fc2ブログ

ベイカー寮221B/Baker House 221B

パペットホームズ、大河ドラマなどの好きなテレビ番組やラグビーについて書いています。アフィリエイトはやっていません。/Welcome to my blog. I write about some Japanese TV programmes including NHK puppetry and Taiga Drama, Sherlock Holmes and rugby. I don't do affiliate marketing.
ベイカー寮221B/Baker House 221B TOP  >  映画

『燃えよ剣』と『JIN-仁-』

まず、最近バラエティ関係で、鈴木亮平さんがよく出て来るなと思っていたら、『燃えよ剣』だけでなく、『土竜の唄』にも出演していたのですね。個人的に再来年の大河に出て欲しい俳優さんではあります。

ところで『燃えよ剣』は私も観ました。かなり前に原作を読んでいたのですが、いくらか改変されています。かなり泥臭く血生臭い、男の世界といった印象です。暑苦しいと言ってもいいかも知れません。どちらがいいか悪いかはともかく、少なくとも大河『新選組!』とはかなり違うと言っておきます。

映画化する以上、ある程度の改変、あるいは原作を端折るというのはやむを得ないのかも知れませんが、これでちょっと残念だなと思ったのが、柴咲コウさん扮するお雪が、後の方で看護師のような形で登場していたことです。原作では、土方と逢瀬を重ねた後、京で一人絵を描きながら生活することになっていたのですが。

何だか『JIN-仁-』の橘咲を連想してしまいます。咲の場合は診療所を手伝っていたため、それは理解できます。しかし、剣に生きる男の世界を描いた作品といえども、ヒロインの存在感をも同時に出す必要があるため、このような設定にせざるを得ないのでしょう。

ところで『土竜の唄』、この監督はご存知三池崇史氏ですが、あまりにもこういった作品のイメージが強いせいか、『風に立つライオン』を監督したと知った時は驚いたものです。こちらの作品は、日本人医師がアフリカで現地の人々のために尽くす物語ですが、かなり『JIN-仁-』の要素も入っています。そもそも主演が同じ大沢たかおさんですし。


飲み物-コーヒーと砂糖とミルク

スポンサーサイト



[ 2021/11/20 01:00 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

『きのう何食べた?』劇場版サイト-2

『きのう何食べた?』劇場版のサイト、色々と情報がアップされて来ています。

劇場版『きのう何食べた?』公式サイト

映画公開記念で、本がまた新しく出ています。ポストカード付き1巻と2巻に加えて、『公式ガイド&レシピ きのう何食べた? ~シロさんの簡単レシピ2~』とオフィシャルブックが出ますね、ちなみにシロさんの簡単レシピのパート2では、2020年のお正月スペシャルに登場した料理のレシピもある由。ジルベールのキムチチゲも掲載されているのでしょうか。

映画公開記念!3種類の関連本が発売決定!!

それから劇場版公開に合わせて、特番やドラマが再放送中あるいは再放送予定(一部放送終了)です。地域によって日程が異なるので、以下のリンクを参考にされてください。

メディア情報
https://kinounanitabeta-movie.jp/media/index.html

ところでお正月スペシャルでは、賢二も特製オムライスを作りますが、これに限らず賢二の料理には、卵+豚バラor鶏もも肉が必ず使われているようです。サッポロ味噌ラーメンしかり、鶏雑炊しかりです。卵と肉関係が好きなのかなと思いますが、史朗の料理も何でも美味しいと食べているのを見ると、基本好き嫌いがなく、ただ自分で料理をする場合は、こういう食材を多めに使って、いわば「贅沢」したいのでしょう。実にささやかな贅沢かとも思いますが、史朗が倹約家ですからね。

この劇場版では京都旅行に加え、賢二と同じ美容院で働く田渕君が登場します。あとジルベールが家出したり、佳代子さんに孫が生まれることになったりで、原作を読破している方は、どの部分がどのような形で出て来るのか、予想するのもいいでしょう。

飲み物―アイスコーヒー5
[ 2021/09/20 01:00 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

