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ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
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おんな城主 直虎-40 長篠に立てる柵あらすじ&あれこれ

いよいよ長篠の戦いですが、ロケをやるのならもう少し本格的にやればいいのになと思いました。それでもエピの中には、一応は大河らしい側面もあったのですが…。久々の信長登場ですが、魔王スタイルがさらにバージョンアップしています。

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竜宮小僧の井戸に祈願に来たおとわに、南渓は、隠れて酒を飲みながら、虎松が戦に行くのも遠くないと言った。一方留守居を任された虎松=万千代と万福、そしてノブは草履棚を新しくした。すると今度は小五郎という小姓から、武器の手入れをしておけと命じられる。その頃設楽原の織田陣では、娘婿に当たる徳川信康が、信長から天目茶碗を贈られたが、自分には過ぎた物と断る。徳川の行く末は安泰じゃと信長。一方徳川家臣は、すべて信長が戦を仕切り、相手をおびき寄せろと支持することに不満を漏らしていた。

一方戦場では馬防柵が作られていた。丸太が足りないことを知り、近藤の配下として参戦していた奥山六左衛門は、中野直之の注意を無にして周囲の木を伐採することにした。一方織田の意向をそのまま受け入れざるを得ない状況に、石川数正は調整不足を詫びる。しかし家康は逆に数正をいたわる。戦いは酒井忠次の奇襲で始まり、山形昌景は罠であると言うが、武田勝頼はそれを無視する。戦は鉄砲を活用した織田-徳川軍の勝利で終わる。その後遠江の親武田勢力も一掃され、岡崎城で武器を調達することになった。

そこで、万千代たちが揃えた武器が役に立つことになるが、小五郎にその手柄を横取りされ、万千代は荒れるがノブに止められる。潰れた家の子と言われてほぞを噛む思いの万千代に、潰れた家の子でなければできぬことをやれと諭すノブ。さらに家康帰城後に呼び出された万千代は、衆道かと思うが、実は家康は、武器を揃えたのが万千代であることに気づいており、それをほめたのだった。一方おとわは、六左衛門と直之が持ち帰った茶碗の価値に驚き、摂り落としそうになる。また戦死者を供養するため長篠に出向く。

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はっきり言って、主人公の出て来るパート、もう要らないように思うのですが…。何だか色々終わった感もありますが、おとわと万千代の出ないシーンに限り、一応大河の体裁は整えていたように見えます。無論、あくまでも「体裁」のみで、おかしなシーンもありましたので、書き出してみます。

  • 家康の家臣がブックバンド様の物で本を束ねていますが、この当時ああいう形で書籍を持参したのか疑問です。無論持参する際には供の家人に持たせ、そのお供は主人が上がる際に荷物を差し出し、代わりに草履を受け取っていたのでしょう。
  • 岡崎城の武器は、戦になるまで全く手入れをしないのでしょうか。そしてこれも万千代を出すための苦肉の策的です。
  • 長篠の戦いの銃撃ですが、一発で騎馬武者を、しかも急所を狙って命中させるのはうまく行きすぎな感あり。
  • 山県昌景の首級を取ったのは本多忠勝だったのでしょうか。しかし生首が好きな大河ですね。ならば『太平記』みたいにリアルな生首を出せばいいのに。
  • おとわの茶碗へのリアクションがいちいち大げさすぎ、まるでコントです。昨年はコント大河といわれたりもしましたが、どう見ても今年の方がコントでしょう。生首出したりコント入れたり、何とも忙しい話です。しかも今度は戦死者を悼むために、僧でもないのに長篠まで行って読経というのも変。
  • 家康がイチジクを食べていますが、この果実が伝来したのは江戸初期といわれているようです。
  • 万千代が着替えて目通りするように言われるシーンですが、あの時点で衆道だと思い込むのもどうかと思います。一体にこの万千代は品がよくなく、万福の方がよほど井伊家の子息のようです。さらにいえば、『関ケ原』で直政を演じた北村有起哉さんの方がそれらしい。
  • 甚兵衛の前に突如現れる竜宮小僧、あれは何を意味しているのでしょうか。もうすぐ最終回だから、せめて、最後のお披露目といったところでしょうか。

この大河は史実に縛られないというのがモットーで、そのため創作の中にわずかに史実と思われる物が存在する構成になっていました。しかし長篠の戦いは、三段撃ち(これには異論あり)などに加え、騎馬武者が鉄砲に敗れた的な、実にステレオタイプな描き方であると思うのですが、これは森下さん的にはOKなのでしょうか。
それにしても菅田さんの大げさな演技、柴咲さんのおとわの演技もそうですが、どうにもくどく感じられて仕方ありません。酒井忠次を敵視する設定になっているようですが、これだと「戦国版半沢直樹劣化バージョン」といった感じにも見えます。この場合の忠次は大和田常務ですね。

