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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2015年05月

ホームズは猫になぁ-る/Holmes becomes a cat

この動画の中で井上文太氏は、NHK人形劇の主役であるシャーロック・ホームズの、様々なパペットや絵の美しさと魅力について語っています。これらの作品は、5月16日から6月7日まで、京都アートオンギャラリーで展示されています。

In the movie, Bunta Inoue talks about the beauty and charm of various puppets and pictures of Sherlock Holmes, main character of the NHK puppetry series. These works are displayed in Arton Art gallery, Kyoto from 16 May to 7 June.


シャーロック・ホームズ「吾輩は猫になぁーる」/Sherlock Holmes "I become a cat"
[ 2015/05/25 22:48 ] 井上文太/Bunta Inoue | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ-17

桂小五郎が久々に登場です。しかし、長州の書生たちの兄貴分なのですから、もう少し登場してしかるべきかとは思います。それから英国公使館焼き討ちのその後がまるでないのですが、これはどうしたことでしょうか。あと、この焼き討ちとセットで、高杉の御成橋強行突破、そして将軍家茂への「いよう…征夷大将軍!」の掛け声と続くのですが、ちょっと時間端折り過ぎな感じです。それと、なぜ高杉はいつも白っぽい着物なのでしょうか。黒い羽織の方が、夜間の襲撃は保護色になるように思えますが。しかも、この御成橋突破も、『花神』では陣笠に陣羽織で、戦闘モード全開でしたね。ある意味幕府への宣戦布告なのですから、そういういでたちでもよかったかと。

その後高杉は、久坂たちとは袂を分かち、10年の賜暇を得て長州に戻り、東行庵を結ぶわけですが、そこで文が雅から、夫の浮気を知らされるというわけです。しかし、そのようなことをわざわざ知らせるでしょうか。そして文は、小田村伊之助に頼み込んで、藩庁のある山口まで、藩主夫人の世話係として赴くわけですが、これもちょっと無理やりな感じです。この頃から、藩主夫人や長子が国許に帰ることが許可され、その点では間違いではないのですが、文個人が藩主や藩主夫人にお目通りを許されるということは、果たして可能だったのでしょうか。最終的には、久坂は上士として採りたてられるわけですが、それにしても、伊之助があちこち行かされ過ぎな気もします。

結局久坂は山口ではなく、馬関で攘夷を決行しようとします。文も結局馬関まで行くわけですが、これも疑問です。そもそも山口まで夫に会いに行くこと自体、この当時の感覚だと、はしたないから止めなさいといわれるでしょう。しかも、この時代は戦場は男だけの場であり、そこに女房がやって来るというのも如何なものでしょうか。そもそも女性を主人公にするというのは、男ばかりの所に敢えて行かせるとか、ことさらに史実に絡ませるというものではないような気がするのですが。何よりも、文がやたらに史実に絡む部分を作り出すことに、視聴者は違和感を覚えているのではないでしょうか。

ちなみに次回は『妻と奇兵隊』だそうで、また女性たちの登場場面が増えることが想像出来ます。しかしこれが、どうも視聴者離れ、視聴率低下を招いているように見えて仕方ありません。しかし、これに関して制作サイドのコメントは何ら出て来ないのも妙なものです。なぜか出演者に、すべて責任が被せられてしまっているという状況も、どうにかするべきでしょう。これはやはり、現場監督のプロデューサーと、脚本家が責めを負うべき問題です。そして、そういう脚本に沿って演技をしなければならない出演者には、同情したくなります。

これは女優さんもそうですが、特に男性の出演者、北大路さんとか高橋英樹さん、百合之助役の長塚京三さんといったベテラン陣や、東山さんや大沢さんなどに関しては、もっと骨太な大河で見たいものです。全員とは言いませんが、この中の何名かでも、スケジュールの都合さえつけば、来年の『真田丸』に、数回程度でもいいので、引き続き出演してほしいです。来年の大河がどうなるか、もちろんまだ何ともいえませんが、そしてこういう言い方は何ですが、少なくともこの『花燃ゆ』よりは、まだ本来の大河らしいのではないかと思えるし、そういう作品にこそ出演してほしい人たちだからです。

