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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2020年03月

『相棒』第18シーズン第12話「青木年男の受難」

『相棒』シーズン18第12回、青木年男拉致監禁の回です。監禁された中で彼は何をやっていたのでしょうか。

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ある朝サイバーセキュリティ対策本部の、土師太が特命にやって来た。青木年男が杉下右京から借りている本「蟻地獄図鑑」を返しに来たと言うが、杉下は心当たりがなかった。しかも青木は、緊急手術を受けるという電話をかけて来ていた。冠城が連絡しようとしても携帯はつながらず、さらに警視庁内部の資料に外部からログインした形跡があった。

青木の仕業と睨んだ杉下と冠城は、青木のマンションの外で、彼のカバンを発見し、何かで拉致されたと考える。刑事部長の内村は、アクセス権停止を命じるが、そうすると警察が気づいたことがばれ、青木の身に危険が迫る可能性があった。一方で、青木の性格からして素直に言うことを聞くとは思えず、情報を易々と相手に渡すリスクも低いと考えられた。案の定青木は屁理屈を並べ、犯人に自分の主張を呑ませようとしていた。しかしもし殺されでもしたら、警察がマスコミの餌食になることは避けられず、また青木もそれを見越してわざとパスワード解析に時間をかけているように見えた。

外部に漏らすなという内村の命令のもと、捜査一課は現場へ向かい、特命はファイルにあった神田北署へ行った。2019年の事件ファイルをすべて見せてくれという要請に、神田北署刑事第一課係長の後藤は、怪訝な表情を浮かべる。それは署長の梅本も同じだった。結局木村という巡査がファイルを持ち出し、さらに後藤から2人を見張るように命じられる。

一方青木は、ナイフを突きつけられながらも、敢えてパスワード解析に時間がかかるふりをして、時間稼ぎをしていた。青木がログインしていたのは、金狼会幹部刺傷関連のファイルで、木村は杉下たちの要請ですべてのファイルをコピーする代わりに、木村は捜査の同行を願い出る。金狼会の広瀬は、銀龍会の組長黒川の愛人に手を出したことで、銀竜会の古参相良に刺殺されかけたと話すが、黒川はそれを真っ向から否定する。

組対5課の暇課長こと角田によると、相良は昔ながらの情に篤いヤクザで、だれかの身代わりをしているのではないかと言う。また木村はその前に、飲み屋で相良が、組の構成員河野を組から抜けさせようとしていたのを目にする。その河野は、黒川の息子龍臣から呼び出しを受けていたが、当日は黒川にも龍臣にもアリバイがあり、後藤はそのまま相良を送検してしまう。しかも相良は取り調べではかなり詳しく供述し、誰かを庇っているように見えた。

青木は別の資料ファイルにもログインを試みていた。杉下は土師の助けを借り、石井直久という人物が、息子琢也が事故で搬送されたと連絡を受けて病院へ急ぐ途中、石段で会社員の千葉義人を押しのけ、死亡させたことを知る。杉下と冠城は再び神田北署へ行き、木村に映像をチェックしたいと言うが、防犯カメラの映像はなく、神田北署ではこの石井の自供と千葉に同行していた浜崎、戸川の証言のみで送検し、石井は重過失致死罪となっていた。冤罪の可能性もあるというのに、石井本人もその事実を受け入れていた。

その後冠城の調査により、千葉はパワハラをしていたという事実が浮かび上がるが、調書にはそれは記載されていなかった。浜崎と戸川がパワハラを逆恨みし、それを利用して、転落した千葉の息の根を止めた可能性もあった。しかも木村はその操作を途中で降ろされていた。防犯カメラの映像があればという杉下に、冠城は何とか映像を調達する。そんな中、事件の関係者で所在がわからない人物が浮上する。それは石井の息子で、慶明大の学生の琢也だった。

就活を控えて、父親が犯罪者では具合が悪いからだと伊丹は言うが、もし琢也が犯人の場合、自分の犯行だとバレないように、他の事件のファイルにもアクセスをさせた可能性もあった。しかし杉下は別の可能性もあると指摘。その時土師から、青木が後藤個人のファイルにアクセスしたとの知らせが入る。そのデータが杉下のPCに送られて来たが、それは例の画像に映っていたタクシーのドラレコ映像で、事のなりゆきは石井の証言通りだった。これが犯人が知りたかったの映像だとすると、青木は…と冠城が言いかけた時、杉下の携帯が鳴る。

青木は犯人に脅されつつもファイルをすべて閉じようとするが、その時PCの画面にウイルスの警告メッセージが出る。これに怒った犯人は青木を押し倒してナイフを振るう。杉下たちは現場に行き、そこに倒れている青木を見つけるが、青木は目を開いてこう言った。
「もうちょっと寝させてくださいよ。僕、ずっとろくに寝てないんで」

そこへ木村がやって来た。しかし彼の目当ての石井琢也は既に警察に出頭していた。木村は青木が琢也を装って送った偽メールにつられ、現場へやって来たのである。そして青木はその場を去って行くが、自分を利用したことを一生恨むと捨て台詞を残して行く。