『きのう何食べた?』劇場版サイト

今年公開予定となっていた劇場版『きのう何食べた?』ですが、公開日が11月3日に決まりました。公式サイトも既に出来上がっています。

(劇場版公式サイト)

内容としては、原作を読んだことがある方ならご存知でしょうが、史朗と賢二の京都旅行、そしてジルベールこと航の家出なども出て来るようです。しかしこのサイトを見る限り、原作の京都行きとはちょっと違った雰囲気になるようですね。

そしてSix Tonesの松村北斗さんが新キャストに決定です。松村さんの役は、賢二と同じ美容院で働く田渕剛で、元々はゴシップ好きで、店長と妻の玲子と、お客の妹島(せじま)さんの関係を楽しんだりしていました。ちなみにこの妹島さんは店長の不倫相手ですが、玲子がそれを知っている可能性もかなり高いです。しかしながら今回は賢二と一緒にいたため、あらぬ疑惑を史朗に植え付けてしまう存在となりそうです。

ティザー映像を観る限り、小日向大策とジルベールを呼んでのおもてなしシーンがまたも登場ですね。しかしこの手のシーンと言えば、本放送の第11回のクリスマスディナーで、このジルベールが賢二から指輪を見せつけられて愕然としたり、明太子ディップがお気に入りの一方で、デブ製造機メニューだの、サラダのセロリやアサリが嫌だと言ってみたり、その割にかなりの量を食べていたりしたのを思い出します。

そしてやはりと言うかジルベール、今回も「わさビーフ」の沼に嵌っているようでもあり…。

飲み物-アイスティー
[ 2021/07/11 00:45 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

フジテレビ『シャーロック』映画化決定

まず、地震の被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

以前このブログでも書いたことがある、フジテレビ系列で放送『シャーロック』の、映画化が決定です。今回の映画化は『バスカヴィル家の犬』をモチーフにしたもので、ディーン・フジオカさんの誉獅子雄、岩田剛典さんの若宮純一が、瀬戸内海の島へ飛ぶという設定になっています。なお公開は2022年の予定です。

『シャーロック』映画化決定!原案は「シャーロック・ホームズ」シリーズ史上最高傑作との呼び声も高い『バスカヴィル家の犬』。閉ざされた島を舞台に、戦慄の心理スリラーが幕を開ける!
(フジテレビ公式サイト)



飲み物-カウンターとカクテル
[ 2021/03/21 00:45 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

炎のランナー描写関連

この作品ですが、一種の群像劇であり、主な登場人物として
ユダヤ系の大学生エイブラムス
スコットランドの牧師リデル
イングランドの貴族で大学生のリンゼイ
この3人が挙げられます。
エイブラムスの、ユダヤの血を引くがゆえにイギリス人になりきり、祖国と家族のために走ろうとする精神が描かれる一方で、リデルの伝道師であるがゆえに、勝負と信仰を秤にかけざるをえず葛藤する姿、はたまた自分は楽しむためだけに走るというリンゼイなど、その走ることに対する姿勢は様々です。エイブラムスは言うまでもありませんが、リデルは後に王太子と話をした際に、ラグビーでは敵だが、今度は味方でよかったという言葉をかけられます。いうまでもなくラグビーはイングランドとスコットランドで別々ですが、オリンピックはイギリス代表で同じチームというわけです。

そしてケンブリッジブルー。淡いブルーに少しばかり緑を落としたような微妙な色合いです。エイブラムスたちはこのブルーで縁取りされたウエアを着て、濃紺の縁取りのオックスフォード勢を打ち負かします。なおブルーはスポーツ選手への称号でもあり、ラグビーやボート、クリケットなどのいくつかの種目で、オックスフォードとの対抗戦に出た場合は、このブルーの称号が与えられます。ちなみに日本人では、現在七人制強化に関わっている岩渕健輔氏がケンブリッジブルーです。ところで1980年代から90年代にイングランド代表で活躍したロブ・アンドリュー氏によると、このブルーのブレザーやタイを、すべて自腹で揃えなければならない由。

それからこの新入生勧誘で、フェビアン協会も登場します。そういえば昔習ったという人もいるでしょう。ウェッブ夫妻によるイギリス型社会主義で、ここのメンバーはケンブリッジブルーでなく赤のタイをしています。

