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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2017年07月

直虎と女性大河-5

昨日今日と『直虎』続きになります。先日の岡本CPのコメントに、この大河がどこか失速している原因があるように思われます。つまり、具体性が何かしら欠けている点です。
「1年間共に追いかけていただいた暁には、広々として清々しい境地をお届けする」
ともありますが、どうにも抽象的で、どのように描きたいのかが語られていません。清々しいというより、女性大河のよくない点がまた繰り返されたという感じになりそうです。

また先日の分で、この大河が新しい云々は、現代ドラマ的手法だからそう見えるとも書いています。もっと言えば、無理やり新手法を持ち込んだため、本来あったよさが破壊されていると思われます。恐らくこういうやり方で、今まで観なかった層を惹きつけたいのでしょうが、どうも空振りに終わっている印象です。そもそも過去の作品をいくつか観れば、現代的感覚を持ち込まない方が、むしろ面白いのです。特に昨年あたりからきちんと大河を観るようになった人は、せめて
独眼竜政宗
翔ぶが如く
八代将軍吉宗
葵 徳川三代
風林火山
辺りは観てほしいところです。

それと、これも先日気になった分ですが、今川家での調略された家臣殺傷、そして生首の件です。これに関しては、普段戦闘や斬り合いを日常的に描いている男性大河の方が、ここまできわどくは描かないと思います。戦闘を否定しているはずの女性大河の方が、場合によっては多少陰惨な描き方になる傾向があるのは、ちょっと皮肉でもあります。『江』でも何か生臭さを感じさせる部分がありましたし、『花燃ゆ』では、椋梨藤太暗殺未遂とも取れる描写もありました。

男性大河と女性大河の違いを見るうえで、これは1つのポイントになりそうです。しかし桶狭間はともかく、こういう部分で生首を見せられても、当主が戦死することの重みもなければ、カタルシス効果も感じられません。何のための生首なのかと思います。これだったら、派手な戦闘シーンを見た方がよほどましですし、ここまでリアルではありませんが、『風林火山』の最終回で、太吉が勘助の首を持ってくるシーンには、それなりに説得力があると思われます。

今回の『直虎』にあるように、結局この作品でも、「民を殺したくない」に通じる非武装中立志向が持ち込まれてしまいました。「戦は嫌じゃ」は流石に言いませんが、それに近くなっている雰囲気があります。無位無官で、正に「大名でもない」直虎が、上杉と同盟しろと徳川に送っているのも妙な話ですが、その一方で、城は明け渡すが兵は出さぬなどと言うのも変なものです。

実際には、徳川が井伊谷三人衆を調略して井伊谷を攻め、直虎や直政が逃れたというわけなのですが、その辺のアレンジはさておくとしても、なぜこういう発想ばかり盛り込むのか。NHKの体質とあるいは関係あるのかもしれません。これがある限り、女性大河不要論は続くと思います。個人的には、今後はもう男性大河だけでいいとは思っていますが。

飲み物ーアイスカフェオレ
[ 2017/07/26 01:15 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

Onna Joshu Naotora Episode 29 Onna tachi no banka (The Iis take the side of the Tokugawas)

Jukeini passed away in March, 1568. Those who known her mourn the death. And Naotora writes to TOKUGAWA Ieyasu to ally themselves with UESUGI Kenshin and he sends a secret letter to him. But at last he becomes to form an alliance with TAKEDA Shingen, enemy of Kenshin. They agree with dividing the territory of the Imagawas into two parts. Then Shingen rules the eastern part and Ieyasu possesses the western one.


おんな城主直虎寿桂尼死去(29)

 Haru (Aki Nishihara, left) , wife of Ujizane finds Jukeini (Ruriko Asaoka) passed away


It means the invasion of the Tokugawas into Ii-no-ya. Though the Iis obey the Imagawas ostensibly, they take the Tokugawas' side in reality. And Shino is going to be a hostage and marry someone who is related to the Tokugawas. Matsushita Jokei recommends her his brother Kiyokage who lost his wife. Naotora hesitates telling it to her but she accepts it obediently. However Toramatsu tells Naotora that she says she will not marry anyone.

