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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2015年09月

ラグビーワールドカップで日本が歴史的勝利

ラグビーネタです。昨日イングランド、ブライトンで行われたワールドカップラグビーのB組予選で、日本は優勝経験2回の南アフリカから34-32で
歴史的勝利を挙げました。結構接戦ではあったものの、やはり勝つのは難しいだろうと思っていたら、まさかの逆転、大金星…いや、蓋を空けてみ
るまでわからないものです。 しかし長かったです。1991年のジンバブエ戦以来の勝利でした。しかも今度は強豪相手です。次はスコットランド戦、
こちらは相手が準ホームという状況でしかも大勝利の後の試合ですので、むしろこの試合の方がやりにくいかもしれませんが、いいゲームを期待しています。

World Rugby(IRB、国際ラグビーボードの広報サイト)の日本語記事を貼っておきます。
日本が初戦で南アフリカに歴史的勝利

附記 この記事に関して、ひつじ様が素敵なコメントをしておられたのですが、恐らく何かのミスで除去されてしまいましたので、私の分も消しています。ひつじさん、コメントをいただいておきながら申し訳ありませんでした。以後気を付けたいと思います。(2015年12月1日)
[ 2015/09/20 14:14 ] ラグビー | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ番外編42-やはり『花燃ゆ』より面白い『八重の桜』

どうも最近、DVDで『八重の桜』を観ているせいか

メイン:八重の桜
サブ:花燃ゆ

といった感じになってしまって います。しかし家族のつながりとか、その当時の習慣などはやはり『八重の桜』の方がきちんと描かれていると思いますし、やはり八重には鉄砲とか薙刀といっ た「居場所」があるのも、この両者の違いでしょう。ヒロインと、男性パートの間に適度に距離が保たれていましたし。無論『八重の桜』でも、あれ論語でした か、川崎尚之助と八重たちが一緒に、何やら和気藹々と本を音読するシーンなどがありましたが、そう違和感はありませんでした。無論こういうシーンも、いつ も八重ばかり前面に出す展開だったら、流石にくどさを感じたでしょうが、幸いこのドラマはそういう脚本ではなかったし、むしろ男性パートを補う意味で、バ ランスよく八重や山本家が登場していたと思います。

しかし、美和ばかり出したがる『花燃ゆ』の脚本、このまま最終回まで続くのでしょう か。「愚かなる 吾れのことをも~」のコーラスも含めて、OPは本当にいいし、本編で史実があまり描かれない分、「花燃ゆ紀行」がフォローしている感もあ ります。むしろ紀行に5分ほど割いていいのではと思うほどです。しかしいくら史実を描かない(描きたくない?)とはいえ、やはり大政奉還など、節目となる べき歴史上のイベントは登場させてしかるべきでした。鳥羽・伏見の戦いも一瞬で、しかもナレーション主体で(!)終わりましたし。それと、この部分で赤熊 (しゃぐま)をかぶっている新政府軍の将校がいますが、江戸城の無血開城後からの服装のようですから、鳥羽・伏見の時点であれは不自然に感じられます。

し かし長州を舞台とした『花燃ゆ』では八月十八日の政変(七卿都落ち)も蛤御門の変も何だかあっけなく、むしろ会津が舞台の『八重の桜』でかなりきちんと描 かれているというのは、何か腑に落ちません。本当は『花燃ゆ』も、『八重の桜』とは違った視点で、薩摩や公家の朝廷での工作とか、戦闘での人間関係や確執 などを描くべきだったのでしょう。それのみならず、前回の美和の京都行きで、ほとんど偶然すぎるようなかたちで、久坂の愛人の辰路と出会うところもありま したが、あれもドラマとしては何とも面白みに欠ける展開でした。

[ 2015/09/20 01:19 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

日本の近代史と大英帝国

日本の幕末期、列強が植民地政策のもと、アジアに乗り込んで来ていたというのは、以前にも書いています。危機感を覚えるようになった最大の要因は、アヘン戦争であったといわれています。吉田松陰もこのアヘン戦争には関心を寄せてもいました。また、この当時東南アジアでどうにか独立を保っていたのはタイ王国だけで、後はアメリカ、イギリス、フランスそしてオランダの支配下にありました。

