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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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皆様、よいお年を

今年の1月にブログを始めて、そろそろ1年になります。最初はウエブリでしたが、色々制約があるので、秋ごろに引越しを考えるようになりました。FC2によく遊びに伺うブログがありますので、そちらをと考えたのですが、ウエブリからFC2に直接引っ越すと記事本文が改行されないという情報があり、まずライブドアに移りました。ライブドアはいいブログでしたが、サポートの回答が遅いのがネックでした。HTMLに慣れていたらそうでもなかったのでしょうが、とにかくあれこれ問い合わせてしかも1週間くらいかかることから、結局こちらに移りました。

まだ1年の割に記事の数だけは多いので、まとめようかと考えています。また、ラグビー関係は姉妹ブログを作ってそちらに移すべきか検討中です。何はともあれ、今回はブログを始めてから初めての年越しとなります。今年このブログに目を通してくださった皆様、どうもありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。それでは、よい年をお迎えください。
飲み物-ラテアート
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[ 2015/12/31 21:00 ] その他 | TB(-) | CM(0)

花燃ゆまとめその5 NHKの姿勢

『花燃ゆ』まとめの最後です。今回の大河は制作現場の企画ミスと思われるところが多分にありますが、その制作現場に口を挟めない経営委員会もどうかと思います。恐らく制作の方で、上から口出しされるのを嫌う部分もあるのでしょうが、今回のように数字が取れず、テコ入れしてもぱっとしない場合は、経営サイドも再検討して、打ち切りなり、あるいは何らかの方法で代替策を考えるなりするべきでしょう。ここで一番気の毒なのは、プロデューサーや脚本家以外のスタッフと出演者です。特に出演者のみが矢面に立たされている一方で、プロデューサーはわれ関せずといった印象が強く残りました。現場に丸投げにすると、その時々のプロデューサーによっての出来不出来がかなりはっきりします。いい時はいいのですが、悪い時に何らかの対策を打ち出せず、そのまま現場に任せっぱなしにしないためにも、組織そのものの改善及び再編が必要でしょう。

NHKはかつてはお役所的でお堅いといわれながらも、それなりの作品を作っていましたが、ここのところ民放の劣化コピーのような番組が多いのも、残念ながら事実です。紅白にしてもそうです。そうしないと若い世代が観ないというのでしょうが、むしろ逆で、民放で観られるもの、しかもそちらの方が遥かに面白いものを、わざわざNHKで観る必要がないというのが、本当のところではないでしょうか。番組のレベルがすべてとはいわなくても、一部は明らかに落ちていて、なのに受信料を取るとなれば、スクランブル化やNHK解体の声が出て来て当然です。スクランブル化の場合は、ニュースと気象・災害情報だけノンスクランブルでやればいいだけの話です。むしろ自分の観たい番組にのみお金を払うぶん、ずっとわかりやすいといえるでしょう。

ところで『真田丸』のチーフディレクター、木村隆文氏のコメントにこうあります。「史実にない部分を想像して隙間を埋めて行くのが、大河ドラマを含めた歴史ドラマの醍醐味」。これは1977年の『花神』(『花燃ゆ』との比較で何度も引き合いに出させてもらいました)の、成島庸夫チーフプロデューサーの「私達は、史実を史実として描くのではありません。史実と史実の谷間にある多くの有りそうな話を綴って行くのです。いわゆる「歴史ドラマ」の楽しみとは、こういった「ドラマ」を史実の谷間に見出すことなのでしょう」(『花神』大河ドラマストーリーより)に近いものがあります。大河ドラマの制作担当とは、この感覚を共有できる人物に限られるでしょう。いわば、他のドラマは作れても、本来の大河を作れる人物というのは非常に少ないのかもしれません。NHKはそのことを今後念頭に置くべきでしょう。でないとまた『花燃ゆ』のような作品が出て来てしまいますので。しかし今年は大河も面白いとは感じられませんでしたが、紅白も面白くないですね…。

