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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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花燃ゆ42-寿の功績が描かれなさすぎ 続き 「もう『おんな大河』はやめなさい」

 番外編で持ってこようかと思ったのですが、こういうサイトを見つけましたので置いておきます。

いくつかコラムがありますが、一番共感できるのは「『暴力は悪』の呪いに縛られるNHK おんな大河が連発する理由」と、白岩編集長による「受信料を払いたくなる大河ドラマを期待します」です。前者には戦闘を描くことがとかくネガティブに捉えられがちなこと、後者には制作側のコメントがないことが指摘されています。実際、今年の大河の長州はどこかテロリストとして捉えられてもやむを得ない(特に蛤御門の変辺り)ところがあり、その部分が幕末史を描くうえでの物足りなさとして私には映ったのですが、あれはやはり改めるべきでしょう。

もう「おんな大河」はやめなさい (ironna)
[ 2015/11/25 00:35 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

JSPORTSドキュメンタリー ラグビーワールドカップ2015 日本代表の軌跡

 JSPORTSを視聴できる方へ。11月27日金曜日、日本代表選手の目で見た、ラグビーワールドカップ2015のドキュメンタリーが放送されます。初回放送はJSPORTS3ですが、すべてのチャンネルで視聴できるようになっています。1時間番組ではありますが、楽しめそうです。

[ 2015/11/25 00:19 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ42-寿の功績が描かれなさすぎ

 あと3回を残すのみとなった『花燃ゆ』、最終回に向けての盛り上がりがやはりどうも今一つですね。要は楫取と美和が、群馬でうまく行ったということにしたいのでしょうが、その一方で、美和の姉の寿が気の毒なほど描かれないまま、いよいよ43歳の生涯を閉じることになります。話としては、まず生糸の値が再び暴落し、信用を取り付けるべく楫取が奔走して、アメリカ人のリチャードソンとの契約を取り付けるものの、その後再び値が上がり、これに乗じた阿久澤が、大量に売りさばこうとします。しかしそれは契約違反で、これにより楫取と阿久澤は対立します。それはいいのですが、そもそも阿久澤というのは、前にも書きましたが架空の人物です。そういう架空の人物をここまで絡ませないと、話が作れなくなっているのでしょうか。

そして美和が東京へ寿の見舞いに行きます。それはまあいいのですが、美和が群馬の人々のために作っていた学校は、結局どうなったのだといいたくなります。どう見ても、この人は自分の都合に合わせて教えたり教えなかったりといった感じで、何か一貫性を欠くのですね。文字を教えるのであればそれに徹するべきなのに、また違った問題が出てきたらそれに首を突っ込む、それの繰り返しのように思われます。だから続けて見ていると、美和があれにもこれにも関わっていて、この人これで大丈夫なのかと思ってしまうわけです。そういう脚本なのだから仕方がないといえますが、脚本家が変わったにもかかわらず、奥女中編を踏襲しているように受け取れます。

そして寿が亡くなります。その後楫取も美和も群馬に戻りますが、何とも不完全燃焼な気がするのは、やはりこの寿が史実どおりに描かれておらず、その功績の大半が美和のものになっているからでしょう。なぜこういうのをきちんと描かないのでしょうか。いくら美和が主人公とはいえ、美和が実際にやってもいないことを、ここまで本人の手柄のように描くのも失笑ものです。皮肉なことにと言うべきでしょうか、本編の後に放送される「花燃ゆ紀行」では、ドラマではほとんど描かれていない、寿の群馬への浄土真宗の普及にきちんと言及しています。ドラマの中の寿とのギャップに、違和感を覚える人は少なくないでしょう。何度も書くようですが、楫取を支えたのは寿であり、美和ではないのですが。


緑茶 

[ 2015/11/24 01:10 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

動く森 スコットランド『マクベス』紀行

では本についてです。

フォトブックといっても単なる写真集ではなく、メインテーマであるマクベスを巡る旅の記録と解釈するべきでしょう。城に宮殿、劇場やホテルやパブなど様々な場所での佐々木さんの、これまた様々な表情と、マクベスへの思いが込められた文章、そして、戯曲『マクベス』からの引用が融合して、不思議な旨味を醸し出す一冊になっているといえます。
ご本人の文章も示唆に富んでいますし、写真のレイアウトもいい。マクベスに興味がある人、スコットランドに興味がある人、佐々木さんのファンの方すべてにお勧めです。本当は、舞台を観てから読むとベストなのでしょう。ナショナル・シアター・オブ・スコットランドのディレクター、ニューウォール氏及び、『風林火山』で共演後交遊関係にある市川猿之助さんとの対談があるのも、ポイントが高いです。
ちなみに今回はパブもあまり行けなかったようで、加えてウイスキーの蒸留所にももっと足を運びたいとのこと。今度はスコットランドを飲み尽くす旅について、一書をしたためていただきたいものです。