それとこれは臆測ですし、戦国時代を描く以上は偶然の一致もあるかと思いますが、何か同じ日の『風林火山』にぶつけている印象も多少あります。これについてはまた改めて書きたいと思います。しかしどうせぶつけるなら、最後の方のシーンで、家康に景虎よろしく

「万千代、それは己の欲か」

くらい言ってほしいと思うのですが(苦笑)。

[ 2017/10/24 01:45 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

直虎のツイに見られるネタ不足感

大河ドラマには公式サイトがあり、またSNSの公式アカウントがあります。昨年はイベントも多く、また出演者による再放送のお知らせなどもあり、かなりの頻度で更新されていました。ただし今年はさほどイベントもなく(というか、コンサートと特別展以外よく知らないのですが)、そのせいか、ドラマの細部とかにゃんけいのNGなどをアップしたものが目立ちます。

それはともかくとしても、草履を投げる万千代の画像がアップされて、こういうキャプション付きなのはどうかなと思います。
「実は足や腕をはじめ、全身の筋肉にかなりクるハードな体勢とのこと…!⚡️直虎Instagramには別カットも!👀」(おんな城主 直虎公式ツイッターより)
これが視聴者のツイならともかく、公式がこういうのを話題にするのでしょうか。

それから一昨年の『花燃ゆ』もそうでしたが、隣の朝ドラのスタジオに出演者が遊びに行くシーンなどがアップされたこともあります。無論これは、東京で撮影される朝ドラの場合のみですが、こういうのを見ると何かネタ不足の感があります。ならば、ドラマに関わる歴史上の事件の解説などをやってほしいものです。

しかし歴史に関して言えば、公式サイトの歴史解説も4つしかなく、しかも7月以降更新されていません。なぜ武田の駿河侵攻などがないのか、ちょっと不思議です。これも昨年は、かなりの数の歴史関連記事がアップされていたのですが。言っては何ですが、本当はアップする予定だったのに、何らかの原因でやめてしまったという感もあります。

実は知っている方からメールを頂いたのですが、少女漫画のヒロイン的設定は扱いが難しいかもしれないとのこと。確かにそれはあると思います。少女漫画自体が結構特殊な世界というか、狭い世界、あるいは限られた世界の中で完結する印象が強く、そのためヒロインと彼女を取り巻く男性の話に終始しがちです。「幕末男子の育て方」しかり、今年の直虎しかりです。

さらにその方によれば、女性大河の場合、ヒロインの全面肯定になってしまうわけです。ヒロインは正義になり、批判が挟まれないというのが、大河に求められがちな辛辣さが出て来ないということになるのかもしれません。先日も書いていますが、男性の集団の中の女性的スタンスの方が、まだおさまりがいいように思えます。ヒロインをすべて肯定するのは、本来の意味での面白さにはならないでしょう。

飲み物-エールビール
[ 2017/10/21 01:00 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

直虎と女性大河-15

ここ10年ほどで、女性を主人公とする大河、女性脚本家が書く年の大河の多くは趣旨を違えるようになり、同好会レベルで作った時代ドラマとなりました。特に『江-姫たちの戦国-』でその傾向が強くなり、『花燃ゆ』と『おんな城主 直虎』では、歴史上の出来事も省かれ、既に行き詰まりの感があります。もうこういうのは終わらせるべきですし、そもそもこの2作を大河にカウントすべきなのかとも思います。

しかも『花燃ゆ』に比べると、『直虎』はどこか制作側が開き直っていて、これいいでしょう、面白いでしょうとやたらに視聴者に強要しているような印象があります-私は全く面白いと感じませんが。所詮朝ドラレベルの内容を、無理に大河に押し込めるとどうなるか、その好例であるともいえるでしょう。無論、甘ったるさが男性大河としては異例だった『天地人』もまた同様です。『軍師官兵衛』が殊更に本格戦国大河を謳ったのは、『天地人』との違いをアピールしたかったからではないかと思います。

しかしどんな大河でも、最初のうちはまだ伸びしろがあると思いますし、どんな人物が出て来て、どのような描き方をされるのかに興味を持つものです。最初の数か月間は、どのようなことがあっても、それはそれでまだ許容範囲内です。多くの場合、主人公にスポットライトが当たる頃から、面白い面白くないがはっきりして来ます。しかも創作が多い大河ほど、歴史に沿った進行にならないため、そこで蜜月が終了してしまうわけです。