パリ五輪のアメリカ代表団は、プロコーチの指導のもとトレーニングに励んでいます。彼らが着て居るのはスウェットの上下で、胸には流石というべきか、星条旗があしらわれています。

また王太子の来訪をヘンリー5世と関連付けていますが、このヘンリー5世はフランスに対して巧妙な外交を行い、最終的に百年戦争を再開した人物です。この場合の「外交」は、リデルの日曜日の予選出場をどうするかということですが。ただし実際のリデルは、かなり前にこのことを知っていたといわれています。確かに、船に乗る前にいきなり新聞記者から知らされるのは、いくら何でもフィクションでしょう。

そのリデル、酒も煙草もやらない、プロテスタントの典型的な牧師です。日曜日のスポーツも厳禁です。服装とか礼拝の様子などから、質素を旨とする長老派のようにも見えます。礼拝中『神はわがちから』と言う讃美歌を歌っていますが、この讃美歌は著名な讃美歌作者のアイザック・ウォッツによって作られたものです。彼は非国教徒であり、『もろびとこぞりて』(Joy to the World)の歌詞もこの人物によるものとされています。この非国教徒というのも、リデルと通じるものがあり、彼の礼拝の雰囲気は冒頭に登場する聖公会の聖堂での礼拝とはかなり異なります。一方でこのリデルは「フライング・スコッツマン」というニックネームがあり、作品中では同じ名前の列車でロンドン入りするシーンがあります。

パリのスコットランド教会(というべきでしょうか)で、このリデルが礼拝をするシーンもありますが、この時はイザヤ書第40章が登場します。苦しむイスラエルを慰める章です。何か暗示的なものを感じます。

[ 2019/03/01 01:30 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

ラジオ・デイズ

『ラジオ・デイズ』という映画があります。1980年代後半のウディ・アレン監督の作品で、第二次大戦頃の、ニューヨークに住むジョーというユダヤ人の少年と、その家庭が舞台となっています。恐らくこれはアレン自身が、自らの少年時代をダブらせたものでしょう。この時代、ラジオは一般の人々の娯楽であり、それによって様々なシーンが描かれています。いささかうろ覚えですがこんな感じです。

  • 泥棒がジョーの近所の家に入り、電話に出てしまう。その電話はラジオでヒットしている曲のタイトルを答えるもので、泥棒は全問正解し、後でその家に景品が送り届けられて住人が驚く
  • ジョーはラジオの『覆面の騎士』がお気に入りである。その頃学校で、パレスチナに新しい国家(多分イスラエル)を作るため募金をするようにいわれる。しかしジョーはその募金をくすねて、「覆面の騎士指輪」を買ってしまい、両親共々校長先生に叱られる
  • 有名な天才少年が、ジョーと両親が行った動物園に現れ、ラジオ局のインタビューを受ける
  • ジョーは両親だけでなく祖父母、母の姉のシールとその夫エイブ、娘のルーシー、母の妹のビーと同居している。ビー叔母さんは帳簿係として勤めているが、ラジオで音楽を聴くのが大好きである
  • そのビー叔母さんは理想の男性との結婚を夢見ていて、美人なのになぜか男運がない。一度デートに出かけた時に、カーラジオで宇宙人が来たというニュースが流れ、その相手は叔母さんを放って逃げてしまう
  • 家族全員ユダヤ教徒で、安息日には断食を行う。しかし近所の家が、安息日なのに音楽を聴いているためエイブ伯父さんが抗議に行く。その家は共産主義支持の家庭で、伯父さんは断食にもかかわらず食事をして戻って来る。おまけに神を「想像上の産物」と言い、皆を驚かせる
  • ビー叔母さんが他の男性とデートをする時に、ジョーも連れて行ってもらったことがある。その時ラジオの魚の名前当てクイズで、全問正解し、賞金をもらって、3人でちょっとした贅沢を楽しむ。ジョーはほしがっていた化学実験セットを買ってもらう。実はエイブ伯父さんがいつも河岸の友達から魚をもらっており、ジョーの家族は魚に関してはひとかどの知識があった
  • 家庭のラジオでももちろんニュースが流れる時がある。ある日音楽を楽しんでいた一家は、臨時ニュースで井戸に子供が落ちたことを知る。子供は助け出されたが息絶えており、その場は重い沈黙に包まれる
  • 一方でサリーという女性が、レストランの店長の殺害現場を見てしまう。サリーも殺されそうになるが運よく助かり、その後歌手を経て、有名人のゴシップ関連のラジオ番組を担当する
  • ラジオが壊れ、修理に出したのをジョーが受け取りに行く。タクシーに乗るようにいわれたが、ジョーはタクシー代を浮かそうとラジオを抱えて歩き出す。しかし無理だと悟てタクシーを呼び止めるが、その運転手は彼の父親だった

