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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2017年03月

今後の大河ドラマ雑考 10

今後の大河というよりは、今後の『おんな城主 直虎』予測といった感じになります。ここまで観て来て、割とまとまってはいますが、まだ戦国の荒波といったイメージはありません。無論戦もあり、多くの人々、特に男性が亡くなっていますが、主人公が戦国を実感するのは、これからになって行きます。冒頭が子供中心で牧歌的であったこと、主人公が出家して寺で暮らしているため、戦国大河に付き物の孫子の兵法や戦支度、分国法などの軍事や政治絡みのことよりも、説法が多く登場するということもあり、そのためいくらか浮世離れした印象があったのも事実でしょう。

次回では、次郎改め直虎が、今川仮名目録を読むことになります。そして商人瀬戸方久によって、数字にシビアにならざるをえなくなる上に、盗賊団の登場、そして虎松を引き取ることになります。そして予告動画によれば、虎松がまだ幼いうちに、父直親がどのような人物であったかを、語って聞かせることにもなりそうです。無論それが功を奏して来るのは、菅田さん演じる虎松が登場してからでしょう。そして小野政次ですが、推測ですが、最終的に直虎とは完全に対立はしなくても、徳川とは対立することになる確率が高いです。その「完全に対立しない」有様が、どう描かれるのかなと思います。

しかしやはり、この政次が登場することで、この大河がありきたりな女性大河にならずに済んでいる部分はあります。これが女性たちと直親、あるいは井伊の男性だけであれば、『江』や『花燃ゆ』的になっていたでしょう。というか、この大河の人物を、敢えて昨年と重ね合せた場合、
直虎-信繁
直親-梅
政次-きり
のような感じになるでしょう。男女が逆転していますが、信繁が後々まで梅に抱いていた感情を思えば、こうならざるをえません。
また、合間合間で女性らしさ、たとえば直虎の母の祐椿尼(千賀)が、戦の遺族に手紙を書いたり、直虎が夫婦約束をした時に作った小袖を、評定に出る時に着せたりするシーンなどはいいと思います。『八重の桜』で、普段は針を持たない八重が、弟のために南天の刺繍をするシーンを思い起こさせます。

それからしのと氏真が似通っていると書いていましたが、この2人の共通点は
  • 特定の存在を意識せざるをえない
  • プレッシャーに弱い
この2点だろうと思います。特定の存在とは、しのに取っては直虎、氏真に取ってはもちろん父義元です。その結果しのは、直虎に対して感情的で子供じみた態度を取るようになります。また氏真が桶狭間の後、亡き父に対して、開き直ったようになるのもそのせいでしょう。祖母寿桂尼の意を汲んで、平気で粛清じみたことを行ったり、我が子の蹴鞠を見ながら、その鞠を蹴る場所もなくなるなどと口にしたりするようになりますし、新野左馬助の前で乱暴な行為に出たりもします。政次の言を受け入れるのも、自分を満足させてくれる人物とみなしているせいと思われます。無論、政次の真意がどこにあるのかはわかりませんが。

ところで今川家で、闘鶏が行われています。元々闘鶏は貴族の間で盛んで、かつては宮中でも行われていました。『新・平家物語』の原作では、平時忠が、闘鶏で小遣い稼ぎをする場面が描かれています-ちなみに、大河の『新・平家物語』でこの時忠の若い頃を演じたのは、今回の竜宮小僧である中村梅雀さんだそうです。実はこのシーン、1991年の大河ドラマ『太平記』で、闘犬にうつつを抜かす執権北条高時を思い出します。この高時を演じたのが、『軍師官兵衛』で小寺政職を演じた片岡鶴太郎さんです。この両者のキャラはちょっと似ています。

しかし次郎法師、大爺様と酒を酌み交わして酒の味を覚えたのか、ついに昼酒を嗜むようになってしまいました。しかもこの人は結構強いですね。これもやはり大爺様の血なのでしょうか。こういう破戒坊主的な描写もまた、還俗へ至る過程とも見ることができます。とはいえ、還俗すれば本領安堵も当然なくなるわけですが、そこは、今川もそんな昔のことは忘れているだろうと、すっとぼけてほしいものです。

飲み物-バーのラテフロート

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[ 2017/03/31 01:30 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

ISHIKAWA Kazumasa

ISHIKAWA Kazumasa was born in Owari in 1533. He was one of senior vassals of TOKUGAWA Ieyasu but became to serve TOYOTOMI Hideyoshi suddenly in 1585. He is regarded as the first lord of Matsumoto Domain.