むしろ『江』は最初の方がどん引きな展開があり、後の方が面白くなったように思います。大坂の陣の描写は、劣化版『葵 徳川三代』の印象があります。『葵 徳川三代』ほど重厚で、しかもお金を使った大河の場合、冗長な部分もありますが、これぞ大河といった趣は確かにあります。『江』もシーンによっては、『天地人』より面白かったのですから、せめてあの『江』をもっとバージョンアップさせればよかったのに、その後『八重の桜』(特に会津編)以外の女性大河は、それ以下のレベルとなりました。

それにしても『直虎』でおとわが、近藤とか家康のような人に会いに行く時だけ、打掛を引っ張り出して着ていますが、あれも何だか疑問です。身分的には百姓なわけですし、元領主でいくらかの情状酌量はあるにせよ、せめて小袖だけを着て、室内でなく廊下に平伏するのが正しいのではと思います。前出のように元が朝ドラ的なのですから、これを現代版にして、朝ドラ化した方が面白いのではないでしょうか。

飲み物-ラテアート
[ 2017/10/17 01:15 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

おんな城主 直虎-41 この玄関の片隅であらすじ&あれこれ

やっとあと9回、一桁になったなと思っています。虎松=万千代が登場してから、顔芸だらけになりましたね。しかし草履の話と木材の話だけで45分弱使うとは、何とももったいないと思います。

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万千代と万福の所に、新入りのノブなる中年男がやって来た。三日で名前をすべて覚えると言うノブ。実はこの男は、鷹匠の本多正信であった。しかしノブは仕事が遅かった。そのため持ち主のわからない草履が出て来てしまう。また本田忠勝は、ノブを見て気色ばんだ。かつて一向一揆で殿に刃を向けた男だと言うのである。万千代は榊原康政に、あの入り口の草履番を掃き溜めにするつもりかと問いただす。しかし万福はこの男と親しげにしていた。そして井伊谷では、松下家への養子として、中野直之の弟直久が検討されていた。松下家にいた奥山六左衛門は、近藤家に仕えることになる。

そして天正3(1575)年4月、武田は兵を動かす。小姓たちが此度の戦に参ると話すのを聞いて、自分もと思った万千代は、万福に手伝わせて床下に忍び込み、家康の草履の鼻緒を切る。翌日家康はそれに気づき、万千代はすかさず新しい草履を投げて、自分が直すと申し出た。しかし家康は万千代の魂胆を見抜いていた。また草履番の要領を覚えたノブは、そろそろ出て来るはずの大久保忠世がまだ出て来ないことを怪しむ。大久保は木材の調達を任されていたのだった。何か役に立ちたいと言う万千代は、戦場用に井伊の材木を調達することにした。

しかし井伊谷は近藤領になっており、勝手に切り出すことはもちろんできなかった。おとわはその件で手紙を書き、瀬戸方久の荷物に混ぜて運ばせる。文を読んだ家康は、近藤に命じて木材を調達させることにした。この切り出しには六左衛門が指揮を執った。近藤家ではよく思われていない六左衛門だが、武功を立てたいと思っており、これも立派な武功じゃと言われて、別人のように生き生きとしていた。その一方で、手柄を立てようとしてそれをつぶされた万千代は、再び荒れまくって「腐れ尼め」と叫び、万福にたしなめられる。彼は留守居を申し付けられることになった。

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はっきり言って
草履
木材
この2つが主なテーマですが、この2つを描くのなら15分もあれば十分でしょう。それと武田から寝返った奥平とありますが、貞昌なら武田に寝返り、また帰参したと言う方が正しいかもしれません。

しかし万千代が榊原康政に馴れ馴れしげに口を利いたり、家康と直に口を利くのに変な小細工をしたり、どう見てもコメディー時代劇なのですが-おまけに顔芸しかり。どうも演出が、本人にきちんと演技をさせるのではなく、変に感情ばかり顔に出させるようにしているから、ドタバタ的で少しも面白くない。万福の方がよほど物がわかっていて、主人のようです。そしておとわを出すために木材云々。

それにしても、木材が既に井伊の物でないこと位、おとわは教えていないのでしょうか。それもまた変な話です。おまけに(最初からですが)方久もうるさいし、家康も何だかご隠居みたいで、この人らしい手練手管が全く伝わってこないのですね。本人が家臣を使いこなすのではなく、家臣に支えてもらっているような印象があります。それと六左衛門の近藤家での立場も、どうにもお笑い的ではあります。