杉下たちは、神田北署に着いた直後に、青木が誘導するかのようにファイルにアクセスを始めたことから、署内に調べてほしい人物がいたと睨んでいた。木村は石井の事件を降ろされたにもかかわらず、事件に詳しいことから独自調査をしていたのである。相良の件もしかりだった。しかしキャリアである梅本は、操作効率を重視していたのである。木村は神田北署に来た琢也の訴えを聞き、琢也が無実照明のためなら何でも協力すると言ったこと、後藤が何か証拠をつかんでいることから、青木を使って冤罪を証明しようとしたのである。

また千葉の横暴があると立件し難いことから、それを敢えて後藤は隠したのだった。すべてを明らかにするべきと言う木村の理念に対し、杉下は琢也を犯罪者に言及した。しかも琢也は木村を庇っていた。琢也を死なせないために木村は急いだが、彼にこのようなことをさせたのは自分だとわかっていたからだった。杉下は警察官としてそれを恥じるようにと言い、さらにこうも言った。
「もっとも君がこの先、警察官でいられるなんの保証もありませんがね」

木村は最後に一つだけ頼みがあると言った。杉下と冠城はまたも神田北署を訪れる。実は、後藤も木村と同じ考えであり、また広瀬が刺された件も木村は独自に調べていた。一方捜査一課は、龍臣を真犯人と睨んでいた。その証拠も挙がっており、龍臣が何と言い訳しようが、相良に身代わりをさせたことに変わりなかった。

最後に青木が特命にやってくる。杉下のおかげで土師に借りができたこと、あのウイルスの件も気づいていたのではないかと問い詰め、早々に救助に向かわなかったことで、真相究明を自分の命より重視する気かと声を張り上げた後、実際には杉下は借りていなかった「蟻地獄図鑑」を持ち帰る。

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青木年男の受難
犯人からナイフを突きつけられる青木年男(テレビ朝日公式サイト)

青木年男、上層部からも捜査一課からも「あの青木だから」で片づけられるのには笑ってしまいます。しかも杉下右京から借りた本が「蟻地獄図鑑」などというのも、この人物らしさを感じさせます。またウイルスの警告が出る際には、恐らくそのことを知っていたと思われますが、犯人が慌てているのにしらばっくれる辺り、また冠城が心配して駆け寄っても、「寝かせてくださいよ」などと堂々と言う辺りも如何にもです。杉下を自分と同等に見たがるところは、中の人が同じという点ということもありますが、正にパペットホームズのベインズと一緒です。このベインズも物言いはねちっこくて時に嫌味で、しかもホームズを勝手に自分のライバルとみなし、ホームズと知恵比べまでやってのける人物ですので。

この回は、本人の自供のみで送検させてしまう神田北署と、それに疑いを持つ木村巡査の対比が描かれています。事の真相を知りたい木村は、自ら捜査に同行させてくれと頼むのですが、その木村が最後の最後で、琢也に犯罪を起こさせることになってしまいます。善意が仇となるということか、行き過ぎた正義感と言うべきなのか。結局金狼会の広瀬を刺したのは、相良ではなく、河野を呼び出した黒川の息子龍臣であることが判明しましたが、琢也の父直久は冤罪になるわけでもなく、重過失致死罪が重くのしかかることになります。

しかし冠城亘も内村刑事部長に対し、このことが衣笠副総監にばれたらなどと揺さぶる辺り、特命らしくなって来たものです。一方で土師太、この人物がまたどこか変わっています。組対5課の方から特命を覗き込んでいることで、初めて気づかれるわけですが、しかし土師にしてみれば「出戻り青木」に大いに恩を売れるので嬉しい限りでしょう。無論青木に取っては、それが癪で仕方ないわけですが。

ところで先日『麒麟がくる』の松平広忠が暗殺されるのと、この回の青木が、こちらもまた中の人が同じということもあり、ダブると書いています。これ、広忠が相手に連行されて、あれこれ駆け引きを持ちかけるような展開であれば、さらに似ていたのですが…あちらはちょっと呆気なかったですね。

それから先日、コロナウイルスによるテレワークに関するニュースで、ハッキングに注意するようにと、こちらは本物の警視庁サイバーセキュリティ対策本部の方が警告していましたが、どうにもこうにも『相棒』がダブってしまいました。

[ 2020/03/24 00:30 ] ドラマ 相棒 | TB(-) | CM(0)

藤井雄一郎氏のインタビューに見る協会の問題点 4

先日の、藤井雄一郎代表強化委員長のインタビュー記事の続きです。日本はスーパーラグビーを撤退するどころか、寧ろ複数チームを作って参戦すべきというのが藤井氏の意見であり、さらにプロチームとしてユース育成組織を重視しています。

やはり、プロチームがないと育成が進まないんですよ。プロチームがユースチームを持って、ユースの選手を育成すれば、選手の情報も共有しやすいし、U20などのユースチームも作りやすい。海外の大会に参加したり、海外のチームに留学させることもやりやすい。