その他にラジオ絡みではないものの

  • ルーシーは隣近所の話を盗聴することがある(その当時の電話機はそうなっていた)
  • ニューヨークの近くに日本兵が出没するという噂が流れる(当時は太平洋戦争中)

如何にもその時代を反映した流れとなっています。そして作品中で流れる音楽も、それらしい雰囲気のものが選ばれています。その中の一曲を、近いうちにまたアップしようと考えています。

飲み物-カクテル
[ 2018/11/23 01:00 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

海賊とよばれた男

年明け直後に観た映画ですが、今年に入って大河関係の投稿が多くなり、なかなかアップできずにいました。出光佐三の生涯をモデルにした作品ですが、観客数はかなり多かったようです。また、『永遠の0』とワンセットと見ることもできます。

*************************

1912(大正元)年、地元の資産家木田章太郎からの援助を受けて、北九州門司で石油商の國岡商店を始めた27歳の鐡造は、新参者ということでなかなか取引ができず、資金不足に陥っていた。そんな時、関門海峡を行き来するポンポン船を見ていた鐡造は、店員たちを連れて伝馬船を海峡に漕ぎ出すと、対岸下関に在庫のある日邦石油の軽油を、ポンポン船相手に売るようになった。これに怒った下関の石油商は、國岡商店の船の妨害をしようとするが、鐡造は意にも介さなかった。彼らは國岡商店のことを、ある種の畏敬を込めてこう呼んだ。

「こん、海賊どもが…」

やがて東雲、長谷部が入店し、國岡商店は石油商としての地位を確立する。そして1917(大正6)年、鐡造は兄の万亀男から結婚を勧められ、ユキと夫婦になる。しかし仕事を優先する鐡造にとって、ユキとの夫婦生活はすれちがいが多かった。そして1917(大正6)年、鐡造は満州へ出向いて、当時の満鉄の車軸油の契約を取り付けようとする。しかし満鉄には、既に石油メジャーが入り込んでいた。鐡造は、メジャーの石油がすぐ凍結してしまうことを知り、満州の寒さでも持ちこたえられる車軸油を開発したが、その様子を、メジャーの関係者が苦々しく見つめていて、満鉄に圧力をかける。その後、帰宅した鐡造を万亀男が待っていた。ユキは実家に帰したという。

やがて日本は戦争に突入した。石油は石統(石油配給統制会社)と呼ばれる国策企業に加入していないと、扱うことができなくなっていた。この戦争の最大要因ともいえる石油を求め、軍部は南方への進路を開拓し、石統を避けて、國岡商店に石油確保を一任する。悔しがる石統の鳥川卓巳を尻目に、長谷部がフィリピンに向かったが、搭乗機が撃墜され、長谷部は戦死してしまう。日本は石油が足りない中で奮戦するが、既に太平洋方面をアメリカに潰され、本土空襲が始まっていた。そして終戦となり、焼け野原となった東京に、かつての店員たちが復員して来た。東京の國岡商店の本部は、奇跡的に焼け残っていたのである。しかし店員たちは、敗戦により、國岡商店が解散するのではないかと、一抹の不安があった。しかし國岡の口から飛び出したのは、次のような言葉だった。