He had served Ieyasu when his days as hostage of the Imagawas. After the Battle of Okehazama, he negotiated with IMAGAWA Ujizane and got Sena, wife of Ieyasu and their children. In 1562, he negotiated with ODA Nobunaga and established the alliance between the Odas and the Matsudairas.

When the Battle of Azukizaka in 1594, the riot of the believers of Jodo Shishu sect of Buddhism occured, he who believed in the sect converted another sect Jodo Shu. Besides, he distinguished himself in many battles.

There are various theories about the reason why he betrayed Ieyasu. Anyway, he was granted Matsumoto in Shinano as a fief after the Siege of Odawara in 1590. He built a magnificent castle there and developed regional infrastructure. He died in 1593.

In this drama, he supports young Ieyasu (Motoyasu) well and returns to Okazaki Castle with him. In Okazaki, he guards Sena and her children.

The image shows Ozuno Nakamura as Ishikawa Kazumasa
(From the video of "Onna Joshu Naotora")

おんな城主直虎石川数正
[ 2017/03/31 00:30 ] Taiga Drama Onna Joshu Naotora | TB(-) | CM(0)

小野政次の2つのセリフ

『おんな城主 直虎』における小野政次の立ち位置については、色々考えてみたいと思いますが、第12回で注目すべきは、やはり政次のこのセリフでしょう。

「恨むなら直親を恨め、下手を打ったのはあいつだ」
「何度も同じ失敗を繰り返す井伊は、終わるべくして終わった」

額面通りに受け取れば、何とも冷たい言葉ではあるわけですが、見方を変えれば納得が行きます。しかも二番目のセリフなどは、なかなかの正論といえます。そして、今まで違う方向に舵を切れなかった=今川憎しで来てしまったのが、井伊家が危なくなった最大の要因と取ることもできます。
まず
「恨むのなら直親を恨め」
ですが、これは次郎が自らを責めてばかりいても、恐らくは解決しない問題でもあるということが指摘されています。仮に次郎が瀬名の命乞いをしなくても、今川は何らかの形で間者を送り込み、井伊を潰しにかかったでしょう。明らかにこれは次郎ではなく、直親のミスであり、一家の当主の行動としては、軽率であったとも取れるのです。先日も書いていますが、この時点での今川に誠意が通じるのかどうか、定かではありません。次郎の「どんなに卑怯な手を使っても帰ってくるのじゃ」は、駿府に向かう時点で既に考えられる必要があったのです。
そして
「何度も同じ失敗を繰り返す井伊」
これは、第12回で散ってしまいましたが、井伊家古参の人々に共通する考えです。確かに今川に征服された、だから討ち取りたいという気持ちは理解できますが、現実的には誰かの傘下に入るか同盟するかで、共通の敵である今川を討ち果たさざるを得ないわけです。直平の代から、それに向けて周到な準備が練られて来たのかどうか、それも疑問です。
しかもその今川憎しの人々が、虎松の身の安全と引き換えに、今川の戦で落命したこと、しかも今川が欲しがっていた首の持ち主に、子孫が仕えることを思えば、何とも皮肉な話でもあります。むしろこの言葉は、謀臣たる自分をなぜ使わないのかという、政次の憤りのようにも取れます。井伊という、謀を好まず、平時であればいい領主であったはずの家が、権謀術数だらけの戦国時代に放り込まれた時、最高の切り札であり、毒にも薬にもなるはずだった小野家の、毒の面しか見ていなかったことは、常人であるがゆえの不幸でもありました。

