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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2017年12月

おんな城主直虎まとめ1 メディアと視聴率

3日間の予定で『おんな城主 直虎』のまとめを行います。まず今回はメディア、そして視聴率関連です。メディアに関しては、実はあまり見ていないのですが、少なくとも『花燃ゆ』の時のようなネガティブさはありませんでした。無論中には、やはり女性大河なのがネックという趣旨の記事もありましたし、指摘されるべき部分、批判されるべき部分はあったのですから、すべてを肯定するが如き記事には違和感を覚えました。言い方が非常に悪いのですが、提灯記事のような物もありました。

恐らく『真田丸』と似たようなPR方針だったのでしょう。しかし『真田丸』の場合は賛否両論ありつつも、まだ面白く受け止められたし、好意的な内容の記事と呼応する部分はありました。しかし『直虎』は、私としてはそこまでの面白くはなかったし、何やらメディアが独り歩きしている印象もありました。また高橋一生さん演じる政次が死んだ直後に、CD発売というのも炎上商法的でした。これにより、今までの大河が曲がりなりにも守って来たことが、破壊されたようにも感じられました。

それから視聴率についてです。あまり視聴率を云々するのもどうかと思いますが、一応のバロメーターとして触れておきたいと思います。まずこちらのグラフ1ですが

グラフ1
視聴率グラフ1

オレンジの折れ線が『真田丸』、青が『直虎』、グレーが『花燃ゆ』です(サムネイルですので、クリックして拡大した方が見やすいかもしれません)。『真田丸』は右肩下がりですが、視聴率はやはり一番高いです。そして『直虎』も右肩下がりですが、『花燃ゆ』は終盤でやや上げています。群馬編になってから、多少盛り返した感があり、終盤の視聴率は『直虎』をしのいでいます。実は『花燃ゆ』は、最終回の数字に関していえば、『直虎』とほぼ互角です。次にグラフ2です。

グラフ2
視聴率グラフ2

『直虎』『花燃ゆ』とも、初回視聴率と最終回視聴率、あまり差がありません。初回が0.2パーセント、最終回が0.1パーセントです。平均視聴率は0.8パーセント違いますが、これは『花燃ゆ』には一桁の回が4回あったせいでしょう。ここでグラフ3です。

グラフ3
視聴率グラフ3

女性大河2つは、最高視聴率が初回の視聴率となっています。逆に最低視聴率は、1.3パーセントの差です。この最高(及び初回)、最低、最終回とも『直虎』がいくらかまさっていますが、しかし『直虎』の場合は戦国大河であり、戦国時代が舞台の作品は、それ以外の時代の作品よりも視聴率が高く出る傾向があります。つまり『花燃ゆ』よりは高いが、戦国ということを差し引けばほぼ互角、あるいは低いという見方もできるわけで、それを考えると、かなり視聴率は低迷したといえます。

無論最近では『真田丸』のように、タイムシフト視聴もあるわけで、それも本来は考慮に入れるべきでしょう。ただしその数字が入手できなかったこと、またBSの視聴率も初回しか確認できなかったことから、今回は地上波のみにしています。しかしこれで見る限り、戦国大河ワースト、歴代の大河ワースト3位に入ったこと、終盤(第41回-50回)の平均視聴率が『花燃ゆ』にすら劣ったことを、関係者は考えるべきでしょう。この作品の特に後半では、数字が11パーセントから12パーセントで停滞、あるいは下降する傾向があり、それが作品の内容と比例していたように思われます。

ところで『平清盛』と『花燃ゆ』は、最終回が拡大版となりませんでした。これは視聴率一桁も影響しているでしょう。ここ何年かは、通常では最終回の放送枠は60分取ってあります。しかし『直虎』の場合、放送枠は55分でした。つまり最終回の枠を
45分以上60分未満
にしたというのが、戦国大河では最低の視聴率であったこの作品に対して、NHKが下した判断かと思われます。確かに一桁こそなかったものの、お世辞にも高視聴率とはいえなかった、それが、通常よりも5分少ない放送枠に現れているような気がします。

[ 2017/12/26 00:45 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

To the Readers of My Posts on Taiga Drama in English

Men's Fashion in the 16th Century Japan

6. Armour and battlefield

<Yoroi> (Japanese armour)

As there were many battled in the 16th century Japan, samurais had many opportunities to wear armours. Many of them wore traditional ones but some of them favoured the armours  influenced by those of western countries as time passed.