「心配ばすな。一人も首にはせん」

戦後、還暦を迎えた鐡造の元に、かつて海軍大佐だった藤本がやって来て、ラジオの修理を持ちかける。しかし資金がなく、銀行に話を持ちかけ、何度も融資を断られた挙句、やっと一社が引き受けてくれた。このラジオ修理と、石統から、国内の基地の石油タンクの石油をさらい尽くし、それを売れという仕事を引き受ける鐡造。このタンクの仕事は困難を極めたが、東雲をはじめ店員たちが奮闘し、2年かけてこの仕事をやり終えた。その頃、GHQで通訳をしていた武知という男が、國岡商店への入店を希望して来た。

石統(石油統制配給会社)は石油配給公団と名を変えていたが、彼らは巧妙に國岡商店を排除しようとしていた。そのことを武知から知らされ、GHQに掛け合う鐡造。GHQは、國岡商店がタンクの石油をさらったという実績を知り、そのおかげで國岡商店は排除を免れた。その後石油配給公団の指定する石油販売店となった國岡商店は、石油メジャーから提携を持ちかけられるが、実質的にはすべて買収だった。それをよしとしない鐡造は、タンカー日承丸を作り、これで石油を買い付けようとする。1951年のことだった。しかしメジャーは國岡商店に反発しており、鐡造は何とか輸入ルートを確保すべく、メジャーの影響下にないイランに目を付けた。

この当時イランは英米と対立していて、なかんずくイギリスに拿捕される可能性もあったが、戦争経験のある乗組員を乗せた日承丸はイランのアーバーダーンに向かった。イランでは大歓迎を受け、帰りは慎重に、イギリスが拠点にしているマラッカ海峡を迂回したものの、イギリスのフリゲート艦であるバンカーベイに発見されてしまう。日承丸は停戦を命じられ、船中に緊張が走ったが、船長は停戦を受け入れることなく、ゆっくりその場を通過した。フリゲート艦は、そのまま追ってこなかった。

日承丸は無事に帰国した。この時こそが、正に鐡造の戦争が終わったその時だった。

その後鐡造は96歳まで生き、晩年には、かつての妻であるユキの遺族が、鐡造を訪ねて来た。その後別の男性と結婚したユキのことを知らされ、鐡造は昔を振り返るのだった。

*************************

なぜ『永遠の0』とセットかといいますと、この感想でも触れていますが、日米開戦の一因として、石油を調達できなかったことが挙げられます。その石油を、かつての敵国である相手と堂々対峙して、母国に持ち帰ったということにより、これこそが戦争の終結という描かれ方になっています。実際この映画は、焼け残った國岡商店のビルのシーンから始まるだけに、かなり象徴的です。また、本来は鐡造の回想が折々で入る展開になっていますが、ここでは時系列順に並べています。
それにしても、綾瀬はるかさん演じるユキのその後を、最後に鐡造が知らされるシーンですが、綾瀬さんということもあり、あの『JIN-仁-』の、完結編の最後の方を思い出してしまいます。


[ 2017/03/17 23:30 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

映画『関ヶ原』キャストその2

キャスト第2弾が発表されました。

岡田准一主演映画『関ヶ原』、東出昌大、中越典子、伊藤歩、滝藤賢一ら追加キャスト発表
(リアルサウンド映画部)

公式サイトにもアップされていますね。

第二弾キャスト発表!
(映画「関ヶ原公式サイト」)

リストアップしてみます。(敬称略)

  • 平岳大(島左近)
  • 東出昌大(小早川秀秋)
  • 中越典子(島左近の妻・花野)
  • 北村有起哉(井伊直政)
  • 伊藤歩(忍者・蛇白)
  • 音尾琢真(福島正則)
  • 和田正人(黒田長政)
  • 遠藤賢一(豊臣秀吉)
  • キムラ緑子(北政所)
  • 西岡徳馬(前田利家)


しかし東出さんが金吾中納言ですか、今まで浅利陽介さんのイメージが強かったから、これはかなり違った雰囲気ですね。そして北村さんの井伊直政、『おんな城主 直虎』の菅田さんとかぶりそうです。まだまだ他にも、今後発表されるキャストがいるようです。しかし直江兼続と本多正信、それから本多忠勝を誰が演じるのか、それを早く知りたいものです。西軍であと10人ほどいるということは、当然大谷刑部や毛利輝元、宇喜多秀家も登場するのでしょう。