 

Then Naotora talks about it with him. He sympathises with his mother wo is going to e\be a hostage asks some women in the Iis to replace her but ended in vain. He becomes tired from crying and dozes in his room. In fact, Shino put on an act for the education of Toramatsu. She says that she tried to make him to think about the hostages.


おんな城主直虎直虎と虎松(29)

Naotora (Ko Shibasaki, right) talks about the matter of Shino with Toramatsu (Kokoro Terada)  


Toramatsu wakes up and Shino tells him that she will marry Kiyokage after all. She also tells him that she will carry out the intention of the deceased Naochika by building up the relationship with the Matsuhitas and the Tokugawas and make them support him. Toramatsu understands what his mother tell to him. When she departs for Hikuma where Kiyokage lives, she hands her son a flute (*). Before it, she planted a sapling of nagi in the garden of Ryotanji Temple (**).


おんな城主直虎常慶の報告を聞く直虎と南渓(29)

Matsushita Jokei (Masato Wada, left) informs Naotora (right) and Nankei (Kaoru Kobayashi, centre) about the Tokugawas

 

Naotora tells Jokei who stays in Ryotanji that the Iis will surrender the castle to the tokugawas but will not sent troops because she don’t hope to kill her people (***). At the same time in Sunpu, YAMAGATA Masakage, vassal of Shingen presses IMAGAWA Ujiyasu hard to cede Totomi to the Takedas. To make the matters worse, Ujizane’s vassal ASAHINA Yasukatsu kills another vassal who was deceived by Shingen’s spy and betrayed him. Ujizane prepares for the war against Shingen and is going to destroy the Iis as told by Jukeini.

 

In Ii-no-ya, Naotora adopted Toramatu and tells him that he should regard her as his father rather than mother.


(*) Maybe it's a keepsake of Naochika.

(**) Nagi is a kind of conifer and has the meaning of praying the safe of someone he/she loves.

(***) The idea was impossible at that time though such description is often seen in the series that features a woman.


The images are from the official website of "Onna Joshu Naotora"

 

[ 2017/07/26 00:30 ] Taiga Drama Onna Joshu Naotora | TB(-) | CM(0)

二人のチーフプロデューサーとそれぞれの(曖昧な)コメント

まず『直虎』公式サイト記事よりで、チーフプロデューサーは本来岡本幸江氏なのに、渡辺一貴氏がそうなっている件について書いています。実はこの記事では、未だに渡辺氏がチーフプロデューサーとなっています。本来これは岡本氏の肩書だったのですが、渡辺氏はプロデューサー兼任なのでしょうか。つまり昨年の吉川邦夫氏のように、制作にもかかわり、演出もするといった感じなのでしょうか。本来チーフプロデューサーは、制作統括のクレジットで出て来る人だと思うのですが。

いずれも公式サイトより。

岡本CP

渡辺CP

しかし岡本CP(一応どちらもチーフプロデューサー=CPにしておきます)の

ハッタリといいますか、茶目っ気といいますか

ですが、そういう感覚で大河の主人公は選ばれているのでしょうか。普通、この人で50話できるのかどうか、そういうことは基準にされないのでしょうか。それから、

ハラハラドキドキのエンターテインメント性たっぷりの中に大きな世界を描き出す

のというのは、具体的にどういうことなのでしょうね。それに比べると、渡辺CPのコメントには、衣装関連ということもあって、まだ具体性が感じられますが、

説得力ある、なおかつ魅力的な主人公

であるかどうかは、ちょっと疑問です。

[ 2017/07/25 01:00 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

おんな城主 直虎-29 女たちの挽歌&あれこれ

前回、武田信玄と寿桂尼で大河らしいシーンが登場しましたが、今回は平常運転といった感じでした。というか、虎松回というべきかもしれません。武田のシーンは流石に凄みを感じさせましたが。

***********************

今川を見捨てないようにと直虎に言い続けた寿桂尼が、永禄11(1568)年3月に世を去った。直虎をはじめ、彼女に関わった様々な人々がその死を悼んだ。一方直虎は、徳川に上杉との同盟を申し入れる。また、寿桂尼の葬儀から戻った小野但馬守政次は、武田の駿河侵攻は避けられないと話す。その後龍潭寺に松下常慶がやって来て、徳川が上杉に同盟を持ちかける密書を送ったものの、武田からも誘いを受け、大井川の東と西をそれぞれ領有する案を持ち出されて、徳川は武田と組むことになる。

