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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2017年03月

Onna Joshu Naotora Episode 11 Saraba, itoshiki hito yo (Farewell, My Love*)

Sena is about to be taken to the temple for execution. But a samurai who is called ISHIKAWA Kazumasa on horseback appears there and offers the exchange of the hostages between the Matsudairas and the Imagawas. He is one of the senior vassals of MATSUDAIRA Motoyasu. Sena takes farewell to Nankei and Jiro and promises her mother Sana that she will control the Imagawas on the previous night of her depart for Okazaki. However Sana and her husband SEKIGUCHI Chikanaga are forced to commit suicide soon after.

おんな城主直虎瀬名奪還 (11)
ISHIKAWA Kazumasa (Ozuno Nakamura, centre) saves Sena and her children

Jiro returns to Ii-no-ya and tells Naochika that the Imagawas are impatient with the Matsudairas and in reality, IMAGAWA Ujizane seems to be in a neglectful manner. Then his grandmother Jukeini tells him that prevention is better than cure. Naochika has a keen interest in Motoyasu. One day, a yamabushi from the Matsudairas visits Jiro and hands her a gift in reward for having troubled for Sena. He also hands her Motoyasu's letter to Naochika.

Naochika replies it and goes hawking with Motoyasu. After returned to Ii-no-ya, he tells ONO Tajimanokami Masatsugu that Motoyasu was a strongly built man and had a sword scar on his right hand. After that,  Naochika suggests him a marrage with Jiro after her securalisation. Then Jiro joins them and they remember their childhood for a while. And Masatsugu visits to greet the Imagawas but Jukeini shows a letter of Naochika addressed to Matsudaira Motoyasu.

Moreover, the vassal who brought it to Jukeini is a man exactly alike Matsudaira Motoyasu whom Naochika met. Masatsugu realises that Jukeini deceived Naochika and is owed into an act of betrayal to the Iis. At the same time, a yamabushi called MATSUSHITA Jokei visits Ryotanji Temple. He is a "real" messenger from Motoyasu and Jiro and Naochika realise that they are tricked by the Imagawas.

おんな城主直虎井戸端での三人 (11)
Naochika (Haruma Miura, left), Jiro (Ko Shibasaki, centre) and Masatsugu (Issei Takahashi, right) remember their childhood

Jiro thinks she must be blamed for causing this trouble by begging for Sena's life. She accompanies Nankei and Jokei who goes to Okazaki to ask for Motoyasu to cooperate with the Iis but in vain. And Jiro implores Sena to go to Ii-no-ya as hostage to move Ieyasu but she finally refuses it. She hopes to control the Imagawas and being a hostage again will not move her husband any more. Nankei tells Jiro that Naochika is probably prepared for the worst.

Meanwhile Naochika is ordered to account for his relations with Motoyasu by Ujizane. In addition, he sends soldiers near Ii-no-ya on Masatsugu's suggestion. The vassals plan to attack them but Naochika says that it should be done when his son Toramatsu is attacked. Naochika decides to visit Sunpu but it means his life is in danger. Before departing, he sees his wife Shino and says that he will leave everything on Toramatsu to her and tells his son that while there is life, there is hope.
おんな城主直虎直親との別れ(11)
Naochika meets Jiro before his depart for Sunpu

He visits the well before his depart and sees Jiro who blames herself for her deed and not being a man. Naochika denies it and says to her.
"If you were not a woman, I would lose my only beautiful memory."
Jiro tells him that she will wait for him but there is very little possibility of it. On the way to Sunpu, strong wind block to the way of Naochika and his attendants. After that, they find themselves surrounded by the Imagawas' soldiers.

(*) "Saraba itoshiki hito yo" is the Japanese title for "Farewell, My Lovely" written by Raymond Chandler.

The images are from the official website of "Onna Joshu Naotora".
 