風林火山手紙を読む晴信と板垣10
Takeda Harunobu (right) and his vassal Itagaki Nobukata in "Furin Kazan"


おんな城主直虎桶狭間直盛
Ii Naomori in "Onna Joshu Naotora"

真田丸北条氏直甲冑
Armour of Hojo Ujinao designed with a western influence in "Sanada Maru"

真田丸氏政の兜2
Western style helmet (Kabuto) of Hojo Ujimasa, father of Ujinao

<Horo> 

Some samurais were appointed to HORO MUSHA in battles. They usually were messengers and packs a protector to prevent them from receiving arrows. In ancient times, they wore cloth but later it changed into a protector covered with yellow or red cloth.The protector resembled a big basket.

Not only horo, messengers of some clans carried flags like "Mukade shu" of the Takeda clan. Those who could carry them are elites who were selected from the sons of senior vassals.

真田丸信繁の黄幌
Sanada Nobushige as horo musha in the Siege of Odawara in 1590 (Sanada Maru)

風林火山百足衆(15)
Mukade shu, the messengers carry the flags with the design of centipede

<Headquarters and bases>

Headquarters or bases were surrounded by the tents with family crest. General or commander had a war council in them. They sat on shogi, a kind of collapsible stool and a table was consisted of shields and shogis. And the flags are raised as in the image.

風林火山武田陣(27)
The headquarter of Takeda Harunobu in "Furin Kazan"

In war council, go stones are used to position a battle array.

風林火山碁石攻略
From "Furin Kazan"
 
<Weapons>
 
In many battles, main weapons were spears, arrow and bows and swords. But from the middle 16th century, matchlocks became to be used.

風林火山鉄砲の教授
Kansuke and Denbei are instructed how to use matchlock from Tsuda Kenmotsu in "Furin Kazan"

During the winter campaign of the Siege of Osaka, TOKUGAWA Ieyasu used a field culverin to threat Chacha (Lady Yodo), mother of TOYOTOMI Hideyori. This is said to have been imported from England.

真田丸カルバリン砲
Field culverin of Tokugawa Ieyasu in "Sanada Maru"

To tell the truth, cannons were not so much used in the Sengoku period. This is one of the few examples that a cannon overwhelmed the enemy in Japan at that time.

The images are the official website of "Onna Joshu Naotora", the DVD series and the video of "Sanada Maru" and "Furin Kazan".

[ 2017/12/25 23:45 ] Taiga Drama | TB(-) | CM(0)

神の御子は今宵しも/O come all ye faithful

メリークリスマス&Merry Christmas!



[ 2017/12/24 23:15 ] その他/others | TB(-) | CM(0)

風林火山第39回「川中島!龍虎激突」

2017年の大河は終わりましたが、私にとって今年の大河はこの『風林火山』であり、正確には「2017年度」の大河なのでまだまだ続きます。村上義清が越後に逃げ込んだのをきっかけに、武田と長尾の戦いの火蓋が切って落とされます。

*************************

景虎は家臣たちに檄を飛ばし、信濃に攻め入る。天文22(1553)年8月のことであった。一方晴信は、かつての村上の城である塩田城を本拠地としていた。駒井政武の越後動くの知らせに、勘助は牧城へ援軍を送ることにする。景虎の軍勢は八千であった。牧城は香坂筑前守の城であり、春日虎綱が入っていた。越後勢はここを攻めず、犀川に向かうだろうと言う春日に香坂は驚く。その香坂に春日は、これは孫子の教えであると言った。