[ 2015/12/31 20:50 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

人形劇ファンの真田丸への期待

『真田丸』まであと10日となりました。三谷さんの脚本ということで、パペットホームズの要素が垣間見られるかどうか、それも楽しみの一つですが、無論パペットホームズでのバディ関係、またホームズの「この学園は奇妙なことで満ち溢れている」が、そのまま真田の知略謀略につながる形で描かれれば、結構人形劇ファンを満足させてくれそうな気もします。やはり同じ作者である以上、何らかの共通点はあるわけですから。そしてもう一つ、『新・三銃士』的なものもあるいは盛り込まれているのでは?と勝手に期待しています。

『新・三銃士』で、トレヴィル隊長がダルタニアンに、「アトスからは勇気を、アラミスからは知恵を、そしてポルトスからはゆとりを学びなさい」と諭すシーンがありますが、ああいうのが出て来ると面白いかも。(実際には、「ポルトスからは」といったところで、当のポルトスが「ゆとりを学びなさい。ユーモアの精神ね」と口を挟むわけですが)それから、ミレディーがダルタニアンに「お月様を見てるの。ここから見る月は最高なの」というところとか。

また『新・三銃士』の場合、戦闘もの中心ですから、その辺りでも何かかぶるものがあるのではないかとも思います。ラ・ロシェルの反乱軍の籠城シーンと相通じるものが見られたらいいですね。このラ・ロシェルの反乱軍は、バッキンガム公爵が裏で糸を引いていたわけで、この辺り戦国時代にも通じるものがありそうです。流石に『真田丸』登場人物のジョギング姿はないでしょうが(笑)。

飲み物-ドリップコーヒー 
[ 2015/12/31 01:10 ] 大河ドラマ 真田丸 | TB(-) | CM(0)

花燃ゆまとめその4 時代考証続き

『花燃ゆ』時代考証関連でもう少し。美和(文)が久坂の死後、藩政をつかさどることになった椋梨藤太の屋敷に行って、夫の死について椋梨に問いただすシーンがありますが、あれもおかしなものです。何も椋梨が蛤御門の変を指揮したわけではありません。当方のあずかり知らぬことといわれるのが落ちでしょう。しかもきちんと筋道立てて述べるのならともかく、椋梨に取りすがって半狂乱になる有様です。あれでは、無礼討ちされても文句はいえないでしょう。身分の上下というのは、現在考えられているのよりも緩かったといわれていますが、それでも一応は存在しましたし、身分が異なる者が気安く立ち話というのもありませんでした。『天地人』で、直江兼続と家臣が廊下で立ち話をしていたのを思い出します。

しかも奥女中になるきっかけがまた、藩主に兄や夫の死について問いただすというもので、これでは私怨で奉公に上がったと思われても仕方ありません。もちろん、蛤御門に直接かかわったわけでもない藩主に問いただすのも筋違いです。しかもこの時の公式サイトやガイドブック(大河ドラマストーリー)には、緑の打掛をまとった美和の画像と共に、「志、曲げませぬ」とあります。この「志」とは、身内の死について問い詰めることだったのでしょうか。そもそも美和の「志」が何であったのか、ドラマが終わった今でもよくわからない状態です。このドラマには「志」や「至誠」が頻繁に登場するため、何かこういう言葉自体が安っぽい印象を与えている感があります。 本来、使うべきところで使うと非常に重みがある言葉であるだけに、もったいない話です。あと椋梨の酒に毒を盛るとか、その結果座敷牢に入れられて泣きわめくシーンなどは、本物の楫取美和子さんが見たら怒るのではないでしょうか。

本物の美和子さんは、久坂の死後は家で菩提を弔っていて、その後明治近くになって、要請されて守役になるわけです。そしてその後も、姉の寿が群馬に行って病気になったため、初めて群馬に行くのですが、とにかく美和が主人公である以上、空白の部分を作れないから、奉公も群馬行きも前倒しにしなければならない。それはわかるにしても、ドラマの作り方がどこか安易です。なお、群馬編の「学びの場」も実際にはなかったといわれています。この時期学制が交付されて、既に小学校は作られつつありました。ただ当初は月謝が必要で、しかも子供も労働力であったため、親がなかなか学校に行かせ無かったこともあり、その後義務教育は無償となっています。女子教育に重点を置く辺り、何か『あさが来た』を意識しているようにも見えます。もちろん広岡浅子さんは日本初の女子大学を作ったわけで、むしろこの人の方が、まだ大河にふさわしかったのかもしれません。
[ 2015/12/30 23:30 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