[ 2017/03/26 20:00 ] Taiga Drama Onna Joshu Naotora | TB(-) | CM(0)

直虎と南方仁 11

第11回は、子供時代からの3人の絆が、いよいよ引き裂かれる回でもありました。この3人には、やはり『JINー仁ー』の3人、すなわち仁と咲と野風、あるいは仁と野風と龍馬の3人を思い出してしまうのですが、それぞれがそれぞれと結ばれないというのが、かえって不思議な人間関係を醸し出すようにも取れます。無論仁の場合は異次元の人間で、幕末での人間関係が、元の世界の、しかも恋人との写真に反映されているわけで、結ばれるとかつての自分が消えてしまうため、仕方ないといえます。

それから次郎が南渓、松下常慶と共に岡崎に行くところが、仁や咲、そして佐分利が、龍馬を暗殺から守るために、京に行くシーンを連想させます。両方ともかなりの使命感ー直虎の場合、南渓はともかく次郎は特にーを帯びているわけですが、結局龍馬は史実通り、それも意外な形で死を迎えますし、また岡崎では、元康の合力も得られず、瀬名も人質となるのを拒んでしまいます。

そして衰退していく今川が、余裕がなくなって人質を処刑してしまう部分に、『仁』完結編で、三隅俊斉が悪事が暴かれるのを恐れ、酒に毒を盛るところを思わせます。尤も今川には寿桂尼がいるので、俊斉のような稚拙な方法ではなく、もっと高度な方法を編み出すのは流石といえます。災いの芽は摘んでおくに限る、は、昨年の阿茶局も口にしていました。恐らく直虎が城主となった後も、彼女の策略は続きそうです。

それにしてもこの寿桂尼のやり方、これも何かのミステリーに登場したかと思います。それこそホームズではないかと思ったのですが、目下不明です。一人二役という点では、『花婿失踪事件』に似ていますが、これは特定の人物をまずおびき寄せ、その関係者に正体を見せるという筋書きですから、ホームズより込み入っているかと。

しかしこれは、直親も軽率であったといわざるをえません。井伊の人物の人のよさを、逆手に取った今川の勝利といったところでしょう。向こうが一人二役で来るのなら、こっちも二枚舌で、松平と今川にそれぞれいい顔をしてもよかったのですが…。ところであくの強い「元康」役の元ほっしゃんの星田英利さん、朝比奈泰朝役ではありませんでしたが、なかなか印象に残る役でした。

飲み物-お洒落なランプとウイスキーグラス
[ 2017/03/26 01:00 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

井伊谷三人衆

さて、『おんな城主 直虎』は次回で様々な変動が起きます。その中に、井伊谷三人衆の登場もあります。家康の曳馬(浜松)城攻めの時に懐柔され、今川氏真を裏切って徳川についたといわれてもいますが、ドラマでは、政次が井伊谷に戻るのに同行するようです。

三人衆とは、浜名湖周辺の国衆である

  • 近藤康用(やすもち)
  • 菅沼忠久
  • 鈴木重時

この3名のことです。要は、松平家康が、今川に忠誠を誓っていた彼らを懐柔し、井伊谷の防備を薄くして、曳馬城を陥落させます。これが1568(永禄11)年のことで、その時今川氏真は朝比奈泰朝の掛川城に匿われます。この掛川城も翌年開城し、一度は氏真が復帰となるものの結局実現に至らず、正室早川殿の実家である北条氏の小田原へと向かいます。その後3人は井伊直政に仕えますが、後に井伊を離れて旗本となったり、あるいは水戸徳川家に仕えたりしています。

元々この3名の懐柔には、菅沼定盈(さだみつ)が大きく関わっています。この人が同じ一族である菅沼忠久に話を持ちかけ、そして近藤、鈴木の両名もその話に乗ったということのようです。この菅沼氏は、武田信玄の西上作戦の際に、野田城の戦いで一戦交えています。一旦は開城したものの、信玄の容体が悪化したため、難を逃れました。

この定盈は元々、桶狭間の戦いの後に家康、当時の松平元康に仕えますが、今川から包囲戦に持ち込まれ、親戚関係にある西郷氏の許に身を潜めます。その時に西郷家の当主であった正勝の孫が、その後西郷局として家康の側室となり、秀忠と松平忠吉を産んでいます。

この井伊谷三人衆は、既に公式サイトでキャストが発表されています。しかし鈴木重時役の菅原さん、最近どこかで見たなと思ったら、『相棒』の山崎警備局局長でした。この局長は劇場版にも登場しています。

公式サイトには、柳楽優弥さん演じる盗賊の頭領龍雲丸や、髙橋ひかるさんの高瀬、寺田心君の虎松の扮装姿もアップされています。柳楽さんと柴咲さんといえば、やはり、あの『ガリレオ  内海薫最後の事件』を思い出します。

飲み物-ビール2種類
[ 2017/03/25 00:14 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

KETSUZAN Soshun

KETSUZAN Soshun was a monk of Ryotanji Temple and became a high priest. Like KOTEN Soken, he was a pupil of NANKEI Zuimon.

