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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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大河ドラマとワールドカップ中継

久々に大河の話です-といいつつ、ワールドカップ絡みになっています。ここ何年か、なぜかラグビーのワールドカップイヤーの大河は、あまり楽しめていません。それでも2007年の『風林火山』までは楽しめたのですが(2003年の『武蔵 MUSASHI』を除く)、2011年の『江~姫たちの戦国~』しかり、2015年の『花燃ゆ』しかり、そして今年の『いだてん』しかりです-反面サッカーのワールドカップの年の大河は、結構好きな物が多いです。見方を変えれば、大河があまり楽しめないおかげでラグビーに没頭できているのかもしれません。

それから先日、大河の時間枠を日本と南アフリカの試合の中継に充てたNHKですが、視聴率41パーセント台を叩き出したことで、木田放送総局長いわく
「それこそ、30年前、50円前だったらわかるんですが、令和元年のこの時代に、リアルタイムでここまで視聴率が取れるということは、あらためてテレビの同時性に強みがあるとまざまざと感じた」
そうですが、これはテレビの同時性云々より、日本代表を見たいと思う人たちがチャンネルを合わせたからだと思います。つまりTVというのは、生中継とかよほど面白く作られた番組で、しかもプライムタイムに放送すればそれなりの視聴率はあるでしょう。ならば今年の大河が視聴率を取れないことに加え、「同時性」に強みを発揮する生中継に対抗するにはどうすべきなのか、そういう方向に発想が行ってしかるべきかと思われます。

またJSPORTSを観ていないと思われる人で、日テレよりNHKの方がいいという意見もあるようです。私も日テレがすべて悪いとは言いませんが、とあるタレントさんの喋りで興をそがれることがあります。その点、地上波ではNHKの方がちゃんとしているというのにはうなずけます。しかし、日テレはワールドカップを2007年から中継し、しかもNHKがやらないスーパーラグビーも、サンウルブズ戦は放送していて、少なくともこの点では、日テレはラグビーにいくらかは貢献しています。

そのNHKも、2015年から再びワールドカップを中継するようになりました。しかし受信料をあれだけ徴収していながら、なぜ自国で行われるワールドカップの全試合をカバーしていないのか、特に釜石で行われた試合をなぜ放送しなかったのか(台風で中止になった試合ではなく、ウルグアイ-フィジー戦)、そういう点はむしろ問題といえるかもしれません。無論すべてをNHK総合のみでやるのは難しいでしょうが、BSと組み合わせればどうにかなったかとも思います。

しかし看板番組、それも受信料を大枚はたいて作って、番宣もかなり放送しているはずの大河をあっさり退けてまで、視聴率が取れるラグビーの中継を総合でしたがるというのも、自分たちの番組に対するプライドがなさすぎるように感じられます。もうNHKに取って、『いだてん』はどうでもよくなっているようにしか見えません。そういえば、話題になっているチュートリアルの徳井義実さん、11月からこの大河に出演予定だそうですが、一体どうなるのでしょう。

飲み物-コーヒーと砂糖とミルク
[ 2019/10/25 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

The Rugby World Cup 2019 - 6

At first, the JRFU decided to ask Jamie Joseph to coach Japan till 2023. If he signs the contract, many of former coaches and staff will return to the team to coach or support the players. Though Tony Brown will coach the Highlanders until 2021, it seems that he coaches the team irregularly and will return to his former job after his coaching in New Zealand.

RWCノーサイド
Michael Leitch (right) and Damian de Allende after the match

Regrettably, Japan could not be a good match for South Africa on the 20th of October. It's true that the Springboks were so strong and powerful and pressured Japan not to score any tries. And it seemed that Japanese NO. 10 Yū Tamura was not in good condition. Indeed they learned how to win in pool matches in this World Cup, but they need to learn how to deal with their opponents in knockout stage from now on. Though there was a rough play, the players of both sides looked happy and cheerful after the match. The Player of the Match was Faf de Clerk who becomes to be popular among Japanese fans and was presented a trophy from YOSHIKI of X Japan. And it is also regrettable that there was violence in the match of France and Wales.

The link below is the column on the players and their children who are so adorable.  

 DADDY'S COMING HOME! FAMILY REUNIONS THAT MAKE GROWN MEN CRY

The images and the column are from the official website of the Rugby World Cup.