直虎となった次郎は、今後も政次との確執を繰り返すことになるのでしょう。しかしこの、ダークホース的な人物がいるということで、このドラマがありがちな女性大河と違った展開になっていることは興味深いものがあります。番組のツイッターでは「直親ロス」というタグが出来ているようで、無論直親のイメージは、三浦春馬さんのイメージとよく合って好感が持てますが、個人的には政次ロスになりそうな予感です。その位、この人物の存在は大きいといえます。
髙橋一生さん、『風林火山』の駒井政武(高白斎)もこんな感じでした。この駒井政武は、武田晴信の近臣であり、外交と内政両面に長けた人で、甲州法度次第の起草も行っています。戦場に出るというよりも、文官として活躍した人物で、豊臣政権の石田三成や大谷刑部と共通する点もあります。ちなみにこの政武の嫡男の名は政直で、偶然にも小野和泉守と同じ名前です。

しかし幼馴染キャラというのは、なかなか特殊なものです。昨年の信繁ときりもそうでしたが、配偶者でも恋人でもないけど、自分のことをよく知っていて、無下にできない存在なのは確かです。唐突ですが、パペットホームズの「バスカーヴィル君と犬の冒険」にステイプルトンという男子生徒が登場しますが、ワトソンが好きなメアリーの幼馴染という設定です。このステイプルトンは、メアリーが付き合う男子生徒に対してことごとく嫌がらせをしますが、最後は底なし沼に落ちてしまいます。
その時メアリーはこう言います。

「あなたは恋人でもない、ボーイフレンドでもない。でも私の一番の友達よ」

結局ワトソンが身を呈して彼を助け、ステイプルトンもメアリーがワトソンと付き合うことを認めるのですが、恐らく次郎と直親、そして政次も、本来は「一番の友達」という関係なのでしょう。

飲み物-ラテアート
[ 2017/03/30 00:30 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

2017スーパーラグビー第5節と第6節

前節のサンウルブズは、準ホームのシンガポールでストーマーズとの対戦でした。実はこの試合、前半はサンウルブズがかなりリードしていました。連続トライでかなりいい雰囲気だったのですが、しかしなかなか簡単には勝てないものです。

むしろ大量失点したストーマーズに危機感を抱かせ、後半は今度はストーマーズの反撃で、結局31-44での黒星でした。点差を詰めて来てはいるだけに、かなりもったいないのですが、そこから、今度はどうやってスコアを引っくり返すまでが課題といえます。
今週末はお休みなので、その点が再検討されるのでしょう。それと、ウィングの江見翔太選手がなかなかいい動きを見せていました。
このシンガポール・ナショナルスタジアムは、香港スタジアムもそうですが、ドームの部分が大きく、観戦が楽しめそうな場所です。国内のこの手のスタジアムはまだ限られますので、今後の改築が待たれます。秩父宮もいずれこうなるのでしょう。その秩父宮で、第7節はブルズと対戦です。

勝利の太陽は昇らず。第5節サンウルブズvs.ストーマーズ レビュー
(JSPORTS公式サイト)

次節はチーフスとブルズの対戦もあります。ブルズもちょっと今シーズンは今一つな感があります。実はブランビーズを楽しみにしていたのですが、こちらも、サンウルブズ同様次節はお休みです。

第5節結果(赤文字勝利チーム)

クルセイダーズ 45-17 フォース
レベルズ 25-32 ワラタース
ブルーズ 38-14 ブルズ
ブランビーズ 13-18 ハイランダーズ
サンウルブズ 31-44 ストーマーズ
キングズ 19-42 ライオンズ
チーターズ 30-38 シャークス

