身を遂げる明治維新 
大転換期のステージで新風を吹き込む、新たな出演者が決定!
(NHK ONLINE)

出演者は以下の3名、カッコ内は役名です(敬称略)。

武田真治(小栗忠順)
大倉孝二(大隈重信)
山崎育三郎(伊藤博文)

流石に今回は、伊藤博文は浜野健太さん(『西郷どん』、『いだてん』での伊藤役)ではなかったようです。しかしこの山崎育三郎さん、何かで大河に出ていたと思っていたら、『西郷どん』の「紀行」の音楽担当でした。そして筋肉質でアクション系のイメージが強い武田真治さんですが、小栗上野介の役なのですね。

ところでこの3人、いずれも渋沢栄一に大きな影響を与えるであろう人物ですが、そしてこの大河に限ったことではありませんが、大河の登場人物の中にはモブでもなく、また特別出演的な役割でもないのに、1回きりの登場という人もいました。今回も始めの方の幕府関係者は、そもそも尺があまりなかった割に、登場する人物がやや多すぎたのではないかとも思われます。無論その逆もありますが。


飲み物-アイスコーヒーブラック
[ 2021/05/27 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

2021年トップリーグプレイオフトーナメント決勝と代表招集及び試合予定

ラグビー関連ですが、その前に。先日の『はたらく細胞BLACK』関連投稿で、文章の意味が通じにくい箇所がいくつかありましたので、訂正しています。

その『はたらく細胞』、医学とも大いに関連がありますが、ここでその医学の道に進む福岡堅樹選手について。先日のプレイオフトーナメント決勝でもトライを挙げ、チームの優勝で有終の美を飾りました。ご存知の方も多いと思いますが、既に順天堂大学医学部に進学を決めており、今後は医師になるための勉強に励むことになります。ラグビーに戻ってくる可能性は、本人曰く「基本的にやらない」とのことで、「青いフェラーリ」「世界最速のドクター」と評価された一人の選手が、惜しまれつつジャージーを脱いだことになります。(尤も彼はまだ『ドクター』ではなく『医学生』ですね)

閑話休題。その決勝、前半はサントリーのバレットのキックミスもあって、今一つ波に乗れない中、パナソニックがサントリーをぐいぐいと引き離します。やや一方的になったかと思われた後半、サントリーも攻勢にでてトライを挙げ、新人の斎藤直人も、スペースを見つけて相手インゴールに走り込むものの、結局相手をリードすることはかなわず、パナソニックが5点差で逃げ切り、トップリーグ最後の王者の座をつかみました。

しかしパナ10番松田力也、後半20分にキックの際にちょっと変な姿勢になったのですが、どうやら足がつったようで、やむなく退場せざるをえず、これは惜しかったですね。

サントリー 26-31 パナソニック
(赤文字勝利チーム)

さて次のリーグ戦は、来年1月からの新リーグとなります。その間は無論大学と高校の試合は行われますし、新リーグ絡みのPRあるいはイベントも行われるかと思いますが、何と言っても特筆すべきは代表チームの活動でしょう。ワールドカップ以来、1年7か月ぶりに招集された代表チームは、1か月後の6月26日に、エディンバラでブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ(以下、ライオンズ)と戦い、その後アイルランド代表とも試合を行います。

また秋には16週間の代表強化期間が設けられている由。恐らくは11月のスコットランド戦のみならず、例えば、北半球に遠征する南半球勢との試合など、他にもいくつかの試合が予定されているのではないかと思われます。

このライオンズとの試合は、6月26日にJSPORTS(22時30分~)と日テレ(23時~)で放送予定です。またその前に、こちらも久々招集のサンウルブズとの試合(リポビタンDチャレンジカップ)が組まれています。またHuluでの中継もあるようですが、生憎こちらはまだ詳しいことはわかっていません。それにしてもNHK、「今までのシーズンを振り返って」などと実況アナが言っていますが、NHK(含BS)で放送されたトップリーグの試合などわずかなものです。これがJSPORTSの関係者であれば、説得力があるのですが。



飲み物-ジョッキのビール

[ 2021/05/26 23:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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