He was a master of nagayumi (longbow) and fought in the Battle of Komaki and Nagakute In the battle, he and Koten served II Naomasa and they defeated the armies of IKEDA Tsunaoki and MORI Nagayoshi.  He died in 1592.

In this drama, he is called "Ketsuzan" and described as a monk who is practised with the use of arms. He trains monks as sohei, monk soldier, protects Jiro Hoshi and sometimes overhears her conversation. Though Ketsuzan is young and muscular, he was older than Koten in reality.

The image shows Hayato Ichihara as Ketsuzan Soshun
(From the official website of "Onna Joshu Naotora")

おんな城主直虎傑山
[ 2017/03/24 23:30 ] Taiga Drama Onna Joshu Naotora | TB(-) | CM(0)

今後の大河ドラマ雑考 9

大河で一番多い時代設定は、戦国後期と織豊政権です。三英傑が出て来るのでやむを得ないのですが、この時代が多すぎるような気がします。以前の「大河ドラマ雑考」で、採り上げられる時代と、採り上げられない時代があると書いたことがありますが、戦国前期を舞台にした作品を、やはりもう少し観たいものです。
しかしこの戦国前期、実はあまり一般に知られていないようです。こうなると、2年かけて前後編で戦国時代を描くという方法もありでしょう。主人公を複数にして、それぞれのパートを半年くらいのスパンにする方法が考えられますが、無論、予算はそれなりにかかると思います。また昨今は戦闘が少ないといわれていますが、予算がつけばそれ相応のシーンは撮れるでしょう。

かつて『国盗り物語』では、ダブルキャスト的な設定だったようです。実質織田信長が主人公ではあるものの、その舅に当たる斎藤道三の活躍が、前半で詳しく描かれています。今後また、こういう手法もあっていいでしょう。今年も前半は直虎、後半は直政の設定になるかと思われます。
また、ある期間はメジャーな人物を描き、ある期間はそれと連携して、地方の無名の武将を描くという方法もあるでしょう。近年戦国物は、地方の大名や軍師、国衆などに主人公設定が移りつつありますが、やはり大物と絡ませる必要はあるわけですから、それぞれの持ち場を分担させるという方法も採れそうです。ただこの場合は、脚本が難しくなりそうです。

それから戦国物の大河のOPについてですが、やはり戦国物のタイトルバックは、実写の馬や合戦物が多いです。たとえば
  • 天と地と
  • 国盗り物語
  • 独眼竜政宗
  • 武田信玄
  • 風林火山
などはこのパターンです。それから風景のタイトルバックもあります。
  • 徳川家康
  • 葵 徳川三代
  • 天地人
などがそうでしょう。最近はCG処理されたOPがメインですが、風景や空というのも、結構勇壮なイメージがあります。個人的に『葵 徳川三代』はいいなと思いますし、戦国物ではありませんが、『龍馬伝』のタイトルバックはかなり好きです。結構経費もかけられているなと思います。逆に、本編はいいのにOPが今一つというのもありますし、『花燃ゆ』のように、本編はそう好きでもないけど、OPはいいという作品もあります。ただ『花燃ゆ』は、雷のSEが入らない方がよかったのですが。

飲み物-ローズヒップティー
[ 2017/03/24 00:45 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

KOTEN Soken

KOTEN Soken was a priest from the 16th century to the 17th century. He succeeded the post of high priest of Ryotanji Temple from NANKEI Zuimon and established the temple of the same name in Hikone where the Ii clan ruled after the Battle of Sekigahara.