そんな中で、紆余曲折を経て日本が新政府を樹立し、様々な改革が行われました。そしてお雇い外国人を招き入れ、近代化を推し進める目的で、技術提供や実際の指導に携わってもらうことになりました。また独立国家として不平等条約を改め、他国の侵略を避けるべく、日清・日露の戦争を戦いました。後述しますが、特に日露戦争は、後に多くの国々に影響を与えることにもなりました。

この日露戦争の勝因は、日英同盟にもありました。ドラマ『坂の上の雲』では、この時の様子が詳しく描かれています。また、この時に日英同盟も結ばれました。日露戦争の勝利は、この同盟によるものも大きかったのですが、一方でこの同盟は、イギリスが日本に戦争をさせるための物ともいわれました。元々イギリスはロシアとにらみ合っていたのですが、日本もロシアを脅威に感じていた、その利害関係がうまく一致したのがこの同盟だったのです。

当時の大英帝国は強大な国家でした。恐らく、シャーロック・ホームズの原作の時代とも多少かぶるものはあると思われます。あるいは、マイクロフト・ホームズが活躍していた時代ともダブるでしょうし、彼の手元に日本に関する極秘情報位は届いていたかもしれません。マイクロフトが日本、あるいは日英同盟に関わっていたとしたら、結構おもしろいのにと一人勝手な想像をしてみたくなります。その一方で、大英帝国の植民地支配は容赦のない、いわば圧政でした。イギリスのみならず、ヨーロッパの植民地支配は苛烈なものであったといわれます。

もちろん大英帝国は、アジアのみならずアフリカにも植民地を持ち、カナダやオセアニアもイギリス領で、その後中東にまで手を伸ばすようになります。しかもサウジアラビア独立に加勢したと思ったら、シオニズム運動でイスラエルを作ったりもしていますから、かなり中東は欧米の思惑によってかき回された感があります。しかし、そんな中でもインドは手放したくない植民地であり、懐柔策が採られたり、あるいは民族分断を狙ったりと、アメとムチの使い分けのような状態が続きました。

しかし結局インドは、日露戦争にも影響され、第一次大戦後民族自決の風雲が強まり、チャンドラ・ボースをリーダーに独立運動へと突き進んでいきます。このインド独立を含め、第二次大戦後のアジア諸国の独立には、日本もかなり関与していました。ちなみにチャンドラ・ボースは日本に亡命しており、かの中村屋のカリーで有名なラース・ビハーリー・ボースも親交がありました。

日英同盟を結んで戦った日露戦争は、このインドの独立運動にも影響を与えました。非白人国家が白人国家に勝利したというその事実が、当時のイギリス支配下にあったインドの、特にインテリ層を動かしたのです。その後第二次大戦を経て、インドのイギリスからの独立にも日本が関与したことを思うと、歴史の複雑さ、そして、近代のアジアとヨーロッパの関係をも考えずにはいられません。かなり端折った書き方になりましたが、この間の歴史をじっくり調べて行くと、この両者の複雑な絡み合い、そして欧米の既得権益といったものもまた見えて来ます。

しかし近代から現代にいたるイギリス外交というのは、ある意味変わり身の早さ、そして、外交とは本質的にそういうものであるにせよ、まず利益で動くというのを体現しているように見えます。幕末の薩摩の他藩との関係も、これに近いものがあります。当初は幕府につき、後に不倶戴天といってもおかしくない長州と組んで幕府を倒した、この辺は長州に比べると、より現実的であった薩摩ならではと言うこともできます。

夕日と帆船
[ 2015/09/19 23:26 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

パペットホームズ「推理(ミステリー)の部屋」第9話(テーマ・試行錯誤)

それでは第9話、テーマは「試行錯誤」、エピソードは「愉快な四人組の冒険・後編」です。ショルトー兄弟も襲われ、犯人は盗もうとしていたものを盗み損ねたため、まだ校内にいるとにらんだホームズは、シャーマンからトビイを借りて追跡を始めます。ワトソンがサディ・ショルトーに渡したパイクの薬に、アーチャー寮の天窓付近にあったのと似た手形がついていたことから、トビイに薬のにおいを嗅がせるのですが、辿り着いたのはメアリーの部屋の前でした。ワトソンがメアリーが出て来るのを待つ間、薬を塗り直していたため、そのにおいが残っていたわけです。

