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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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『古畑任三郎』 第37回及び第38回 「最も危険なゲーム・最後の事件」

『古畑任三郎』に「最も危険なゲーム・最後の事件」というサブタイトルのエピソードがあります。古畑シリーズの最終回で、三谷幸喜氏のホームズ好きから察して、かの『最後の事件』をもじったといわれていますが、内容は当然ですが若干異なり、正にこの事件の犯人グループのリーダーと古畑のゲームあるいは心理戦となっています。

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テロ活動を行っている動物愛護団体SAZのリーダー、日下は、元々動物愛護には興味はなく、如何に効率よくテロ活動を行うかを目標としている。ある日、かつてのメンバーで仲間を裏切った牟田という男が、メンバーにより処刑されるが、牟田が奪った鞄は、電車の網棚に置きっぱなしにされ、遺失物として預かられる。

メンバーの浅香が鞄を取り戻しに行くが、中身を証明できずそのまま戻ってくる。日下はこの鞄を取り戻すため、その鉄道会社の回線に不正侵入を企てる。そして、ある寺を乗っ取って活動拠点とし、そこから不正侵入をして、あたかも電車ジャックが起こっているかのように偽装した。しかし、その会社には古畑が苦情を申し立てに来ていた。

そこに警視庁公安部の刑事になりすました浅香がやって来る。あわてふためくコントロールセンターの職員たち。そこへ、さも犯人が声明を出しているかのように装って、人質の身代金とATC解除の要求が届く。しかしそこに古畑が、コントロールセンターの局長、武藤田が渡した品を受け取れないからと戻しに来る。それは、古畑を早く追い返すために、武藤田が持たせたものだった。

そこで古畑は事件のことを知り、自分は警視庁の捜査一課の刑事だと紹介する。浅香は慌てて日下に電話を入れるが、日下は場をつなぐように指示する。その後他のメンバーも刑事に成りすまして現れ、売上金である1000万円弱の身代金を、鞄に詰めて4等分し、それぞれ犯人が指示した場所に運ぶことになるが、適当な鞄が1つ見つからない。そこで登場したのが、件の遺失物として預かられた鞄だった。しかしそこで、古畑は日下と同乗したい旨を告げる。

ちょうどそのころ、今泉が終電でそこにやって来ていて、メンバーの山本が、あるモンタージュにそっくりなのを見て疑念にかられる。また西園寺もそこにいて、いささか挙動不審な「公安の刑事」を追っていてつかまり、ロープで縛られた上に猿轡をかまされて、備品倉庫に入れられてしまう。その頃日下と古畑が乗った車は、メンバーの山本によってパンクさせられ、やはり同乗していた武藤田がタイヤを取り替えている間、古畑は日下と警視庁絡みの世間話をする。突然のことでややうろたえ気味の日下。

悪戦苦闘の末、ようやく西園寺の猿轡とロープを今泉が解く。すると西園寺宛てに、タイヤを取り替えて、市営野球場に向かっている古畑から電話がかかり、野球場に向かえといわれる。その野球場は、指示された4つの場所の1つだった。犯人の言うとおりに現金を置いたものの、一向に現れない犯人に、乗客を心配する武藤田は苛立ち、心筋梗塞で倒れて病院に搬送される。その病院で古畑はこの事件の種明かしをする。

古畑は、はじめから日下がこの件に噛んでいたことはわかっていた。コントロールセンターでの犯人の言動のおかしさ、そして、車の中で世間話をした時の、警察手帳の嘘を見破れなかったこと、そして、彼がボールペンをいじる音が、犯人の声明の後ろで鳴り響いていたことなどから、彼がなりすまし刑事であることは百も承知であった。その古畑に、日下はいう。これはルールのあるゲームだと。

そのルールとは、「人を傷つけず」「人を殺さない」「人質を取らない」「身代金を取らない」、そして「目的を達成する」だった。この場合目的を達成するとは、あるノートが底に入った鞄を取り戻すことで、日下は車の中でそのノートを抜いたのだった。しかし古畑に、そのうちのいくつかを破ってしまったことを指摘され、自らの敗北を認める。日下は、やっと自分の「ゲーム」の本質を理解してくれる相手に出会ったのだった。その後、野球場に金を持って戻る2人、日下は逮捕され、古畑は「しばらく散歩に行く」とつぶやく。