花燃ゆまとめその3 時代考証

この大河の人物設定に違和感があっても、時代考証が一応きちんとなされていればまだ観られるのですが、これがまたどう見ても現代的視点でした。玄関口で立ったまま話すのもおかしいですし、「ごはんですよ」なんて表現も果たしてその当時あったでしょうか。無論群馬編の「お手伝いさん」なんて言葉も第二次大戦後、女中さんの代わりとして出て来た表現と思われます。他にも 上士の妻である高杉雅と美和がぺらぺら喋ったり、久坂の妻なのに姉の夫の伊之助と2人で馬関まで行ったり、時代的背景を考えるとあまりにも不自然な光景が多いのです。

しかもNHKのPRがまたおかしい。幕末男子云々はいうにおよばず、公式サイトや萩城の奥(といっても、そもそも奥はなかったといわれています)を大奥呼ばわりしたり。大奥は本来江戸城のみに許された呼称でしょう。それから歴史用語が視聴者にわからないと思っているのか、やたらにサイトやガイドブックで簡易な表現にしてしまっていて、かえっておかしくなっているものもあり。実は『真田丸』のガイドブックでも、垂髪のことをロングヘアなんて書いていましたが、垂髪では何か不都合があるのでしょうか。ちなみにこの垂髪、「すべらかし」ですが、現在の女性皇族やかつての宮中の女性たちの、前髪を大きく張らせたものではありません。江戸時代初期ごろまでの女性が、髪を後ろで元結で束ねていますが、あの髪型のことです。文章がおかしかったり、あるいは変に簡易化したりするのは、NHKに限らず他のマスコミにも見られますが、それはまた改めて書く予定です。

閑話休題。そういうわけで、殊更に難しいとも思えない言葉や習慣を変にわかりやすくしてしまうから、何か話に奥行きが感じられなくなるのです。しかも小田村伊之助が長崎のグラバー邸に赴くところがありますが、画面で見る限り普通の民家で洋風建築には見えません。おまけに最終回の機関車のシーンですが、どう見ても一部架線が見えています。ああいうのの処理をきちんとやってほしいのですが。それから、高杉晋作の大田・絵堂の戦いは、冬のはずなのに青草が茂っています。またこの高杉は1867年4月14日、グレゴリオ暦の5月17日に亡くなりますが、あろうことか美和が夫人の雅を差し置いて看病し、しかもなぜか5月半ばに桜が咲いている設定になっています。まさかグレゴリオ暦の4月14日と間違えたわけではないでしょうが…加えて高杉を看取るのは美和と雅と長男の東一だけ。当時まだ両親も健在で、初代奇兵隊総督の高杉の臨終にこれはありえません。これも前に書いてはいますが、高杉は労咳だったから子供はそばに寄せ付けなかったはずです。無論、若君の守役の美和が看病に行くことなど考えられません。

また鳥羽伏見の戦いで、薩摩軍の将校が赤熊をかぶっていますが、あれは戊辰戦争になってからのものです。その戊辰戦争がまた描かれず、もちろん箱舘戦争もありませんでした。いつの間にか明治になって、明治政府が出来ていたことになっていますが、当時の吉田松陰の薫陶を受けた人物の活躍が、全くといっていいほど描かれないのも妙なものです。明治維新後の士族の反乱でも、なぜか必ず美和が出て来て例の如くお握りを作ったり、あるいは萩の乱も鳥羽伏見の戦い同様、突如起こったかのようになっています。もちろん萩の乱は、神風連の乱や佐賀の乱など、各地で起こっていた反乱に触発されてのものです。しかもそこに美和が駆けつけるという、無理やりな展開になっています。