結局「ベイカー寮遊撃隊」の協力で、トビイを避けて屋根の上にいた犯人が引きずりおろされます。その犯人とは、郵便配達人のジョニーでした。生徒でないため、学校対抗のコンクールに出られず、トレジャーズを退いたものの、自分が作った曲が勝手に書き換えられ、しかもその曲で、自分抜きでコンクールにエントリーするとアーサーが言い出したため、仕返しに部屋に侵入し、楽譜を盗み出していたのです。アーサーへのパンチは、楽譜を物色していたその時に、彼がおき出して来たためでした。結局4人は和解しますが、ワトソンに取って、ジョニーは恋敵となってしまいます。

さてワトソンからの挑戦状です。
1.小学生のジェイムズ君は、学校の一番高い鉄棒に飛びつこうとチャレンジしていましたが、2回やってみても駄目でした。しかし3回目のチャレンジで、簡単に届くことができました。それはどうして?
2.ある4人兄弟、それぞれの年齢をかけ合わせると14になります。では、それぞれの年齢はいくつなのでしょうか。ただし、2歳の子はいないものとします。
3.五角形の5本の辺のうち、3本の辺を通過する直線を描いてみてください。
4.壺に200個のキャンディーが入っています。そのうち99パーセント、つまり200個の内198個がイチゴ味、残りの1パーセント、つまり2個がメロン味です。それでは、イチゴ味のキャンディーの割合を98パーセントにする場合は、何個取り出せばいいでしょうか。

それでは解答です。
1は、ジェイムズ君が成長して、身長が伸びたから届くようになったのです。これって、ナンセンスクイズではないかとも思うのですが…。
2は、同じ年齢の子、たとえば双子や三つ子がいると考えればいいでしょう。この場合は14歳の子と、1歳の三つ子の計4人です。
3は、五角形の形を変えてみるとわかりやすいです。こちらは番組サイトの画像ですが、このように
画像
形を変えた五角形なら、3辺を直線が通るようにできます。まあ、確かに五角形ではありますね…何とも妙な形ですが。

では4の解答は次回にて。
[ 2015/09/19 00:45 ] パペットホームズ エピソード | TB(-) | CM(0)

幕末における紙とペンとインク

先日『八重の桜』関連で、川崎尚之助がたすき掛けをして、「エゲレスの砲術書」を書き写していたことに触れましたが、この時代の紙やペンは、どのような物だったのでしょうか。実はこの当時は、まだ洋紙は日本では貴重品でした。ですから和紙を用いていましたが、和紙は滲みやすいのと、ペンが引っ掛かりやすいことから、ドーサ引きをして使われました。

このドーサ引きというのは、紙の上にある溶液を引いて滲みを抑え、ペンを滑りやすくするもので、この時代は恐らく、膠を水に溶かした物に、明礬を加えた液が使われていたのではないかと思われます。当時の蘭学者や書生たちは、このような紙を手作りして使っていたわけです、ちなみにこのドーサ液は、今も日本画の滲み防止などに使われています。またペンは、金属製のペンもありましたが、鵞ペンも使われていました。とはいっても、日本では一般に使われていませんから、自分たちで羽毛を入手して、削って使っていたわけです。

またインクは、墨汁が代わりに用いられていましたが、蘭学生の中には自分たちで作る人々もいました。司馬遼太郎著『胡蝶の夢』には、このようにあります。

 蘭文の書写は、ペンでなければうまくゆかない。石黒が、鋼鉄製のペンというものをはじめて見たのは、慶応二年だったという。見ただけで、入手はできなかった。
 石黒も、石黒以前の蘭学書生も、すべて鵞ペンを用いた。むろん鵞鳥である必要はなく、大型の鳥の羽毛であればよかった。そのころ江戸の下谷広徳寺門前に羽毛問屋があり、そこで大型の羽毛を買い、かみそりでそいでペンを作る。先端をすこし割る。その技術がむずかしかった。
 インキも当時は手製だった。蘭学生はたいていギュラルジンの化学書を参考にして緑礬(硫酸第一鉄)や没食子(タンニンをふくんだブナ科の病瘻)でつくる。
 紙も、洋紙を手製するのである。土佐紙を買ってきて、別に明礬とニカワを煮、それを紙にはけでもってドウサ引きにし、乾いてから子安貝の殻で紙面をよくみがいてなめらかにする。
 長崎のポンペのもともいる学生たちも、右のようにして紙と筆記用具をつくった。(後略)