おまけに「日の本一の云々」といい、万千代が暴れて万福に押さえつけられるシーンといい、ああいうのは一度切りにしておく方が効果的ではないでしょうか。それを何度もやるから、制作陣はこれしか能がないのかと思いたくもなります。しかも万千代の言葉が、今度は「腐れ尼」ですか。この次はどんな罵詈雑言が飛び出すのでしょうか。この万千代は、最後の最後までこの路線で行くのかも知れません。同じ15歳で変人でも、パペットホームズのホームズはまだ大人でした。

また中野直之が、中野の家は無くなってもいいなどと口にしていますが、この大河は悉く「家」を否定する傾向があるようです。あと名札に本名が書かれていますが、この当時は官職名ではなかったのでしょうか。

それにしても前回の氏真の蹴鞠の件、結局どうなったのでしょう。あれの続きがあるかと思っていたのですが。

[ 2017/10/17 00:15 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

直虎と女性大河-14 続き

あまりにも面白味に欠けた第40回「天正の草履番」(サブタイがそもそもあれですが)について、こういう感じなら楽しめたという感じで、リメークしてみようと思います。実は小説ブログでやっている方法なのですが、主人公の出るシーンを多少削り、戦関係も盛り込んでみました。尚万千代と万福は最初から小姓の設定で、他の人物の設定もかなり変えています。

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おとわは南渓から、万千代が松下でなく井伊を名乗っていることを知らされた。実はこの件は南渓が焚き付けたものであった。万千代の実母しのもこのことで龍潭寺を訪れ、夫がひどく悩んでいると打ち明ける。おとわ自身、井伊家再興の気持ちがないわけではなかったが、近藤康用の手前遠慮せざるを得なかった。

浜松で万千代に会いたいと思ったおとわだったが、元領主である以上、勝手に井伊谷を離れるわけにもにも行かず、浜松城へ手紙をやり、松下に戻すよう諭すことにした。手紙は、龍潭寺を訪れていた松下常慶が届けることになった。常慶も、このことで頭を悩ませていた。

万千代はその手紙を読もうとはしなかった。そこで万福が代わりに読んだところ、やはり自分が思っていた通りだった。万千代もこれで悩むようになり、家康の側近の一人である本多平八郎(忠勝)に不審がられて、思い切ってこの件を打ち明けることに決めた。

忠勝はこれを家康に伝え、家康は龍潭寺宛てでおとわに手紙を送った。それには、没落した井伊家の出身であるがゆえに、他者に揉まれて逞しくなるであろうということ、そしていずれ元服させ、戦に連れて行く予定であるといったことがしたためられていた。家康は常慶にも同じ手紙を持たせ、源太郎としの夫妻もこれに同意した。

実際家康は、次の戦の準備に追われていた。その目的は、失われた駿河と遠江の所領を取り戻すことにあった。まず、武田に付いていた奥平貞能と子の貞昌を帰参させ、自らの娘である亀姫と貞昌を目合わせた。さらに武田勝頼との戦に備え、奥平父子に長篠に城を築かせた。

その頃京には、今川氏真が滞在していた。またその前年、室町幕府を事実上滅亡させた織田信長も、従三位参議に叙せられて京にいた。信長はさらなる難敵である一向一揆を抱え、しかも徳川家康の失地回復のことも考えていた。それはほかならぬ、武田との直接対決を意味していた。

氏真は幕府の消滅を受け、今川家を復興するために、公家たちに働きかけていたが、そんなある日蹴鞠の会に誘われる。しかも信長がその場に臨席するというのである。信長自身は蹴鞠には興味がなかったが、公家との付き合い上やむを得なかった。父の敵で、今や天下人となった信長が来るということで、氏真はあることを考え付く。

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しかし思うのですが、おとわが直虎の頃から領民のため云々と言ったり、万千代が井伊再興をと言ったりしていても、何ら具体性が感じられません。これは『天地人』、そしてやはり『花燃ゆ』などと共通するものですが、何か底が浅いというか、聞こえのいいことを言っている割に、それがどう実現されるのかがよくわからないわけです。『天地人』の「愛」なども、恐らくはその典型でしょう。むしろ最初からどうなるかがわかっている大河の方が、より深く入って行けるものがあります。

それから視聴率について。普段はあまり触れないのですが、最近の数字を見る限り、この大河も安定の超低空飛行のようです。BSではどうなのか知りませんが、地上波では11パーセント台のようで、戦国物は他の時代より全般的に高めということを考えれば、実際は『花燃ゆ』とさほど変わらないような気がします。むしろ戦国物としては最低視聴率の可能性もありそうです。NHKはこの数字から、何を学び取ることになるのでしょうか。