その頃リツは、勘助の屋敷を訪ねていた。そこではおくまが昼寝をしていた。息子も従軍しているため、心配で夜も眠れないと言うおくまに、だから昼寝をしていたのかとうなずくリツ。そして諏訪では、由布姫がトンボが舞っているのに気づく。その時志摩が、越後が信濃に入ったことを知らせに来る。由布姫は、自分は先ほど勝ち虫を見たと言い、お屋形様は勝つであろうということを志摩に伝える。

北信濃を攻め、高梨の旧領を取り戻して勢いに乗る長尾軍に備え、勘助は室賀城の守りを固めることにした。しかし本陣は塩田城のままだった。越後の狙いは晴信の首であり、そのためには相手を引き付けて戦うべきと勘助は読んでいた。8月晦日には布施で両軍が激突し、さらに9月に入って荒砥城が落ちる。信繁も諸角も苛立つが、勘助は長尾は坂木へ行くと考えており、真田や相木に背後から突かせる予定でいた。しかし宇佐美定満は、坂木へ向かうのは危険だと言う。

直江実綱は信濃を切り取ってはと示唆する。しかし景虎に取って、それは盗人の戦だった。そして麻績から青柳を通り、敢えて守りの堅い所を攻めて、深志城に接近する勢いを見せた。そして晴信は、長尾軍の目と鼻の先にある刈谷原城に派遣する。9月3日には虚空蔵山城に長尾軍が入った。宇佐美と勘助、それぞれの軍師の知恵が試されようとしていた。そして諸角は、馬場信春が兵の士気を云々し、自分を揶揄したのを思い出していた。

戦況が気になる晴信は、深志城へ移ることを考えていたが、勘助は動いてはならないと言う。ついに刈谷原は捨て、諸角以下の兵は深志城へ移すことになった。越後との戦は長引きそうだと言う勘助に、そちには長生きしてほしいと晴信。その同じ塩田城では伝兵衛は、太吉の息子茂吉から、長尾景虎はどんな顔なのかと尋ねられる。自分にそっくりじゃと答える伝兵衛に、だから女子が寄り付かないのかと茂吉は納得する。

そこへ諸角軍が刈谷原城に引き返したという知らせが届く。諸角は城へ来るであろう越後軍の、景虎の首を取るように配下の者に命じる。深志城の馬場信春は、あの言葉を間に受けたのかと驚き、勘助は越後勢に夜討ちを掛けることにした。このため景虎軍は闇の中に消え、諸角は下知に従わなかった責任を取らされることになる。諸角は、自分は命を惜しむ様になり、また息子2人を戦で失って、隠居もままならず、今まで生き恥を晒して参ったと申し開きをする。

晴信は、今までの武功が生き恥を晒すというのなら、今後も生き恥を去らし続けろと言い、また信繁も馬場も、勘助も心配していたことを伝える。その言葉に涙する諸角。しかし今度は、退却したはずの景虎の軍が引き返して来た。晴信は表に出ざるを得なくなり、両者は千曲川を挟んでにらみ合う。景虎は一人「挨拶」の趣き、そのまま馬を返して去って行った。結局勝負がつかないまま、第一次川中島の戦いは幕を閉じた。

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前回の馬場信春の言葉が伏線になっています。馬場としては軽い気持ちで言ったわけですが、諸角にはその言葉が堪えたようで、無謀ともいえる籠城までやらかしますが、予想外の展開に勘助は、夜討ちの策を用いることになります。ちょうどこれは、虚空蔵山城の長尾軍を挟み撃ちにする形となり、宇佐美の提言でひとまずは引き上げることになります。

景虎が信濃を引き上げるその一方で、晴信は自分の命に背いた諸角を許します。この時の雰囲気がなかなかよろしい。しかし由布姫の見たトンボ=勝ち虫とは、板垣信方のメタファーなのでしょうか。しかしリツとおくまの会話といい、塩田城での伝兵衛の茂吉への言葉といい、所々で入る寸劇的なセリフが、戦場面の緊迫感を引き立てています。

[ 2017/12/24 23:00 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)