今のシステムだと、選手がバラバラに大学に行くから、どうしてもその大学のカリキュラムに縛られる。試験があればそこは外せないし、トップリーグの企業に入れば、研修があったりする。人生設計でそっちを選びたい選手はそうしていいけれど、現在はプロとして、競技に集中したいと思っている選手がたくさんいる。そういう選手に選択肢を示してあげないといけない。

私としては、新リーグのチームはユース組織を持ち、高校大学の枠に囚われず、そちらでプレイをした方がいいと考えていますが、まずサンウルブズにこの組織を持たせるのもいいでしょう。というか、プロアマに関わらず本来は下部組織を持ち、子供たちや高校生などをそこで育てるのが望ましいのですが、日本の場合企業、大学そして高校と別々になっていたため、そういう一貫性のある育成組織を作れなかったというのが実情です。こういう育成過程の方が学校と切り離せるため、ある程度の試合数も経験でき、若くして代表入りを果たすことも可能ですし、現にそういう育成組織で育った海外の選手を相手にする以上、これもまた避けて通れない問題です。

そして藤井氏は、次のようにも語っています。

次に必要なのは、価値があがったものを、対価を払う人のところへちゃんと売ることです。昨年のワールドカップで日本代表があれだけ躍進して、日本中にラグビーブームが起こって、ワールドカップ組織委員会は60億円もの収益をあげた。なのに、日本協会には全然お金が入ってこない。

選手があれだけ頑張ってワールドカップで勝って、日本ラグビーの価値を上げた。なのに、日本協会ではそれをちゃんと売ることができていない。結局、いままでのラグビー協会の仕組み、やり方、マーケティングを委任している業者が、そういう方向を向いていないから対応できない、発想も出てこないんです。

そして代表強化費も削られている点にも言及しています。費用を削られることが、如何に強化に響くかは『ノーサイド・ゲーム』でも描かれていました。特に今年は強豪国との対戦を控えており、その結果が次のワールドカップのシードに影響するわけで、逆に予算をさらに増やすべきなのですが、なぜそうならないのか。実際外国人選手の間でも、日本ラグビーの評価は上がっているのに、その評価を上げた選手たちを売り込み、費用を獲得するという発想になっていないと見るべきでしょう。

日本ラグビー界の「商品」、つまり選手に関しては、これも20年ほど前から、まず商品を作ってそれを売り込むようにしないといけないと、当時の社会人リーグの外国人コーチに指摘されてもいました。その20年後、「商品」は既に存在しているにも関わらず、なぜかお金が入ってくるようになっていない。この点も、その道のプロに委ねる必要があります。そのためにも、各分野のスペシャリストである理事の力を借りるべき、でないと次のステージに行けないというのが藤井氏の考えです。

チャンスをつかもうという選手が増えていますよね。だからサンウルブズの今後、日本とスーパーラグビーの関わり。まだまだ動きはあると、僕は見ています。そして、動かなければ未来はないと思っています。

「動かなければ未来はない」というのは、なかなか厳しい意見ではありますが、見方を変えれば、まだまだ協会はこういうことに対して、迅速に対応できるようになっていないということです。スーパーラグビーは現在コロナウイルスの感染拡大防止のため休止中ですが、今後何らかの動きをこちらから仕掛けることも必要になるでしょう。

次回は、日本の国内シーンと代表試合に、スーパーラグビーを組み込む件についてです。これは清宮克幸副会長も、同じことを提案しています。
(この項続く)

飲み物-ビールと夜景
[ 2020/03/22 23:15 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

藤井雄一郎氏のインタビューに見る協会の問題点 3

藤井雄一郎代表強化委員長のインタビュー、後編はサンウルブズ関連のインタビューです。今回は協会というより日本ラグビー界の問題点ともいえます。

日本ラグビーの交渉役、藤井雄一郎。
<後編>サンウルブズの可能性と存続。

これまで何度も書いてはいますが、サンウルブズは今シーズンが一応スーパーラグビー最終シーズンとなります。しかし藤井氏は、代表強化にスーパーラグビーは不可欠であり、撤退どころか逆に日本は複数のチームを持つべきで、また撤退を唯々諾々と受け入れることもないと主張しています。

SANZAAR(南ア、NZ、オーストラリア、アルゼンチンによるスーパーラグビーを運営する組織)が言って来たことなんて、めちゃめちゃです。『15チームだと日程が組みにくい。それはサンウルブズが入っているせいだ。サンウルブズを抜いた方がリーグの価値があがる』なんて、どう考えてもいちゃもんですよ(笑)。

実際この撤退が決まった時、ちょうど1年ほど前になりますが、ラグビー関連SNSの掲示板で、SANZAAR、特に南ア(ワールドカップの投票で日本に敗れ、意趣返しをしたという噂あり)はやっていることがヤクザだなどという書き込みもありました。これに関しても、やはり交渉能力のなさが原因となっていると藤井氏は見ています。サンウルブズを運営する社団法人ジャパンエスアールの前の首脳陣は、この時何ら交渉をしていませんでした。