[ 2019/10/25 00:15 ] Others | TB(-) | CM(0)

2019ラグビーワールドカップ準決勝とジョセフHC続投への協会の姿勢

いよいよ次の準決勝第1試合が、3日後に迫りました。イングランドはやる気満々で、HCのいつものエディー節も炸裂しています。一方で即位礼正殿の儀に出席されたチャールズ皇太子は、ウェールズ代表を激励です。

【ラグビーW杯】チャールズ皇太子がウェールズ代表を激励
(産経ニュース)

それからジョセフHCの続投を巡って、基本的に続投だが他からのオファーもあるといった報道もある一方で、白紙撤回かというメディアもあって様々です。無論これだけの成績を残したわけですから、他チームからのオファーが押し寄せても何の不思議もありません。一応森会長、清宮副会長は続投に賛成のようですが、こういうのは早く決めてしまった方が、今後の代表計画への取り掛かりもスムーズに行くはずです。

しかし一方で強化委員会から候補者リストが提出されたなどともあり、一体どうなっているのかと思われます。続投の場合11月13日には決まるともいわれていますが、諸般の事情もあるとはいえ、今月末にはもう決めていいでしょう。HCの再契約だけでなく、代表強化スタッフの人選もあるわけで、時間ばかりが経ってしまうことになります。無論メディアの報道もどこまで本当かは不明ですが。それとどの理事が、どういう権限で何を決めているのか、それが極力可視化されないと、やはり協会は閉鎖的という印象ばかりが強くなり、何らいいことはありません。

それと先日、今後の強化について書きましたが、何でも来年の夏にイングランドと試合を行うとも報じられています。

エディーHC率いる強豪と連戦か、イングランド旅行代理店がリリース
(The Answer)

それから土曜日の準決勝はNHKBSで放送予定でしたが、急遽総合テレビに替わったようです。NHKもこの間の放送で味を占めたのでしょうか。

[ 2019/10/24 01:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

シャーロックそして相棒3

またも『シャーロック』と『相棒』に関して。先日の『シャーロック』は、『オレンジの種五つ』に登場するタンカービル・クラブの醜聞がモチーフになっていました。それと守谷なる人物は、どうもモリアーティと思われます。それからダイイング・メッセージ、これもよく刑事ドラマでは登場しますが、モールス信号ということ、そして捜査二課の女性刑事が、護身術でその男を殺害しようとしたことが、どうも先週の『相棒』を思わせますね-無論、偶然ではあるでしょうが。あとこの女性刑事、市川利枝子を演じた伊藤歩さんが、個人的な意見ながら、どうも被害に遭っている女性といった印象がありました。

そして『相棒』。天礼島で公民館に軟禁された杉下と冠城ですが、その場を脱出し、元陸将補の岩田純の仕業とされる連続殺人の真相を突き止めにかかります。そして「信頼と友好の館」で暮らしていた岩田の娘のミナと、同居していた者たちはかつて難民支援団体にいて、武器輸出を阻もうとしていたことが発覚します。この館の中の『週刊フォトス』には、軍需産業に意欲的な片山雛子の記事が掲載されていました。実際雛子は、この島での防衛関係の会議に出席する予定だったのですが、彼女の許へミナらが訪れ、「玉手箱」を手渡します。

その箱の中身は未臨界状態のプルトニウムで、蓋を開けると臨界状態に達するようになっていました。杉下たちが館に忍び込んだ時、灯りをつけたため、ミナたちがいると沖のロシア戦が勘違いし、ロシア語のモールス信号を送ったわけです。ロシア語に関しては、これは専門というべき社美禰子に尋ねた杉下と冠城ですが、杉下はこの島に来た時、アザラシの死骸があったのを不審に思っていました。それはロシアと取り引きするための「バゲージ」だったのです。そのせいで杉下は館に監禁される破目になったのですが、最終的に護身術を教えた娘が暴走するのを恐れた岩田は、自分で娘を手に掛けます。

