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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2018年04月

鳴門秘帖第2回「甲賀屋敷炎上」

幕府大番頭、法月一学の嫡男弦之丞は剣の修行に出たいと、許婚の千絵を江戸に置いて出かける。しかし剣を極めれば人でなしになると師に諭され、虚無僧に身をやつす。そして戻って来た江戸で、辻斬りの孫兵衛、スリのお綱と出会う。

**********************

江戸に戻って来た弦之丞に、京都所司代松平左京之介は、父一学に会ったかと問い、弦之丞はまだ会っていない旨を伝える。そして世阿弥が阿波に、鳴門秘帖を探りに行ったことを教えられ、弦之丞は例の阿波の天堂一角の、鳴門秘帖にかかわるなという言葉を思い出す。これは幕府転覆計画の血判状であり、公家の藤村有村がその首謀者だった。有村は阿波に潜伏していた。阿波徳島は表向き二十五万石だが、藍玉利権のためそれよりも五十万石多い、実質七十五万石だった。それにより西国大名を動かそうとしていると左京之介はにらむ。

弦之丞は、剣は人でなしの道、それが正義に通じましょうかと疑問を呈するが、左京之介は密命であると言う。その時天井裏で物音がしたが、天井裏を槍で突いた弦之丞は、何もいない、ネズミでしょうと答える。実はそれは、2人の会話を聞いていた銀五郎だった。阿波に行くには命がいくつあっても足りぬと言う弦之丞だが、銀五郎はそれは男が立たない、旦那のためなら命はいらないとまで言う。千絵が行けと言えば行くつもりでいたが、前回門前払いを食わされたため、銀五郎に手紙を渡して届けてもらうことにする。

甲賀屋敷に忍び込んだ銀五郎は、そこかしこに張られた綱の一本に触れてしまう。これにより鈴が鳴らされ、甲賀衆が銀五郎を追う、その甲賀屋敷では、千絵は食事も取ろうとしなかった。多市は、周馬の言う弦之丞と、千絵の言う弦之丞の印象が違うのに疑問を抱く。その時周馬は賊が入り込んだことを伝え、弦之丞と左京之介が会ったことも知らせた。恐らく弦之丞が左京之介にそそのかされて、賊を送り込んだのではないかとの周馬の言葉を、千絵は頭から否定する。そして銀五郎は逃げる途中お綱と出会い、お綱は無意識に銀五郎が渡そうとした手紙をすってしまう。

結局銀五郎は橋の上でつかまり、串刺しにされて川に落ちる。そこへやって来た平賀源内が銀五郎を助け、このことが万吉のもう一人の下っ引き、熊によって知らされる。源内から、忍び姿の男たちに襲われていたことを聞かされた弦之丞は、甲賀者ではないかと考える。死んでもわっしは旦那のそばにいる、千絵のために阿波へ行ってくれと銀五郎は言い、息絶えた。その頃お綱は、手紙をすったことを悔やんでいた。自分の手と自分の業に嫌気がさしたのだが、そこへ孫兵衛が入って来て、手紙が阿波絡みであることから金になると悟り、お綱を倒して去って行く。

万吉は銀五郎の墓を作ってやり、男気のあるやつだったと弦之丞に話す。よほど旦那のことを気に入ったのだろうと万吉。弦之丞は阿波行きを決めるが、万吉は、なぜ甲賀者が銀五郎を襲ったのか不思議がっていた。そして孫兵衛は天堂一角の隠れ家に行き、手紙を見せる。孫兵衛も元々は阿波の原士だった。一角はいつも頭巾を離さぬ不思議な男と皆に紹介し、阿波関係の言葉がちりばめられた手紙を読む。差出人の名を見た一角は、自分が刃を交えた男であることを知る。孫兵衛も一角も、妙なところで弦之丞と関係ができていた。