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これで第3シリーズが終わるわけで、文字通り「最後の事件」になるはずだったのですが…その後古畑がまた戻って来たのはご存知の方も多いでしょう。犯罪(または捜査)はしばしばゲームになぞらえられますが、『相棒』の「越境殺人」もこれの影響が多分にあるといわれています。元々『相棒』自体、この『古畑任三郎』の一部後継者的な雰囲気も感じられます。しかしいくら都合が悪いとはいえ、刑事を捕まえて幽閉するなんて、偽の刑事であることがバレバレですね、SAZのメンバーたち。

さて、ホームズの『最後の事件』と比較した場合
*手ごわい敵との対峙
*列車が登場する
*事件そのものよりその過程を楽しむもの
*犯人がその才能を十分認められているとはいいがたく、その点に不満を持っている
*最後に主人公が彼方へと去って行く

といった点で似通っていますし、恐らく三谷さんもそれを意識してこれを書いたふしがあります。野球場はこの場合ライヘンバッハだったのですね。そして、「最後の事件」から後、戻ってくるところも同じ。ということは、三谷さん、パペットホームズもやっぱり…?

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[ 2015/09/15 01:12 ] ドラマ 古畑任三郎 | TB(-) | CM(0)

『古畑任三郎』第34回「哀しき完全犯罪」について

この回は、ちょうど先日書いた「頭でっかちの殺人」の1つ前の回でした。囲碁の棋士である小田嶋佐吉が、妻で女流棋士のさくらから懐中電灯で撲殺され、電話連絡をしようとした直前に死亡したものの、さくらはその時間帯に、テレビ番組の打ち合わせで出かけていたこと、しかも家にいる夫佐吉から電話がかかって来たことなどから、アリバイがあるとみなされます。しかし例によって古畑は、その1つ1つを崩して行きます。

特にこの小田嶋さくらは、夫からだらしがないとしばしば叱られており、それが殺人の一因であったといえますが、正直いって彼女のアリバイ作りと証拠隠蔽工作は、衝動的な殺人ということもあって、かなり隙だらけでした。彼女の言に従えば、佐吉は電気がつかない暗闇の中で麻婆豆腐を作っていたことになり、また整理整頓好きの佐吉にはありえないような、ラー油の瓶の蓋の緩みがあることに加え、さくらが2階の寝室に、コーヒーをカップ3杯分も持って上がっていること、しかも、夫の遺体につまずいたはずに、卵を落としてできたしみの位置がおかしいことなどなど。

この麻婆豆腐は結局古畑が食べようとしますが、ラー油の瓶を中に落としてしまい、結局食べることはできませんでした。ちなみに古畑任三郎関連のあるサイトによれば、妻が夫を殺した後に外出してアリバイを作り、帰宅後通報して、自分の手作りの食事をふるまうというのは、ロアルド・ダールの『おとなしい凶器』の引用であると指摘されています。

そしてさくらもいつまでも隠せないことを悟り、自分の犯行を認めます。しかし、この事件にはもう1つ不思議なことがありました。それは、小田嶋家の猫がまるっきり餌を食べようとしないことでした。実はさくらは、猫の目の前で殺人を犯したわけなので、何かそれが影響しているのかと、TVを観ている側としては思うわけですが、実はさにあらず…でした。餌を食べなかったのは、その日に限って2回分の餌を与えられていたからなのです。

これは、古畑が燃えないごみをチェックした時点で判明しました。1つはきれいに洗い上げられたキャットフードの缶で、これはきれい好きな夫佐吉が捨てたものでした。それとは別に、まだ餌の一部が残っている空き缶も見つかり、これはさくらがあげた2度目の餌でした。この2つを並べた古畑が、「1つはきれいに洗ってあり、もう1つは…」と両者を比較するところは、やはり三谷幸喜氏が脚本の、パペットホームズのホームズが、「最初の冒険」でゆで卵の殻の剥き方を比較して、「1つはきれいに剥いてあるが、もう1つは雑だ」という場面を思い起こさせます。

しかしこの中の猫の表情、これがまた実にいいです。『古畑任三郎』には時折猫が登場しますが、この回も猫好きの方にはお勧めかもしれません。

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[ 2015/08/27 21:09 ] ドラマ 古畑任三郎 | TB(-) | CM(0)