しかしロシア語のモールス信号だのプルトニウムといい、何やらいわくありげな展開になっています。ちなみに「信頼と友好の館」の主催者である甘村井、その他数名の若者たちを殺したのは岩田ではなく、娘のミナでした。ミナは、自らが殺戮兵器と呼ぶ岩田のせいにすることを持ちかけていたわけです。そのため連続殺人が起こった後の証言との食い違いが、後ではっきりして来ます。またプルトニウムの箱は遠隔操作で開閉するようになっていましたが、これも岩田がそのリモコンを取り上げてしまっており、また会議の会場には通信妨害のためのジャマーがあって、箱を開けないようになっていました。

そして例によって例の如く、青木年男までが天礼島にやって来ます。無論衣笠副総監の意向でもあるのですが、最後に特命の2人は副総監から謝礼があると大河内監察官から聞かされ、驚きます。今回この副総監と特命とがどう絡んで行くのでしょうか。それと片山雛子の右腕的存在というべき役を演じている村上新悟さん、今後も雛子が登場する時は出て来るのでしょうか。ちょっと不穏な空気を漂わせた人物ですが、新たなレギュラーとなるのであれば、なかなか楽しみではあります。

飲み物-ミルクティ2
[ 2019/10/24 00:15 ] ドラマ | TB(-) | CM(0)

スポーツとメディアの関係-2

即位礼正殿の儀も滞りなく終わり、いよいよ令和の時代が本格始動することになります。その年に、ワールドカップでベスト8に入るという悲願、もしくは偉業を成し遂げたラグビー日本代表ですが、今後はマスコミへの露出も増えることでしょう。何せあの『紅白』から出演依頼が来ているという話もあるほどです。『ビクトリー・ロード』を歌うことになるのでしょうか。ならば米津玄師さんの『馬と鹿』と組み合わせてほしいのですが。

さて先日の続きになりますが、1990年頃までは、ラグビーはNHKとTBSで主に放送されていました。1987年のワールドカップも、TBSが放送しています。しかし1990年代に入り、NHKの放送はBSに移り、さらに民放での放送はテレビ朝日に移行します。1995年大会はNHKで細々と放送されました。その後はJスカイB(現JSPORTS)がラグビー、特に海外の試合を放送するようになり、1999年大会はここが全試合を中継する一方で、NHKは録画中継のみとなりました。そしてNHKはその後中継をやめ、地上波では日本テレビが中継を担当するようになります。

前大会はNHKも中継を再開しましたが、この20年ほどは、JSPORTS(99年当時はSKYSPORTS)のみが全試合を中継していたことになります。今大会はNHKと日テレが、地上波で共同で中継をしていますが、すべてをカバーしてはいません。JSPORTSは日テレのようにタレントが出たり(これは全面的には同意しかねますが)、NHKのように司会者とゲストといった感じでトークが行われたりするわけでもなく、いたって地味なものです。しかし中継はこれでいいかと思います。むしろすべての試合を中継してくれた方が、ラグビー好きとしては嬉しいのですが、地上波局はどの位それを理解しているのでしょうか。

今現在、地上波局がすべてを中継するのはかなり難しいでしょう。そのためJSPORTS一択か、JSPORTSと地上波の両方かという選択になるかと思います。しかもラグビーの中継局が、地上波では目まぐるしく変わること、日テレがその中では珍しく長続きしていること、公共放送であるNHKがすべてを放送しているわけではないことなどを考えると、やはりJSPORTSのように、ラグビー専門局とは言わずとも、それに類した局があった方がいいのは確かです。逆に地上波局(日テレを除く)が、今後トップリーグとかスーパーラグビーなどに参入して来て、1シーズン位で止めてしまったりするダメージの方が大きいのです。

以前ほど視聴者がいなくなったTVに取って、スポーツ中継の持つ意味は大きいです。本来なら大河を放送していてしかるべきNHK総合が、その大河の放送を休んでまでワールドカップの中継をしたことから見ても、やはり視聴率を気にしているのだなと考えざるを得ません。ただあまり中途半端にやってほしくないものです。言い方が何ですが、「商品」としてのラグビーの価値が損なわれかねません。そしてこれには、協会がもっと働きかけてしかるべきです。自分たちの商品であるラグビーとメディアとの関係を真剣に考えれば、おのずから答えは見えてくるはず、なのですが。

それから確定事項ではないものの、先日書いていた日本代表とザ・ラグビーチャンピオンシップ、さらにサンウルブズの再加入に関しての記事はこちらです。

日本代表、南半球最強リーグ参戦が急浮上 NZメディア「敗退の日本に朗報が存在」
(The Answer)