一角は孫兵衛が、金がないことを知っていた。そこで手紙は買わぬが、おぬしの剣の腕を買うと持ち掛け、一角一味は孫兵衛と組むことになる。そして万吉は病の一学に会いに行き、弦之丞が左京之介から阿波行きを命じられたことを知る。左京之介の口のうまさを危ぶみ、万吉に支えになってやってくれと頼む一学。その弦之丞は、お綱から声をかけられていた。手紙のこと、それを孫兵衛が持ち出したことを話し、千絵様はきっと弦之丞を待っていると言い、さらに銀五郎が死んだことを聞かされたお綱は、お二人が会えなければ銀五郎も成仏できないと口にする。

手紙をすったのも何かの縁とお綱は、甲賀屋敷に手蔓があると言う。賭場で旅川周馬に、百両近い金を用立ててやっていたのだが、ろくに返してもらっていなかった。夜になって周馬を誘い出すから、そのすきに屋敷に忍び込むことを進めるお綱。なぜここまでしてくれるのかと問う弦之丞に、お綱は昔、湯島で自分を庇ってくれたことを話しかけるが、すぐに、番屋に自分を突き出さなかったからだと取り繕う。その夜、多市は千絵のために早すしを買って勧める。自分を案じてくれるのは多市だけだと千絵は言い、すしを口にする。千絵はどうやら周馬を信用してはいないようだった。

お綱は周馬を呼び出し、弦之丞は隙をついて屋敷に入り込み、中へと入って行くものの、やはり罠に嵌ってしまう。甲賀衆と斬り合いになる弦之丞、そこへ弦之丞の名を聞いた千絵が出て行くが、爆薬のために屋敷は火に包まれる。そして多市も、仲間を何人殺すと弦之丞に斬りかかるが、逆に斬られてしまう。駆け寄る千絵、そして弦之丞の援護射撃をするお綱。久々に弦之丞に再会できると思ったのも束の間、千絵は周馬に連れ去られてしまう。

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今回は、弦之丞の方は銀五郎を、千絵の方は多市を失ってしまいます。キャラとしては面白い銀五郎ですが、セリフがちょっと説明的な印象もあり。しかし銀五郎を見つけた平賀源内、芸者遊びをするとは結構なお大尽であります。それにしても『風雲児たち』の源内がこの弦之丞ですから、何かややこしいといえばややこしくもあり。それから銀五郎が死んでしまい、万吉の女房のお吉が「銀の字」を連発するシーンがありますが、やはり「〇の字」という呼び方は、こういう時代背景の方がふさわしいように思われます。

ところでこの源内を演じている正名僕蔵さん、『相棒』シーズン14の「物理学者と猫」で堀井教授を演じていました。猫が生きている世界、猫が死んでしまった世界それぞれをシミュレートする、「シュレジンガーの猫」の方法で、いくつかの世界をシミュレートする構成で、謎解きの面白さというよりも、「右京、風邪を引く」的な、どちらかといえばちょっとお遊び的な雰囲気のエピソードでした。

弦之丞の手紙ですが、どちらにしても予期せぬ方向に行く運命だったようです。しかしお綱はあの手紙全部読めたのですね。しかし孫兵衛も、あの手紙を売るなどというよりは、堂々と自分の腕を使ってくれと言えばよかったようなものですが、それはちょっとためらわれたのでしょうか。この孫兵衛が頭巾を片時も離さない理由、確かこの人はいわくつきなのですが、それは話が進むにつれて明らかになると思われます。

それとこう言っては何ですが、千絵が食事に手を付けない割に、あまりやせ衰えている印象がないのですが…。最初周馬が毒でも盛っていて、それを察しているのかと思いましたが、周馬は千絵と結婚する予定だからそれは考えにくいです。

