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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  2015年04月

アグラの宝物/Agra Treasure

愉快な四人組の冒険1」と「2」にも書いていますが、この曲は元々ジョナサン・スモールが作ったもので、タイトルも『あなたは宝物』でした。しかしアーサー・モースタンはこの曲を改変し、学校対抗の音楽コンクールに出場することを決めます。それは、アーサーがジョニーとの約束を破ったということでした、ジョニーはこれに怒り、それが元で、トレジャーズのメンバーを襲うことになります。ジョニーがこれを告白したことで、メアリー・モースタンは心を痛めます。しかも、元々の『あなたは宝物』は、メアリー・モースタンのために作られた曲でした。

しかしながら、ハーモニーの美しいこの曲はなかなか魅力的です。このエピソード後半の最後で、ワトソンが「メアリー、メアリー、アイラブユー」という歌詞で調子はずれにこの曲を歌い、ホームズを混乱させます。

As I write in "The Adventure of the Cheerful Four" and " 2", the song is originally made by Jonathan Small and titled "You Are My Treasure". But it is modified by Arthur Morstan who decides to enter a musical competition between schools. It means that Arthur breaks a promise with him. Jonny gets angry and it causes him attack the members of the Treasures. This confession of his makes Mary Morstan be grieved. Besides, his original song "You Are My treasure" is made for her.

However the harmony of the song is beautiful and quite attractive. At the end of the second episode, Watson sings the song in his original words "Mary, Mary, I love you" that is off-key and it confuses Holmes.

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「僕らはこの『アグラの宝物』でコンクールに出る」「話が違うじゃねえか!」(メモリアルブックより)/"We will enter the competition with this 'Agra Treasure'""That's not what you said before!" (From Memorial Book)

[ 2015/04/24 00:07 ] パペットホームズ/SH Puppetry | TB(-) | CM(0)

スカーレット・ストーリー/Scarlet Story

『スカーレット・ストーリー』はこのシリーズのオープニングテーマです。劇中音楽とは違い、このOPテーマはロックをベースに、真実と理想のはざまで揺れる少年の心を描いています、この曲の出だしは以下の通りです。

"So many reasons we believe in the good of every heart
No matter what the world may perceive as 'truth'"
(世間から如何に「真実」を突き付けられても、僕たちは人々の良心を様々な理由で信じてしまう)

この曲を書いて歌っているミュージシャンのナノは、ホームズの天才から来る内面的な苦闘、そして自身のホームズ観を表現しています、もちろん、このタイトルは『緋色の研究』(A Study in Scarlet)にちなんだものであり、アコースティック演奏による別バージョンもあります。そちらは第1シリーズの最終回で使われています。

動画/The movie
nicotter.net/watch/sm24281519

"Scarlet Story" is the opening theme of the series. Unlike the music in the play, the theme is based on rock music and describes the heart of a schoolboy who feels uncertain between truth and ideal. The introduction of the lyric is as below.

"So many reasons we believe in the good of every heart
No matter what the world may perceive as 'truth'"

Nano, a musician who makes and sings the song says that he/she(*) expresses Holmes' internal struggle caused by his genesis and Holmes himself from his/her view. Needless to say , the title is after "A Study in Scarlet" and the song has another version performed by acoustic instruments and it was used in the final episode of the first series.

(*)The gender of Nano is not publicised.
[ 2015/04/23 00:56 ] パペットホームズ/SH Puppetry | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ-12 続き

実は昨日書こうと思って書き落としていたのですが、『花燃ゆ』のナレーションは池田秀一さんです。あの「シャア」の声の方ですが、この方がやはり『花神』で、寺島忠三郎を演じています。この人物も松下村塾の塾生で、蛤御門の変で文の夫の久坂玄瑞、そして入江九一と共に戦死します。こうして見れば結構接点があるものです。まだ『花神』は半分しか観ていませんが、今後も何か発見があるかもしれません。

しかしあれこれ吉田松陰について書いていたら、『龍馬傳』の、生瀬勝久さんの演じる松陰も観たくなってきました。これは確か録画分があります。生瀬さんといえば、確か『八重の桜』の勝海舟役だったような気もします。大河は結構常連の俳優さんがいて、この『龍馬傳』の桂小五郎役だった谷原章介さんが、『軍師官兵衛』では竹中半兵衛だったりで、少々戸惑ってしまいます。まあそれを言えば、伊勢谷友介さんも、『龍馬傳』の高杉、『花燃ゆ』の松陰ではあるわけですが。常連といえば、西田敏行さんが『花神』の山県狂介(有朋)役で大河デビューして、その後豊臣秀吉、西郷隆盛、徳川秀忠、徳川家康の役をすべて演じていますね。