As he was an expert with naginata (Japanese halberd), he served Ii Naomasa, son of Naochika and participated in the Battle of Komaki and Nagakute in 1584. In the Battle, he defeated the armies of IKEDA Tsuneoki and MORI Nagayoshi. (*)

In this drama, he is called "Koten" and a priest who educates Jiro Hoshi, Naochika and Masatsugu in their childhood and young monks. As being mild-mannered and learned scholar, he is an adviser for his mentor Nankei.

(*)In former times, some influential temples trained their monks to take part in the battles. They were called sohei (monk soldier).

The image shows Kazushige Komatsu as Koten Soken
(From the official website of Onna Joshu Naotora)

おんな城主直虎昊天
[ 2017/03/24 00:15 ] Taiga Drama Onna Joshu Naotora | TB(-) | CM(0)

2017スーパーラグビー第4節結果と第5節

第4節の結果です。(赤文字勝利チーム)

クルセイダーズ 33-24 ブルーズ
レベルズ 14-27 チーフス
ブルズ 34-21 サンウルブズ
ハリケーンズ 41-15 ハイランダーズ
ワラターズ 12-28 ブランビーズ
ライオンズ 44-14 レッズ
シャークス 19-17 キングズ
ジャガーズ 41-14 チーターズ

ニュージーランドの南北対決、結局南のクルセイダーズに軍配が上がりました。クライストチャーチでの試合ということも一因でしょう。さて、サンウルブズは今回13点差の負け。試合そのものは悪くなかったのですが…ブルズの選手がハイタックルでレッドカード、一発退場となったため、その隙を突いてほしかったです。試合の詳しい経過は、こちらの記事をどうぞ。

サンウルブズ、開幕4連敗もアウェーで手応え、ブルズ戦レポート
(ラグビーレポート、JSPORTS公式サイト)

なお記事中にもありますが、かつてブルズに所属した、故ユースト・ファン・デル・ヴェストハイゼン氏の逝去を悼み、試合前に黙祷が行われました。次回のサンウルブズは、25日に同じカンファレンスのストーマーズと、準ホームのシンガポールで対戦です。

それとヨーロッパの6か国対抗(シックス・ネイションズ)は、エディー・ジョーンズ監督のイングランドが2年続けて優勝です。やはりエディーさんは勝利請負人ですね。

[ 2017/03/22 23:30 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

小野但馬守政次の今後

ところで小野但馬守政次、予告を見る限り、次回から月代を剃って裃姿と、かつての父和泉守そっくりの姿となるようです。父のように生きるしかないと、臍を固めたことの表れでしょうか。政次の立ち位置がややこしいのは、井伊と今川に加えて、自分の家である小野家のことも、考える必要があるせいでしょう。これも弟の玄蕃が生きていれば、そちらにまかせることもできますが、桶狭間で戦死している以上、小野家の当主であり、しかも弟の妻のなつと、その息子の亥之助の今後も気にかけなければならないわけです。

この人物が、主君を裏切る一方で、どこかに子供の頃の絆をまだ引きずっていること、そして、ジレンマに悩んだ挙句、今川に付かざるを得ない状態になっていることから、何か同情したくなる雰囲気を持ち合せているのも事実です。単にしれっと人を裏切る人物ではないのです。第11回で、直親が駿府に発つ前に、政次は井伊のためを思ったということを口にするのも、その辺りを汲んでのことでしょうか。子供の頃直親は父を失い、次郎は本領安堵と引き換えの出家をしています。それぞれに辛い経験ですが、政次の場合は、直親とは逆に父からのプレッシャー、そして井伊家の中での孤立感を、子供ながらに悟っていた辺り、3人の中で一番辛い経験ともいえます。

だからこそ父のようになりたくないと思うわけですが、大人の世界は非情です。目付である父の跡を継いで、その地位を確立するにつれて、子供時代の絆はもろくなり、足元が不安定になる今川家から、目付として務めを果たすようにいわれ、井伊家との良好な関係を築くことすら許されなくなってしまいます。この中では彼は妻帯していませんが、そういう状況のややこしさとも関係しているのでしょうか。恐らく彼はこれからも、井伊のことをどこか気にしつつ、今川のために働くようになるのでしょう。亥之助は最終的にこの伯父と別れ、徳川に仕えることになりますが、それはいつの話になるのでしょう。

飲み物-エールビール
[ 2017/03/22 01:00 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