[ 2017/03/29 23:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

おんな城主直虎あれこれ その12

第12回のあれこれです。今回は構成上のこともあるのか、色々示唆する物が多く、これと、もう一つの投稿にまとめる予定です。

しのとなつ
現時点では、どうも本来の設定とは逆に、しのが妹でなつが姉に見えてしまいます。しのの場合、自分の夫を取られそうなのが気になって、常に次郎を敵視せざるをえなくなり、些細なことでも彼女とぶつかりそうになるわけです。今後彼女は再婚し、また自分の息子が次郎=直虎の後見となるわけですが、その時彼女は変われるのでしょうか。このしのは何か淀殿と被るところがありますし、また今川氏真にも多少似通っています。
同じように夫を失っていても、なつの方が小野家の人間という立場もあり、また本人の性格もあって、より客観的に物事を見ています。無論なつの夫の玄蕃は、年若いとはいえ戦死で、武士として華々しく死んだのに比べ、しのの夫の直親は切腹も許されなかったという、武士としては屈辱的な最期でもあったため、その違いもまたあるでしょう。しかしなつが直親と結婚していたら、だいぶ井伊家も変わったかもしれません。

今川家との付き合い方
直親一行が少人数で旅立ったのは、恐らく自らの潔白を示すため、氏真への忠誠心を示すためもあったのでしょう。しかし逆効果でした。警護を傑山あたりに頼んで厳重にするか、それとも変装した方がよかったのではと思えるほどです-白装束に十字架とまでは言いませんが。これは「同じことを繰り返す」井伊の、象徴的な行為だったようにも見えますし、しかも今川は傾きかけており、直満の頃より国衆への締め付けも厳しくなっていました。
この暗殺は、彼の十五代(実質的には十六代)後の当主、井伊直弼のそれと、規模や立場こそ違えどだぶるものもあります。そして両名とも、この最期がその後の起爆剤になって行くところも似ています。ちなみにこのドラマでは、直親は首を取らずそのまま放っておかれますが、これは今川方の見せしめと取れなくもありません。
そして新野左馬助の正攻法の命乞いも、やはり今川には通用しないもので、その引き換えにとんだ大任を押し付けられてしまいます。最後の酒宴を楽しむ古参三人の戦死で、「かつての」井伊は終わりを告げたようです。しかし、井伊家に忍びの者はいないようですが、今度出てくる盗賊団がその役目を果たすのでしょうか。

政次の行動の理由
この事件によって、小野家の存在感が増して来るようです。政次がなぜこの方法を選び、なぜ次郎にああ言ったかは別の投稿にゆずるとして、この人物は井伊家の、特に古参の面々の中では浮いた存在ではあったのは確かです。逆に今川家臣の新野左馬助の方が、直盛の正室の兄とはいえ、井伊家に馴染んでいるという逆転現象も起きています。
ぱっと見は、左馬助の方が善人、政次が悪人という印象を受けますし、また番組側としても、今はそういったPRをしているようにも見えます。しかし、実際のところはどうなのか。無論新野左馬助はそれなりの善人ではあるのでしょうが、政次のこの行動の裏をも読む必要がありそうです。史実では井伊家乗っ取りを企む悪人とされていますが、どうもこのドラマでは、単に井伊で冷遇されるから乗り換えるとか、そう単純な話ではないでしょう。しかし政次、ますます和泉守に似て来ました。

斜陽の今川家
そして今川氏、領国支配のやり方がどうにもまずいですね。確かに今まで領国を広げて来た中で、従わせてきた国衆に目を光らせておくのは大事ですが、何か虫けらでも殺すように「粛清」しまくっていては、造反する国衆もいて当然なわけです。こういう時こそ、鞭を振るだけではなく、飴をも与えてしかるべきですし、三国同盟もいつ破棄されるかわからないのです。今川家のいささか無理やりな締め付けと、それに対する国衆の造反とで、負の側面ばかりが拡大しているイメージがあります。
造反した国衆の最たる存在が、かの松平元康です。彼は幸いに粛清は受けず、西三河を勢力下に置いたものの、一向一揆で足元が定まらない状態になってはいます。ただしこの一揆勢力も一枚岩ではなかったこと、最終的に馬頭原の合戦で勝ったことから和議を勧めることができたわけです。またこの時、石川数正は浄土真宗から浄土宗に宗旨替えをしています。