何だか脱線しましたが、『花神』と共に『龍馬傳』も観返してみる予定です。

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[ 2015/04/21 23:39 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ-12

いよいよ松陰が江戸に送られて、取り調べを受けることになります。そのため松陰が、塾生も含めた多くの人々に事実上の遺言をし、ひそかに思っていた?高須久子とも別れを交わし、萩での最後の食事を実家で摂ります。正にホームドラマ的といえばそうで、これはこれで一つの手法ではあるのですが、ただ惜しむらくは、この描写に一回分使うべきだったのかということです。家族や他の人々との触れ合いは、せめて30分程度で、後は江戸への道中、詩作に励む松陰という描写もあってよかったかと思うし、その方が、より松陰の運命の苛酷さが実感できるような気もするのですが。それと、もうちょっと風雲急を告げるような雰囲気があっていいかと思います。幕末のドラマは、やはりどこかに疾走感があってほしいので。

花燃ゆ-11 続き」で、松陰のフランス革命への憧れ、将軍の後継者問題について触れていますが、この回で松陰が「フレーヘードを」と叫びます。当時は日本に「自由」という言葉がなかったため、オランダ語がそのまま使われていますね。ちなみに「自由」という言葉を作ったのは、福沢諭吉といわれています。フランス革命を起こしたと信じられていたナポレオンは、彼にとっては神のような存在であったのかもしれません。ちなみに、やはり幕末の洋学者である司馬遼海も、この言葉を用いたことがあるようです。しかし塾生たちも、その後の動乱の中で、多くが若くして生涯を終えるわけで、この革命幻想にはちょっと複雑な印象も受けます。あと、富永有隣の登場の仕方がやけに怖いですね。有隣自身もちょっと怖いですが。

それと将軍後継者問題は、時の将軍家定に嗣子がなかったため、紀州徳川家の慶福(家茂)と、水戸徳川家の慶喜のどちらを推すかで江戸城内が二分され、しかも水戸はかなり嫌われていたこと、大奥が慶福派であったことから、慶福、つまり家茂が十四代将軍となるのですが、この将軍の運命もまた、立場が違うとはいえ、松陰に負けず劣らず苛酷なものでした。それにしても水戸の描写がなさすぎる…。

元々大河は原作があって、それを脚色する方法が採られていましたが、その後史料を元に脚本を起こす方法となったようです。ただ原作がある分あまり外せなかった、原作の縛りがあったのが、脚本中心になって大幅にアレンジが出来る分、ちょっとありえないような描写が出て来たのも事実で、この辺りも今後改善されてしかるべきかとは思います。あと近年は、関連番組やHPの情報で、ドラマで描ききれなかった部分を紹介するようになっていますが、出来れば極力ドラマの中で描いてほしいものです。それと番組最後の紀行関連、これこそ別番組にしてもいいように思えます。

あとパペットホームズ絡みですが、松陰先生の肖像をベッポが描いたらどうなっていたでしょうか。

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[ 2015/04/21 00:39 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)

ダンカン・ロス/Duncan Ross

ダンカン・ロスはベイカー寮の生徒で、美術クラブの部員です。沼にいる白鳥の絵を描いていましたが、その辺りをジェイベズ・ウィルソンがぶらついていたため、白鳥が飛び立ってしまうのが心配になります。そこで赤のカツラをつけて、自分で作った「赤毛クラブ」にウィルソンを誘います、ウィルソンがボール、石ころ、そして空き瓶を赤く塗っている間、彼は白鳥の絵を描いていたわけです。しかしその沼の周辺に、生徒は入ってはいけなかったこと、そしてビーナス像を無断で持ち出してウィルソンに塗らせたわけですから、ロイロット先生と美術のノートン先生に叱られることでしょう。

Duncan Ross is a pupil of Baker House and is a member of art club. He draws a picture of swan on a swamp and he is afraid that it flies away for Jabez Wilson strolls around there. Then he wears a red wig and invites him to the "Red-Headed Club" established by himself. While Wilson paints balls, stones and bottles red, he draws the swan. However pupils are prohibited to go around the swamp and he takes a replica of the Venus with out permission and makes Wilson paint it. He must be warned by Grimesby Roylott and Godfrey Norton, teacher of art.