ちなみに「動く森」は、マクベスの中に登場するフレーズで、バーナムの森の事です。この森の、いわば「結界」的な性格が指摘されているのもまた興味深いものがあります。
(画像はAmazon.co.jpより)
動く森

[ 2015/11/24 00:36 ] | TB(-) | CM(0)

ゴールドバーグ版『マクベス』

超高速!参勤交代 その2で、俳優の佐々木蔵之介さんのフォトブックについて触れていましたが、この本を購入して、読んでみました。予想にたがわずというか、なかなか面白いです。感想はこの次の分に書きますが、この本のモチーフになっている『マクベス』は、もちろんシェークスピアの『マクベス』ですが、今年の夏にご本人が演じたのは、舞台を精神病院に設定したかなり前衛的なものです。

マクベス|PARCO STAGE

精神病院といえば、『カッコーの巣の上で』というのがありましたが、あれへのオマージュなのでしょうか。しかしマクベスといえば、かのロック・ホーム=間久部緑郎をどうしても思い出します。


[ 2015/11/24 00:04 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『風林火山』と『八重の桜』それぞれの鉄砲

『風林火山』、中盤に入ると、板垣と甘利の2人の家臣が相次いで戦死します。その一方で山本勘助が、鉄砲の買い付けのため、駿河の港を使わせてほしいと今川氏に直談判するところがあります。さらに、届いた鉄砲を試射もしています。花燃ゆ番外編53-群馬の役割と鉄砲についてでも触れていますが、勘助が試射をしているこのシーンは、『八重の桜』で、八重が試射をしているのと何かだぶってしまいます。時代を問わず、より性能のいい兵器を試したいという一念のようなものが、そこには感じられます。

この時の勘助は、今後は鉄砲を採り入れて行くと意気揚々としており、軍制改革を着々と進めていたといえます。この鉄砲は、当時としては最新式の兵器でしたが、天文年間、1540年代の鉄砲ですから、先込め式の火縄銃です。連発式でもないし、天気が悪い時はもちろん使えませんでした。無論幕末の新式のゲベールやミニエーに比べると、かなり性能において差がありました。そういえば勘助を演じる内野さんは、『JIN -仁-』では、鉄砲を昆布に紛れ込ませて長州に送る龍馬の役でしたね。仁でなく八重がスペンサー銃を持って戦国にタイムスリップしていれば、川中島でも長篠でも、武田軍は圧勝だったかもしれません。

また鉄砲はありましたが、この時代には大砲はありませんでした。大砲が日本の合戦に登場するのは、1570年代が最初で、その後1590年代から生産が盛んになり、関ヶ原の戦いの頃には大砲を用いるようになっています。実際、なかなか寝返らない小早川秀秋の陣地に、徳川家康が大砲をぶち込んだという話もあります。その後大坂夏の陣、そして島原の乱でも大砲が使われました。

ところで『八重の桜』では、覚馬が行方不明になってしまい、八重の弟の三郎も戦死してしまいますが、かつての鉄砲役の家柄の人物では、その後日本海軍の技官となった人もいます。日露戦争で使用された下瀬火薬の発明者、下瀬雅允(まさちか)がそうで、この人は広島藩の鉄砲薬の家に生まれ、その後火薬の研究を続けて、この爆薬を作るのに成功しました。

それから1つ前で七面鳥について書いていますが、アメリカでは誰でもできる簡単な射撃という意味で、ターキー・シュートという言葉があります。家禽の七面鳥を撃つことは、誰にでもできる簡単な射撃という意味です。


ラテアート 

[ 2015/11/23 01:00 ] 大河ドラマ 風林火山 | TB(-) | CM(0)

感謝祭とクリスマスと七面鳥

アメリカ人の知人のSNSを見たら、サンクスギビング、感謝祭関連の投稿がありました。そういえば、もうそんな季節なのですね。感謝祭そのものは、宗教とは特に関係ないもので、北米ローカルの行事です。かつてイラクのクウェート侵攻の際、当時のブッシュ大統領夫妻は、イスラム教の国ということもあって、キリスト教色の薄いこの日を利用して、クウェートのアメリカ軍を激励に行っています。ハロウィンも元々キリスト教とはそう関係ありませんが、プロテスタント諸派(「プロテスタント」ではありません、詳しくは改めて)がその翌日の諸聖人の日(万聖節)を祝う習慣がないため、ハロウィンの比重が大きくなったといえます。そしてクリスマスは言わずもがなですが、元々イエス・キリストは夏に生まれたという説があり、後世に冬至の祭りとイエスの誕生日が組み合わされてクリスマスとなったようです。