しかしこれと大河がどうにもこうにもダブってしまいます。要は

公家中心で幕府転覆計画→発覚する→幕府の取り締まりが厳しくなる

このパターンですね。しかも竹屋三位卿藤原有村を演じている篠井英介さんは、『翔ぶが如く』で橋本左内を演じていました。松平左京之介が西国大名の名を挙げるシーンで、島津、毛利と言うところに、この2つはやはり幕府の仮想敵であったと納得です。この時の徳島藩の殿様、蜂須賀重喜公も公家との交流が頻繁にあったようです。さらに反幕府勢力一味のトップが天堂一角であることを考えると、この役に渡辺大さんがキャスティングされたのもうなずけます。

(2018年5月3日加筆)


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[ 2018/04/30 23:45 ] その他 | TB(-) | CM(0)

The Vassals of NAGAO Kagetora (UESUGI Masatora)

USAMI Sadamitsu

Please see USAMI Sadamitsu

NAOE Sanetsuna

Please see NAOE Sanetsuna

KAKIZAKI Kageie

He was the vassal considerably trusted by Kagetora and was skilful in war. He always was in the van of the attack. But it is said that he made a great achievement in domestic administration also recently. He has some legendary episodes and some say that he never married though he had a wife and sons. And others say that he betrayed Masatora (Kagetora) and was executed but he is said to have died of illness in reality.
In this series, he supports Kagetora and doesn't get on well with the former vassals of the Uesugi clan as ŌKUMA Tomohide. He puts an end to the life of TAKEDA Nobushige in the Fourth Battle of Kawanakajima.

風林火山柿崎景家
Kakizaki Kageie (Ken-ichi Kaneda)

HONJŌ Saneyori

He served NAGAO Harukage, elder brother of Kagetora at first but then served Kagetora who was more talented than his brother. He taught him stratagem and became one of his important vassals and participated in some battles.
In this series, he is described as a man who is loyal to Kagetora but opposes Ōkuma Tomohide, like Kakizaki Kageie.

乗風林火山本庄実乃
Honjō Saneyori (Gen Kimura)

ŌKUMA Tomohide

Like his father Masahide, he served the Uesugi clan and was charge in tax payment but he served the Nagao clan later. But there was an internal struggle in the clan and he betrayed Kagetora and served the Takeda clan and obeyed TAKEDA Katsuyori until his death in 1582 and they shared the same fate.
In this series, he betrays Kagetora with the help of YAMAMOTO Kansuke and SANADA Yukitaka. He participates in the Fourth Battle of Kawanakajima and offers two vassals of Shingen (*) sake before departure for the front.

風林火山大熊朝秀
Ōkuma Tomohide (Gorō Ōhashi)

(*) Akira Senju who was in charge of music and Kōji Kaminuma who wrote the title played the roles of the vassals.

The images are from the DVD series of "Fūrin Kazan".

[ 2018/04/30 00:30 ] Taiga Drama Furin Kazan | TB(-) | CM(0)

『応天の門』源融、庭に古桜を欲す事三

延び延びになっていましたが、第六巻最終話です。源融が庭に植えたがっていた桜ですが、何やら、怪しげないわれがあるようです。

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源融が牛車の簾を巻き上げて見たものは、木の下に立っている女と、木から下がっている縄だった。女は輪にした縄の先に頭を入れ、首を吊ろうとしていた。慌てふためく融だったが、業平や従者たちは、そのようなものは見えないと口々に言った。

しかもその女の周囲には、人魂のような青白い光が見えていた。融は自分にしか見えないのかと思い込み、業平は従者に見てくるように命じるが、その間に女が首を吊ってしまう。融はこの木にたたりがあると言って牛車をその場から離れさせる。しかしこれは、道真たちが仕組んだことだった。

桜の下にいた女はカナメで、首を吊るふりをして、長谷雄に支えてもらっていたのである。青白い光は、強い酒と銅を染み込ませたぼろ布に火をつけていたのだった。恐らくこれで融は驚いたはずだと、道真たちは効果を確信する。またカナメは、これを浸した湯でかぶれた部分を洗うようにと、杉の葉を炙ったものを長谷雄に渡す。