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「ウィルソン、君の赤毛は素晴らしいよ」(冒険ファンブックより)/"You have really beautiful red hair, Wilson."(From Boken Fan Book)

[ 2015/04/20 23:56 ] パペットホームズ/SH Puppetry | TB(-) | CM(0)

ジェイベズ・ウィルソン/Jabez Wilson

ジェイベズ・ウィルソンは、人が好さそうなクーパー寮の生徒で、見事な赤毛の持ち主です。彼は赤毛にコンプレックスを持っていますが、このおかげで、燃えるような赤い髪の生徒にのみ入会が許された、赤毛クラブに入ることになります。しかし、ここで何とも奇妙な経験をすることになるのですが…。ウィルソンは他にもいくつかのエピソードに登場し、そのうちの1つで、また奇妙な事件に巻き込まれます。

Jabez Wilson is a pupil of Cooper House who seems to be good-natured and has beautiful red hair. He has an inferiority complex in his hair but it makes him enter the Red-Headed Club only for the pupils with flaming red hair. However he undergoes a very strange experience in the club... He appears in other episodes also and is entangled in a strange affair again in one of them.

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「みんな僕の髪をからかうんだ、ニンジンとか赤レンガとか赤ずきんとか」/"They tease me by comparing my hair to carrot, red brick, and Little Red Riding Hood."

[ 2015/04/20 23:21 ] パペットホームズ/SH Puppetry | TB(-) | CM(0)

ホームズと吉田松陰 5/Holmes and YOSHIDA Shoin 5

どうもこのテーマで書くことにこだわっているようですが、『人形劇シャーロックホームズ』と『花燃ゆ』について書いていて見えたものがあります、昨日はホームズと吉田松陰の違いについて書きましたが、この2人にはやはり共通するものが多いです。第1シリーズの最終回で、ホームズは自分が多くの生徒や先生から見送られているのに気付きます。そして今日放送された『花燃ゆ』では、取り調べのため江戸送りになる松陰が、家族や門人、そしてやはり野山獄にいる高須久子に遺言をします。一見孤高であるかのようなこの2人は、実はそうではなく、多くの人々に支えられて来たわけです。そこで思い出すのが、昨年の大河ドラマ、『軍師官兵衛』に登場する言葉です。この第一回で、万吉(幼少時の官兵衛)は、病気の母親、いわに薬草を摘もうとして、他の領主の領地に無許可で入ってしまい、厄介なことになります。いわは万吉を「お前は一人で生きているのではない」と叱り、父職隆をはじめ多くの人を心配させたことを、心しておくよう万吉に言います。

It seems that I persist in writing about this theme but I found something by writing about the puppetry "Sherlock Holmes" and "Hana-moyu". Though I wrote about the difference between them yesterday, Holmes still resembles YOSHIDA Shoin in many respects. In the final episode of the first series, Holmes finds that he is sent off by many pupils and teachers. And in the latest episode of "Hana-moyu", Shoin who is sent to Edo for investigation says in his will to his family, pupils and TAKASU Hisako, who is also imprisoned to Noyama-goku. They don't remain aloof from others as they look and are supported by many people. And I remember the words in "Gunshi Kanbei", Taiga Drama broadcast last year. In the first episode, Mankichi (young Kanbei) enters the territory of other lord without permission to pick medicinal herb for his ill mother but it causes trouble. His mother Iwa scolds him by saying "You don't live all by yourself", and tells him that he should be careful that he worries many people includes his father Mototaka.

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[ 2015/04/20 01:02 ] 少年ホームズ/Young Holmes | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ番外編5-『花神』総集編第二巻を観て

昨日の続きになります。もちろんこの『花神』では、奇兵隊の創設についても描かれていますし、西洋兵学を採り入れるための、長州藩の村田蔵六の起用、村田の師緒方洪庵の急逝、そして高杉晋作の結婚と脱藩、側室になるおうのとの出会い、野山獄への投獄なども登場します。また、池田屋の変から蛤御門の変に至る長州の暴走と、それによる幕府の長州征伐、藩執行部への幕府恭順派の台頭も出て来ます。かなりめまぐるしい状況を短時間で描けているのは、やはり複数の主人公を登場させ、それぞれの視点で描いていることもまた大きいかと思われます。しかしまだ河井継之助が出て来ていませんね、次の巻辺りでの登場となるのでしょうか。この人物を演じているのが、『花燃ゆ』の井伊大老、高橋英樹さんです。