ところで先日の『風林火山』再放送は、上田原の戦いの回でしたが、戦闘シーンが素晴らしい。間に合わせでなく、ちゃんとロケをして撮影しているので、かなり臨場感がありますし、また板垣信方役の千葉真一さんの殺陣もいいです。やはり戦国大河であれば、ところどころに合戦シーンを盛り込んでほしいものです。それとやはり、どうしても2年連続で戦国をやるのであれば、登場人物ができるだけ重複しないようにすることでしょう。その意味でも今年は失敗したようです。

飲み物-ローズヒップティー
[ 2017/10/11 00:45 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

直虎と女性大河-14

先日久々に『花燃ゆ』の第40回、つまり今回の『直虎』と同じ回のを観ました。これもエピ全体で、久坂玄瑞と辰路の隠し子に関するの話ばかりで、面白くないという点ではさほどに変わらないのですが、映像や雰囲気は、まだこちらの方が上品に感じられます。というか『直虎』が、これまでの大河の中で一番低俗な印象です。それと『花燃ゆ』のOPは確かによかったです。いささかCG使い過ぎで、9月ごろから登場した雷SEはどうかなと思いましたが、全体的にきれいにまとまってはいました。

この両方に言えることとして、歴史的な経過のすっとばし、あるいはフィクションにしてしまうという点が挙げられます。いずれも歴史の上では無名、あるいはそれに近い存在で、そういう人物を絡める以上、創作を入れるのは仕方ないのですが、やはりそれにも限度があります。逆に創作無双状態になり過ぎて、肝心の、それもわずかに残された歴史の部分さえもが、どこかに霧散してしまった感もあります。これではやはり大河ではないし、それを大河と殊更に言い張るのも無理があります。

『花燃ゆ』は土曜時代劇(当時)だと面白いともいわれていましたが、『直虎』は土曜時代ドラマでも微妙かと思われます。土曜時代ドラマの方が、ドラマとしては面白いからです。そして『花燃ゆ』では、登場人物はそれなりに人間として描かれていました。しかし、やはり『直虎』の人物の一部はどこかゲームキャラ的で、戦国時代を生きる生身の人間としては、捉えにくい嫌いがあります。そういえば今回の信長は、「また」あの魔王スタイルでした。

あと『直虎』のお経や禅の言葉が、何かお飾り的というのも書いたことがあります。今回も「非凡の凡」なる言葉が出て来ますが、どうもこの手の言葉と、実際の登場人物の日常がかみ合わないのです。ただ、制作側が出したくて出している感じで、上滑りしているように見えます。女性大河ではありませんが、『風林火山』の「拾った命、大事に使え」くらいの日常に密着したセリフが出てくれば、大いにドラマの世界に共感できるのですが、しかしこのドラマ、戦国の緊張感がまるでありませんからね。

『江~姫たちの戦国~』の頃に比べれば、女性大河の歴史無視かつ創作だらけの世界にも、かなり耐性がついたはずなのですが、上には上(あるいは下には下)がいるものです。『江』は言うに及ばず、『花燃ゆ』さえもがまともに見えてしまうのですから。しかし今年の大河も、ある時点でどうも方針が変わったような印象があります。それがスイーツならまだしも、領主として活躍するはずの主人公の色恋沙汰と、戦は嫌じゃならぬ「家は嫌じゃ」のせいで、わけのわからない「大河」にしてしまった制作サイドの責任は、かなり大きいはずです。

飲み物-バーのラテフロート
[ 2017/10/10 00:00 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

おんな城主 直虎-40 天正の草履番

何だか主人公がどちらなのかよくわからなくなり、前にも増して、何をしたいのかよくわからなくなっています。「やっと」あと10回ですね。それから松下源太郎は生きていましたので、先日の投稿は訂正しています。

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虎松改め万千代と亥之助改め万福は、新たに設けられた草履番の仕事に手こずっていた。一方しのは、虎松が松下ではなく井伊を名乗ったことで、南渓が焚き付けたのだと思い、龍潭寺を訪れる。この件で夫は寝込んだと言い、おとわはまたも、井伊は蘇らずともいいと口にする。その頃松下常慶は浜松城を訪れ、皆がこの件で怒っていると手紙の束を万千代に渡す。しかし万千代は、小姓に昇格したら読むとそれを無視する。また近藤康用も再興を非難する。おとわは虎松が言い出したと答え、ついに常慶と共に、井伊でなく松下を名乗るよう、万千代を説得に行くことにした。