『古畑任三郎』第35回 頭でっかちの殺人

なぜこれを書こうと思ったかといいますと、ゲストが福山雅治さん、つまり古畑VS湯川(ガリレオ)の構図になっているからです。この中で、福山さんが演じる堀井岳は、事故で車椅子生活を送るようになった科学者で、文房具の開発に携わっていました。しかしかつての恋人の片桐恵が、友人の等々力との結婚を決めたことから、等々力に殺意を抱くようになります。しかも等々力は妻子がいました。

堀井はお祝いだといって、「考える人」の模型を等々力に贈ります。その一方で片桐は、残業するといいながら6時に退社し、等々力のマンションに向かいます。等々力は既に妻子とは別居していました。しかしその時、等々力の書類が地下鉄の中で見つかり、遺失物として預かっているという連絡が入り、等々力は、自分が提出した論文コンクールの予選通過の発表を待っていたことから、片桐が受け取りに行きます。その後堀井は等々力に電話を入れ、贈り物の像の中に手紙を仕込んでいるから台座の部分を開けてくれといい、等々力がトイレでそれを開けた瞬間、爆発が起こります。

これにより、片桐が疑われることになります。何せ事件の直前まで同じマンションにいて、出て行った際に、ピザの宅配業者に顔を見られています。しかし古畑は、犯人は別にいると睨みます。結局書類は遺失物預かり所にはなく、またそこの職員も電話をしていませんでした。しかも、この時はトイレで爆発が起きていたことから、トイレに入るタイミングを知っている、あるいはトイレに誘導できる人物が犯人であると疑います。こうなると犯人は極めて限られて来ます。

そして捜査陣は、当初現場で見つかった破片は仏像のものだと考えていました。しかし、等々力のデスクの引き出しには、例の像を包んだ包装紙が残されていました。その折り目とテープの位置から、この包装紙は仏像ではなく、「考える人」の模型を包んだ物であると古畑は見抜きます。それを包んで等々力に贈った人物は1人しかいません。像の中に爆発物を仕込んで、包装紙で包んで送った堀井がその人物です。しかも指紋もついています。自分は車椅子がないと出られないから、犯人の可能性はないという堀井に、古畑はいいます。「あなたはその像を運んでもらったのです」

堀井はまず、遺失物預かり所の職員を装って等々力に電話をし、その後ピザの宅配業者に偽の注文をしました、片桐がマンションを出て行ったのは、ちょうど宅配業者とそのマンションの住人が、注文したしないで押し問答をしている時でした。そして、等々力に電話をしてトイレに誘導し、「考える人」の像の台座をこじ開けさせるまではうまく行きました。しかしこれには落ち度がありました。遺失物預かりの電話の際の、堀井の携帯の通信記録は、身バレしないよう匿名になっていました。堀井は、その匿名電話は片桐からの電話ではないかというものの、いくらなんでも恋人に匿名で電話をするわけはありません。また、事件当日に等々力宛てに宅急便が届いていましたが、それは爆発によって資料がダメージを受けるのを恐れた堀井がやったことでした。

他は完璧だったという堀井に、古畑はいいます。「私は最初からあなただと思っていました」さらに、「あなたは人の心を読めない」そして、片桐が事故の後自分から離れて行ったと口にする堀井に、離れて行ったのはあなたの方だとも諭します。「人の心を読めない」というのは正に『ガリレオ』にも通じるものがありますが、冷静かつ合理的な研究者の役というのは、この回が放送された1999年から既に板についていたようです。

ちなみに古畑が犯人断定の際に、次のようなことをいいます。

*(等々力と片桐が)付き合っていたことを知っていた
*2人がその夜会うことを知っていた
*等々力の鞄から書類を盗み出せる
*等々力が論文コンクールに応募していたことを知っていた
*自在に声色を変えられる(遺失物預かりの職員になりすませる)
*等々力の家の書類を宅急便で送ってもらうことができる(住所を知っている)

これだけの条件を満たせる人物は、限られていたということですね。
しかし、なぜ鞄から抜き取った書類をデスクの上に置いていたのか、その辺は疑問です。

この捜査はやや勇み足もありましたが、西園寺がなかなかいい推理を見せていました。ただ片桐だと決めつけてしまったのは、ちょっとどうかなとは思いましたが。そして、今泉が堀井が開発中の接着剤をいたずらしたことから、手の甲が顎とくっついてしまい、「考える人」状態になっていたのには笑えました。それと古畑が、企業内の社食で食事をする場面には、やはり『ガリレオ』の、帝都大学食がダブってしまいました。そういえば古畑任三郎もガリレオも、同じフジテレビでしたね。