それは井伊谷に、徳川が攻めて来ることを意味していた。そのためには表面は今川に従いつつも、徳川と盟約し、人質を送る必要があった。それには自分の実家の松下家が、目立たなくてよいと常慶。結局しのが人質として、その松下家に嫁ぐことになる。虎松から母を奪うことに抵抗を感じつつも、直虎はしのにその話を切り出す。殿が大それたことをなさるからと言いつつも、しのは意外とあっさりそれに応じ、虎松にもその話をしたが、その後虎松は、母が嫌がっていると言い出す。

直虎は、井伊が協力したい家にしのが行くのだと話すが、虎松はそれは人質だと言う。そして、母以外の候補を何名か考えるが、いずれも人質として、しのに勝る者はいなかった。ついに虎松は、あやめをしのと偽ればいいとまで言うが、事実が発覚したらただごとでは済まないと直虎は諭す。ついに八方塞がりになった虎松は、泣き疲れてうたた寝をしてしまう。ところがこれは、虎松に自分で考えさせるために、しのが一芝居打ったのだった。

目を覚ました虎松にしのは、やはり嫁に行くと話す。そしてこれは、父上がかつて、その家と協力関係になろうとして殺されたこと、その遺志を母が継ぐということ、あるいは兄弟ができるかもしれないし、強い味方を作ってやりたいということを話し、虎松を納得させる。松下家に行く前に、しのは龍潭寺に梛の木を植えた。それは愛しい者の無事を願うということだった。そして別れ際に、しのは虎松に笛を渡す。

その後直虎は松下常慶と南渓和尚に、井伊を徳川に明け渡すがその後は加勢せぬ、兵を出さぬと言う。民を殺したくないというのである。その頃駿府では、武田の家臣山県昌景が、今川はもう上杉と組んでおり、ならば遠江を我らに差し出せと詰め寄っていた。そして今川家臣の朝比奈泰勝が、武田に調略された家臣を斬り、一騒動となる。しかし氏真は、もはや戦であると口にする。また、井伊のことを進めるようにとも命じる。

その頃井伊谷では、直虎が正式に虎松の養母となっていた。直虎は虎松に、母とは思わず、むしろ父と思うようにと言葉をかける。

***********************

そろそろ武田の駿河侵攻で、井伊が危なくなるのですが、それにしては虎松ばかり前面に押し出した感があります。自分で考えさせるためより、はっきり人質になるからと言った方が、よほど将来の当主としての教育になると思うのですが。寺田心君は熱演だったと思いますが、どうにもこうにも虎松が必死過ぎて、いささか苦笑物でした。そもそも人質に関するシーンだけで、ここまで尺を取る必要もないでしょう。捉え方が大げさすぎです。それと「答えは一つでない」「阿呆」などは、正におとわのコピーですね。

それから直虎の、徳川家康への書状。案の定上杉に同盟するよう書かれていたのですが、どう考えても直虎がこんなことを、家康に申し入れできるのかどうか疑問です。当然というか武田と結ぶことになってしまい(この当時の織田は親武田)、反故になったわけで、政次の「勇み足」もむべなるかなです。どっちみち上杉は、この当時本庄繁長の乱が起こっていて、それどころではなかったでしょう。

もう一つ直虎関係です。彼女の「非武装中立論」、無論井伊の軍事力は多寡が知れていますし、表面は今川に従う振りをするわけですから、徳川に明け渡さざるをえないわけですが、その後の策略まで練っておくのが領主というもの。喜びに満ちた民を殺さない云々は、戦国時代にあるまじきことでしょう。『花燃ゆ』だけでなく、『江』にも近づいて来たようです。平和な井伊谷だけを描くのでなく、もうちょっと周辺の緊張関係を強調しておけば、話がまだうまくつながったのに。

それからしのが梛の木を植えるシーン。こういう細かい部分にこだわる一方で、肝心な部分がかなり大雑把です。政治や軍事関連もそうですが、新野家にいつも藤が咲いていて、しかも同じ時期に水蓮が咲いている。そして両方とも如何にも造花臭いです。あれなら昨年の海津城の百日紅の方がずっと本物らしかったです。それと今川家のシーンで転がる生首ですが、桶狭間はまだしも、あのシーンにあれはちょっと生臭いです。むしろ男性大河の方が、こういう描写はされないようです。