風林火山の歴史的背景25-川中島の戦いその1

第38回は、川中島の戦いをほのめかす形で終わります。この川中島の戦い、全部で5回ありますが、そのうちの多くはにらみ合いのようなものであり、決戦という形になったのは、第4次川中島の戦いくらいです。そして勘助も、また武田信繁やその傅役の諸角虎定も、この戦いで散ることになります。しかも、この時長尾景虎、後の上杉政虎(輝虎)と対峙していたことが、後に織田信長が勢力を伸ばす一因ともなりました。

この一連の川中島の戦いの、要因となったのは村上義清の存在です。しかも景虎、後の政虎は川中島と並行して、北条攻めも起こしています。こちらの方は、上杉憲政が逃げ込んだことに端を発しています。そのために上洛し、後奈良天皇に拝謁して綸旨を賜っています。無論景虎に取っては、あくまでも義のための戦である以上、他の領地に踏み込みはしても、そこを領地化することはありませんでした。そもそも越後自体、まだ完全に統一されていませんでした。

そしてこの両雄対決には、他地域の紛争ももちろん絡んでいました。結果的に第5次合戦もにらみ合いで終わった後は、武田は方針を変更し、桶狭間後の混乱が続く駿河へ目を向けます。しかもこの頃武田は織田と手を結び、更に義信事件の発生などもあって、東海地方へと触手を伸ばすようになり、第5次川中島の戦いの4年後には、駿河へ侵攻することになります。また5回とされている川中島の戦いですが、2回とする説もあります。

飲み物-カクテル
[ 2017/12/24 00:30 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)

Furin Kazan 35 Hime no Tatakai (The Battle of the Ladies)

Kansuke visits HARA Toratane who was wounded in the Siege of Toishi. He introduces him Ritsu, his youngest daughter and asks him to marry her but Kansuke hesitates to accept it. Ritsu knows everything about Kansuke because Toratane tells her all the details of what he did. She also knows Yu-u hime and lets it slip that Harunobu is going to have a new concubine. It bewilders Kansuke.

風林火山35原虎胤とリツ
Hara Toratane (Kai Shishido, right) introduced his daughter Ritsu (Aki Maeda, second from the right) to Kansuke (Seiyo Uchino)

On the way to Suwa, Kansuke finds a palanquin and some samurais in front of a farmhouse. And in the house he sees a young lady. After they left, a middle-aged woman appears and he asks her who is the lady. But she insists that she cannot answer it. Then he tells her that it's the order of Harunobu but she also says it's also his order and tells him get out of the way. After arriving at Osaka Kannon-in, Shiro tells him that his mother Yu-u hime misses him. She is glad of his return from Echigo and asks him about NAGAO Kagetora.

風林火山35輿の一行
Kansuke finds a palanquin ans some samurais on his way to Suwa

Yu-u hime says that Harunobu doesn't visit her recently and feels sad. Then Shima makes Shiro away and lets her talk face to face with him. Yu-u hime makes sure of their relationship with Harunobu by showing their charms of Malici each other. However she says that she feels caged in. Then he tells her that Oi Fujin is ill in bed. She says that she hopes to visit her in Kofu. But he fears the encounter of her and Narunobu's new concubine.

風林火山35勘助と由布姫
Kansuke meets Yu-u hime (Miyuki Shibamoto, left) for the first time since his return from Echigo

Yu-u hime finally visits Kai with Shito and Shima. She meets Oi Fujin and gets to know that her half brother Toraomaru became a priest for the first time. Shima was told to keep it secret by Kansuke because Harunobu would tell her about it someday. Meanwhile Kansuke asks Harunobu about his new concubine, O-Goto hime. Harunobu feigns ignorance but at last he admits it. Kansuke advises him to spend the night with Yu-u hime who seems to suspect it.

風林火山35驚く由布姫
Yu-u hime is shocked that Toraomaru became a priest

For Harunobu, she is not an ideal concubine because she likes to hear about politics and military affairs. At that night, he entertaints Yu-u hime and Shiro with the performance of Suwa Daiko (*) to make Shiro as heir of the Suwa clan known. But there are various opinions about it among the vassals. On the following day, Kansuke is told by Yu-u hime to bring Harunobu's new concubine.