槍と寺の庭
次郎が昊天の槍を持ち出し、自分は災厄を与えることしかないとぶち切れた行動に出て、南渓に、小野屋敷に行くかとまで言われてしまいます。おまけにこの槍を何度も地面に突き刺して、槍の刃を追折ってしまい、昊天を呆れさせます。恐らくこのシーン、冒頭の奥山孫一郎が斬られるシーンで、槍の刃が折れるのが伏線になっていて、それから直親の遺志を継いでというシーンに続いて行くわけです。
しかし個人的に、このシーンはちょっとどうかなとも思いました。皆が見ている前で決意を述べるというのは、『真田丸』の大坂の陣絡みでもありましたが、どこか学園ドラマぽくなるように思われます。あそこで直親に言及するのはいいのですが、その後ほぞを固めたというのを、改めて南渓と祐椿尼の前で誓うという描写の方が、よかったのではないでしょうか。

ところで、真田家もかつて辛酸をなめています。その再生の証として登場したのが、かの六文銭(六連銭)です。『風林火山』で、山本勘助と信濃に戻る真田幸隆に、親交のある僧の晃運が
「一度死んだ者は二度とは死なぬ」
と言って、六文銭を渡すシーンが登場します。このセリフ、この第12回で言ってもしっくり来たように思います。

それから『相棒』シーズン7の、第19話「特命」というエピがあります。この回で神戸尊が、二代目相棒となって出勤して来るのですが、当の杉下右京は、山奥の村に捜査に出かけてしまっています。この村に住む女性から、殺人を窺わせるような絵が送られて来たためなのですが、この村の村長を演じているのが前田吟さん、そして住職を演じているのが苅谷俊介さんです。

飲み物-ホットカフェオレ
[ 2017/03/29 01:15 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

FUKUSHIMA Masanori

FUKUSHIMA Masanori was a samurai who served TOYOTOMI Hideyoshi and TOKUGAWA Ieyasu. Like Kato Kiyomasa and Katagiri Katsumoto, he is one of the Seven Spears of Shizugatake and famous for his reckless valour.

He was born in Owari in 1561 and served Hideyoshi as page at first. Then he distinguished himself in various battles and ruled Imagbari In Iyo (current Ehime). In 1590, he participated in the Siege of Odawara and the invasion to Ming in 1592. Then he returned to Japan and in 1595 he transmits the orders of hara-kiri to TOYOYOMI Hidetsugu who planned a rebellion against Hideyoshi.

After the death of Hideyoshi, his relationship with IShida Mitsunari worsened and got along  with TOKUGAWA Ieyasu. After the Battle of Sekigahara, he became a daimyo of Hiroshima domain and made effort in administration. On the other hand, he also served the Toyotomis but it made Ieyasu mistrust him and he was not allowed to participate in the Siege of Osaka. Later his territory was confiscated because of the reconstruction of Hiroshima Castle without the permission of the shogunate. Then he moved to Takaino domain in Shinano and died there.

He was a deep drunker. But one day, he lost the drinking competition with Mori Tahei, vassal of KURODA Nagamasa and gave him his favourite spear called "Nihon go". Besides, he is said to have been a henpecked husband.

In this drama, he is described as a tall and openhearted man but is easily moved to tears. When he visits Hidetsugu in Koya-san after his scandal, he weeps over his suicide. During the siege of Osaka, he complains of his treatment to SANADA Nobuyuki who doesn't fight in the siege either.