ネットを見ていると、このドラマは新しいから面白いという声もあります。しかし具体的に、どこがどう「新しい」のか不明です。新しいというより、歴史も何もかも無視して、現代ドラマ紛いにしてしまっているため、そう見えるのかと思います。それどころか、朝ドラの脚本家をよく吟味もせずに、また、原作の脚色が得意な脚本家なのに、オリジナルの大河脚本を書かせ、制作陣自らドラマについて釈明もしない点に、古いNHKの体質が覗いているように見えて仕方ありません。

[ 2017/07/25 00:30 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

大相撲名古屋場所

今場所は白鵬優勝でした、先日連勝記録を史上2位にまで伸ばしていましたね。一方で敢闘賞が碧山です。この人も以前は三役まで行ったのですが…来場所は多少番付を上げると思われますが、そこで踏みとどまれるかどうかでしょう。

[ 2017/07/24 23:15 ] その他 | TB(-) | CM(0)

風林火山第17回「姫の涙」

桑原城で再会を果たした勘助と由布姫ですが、生きたいという由布姫の思いに、勘助は逃げ出すように示唆します。しかしそれも束の間、彼女は甲斐に行くことになり、そして武田に反旗を翻した高遠頼継は、結局諏訪のすべてを失う破目になります。

*************************

勘助は由布姫に、姫の身分は捨て、一人の女人として生きるようにと諭す。なぜ助けたかのとの問いに、自分が信じる摩利支天を持っていたからだと答える勘助。由布姫と二人の侍女、志摩とまきは着物を着換えて去って行った。その頃甲斐では、晴信が、諏訪攻めはまだ父の意を継いだに過ぎないと言い、側に控えていた飯富虎昌に、嫡男太郎の傅役を命じる。退出する虎昌に、弟の源四郎が声をかけ、その場で飯富は、晴信が由布姫を側室に迎える所存であることを知る。

その場に太郎が木馬を引いて現れ、また萩乃が二人のやり取りについて詮索する。うろたえる飯富に、若君の前で嘘はよくないと萩乃。実際これに関しては、板垣信方が晴信になりませぬと釘を刺し、今川家に送るか、出家させるかのどちらかとなっていた。同じ躑躅ヶ崎館の一室では、禰々が食事を摂るのを拒んでいた。そして、見舞いに訪れた三条夫人に対し、自分は主をそなたの主に殺された、そなたは兄上の子を産むだけの存在とまで口にする。

三条夫人はこのことを晴信に話し、さらに側室の噂まで伝える。そのようなことは噂であると晴信。しかしそれは事実であり、板垣と甘利虎泰は、姫を如何に始末するかで話し合っていた。その頃諏訪では、由布姫が逃げ出したことで、兵たちが行方を追っていた。ミツの姿が勘助の脳裏を横切る。その時伝兵衛がやって来て、由布姫を甲斐に連れて来るとの下知があったことを話す。これならば由布姫は、姫の身分を捨てられずに生きられると思った勘助は、馬を飛ばす。

牢人たちに囲まれていた由布姫を助け、姫に諏訪に戻るように乞う勘助。由布姫は戸惑うが、勘助は、牢人たちを雇ったのは自分だと嘘をつき、甲斐へ行くことを促す。そなたは鬼ですと志摩。そして、牢人たちとの戦いで眼帯を切られた勘助の顔を見た由布姫は、なぜ顔を隠すのかと問う、見苦しいからと答える勘助に姫は言う。
「見苦しいのはそなたの顔ではない、心じゃ」
そして、自ら負けを認めた姫は諏訪へと引き返す。

諏訪では新たな戦が起こっていた。高遠頼継が、武田に反旗を翻したのである。この時小山田信有は、諏訪衆の心をつかむために、寅王丸を擁することを提案する。晴信は禰々に会いに、母大井夫人の許を訪れるが、禰々は兄を憎んでおり、父と同じ道を辿ろうとしていると言う。晴信は、父が決断する時に、自分を憎んだ気持ちがやっとわかったと言い、いずれ寅王丸もその定めを背負うことになると言って、禰々の手から赤ん坊を取り上げてしまう。嘆く禰々。しかしおかげで、武田に味方する諏訪衆が増えた。諏訪衆の中には、矢崎十吾郎と平蔵もいた。