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[ 2015/05/25 01:17 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

照ノ富士初優勝

今場所も白鵬優勝かなと思っていただけに、これは番狂わせでした。白鵬は初日負けたことも響きましたね。これで大関昇進確実のようで、まずはおめでとう。というか、日馬富士と同じ部屋なのですねこの人。しかしそうこうするうちに、今度は綱取りの噂も出て来そうです。日本人横綱候補の稀勢の里にも頑張ってほしいところではあるのですが…。しかし照ノ富士の活躍で、逸ノ城の存在感がちょっと薄れてしまいましたね。
[ 2015/05/24 23:58 ] その他 | TB(-) | CM(0)

『陽だまりの樹』番外編1 脚気と種痘

このドラマの第1話と第2話では、対照的な2人の主人公が描かれています。番組サイトの表現を借りるのであれば、義の万二郎と情の良庵です。万二郎は藤田東湖から聞かされた「陽だまりの樹」に感銘し、朽ちて行く木を支える最後の支柱になることを決意します。一方女遊びばかりしている良庵先生も、医者としての大義は持ち合わせており、漢方医には対抗心を剥き出しにして、将軍の脚気すら治せないではないかと悪態をつきます。大坂ではどのようなことになるのでしょうか。

さてこの脚気ですが、『JIN -仁-』の完結編にも登場します。この時は仁がドーナツを作り、脚気を患う栄に食べさせて、ビタミンB1(チアミン)を補給させようとします。この脚気という病気は、元々は白米食の多い江戸で広まり、ひどい時には衝心性脚気(脚気心)となることもありました。この状態になると大抵生命が危ぶまれることになります。このチアミン摂取に貢献したのが、鈴木梅太郎博士であり、海軍軍医の高木兼寛であったわけです。高木兼寛は、明治になって有志東京共立病院を設立し、戸塚文海を院長に迎えました。

この戸塚文海は、幕末の蘭方医戸塚静海の養子で、静海は種痘所の設立にも協力しています。高木兼寛はその後、東京慈恵病院を建て、そこの院長となりました。今の、東京慈恵会医科大付属病院の前身です。また軍医として、兵食の改善に努めた人でもありました。いわゆる「海軍カレー」も、脚気対策のためであったとも言われています。息子の喜寛も、父と同じ医学の道を歩みました。ちなみにこの高木善寛は、日本ラグビーフットボール協会の初代会長でもあります。

このドラマの時代は、蘭方にかなりの制約がかかっており、外科と眼科関連以外は、すべて漢方医の手に握られていました。そんな中での種痘所作りは並大抵のものではありませんでした。良庵はこの件で、反対勢力である多紀一派に、「種痘とはエゲレスのジェンナーて医者が作った予防法だ」と啖呵を切っています。以前ポンペについて触れましたが、ポンペの長崎でのコレラ治療の際も、色々制約があったようです。漢方医は蘭方もさることながら、それに伴って入ってくる西洋の思想にも、また警戒心を強めていた感もあります。

ところでポンペは「医者はよるべなき病者の友である」「病人を救うのは医師としての義務である」と語っていますが、幕末にタイムスリップした仁先生は、時に戸惑いつつも、確実にそれを実践しつつあるように見えます。適塾に向かった手塚良庵先生も、そうなってくれるのでしょうか。

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[ 2015/05/24 01:04 ] ドラマ JIN ー仁ー | TB(-) | CM(0)

『JIN -仁-』第1シリーズ第10回

頭痛に襲われて仁が気を失ったのを、咲は疲れのせいだろうと考えますが、仁は次のタイムスリップ、つまり現代に戻るその前兆ではないかとみなします。そんな折、いよいよ野風の見受けが決まり、その前に体のお調べ、つまり健康診断が必要になります。本来は、見受け先の御家門の藩医である三隅俊斉が検診を行うはずだったのだが、仁は野風から、是非検診をしてくれと指名されます。結局検診は2人で行うことになったが、その時、仁は野風の左胸に小さなしこりを発見するわけです。