さらに今のトップリーグでも、参戦したがっているチームは複数あること、海外は寧ろお客が少ないこと、最終的に南アが離脱する可能性もあることから、そうなれば日本の存在は重要になってくると語っています。実際スタジアムのキャパにもよりますが、そこそこのカードなのに空席がかなり目立つ試合もあります。しかも撤退を言われてはいるものの、ワールドカップで日本の置かれた位置が変わったこともあり、今後どうなるかわからないのが実情のようです。

『SANZAARはすべてカネで動く、あんなカネは出せない』と言う人もいますが、商売を優先するならなおさら、日本を巻き込んだ方が価値があがる。『そうした方がアナタも得するよ』と口説けば、まだまだ情勢が変わる可能性はある。来年をどうできるかはさすがに難しいタイミングになってきましたが、2年後、3年後を考えれば、そこまで見込んだ交渉をするべきです。2年後に復帰できれば、次のワールドカップへの準備には十分つなげられる。

さらに藤井氏はこうも話しています。

もちろん、日本協会がサンウルブズの価値を再評価する必要はあります。財務の安定は不可欠なので、協会およびスポンサーによる財政的支援は必要です。

私としては、このサンウルブズのPRがまだまだ可能であるにも関わらず、どこか中途半端な印象があるのが疑問です。トップリーグと代表以外に、ラグビー界がこういうチームもあることをもっとPRすれば、関心もまた高くなるはずでしょうし、それだけ後押しも期待できなくはないでしょう。何せ日本初のプロチームということで、どうすればいいのか図りかねているといったところでしょうか。また復帰の可能性はあるというのは、CEOの渡瀬裕司氏の意見とも共通する意見です。

「2021年から、これまで通りのサンウルブズとしての形を見直すのは難しいでしょうが、それでも何らかの形でスーパーラグビーへの関与ができないか、その可能性もゼロではないと思っています。リーグの見直しというのは、必ずありますから。これまでもチーム数が変更になることなどはありました」
(渡瀬裕司氏、Rugbyぴあ~がんばれジャパンラグビー!特集号)

前出南アの離脱の可能性ですが、南アとオセアニアとでは、時差がかなりあります。南アの場合ヨーロッパと同じタイムゾーンであり、そのためにはヨーロッパと連携した方が、生中継の視聴率も上がる可能性が高いわけです。実際かつてスーパーラグビーに所属していた南アのチームは、ヨーロッパ勢とプレイしています。たとえばNZと南アの試合が行われた場合、NZは夕方である程度の視聴率が見込めても、南アは朝の時間帯ですから、当然TV視聴にそれが影響します。

ラグビーの場合、オセアニアが強いこと、さらに日本がその地域と同じタイムゾーンにあることから、この利を生かすべきでしょう。試合を積極的に行うことで、TVでの生観戦の視聴率はかなり上がりそうです。(無論時差を逆手に取ることもできます。ヨーロッパの昼間の試合を週末の深夜にのんびり観るのは、これはこれで楽しみではあります)
ただしこの場合、アルゼンチンがどうなるでしょうか。本来ならば北米勢との試合が望ましいのでしょうが、北米は2027年のワールドカップが予定されているものの、現時点でそこまで強くなく、プロリーグのメジャーリーグラグビーも、やっと軌道に乗り始めたところです。

ともあれ、日本が数チームを擁してスーパーラグビーに再び乗り込めるのなら、それはそれで喜ぶべきことでしょう。海外勢にしても1試合のためでなく、複数の試合のために来日した方が効率はいいのですから。(この項続く)

飲み物-パブのビール
[ 2020/03/22 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『鎌倉殿の13人』鎌倉時代と北条義時

先日気持ちが傾きかけていると書いた『鎌倉殿の13人』の舞台、鎌倉時代と北条義時について少々。

鎌倉時代の成り立ちはいつなのか、それは諸説あります。かつては源頼朝が征夷大将軍となった建久3(1192)年とされていましたが、今は寿永2(1183)年、もしくは文治元(1185)年説も有力となっています。寿永2年は東国の支配権が公認された年であり、文治元年は守護と地頭の設置が、勅許により認められた年です。しかしこの鎌倉幕府は、全国を統べる政府ではなく、これはあくまでも幕府の知行地と、御家人を統治する組織でした。実際に全国に影響を及ぼすようになったのは、元寇以後のこととされています。

また将軍職を継承していた源氏の直系が三代で途絶え、その後は宮将軍や摂家将軍のもとで、北条家代々による執権が権力者となって行きます。摂家将軍は後に承久の乱を引き起こすもととなり、その後は皇室から宮将軍を迎えるようになり、皇室と鎌倉幕府を結びつける役割を果たしました。一方時代が進むにつれて、得宗家(執権を含む北条氏嫡流)は、元寇では御家人に恩賞を与えられず、御内人(みうちにん)と呼ばれる被官を優遇するようになって御家人の反発を招き、鎌倉幕府滅亡の一因となっています。

『鎌倉殿の13人』の主人公である北条義時は、鎌倉時代の黎明期から前期の人物です。源頼朝の将軍就任以前、まだ流人で会った頃に姉の政子がその妻となり、さらに兄宗時が石橋山の戦いで戦死したことにより、父時政と北条氏を背負って立つ立場となります。この戦いで頼朝が敗走した後は、状況を改善すべく時政に同行して甲斐へ向かい、甲斐源氏の説得に当たってもいます。また前出得宗とは、元々はこの義時の法名であったともいわれています。