ザ・ラグビーチャンピオンシップの場合は、南半球の強豪ばかりなので、かなりこれはハードルが高いです。以前イタリアが、当時のファイブネーションズに加入する前に、メンバー国と順番に試合をしましたが、あれを参考にするといいでしょう。

飲み物-グラスビール
[ 2019/10/23 01:15 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

スポーツとメディアの関係

1993年にJリーグが発足した頃、サッカー雑誌が週刊となったことがありました。『サッカーマガジン』は、ベースボール・マガジン社で3つ目の週刊メディアとなりました。(先行週刊メディアとして『週刊ベースボール』、『週刊プロレス』)しかしその後サッカーマガジンは隔週刊となり、今は再び月刊となっています。恐らく理由の一つとして、ネットメディアの台頭があると思われます。90年代前半は、インターネットよりも紙媒体の時代でした。

しかし2000年代に入ると、この2つの置かれた位置は逆転し、よりリアルに情報を得ることができるネットメディアが優勢になります。なお『サッカーダイジェスト』も週刊での発行となりましたが、今は隔週刊となっています。またかつて発行されていた『ワールドサッカーマガジン』は今は休刊しています。尚『ワールドサッカーダイジェスト』の方は、今も発行されています。

ネットメディアにより、紙媒体は少なからず影響を受けがちになります。しかし『週刊ベースボール』が隔週刊化するかというと、現時点でそれはなさそうです。つまり先行スポーツというのは固定ファンが多く、紙媒体であっても一定の売り上げがあるといえるのでしょう。またネットをあまり使わない年齢層が、ファンの中で多数派を占めるか否かも関係するようです。

サッカーの場合、90年代にバブル的な人気を誇ったのは事実ですが、その後ネットメディアが出現したこと、さらに人気がいくらか落ち着いて来たことが、紙媒体の進出に歯止めをかけたともいえます。日本の場合、野球があり相撲があり、その他ラグビーを始め様々なスポーツが存在することを考えると、たとえばサッカーがスポーツの中でも主流の国とは、事情がかなり異なるといえるでしょう。

ラグビーが今後一定以上の人気を得て、清宮氏が提唱するプロリーグが軌道に乗ったとしても、紙媒体にそう大きな変化はないかもしれません。また『ラグビーマガジン』の場合は、『ラグビーリパブリック』というネットメディアがあり、随時更新されているため、敢えて紙媒体を購入したくないというのであれば、そちらのみを閲覧するという方法もあります。時と場合によって増刊号を出せば、大体のケースはカバーできそうです。今回のワールドカップのように、自国開催の場合は他誌の増刊号という形で、臨時に特集号を出すという方法もあるのです。

これはTVでも同じことがいえそうです。スポーツに不可欠な生中継は、今までは専門チャンネル(JSPORTS)、一部地上波という形で行われて来ました。ラグビーの場合、大体それで間に合ったといえます。しかしラグビーが数字を取れると見込んで、今後一時的にラグビー中継を行う地上波局が新規参入して来る可能性もあります。しかしその体制を持続できるのかどうか、運営サイドは考えておくべきでしょう。

飲み物-ビール2種類
[ 2019/10/22 01:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

2019ラグビーワールドカップ準々決勝-3日本VS南アフリカ

では、先日の日本と南アフリカの試合です。既にTVまたは録画を観た、あるいはメディアの記事を読んだという方も多いでしょう。初めてのベスト8の洗礼はかなり厳しいものでしたが、さらなる高みを目指すうえでは不可欠なものでもありました。

日本-南アフリカ(東京スタジアム、3ー26)
当初思い切った仕掛けをした日本ですが、如何せん相手は本気の南アフリカ(スプリングボクス)です。そう簡単にゴールを割らせてくれるはずもありません。一方で南アも、そう易々と崩れる相手ではないことはわかっていたようです。互いの我慢比べともいうべき時間帯が続きます。トライを奪われた日本ですが、テンダイ・ムリワイナのイエローカードでシンビン、そして田村優のペナルティゴールで3点を返します。展開はなかなか思うにまかせないものの、後半の途中まではそれでも善戦といっていい試合運びでした。