しかし三隅はそれを発見できず、仁もばつを合わせて、なんら問題はないと答えます。そして鈴屋を去る間際、主人に、もし診立て違いで病気があった場合、見受けは御破算になるのかと訊き、主人は、軽い病気だったら問題なし、重い病気だったら見受け話はなかったことになると答えます。一方栄と咲はとある家を訪ね、その帰り道に栄は、咲の今後のことに話を向けます。返事に戸惑う先に栄は、「慕っているのはあなただけのように見えますよ」、つまり仁先生と相思相愛には見えませんよと言い放ちます。そして仁の方は、なぜ咲が色々世話を焼いてくれるのかを、分かっているのかと龍馬に訊かれます。医学に興味があるからと答える仁に、龍馬は言います。「好いちょるからじゃろうが」

仁は改めて、今まで未来との写真を何度も見せたりと、咲に対してひどいことをして来たと実感し、橘家を去ることにします。方や咲は、縁談のことで野風の元を訪れます。なぜ自分に縁談の相談をと驚く野風。その場で野風は、自分の胸にしこりがあること、そして、自分の母親も乳癌で亡くなっていることを打ち明けます。そしてこうも言います。「あちきは咲様が好きでありんす」帰宅した先は、仁になぜ野風の手術をしないのか、見殺しにしようとしているではないかと激しく詰め寄りますが、仁は一言、自分は鬼だとつぶやくのでした。

ペニシリン製造所に仮住まいを決め、仁友堂もそこに移した仁に、龍馬が声をかけます。その日は龍馬に付き合うことになっていたのでした。ある旅籠の一室に、梅毒にかかった侍がいるから診てほしいという、長州藩士久坂玄瑞の依頼で、仁はペニシリンで患者を治します。ペニシリンの思わぬ効果に驚く久坂。しかしこの治療は、龍馬をおびき出すための作戦でした。旅籠を出た2人に、刺客が襲いかかります。2人は応戦しながら川のほとりに出て、そこで仁は、龍馬を守ろうとして覆いかぶさり、次の瞬間川に落ちてしまいます。

結局助かったのは仁だけでした。龍馬はどこかへ流されたのでしょうか。本来の暗殺よりも大分時期的に早い上に、消息も途絶えてしまったということは、タイムスリップしてしまったのでしょうか。

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[ 2015/05/23 23:38 ] ドラマ JIN ー仁ー | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ番外編17-『新選組!』再放送?

『花燃ゆ』が途中で打ち切られて、来年の大河ドラマ『真田丸』の脚本担当である三谷幸喜氏が、11年前に手掛けた『新選組!』が放送されるなどという話があるようです。もちろん噂であって、真偽のほどはわかりませんが、しかし「打ち切り」まで噂される大河ドラマとは辛いものです。なぜああいう感じで持って来たのでしょうか。少なくとも、文が家事をしていたり、雅とお喋りをしていたり(という設定に、そもそも無理がありますが)する場面を減らすだけで、もう少し大河としての体裁は整うのですが。

しかし『新選組!』も、こんなのありえない、という場面はありました。たとえば、のっけから近藤勇と桂小五郎や坂本龍馬が出会うとか、やはり近藤勇のお母さんが家出するとか、ハリスの通訳のヒュースケンと親しくなるとかいった筋立ての回もあったのですが、物語そのものはスピーディな運びでしたし、隊士が走って行くOPも躍動感がありました。やっぱり思うのは、
  • ホームドラマ的展開にしない
  • 主人公が、あまり知名度が低いのはマイナス。自由に動かせるが、その分「ありえない」感が強くなる
この二点でしょう。ホームドラマ的展開も、一部に採り入れるのであれば効果的ですし、事実『新選組!』でも、近藤勇の実家とか、沖田総司の姉のみつが登場するところなどは、それらしき展開もありました。あくまでも短めのショットであるなら、そう問題はないかと思われます。