その後平家との戦いに参戦し、奥州藤原氏を追討し、頼朝亡き後は十三人の合議制に参加しています。『鎌倉殿の13人』である所以です。元々この人物は、頼朝没後からが本領発揮と言っていいのですが、畠山重忠を殺したことや、時政と継室牧の方が、実朝を将軍の座から引きずり降ろそうとしたことなどから、時政と対立するようになり、最終的には追放しています。さらに幕府に刃向かう御家人を粛清し、執権体制の基礎固めをして行くことになります。

飲み物-ホーセズネック
[ 2020/03/21 23:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

藤井雄一郎氏のインタビューに見る協会の問題点 2

『Number Web』の藤井雄一郎氏のインタビューhttps://number.bunshun.jp/articles/-/842818関連、先日の続きになります。

ジョセフ氏の再任に関して、藤井氏が先に交渉したのはトニー・ブラウン氏(ブラウニー)でした。「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」という諺が、この場合適切かどうかはわかりませんが、ブラウン氏は現場主義で、ボスとしてのジョセフ氏と組むことを望んだわけです。ちなみにこの2人はオタゴ出身で同郷です。

またその前に、NZ協会の副会長がやはりオタゴ出身でジョセフ氏に会っていますが、これはHCのオファーという目的があってのことでしょう。さらにNZがオファーをかけたことで、日本を除く他の国が退いたこともあり、NZだけを相手にすればよくなったため、逆に日本にプラスになったとはいえます。またブラウン氏の契約に当たって、藤井氏はこのような手も使っています。

あとは、直接の交渉ですね。実際の交渉手順を少しだけ明かすと、僕はまずブラウニー(トニー・ブラウン)にオファーを持っていったんです。あそこは奥さんが強いですから(笑)。奥さんの意向を考えれば『このオファーはとても蹴れない』と思わせるくらいの条件をまず出した。そしたら、ブラウニーは『オレはジェイミーとやる』と言った。ブラウニーはヘッドコーチじゃなく、現場に専念したいタイプで、そのためにはジェイミーのようなボスと一緒に組んでいたいんです。

ブラウン夫人がどのような人物なのかはわかりませんが、まず奥さんを説き伏せ、そして旦那さんもうなずかせたというのは、選手獲得経験のある藤井氏ならではと言えなくもありません。尚ブラウン氏も、ジェイミーとやりたいといったことをツイートしていますから、その時はほぼ腹が決まっていたのでしょう。

しかしながらオファーの条件としては、それなりの厚遇が求められます。しかしこの契約時は、ことを急ぐ必要があり、それにはできるだけ、協会の負担にならないことを条件にしなければなりませんでした。では協会に負担をかけずに、契約をスムーズにするためには何が必要なのか。

わかりやすく言えばスポンサーですね。実際のところをいえば、今までについても、サニックスがジェイミーにそれなりの額を出していたんです。これは、1990年代にジェイミーがサニックスでプレーしてくれた恩義、それ以来のつながりを大切にしていたからです。日本協会として出せる金額が決まっていた以上、どこかから上乗せ分を持ってこないといけない。その分を企業が負担していたのが実情なんです。その前も、前の前も、似た感じだったと思いますよ。

これはニュージーランドでも同じで、オールブラックスと契約する時点で、アディダスからいくら、AIGからいくらが入って、トータルで何億円に相当する収入が保証されている……というような契約になっているんですね。ヘッドコーチの契約は協会が負担する年俸だけで決まらないんです。海外のメディアで報じられる契約額は、ほとんどがそういうスポンサーマネーを含んだ数字です。

アディダス、AIGはNZ協会のスポンサーであり、そういうところも何らかの支出をして、HCの報酬を補っていることになります。また藤井氏はこれに関して、日本協会がこういう世界の事情を知らなかったこと、今後は先を読んで動ける人材が必要だと話してもいます。しかし日本協会も、世界を相手にする以上は、こういう能力こそ必要であると把握しておくべきなのですが。

尚この人材に関して、藤井氏はクリエイティブという言葉を使っています。クリエイティブというと創造性があるとか、独創的であるという印象が強いのですが、この場合は恐らく、置かれた状況下で工夫をして物事を編み出すという程度の意味でしょうか。

次はサンウルブズについてです。今シーズンでスーパーラグビーを離れることになり、有終の美を期待されるサンウルブズですが、藤井氏は逆に、寧ろ日本に取ってはスーパーラグビーに売り込むチャンスだとも言っています。それはなぜでしょうか、また、再びスーパーラグビーに参加することのメリットは何なのでしょうか。そして、なぜスーパーラグビーを外されることになったのか、藤井氏はこれも日本側の交渉能力の欠如と語っています。こちらの方も、日本協会に求められているものは大きいと言っていいでしょう。
(この項続く)

飲み物-タンブラーの白ビール
[ 2020/03/21 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