風林火山35勘助と晴信
Kansuke (left) advises Harunobu not to mind Yu-u hime's jealousy

At that time she sees Sanjo Fujin coming. She tells her that like O-Goto hime, she is also a concubine of Harunobu and she should accept it as a woman of the Takeda clan. But Harunobu didn't spend the previous night with her. In short, she tricked Kansuke into revealing the truth. He advises Harunobu not to mind the jealousy of women. Harunobu says that he reminds him of late ITAGAKI Nobukata. And Yu-u hime tells him definitely that she will bring up Shiro as heir of the Takeda clan, not the Suwa clan. She also want to have the information about O-Goto hime.

風林火山35三条夫人と由布姫
Sanjo Fujin (Chizuru Ikewaki, left) warns Yu-u hime (centre) to be tolerant

Kansuke warns her to abstain from jealousy. Yu-u hime who hears it becomes bewildered and has a fit of coughing. He worries about it but she says that she hopes to kill Harunobu again unless the situation changes. He plans to make Denbei spy on O-Goto hime but he says it is widely known in the clan. Then Kansuke decides to go to the temple where she stays to kill her but is found by Ritsu.

(*) Japanese drum that is traditionally performed in Suwa and Okaya.

The images are from the video of "Furin Kazan".

[ 2017/12/24 00:00 ] Taiga Drama Furin Kazan | TB(-) | CM(0)

風林火山徒然-36

第38回では村上義清が追い詰められ、越後へと逃げます。一旦は柿崎、大熊の援軍を得るものの、武田に攻め立てられたために、いよいよ長尾景虎が出陣を決意することになります。この村上のために武田と、そうして上杉憲政のために北条と、それぞれ対戦するわけで、正に景虎に取っては「義の戦」であるわけです。さらにそのうえで上洛し、武田及び北条との戦を正当化するために、わざわざ勅許を得ることになります。

ところでこの回の冒頭では、家臣一同が揃っていることもあり、大井夫人の葬儀の後にすぐ軍議が行われます。そこで村上攻めは、義信の婚儀の前か後かということになり、義信の傅役でもあった飯富虎昌は後を、勘助は前を主張します。結局勘助の主張が通るのですが、これによりどちらに付くかを決めかねていた地侍が、今川と組んだ武田へとなびきます。しかし飯富は、勘助の主張が通ることが、それぞれが推す後継者に影響しないかと気をもみ、勘助に後継者は義信だと念を押します。

この飯富さんがもう一度、重要な立場で顔を出します。弟の源四郎、後の山県昌景が武将として取り立てられるシーンで、これで兄弟そろって、武を持って武田に仕えることになります。またこの時には春日源五郎、後の高坂弾正も武将となります。この源五郎の方は勘助の薫陶もあり、村上攻めで、村上を逃がした方がいいのではないかと意見します。武田が戦うべきは既に村上ではなく、景虎である以上、勘助もこの言葉に異存はなく、村上義清が落ち延びるのを黙って見逃がします。

しかし春日は見逃したものの、馬場信春が村上を討つつもりで待ち構えていました。村上義清夫人(ドラマでは玉の井)が舟を出してくれと、自分の銀の笄を渡します。所謂笄の渡しの由来ですが、当時は女性は髪を結いあげておらず、日常的に笄を使っていなかったため、これは疑問視もされています。あるいは「高崖の渡し」ではないかともいわれていますし、夫人は生きながらえたという話もあります。ともあれ無事に対岸についた玉の井と侍女たちは、そこで馬場の軍勢と出くわします。

実は馬場信春は、夫の方を討つつもりで待機しており、当然女性たちを討つつもりはありませんでした。しかし武田の手に落ちると何をされるかわからず、皆自害します。身重の、それも平蔵と死ぬ時は一緒と約束したヒサは、わずかにためらったものの後を追おうとし、馬場に止められます。ヒサはその大将が、自分たちを裏切った教来石であることを知り、助けられはしたものの、顔に唾を吐いて逃げて行きます。これもまた別の意味での「見逃し」といえます。