それにしても、『新選組!』も結構色々な人物が登場しています。組織が主役ですから、隊士の数の分多くなるのは当然なのですが、他にも薩長、水戸藩、幕府関係などなど。このドラマで佐久間象山を演じていたのが石坂浩二さんでした。他にも三谷ドラマの常連的な人もいて、沖田総司役の藤原竜也さんとか徳川慶喜役の今井朋彦さんなどはその代表格ですね。あと、谷周平役の浅利陽介さん、この3人はパペットホームズで、それぞれホズマ・エンジェル(ウィンディバンク)、ヘンリー・バスカーヴィル、べインズの声の担当でもあります。あと何といっても、寺田屋のお登勢を演じたのが戸田恵子さんでしたし。

それから『龍馬傳』の、帆船模型作りが好きな桂小五郎役の谷原章介さんが、伊東甲子太郎で出演。『花燃ゆ』で、松陰の妹で文の姉、小田村伊之助の妻の寿を演じている優香さんが、近藤勇の愛人の深雪太夫でした。この深雪太夫には双子の妹がいて、その妹が沖田総司と一緒に江戸まで来るという設定でしたね。そしてやはり、新選組総長の山南敬助を演じていたのが、来年の『真田丸』の主役である堺雅人さんというのが、『新選組!』再放送説が浮上した一因でしょう。他にも大河の常連生瀬勝久さんとか、佐藤浩市さんなどなど、記憶に残っています。

しかしこの作品には、ちゃんと橋本左内や武市半平太が登場しているのですね。なぜ、こういう志士と呼べる人たちが『花燃ゆ』に登場しないのか実に不思議です。それどころか、薩摩勢も確か未だ登場していません。そろそろ出さないとまずいのではないでしょうか。

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[ 2015/05/23 23:00 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

『陽だまりの樹』 第2回 「恋の鞘当て」

先日の第1回の分、恥ずかしながら、一部変換ミスや表現の重複がありましたので直しております。では、第2回。

万二郎は、東湖に「陽だまりの樹」のことを聞き、自分が何を成すべきかが見えてきた一方で、おせきのことが気になっていた。善福寺を訪れた万二郎の目に、おせきに話しかけている良庵の姿が飛び込む。そこに、小坊主が疱瘡ではないかと、寺の下女がやって来るが、実際は水痘(水疱瘡)だった。一同は一安心するが、実はおせきは兄を子供の頃に、疱瘡で失っていた。良庵は種痘所の必要性を痛感する。父良仙は、藩の江戸詰め家老の佐伯を通じて、老中の遠藤但馬守に種痘所の建設の許可を得ようとする。そこでまた、いい女に会わせますよなどと口にして、父に叱られる良庵。結局良仙は良庵を連れて江戸城に登城するが、2人を待っていたものは、奥医師の多紀であった。

万二郎は、再び藤田東湖の元を訪れる。東湖はそこで、なぜ清国がアヘン戦争に負けたのかわかるかと問う。西洋式の兵法の前に手も足も出なかったという万二郎に、東湖は、清が退廃の極みにあったからだと言い、今の幕府も似たようなものだと言う。方や手塚家では、良庵の義弟に当たる大槻俊斎が、種痘所に関する話で伊東玄朴を連れて来ていた。皆で金を出しあって、種痘所を作ろうという計画に、伊東はあっさり反対する。伊東はかつて貧しい暮らしを強いられ、そのためややけちなところがあった。この態度にむかっ腹を立てる良仙、良庵をとりなす俊斎。良仙は、他の蘭方医にも声をかけようと決意する。

丑久保陶兵衛は、多紀が取り仕切る浪士たちの仲間に入っていたが、清河八郎をはじめとする何名かは、その場を退席する。結局残った人数である人物を斬ることになったが、その人物は良仙だった、良仙の元にはおせきが来ており、種痘所への協力を申し出る。それに慣れておくために、まずうちの仕事を手伝ってもらおうと言う良庵。一方で良仙を付け狙う陶兵衛たちは、おせきを気絶させて連れ込み、乱暴をしようとするものの、万二郎にその場を見つかってしまう。万二郎はおせきを手塚家に運び込み、体を汚されていないかと問う。幸いおせきは無事で、万二郎も右腕に負った傷を治療してもらい、おせきがこのような目に遭ったことは伏せておいてほしいと、良仙に頼み込む。