杉下右京の花の里そしてホームズのパイプ

『相棒』シーズン18の最終回。杉下右京がスランプで、推理力減退症候群と言われてしまいます。これには「花の里」の不在が絡んでおり、甲斐峯秋が新しい店を紹介してくれて、最後はその店の女将と杉下、冠城の揃い踏みで幕を閉じます。

このシーズン18は特に、花の里に代わる存在と風間楓子にいくらか注目していましたが、前者の方は最終回になって解決されたようです。その前から、陣川公平が杉下と冠城を連れて行った「青びょうたん」だの、久々登場のヒロコママの店だのが登場していたこともあり、そろそろ出て来る頃かなと思っていたところです。ちなみに甲斐峯秋は、花の里は杉下右京に取って、ホームズのパイプのような物だと言います。

ところでそのホームズのパイプ、これはその名もずばりホームズのパイプ/Holmes' pipesという投稿で書いていますが、所謂ディアストーカーにインバネスで、大きなパイプをくわえるホームズのイメージが定着したのは、かなり後になってからです。この大きなパイプはキャラバッシュと呼ばれ、ホームズが活躍した当時はまだ存在せず、代わりにブライアーという、灌木でできたパイプが主流でした。キャラバッシュを使うようになったのは、後年ホームズのシリーズが舞台化された時に、パイプを目立たせる狙いがあったからといわれています。

Calabash-pipe.jpg


尚パペットホームズでは「ピロピロ笛」、つまり吹き戻しがパイプの代わりです。ホームズが落ち着いて考え事をしたい時に、この吹き戻しを吹く設定になっています。

『相棒』に戻りますが、杉下右京は、花の里の初代女将である宮部たまきが店を閉めた後も、今回のようなスランプ状態に陥っています。ちょうと神戸尊とコンビを組んでいた頃です。その後月本幸子がこの店を紹介され、二代目女将としてシーズン17まで登場しました。しかし私としては、彼に取ってのこの店の存在は、ホームズに取ってのパイプというよりは、「ハドソン夫人の料理」のような物だというイメージを抱いていたのですが。

それからスカイラインの冠城亘バージョン60秒完全版が、期間限定で配信中です。

飲み物-ホットウイスキー
[ 2020/03/20 00:30 ] ドラマ 相棒 | TB(-) | CM(0)

藤井雄一郎氏のインタビューに見る協会の問題点 1

ラグビー関連ですが、本題に行く前にこの記事から。

ラグビートップリーグの“薬物休止” 協会決定に選手会が反発
(スポニチアネックス)

コロナウイルスでなく薬物で逮捕者が出、そのコンプライアンスの徹底でさらに試合休止期間を延長した結果、試合ができなくなった選手が反発しています。実際日野以外の選手は、煽りを受けたようなところもあります。ただ記事中にあるように、コロナウイルスの影響は3月一杯までは続いたでしょうから、どちらにしても試合休止は免れなかったでしょう。ただこの場合、わざわざコンプライアンスなどとしなくても、そのまま3月が終わるまでコロナウイルスによる休止とし、その間にコンプライアンス関連の対策を練ればよかったのです。このコンプライアンスによる中止は、当初はコロナウイルスとは関係ないと明言していただけに、協会サイドもこの件に関しては反省するべきでしょう。

そして協会関連で。
過去最大71億円予算承認 日本ラグビー協会理事会
(産経ニュース)

今回は代表強化費が減らされています。どのような事情なのかはわかりませんし、ワールドカップ前の強化はそこそこお金がかかるものでもありますが、今年の相手も強豪ぞろいである以上、そこそこの額を抑えておいてよかったのでは。

そして、先日ご紹介した大友信彦氏の『Number Web』の記事、藤井雄一郎代表強化委員長のインタビューを改めて読んでみたいと思います。
今協会に足りない点はというと、やはりこうなります。

今回分かったことは、日本ラグビー協会には契約交渉の専門家がいないことです。今回、日本協会はジェイミーと契約しようとしていたのですが、その競合相手がオールブラックスだったわけです。契約しようとすれば、相手よりいい条件を出さなければならない。でも相手もそう考えているから、相手が出してくる条件も毎日変わるんです。

正直、僕は協会からゴーサインが出る前から動いていました。(中略)W杯が終わって、ジェイミーが結果を出していれば、再契約のハードルは上がります。それよりは、結果が出る前に契約延長してしまった方がいいだろうと僕は思って、打診していた。(中略)これまでと同じ条件でもやってくれるか? と聞いたら『それでいい、やるよ』と言ってたんです。契約は勝ちを重ねれば重ねるほど難しくなる。
実際、ワールドカップが終わったらジェイミーにはいろいろな国からオファーが来て、オールブラックスと取り合いすることになったわけです。

ジェイミー・ジョセフ氏が代表を8強入りさせたにもかかわらず、再契約までやや時間がかかった理由として、協会サイドにそのプロがいなかったことが指摘されています。せっかくベスト8という快挙を成し遂げたのに、HCが変わってはまた一からやり直しです。またこれだけの好成績を納めれば、当然他の国からもオファーが来ます。日本協会は、こういった危機感をどの位持っていたのでしょうか。