後半25分までは8点差、何とか食い下がれるスコアでした。しかしその後の南アのペナルティゴール、さらにトライで点差が広がります。相手のイエローカードを得点に結びつけることも難しい状態です。日本も1トライでも取っていれば、その後の流れが変わった可能性はあるし、相手によってはトライを取れていたでしょう。しかしそうはさせてくれないのがこの南アです。それでも最後まで体を張り、トライを重ねようとした相手を封じ込めたのは、やはり予選リーグを突破したチームならではといえるでしょう。

試合後は涙を流す選手たちでしたが、一方でスタジアムに駆け付けた家族と触れ合ったり、ファン同士のジャージー交換もあったりと、如何にもこれはラグビー的な眺めではありました。尚、NHKの砂村光信氏が、走りながらパスをするとスローフォワードに見えると指摘していましたが、これに関しては以前も指摘されており、特にビデオジャッジでスロー再生すると、そう見えるといわれてもいます。

試合前は「ブライトンの奇跡」の再現かなどと書いたメディアもありました。しかし南アが、あの敗北から学ばないはずはありません。むしろあの敗北を分析したからこそ、今度のこのゲームプランとなったわけでしょう。今後に日本はは南アへの反撃を考えると同時に、スコットランドやアイルランドから反撃された時の策も練っておくことになります、ワールドカップで勝つということは、そういうことをも内包しているわけです。

さて、これでスーパーラグビーへの参入復活か、あるいはザ・ラグビーチャンピオンシップ参入かといった噂もあるようです。もちろん確定的ではありませんが、スーパーラグビーは本当言って継続して参加してほしいです。大久保直弥コーチが率先して盛り上げて行けば、あるいはとなるかもしれません。ただその前に、資金面をどうにかする必要もありそうです。チャンピオンシップは強豪ぞろいであるため、参加方法を工夫すればいいかと思います。それについてはまた。

これで準決勝は
イングランド-ニュージーランド
南アフリカ-ウェールズ
の顔合わせとなりました。
イングランドとニュージーランドは土曜日、南アフリカとウェールズは日曜日にいずれも横浜で試合が行われます。それぞれNHKBSと日テレでも放送されます。

[ 2019/10/22 00:15 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

2019ラグビーワールドカップ準々決勝-2ウェールズVSフランス

まず、ベスト4を賭けた試合で日本は3ー26で南アフリカに敗れ、準決勝への進出は果たせませんでした。この試合については次に投稿しますが、予選リーグを突破できたのは大きな収穫であったかと思います。

では、大分で行われたウェールズとフランスの試合について。

ウェールズ-フランス(大分スポーツ公園総合競技場、20ー19)
この試合、前半はフランスペースでした。フランスが立て続けにトライを奪い、ウェールズも1トライ返すものの、またしてもフランスがリードして19ー10で前半終了。これはウェールズはまずいのではないかと、少々心配になりかけたのですが、後半になっても、ウェールズは1ペナルティを返すのみ。フランスはレッドカードを受けても、ボールを動かし続けますが、ついにウェールズがスクラムで圧倒、ナンバー8ロス・モリアーティがボールを相手インゴールに押さえ込み、さらにコンバージョンが決まって20ー19、これがファイナルスコアとなりました。

この準々決勝唯一の北半球勢同士の対決は接戦というか、最後の最後で力を出しウェールズの勝利に終わり、ウェールズはこれで、2003年大会以来の4強入りです。フランスは2大会続けて8強止まり、次の自国での大会は無論優勝を狙うでしょう。

そしてこの試合もファンのコスプレが目立ちました。フランスファンのコスプレは最早有名ですが、ウェールズもまた強豪国の例に洩れず思い思いの格好で、スタンドを見ているだけでも楽しめます。中央部分(一番値段が高い席)の空席がやや気になりましたが、そこだけ売れていなかったのでしょうか、それともチケットは買えたけれど、台風の影響か何かで観戦できなかったのでしょうか。