ところで感謝祭には七面鳥を食べる習慣があります。七面鳥といえばクリスマスの定番と考えがちですが、むしろ感謝祭の時期に食べられていて、クリスマスはクリスマスで他の鳥のロースト、たとえばチキンなどを準備する家庭も多いようです。そのSNSにも、七面鳥料理の作り方の動画がアップされていて、結構面白かったのですが、そういえば『わんぱくデニス』の一コマ漫画で、デニスとお母さんが七面鳥を買いに行ったはずなのに、当の七面鳥と仲良くなってしまい、お母さんに「今年の感謝祭はハンバーガーですまそうよ」なんていうのがありました。あと、ホワイトハウスでの「恩赦の七面鳥」も結構有名です。元々ケネディ大統領の時代に、感謝祭用に贈られた七面鳥を食べなかったことに由来するといわれていますが、『ザ・ホワイトハウス』の中で、報道官のC.J.クレッグが、この恩赦の儀式に耐えられる七面鳥を選ぶシーンがありましたね。

元々七面鳥はアメリカ大陸に沢山いたわけですから、七面鳥料理は理にかなっていました。『わらの中の七面鳥』という曲があります。『オクラホマ・ミキサー』といった方がいいかもしれませんが、七面鳥が逃げたから探せという歌詞で、北米で野生種が家禽化されていた様子が窺えます。また七面鳥の肉はダイエット向きともいわれます。脂肪分が少ないためですが、個人的には何かパサついた感があるにはあるのですが…。感謝祭のないイギリスでは、七面鳥はクリスマス用らしいのですが、ホームズの『青いガーネット』では、鵞鳥がクリスマスのご馳走として登場しています。だからこそ、宝石を呑み込ませた鵞鳥を、ロースト用に自分の家に持ち帰ろうとしたわけで、当時のイギリスでは鵞鳥がクリスマスのメイン料理だったのでしょう。ちなみにホームズとワトソンがあの作品で食べていたのは、ハドソン夫人お手製のヤマシギ料理でした。

アップルパイ 

[ 2015/11/23 00:24 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『シャーロックホームズ』クリスマス企画展

パペットホームズ情報です。今回は「パペット達のクリスマス」ということで、南房総のとみうら枇杷倶楽部と、とみうら元気クラブで展示が行われます。今回は昭和30年代に放送された『チロリン村とくるみの木』のパパットたちも展示され、新旧のパペットが楽しめることになります。また、パペットホームズの上映会も予定されていて、そして恐らく井上文太氏渡英時の写真も公開されるようです。
詳しくはこちらから
NHK人形劇「シャーロックホームズ」クリスマス企画展開催!

早く全国レベルでも展示してほしいですね。
あと、それぞれのエピソードの、ストーリーについても語る場所があればなと思います。
[ 2015/11/22 22:43 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

大相撲九州場所

まず、北の湖敏満理事長のご冥福をお祈りしたいと思います。「憎らしいほど強い」と評された、昭和の大横綱でした。しかし、本当にここのところ日本人の横綱が出て来ませんね。

結局優勝は日馬富士でした。しかし鶴竜は9勝6敗、クンロク横綱とはちょっと情けない。それから白鵬の猫だましといい、1年の納めの場所としては、何やら色々あった今年の九州場所でした。それから大関陣が、ちょっと決め手を欠いている感が無きにしもあらずですね。初場所は正に新体制で臨むことになります。次期理事長は誰になるのでしょう。

[ 2015/11/22 22:33 ] その他 | TB(-) | CM(0)

真田氏とラグビー

もう1つラグビーというか、『会津とラグビー』同様に、ラグビーと歴史絡みの話題です。大河ドラマ『風林火山』では、真田幸隆が登場することもあり、当時の真田郷があった、小縣郡(ちいさがたぐん、現・小県郡)がよく登場します。今では大部分が上田市になってはいますが、小県郡もまだ存在しているようです。そしてこの小県(縣)という地名からは、真田一族の拠点という以外に、もう1つ連想するものがあります。

それは、菅平高原です。ここはスキー場としても有名で、日本のダボスと呼ばれています。ダボスとはあの、ダボス会議が開かれる場所でもある、スイスにある自治体の事ですが、スキーのみならず、様々なスポーツの合宿やキャンプも行われています。無論、ラグビーもその1つです。特に高校や大学などは今もここで合宿をしていて、その合宿を見にラグビーファンたちが集まるので有名です。実際かつて日本ラグビーフットボール協会が出していた広報誌には、夏合宿の楽しみ方やレストランガイドまであるほどです。まとめサイトがありますので、貼っておきます。この著者の中竹氏はかつての早稲田の選手、そして監督でもあります。

意外な魅力。夏ラグビーの楽しみ方~聖地・菅平とは

またラグビーにはカンペイというプレイがありますが、これは「菅平」を音読みした物といわれています。

あるいは、真田氏とゆかりのある方で、ラグビーに関与している方もおられるでしょうか。もしおられるのであれば、どのような方か知りたいものです。
[ 2015/11/22 00:33 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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