[ 2017/01/22 23:00 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

映画『関ヶ原』キャスト

来秋公開予定の『関ヶ原』について時折書いていますが、この作品に関してはこのサイトに詳しくアップされています。管理人の方の許可を得ましたので、リンクを貼っておきます。

関ヶ原観光実用マップ~関ヶ原の戦い観光史跡めぐり観光スポット情報

これによると、井伊直政役が北村有起哉さんです。他にも平岳大さん、伊藤歩さん、東出昌大さん、堀部圭亮さん、大場泰正さん出演となっています。平さんは『真田丸』で、武田勝頼を演じていますが、こちらでは誰の役なのでしょう。東出さんは昨年の久坂玄瑞のイメージがまだあります。個人的な予想としては、平さんが大谷刑部、東出さんが福島正則か加藤清正でしょうか。しかし、本多正信と直江兼続を誰が演じるのか、早く知りたいものです。
またこちらのサイトは。映画以外にも関ヶ原に関するコンテンツが色々あり、かなり楽しめるサイトとなっています。

なお、北村さんに関してはこういう記事もあります。

北村有起哉、直政“なりきり”武将姿でパレード「アイドルになった気分」
(サンスポ)

そういえば『おんな城主 直虎』は、前半が直虎中心、後半は直政中心で描かれるようです。まさに、「井伊家の物語」です。

飲み物-エスプレッソ
[ 2016/11/16 01:30 ] 映画 | TB(-) | CM(0)

超高速!参勤交代 リターンズ

前作が参勤=往路、そして今回は交代=復路を描いていますが、この復路が前回以上にハプニング続きで、はらはらどきどきの連続でした。キャストは前回のメンバーに加え、柳生家や湯長谷藩関係で何名かプラスされています。湯長谷藩については、前作の感想記事で触れています。しかし松平信祝、懲りませんねこの人は。

*************************

江戸を発って帰路についた内藤政醇一行、今度は牛久の宿で身請けをしたお咲も一緒だった。しかし、江戸で家臣たちが小金を稼いでいたとはいえ、予算が足りないことに気付いた一行は、またしても走ることになる。その後牛久に到着し、政醇とお咲の祝言が挙げられたが、そこへ国許で一揆が起こったという知らせが入る。実はこれは、蟄居を解かれた信祝の陰謀だった。

しかも幕府の目付が二日後に着くことになっており、家老の相馬兼嗣の案で、政醇と側近は飲まず食わずで走り抜ける方法を選ぶ。一方お咲は早駕籠を使うことにした。政醇一行は、底に穴の開いた舟で苦心惨憺しながら那珂川を渡るが、その時相馬が溺れてしまう。泳げない相馬を助けようと鈴木吉之亟が飛びこむが、今度は鈴木が丸太に当たって流されてしまう。しかし、それでもなお一行は湯長谷を目指して走り出す。

大沼宿で何とか大名行列の体裁を整えようとするものの、中間の数も少なく、人間に見せかけた案山子に頼らなければならない有様だった。何とか役人の目をごまかして切り抜けるが、次の高萩宿の先の関所では、一行の人相書まで出回っていた。八方塞がりの政醇たちだったが、目の前を棺桶を積んだ車が通りかかり、政醇らは死体に化けて棺桶の中に潜り込み、苦心の末、その場を切り抜けるのに成功した。

さらに一行の行く手に困難が立ちはだかる。山中で尾張柳生家の刺客に出くわしたのだった。しかもそこには、かつて政醇が担当を与えた段蔵もいた。段蔵は家族を人質に取られ、彼らに加担していたのだった。しかも、この一行を邪魔し続けていたのも松平信祝だった。政醇のおかげで蟄居をさせられた信祝は、柳生家を抱き込み、さらに湯長谷で一揆まで起こさせるという、用意周到な策を練っていたのだった。