これで九州での試合はすべて日程を終了し、残る試合地は横浜(準決勝と決勝)、そして東京(3位決定戦)となりました。

[ 2019/10/21 00:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

葵徳川三代徒然-28

慶長19(1614)年10月、牢人たちが大坂城に入場し、うち真田幸村は今日へ出兵する作戦を立てます。他にも明石掃部、塙団右衛門や後藤又兵衛など、そうそうたる顔ぶれです。さらに秀頼に、天王寺まで出馬を要請する幸村ですが、大野治長は城にこだわり、籠城を考えます。そのための食糧は木村重成が抑えており、さらに四方の堤を切れば、堀に水をたたえて敵は手も足も出ないというのが治長の言い分でした。秀頼は治長にすべてを委任します。同じ月の16日、岡崎城に滞在していた家康は、単に大坂城を包囲し、誰が主であるかを知らしめる作戦に出ます。秀忠も奥羽の武士を率いて駆け付ける所存でしたが、豊臣を潰したところで65万石程度で、およそ全国の大名に行き渡ることはありませんでした。一方秀忠は関ヶ原の遅参の夢にうなされ、お江からは戦をしないでくれと言われ、さらに今回は出陣ではなく「将軍の意に任せる」という父の伝言を受け取ります。秀忠は和睦を望んでいましたが、表向きは猛々しくと本多正信から諫められ、そこに松平忠輝がやって来ます。

秀忠は留守居役を命じますが、忠輝は弟たちは出陣し、しかも自分は徳川を名乗ることすら許されないと涙を浮かべ、秀忠は忠輝をなだめます。同じ頃大坂では市街地を焼き払い、堤の水を城に引き入れます。徳川方は西国大名に出陣を命じ、しかも先鋒を片桐且元に命じます。且元は豊臣家臣が戦を招いたとしつつも、秀頼の命乞いを家康に願い出ます。そして秀忠は急ぎに急いで大坂を目指し、二条城に入りますが、今度は早すぎると再び叱責される始末です。また関白鷹司信尚が勅命として前関白らと家康を訪れますが、家康は豊臣家の家臣に官職を与えたことを理由に会おうとしません。大坂では真田幸村が城の南に曲輪を作ることを提案し、淀殿は秀吉の甲冑をまとってすっかり臨戦態勢です。そして徳川は動き、藤堂高虎は敵への策略を試みます。家康は茶臼山に陣を敷き、佐竹善宜の軍は今福村の砦へと攻め入りました。

大坂方は籠城するも苦戦し、淀殿が檄を飛ばします。そして幸村が築いた曲輪、つまり真田丸に徳川方が攻め入り、真田軍はこれを敗走させます。松平忠直の勇み足というべきこの敗北は、徳川に取ってはかなりの痛手ではありましたが、家康はさらなる策を立てます。それは相手を銃撃で怯えさせ、和睦に持ち込むという策でした。そして伊賀者を忍び込ませて、千姫の居所を探す手筈を整えます。案の定牢人たちは絶え間ない銃撃に動揺し、頑なな態度を見せていた淀殿も、秀頼の先が見えている、豊臣恩顧の大名は誰一人味方についていないという言葉に、ついに態度を軟化させます。しかし家康はこの和睦案に納得せず、ついに奥の手を用いることにします。それは、オランダから買い付けた大砲を本丸に打ち込むことでした。城中が混乱しますが、秀忠の頭に真っ先に浮かんだのは、娘千姫の安否でした。

いよいよ大坂冬の陣です。しかしというかやはりというか、冒頭の軍議のシーンを見るにつけ、豊臣家臣と牢人たちの間が噛み合っていない印象があります。幸村の宇治、瀬田に攻め入るというのは、あれはやはり父昌幸が練ったものだったのでしょうか。ともかく治長は籠城を主張し、秀頼もまたそれを受け入れます。そこで幸村は南に曲輪、所謂真田丸を作ってそこで徳川方を迎え撃ちます。これは井伊、前田、さらに松平忠直の勇み足でしたが、これにより徳川方は損害を被り、やがて幸村をはじめ牢人たちを揺さぶる作戦に出ます。結局最終的に、本丸に打ち込まれた大砲がもとで和睦に踏み切らざるを得なくなるのですが、淀殿が「太閤殿下の御霊がこの城に乗り移っている」と言う辺り、また治長が城に籠ることにこだわる辺り、豊臣家というよりも、淀殿とその側近たちのこの城にかける思いが並々ならぬこと、そして、ついにはそれが墓穴を掘ることになってしまうことが窺われます。