[ 2015/08/23 00:17 ] ドラマ 古畑任三郎 | TB(-) | CM(0)

古畑中学生 3/Furuhata Chugakusei 3

警視庁警部補、古畑任三郎の少年時代の思い出

山梨のある村の中学校に、古畑任三郎という不思議な少年が転校して来た。同じクラスの向島音吉と友人になり、学校内の事件をいくつか解決したことから、村の一軒のあばら家に探偵事務所を開くよう勧められる。当初はさほど依頼を期待していなかった古畑だが、役場の助役の蒲郡、同じクラスの真鍋、寺の和尚と3人の依頼を受ける。また、古畑が心を開いている、科学の野々山先生が宝探しを提案するが、宝は見つからなかった。

真鍋の件では、古畑、向島の3人で、夜の学校に忍び込む。その後、古畑は向島と共に、教頭室の外でわざと騒ぎ立て、森脇教頭から叱られる。その後、森脇は古畑に、君に取って善悪とは何かと問い、自分に刃向かう者が善人であると決めつけてはいけないと言う。

しばらく経って、古畑は、自分と向島が、ほぼ毎日のように事務所を離れなければならなくなっていることに気付く。また、畑のそばに積み上げられた土の高さが日に日に増していた。また、和尚の孫娘の明日香が、檀家に届け物をして帰る途中男につけられ、古畑と向島はその男を追いかけて、上着とシャツの袖に、蒲郡の服にあるのと似たシミを発見する。蒲郡は改築ほどない事務所を訪れて、服を汚していたのだった。

その夜古畑は事務所で穴に落ち、その音を聞きつけた野々山が入って来るが、実は彼と蒲郡、そして和尚はここに集まって、2人の少年を殺すことを示し合わせていた。そして野々山だった。宝を掘り当て、彼らは軍資金をこの事務所の下に隠すため、穴を掘っていたのだった。畑の近くの土の高さが増していたのはそのためだった。しかしそこへ多くのパトカーが何台も止まり、すべてを知っている森脇が事務所に近づいて来た。野々山は警察に連行される前に、古畑の暗号解読能力をほめるが、最初に暗号を解読したのは森脇だった。しかし、敢えて宝に手を付けずにいたのだった。森脇は古畑に、上っ面だけで人を判断せず、心を読むようにと伝える。

和尚も逮捕され、明日香は親戚に引き取られた。そして、古畑も水商売の母親のトラブルから、その後村を去って行った。村を去るまえに古畑は、自分が何度も読み返した『バスカヴィル家の犬』を向島にあげた。

A memory of Ninzaburo Furuhata, inspector of Tokyo Metropolitan Police

A strange pupil called Ninzaburo Furuhata transfers to a junior high school in a village of Yamanashi and he becomes to make friends with Otokichi Mukojima. As he solves some troubles in the school, he is recommended to open a detective office in a tumbledowan house. At first, he doesn't expect any request but three people as Gamagori who is a headman's assistant of the vilage, Manabe who is a classmate of Furuhata, a priest (osho) of a Buddhist Temple.request him to solve their troubles. And Nonoyma who teaches science at his junir high school to whom Furuhata opens his mind proposes him an idea of treasury hunting though the teasury is not found.

Furuhata and Mukojima steal into the school when Manabe requests them to search his trumpet left in the school at nighttime. After finding it, Furuhata and Mukojima make a noise on purpose outside the room of deputy headmaster and are scolded by Deputy Headmaster Moriwaki. After that he asks Furuhata what is right and wrong and tells him that he should not label those who is against him as bad people.

After a while, Furuhata finds that he and Mukojima are obliged to be away from their office alomost every day. Besides it, the height of the soil piled up near fields increases day by day. And Asuka, granddaughter of osho is chased by a man on her way from one of osho's parishioners. Furuhata and Mukojima chases him and find the smudges on the cuffs of his jacket and shirt. They are similar to those of Gamagori who stained his clothes when he visited their office whose remodeling was just finished.

That night Furuhata falls in a holre in his office. Then Nonoyama who hears the sound enters but he and Gamagori, and osho arranged meeting there beforehead to murder the boys in reality. It's them who stole the treasury and plan to hide in the hole that is digged by themselves and that's why the soil near field increases. But many patrol cars arrive there and Moriwaki who knows everything approaches the house. Before being taken to the police, Nonoyama appreciates Furuhata's ability of decryption but Moriwaki says that it's him who decrypted it first but he dared to leave it untouched. He tells him not to look only at the surface but read a person's mind.