その頃江戸では、その信祝を怪しいとにらむ秋山平吾が、思いを寄せる政醇の妹琴姫に脱藩届を出し、大岡忠相と組んで信祝を追い詰めることを決意する。2人が追い詰めたのは、柳生家の当主幻道の手下の森極蔵だった。さらに秋山は、柳生の忍びが持っていた書状から、信祝は日光社参をしていた将軍吉宗をも、暗殺しようとしていたことがわかる。大岡は秋山同席のもと、森の裁きを始め、誘導尋問で森、ひいては信祝の悪だくみを暴き出す。

柳生の刺客をかわし、湯長谷にたどり着いた一行が目にしたものは、跡形もなく荒らされた田畑と、既に柳生家の幟が翻っている湯長谷城だった。そこへ留守居役の次席家老、福田弥之助が現れ、共に信祝と戦うために立ち上がる。しかし家臣の妻子たちも人質に取られており、果てはお咲も村人たちの身代わりになって拉致される。しかも柳生家のみならず、江戸から信祝も軍勢を率いて湯長谷を目指していた。

政醇たちは総勢7名、片や大軍を従えた信祝の軍は1,000名で、その差は歴然としていた。当初政醇は一人で出向こうとするが、家臣たちが次々につき従い、信祝たちを出迎えることになる。しかしいざ対決というその時、政醇たちの味方に戻った段蔵が煙幕を張り、その隙に政醇をはじめ、剣に自信のある荒木源八郎や増田弘忠、槍の名手の今村清右衛門や、何とか湯長谷に戻った鈴木吉之丞らが攻め込む。

しかもそこに信祝の叔父の輝貞、そして日光社参をしていた徳川吉宗がやって来る。また信祝の兵たちも見切りをつけて去って行き、今度は信祝が窮地に陥る。さらにその後、柳生家の諸坂三太夫はこの様を見て、あっさり湯長谷藩を政醇に戻してしまう。こうしてやっと元に戻った湯長谷藩に、再び村人たちの笑顔が戻って来た。お咲の村の女性たちと共に働き、政醇は満足そうに田畑の様子に目をやるのだった。

*************************

この作品、実は様々な過去の作品へのオマージュで彩られています。まず、松平信祝の軍勢に7人で立ち向かうところは、もちろん『七人の侍』がベースになっているといえるでしょう。猿の「菊千代」もそれにちなんだものかと。また『水戸黄門』や『大岡越前』など、かつてのテレビ時代劇を感じさせる部分もあります。そのうちDVDが出たら、どれだけの仕掛けが隠されているのか、チェックできたらと思います。

今回は柳生に占領された城に、藩士の家族が人質となっているわけですが、家老の相馬の娘が、眼鏡っ娘という設定なのが面白い。奥さんは簪で喉を突こうとし、荒木源八郎の妻の富江に止められます。また段蔵も妻子と会うなど、家族の描写も結構丁寧になされています。しかし相馬さん、どうも室賀さんのイメージがつきまとって仕方ありません。流石にこちらでは「黙れ小童」はありませんでしたが…しかしエンタメ性や家族を描くことなどなど、今の大河とも共通するものもあるようで。
(画像はアマゾンより)

超高速参勤交代リターンズ
[ 2016/10/15 02:00 ] 映画 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

aK

Author:aK
まず、一部の記事関連でレイアウトが崩れるようですので修復していますが、何かおかしな点があれば指摘していただけると幸いです。それから当ブログでは、相互リンクは受け付けておりませんので悪しからずご了承ください。

『西郷どん』復習の投稿をアップしている一方で、『鎌倉殿の13人』の感想も書いています。そしてパペットホームズの続編ですが、これも『鎌倉殿の13人』終了後に三谷氏にお願いしたいところです。

他にも国内外の文化や歴史、刑事ドラマについても、時々思い出したように書いています。ラグビー関連も週1またはそれ以上でアップしています。2019年、日本でのワールドカップで代表は見事ベスト8に進出し、2022年秋には強豪フランス代表、そしてイングランド代表との試合も予定されています。そして2023年は次のワールドカップ、今後さらに上を目指してほしいものです。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

TopNTagCloud