結局桜の移し替えは取りやめになった。融を見舞った業平は、あの木は夫婦桜といって、昔一組の男女が木の下で将来を誓ったものの、夫の方は防人に出かけてそのまま戻らなかった。それを悲しんだ妻は首を吊り、それ以来その桜には怪しい噂があると話した。それを信じた融は、あの桜を引き抜くことはできぬと涙を流す。

さらに業平は、あの桜から融の庭へ小川を引けば、散った花びらが水に乗ってやってくると言い、融はそれを受け入れる。しかしその一方で融は道真の才を認めており、あれを使って何をするつもりかと業平に問いただすのだった。

業平は菅原邸を尋ねた。ことがうまく行ったこと、人を縛るは恐怖でなく情であり、それを使うのが処世の術と話すが、道真はいい加減勉学に集中させてくれと言い、また桜の方もこれ以上腐食しないように、処置をしておいたと話す。その知識を笠に着た言い方が、業平にはおかしかった。

その一方で鷹狩をしていた清和天皇や藤原常行は、急な雨に見舞われ、常行の父良相の別荘で雨宿りをする。しかしすべてがお膳立てされたような雰囲気を、常行は不審がる。さらに妹の多美子までがその別荘に来ており、しかも良相は多美子をおそばにと帝に進言する。

この入内は、たちどころに宮中で噂となった。しかも身内である藤原良房は出し抜かれた格好となった。そして常行は、参内していた業平にあることを依頼する。それは意外なことに、多美子をさらってくれという依頼だった。さもないと妹は殺されると常行は言う。

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桜の木を利用して、源融に一泡吹かせた業平と道真ですが、一方で融は、業平が道真を使って何をやろうとしているのか、不信感を募らせます。そして藤原良相は娘の多美子を入内させ、高子を帝にと企んでいた良房の先手を打ちますが、良相の子である常行が、別荘での出来事に疑問を抱き、そして業平に、こともあろうに入内した妹をさらってくれと頼む辺り、この入内にはかなり裏がありそうです。

[ 2018/04/29 23:15 ] 応天の門 | TB(-) | CM(0)

ラグビー代表と平尾氏 20

平尾氏関連投稿は、一応今回を以て終わりとします。本当は一周忌までで終わる予定だったのですが、あれやこれやで長引いてしまい、亡くなられてから一年半が経過してしまいました。選手としての名声は、日本人ラグビー選手としては今なお華々しいものがある一方で、コーチとしてはそうでもなかった、それには本人の一種の理想主義、日本ラグビーフットボール協会の対応など、様々な理由があると思います。協会の「お願いしてやってもらう」姿勢は、もっと早く修正されてしかるべきでしたし、代表監督に十分と思われる報酬(それでもサッカーよりは少ないでしょう)を準備したうえで、神戸製鋼でも、日本代表ユースでもいいから経験を積んだ平尾氏に、監督に就任してもらうというやり方を取れていませんでした。

もう一つ思うのは、平尾氏が過渡期の人物だったことです。ラグビーがプロを認めた、所謂オープン化の時期には、選手としては既に30を超えており、コーチとしてはまだ未経験の段階でした。無論この時点で引退を決意し、将来的にコーチとしての勉強をすることも、あるいは可能だったのかもしれないのです。その年のワールドカップで、日本はニュージーランドに145失点していたわけですから、それをきっかけにコーチとして出直すこともできたのではないでしょうか。その意味で1997年の代表監督就任には、テコ入れの意味もあったとはいえ、どこか中途半端にも感じましたし、今後の可能性もまだあったわけですから、いささかもったいない使い方でもあったわけです。この時点で外国人コーチを迎え、そのアシスタントでもよかったでしょう。尤も協会が外国人コーチを認めたのは、その8年後のことですが。