(注・この石黒というのは、明治から昭和にかけての軍医石黒忠悳のことです)

実際に尚之助が使っていた紙やペン、インクはどのような方法で調達されたのでしょうか。しかしこの時代、このような方法で自分たちで文房具を手作りし、それによって学んだことが何らかのかたちで国家の原動力になったというのは、特筆すべきことかもしれません。ちなみに日本における金属製のペンは、明治4年、1871年に輸入されたのが始まりとされています。

古い用紙とインク
[ 2015/09/18 00:24 ] 大河ドラマ | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ-32 『八重の桜』を同時に観ることをお勧めします 続きその2

続きの、そのまたパート2などとなってしまっています。これは『花燃ゆ』と『八重の桜』をきちんと対比させるべきかもしれませんね-特に、同じ時代に長州と会津両藩の、さほど著名でもなかった2人の女性が主人公でありながら、なぜこうも描かれ方が違うのかという点について。さて綾瀬はるかさん演じる八重は、鳥羽・伏見の戦いで弟を失い、仇を討つと鉄砲をつかんで外に飛び出し、長谷川博己さん演じる夫の川崎尚之助に止められます。その一方で、会津藩主松平容保は江戸を去って国許に帰り、家督を息子に譲って蟄居することになります。

当然といえば当然でしょうが、この辺りが淡々と描かれています。おかげで、鳥羽・伏見の戦いの後、会津がどのようになって行くかもわかる仕組みになっています。元々会津は中立を保ち、自ら新政府軍に楯突くことはしないが、攻め込まれれたら応戦するという考えでした。しかし、薩長を中心とする新政府軍は、東海道、東山道(中山道)、そして北陸道の3つの街道を使って、三方から奥羽に攻め込むことになります。ドラマでは、この説明に錦旗のCGが、3つの街道をそれぞれ進む形で説明されています。結構こういうのも、ドラマを面白く見せるための工夫でしょう。

一方で江戸では、勝海舟が西郷と談判し、とにかく江戸市中を戦火に巻き込まないように直訴します。いわゆる江戸(無血)開城と呼ばれるものですが、その時勝が障子をがらりと開け、あの屋根の下に人々がいるのだと、江戸市中を西郷に見せるところがあります。この江戸市中の光景、そして、八重が傷病兵の看護をするところなどは、ちょっと『JIN -仁-』を思わせます。『JIN -仁-』のこの時代は、もう上野戦争間近で、仁先生がホスミシンを探してそろそろ現代に戻る頃でしたね。

そして会津では、新政府軍が攻めて来るとの情報から、会津では兵制改革を行い、藩士を4つの部隊に分けました。すなわち、玄武、青竜、朱雀、そして白虎です。そして藩士たちは新政府軍への応戦の準備を整えます。またこの時は奥羽越列藩同盟が成立していましたが、いずれの藩の武器も、まだ火縄銃というものもあり、会津藩士の教練をも任されていた尚之助は、会津を訪れていた諸藩の代表者に、元込式の最新の銃を譲ります。折しもこの頃は、越後長岡藩の河井継之助が、藩の軍備を洋式化し、ガトリング砲を購入したりもしていましたが、それでも新政府軍はかなり手ごわい相手でした。

またこの時は、長州藩士世良修蔵が暗殺され、それが波紋を広げました。尤も世良の方も、会津の怒りを買うようなことをしており、一体にこの時代の新政府軍は、旧幕府側への対応は傲岸不遜であったともいわれています。ともあれ、これが新政府軍の侵攻に拍車をかけることを危惧した会津により、先述の同盟が結ばれることになったわけで、これにより、明治新政府とは違った政府も誕生しうるという事態にまで発展することになります。ただしこの時の日本は、西洋の列強から植民地化されかねない状況にもあり、いつまでも内乱を引きずっているわけには行かなかったのもまた事実でした。