おんな城主直虎あれこれ その11

第11回のあれこれ。今回は、というか今回も多めです。

どちらかを選ぶ余地もない
今回印象的だったのがこの言葉です。政次は最初、直親から元康の書状(の偽物)を渡され、どうするべきかを政次に相談し、政次は今川と共倒れになるのはごめんだと言って、直親に2つほど忠告をします。
しかしその後駿府で、これが今川の謀だったことがわかり、同じ言葉を、今度は今川様の目付だからと、全く反対の意味で使わざるを得なくなります。これによって、父と同じようになる政次の今後がいわば決定づけられます。実際この後政次は今川に入れ知恵をするようになり、井伊への今川の下知は、実質政次の考えとなり、今川経由で井伊を遠隔操作している格好になります。
これで思い出すのが、『国盗り物語』の明智光秀です。光秀は当初足利幕府の幕臣でもあり、同時に織田信長の家臣でもあるのですが、将軍義昭の織田への野心から、ついに両者の間を取り持つことができなくなり、結局自分で奔走して再建した幕府を、敵に回さざるを得なくなります。

山伏は隠れ蓑
松平の使いを名乗る山伏がやって来て、寺に通す次郎。この前に、自分で勝手に駿府へ出かけて周囲を心配させているわけですが、自分あての客とはいえ、一応は和尚に相談した方がよかったでしょう。無論瀬名救出の礼、また元康直々の手紙とくれば、信じてしまっても不思議ではないのですが、この当時の修験者=山伏は間者の隠れ蓑でもあります。
結局これで直親が返書を出し、鷹狩りにも招待されて、今川の思惑通りになって行くわけです。そこで松平にすがることになるのですが、松平元康も兵は少なく、しかも利害関係が必ずしも一致しない相手には、なかなか首を縦に振ろうとしません。結局次郎は、瀬名へ直訴することになります。

瀬名の立場
しかし今川出身ということで、岡崎城内に置いてもらえず、寺に預けられている瀬名と子供たち。そこを訪れた南渓と次郎ですが、次郎はともかく、南渓はある程度難しいことを悟っていたと思われます。ですから引き際もあっさりしていました。一方次郎は「瀬名、開けろ!」と、最終的にはタメ口になっていましたが。
あらすじでも書きましたが、これはやはり松平が兵を割いてでも協力したい何かを、手土産と持って行くべき必要があるわけです。相手に力を貸してもらうからには、そうしなければならない。しかし井伊にはそれがなかったわけです。どのみち、今川と戦う力もない、小野を手なずけるだけの人物もいない以上、井伊はのっぴきならない事態に追い込まれたわけです。
ところで瀬名が次郎を見て、姫様と呼ぶシーンがありますが、あれは皆を必要以上に警戒させないための、彼女の機転でしょうか。しかるべき家の姫であって、怪しい者ではないとその場の者に悟らせる目的であるのなら、なかなか隙のない女性と見ることもできます。

直親の立場
結局、松下常慶でない山伏が持参した書状に返書を書き、鷹狩りにまで同行した以上、直親の取る道は、今川を裏切るか、あるいは駿府に行って申し開きをするかのどちらかでした。しかもかつての彼の父同様、駿府に行って生きて井伊谷に戻る可能性は、皆無というべき状態です。
この直親には、桶狭間の直盛もダブります。直盛も我が身を捨てることで、井伊を守ることを考えました。直親は、今川の兵が押し寄せたことを聞き、はやる直平や直由、奥山孫一郎らに、自分は駿府に行くから、虎松の時にそうしてくれと頼みます。
井戸端での3人が、かつての子供時代を思い出すさまは、こういうシーンが控えているだけに、なかなかつらいものがありますが、いざ出立となって、やはり井戸端で出会った次郎に、「おとわが女子であることが、俺のたった一つの美しい思い出」というのにも、子供時代が伏線となっています。これが「おとわとしの」でないこと、戻ったら一緒になろうと本音を言うところに、直親の覚悟のほどが感じられます。そして次郎の「待っておるからな」は、正に子供の頃、逃亡する亀之丞を見送るおとわを思い出させます。
ところでこの中で、家臣が直親に向かって「次郎様」と呼びかけるところがあります。次郎は井伊家の当主の通称ですから、無論直親にこう呼びかけるのはおかしくないのですが、これは次回の「女子でこそあれ次郎」につながるのでしょうか。