無論平尾氏本人の理想通りに、日本にラグビーをもっと広めたい、子供の頃から楕円球に触れさせたいというのであれば、ジュニア養成の方で正解だったと思います。文科省の中央教育審議会にも関与していたわけですから、教育とラグビー、あるいはリーダーシップの関係構築に意欲を燃やしていたのは事実でしょう。教育やビジネスに関連させて、ラグビーを語るのが好きな人物でもありました。しかしその成果がまだ見られず、しかも2019年ワールドカップで何らかのプレゼンスを示してくれるだろうと思っていただけに、果たせなかったのはやはり残念ではあります。私も監督としての平尾氏のやり方は疑問がありましたが、選手としてはそこそこいいとは思いました。そのためか、今でも平尾誠二といえば、やはり選手時代のジャージー姿、しかも神戸製鋼もさることながら、日本代表のジャージー姿が印象に残っています。

飲み物-パブのビール2
[ 2018/04/29 01:00 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

Naruto Hichō Episode 1 Unmei no Uzushio (Their Strange Fate)

NORIZUKI Gennojō is a komusō, a meidicant Zen priest of the Fuke sect though he is a son of hatamoto, direct vassal of shogun in reality. In Edo, he meets a man called Araki, vassal of MATSYDATIRA Sakyōnosuke、Kyoto Shoshidai who governs Kyoto under Tokugawa shogunate. He orders him to search Yoami in Awa (current Tokushima) and receives money. But Mikaeri O-Tsuna, a cut-purse sees it and plans to steal it. That night she waits for him near a bridge but Gennojo fights SEKIYA Magobei, a street-murder with swords. Then O-Tsuna throws a stone into a river and the noise makes him away. She steals Gennojo's money but he is aware of it  and says, "I pretend I didn't see it".

鳴門秘帖弦之丞とお綱
Gennojō (Kōji Yamamoto, right) is aware that his money is stolen by Mikaeri O-Tsuna (Sumika Nono) 

Gennojō is a fiance of Chie, daughter of Kōga Yoami, a Kōga-ryu ninja who is the head of the Koga family. Years ago, he decided to travel to perfect his skill in swordsmanship with his instructor TOGASAKI Sekiun and was given an amulet by Chie. And in Kyoto, an aristocrat attempted to overthrow shogunate and it was found out and he was arrested by Kyoto Shoshidai (Hōreki no hen). The aristocrat hid himself in Awa and Sakyonosuke ordered Yoami to search a petition with blood sealed of overthrowing shogunate called "Naruto Hichō". Yoami departed for Awa but visited a O-Tsuna and her mother O-Sai on his way. He gave O-Tsuna some money but Toragorō, father of O-tsuna who was a rude man took away it.

鳴門秘帖師を斬る弦之丞
Gennojō killed his instructor Sekiun (Tōru Shinagawa)

Gennojō learned Sekiun's swordsmanship perfectly. Then Sekiun told him to surpass himself, to kill him in short. He then cut down him and Sekiun fell down on the ground. He says,
 "the swordsmanship is a means of killing people and if you investigate the swordsmanship thoroughly, he will be a brute."
And then he died. After that Gennojō becomes got disheartened but was told by a prostitute with him that a brute could have human mind by chanting the name of Buddha.

鳴門秘帖千絵と周馬
Chie (Akari H
ayami, left) is sick of waiting for her father and Gennojō but admonished by Tabikawa Shūma (Shinji Takeda, centre)

O-Tsuna is chased by Mankichi, hired thief-cather who knows about Gennojō well and his follower Gingorō but makes her getaway. Then she sees Magobei and gets falsely accused by him. She tells him to visit a house in Hongō Tsumagoi, an area of Edo. Gennojō is persuaded to meet his father who takes ill and Chie by Mankichi and Gingorō at an eating house managed by Mankichi's wife. They grieve that Gennnojo degraded himself. And in the residence of Yoami, Chie is sick of waiting for her father and Gennnojō but is admonished by TABIKAWA Shūma, leading disciple of Yoami. He has a secret design in reality.