藤井氏のコメント、さらに続きます。

僕はサニックス(宗像サニックスブルース)の部長兼監督として、外国人選手を獲得する作業をしていたから、競合相手がいるのは当たり前なんです。契約交渉はスピード勝負という感覚は身についていた。だけど日本協会の監督選びというのは、基本的にはずっと競合相手のいない、日本の中でずっとやってきたんです

結局、ワールドカップが終わってから、僕が『一任してもらえるなら』ということで交渉役を引き受けました。協会の手続はスピード感がないんです。こういう交渉事にはスピード感が必要。1日、2日で決めないと何も進まないんです。それで、全権を持って11月にNZへ行きました。

でも、そのときにはNZ国内は『オールブラックスの次期HCはジェイミーだ』という空気になっていたんです。(中略)そしてジェイミーは、ニュージーランドの派閥争いに巻き込まれたくなくて、オールブラックスのオファーを断る理由がほしかった。だから日本とサインしたがっていたんです。とはいえ、NZ側の提示があまりにも良かったら、なかなか断ることもできない。だから日本も、それなりのものを提示しなければいけない。

「協会の手続(ママ)はスピード感がないんです」
かつて故・宿沢広朗氏が強化委員長を務めていた頃、何事もスピードが大事と語っていたことがあります。その後も協会のやることは、言っては何ですがかなりスローペースではあったわけです。

かつて日本協会は、監督人事は「お願いする」形でやって来ていたし、外国人HC体制になってからも、エリサルド氏を除けば、日本のラグビーを理解していることが望ましく、そのためトップリーグの前身である社会人リーグでプレイ経験、または指導経験のある人ばかりでした。

ジョン・カーワン氏-NECグリーンロケッツ
エディー・ジョーンズ氏-サントリーサンゴリアス
ジェイミー・ジョセフ氏-宗像サニックスブルース

この中で日本をベスト8に導いたのは、もちろんジョセフ氏のみです。当然箔がついた形になり、次期オールブラックスHCの声がかかるのも無理からぬ話です。無論ジョーンズ氏も、南アに勝つという快挙を成し遂げたことが、イングランド代表HC就任のきっかけとなったと考えられます。しかもこの時は日本協会が引き止めることができず、結局ジョーンズ氏はイングランド代表HCとして采配を振るうことになりました。恐らく藤井氏は、この轍をもう踏めないと考えたかもしれません。しかもジョセフ氏の場合は、母国の代表、オールブラックスからのオファーということもあり、条件もよかったため、日本側も万全の対策を練っておく必要がありました。

ただこの時点で、ジョセフ氏がオールブラックスのオファーを断ろうとしていたのが、救いであったともいえます。ジョセフ氏は、派閥争いに巻き込まれたくなかったわけです。実はNZも派閥争い、とりわけ北島のオークランドと南島のクライストチャーチの対立はかなり激しいので有名です。そのようなこともあり、ジョセフ氏は、再度の日本代表のコーチングにやぶさかではなかったといえそうです。

結果的にジョセフ氏再任とはなりましたが、やはり日本協会はHC市場に関してあまりにも疎く、また急を要することにも時間がかかり過ぎ、それがこの再契約が遅々として進まず、藤井氏に一任せざるをえなかったというのは確かでしょう。
(この項続く)

飲み物-パブのビール3
[ 2020/03/20 00:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

Rugby in Japan 20

Because of the spread of COVID-19, the JRFU decided postponing holding the matches of Japan Rugby Top League until the 13th of March. But then the officials postponed them until the end of March because Joel Everson who plays for HINO Red Dolphins was arrested of the illegal possession of cocaine. They intend to disseminate the details of compliance but are opposed by the players who lost their opportunity of playing. If no players are arrested, it will be impossible to hold any match this month.

202003サンウルブズメッセージ
The message from the Sunwolves saying 
"THANK YOU FOR THE ONGOING SUPPORT. WE'VE RETURNED OUR HOME SAFELY. HOPE TO SEE YOU AT THE GROUND SOON!"
They returned from Australia on the 18th of March.
(From the official website of the Sunwolves)

Not only the top League, Super Rugby and Six Nations Championship are forced to postpone their matches also. Many rugby fans miss the game and may be eager to watch the matches as soon as possible. And the national team staff of the sevens who are going to play in the Olympic Games unavoidably change the training schedule.