しかもヒサは、その教来石がもとで諏訪が落ちた時同様、乱れた旅装で葛尾城へと舞い戻ります。平蔵が越後の援軍が来たと教えますが、結局は村上方の惨敗でした。ところでこの時、武田につくか村上に付くかを迷った地侍の中に、室賀氏がいます。元々室賀氏は村上義清の庶流屋代氏の出身で、この時の当主は満正と思われます。この満正の二男が、かの室賀正武です。兄は屋代家へ入ったため、正武が継ぐことになりますが、その後どうなったかは『真田丸』にある通りです。

飲み物-パブのビール2
[ 2017/12/23 00:15 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(2)

ラグビー代表と平尾氏番外-1999ワールドカップとメディア その1

今回はこの1999年のワールドカップに於ける、メディアのあり方に関してです。まず大会前、ラグビーメディアはこぞって平尾ジャパンを讃えました。いささか持ち上げ過ぎではないかとさえ思っていました。やはり1995年大会で、事前にやけに期待を煽るような報道があり、1勝もできずリーグ戦敗退、さらにニュージーランド戦の145失点があってからは、ラグビー関連メディアは、手のひらを返したようにあれこれ批判しまくりとなりました。

今回もそうなるかもしれないという不安はありました。しかし1995年大会とは違い、サモアあるいはアルゼンチンには勝てるかもしれないと、まだ一縷の望みをつないではいました。しかし既に述べましたように、日本は1勝もできませんでした。ここに来て、またメディアは態度を一変させることになります。専門誌はその後、平尾ジャパンの検証記事を連載しましたが、「期待が大きかった分、失望もまた大きかった」と、当該記事の冒頭に記していました。

しかし期待を煽ったその一因は、当然メディアにもありました。1995年大会時と変わらなかったのは
大会前の行け行けどんどん
敗退後の手のひら返し
この2点です。強化体制や対戦国が違った分、全く同じとは言えなかったものの、大会後の強化陣に対する姿勢には、何らかの既視感を覚えずにはいられませんでした。

本来大会前にも欠点があればそれを指摘し、敗退後にも称賛するべき点があれば、それについて言及するのがメディアの仕事であり、それでもなお代表を応援するファンがつくというのが、本来のあり方でしょう。事前に煽るのは、大会に関心を向けさせるでもあるのでしょうが、そうまでしないと関心が向かないというのも、また妙なものです。95年、99年と続いたこのメディアの姿勢は、ラグビーメディアのみならず、日本ラグビーフットボール協会の姿勢にも疑問を抱かせました。

ならば、協会の姿勢をも含めた代表強化の在り方をも含めて、きちんと議論するのであればまだわかるのですが、実際はそうではありませんでした。この代表批判の多くは、平尾氏をはじめとする強化陣に向けられていました。無論強化の責任者であること、しかも大会中に曖昧なコメントに終始していたことから、勢い矢面に立たざるを得なかった部分はあります。しかしそれが昂じて、安易な強化陣叩きに変わっていった部分もあります。

要はワールドカップの代表チームの敗退、勝利させられなかった原因を客観的に探るべきだったのが、いつの間にか
「他国のプレイを引き合いに出した監督批判」
これにすり替わっていった感もあります。実際この時の「他国を見習え」の表現もちょっとどうかと思いました。これに関しては次に書きたいと思います。

無論すべての記者がそうだったわけではありません。JSPORTSの解説も務めていて、このブログでも時々紹介している村上晃一氏、あるいは小林深緑郎氏などは違っていましたし、また代表強化陣批判をしていた記者の中にも、温度差があったのも事実です。また専門誌と『ナンバー』のような専門誌、あるいは記者個人の著書などでは、同じ事柄を取り上げていても、当然というか、表現方法にいくらかの違いが見られました。