鳴門秘帖甲賀屋敷
Gennojō visits Chie with Gingorō (Shūgo Oshinari, centre) but refused by Shūma

O-Tsuna's family is very poor and her younger sister and brother do street performance to earn their keep. She knows that Toragorō will sell her to Yoshiwara, a red light district for money and that's why she keeps a distance from her family. She gives them the money she stole from Gennojō and tells them that she is a maid of a big residence. And she remembers that in her childhood, she stole a merchant's purse at an exhibition of medicines by HIRAGA Gennai. Then a boy of a samurai family appeared and said to her "I pretend I didn't see it" to protect her. She thinks that the boy was possibly Gennojō himself. Then she goes to Hongō and is squeezed by Magobei who waits for her. But she holds a pistol and sends him away.
    
鳴門秘帖弦之丞と甲賀衆
Gennojō is attacked by Kōga-ryū ninjas

Gennnojō visits Chie with Gingoro but is refused to see her by Shuma who says she has depression. Then Gennojō asks him to hand her the amulet. Chie feels that somebody visits the residence but Shūma tells such a lie that it was Gennpjō but he said that he didn't want to see her anymore. Shūma attempts to marry her and manage the Kōga family. He orders his follower Taichi to keep a lookout for him. Gennojō and Gingorō who leave the residence are attacked by the ninjas of Kōga-ryū. Though they cut their way, the life of Gennojo is threatened by the samurais of Awa also and O-Tsuna suports him with her pistol.

鳴門秘帖獄中の世阿弥
Yoami (NAKAMURA Kazuo)is imprisoned in Awa

In Awa, Yoami is put in a jail. The Koga family goes into decline.

The images are from the video of "Naruto Hichō".

[ 2018/04/29 00:30 ] Others | TB(-) | CM(0)

大河クイズ幕末編

今回は幕末編初級です。(ただし『花の生涯』は入れていません)

次の中で、吉田松陰が登場しない幕末大河を挙げてください。
  1. 八重の桜
  2. 花神
  3. 翔ぶが如く
  4. 龍馬伝

幕末大河には、主人公が架空の人物の作品が2つあります。『獅子の時代』ともう一つ何でしょうか。
  1. 篤姫
  2. 勝海舟
  3. 三姉妹
  4. 八重の桜

次の中で、薩長が舞台でない幕末大河を挙げてください。
  1. 花燃ゆ
  2. 花神
  3. 西郷どん
  4. 勝海舟

次の中で、高杉晋作が登場しない幕末大河を挙げてください。
  1. 翔ぶが如く
  2. 花神
  3. 花燃ゆ
  4. 龍馬伝

次の中で、最終回が慶応3年の幕末大河を挙げてください。
  1. 篤姫
  2. 新選組!
  3. 竜馬がゆく
  4. 徳川慶喜

次の中で、大原麗子さんが出演していない幕末大河を挙げてください。
  1. 勝海舟
  2. 獅子の時代
  3. 新選組!
  4. 徳川慶喜

次の幕末大河の中で、井伊直弼が登場しないのはどれでしょう。
  1. 八重の桜
  2. 徳川慶喜
  3. 新選組!
  4. 翔ぶが如く

次の中で、佐久間象山が登場しない幕末大河はどれでしょう。
  1. 新選組!
  2. 花神
  3. 花燃ゆ
  4. 勝海舟

今回も正解は約1週間後に発表です。

[ 2018/04/28 01:15 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

Fūrin Kazan 47 Kessen Zenya (On the Eve of a Decisive Battle)

UESUGI Masatora is angry with NARITA Nagayasu who sees his parade after succeeding the position of Kanto Kanrei from his horsebeck. Then Masatora forces him get off from the horse and hits him. As a result, Nagayasu withdraws troops from the headquarter of Masatora with other rulers though his wife Ise still remains there as hostage.