矢崎の娘ヒサは、有賀家から抜け出し、家に戻ったところを高遠の兵に襲われ、辱めを受ける。そのヒサを見つけた平蔵は、自害したいというヒサを抱きしめる。また父十吾郎も、もはや有賀家には戻れないと悟り、諏訪攻めが武田の調略であるというヒサの言葉を聞いて、諏訪を捨てる決心をする。その後高遠勢は苦戦し、頼継は実弟の連峰軒まで失って、退却を余儀なくされる。このため、諏訪全土が武田のものとなり、その後晴信は高遠に与した伊那衆を制圧し、西方衆も降伏した。

その後勘助は、戦火の届かない場所に匿われていた由布姫を訪ね、明日甲斐に立つことを告げた。しかし由布姫は、そなたの顔など見とうもないと、一瞥もくれなかった。さらに、禰々が諏訪を発つ際にくれた黄金の摩利支天を、そなたが信じる神など無用、それを捨てよと勘助に放ってよこす。由布姫はさらに、生き地獄じゃとつぶやく。

***********************

所謂宮川の戦いの回ですが、それに絡めて由布姫、そして禰々の心情が綴られて行きます。どちらも諏訪家の女性ではあるのですが、生きていたいと願う由布姫と、唯一の生き甲斐ともいえる寅王丸を取り上げられ、生きる意欲をなくす禰々とは対照的です。しかし晴信が、由布姫に会いたいと言い出したことから、このまま彼女を自由の身にするはずだった勘助の計算に狂いが生じ、嘘をついて姫たちを引き戻しにかかりますが、裏切られたと思った由布姫は怒りをあらわにします。

そしてもう一人、ヒサが登場します。諏訪攻めが武田の陰謀であることを知り、婚家の有賀家を抜け出して実家に向かうものの、そこでは高遠の兵たちが、あれこれ中の物を物色しており、そこへ単身入って来たヒサは、いわば格好の餌食でした。これを気に病んだヒサは自害を決意しますが、平蔵に助けられます。戦に翻弄される女性たちメインですが、戦は嫌じゃ的な発想がないのは評価できます。しかし飯富さん、傅役を引き受けたばかりにああなるとは…。

[ 2017/07/24 01:30 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)

Izumo no O-Kuni

She is said have been a daughter of a smith in Izumo and became a shrine maiden of Izumo Shrine. Later she toured the whole country to solicit contributions for the shrine.

Around 1600, she distinguished herself as a man and performed kabuki odori. It gained popularity in Kyoto. According to some references, she visited Nyoin Gosho (*) and Fushimi Castle and performed her dance. At first her dance was that of young girls but became to be the one whose subject was the love of kabukimono (**) and prostitute and was popular in red-light districts. Such performance was sometimes accompanied by prostitution.

Therefore, kabuki odori was regarded undesirable and gradually controlled by the Tokugawa shogunate. After that it changed to the one performed by young men. But it was prohibited also and became to be performed by adult men only.

In this series, she has her dance company and tour many provinces accepting the invitations of daimyos. One day they are invited by TOYOTOMI Hideyoshi and perform in the presence of him. Then SANADA Nobushige finds his missing sister Matsu among the dancers and asks her for taking her home with Masayuki who visits Osaka. She sccepts it because she is the worst dancer in the company. and in the Siege of Osaka in 1615, her successor who is called O-Kuni also visits soldiers.

(*) The palace of the Empress Dowager who became a nun.
(**) The young guys whose costumes, hair-styles, and performances are eccentric and lived in idleness in the early 17th cenury. The word "kabuki" comes from this.