千三郎とおとねは、息子がまた負傷したのを見て驚くが、万二郎は娘を助けたのだとだけ伝える。その後、万二郎は、手塚家から戻るおせきを寺まで送るようになるが、告白をしようとするもうまく行かない。また、藩家老の佐伯に、刃傷沙汰について問われるも、おせきの名を口にすることはなかった。また良庵の方は、種痘所が出来るまで大坂には行かないと言うものの、良仙は、真意は他にあると見抜き、良庵はおせきに気があるからだとあっさり言ってしまう。そこへ万二郎の母、おとねが訪ねて来る。息子が救った娘の名を知りたいと、治療をした良仙に訊くが、結局父子とも口を割らなかった。

良案は万二郎に会って今後どうするのかと訊き、万二郎の融通の利かなさをからかう。その万二郎は父から、おせきが自ら、自分が万次郎に助けられたと言い出して来たと聞かされる。おとねは、武家には武家にふさわしい嫁を娶るべきと言って聞かせるが、万次郎はそのまま善福寺に行き、おせきに会う。心配する必要はないと万二郎に伝えるおせき。ここで告白してしまおうと思うも、そこに父親の旦海が現れ、またもその機会を逃す。

万二郎は遊郭にいる良庵を訪ねて悩みを話すが、良庵にいいようにあしらわれてしまい、最終的に相撲まで取った挙句、良庵が大阪に行っている間は、抜け駆けはせずおせきを守ると万二郎は約束する。更に万二郎は、良庵の父、良仙も守ると約束する。奥医師、果ては浪士どもが何をするかが、良庵は気になっていたのだった。いよいよ大坂に発つ日がやって来て、良庵はおせきから見送られ、守り札を渡されるものの、そこに馴染みの妓(おんな)たちが押し掛けて来て、逃げるようにして旅立つ。三百坂に着いた良庵は、そこで再び、万二郎が早駆けをしているのを目にする。
[ 2015/05/23 00:47 ] ドラマ 陽だまりの樹 | TB(-) | CM(0)

『JIN -仁-』第1シリーズ第9回

仁友堂に患者がやって来て診察を行う仁ですが、この当時の医療器具はやはりどこか馴染みにくいものでした。それを見た咲が、未来のトラウベはどのようになっているのかを尋ね、仁はその構造を説明します。その一方で、野風に見受け話が来ますが、仁はどこか上の空です。そういうのも、野風の今後の行動で、友永未来の将来が変わってしまう恐れがあるため、あまり波風を立てるようなことをしたくなかったのです。

ペニシリン製造所に行った仁の目に飛び込んで来たのは、驚いたことに、今の聴診器の原型のような双耳型のトラウベと、アンビューバッグでした。トラウベは咲が、仁の説明を元に図を起こし、それを元に蘭方医たちが、アンビューバッグ共々試作をしていたのでした。その後大吉屋に足を止め、アンビューバッグの説明を恭太郎と咲にしていた仁は、ある男から「そんな玩具で人助けが出来るか」と口を挟まれます。その男こそ、「を組」を率いる当代きっての大親分、新門辰五郎でした。仁は勢いで、今度火事が出たらこれで人助けをすると口に出してしまいます。

その後仁は野風からの手紙を受け取ります。それには、内密で相談があると認められていました。吉原を訪れた仁と龍馬は、宴席に通されます。慣れない場所に戸惑う仁は、厠に行くと言って中座し、一方龍馬は、野風が酒に仕込んだ薬で眠ってしまいます。仁は戻って来て、そこに誰もいないことに気づき、その場にいた老女に居場所を訊いて駆けつけます。そこは、野風が見受け前に、最後の思い出を仁と二人で作ろうと思って待ち受けていました。野風に未来の姿をだぶらせた仁は、そのまま彼女を抱きすくめようとしますが、そこに落ちた写真の未来が濃くなっていることに気づきます。その時聞こえて来たのは、半鐘の音でした。