爺様の涙
「もう見送るのはごめんじゃ」と涙を流す直平。爺様にしてみれば、一族の中で自分よりも若い者が次々といなくなり、またこのうえで直親を見送るなど、耐えられないことなのでしょう。しかし、井伊の対今川方針が、常に兵を以て対抗しようとすることである以上、こうなることもまた避けられませんでした。しかもその兵力が足りない。昨年の真田家に比べると、井伊はかなり所領が小さく、しかも堅固な要塞もありませんでした。如何せん条件が違いすぎます。
いっそ小野家を使って、今川を切り崩すという手もあったはずなのですが…。あるいは小野を成敗して、別の家臣を使うという手もあったでしょう。ただしその場合も、いざという時に自己防衛できるだけの兵力は確保しておく必要があります。なかなか独立を保つというのは難しいことです。

ところで直親一行が、駿府に向かっている途中で強風に遭い、気が付けは敵に囲まれているシーンですが、実際浜松周辺の冬は、強い季節風が吹くので有名です。
今ではこの季節風は、ラグビーの試合を左右することがあります。ヤマハ発動機ジュビロのホームでもあるヤマスタ、そして遠州灘海浜公園球技場などでは、時に強い風が吹き、これがキックをしばしば押し戻すことがあります。ラグビーボールは軽いので、風の影響を受けやすく、せっかく蹴ったのに得点できない、あるいはタッチを割らないということで、風下の場合、キックによる得点に直結してくることになります。

それから昨年の『真田丸』関連で書いておきますが、昨年と比較できない理由の一つとして、展開の仕方が違う点が挙げられます。昨年は前半、夏ごろまでに調子を上げて大名となり、その後昌幸と信繁は流罪となり、最終的に大坂の陣という展開でしたが、今年はむしろ前半に井伊家が辛酸をなめ、後半盛り上げる展開になっています。むしろ真田家絡みで比較するのなら、『風林火山』で、最初亡命を余儀なくされ、後に信濃先方衆として、武田の支配下となった一徳斎の時代、あちらの方が比較対象となりそうです。
それから昨年、信繫の最初の妻となる梅が、戦乱が続くと田畑も荒れるということを口にしていましたが、それに関する場面が、第13回で登場するようです。

飲み物-エスプレッソ

[ 2017/03/22 00:30 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

IMAGAWA Ujizane

IMAGAWA Ujizane was a heir of IMAGAWA Yoshikmoto and a daimyo of Suruga and Totomi. He was called Tatsuomaru in his childhood and became the head of the Imagawa clan before the Battle of Okehazama in which his father was killed. But some vassals broke away from him and Sunpu was occupied by TAKEDA Shingen at last. This led him a wandering.

After having been exiled by Shingen, he was sheltered in Kakegawa Castle but had to surrender in 1569 and never ruled Suruga again. After that, he and his family became a dependent on HOJO Ujiyasu, father of his wife Hayakawa Dono. After the death of Ujiyasu, he protected by TOKUGAWA Ieyasu. Then he lived in Kyoto and Hamamatsu. Though he did not appear in history several times, it is said that he finally made his home in Edo, current Tokyo. He died in 1615.

おんな城主直虎龍王丸
Tsubasa Nakagawa as Tatsuomaru

He was good at making waka (31-syllable poem), playing kemari (a kind of football played by aristocrats), and swordsmanship. Some suggest that the Imagawas' fall is owing to such aristocratic tastes of Ujizane. And there is another theory that he was brave but not all of his vassal were loyal to him.

His clan became declined and survived as privileged hatamoto, direct vassals of shogun under Tokugawa shogunate.

In this drama, Tatsuomaru is loved by young Sena and compete with O-Towa (Naotora)  in kemari. After the death of his father, he doesn't know what to do but is advised by Jukeini and depends on ONO Masatsugu in dealing with the Ii clan. 


おんな城主直虎今川氏真
ONOE Matsuya as Imagawa Ujizane

The image are from the official website of Onna Joshu Naotora.

[ 2017/03/21 23:30 ] Taiga Drama Onna Joshu Naotora | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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