The image shows Sylvia Grab as Izumo no O-Kuni
(From the DVD series of Sanada Maru)

真田丸出雲の阿国
[ 2017/07/24 00:45 ] Taiga Drama Sanada Maru | TB(-) | CM(0)

風林火山の歴史的背景7-村上義清と山浦家

高遠頼継に関して以前書きましたが、今回は武田晴信が倒せなかった敵についてです。とはいうものの、上杉謙信ではありません。村上義清についてです。この人物と2度戦って倒せなかったにも関わらず、村上義清の知名度はさほど高くはありません。北信濃の大名で、葛尾城主でもあり、海野氏とも対立していて、海野平の戦いでは、武田信虎や諏訪頼重と同盟して勝利しています。しかしその後、信虎の子晴信が信濃へ侵攻し、天文17(1548)年の上田原の戦いが起こります。

この戦いで晴信は、重臣の板垣信方や甘利虎泰を失います。しかしその後、義清の不在中に晴信は砥石城を攻め、村上軍の追撃によって、多くの兵を失っています。所謂砥石崩れです。しかし武田も、真田幸隆を使って調略を行い、砥石城を再び取り返すに至りました。このため義清の家臣の多くが離反し、義清自身も葛尾城を出ます。一度は勢いを盛り返したものの、その後は越後の長尾氏を頼らざるを得なくなり、これが武田と長尾(上杉)の対決へとつながります。

ちなみに村上義清自身は、その後上杉の家臣となり、晴信が亡くなる少し前に世を去ります。天正10(1582)年に武田氏が滅亡した後は、子の国清が山浦氏の名跡を継ぎ、山浦景国と名乗って、上杉家に仕えます。ただしその後の詳細はわかっていません。村上の名を継ぐ家は複数あり、また景国自身も、村上家を再興しようとしたともいわれています。山浦家はその後、上杉景勝の側室の実家である、四辻家出身の光則が継ぎましたが、キリシタンであった彼はその後処刑されています。

飲み物-マティーニ2
[ 2017/07/23 01:15 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)

Furin Kazan Episode 13 Manekarezaru otoko (An Uninvited Man)

The match of Kansuke and Toratane is to be held near Fujimi-ike, a pond in the southeast direction of the Tsutsujigasaki Residence. He returns to the house of KASUGA Osumi and finds a boat near central room. He asks Gengoro why it it there and he answers it is prepared for the floods occur from time to time. Kansuke conceives an idea and decides to use the boat for the match.

 

On the following day, Gengoro and other villagers tell him that everything is ready. Harunobu, Nobushige and their vassals watch the match in the snow but Kansuke stops his opponent HARA Toratane and suggests having the match on the boat to him. He says that he is lame in one leg and it put him at a disadvantages in having a match on the ground. If they have a match on the rolling boat, they will be able to have a match on equal terms. For Kansuke, it is not a match but a battle and he must win it.


風林火山船上での対決(13)

Kansuke (Seiyo Uchino, right) and Hara Toratane (Kai Shishido) have a match on the boat


Toratane is irritated with him who always ask him for something at a critical moment. But Gengoro, who rows another one takes them to the boat and they get on it. Toratane draws his sword. Kansuke also draws his but instead of holding it up, he makes a hole in the bottom of the boat with it. Then he jumps from it to Gengoro’s one as arranged but Toratane’s legs become submerged. Kansuke throws a rope to him but he puts his sword to it. It deepens the bond between Kansuke and Toratane later.


風林火山原虎胤(13)

Toratane holds the rope but his legs are submeiged


Harunobu, Nobushige and many of the vassals laugh and enjoy Kansuke’s unusual strategy though AMARI Torayasu shouts them to fight fair. OBU toramasa says it’s not a match but a battle. Toratane admits the defeat and Kansuke shows a piece of paper on which the words “Hei wa kido nari” (Strategy is deceiving others) are written. He wins the "battle".


風林火山兵は詭道なり(13)

 Kansuke shows the words of "Hei wa kido nari"


Both Oi Fujin and Sanjo Fujin pray for the recovery of Jiro who suffers smallpox. Then Oi Fujin tells her daughter-in-law about the “battle” but Sanjo Fujin frowns with it (**). After that Jiro’s fever abates but he loses his sight. It makes Harunobu and Sanjo Fujin sad.

 

When KYORAISHI Kagemasa walks with Kansuke in the Tsutsujigasaki Residence, they find Sanjo Fujin walks with Taro (later Yoshinobu) and her maids and kneel down. She sees Kansuke and asks him why he wears an eyepatch. He answers because he suffered smallpox in his childhood. She suddenly hugs Taro and leaves there.