それからこれもかなりおかしな話なのですが、萩の乱の責任を取って、松陰の叔父である玉木文之進が自刃します。しかし、介錯人が登場しません。これは西南戦争の西郷吉之助(隆盛)の自刃でも同様でした。普通切腹となれば、誰かが介錯するものなのです、でないと自刃した本人が相当苦しいらしいので。しかしそういった部分が無視されてしまっています。元々玉木文之進の介錯をしたのは、美和の長姉である千代といわれています。しかしこの大河では、この千代が始めからいなかったことになっています。ならば美和が介錯するということも考えられたのですが。とにかく、毎回観ていてあまりにもおかしな点が続出する大河であり、時代考証がいい加減であるのか、プロデューサーや脚本家が考証を無視していたかのどちらかであると考えられます。
[ 2015/12/30 00:16 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

イシュタルの娘~小野於通伝~

 小野於通という歴史上の人物がいます。戦国期の終わりから江戸時代にかけて、宮中に仕えた才女で、真田家とも縁があり、敵同士となった信幸、信繁の兄弟を引き合わせるために、自分の屋敷を提供したりもしています。

そんな小野於通を描いた大和和紀さんのコミック『イシュタルの娘~小野於通伝~』が現在12巻まで出ていますので、興味のある方はどうぞ。実は私も読んでみたいと思っています。画像はアマゾンのものです。

イシュタルの娘 
[ 2015/12/29 00:57 ] | TB(-) | CM(0)

花燃ゆまとめその2 人物設定

昨日に引き続き『花燃ゆ』のまとめですが、今回は人物設定についてです。主人公の美和(文)もそうですが、登場人物の多くが本来とは違った役割を持たされているのが、この大河の特徴です。美和を主人公にする以上、そうならざるをえません。登場人物の中で、本来の姿に近いと思われるのが吉田松陰、高杉晋作、杉家の人々や「そうせい侯」毛利敬親でしょう。後は美和と伊之助に合わせる形で、かなり改変されていると思わざるを得ないのです。そもそも長州大河なら準主役的存在であるべき伊藤利助や井上聞多、品川弥次郎などがどこか脇役的になっているのも、美和と伊之助が主役であるため、この2人に幕末維新の功績を担わせたことが大きいでしょう。

もちろん、美和を主人公にするには相当無理がありました。そもそも、なぜ彼女を主人公にしようとしたか、なぜその企画が通ったのかその理由を知りたいほどです。それに主人公にするといっても、何も出張らせる必要はないのです。彼女を語り手にして、幕末の長州の様々な場面を回想させるという展開でもよかったはずです。それならば、志士たちも前面に出て来ることができたわけですし、美和の存在もドラマで描くことができたのです。無論時系列を弄る必要もなかったでしょう。

主人公すなわち一番出番の多い人間にしてしまうから、脚本家が実際はありもしない美和の功績話を書くことになり、ひいては本来の主役である志士たちを脇に引っ込めてしまう結果になったのです。志士たちもそれぞれのやったことを描けばいいのに、殆どをもう一人の主役である小田村伊之助に任せてしまったため、彼が必要以上に顔をのぞかせることになってしまったのです。本物の小田村伊之助はそのような人物ではありません。結局美和の初恋の相手だったという前提で、終盤で再婚させるために延々この2人で引っ張って来たといえますが、これでは大河ではなくてメロドラマです。

また美和の描かれ方が、最初の夫の久坂とは仲が悪い、夫に死に別れたら養子である甥を家に帰して奥に上がる、群馬では病気の姉をほったらかしで(としか見えません)使用人も雇わない、何とも冷淡で自己中心的な女にしか見えません。しかもあれこれ意見したがる割に、口先ばかりでやり通すということもない。描かれ方が現代的であると書いたことがありますが、現代でもこういう女性は如何なものかと思われるかもしれません。