その頃京では、今川氏真が悠々自適の日々を送っていた。ある日その氏真に文が届く。それには、蹴鞠の会に参加を要請する旨がしたためられていた。一方浜松へ向かったおとわは、万千代たちが棚作りをしているのを目にした。その場でおとわは、松下に変えるように促すが、万千代はおとわに無礼な口を利く。そこへ家康が現れ、万千代は、おとわは今は百姓ゆえ取り合わないように申し出るも、そなたに言われる筋合いはないと、家康はおとわを通す。家康が井伊を名乗るのを許したのは、井伊という家の出身ゆえ、揉まれることで強くしたいという思いがあった。

おとわは井伊でない方が、井伊谷の暮らしも、松下に対してもよいのではと考えていたが、万福から、万千代が子供時代に井伊家再興を口にして以来、それを真剣に考えていると言われる。また源太郎もそれを望み、結局井伊のままで仕えることになった。またなつも、万福=亥之助の成長を喜んでいた。やがて万千代たちは、草履番の仕事を榊原康政にほめられ、新入りの指導を命じられる。そして氏真の蹴鞠の会を、織田信長が観ることになった。氏真は父の仇の信長の前で、蹴鞠で仇を討つ方法もあると話す。

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何度も書くようですが

こんなの大河でやる意味があるのか?

正にこう言いたい。話全体は、万千代が井伊を名乗るか松下を名乗るかのみで、この少し前の姉川の戦いとか、あるいは一乗谷の戦いなどもガン無視で、家康も何だか暇そうにしていますね。しかも苗字変える変えないでおとわが浜松まで来て、「あの子は」て、どこの朝ドラなのかと言いたくなるのですが。万千代のおとわへの言葉遣いも、わざと汚くしているのでしょうが、なぜそう言わせるのか、それを窺わせるような伏線が感じられませんね。

それから草履投げ、このシーンがまたどうにもわざとらしい。しかもそれを榊原康政が見ていて、よくやったとか、一体制作陣は何を考えているのでしょうか。またこの草履番なる職務、万千代と万福を出すためにわざわざドラマ中で作っているわけで、こんなことさせずに普通に小姓で出して、先輩にしごかれる描写でいいと思いますが。そもそもこの当時、武士の登城はお伴がいて、その人が主の草履を管理していたはずです。

これも前に書いていますが、今まで意図的にやっていなかったことを、この大河では悉くやってしまって、お陰で過去のどの大河よりもあざとさが鼻につく大河となってしまいました。制作サイドは、かつてなかった斬新なことをやっているつもりなのでしょうが、どうも片腹痛い。それから相国寺での蹴鞠の件ですが、この相国寺を再興した住職が、直江兼続に文を送った西笑承兌であり、その文への返答がかの直江状です。尤もこの頃はまだ、彼はこの寺の住職ではありませんでした。

それと万千代の表情が、ことあるごとに感情剥き出しでうんざりさせられます。菅田さんには悪いけど、他に万千代役の俳優さんはいなかったのでしょうか。無論、ディレクターがよくないということもありますが。

[ 2017/10/10 00:00 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

直虎と女性大河-13

『直虎』も次で第40回、あと11回の放送となりました。通常は終盤に差し掛かり、いよいよクライマックスとなる時期ですが、今回はまだそれに至っていないようです。というよりも、制作サイドが開き直って、自分たちのやりたいことだけやろうとしているように見えます。受信料でそれはないだろうと思うのですが、『花燃ゆ』の急ごしらえ感のあるクライマックスを、また今回も繰り返すことになるのでしょうか。そもそも直虎は、和尚はどうなるのか、寺や井伊谷はその後どうなって行くのか、何も見えて来ません。

それでも一応楫取素彦・美和子夫妻は防府に住み、幼稚園を作ったことはわかっていますが、直虎の場合はそれもわからず、その後再び出家し、天正10(1582)年に亡くなったということだけがわかっています。そのせいか、直虎の晩年に向けて詰めて行く姿勢が見られず、何かといえば女性たちだけで集まって、のんべんだらりとしているシーンが多くなっています。ここで直政中心にしてしまえば、まだ大河らしさが保たれるかとは思いましたが、先日の放送の描かれ方を見て、これも期待薄だなと思いました。