この平尾ジャパンは、1995年の大会後、短期スパンで監督が交代し、そのため強化がまだ安定していないこともありました。一方で選手はかなりモチベーションが高く、それなりの技を持った選手もいました。また前年のアルゼンチン戦、そしてワールドカップ直前のパシフィックリムなどで、前出のように1勝はできるかもしれないとは思っていましたが、いつの間にかメディアの中で、予想が勝手に盛り上がって行ったふしもあります。

飲み物-パブのビール3
[ 2017/12/22 23:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

『西郷どん』のキャストと過去の薩摩大河出演者

大河には常連の俳優さんがいるとよくいわれます。実際、数年に一度登場している人もいますし、また毎年何らかの役でと出て来る人もいます。特に同じ時代背景の大河に、何度も出演している人もよく見かけます。

そこで、2017年12月20日現在で発表されている『西郷どん』キャストの中で、過去に薩摩をメインにした大河に出演している人をピックアップしてみました。太字が『西郷どん』出演者でカッコ内が役名、そして過去の薩摩関連出演作と役名です。(敬称略)

松坂慶子(西郷満佐)   篤姫(幾島)
風間杜夫(西郷吉兵衛)  獅子の時代(雲井龍夫)
瑛太(大久保正助)    篤姫(小松帯刀)
平田満(大久保次右衛門) 翔ぶが如く(大村益次郎)
藤真利子(大久保福)   獅子の時代(苅谷及び植村菊子)
沢村一樹(赤山靱負)   篤姫(小松清猷)
鹿賀丈史(島津斉興)   翔ぶが如く(大久保正助→一蔵→利通)
徳井優(山田為久)    篤姫(伊東玄朴)
竜雷太(調所広郷)    翔ぶが如く(川口雪蓬)
佐野史郎(井伊直弼)   翔ぶが如く(有村俊斎)
西田敏行(ナレーション) 翔ぶが如く(西郷吉之助→隆盛)

今後新キャストが次々発表されるでしょうから、まだまだ増える可能性があります。『真田丸』と『風林火山』の2つには、出演者のダブりが結構見られましたが、今回もそのような感じになるのでしょうか。しかし瑛太さんは未だに小松帯刀の印象ですね。また出演とナレとはいえ、『翔ぶが如く』の主演が2人揃ったのは興味深いです。それと、意外と知られていないようですが、『獅子の時代』は、会津と薩摩の2つが舞台となっています。

また薩摩関連でない幕末大河でも、風間杜夫さん、西田敏行さんは『八重の桜』に出演しています。あの時の会津藩士が、それぞれ一癖あって結構好きでした。

しかし、かつての有村俊斎役の佐野史郎さん。今回は、有村兄弟末弟が暗殺に絡む、しかも今年の主人公の末裔の井伊直弼。今年の太原雪斎が、予想に反して一回きりの登場でしたから、来年はそこそこ出てほしいです。

飲み物-パブのビール3杯
[ 2017/12/22 00:00 ] 大河ドラマ 西郷どん | TB(-) | CM(0)

TOKIDA Takanaga

TOKIDA Takanaga was a younger brother of SANADA Yukitaka. He was adopted by the Tokida clan.

Though much of his history is unclear, he is said to have served TAKEDA Harunobu. He became to manage Naganohara Castle in 1562 and died just after it or was killed in the battle in 1572. His descendants served the Sanada clan.

In this series, he is a younger brother of Yukitaka but serves MYRAKAMI Yoshikiyo. And he uses a man called Fukai, vassal of Yukitaka as spy. After the Siege of Toishi, he is requested to help his brother by Shinome and Gentazaemon. Though he is reluctant to accept it, he realises that she tries to betray Yoshikiyo at the risk of her life. Then Yukitaka and KAWAHARA Takamasa visit him and persuades him to take the side of TAKEDA Harunobu and he assents to it.

The images shows Jun Hashimoto as Tokida Takanaga
(From the video of "Furin Kazan")

風林火山34常田隆永
[ 2017/12/21 23:15 ] Taiga Drama Furin Kazan | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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