その一方で、美和の姉寿の描かれ方もひどいものです。夫の楫取素彦を支え続けたところはすべてカット、美味しい部分だけを美和がさらって行ったような感じになっています。また楫取が元老院の議官となって、内親王の教育に携わったのも、美和と防府に住んだこともすべてカットです。1億円かけて大河ドラマ館を作った防府市がこれでは浮かばれず、そのため最終回は井上真央さんを呼んでパブリックビューイングを行ったわけです。構成の仕方が如何にも乱暴です。しかも脚本家が変わるたび設定が変わるので、あったはずの伏線が後任者から無視され、まるで違った展開になったのも興を殺ぐ一因だったでしょう。人物のアレンジは多少は必要ですが、それは何らかの形で功績がある人物で、いくらか改変しても人物像がぶれない場合に限られます。
[ 2015/12/28 23:26 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

花燃ゆまとめその1 描かれなかった歴史上の事件

では、『花燃ゆ』に登場しなかった、あるいは詳しく描かれなかった歴史上の事件をまずリストアップしてみます。

  • 安政の大獄(水戸徳川家に加担した大名家への謹慎処分のシーン、まったくなし)
  • 桜田門外の変(襲撃の場面が描かれず、なぜか椿の花が出ておしまい)
  • 和宮降嫁
  • 寺田屋騒動
  • 長州五傑のイギリス留学
  • 蛤御門の変に真木和泉が登場しない(不可欠な人物なのですが)
  • 桂小五郎の逃亡生活(適当すぎ)
  • 四か国艦隊襲撃での講和(はしょりすぎ)
  • 高杉や伊藤の長崎行き
  • 第一次長州征伐
  • 将軍家茂薨去
  • 孝明天皇崩御
  • 大政奉還
  • 坂本龍馬暗殺
  • 北越・戊辰戦争
  • 上野戦争
  • 佐賀の乱
  • 秋月の乱

ざっと挙げただけでもこれだけあります。そもそも安政の大獄は大名家への謹慎が目的で、吉田松陰などは本来は末端の人物に過ぎなかったのですが、なぜか井伊が松陰だけを懲らしめるような描き方になっている。また特に長州を描いていながら、長州五傑の留学なし、桂小五郎がなかなか出て来ない、四か国艦隊襲撃後の講和での高杉の時間稼ぎ、高杉の逃亡中の生活が登場しないといった点でおかしいのですが、かてて加えてこれまた長州が関わった上野戦争すら出て来ない。しかも蛤御門の変も第二次長州征伐も、かなり適当な描かれ方でした。第二次長州征伐での、四境戦争の司令官である大村益次郎など一瞬しか出て来ません。
そして桂や他の志士たちの役目が、なぜか小田村伊之助(楫取素彦)に一任されている。この意味で、小田村と美和を主人公にするために、相当時系列も歴史的背景も弄ったドラマであり、果たしてこれを大河といえるかどうか疑問です。また桂をはじめとする長州の志士たちが登場しないのですから、他藩は推して知るべしです。西郷吉之助はかろうじて出て来るものの、大久保一蔵が出て来ない。坂本龍馬に至っては2回のみの登場。最早幕末の群像劇でもなんでもない、甘ったるい少女漫画にしか見えない「自称・大河」であったとやはり結論付けるべきでしょう。
しかし大政奉還を描いていないのは、私が知る限り幕末大河では初めてです。なのに鳥羽伏見の戦いが起こったことになっている。そもそも大政奉還がなければ、鳥羽伏見の戦いは無かったかもしれないのですが…視聴者を侮っていると見られても仕方ありませんね。
[ 2015/12/28 00:39 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

パペホクリスマス展示その10

そして先日、展示は無事終了しました。このホームズとワトソン、なかなかいいですね。今後は全国的に展示が行われると嬉しいです。また、画像付きのツイートを上げてくださったstudio33様に感謝です。

パペホクリスマス9
[ 2015/12/27 20:46 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

パペホクリスマス展示その9

準備前の段階ですが、「愉快な四人組の冒険」で事件のカギを握る、このパペットも展示されていたようです。

パペホクリスマス10
[ 2015/12/27 20:43 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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