[ 2020/03/19 01:00 ] Others | TB(-) | CM(0)

『麒麟がくる』雑考9

第9回に関して。サブタイが「信長の失敗」となっていますが、どうも「失敗」どころではないような気がします。それにしても、婚礼をすっぽかした後にようやく戻って来たのはいいのですが、あれだけ困惑していた平手政秀が登場しませんね。
干しダコについては先日書きましたが、効果音が海の音で、とにかく尾張の海、ひいては「血を流さずに豊かになる」ことを印象付けたいのだなと思います。しかし戦国とはある意味血を流す時代でもあり、避けられる戦もあれば、避けられない戦もあるのもまた事実でしょう。

こういう部分は『おんな城主 直虎』に似ているなと思います。そもそも直虎のスタッフが今度の制作統括であることを考えれば、それも納得です。あの時も
「奪い合ってしか生きられない世の中に一矢報いるには、奪い合わずとも生きられる世の中を作ればいい」
といったことを直虎が考えていました。
あと信長の仲間の末吉と平太と太助、やはり直虎の時の盗賊団を連想させます。いくら若君の友達とはいえ、ああ無遠慮に上がれるものなのでしょうか。尤もこちらは着物はピンクなどではないし、適度に汚れていてリアリティがあります。

末益城のシーン、信長が自慢げに持参して来た首桶の中を、信秀がのぞいて信長を叱りつけます。これは無理からぬ話です。なのに「父上に褒めてもらえる」というのは見方が如何にも甘いです。その前に村人のために化け物を見つけようとしたと帰蝶に言いますが、民のためと言うのであれば、セリフだけでなく、その困窮する民の様子を出してほしかったものです。

そして同じ末益城の金魚、当時は高価であったのは事実でしょうが、一匹しかいないというのは、竹千代のセリフを導き出すための演出でしょう。さらに土田御前が、元服した息子を「大きな子」と呼ぶのもどうかと思いますし、帰蝶が「昨日美濃より嫁いで来た」と言っていますが、婚礼は一日きりだったのでしょうか。この当時の高位の武家なら、婚礼は何日かにわたって行われ、二日目の夜もしくは三日目に色直しとなり、しかるのちに婿方の親族に対面という順番だったようです。

一方光秀が訪れた妻木城では、煕子が「花吹雪」という言葉を使っていますが、本来花吹雪とは桜の花が風に散る様です。このように、花を摘んで手籠に入れ、その花びらを他者に浴びせかけるという習慣はあったのでしょうか。何だかフラワーガールみたいですね。

それからこの大河で登場する、身分のある女性が片膝をついて座る習慣、これは事実のようです。無論これは古代から中世の、女性がまだ袴をつけていた時代の名残りでしょう。またそれとは反対に、この当時既に正座が普及していたという説もあります。しかしながらこういう、如何にも戦国的と思われる習慣を登場させる一方で、ストーリーがあまり戦国らしからぬところもあり、その辺の噛み合わなさが気になります。これも直虎の時に似たようなことを感じました。

京の東庵の家のシーン、やはり江戸時代を舞台にした時代劇のように見えます。そもそもセリフが「駒ちゃん、どうしたんだい」ですし。別に京言葉で言えとは言いませんが、もうちょっと工夫できなかったものでしょうか。
しかし、ここまで駒を出す必要もないと思います。恐らく旅芸人の伊呂波太夫と出会うことになるのでしょうが、それなら次の回で登場させてもよかったでしょう。ところで菊丸が忍び設定だったようですが、今後この東庵も忍びとして描かれるのかも知れません。まあ、架空の人物だからどのように描こうがそれはいいのですが。

この大河、題材は確かに申し分ないし、出演者にも気に入っている人はいます。ただストーリーの進行がどうにも予想と食い違ってしまっています。越前編に早く行った方がいいのにとも思いますが、その越前編で面白くなるかどうかは、無論現時点ではまだわかりません。
来年はそう期待していないと以前書いていますが、意外と来年が面白くなるという可能性もあります。ただその場合は、脇を固めるキャストにベテランが必要になるでしょう。実際の所、私としては鎌倉殿の方に気持ちが傾きかけています。
(2020年3月19日一部加筆修正)

飲み物-ワインのデキャンタとグラス
[ 2020/03/19 00:30 ] 大河ドラマ 麒麟がくる | TB(-) | CM(0)

聖パトリックとビールとラグビー

3月17日はセント・パトリックス・デーです。シャムロック(詰草)の3枚の葉で三位一体説を説いた、アイルランドの守護聖人聖パトリックの記念日です-尚3月1日はウェールズの守護聖人、聖デービッドの日となっています。これについてはセント・パトリックス・デーでも書いていますが、今年の場合大々的なイベントなどは中止なのでしょうか。この日のニューヨークのパレ―ドは有名なのですが。ちなみにニューヨークは、アイルランド本国よりもアイリッシュが多いといわれています。

アイルランドとくれば黒ビール、ギネスを思い出す人もいるでしょう。ラグビー関係者にも、このギネスがお気に入りという人がいます。個人的にはちょっと癖があるなと思いますし、日本人はやはり普通のラガー、ピルスナーの方が飲みやすいという人も多いでしょう。ギネスには、ちょっと「通」の雰囲気が漂うには漂います。そのギネスを楽しむはずのアイルランドのラグビーも、先日書いたように、6か国の最終節はすべて延期になってしまいました。もちろんファンもがっかりでしょう。

アイルランド代表といえば、昨年のワールドカップで日本が対戦して勝った試合も、今尚脳裏に浮かびます。ここの代表選手といえば、やはりBODことブライアン・オドリスコルです。もう引退しましたが、印象に残るセンターでありキャプテンでした。

飲み物-ビール2種類
[ 2020/03/18 00:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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