まず1、これは一枚岩でない豊臣方を連想させますし、2は、有楽斎にかまをかける信繁(幸村)を思い出します。3はいわずもがなですが、『新・三銃士』の場合はダルタニアンではなく相手の方ですね。そして4と5、これは恐らく次回で明らかになるでしょう。
それから、信繁が有楽斎にかまをかけるシーンでもう一つ。正典ホームズの場合は、相手へのかまかけはもちろんそう珍しくはありませんが、パペット版でも無論登場します。第17話「本当に困った校長先生の冒険」で、問題児ケンプを罠に嵌めて、本当のことを聞き出すシーンがありますが、ケンプを221Bに入れたホームズが、レストレードに呼び出されて221Bを出て行き、代わりにワトソンがケンプの相手をすることになります。
ワトソンは、この人形に向かって自分の気持ちを話すといいと言って、コアラの人形を置いて出て行き、ケンプが本音を喋ります。すると窓際のホームズ人形が、なぜか「ありがとう、ケンプ!」と叫び、レストレードとワトソンも入室して来ます。ホームズは部屋から出た途端、身代わりの人形と入れ替わっていたのでした。しかしこの時のワトソンの、ケンプに対して説得するような姿勢を見ると、如何にも医師の息子だなと思わされます。
しかし有楽斎と博労淵の件、自分がスパイだというのを晒しているようにしか見えません。尤も与左衛門との共犯説もありますが。
ところで三谷さん、以前人形劇で『カラマーゾフの兄弟』をやりたいと言っておられましたが、この小説を戦国風にアレンジしてみても面白いかと思います。この小説に登場する無神論を、戦国期の混乱に置き換えてみるというのもありでしょう。
Author:aK
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。
他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。