咲を伴って、火事の現場へ駆けつける仁。負傷者の居場所を聞き出して、優先順位を色別に示した紐を負傷者の腕に巻き、症状の重い患者から蔵の中で治療を行うことにしたのですが、他の負傷者の一人が、子供が待ちきれなくて泣いていると訴えます。その場にいた山田純庵は悩みますが、その時、漢方医であるはずの福田玄孝が現れ、その子供は腹を壊しているといって薬を与えます。思いがけない助っ人に喜ぶ山田。一方で、火消しの最中に、辰五郎の子分である仙吉が行方不明になります。

仙吉は火の中に倒れているのを発見され、診療が行われている蔵の中に運び込まれます。仁は、仙吉が気道に火傷を負っているため、咽喉の切開手術を行おうとしますが、辰五郎たちは、そんなことをすれば死んでしまうと、仙吉を連れ出そうとします。仁は辰五郎に言います。「救える命をなぜ救おうとしない」「火消しには火消しの心意気があるように、医者には医者の心意気がある」その後手術を再開し、仙吉は一命を取り留めました。また、辰五郎は仁の言葉に心を動かされ、診療が行われている蔵への延焼を防ぐため、回りの建物をすべて壊します。翌朝出て来た仁たちは、蔵だけが残っているのを見て少なからず驚きます。

その後、やはり負傷者の病院になっているある寺で、仁は辰五郎と再会します。そこで辰五郎は、かつて自分の好きな女の住む所が火事になり、多くの命を救ったものの、その彼女だけは下敷きになって死んだという話を聞かせます。さて橘家では、咲に縁談の話が来ていました。複雑な気持ちの咲は、仁にそのことを話そうとしていますが、仁は突如、あのタイムスリップ前の頭痛に似た症状に襲われ、そのまま気を失ってしまいます。
[ 2015/05/22 23:27 ] ドラマ JIN ー仁ー | TB(-) | CM(0)

まだらの紐の冒険 2/The Adventure of the Speckled Band 2

言うまでもありませんが、「まだらの紐の冒険」は、正典の同じタイトルの作品が原作になっています。そして、原作通りにホームズはクロッカスに言及しますが、ロイロット先生が曲げた火かき棒を直すのはワトソンです。ホームズ、ワトソン、そしてストーナー先生は、ロイロット先生の部屋でダンベル、身だしなみを整えるハサミや毛抜き、そして動物関連の本を数冊見つけます。そこでホームズは先生がある人に恋をし、動物好きな彼女のために、動物になりきろうとしたと推理します。ロイロット先生が四つんばいで走っていたのはそのためでした。

この回の終わりの方で、ロイロット先生に代わって生活指導となったモリアーティ教頭が登場し、「まだらの紐」を脅します。この場面は、第1シリーズ最後の3話の、彼とホームズの確執を示唆していると思われます。

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四つんばいで走るロイロット先生/Grimesby Roylott gets down the all fours and runs.


Needless to say, "The Adventure of the Speckled Band" is based on the story in the canon of the same title. And Holmes refers to crocus as in it though it's not him but Watson who straightens a poker bent by Grimesby Roylott. In Roylott's room, Holmes, Watson and Helen Stoner find dunbell, scissors and tweezers for grooming himself and some books on animals and Holmes reasons that he loves someone and tries to become animals she loves completely and that is the reason why he gets down on all fours and run.

At the end of the episode, Deputy Head Moriarty who is in charge of life guidance instead of Roylott appears and terrifies "Speckled Band". It seems to suggest the discord between him and Holmes in last three episodes of the first series.

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「まだらの紐」の黄色いまだらはクロッカスの形です。/A speckle of "Speckled Band" is yellow and shaped like crocus.