風林火山三条夫人との対面(13)

Kansuke (right) meets Sanjo Fujin (Chizuru Ikewaki, centre) but he gives an unfavourable impression to her

Kansuke has his house at last But there he find many children playing. They are family members of KUZUKASA Takichi who decided to take care of him with the permission of ITAGAKI Nobukata. He is the man who maked Kansuke feel relieved. After taking supper, Kansuke tells Takichi that he relaxes him and the Takedas will have many battles from now on.


風林火山諏訪頼重(13)

Suwa Yorishige (Fumiyo Kohinata) takes up arms


That night Sanjo Fujin tells Harunobu that Kansuke seems to cause misfortune to the Takeda clan but Harunobu denies it. Then a maid brings a news that SUWA Yorishige, brother-in-law of Harunobu took up arms without his agreement against the army of UESUYGI Norimasa. Harunobu worries how he should respond to an emergency.   


(*) The title maybe a parody of "Manekarezaru kyaku", Japanese title of "Guess who's coming to dinner".

(**) She is from the family of an aristocrat (civil noble) and is still unfamiliar to the custom of samurai family.

The images are from the video of "Furin Kazan".

[ 2017/07/23 00:30 ] Taiga Drama Furin Kazan | TB(-) | CM(0)

ラグビー代表と平尾氏 6

1991年の第2回ワールドカップの後、宿沢氏は監督を辞任し、新日鉄釜石V7時のスタンドオフを務めた、小藪修氏が監督に就任しました。この小藪氏は、力のラグビーに重点を置き、その意味では宿沢氏の後継をうまく果たしたかに見えました。しかし力にこだわるあまり、バックスの選手のプレイが活かされず、あたかも海外強豪国の、フォワードの選手が強いチームのミニチュア版のような感じになりました。日本が普通に力を出せば、勝てる相手にはそうでもなかったのですが、1993年のアルゼンチン遠征ではいいところなく敗れ、同年秋のウェールズ遠征では大敗を喫しました。

一方平尾氏も代表主将を辞任し、代表よりも神戸製鋼の平尾という印象が強くなって行きました。1991年にV3を達成した神戸製鋼は、その後順調に優勝を重ねて行くようになり、また神戸製鋼の若手選手が、代表に招集されるようになりました。また、当時神戸製鋼でプレーをしていてイアン・ウィリアムス氏も日本代表に招集され、ウェールズ戦に出場しました。この当時は、複数国で代表になることが可能で、オーストラリア生まれのウィリアムス氏は、代表ラグビーチームであるワラビーズでプレイし、その後日本代表としてキャップを得たことになります。

小藪氏の采配には、一部関係者からは疑問の声も上がっていました。ラグビーの試合において、ボールを取るプレイの一つであるラインアウトを、あまり重視していないように見えたこと、クラッシュに強い、いわば「当たり負け」しない選手を選ぶことで、日本らしいパス回しやトライが影を潜めるようになりました、その当時、日本や香港と韓国はかなり競り合っていたこともあり、このままでは、ワールドカップのアジア予選を勝ち抜けないのではないかという声も、ファンの間から上がるようになって行きました。

かろうじて予選は勝ち抜いたものの、その当時はJリーグの人気が圧倒的で、ラグビー人気には陰りが見えていました。その意味もあったのか、小藪氏をはじめ、コーチの藤原優氏といった代表首脳陣は、平尾氏を代表に呼び戻すことになります。ちょうど1995年、神戸製鋼が国立競技場で日本選手権に優勝し、V7を達成したその2日後に、神戸をはじめ近畿地方や淡路島が、阪神・淡路大震災に見舞われた時のことです。この地震後の救助活動では、選手たちも協力しており、復帰した平尾氏は、震災に遭った人々を元気づけたいと語りました。

そして1995年ワールドカップ、壮行試合のルーマニア戦で日本は快勝します。代表の今後を心配していたファンたちも、これで一安心し、本大会での活躍を期待するようになりました。そして5月の半ば、代表チームはトランジットを経て、南アフリカの地に到着します。ただしこの大会は、中継数が少ないのがネックでした。前回、NHKの地上波とBSを駆使して全試合が放送されたにもかかわらず、この大会は日本絡みと準決勝以上の試合の放送予定しかありませんでした、民放の放送予定が立ち消えになり、NHKがどうにか枠を設定したともいわれていました。

飲み物-ビール2種類
[ 2017/07/22 00:45 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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