そして、伊藤、井上をはじめとする英国留学生の下宿先が、グラナダ版ホームズをちょっと連想させることについても触れました。画像がないのが何とももどかしいのですが、ちょうど屋根裏の小部屋といった感じです。調度やカーテンなどもやはりそれらしい雰囲気があります。で、この下宿の女主人が、グラナダ版のハドソン夫人を20歳ほど若くしたような金髪の女性で、この当時はホームズが書かれた頃の、腰を強調するバッスルスタイルはまだ出て来ておらず、スカートを全体的に丸く膨らませるスタイルが主流でした。その辺に20年余りのギャップを読み取ることが出来ます。

また、当時の風俗を描いた版画なども登場しますが、パペットホームズの「シャーロッQ!」の風俗画、あるいはシドニー・パジェットの作品などを彷彿とさせます。ちなみにこの部屋で、女主人は最初5人の日本人の写真を見て、すっかりジェントルマンねと言い、その後メイドにタイムズを持ってこさせて彼らに見せるわけです。それには長州と四か国艦隊(米、英、仏、蘭)の撃ち合い、いわゆる馬関攘夷戦争のことが書かれていて、これは大変なことになったということで、伊藤と井上は帰国を決意します。この攘夷戦争後の会談も出て来ますが、これが結構興味深いものもあります。

この当時の攘夷熱は、高杉が上海を見て、アヘン禍が蔓延し、もはや清国人の主権など無きに等しいと感じたことにも後押しされています。清はアヘン戦争により、不平等条約を結ばされたうえに、通貨の主体であった銀が流出したことによる弱体化は、日米通商修好条約締結時の日本とダブるものがあります。ある意味、侵略とは単に武力のみならず、こういう形で国家を骨抜きにしてしまうというやり方もまた含まれるわけです。

高杉は表向きは脱藩による罪、その実暴走を止めるためで野山獄に入れられます。この時に師の松陰を偲び、「先生を慕うてようやく野山獄」という句を遺しています。またこの時期、ちょうど池田屋の変の頃ですが、藩の重鎮で、松下村塾にも理解を示していた周布政之助が、昼間から泥酔して野山獄に現れ、さらに抜刀したうえで、高杉に向かって「3年間獄にいて人物を作って出直してこい」と一喝して去って行きます。高杉は真意を測りかねますが、どうやら周布が急進派の台頭により、藩としても抑えきれない状況となったため、敢えて不祥事を働いて、一線を退くつもりではないのかと感知します。この周布を演じる田村高廣さんがかなりの好演です。またこの場面は、パペットホームズでモリアーティ教頭が、ホームズに「己の小ささを思い知れ」と言う場面ともダブります。

今回は、ホームズに絡めての記述が多くなりました。しかし村田蔵六先生は、原作でもそうですが、いつも豆腐ばかり食べていますね。

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[ 2015/04/19 14:47 ] パペットホームズ | TB(-) | CM(0)

ホームズと吉田松陰 4/Holmes and YOSHIDA Shoin 4

今回は、共通点の多いホームズと吉田松陰の「違い」について書きます。人形劇シリーズの最初の方で、ホームズはよそよそしい雰囲気を漂わせ、ワトソンに「僕は子供じゃない」と言いますが、でもワトソンは「大人でもない」と返します。しかし第1シリーズの最終回で、ホームズはワトソン、アイリーン・アドラーそしてモリアーティ教頭との接触を通して、自らの未熟さを悟ります。何よりもホームズは、自分のことを子供だと言うことが許されるわけです。

しかし吉田松陰は幼いころに、叔父の玉木文之進からいわゆるスパルタ教育を受け、彼は弱冠10歳にして吉田家の家長であり、教師となりました。藩主毛利敬親の御前で兵学の講義を行ってもいます。また、若いうちは友人とも交わっていましたが、投獄後は孤立するようになります。釈放後は確かに少年や青年たちに学問を教えましたが、腹を割って話せる相手はいたのでしょうか。『花燃ゆ』では、小田村伊之助の言うことに耳を貸さなくなり、その孤独感は彼をより過激にして行きました。彼は子供時代に既に大人であることを要求されたわけです。最晩年期になり、少年のような純粋さを持つようになったのはそのせいなのでしょうか。

This time I write about the "difference" between Holmes and YOSHIDA Shoin both of whom have something in common. At the beginning of the puppetry series, Holmes has an air of aloofness and says to Watson, "I am not a child." though Watson answers that he is not an adult also. But in the final episode of the first series, he realises his immatureness through his experience with Watson, Irene Adler and Deputy Head Moriarty. Above all, he is allowed to call him a child.