ところで淀殿がまとっている甲冑と陣羽織ですが、この大河ではまだ普通の物です。『真田丸』で登場した、袖口にレースと思しき物がついた陣羽織、あれが実は本物らしいのですが、しかし随分と派手好みな秀吉の一面が垣間見えます。無論これは『真田丸』とは違い、戦いそのものはそこまで詳しく描かれていませんが、戦国大河としては、やはりこちらの方がそれらしいというべきでしょうか。しかし大坂城の女あるじとして、牢人たちを激励していた淀殿も、ついに徳川と和睦せざるを得なくなります。直接の原因は大砲ですが、何よりも息子の秀頼が、豊臣恩顧の大名が味方についていないと言い出したのもまた一因でしょう。というより、それになぜ気づかなかったのかと思います。そのこと自体、既に大名が豊臣家に加勢しようにもできないということなのですが、それを認めたくなかったのでしょうか。

飲み物-エールビール
[ 2019/10/20 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

2019ラグビーワールドカップ準々決勝-1

19日に行われた準々決勝2試合です。

イングランド-オーストラリア(大分スポーツ公園総合競技場、40ー16)
先制したのはオーストラリア(ワラビーズ)でしたが、その後イングランドの猛攻が始まります。トライを挙げられないワラビーズは、ペナルティゴールを返すものの、前半終了時点で11点差。それでも、ひっくり返せない点差ではなかったのですが…。後半早々ワラビーズはトライを挙げるものの、イングランドも負けじとお返し。そして後半20分台、イングランド陣まで攻め込むワラビーズですがトライを奪えず、ここで奪っていたらまた違っていたかもしれません。さらにイングランドはペナルティゴール2本を加え、最終的にダメ押しともいうべきトライで突き放し、勝利をものにしました。ワラビーズも終盤にトライかと思いきや認定されず…残念な幕切れとなりました。エディ・ジョーンズさん嬉しそうでしたね。

尚この試合もというべきか、双方のファンのコスプレ大会と化した感あり。イングランドはバッキンガム宮殿の衛兵と女王陛下バージョン、十字軍バージョンに加えて伝統的な帽子にブレザーと様々ですが、十字軍コスチュームの人たちや、帽子姿の人たちが必勝鉢巻を巻いているのが、また何ともいえません。さらにオーストラリア、こちらはピカチュウを被っていたり、ワラビーズ法被を着ていたり、ワラビーの顔?をつけた人がいたりと様々。
ニュージーランド-アイルランド(東京スタジアム、46ー14)
大体予想はできましたが、ニュージーランド(オールブラックス)がスピードでアイルランドを翻弄。展開の速さにアイルランドはなかなかついて行けず、前半は完封状態でした。後半になってもトライと思ったのがノックオン、ちょっと万事休すと思われましたが、何とか1トライ1コンバージョン、さらに認定(ペナルティ)トライで14点。しかしそれ以外は、多少のペナルティも何のその。オールブラックスの独壇場といった感がなきにしもあらずでした。アイルランドも健闘したとは思うのですが、それ以上にオールブラックスの「凄さ」を身を以て感じる試合であり、同時に決勝トーナメントに慣れた戦い方でもありました。アイルランドは今回もまた、ベスト4の夢を絶たれてしまいました。

尚この試合、恒例のハカが行われたのですが、強豪相手に行う「カパオパンゴ」でした。しかしアイルランドのファンが、歌声でそれをかき消してしまう有様。ファンもまた戦っているわけです。あと鉢巻同様人気のある笠ですが、アイルランド国旗を模した三色のを被っている人あり。こちらは、ワラビーズとイングランドの試合ほどの派手さはなかったものの、緑と黒の対比があちこちで見られた試合ではありました。

さて明日は大分でフランスとウェールズ、そして東京で日本と南アフリカの試合です。フランスがどう出るかはわかりませんが、ここはウェールズを推しておきます。そして最終戦は現実的には南ア、心情的には日本でしょうか。やはり決勝トーナメントというのは、どのチームが優勝できる資格があるのか、その試金石みたいなところもあるわけです。勝敗とはどこまで自分たちを利するプレイができるかにもよりますが、それが更にシビアになるのは間違いありません。

それから日本は世界ランキングで、過去最高の6位に浮上しています。

[ 2019/10/20 00:15 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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