以前この大河では、著名な人物、それも武士をきちんと描かないと書いたことがありますが、その路線は最後まで貫かれるようです。しかし武士の子供に草履番というのは、果たしてありえたことなのでしょうか。『秀吉』好きの森下さんらしく、木下藤吉郎と同じようなことをやらせたいのでしょう。しかもこの虎松、やたらとキレる癖があって、顔芸だらけで如何なものかと思います。どう見ても、先人を愚弄した描き方でしょうね。しかもセリフが汚い。こういうところも、品格を問われても仕方がないかと思います。

おまけに終盤のサブタイがまたすさまじい。これに関しては、大河のガイドブックにも無論記載されていますし、ネット上にも書き込みがあるかと思いますが、第48回の「信長、浜松来たいってよ」に至っては、こんなのよくOKがでたなと思います。この制作陣だと、大河劣化にどんどん拍車がかかるということを知っただけでも、一応収穫と呼ぶべきなのでしょうか。おまけに次回も「天正の草履番」、これどう見ても『天皇の料理番』のもじりでしょうね。流石に、『JIN-仁-』のもじりはなかったようですが。

大河はその前年の時点で大まかな部分がわかります。11月ごろから翌年分のPRが始まり、公式サイトが立ち上げられて、脚本家やプロデューサーのコメントがアップされ、全体像がつかめて来ます。そして本放送を観て、面白いか面白くないかが見えて来ますが、個人的に今年は、脚本や制作統括にやや同意しかねる部分はあったものの、大部分は肯定的に捉えていて、4月になってからおかしいと感じるようになりました。ちなみに近年の物で、初回で面白いと感じ、実際楽しめたのは『風林火山』、『軍師官兵衛』、そして『真田丸』のみです。

飲み物-カフェオレ
[ 2017/10/03 00:15 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

おんな城主 直虎-39 虎松の野望あらすじ&あれこれ

成人した虎松と亥之助が登場しますが、どうも笑わせキャラのように見えて仕方ありません。そして本多正信も登場します。しかし本当はこの当時の正信は、三河一向一揆に参加後、諸国を放浪していたものと思われます。

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徳川家への小姓としての仕官を望む虎松と亥之助は、初めて新野屋敷を訪れる。虎松はまだ元服をしておらず、仕官後、しかるべき人物に烏帽子親をと考えていた。また亥之助の母なつは、息子の仕官後髪を下ろすことを考えていた。井伊谷に出かけた虎松、亥之助、中野直久らは、焼き払われた後この里が再建され、村人が仕事に打ち込んでいることに気づく。これは殿、つまり直虎のお陰だと村人たち。直虎は近藤康用に、将来への投資として水堀建設を勧めていた。戻って来た虎松は、敢えて直虎を殿と呼び、井伊家再興の意志があるのかどうかを確認するが、直虎にその気持ちはなかった。

しかし虎松は例の井戸へ行き、手を合わせた後、傅役の六左衛門に、井伊を再興しなければご先祖も但馬も無駄死にになると言う。虎松と亥之助、しのとなつが新野家を去って松下へ戻る日、こちらも成長した高瀬と顔を合わせる。一方南渓は岡崎城に瀬名を訪ね、信康共々面会した後、虎松が小姓として仕えたがっている旨を知らせる。そして浜松城の家康にもこのことが知らされた。虎松の目通りは、家康の鷹狩りの日と決められる。問題は松下として仕えるか、井伊として仕えるかということであったが、井伊として仕えた場合の反発は大きそうだった。鷹匠の本多正信は、本人に決めさせてはどうかと忠告する。

虎松と亥之助は、新野家の娘や直虎たちに装束を整えてもらった。装束にはそれぞれ、虎と松、鶴と猪を刺繍した小袋が入っていた。いざ目通りとなり、どちらの名で奉公するのかを問われた虎松は返事に窮し、井伊の名で仕えることに決める。その時家康から、虎松は万千代、亥之助は万福という名を与えられた。しかしこれに驚いた養父の松下源次郎は、その場に昏倒する。しかも井伊を名乗ることにしたため、小姓から草履番に格下げとなり、住まいとして粗末な小屋を与えられることになる。

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まああまり期待はしていなかったのですが、虎松、後の直政が出て来ても特に大きく変わらないようです。今までのこの流れでは、やはり受け狙い要員なのでしょう。しかも描かれ方が、今時の若者の就職そのものですし。しかも、直虎のおかげで村がどうこう、どう考えても周囲から支えられてやるタイプの彼女が、ここまで進言したとはとても思えず。フィクションであっても、もう少しそれらしいフィクションを心がけてほしいものです。