風林火山47政虎と伊勢
Ise (Haruka Igawa, left) makes a bow to Masatora (Gackt) but blames him

Masatora says that he was rude to him and Ise but she says that she will suffer for her husband's betray but won't pay for his impoliteness. She declares that his ancestor exchange salutes with Minamoto-no Yoshiie (*) from his horseback and other rulers didn't betray Masatora but abandoned him. Besides she blames him why Kagetora who venerates Vaisravana doesn't understand other people's feelings and "Heaven's judgement" he says is nothing but his self-conceit.

風林火山47原虎胤
Hara Toratane (Kai Shishido, right) who is wounded becomes missing

Masatora stops Kakizaki Kageie who tries to slash her and receives her words as a valuable lesson to him. Then he learns that TAKEDA Harunobu takes up arms and retreats to Echigo. He sends Ise to Oshi Castle to stop Nagayasu from supporting the Hojo clan by gaining his gratitude. In May 1561, Warigatake Castle falls but Hara Toratane who is wounded becomes unknown. and Denbée is given three handfuls of gold nuggets as a reward for having incited betrayers during the attack.

風林火山47黄金三すくい
The gold nuggets given to Denbée

At Odawara castle, Hojo Ujiyasu treats his vassals to sake and grilled seafood to celebrate the retreat of Masatora. SHIMIZU Yoshimasa appreciates the attack of Harunobu but Ujiyasu tells him that he will be his enemy someday. Then he sees a grilled clam and says.
"The kai is hard to surrrender us, he is foxy man." (**)
At the same time. SANADA Yukitaka talks about the battle at Kawanakajima is coming again. he says that Harunobu cannnot beat Masatora by stratagem. Then KAWAHARA Takamasa appears and tells him about the death of NAGANO Narimasa.

風林火山47北条家祝宴
A party is held at Odawara Castle after the retreat of Masatora

Kansuke introduces Ritsu to KASUGA Toratsuna and he is pleased with Ritsu. But he is not keen to succeed Kansuke. Then he advises Toratsuna if they have some sons, one of them can revive the family.  In Echigo, Masatora teaches his nephew Unomatsu (later Kagekatsu) calligraphy. Momo hime who sees it thinks that he has changed. Masatora says that he knows how to express affection.

風林火山47平蔵一家
Heizō (Ryūta Satō, centre) tells his family that he participates in the battle at Kawanakajima

Heizō comes home and make his family prepare for the battle. Hisa persuades him that he should return again. On the 14th of August, Masatora and his army departs for Kawanakajima but only Heizō looks depressed. It is signaled to Harunobu by beacon and he gathers his vassals to hold a council of war. He asks Kansuke whether Toratsuna can hold Kaizu Castle or not.
"The castle never falls, sir,"says he.  

(*) A samurai from Minamoto clan who suppressed eastern Japan in the 11th century.
(**) It's a play in words. The word kai means the province ruled Harunobu and a Japanese word that means shell or shellfish. And the word "foxy" is expressed "kuenai" in Japanese and the word also means "unsavory". Ujiyasu attempts to say that Harunobu of Kai is foxy and he is like a shellfish that is unsavory.

The images are from the DVD series of "Fūrin Kazan".

[ 2018/04/28 00:30 ] Taiga Drama Furin Kazan | TB(-) | CM(0)

西郷どんの歴史的背景7-家定と斉彬それぞれの最期

徳川家定と蘭方医でも書いていますが、家定の病気は脚気、正確には脚気衝心でした。この脚気衝心というのは心臓機能の低下のことで、このため当時は脚気が死病化することもありました。元々脚気が広まったのは、江戸時代に、白米を常食する習慣が広まったのと関係するともいわれています。特に江戸を中心とした地域で広まり、江戸わずらいとも呼ばれたことがあります。