The image shows Motoki Fukami as Fukushima Masanori
(From a DVD of Sanada Maru)

真田丸福島正則
[ 2017/03/28 22:30 ] Taiga Drama Sanada Maru | TB(-) | CM(0)

おんな城主 直虎-12 おんな城主直虎

タイトル=サブタイの今回、あれこれ動きがありました。そして、初回からの男性キャストの大半が、今回で退場です。何か、これまでの牧歌的(後の方はのぞく)な雰囲気が終わり、かなり荒っぽい現実が女城主の前に突きつけられそうです。

*************************

掛川城下に迫った直親の一行は、今川の家臣や兵に取り囲まれた。直親は馬を下りて、奥山孫一郎や家臣の今村藤七郎と共に斬り抜けようとするが、多勢に無勢でもあり、孫一郎と藤七郎は相次いで落命する。そして直親も相手の剣を受け、一旦は井伊谷まで戻ろうと立ち上がるも、力尽きる。その頃竜宮小僧の井戸では、冬のさなかだというのに、次郎が直親の無事を祈って水垢離をしていた。その時彼女の目の前に直親の幻が現れ、その直後次郎は倒れてしまう。次郎は高熱を発し、三日三晩眠ったままだった。

次郎がかなたへ手を伸ばすのを見た、母の祐椿尼がその手を取り叫ぶ。
「直親、手を離せ!」
南渓や昊天、傑山は、唯一生き残った従者の報告を受け、現場へ向かう。そこには、一行の遺体が野ざらしになり、その上に雪が積もっていた。龍潭寺に遺体が運び込まれ、「殿のお帰りである」の声に、次郎はふらふらと立ち上がり、三人の遺体を目にする。直親の遺体に触れようとする次郎の手をしのが払い、こう言った。
「そなたが殺したようなものではないか、あの時但馬を成敗しておけば」
しのの妹なつが、姉は取り乱していると取り繕うが、次郎はその言葉を受け入れ、夢遊病者のように去って行った。これでは嬲り殺しであると嘆く直平。

その後犠牲者の葬儀が行われたが、病後の次郎は井戸の側にいて、川名で唱えた死者を悼む経を、直親のために唱え始めたが、途中で声が詰まってしまう。その頃井伊の館では、今川より虎松を始末するよう下知が来ていた。新野左馬助が命乞いに向かうが、氏真は聞き入れようとせず、左馬助の訴えを一蹴し、ならば欲しい首があるので、取ってくれば虎松の件は許すと伝える。井伊谷に戻った左馬助は、ことの次第を話すが、直平も中野直由も、戦には乗り気だった。しかし彼らの間には、但馬こと小野政次が裏切ったか、始めから手合わせをしていたのではないかという疑念があった。

一方駿府では、氏真が政次に、左馬助がお前の読み通りに動いたと話していた。また政次は、三河でも松平の家臣や一向一揆についても情報を仕入れ、これを利用すれば、元康の足をすくうことができると伝える。そんな政次に、氏真は満面の笑みでこう言った。
「悪い奴じゃのお、そなたも」
その頃岡崎城では、元康が家臣の裏切りに怯えていた。同じ頃左馬助の屋敷には、しのと虎松のみならず、なつと亥之助も滞在していてにぎやかだった。一度尋ねてはどうかという母祐椿尼の言葉に、次郎は言葉を濁す。次郎は寺から出ようとせず、ふさぎこむようになっていた。

竜宮小僧の助けを借りたいとやって来る村人に、昊天は次郎が、自分は災厄をもたらすだけと言って、頑なに人々を拒んでいると断る。そんな折、南渓が次郎に、酒を持たせて井伊の館に行くように勧める。曾祖父に当たる直平をはじめ、伯父の左馬助、そして中野直由が出陣することになったのである。自分たちでなければ戦はできないと語る直平たちだが、次郎は、三人がいなくなった後を不安に思った。きっと帰って来るという直平と、初めて酒を酌み交わす次郎。次郎が男子でないのが残念だったが、女子ならば逆縁にならずにすむという直平の言葉に、祐椿尼は涙を流す。