画像はいずれも冒険ファンブックより/Both images are from Boken Fan Book
[ 2015/05/22 22:52 ] パペットホームズ/SH Puppetry | TB(-) | CM(0)

『陽だまりの樹』 第1回 「若き獅子たち」 

嘉永6年(1853年)のペリー来航により、日本は大きく変わりつつあったが、常陸府中藩の藩士、伊武谷万二郎は真面目一筋の男で、千葉道場で剣術に打ち込んでおり、また朝の三百坂の早駆けでも常に一番乗りであった。この早駆けで遅れを取った者は300文の罰金を科せられ、そのため万二郎を快く思わない者もいた。一方で、その早駆けを悠然と見ている朝帰りの医者がいた。この医者は蘭方医手塚良仙の息子良庵で、良仙と万二郎の父、千三郎は親しい間柄だったが、息子たちの性格は正反対だった。

万二郎は意趣返しで弁当にミミズを入れた男を懲らしめようとするも、師匠の千葉周作の急病を聞き、道場に駆けつける。幸い病状は峠を越えたが、道場にいた庄内藩の脱藩浪人、清河八郎と果し合いとなり、左腕に傷を負って良庵の治療を受けることになる。良庵は暴れる万二郎の頭を殴って気絶させる。千三郎と妻のおとねは呆れるが、良庵は「こうすれば腕の痛みを忘れる、痛みは一か所しか感じない」と平然と言ってのけ、彼に取って初めての手術を何とか終える。帰宅した良案の耳に、多紀誠斉の声が聞こえてくる。多紀は種痘に反対しており、これを広めようとする良仙他蘭方医をなじる。良案は多紀に、牛痘は病気の予防のためだと詰め寄り、早く帰らないとメスが飛ぶぞと脅す。

その翌日、良庵と万二郎は、互いに善福寺に足を運ぶが、目当ては娘のおせきだった。しかし、自分と結婚するのであれば、住職として寺を継いでくれといわれてしまう。帰り道、良庵はいきなり刺客に襲われるが、万二郎がそれを救う。刺客の中でまだ息があった者に、誰の差し金であるかを訊いたところ、彼らは多紀が差し向けた者たちだった。しかも、この時初めて人を斬った万次郎があやめた相手は、こともあろうに道場の兄弟子だった。良庵は、医学では漢方と蘭方の戦があると言ったが、万二郎にとっても戦いの日々が始まったのである。

結局万二郎はこの件で、木剣での決着をさせられる。しかし相手はこれが元で命を落とし、この決着ですべてを水に流すはずが、後々にまで影響しそうだと見た小野鉄太郎は、試合後猫と遊ぶ万二郎を、自分が預かりたいと言う。それを耳にした良庵は、武士の世界とは面倒くさいものだとつぶやく。その良庵の家に、一組の男女が訪れた。丑久保陶兵衛と名乗ったその武士は、妻のさとの体を診てほしいという。さとは出産の折にかかったある蘭方医にいい加減な処理をされ、子供の産めない体となり、しかも薬のせいで発疹が出来ていた。

これはお上に訴えた方がいいと言う良仙に、妻を治せなければ斬ると脅す陶兵衛。そこへ、両者の声を聞きつけた万二郎がやって来る。ついにはさとも止めに入って一応落着するが、良庵はまた夜の町へと繰り出し、良仙は万二郎に、あいつの性根を叩き直してやってくれと頼む。翌日、万二郎は良庵を藤田東湖の元へと引っ張って行く。そこには小野もいた。東湖は、庭の桜の老木を2人に見せ、今の幕府はこのようなものだと言う。陽当たりのいい場所で育って来たこの木は、中は虫が巣食っている状態だった。

東湖は「安泰の時は人は怠ける、幕府の中では獅子身中の虫が湧いている」といい、今後の日本を憂えていた。更に孟子の言葉を引用して「人は苦しめば苦しむほどよい」と諭し、若い2人に、今後の支えになってくれと言う。やけに神妙な顔をした良庵をからかう万二郎。東湖の前でいい格好して、人助けのために医学を志したと言った良庵だったが、実際は父が医師だったからというのが本当の理由だった。しかし、何か蒙を啓かれた気になったのも事実だった。良庵は遊郭通いを決意したまではよかったが、結局それは続かず、再び朝帰りを繰り返し、生真面目な万二郎を舌打ちさせる。

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[ 2015/05/22 00:56 ] ドラマ 陽だまりの樹 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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