Asuka is adpted by another relartive because of the arrest of osho. And Furuhata himself also leaves the village due to a trouble of his mother who works in a nightclub. Before leaving the house, he gives "The Hound of the Baskervilles" read by him many times to Mukojima.



[ 2015/02/14 00:22 ] ドラマ 古畑任三郎 | TB(-) | CM(0)

推理と科学/Reasoning and science

昨日の「古畑中学生2」の、「ありえないものをすべて取り除けば、残った物が如何にありえないものでも真実」ですが、これはワトソンが「バスカーヴィル君と犬の冒険」で使っています。一方、ホームズは「愉快な四人組の冒険」で、「ありえないものをすべて取り除けば、残った物が真実」と言っています。これも『古畑中学生』で、主人公の古畑ではなく、科学の野々山先生が使っています。野々山先生は推理も科学も同じだと言っているわけです。ホームズの推理の方法を示唆しています。

The words "When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth." in the article "Furuhata Chugakusei 2″is used in "The Adventure of Henry Baskerville and a Dog" by Watson. And in "The Adventure of the Cheerful Four",Holmes says "When you have eliminated the impossible, whatever remains must be the truth." that is used in "Furuhata Chugakusei" also but not by Furuhata, the main character of the drama but by Nonoyama, teacher of science. he also says that there is no difference between reasoning and science. It suggests the deduction style of Sherlock Holmes.
[ 2015/02/12 23:42 ] ドラマ 古畑任三郎 | TB(-) | CM(0)

古畑中学生 2/Furuhata Chugakusei 2

実は、2008年制作のこのドラマを観ていなかったので、DVDで観たのですが、人形劇はこれを踏まえて作られているようです。人形劇で引用されている、ホームズの「ありえないものをすべて取り除けば、残った物が如何にありえないものでも真実」(元々は『四つの署名』の言葉)「ホームズ行くところワトソンあり」の言葉は、このドラマで引用されています。このドラマ自体『赤毛連盟』が原作になっていて、しかも、森脇教頭は、古畑にとって許せない敵というわけではありません。また古畑はしょっちゅう『シャーロック・ホームズの帰還』を読んでいます。それ以外にも、人形劇との共通点はかなり多いです。近いうちにあらすじを説明予定です。

I watched the drama produced in 2008 on DVD and found that the puppetry series seems to be based on it. The Holmes' words in the series as "When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth." that originate from "The Sign of the Four" and "Wherever Holmes go, Watson will follow him."are used in it already. The drama itself is based on "The Red-Headed League" and Deputy Headmaster Moriwaki is not a sworn enemy of Furuhata who always reads "The Return of Sherlock Holmes". Besides there are many points in common between it and the puppetry series. I will explain its outline soon.

Books

[ 2015/02/11 23:11 ] ドラマ 古畑任三郎 | TB(-) | CM(0)

古畑中学生/Furuhata Chugakusei

『古畑中学生』は、こちらも三谷氏が脚本を手がけた古畑任三郎シリーズの作品の1つです。彼はこの中では中学生で、クラスメートの向島音吉の、校内の事件絡みでの無実を晴らすのですが、彼を犯人であると疑ったのは森脇教頭です。言うまでもありませんが、森脇とモリアーティ、発音がよく似ています。このシリーズは『刑事コロンボ』を踏まえていますが、この『古畑中学生』は、恐らくパペットホームズに影響を与えていると思われます。この時教頭を演じた浅野和之さんは、人形劇では生活指導の先生である、グリムズビー・ロイロットの声で出演しています。

"Furuhata Chugakusei" (A junior high school pupil Furuhata) is an episode of the series of FURUHATA Ninzaburo written by Koki Mitani who write this puppetry series also. In it, Furuhata is pupil of a junior high school in the countryside and establishes the innocense of his classmate Otokichi Mukojima of a trouble in the school. It is Deputy Headmaster Moriwaki who suspects him. Needless to say, Moriwaki sounds similar to Moriarty. Though the series is based on "Columbo", the episode influences the NHK puppetry probably. And Kazuyuki Asano, who acted the deputy headmaster in it voices Grimesby Roylott, teacher in charge of life guidance in the puppetry. 

コーヒー
[ 2015/02/07 20:31 ] ドラマ 古畑任三郎 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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