ところで、この戊辰戦争よりも前ですが、八重と結婚する前の尚之助が、「エゲレスの砲術書」を、八重に見せるところが登場します。元々この人は洋学者であったことから、この手のことには詳しいわけですが、それを書き写している時の格好が、たすき掛けであるのには少々驚きでした。でも確かに、アルファベットをペンで書く場合は、結構腕を横に動かしますから、和服の袖は邪魔になることは十分考えられます。この時のランプのある雰囲気が、原作ホームズの世界をわずかながら連想させます。そういえば長谷川さんもホームズ的な雰囲気がありますね。

建築-日本家屋2
[ 2015/09/17 01:27 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

パペットホームズ「推理(ミステリー)の部屋」第8話(テーマ・不可能を成立させてみよう) 解答

それでは、第8話4問目の解答です。

数学(というか幾何学)の苦手なジョージ君、寮に帰って宿題をしようと本を開くと、紙切れが1枚挟まっていて、「3本の鉛筆でできた正三角形に、もう3本を追加して、4つの正三角形を作れ」という問題が書かれています。さて、どうすれば4つの正三角形が作れるでしょうか。

まず、正三角形に3本の線を追加すると、4つの小さな正三角形ができます。
左端のワトソンと、真ん中のパイクの間にあるのが正にそれです。実際パイクはこの解答に自信満々だったのですが、これには1つ落とし穴がありました。それは、確かに4つの小さな三角形はあるけど、おおもとは1つの大きな正三角形であるため、合せて5つになってしまうからです。

画像
(番組サイトより)

それではどうすればいいのでしょうか。実は問題にある「鉛筆」、これがヒントです。つまり正三角形というのは、何も平面でなくてもいいわけです。あらかじめ机の上に鉛筆で正三角形を作り、今度はそれぞれの頂点に鉛筆を立てて、三角すい(正三角すい)を作ればいいのです。三角すいの場合は3つの側面も底面も正三角形ですから、正三角形が4つあることになります。

ところで「愉快な四人組の冒険」の中で、ワトソンがホームズに、メアリーのことを「素敵な人だと思わないか?」と話しかける場面が2回登場しまずが、ホームズは2回とも「興味なし」とけんもほろろです。でも実際はどうなのかな…アドラー先生には、思春期の男の子らしい気持ちを持っていて、でもそれをなかなか表に出せずにいるようですが。

さて、明日は後編の放送です。なかなかこれがスリリングな展開で、動物たちも色々登場して如何にもパペットホームズ的な世界が繰り広げられます。さて、アーサーを殴った犯人は?そして、ワトソンからの挑戦状は如何に。
[ 2015/09/17 00:02 ] パペットホームズ エピソード | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ-32 『八重の桜』を同時に観ることをお勧めします 続き

さて前回、『八重の桜』を併せて観ることをお勧めした後、実際に自分でも観てみました。無論会津視点ではありますが、こちらの方が鳥羽・伏見の戦いはよほど丁寧に描けています。手抜きをしていないというべきでしょうか。しかし、こういうのを観るにつけ、『花燃ゆ』の鳥羽・伏見の戦いは、結局美和と楫取の引き立て役にしかなっていないと思います。最初美和が京に上るから、わずかながら登場したのかと思っていましたが、実は楫取は、鳥羽・伏見の戦いに関わっていたのですね。しかしそれにしては描かれ方があっさりしているというか、素っ気なさすぎです。

とにかく大政奉還、王政復古がまるで登場しないため、いつ徳川幕府が終わったのかもわからないし、鳥羽・伏見の戦いを誰が仕掛けたかもわからない中で、戦闘だけが出て来ても、正直面白くもなんともありません。この辺りも『八重の桜』は、岩倉具視と薩摩の裏工作がかなり描かれていました。もちろん、錦の御旗の発案者も岩倉具視です。元々岩倉卿はフィクサー的なところがある人物ですが、この『八重の桜』では、かなりその部分がクローズアップされていて、会津にしてみればかなり腹立たしい相手でもありました。