それと高瀬が饅頭を渡すところで、やけに刺繍入りの、木綿でできた風呂敷が強調されていますが、こういうところがくどいんだなあ、この大河。それでなくても、これだけのことをやっています的なセリフ多すぎですし。敢えて喋らせず、それとなく見せてこそ、場面に奥行きが生まれるというものですが、制作陣がそこまで考えていないのでしょう。虎松のセリフの「当主をやりたい」というのも違和感ありです。そしてその虎松の裃も、色的にどうかなと思います。

虎松→万千代の菅田将揮さん、私もそう知っている俳優さんではありませんが、戦国武将というよりは現代の青年とか、あるいは時代劇なら江戸時代の、町人の若者などの方が似合うように思えます。それと朝ドラ『ひよっ子』の出演者が最近出ていますが、スタジオが隣同士というのもあるのでしょうか。あと正信役の六角精児さん、やはり「杉下警部」のセリフが今もしっくり来ます。時代的なものもありますが、両本多はやはり昨年が断トツによかったですね。

[ 2017/10/02 23:45 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)

直虎と女性大河-12

今年の1月8日に、日刊スポーツの「梅ちゃんねる」なるコラムで、この『直虎』に関して、森下佳子さんのインタビュー記事が掲載されたようです。リンクは貼りませんが、この中のこういう部分が気になったので、そこだけ抜き出しておきます。

思い切り私が「この人かっこいい~」「この人すげー」「この人バカだー」と思う直虎を書きたいと思います。

でも、大河ドラマは歴史を教えるためのドラマだったわけじゃない。エンターテインメント性の高いゴージャスなものをやろうという時に、背景が歴史だったという成り立ちを聞きました。歴史を伝えなきゃ、正しくなきゃ、考証は、と押しつけられた結果、大河ドラマは息をしていないように見える時がある。失敗しても私が怒られるだけなので、大河の初心というか、息のできるところに戻してあげたいと思っています。

竹中直人さんの「秀吉」(96年)。すっげー面白くて(笑い)。

これを見て思ったのですが、「すげー」とか「バカだ―」とかいう言葉が飛び出してくるのは、どうにかならないものでしょうか。それもプライベートで話しているとか、メールを送っているのであれば、どういう言葉遣いをしようが自由ですが、その当日から始まる大河の脚本家が、こういうのを連発するのは、正直どうかなとは思います。

要は、この人は所詮こういう人物なのだなと思われるうえに、今現在の『直虎』の置かれた状況を見る限り、やはりこの脚本家が書いているのであれば、ああならざるを得ないなと思われても仕方ありません。公式サイトのインタビューでは、一応NHKということもあるのでしょうが、こういう表現は見当たりませんでしたが。

それと
「エンターテインメント性の高いゴージャスなものをやろうという時に、背景が歴史だった」
という部分ですが、これは所謂大河小説を、ドラマ化しようとしたというのが大河ドラマだったと聞いたことがあります。どれが事実かはわかりませんが、エンターテインメント性の高いゴージャスな物、とその当時の制作者が思ったのでしょうか。そもそも森下さん、このことばがお好きなようで、インタビューでもよく使っていますが、具体的にどういうものを指しているのだろうと思います。

そして
「失敗しても私が怒られるだけなので、大河の初心というか、息のできるところに戻してあげたいと思っています。」
はっきり言ってこの大河、失敗しているというか、どうも成功していないように見えます。問題は歴史を伝えなきゃいけない、窮屈だといった点ではないのです。歴史ドラマである以上、歴史は避けて通れません。これも前に書いていますが、この大河は「歴史を描かない」という概念で逆にドラマを縛っているように見えます。そもそも「息のできるところ」云々、これも具体的にどういう状況なのでしょうね。

それと『秀吉』ですが、個人的にあれはちょっと苦手です。いいシーンもありますし、竹中直人さんや高島政伸さん、真田広之さんといったキャストは評価できますが、私としてはその翌年の『毛利元就』の方が好きです。

しかし直虎の第38回で、寿桂尼の幻を見た信玄が、死を三年隠せとも言わずにいきなり吐血して死んだり、あるいは、生首を何かにつけて見せたりするのは、「大河の初心に戻る」ことなのでしょうか。エンターテインメントとか初心に戻ると言いつつ、どうも下品で汚い方向に行っているような気がします。ガイドブック完結編の表紙、公式サイトにもアップされているおとわと虎松(直政)のツーショットにしても、完結編らしい格が今一つ感じられません。あれなら『花燃ゆ』の完結編の鹿鳴館スタイルの方が、まだよかったと思います。

飲み物-コーヒー
[ 2017/09/27 00:30 ] 大河ドラマ おんな城主 直虎 | TB(-) | CM(0)
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『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

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