However YOSHIDA shoin received a hard edcation from his uncle TAMAKI Bunnoshin. At the age of only ten, he was head of the Yoshida Family and a teacher and gave a lecture on military theory to his lord MORI Takachika. He also kept company with his friends in his youth but he became isolated after havine been prisoned. After release, he gave lessons to boys and young men indeed but did he have any friend whom he can talk with frankly? He became to ignore what ODAMURA Inosuke says in "Hana-moyu"and the isolation made him become more radical. He was required to be an adult already in his childhood. Is it one of the reasons why he had pureness like a boy in his very last years?

2015年4月19日に一部修正しています。/This articles is partly revised on the 19th, April 2015.

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[ 2015/04/19 01:13 ] 少年ホームズ/Young Holmes | TB(-) | CM(0)

花燃ゆ番外編4-『花神』総集編第二巻を観て

『花神』総集編第二巻を観ました。第二巻とはいっても、総集編第二部と第三部が一緒に入っていて、そのため180分と長めになっています。この第二巻から、高杉晋作が歴史の舞台に登場するわけです。何かにつけて自由奔放な雰囲気の高杉晋作ですが、結構確信犯でもあったようで、孝明天皇の行幸に参列した時の将軍徳川家茂に、「いよう…征夷大将軍!」と声を掛けたりもしています。なぜこれが確信犯かというと、天皇の行幸である以上、征夷大将軍は臣下ですから、無礼を働かれても列を離れるわけには行かないのですね。結構これはうまくやったなという感じです。しかし将軍家茂にしてみれば、これほど屈辱的なこともないのですが。

また、松陰の遺骨を若林の長州藩邸の裏手(現・松陰神社)に埋葬する時、その棺をかつがせたまま、将軍のみに許される御成橋を通過してもいます。無論英国公使館も、手製の爆弾で焼き討ちをしている。爆弾そのものにはあまり破壊力がないので、あくまでも燃料的な役目ではあります。そしてこの長州の書生たちの振る舞いが、次第に問題視されて行くようになります。一方で、伊藤俊輔(利輔)と井上聞多(馨)が、他の仲間たちと密航同然で英国留学をします。留学時の下宿が、ちょっとグラナダ版ホームズの雰囲気なのですが、これはまた改めて書くことにしましょう。しかしこの辺が、『花燃ゆ』ではどのように描かれるのでしょうか。文の視点を通してだけではなく、高杉は高杉として描いてほしいところです。文が松陰、ひいては蛤御門の変で落命する夫、久坂玄瑞の思い出をつむぐ一方で、志士は志士として、それぞれの行動をきちんと表現してほしいなと思いますので。

しかしこの『花神』のOP、いいですね。最近は大河でもCGを駆使した物が多いですが、これは雲が沸き立つようなタイトルバックで、テーマ曲の入り方、盛り上がり方がまた実にいいです。シンプルだけど記憶に残ります。逆に、工夫を凝らしたタイトルバックで一番印象に残っているのは『龍馬傳』です。『真田丸』のOPがどうなるかはもちろん不明ですが、こういう路線に戻してもいいかもしれません。

あと、『花燃ゆ』で杉百合之助を演じておられる長塚京三さんが土方歳三、富永有隣役の本田博太郎さんが、奇兵隊士の高橋熊熊太郎を演じています。他にもお里役の大竹しのぶさんがひどく初々しかったり、沖田総司を演じているのが「乾先生」森田順平さんだったりと色々発見があります。尤もこの中での沖田総司は、池田屋の変で喀血する場面だけでしたが…。あと、范文雀さんが粟屋帯刀の娘菊絵役で出ておられますが、この粟屋という名前も毛利家譜代の家のものですね。観ていると色々発見があります。

この中には高杉が上海に行く場面も多少出て来ますが、その当時の、アヘン窟と化したような上海、続けて「現代の上海」の映像が流れます。しかし1970年代当時の「現代」ですので、まだ殆どの人が人民服姿です。もちろん東方明珠塔もまだなく、レンガ造りの建物が見えています。

[ 2015/04/18 23:35 ] 大河ドラマ 花燃ゆ | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『青天を衝け』の感想も書いています。またBSで再放送中の『黄金の日日』の再放送も観ています。そしてパペットホームズの続編ですが、これは是非とも来年の大河が始まる前に、三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、『相棒』をはじめとする刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2021年には北半球最強であるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズとの試合も組まれています。このチームにいい試合をし、今後さらに上を目指してほしいものです。国内のラグビーも、2022年からはいよいよ新リーグがスタートです。

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