何はともあれ、こういう伏線の部分が、きちんと描かれているか描かれていないかで、ドラマとしての面白さは大分違って来ます。また、会津軍のための幟を、女性たちが城中で縫う場面の挙措動作、照姫が彼女たちに、歌を詠んでみてはどうかと促す辺りもまた、『花燃ゆ』には見られないものです。本来あの時代の武家女性であれば、あのような立ち居振る舞いや、教養としての和歌などは身についていたはずですが、『花燃ゆ』はどうもその辺りの繊細さが足りないように思えます。いつも美和の自己主張ばかりが前面に来るから、そうなってしまうのでしょうか。それと『花燃ゆ』の場合、武家女性があまりにも武家育ちらしからぬところもあります。

もちろん『八重の桜』では、徳川慶喜の言動も登場します。当時、幕藩体制が事実上終焉したことによる混乱、なぜ慶喜は大坂を突如去ったのかも描かれています。一体『花燃ゆ』のスタッフは、何を考えているのでしょうか。幕末ドラマを作るうえで、あまりにも怠慢だなと考えざるを得ないのですが。しかし、他の同時期のドラマを観ないと、歴史の流れがわからない大河というのも辛いものですね。『花燃ゆ』は既に版籍奉還、そして知藩事ももう決まっているわけですが、その間に行われた戊辰戦争、その終着点ともいえる箱舘戦争もついぞ描かれずじまいです。大村益次郎もあれだけの登場で、広沢真臣も結局出て来ないようですね。この辺も大雑把だなと思います。

『八重の桜』は、元々砲術師の家庭を舞台にしているせいもありますが、やはり『花燃ゆ』に比べると、戦闘場面はおおむねきちんと描かれています。ところで次回の『花燃ゆ』、財政赤字の長州藩が、兵たちを解雇するという筋立てのようですが、あるいは廃藩置県も絡んでくるのでしょうか。そこで楫取が知藩事の元徳に、長州のために戦った者たちだからと諌めるようですが、彼らが長州のために戦った姿が、さてどのくらい描かれたのでしょうか。それが大きな疑問です。また、兵たちが不満を募らせて藩庁を取り囲むなどとありますが、何だか「萩の乱」を思わせます。実際の萩の乱は明治9年で、恐らくもう少し先のはずです。

[ 2015/09/16 00:54 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

白鵬休場

連日相撲ネタで恐縮ですが、休場だそうです。
9年ぶりということですが、大関昇進の年に一度休場していますね。
個人的には、その前の年の九州場所、小結だった頃の勝負でかなり微妙なものがあり、あれは本当は勝ちだったのかもしれないと未だに思っています。
九州での活躍に期待です。そして一人横綱の鶴竜は優勝を目指してほしいものです。
[ 2015/09/15 23:35 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『古畑任三郎』 第37回及び第38回 「最も危険なゲーム・最後の事件」

『古畑任三郎』に「最も危険なゲーム・最後の事件」というサブタイトルのエピソードがあります。古畑シリーズの最終回で、三谷幸喜氏のホームズ好きから察して、かの『最後の事件』をもじったといわれていますが、内容は当然ですが若干異なり、正にこの事件の犯人グループのリーダーと古畑のゲームあるいは心理戦となっています。

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テロ活動を行っている動物愛護団体SAZのリーダー、日下は、元々動物愛護には興味はなく、如何に効率よくテロ活動を行うかを目標としている。ある日、かつてのメンバーで仲間を裏切った牟田という男が、メンバーにより処刑されるが、牟田が奪った鞄は、電車の網棚に置きっぱなしにされ、遺失物として預かられる。

メンバーの浅香が鞄を取り戻しに行くが、中身を証明できずそのまま戻ってくる。日下はこの鞄を取り戻すため、その鉄道会社の回線に不正侵入を企てる。そして、ある寺を乗っ取って活動拠点とし、そこから不正侵入をして、あたかも電車ジャックが起こっているかのように偽装した。しかし、その会社には古畑が苦情を申し立てに来ていた。