地方ではまだ玄米を食べる所もあり、そのため江戸のような流行は見られませんでした。要は玄米に含まれるビタミンB1が精製の段階で除去されるため起こる、いわばビタミン不足の1種です。このため『JIN-仁-』では「安藤奈津」が作られていました。特にその当時は副食物が少なく、白米の摂取量が多かったせいもありました。無論今でも食事内容によっては脚気を患う可能性もあります。

実際大河で戦国時代が舞台だと、食事は薄茶色の玄米飯が主流ですが、江戸時代半ばになると白いご飯となります。吉之助の家では芋を食べていましたが、あるいは白米よりも体によかったのかもしれません。そしてこの脚気は、日露戦争中にも起こっていました。その前に海軍では、軍医高木兼寛がパンや麦飯を導入し、脚気の発症率を抑えることに成功しました。

ただし当時の医学では伝染病説、あるいは中毒説が主流で、しかも陸軍は日本食中心であったため対策が遅れ、脚気の患者が多く出たといわれています。その後は陸軍でも麦飯が採用されるようになりました。しかし大正時代に入っても脚気による死亡者は多く、数万人に達したこともあり、第二次大戦後にビタミンB1剤が出回るようになって沈静化します。

一方島津斉彬の方ですが、この人は病死説と毒殺説があります。病死というのは、軍事教練がひどく暑い日で多量の水を飲んだ後発熱し、腹痛と下痢に見舞われて亡くなったということで、病状からしてコレラではなかったかともいわれています。

ただしこの当時、薩摩ではコレラは流行していなかったことを考えると、別の病気であるか、あるいはやはり毒を盛られたという可能性も否定できません。かなり影響力のある人物だっただけに、そういう説がまことしやかに囁かれるのも尤もです。尚コレラは安政5(1858)年に長崎で大流行し、それが上方でも流行して、一大騒ぎとなっています。

飲み物-エールビール
[ 2018/04/27 01:00 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)

"Idaten ~ Tokyo Olympic Hanashi" and "Kirin ga Kuru"

I think that you know, the Taiga Drama Series "Idaten ~ Tokyo Olympic Hanashi" will be broadcast next year. It describes the lives of Shisō Kanaguri, a marathon runner who participated in the Stockholm Olympics and Masaji Tabata, a swimming coach who realised hosting the Olympic in Tokyo. It is written by Kankurō Kudō. The role of Kanaguri is played by NAKAMURA Kankurō VI and Sadao Abe acts as Tabata.

And the series in 2020 was announced last week. It is titled "Kirin ga Kuru" that describes the life of AKECHI Mitsuhide, vassal of ODA Nobunaga (*). "Kirin" is used as a Japanese translation of giraffe. But in this case, it is an imaginary animal that appears when a good ruler governs the country (**). It is written by Shunsaku Ikehata who wrote "Taiheiki" in 1991 and Hiroki Hasegawa plays the leading part.

(*) His letter that says the reestablishment of Muromachi Bakufu was found last year.
(**) The animal is a trademark of KIRIN BEER, one of major beer companies in Japan.

[ 2018/04/27 00:30 ] Taiga Drama | TB(-) | CM(0)

大河クイズ戦国編正解発表

それから、先日の大河クイズの正解をアップしておきます。

まず濃姫が登場しないのは、『風林火山』です。

関ヶ原が登場しない大河は、もちろん『天と地と』です。

武田信玄が登場しない大河は『利家とまつ』です。

登場人物がOPに出てくる大河は『天と地と』です。

最上義光が出てくるのはもちろん『独眼竜政宗』です。

大坂の陣が描かれるのは『軍師官兵衛』です。

明智光秀が登場しない大河は『武蔵 MUSASHI』です。

豊臣秀吉が登場しないのは『風林火山』です。ちなみに信長と家康(松平元康)は登場します。

この次には幕末初級編をやってみようかと考えています。

[ 2018/04/25 23:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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