その夜次郎は井戸端で酒を飲み、様子を見に来た南渓に、自分は無用の長物でしかないと愚痴る。その後直平は出陣後、陣中で不審死を遂げ、左馬助と直由も、曳馬城で戦死した。その後政次は、今川からの三人の目付を連れて井伊谷へ戻って来た。所謂井伊谷三人衆である。政次は祐椿尼に、直親の内通ゆえ今川に捕らえられていたが、直平たち三名の忠義により帰還を許されたと告げるが、祐椿尼はよくできた話と皮肉る。そして政次は、その場で虎松の後見に就くという話を持ち出す。今川がそこまではできないと言う祐椿尼に、家督は虎松様、それがしは後見と強調する政次。

そして政次は、井戸の側で昼間から酒を飲む次郎に声をかける。なぜ政次だけ無事に戻って来られたのか、最初から裏切るつもりだったのかと問い詰める次郎。政次は、恨むのなら下手を討った直親を恨めと言い、さらに、同じ失敗を繰り返す井伊は、終わるべくして終わるとも言うが、それらの言葉にはどこか含みがあった。そして龍潭寺では祐椿尼が、南渓に虎松の後見を頼むが、その時昊天の大きな声が響き渡る。飛び出した二人は、次郎が槍を手に昊天に向き合っているのを目にする。ならば鶴を狩りに小野屋敷に行くかと南渓。

次郎は槍を何度も地面に突き刺し、自分には災厄を振りまくことしかできないと口にするが、その時小坊主がおずおずと、次郎様は竜宮小僧ではないのかと話しかける。生きておる者は、死んだ者を己の中で生かすことができると南渓に諭され、次郎は直親の遺志を継ぐことを決意する。そして次郎は、夫婦約束が決まってから、母が作った小袖に手を通しながら、直親が駿府に発つ前に、一緒になろうと言ったことを話す。評定の席では南渓が、後見は直虎と決まったと告げたが、一同が初めて聞く名前であり、政次が唯一誰であるのかを察した。そして、恐らく彼の察知通り、その場に入って来たのは次郎だった。

*************************

直親が暗殺され、直平や左馬助、直由と井伊ゆかりの男性がいなくなり、井伊家は危機的状況を迎えます。しかも虎松も危険な目に遭っており、さらに政次が後見に就くということになって、祐椿尼は南渓に相談を持ちかけ、結局南渓は次郎=直虎を推すことになります。しかし父和泉守そっくりになった小野政次が、本当に悪意があったかというと、それがまた何ともいえないわけです。絵に描いたような悪役ともいえないだけに、今後もこの人物の動向が気になります。この役を演じる高橋一生さんが、かつて出演した『民王』のスピンオフ「恋する総裁選」をちょっと思い出します。

[ 2017/03/28 00:30 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

SEN no Rikyu

SEN no Rikyu (Soeki) was a merchant of Sakai and a master of tea ceremony. He was born in 1522 and served ODA Nobunaga as instructor of tea ceremoy and then TOYOTOMI Hideyoshi.

He committed some important tea ceremonies including the one at court and his taste influenced the style of tea room and teacup. But he was ordered to shut himself up to his house by Hideyoshi and committed hara-kiri in 1591. Though there are various opinions about why he was discord with Hideyoshi. Some things as Rikyu-bashi (chopstick)or Rikyu-dana (furniture) are named after him.

In this drama, he is described as a keen businessman and meets SANADA Nobushige in Osaka Castle for the first time. He sells goods even during the Siege of Odawara in 1590 but  Nobushige finds that he also sells pig lead, material of musketball to the Hojos, the enemy of the Toyotomis. This and some other affairs made Hideyoshi angry and he orders him to stay in the house and at last He commits Hara-kiri. Before it, he performs the tea ceremoy and serves it to Nobushige.