そこに警視庁公安部の刑事になりすました浅香がやって来る。あわてふためくコントロールセンターの職員たち。そこへ、さも犯人が声明を出しているかのように装って、人質の身代金とATC解除の要求が届く。しかしそこに古畑が、コントロールセンターの局長、武藤田が渡した品を受け取れないからと戻しに来る。それは、古畑を早く追い返すために、武藤田が持たせたものだった。

そこで古畑は事件のことを知り、自分は警視庁の捜査一課の刑事だと紹介する。浅香は慌てて日下に電話を入れるが、日下は場をつなぐように指示する。その後他のメンバーも刑事に成りすまして現れ、売上金である1000万円弱の身代金を、鞄に詰めて4等分し、それぞれ犯人が指示した場所に運ぶことになるが、適当な鞄が1つ見つからない。そこで登場したのが、件の遺失物として預かられた鞄だった。しかしそこで、古畑は日下と同乗したい旨を告げる。

ちょうどそのころ、今泉が終電でそこにやって来ていて、メンバーの山本が、あるモンタージュにそっくりなのを見て疑念にかられる。また西園寺もそこにいて、いささか挙動不審な「公安の刑事」を追っていてつかまり、ロープで縛られた上に猿轡をかまされて、備品倉庫に入れられてしまう。その頃日下と古畑が乗った車は、メンバーの山本によってパンクさせられ、やはり同乗していた武藤田がタイヤを取り替えている間、古畑は日下と警視庁絡みの世間話をする。突然のことでややうろたえ気味の日下。

悪戦苦闘の末、ようやく西園寺の猿轡とロープを今泉が解く。すると西園寺宛てに、タイヤを取り替えて、市営野球場に向かっている古畑から電話がかかり、野球場に向かえといわれる。その野球場は、指示された4つの場所の1つだった。犯人の言うとおりに現金を置いたものの、一向に現れない犯人に、乗客を心配する武藤田は苛立ち、心筋梗塞で倒れて病院に搬送される。その病院で古畑はこの事件の種明かしをする。

古畑は、はじめから日下がこの件に噛んでいたことはわかっていた。コントロールセンターでの犯人の言動のおかしさ、そして、車の中で世間話をした時の、警察手帳の嘘を見破れなかったこと、そして、彼がボールペンをいじる音が、犯人の声明の後ろで鳴り響いていたことなどから、彼がなりすまし刑事であることは百も承知であった。その古畑に、日下はいう。これはルールのあるゲームだと。

そのルールとは、「人を傷つけず」「人を殺さない」「人質を取らない」「身代金を取らない」、そして「目的を達成する」だった。この場合目的を達成するとは、あるノートが底に入った鞄を取り戻すことで、日下は車の中でそのノートを抜いたのだった。しかし古畑に、そのうちのいくつかを破ってしまったことを指摘され、自らの敗北を認める。日下は、やっと自分の「ゲーム」の本質を理解してくれる相手に出会ったのだった。その後、野球場に金を持って戻る2人、日下は逮捕され、古畑は「しばらく散歩に行く」とつぶやく。

*************************

これで第3シリーズが終わるわけで、文字通り「最後の事件」になるはずだったのですが…その後古畑がまた戻って来たのはご存知の方も多いでしょう。犯罪(または捜査)はしばしばゲームになぞらえられますが、『相棒』の「越境殺人」もこれの影響が多分にあるといわれています。元々『相棒』自体、この『古畑任三郎』の一部後継者的な雰囲気も感じられます。しかしいくら都合が悪いとはいえ、刑事を捕まえて幽閉するなんて、偽の刑事であることがバレバレですね、SAZのメンバーたち。

さて、ホームズの『最後の事件』と比較した場合
*手ごわい敵との対峙
*列車が登場する
*事件そのものよりその過程を楽しむもの
*犯人がその才能を十分認められているとはいいがたく、その点に不満を持っている
*最後に主人公が彼方へと去って行く

といった点で似通っていますし、恐らく三谷さんもそれを意識してこれを書いたふしがあります。野球場はこの場合ライヘンバッハだったのですね。そして、「最後の事件」から後、戻ってくるところも同じ。ということは、三谷さん、パペットホームズもやっぱり…?

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[ 2015/09/15 01:12 ] ドラマ 古畑任三郎 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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