The image shows KATSURA Bunshi as Sen no Rikyu
(From a DVD of Sanada Maru)

真田丸利休
[ 2017/03/27 21:45 ] Taiga Drama Sanada Maru | TB(-) | CM(0)

直虎の今後そして「一人二役」続き

公式サイトのトップページの画像が、直虎の乗馬姿となり、いよいよ二期目に突入の『おんな城主 直虎』です。直親も世を去り、虎松の後見を誰にするかで、南渓は次郎を推薦します。次郎は直虎として後見であることを宣言しますが、この問題、もう少しくすぶりそうです。
ところで直親たちがなぜ首を取られていないかですが、今川は、自分たちがやったことを隠したかったのではないかと思われます。恐らく駿府へ行く途中で、落ち武者狩りか、野盗または山賊に運悪く出遭ったことにしたかったのでしょう。そして、これも恐らく政次絡みではないかと思われます。
またあらすじやあれこれでも書きますが、政次は井伊を敵視しつつ、直虎=次郎=おとわだけは嫌いになれないという、そういう複雑な心境を抱えていそうです。しかし彼が今川方についたことで、対比がはっきりするようになりました。井伊家の男性の殆どがいなくなった中で、井伊谷三人衆もやって来ますが、あの片方が消えていなくなり→もう片方が向こうから現れるというのは、次郎が新井美羽さんから柴咲コウさんに変わったシーンを踏まえているようです。

さて来週は、かのムロツヨシさんが全く違った姿になって登場です。また、成年男子が戦に駆り出された挙句、田畑が荒れ放題になるシーンも出てくるようです。
この田畑がどうこうと言うのは、これも『真田丸』の第9回「駆引」で、梅が信繁に、戦が続くと田畑が荒れて、食べ物の奪い合いになるということを話していますが、その伏線が今年になって回収されるようです。

ところでその『真田丸』をはじめ、三谷幸喜氏のいくつかの作品で、先日の一人二役というか、一人がそれぞれ異なる立場の人間となって、相手を欺くことに関するシーンがよく見られます。
まず『古畑任三郎』の第3シーズン、「追いつめられて(雲の中の死)」で、玉置浩二さん演じる西洋美術研究家の臺(うてな)が飛行機の中で殺人を犯し、それに気づかれないように、状況に応じて乗務員と美術研究家の2つを演じ分けます。
そして『真田丸』の第7回「奪回」、信繫と三十郎が人質救出に向かい、祖母とりときりがいる小諸城に侵入して、ある時は小諸城主の道家正栄の家臣、ある時は滝川一益の家臣を名乗るわけですが、最終的にこれが発覚し、万事休すとなって、4人共木曽義昌の許に送られる破目になります。
また、パペットホームズ「ダグラスさんのお屋敷の冒険」で、本物の殺人を見たいと、ワトソンを連れて学校を抜け出したホームズが、状況によって警察の手伝いである、またあるいは美術品運送会社の社員であると名乗って、殺人現場まで侵入します。尤も、運送会社の社員というのは、実際そこで仕事をしていて、たまたまダグラス家に来ていたジェファーソン・ホープが助け舟を出してくれたおかげなのですが。
そういえばこの時の絵を使ったトリック、『相棒』にも登場していましたね。

飲み物-ミルクティ
[ 2017/03/27 00:30 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

Yoshino Dayu

She is thought to be the first Yoshino Dayu. Though tayu (geisha girl*)s who suceeded the professional name of Yoshino Dayu are ten, and the second is most famous. But the first is said to have acquainted with the educated people and celebrities.

In this drama, she is a tayu of Osaka and is patronised by TOYOTOMI Hideyoshi. SANADA Nobushige also asks for her to entertain his father Masayuki and brother Nobuyuki when they visit Osaka though he doesn't has enough money. And Masayuki, who becomes to live in Sanada's residence in Osaka visit her frequently in secret.
However one day Masayuki finds that she behaves strangely and is nearly killed by her. He is saved by Ideura Masasuke who is a ninja and knows him very well. The Yoshino Dayu is not a real one but a spy of TOKUGAWA Ieyasu.

(*) Tayu is not a prostitute. She entertains people with such things as song, dance, making poem, tea ceremony, and board game.

The image shows Arisa Nakajima as Yoshino Dayu
(From a DVD of Sanada Maru)

真田丸吉野太夫 
[ 2017/03/27 00:00 ] Taiga Drama Sanada Maru | TB(-) | CM(0)
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Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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